手段として間違っていることを指摘したら、何故か「嘘つかれたと血圧あげている人」扱いされたでござるよの巻

http://d.hatena.ne.jp/kajuntk/20080912/1221210754という、アクセスを集める方法として嘘をついて人を集める狼少年的な方法について得々と語っている記事につけた

はてな, 凡庸な狼少年メソッド いわゆる一つの釣り宣言。このメソッドにはどうしようもない欠点がある。いざ狼少年が本当のことを言いだしても誰もまともに相手をしないということだ。芸人として有名にはなれても言論人としての信頼は得られない。

というブックマークコメントに対し、

ははは。君は本当にオチャメだな。最初からフィクションだと明記された物語に血圧を上げて嘘つかれたってwこりゃ舞台裏で大変な喜劇が生まれた。それをウォチする消費者も居るからもっと血圧上げてくれ!

というブックマークコメントがつけられている件について。


私のブックマークコメントは文中の

自分の考えを述べるのは固定客がついてからでいいんだ。

に対する指摘である。(後づけの自己正当化を含め頻繁に記事とコメントを書き直す人物なのでいつまで残っているかわからないが)
人を集めるために嘘を用いれば狼少年の寓話で示されているように人に信じてもらえなくなるのは必定。当然の人間の心理である。
よって、そのようにすれば、後に自分の考えを述べてもまともに聞いてもらえなくなる。(まあ、世の中には「信者」という種類の人間もいるが)*1
単純に目的に対する手段として間違っている。
そういう当然のことを指摘したにすぎない。


kajuntk氏はこの指摘に対してコメントをつけた。
はてなブックマーク - スーパーのお惣菜で分かるモテモテはてなーハック - Automatons Hacking Guideのコメントは書き直されている。書き直される前には「SF作家のいうことだったらまともに聞いてもらえるんじゃないかな」というようなことが書いてあった。(正確な文はIDコールの通知を見れば分かるが、意味が伝われば十分だし、面倒なので調べない)
この発言は、こういうメソッドを使っていることを明らかにしても自らの発言をまともに聞いてもらえる可能性があるというようにkajuntk氏が認識していることを示している。
だとすればkajuntk氏の現状認識は、嘘吐き芸人を演じながら自らの発言を信じてもらえると考えるような都合の良いもので、自らを過信した非常に甘いものと言わざるをえない。


それに対して私はメタブックマークで下記コメントを書いた。

狼少年とSF作家の間には大きな隔たりがあるということが分からないのかな。分かった上でSF作家の方になぞらえているとしたら、それは自意識過剰というものだと思うよ。見る限り、だだ漏れなようだけどね。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kajuntk/20080912/1221210754


それに対するkajuntk氏のコメントがはてなブックマーク - スーパーのお惣菜で分かるモテモテはてなーハック - Automatons Hacking Guide書き換え後にも使われている下記コメントである。

ははは。君は本当にオチャメだな。最初からフィクションだと明記された物語に血圧を上げて嘘つかれたってwこりゃ舞台裏で大変な喜劇が生まれた。それをウォチする消費者も居るからもっと血圧上げてくれ!

「最初からフィクションだと明記された物語に血圧を上げて嘘つかれたってw」の部分が意味不明。
kajuntk氏の発言が嘘であることは、私にとっては最初から想定内であることは貧困者自立支援と悪徳業者と行政と - 模型とかキャラ弁とか歴史とかで明らか。
私は「仮にそれが事実だとしても」で始まる文に「そもそも「我が闘争」臭の強い芸人の主張を信じる理由はどこにもない。「我が闘争」には主張の説得力を上げるために自らの境遇を偽っている部分が多数あることは有名なこと。いつでも釣り宣言逃亡ができる劇場スタイルをとる人の話が実はそういうものであったとしても私は全く驚かない」という注釈をつけている。
これは、私がkajuntk氏の発言をなんら信じていず、発言に虚偽が含まれていることも、フィクションと主張していることをたてに逃亡することも想定内であることを示している。もっとも(記事からはIDトラックバックを送ってあるものの)kajuntk氏はこれを読んでいないのかもしれないが。
私にとってブログで最初からフィクションだと明記して劇場スタイルを取るということは「言いたい放題言うけど、その言葉になんら責任を持ちませんよ」宣言と等しい。
それは最初からどう反論されても困らないように、責任逃れの方法として予めフィクションという言葉を用いているのだ。論争する前に既に逃げているわけである。論争に対する覚悟なきものが用いるものとしては凡庸な手法。
そんな相手に対し、もとより想定内なのに「嘘つかれた」と言う必要もないし、なんら血圧が上がるような感情(例えば、怒り)を抱いたりもしない。
私の発言に対する反応として「血圧を上げて嘘つかれたってw」という判断に至る理路はない。意味不明である。
はてなブックマーク - スーパーのお惣菜で分かるモテモテはてなーハック - Automatons Hacking Guideのコメントも同じ内容に書き直した意図も不明である。
もしかしたら、そういう判断自体がお得意の「フィクション」なのかもしれない。劇場スタイルは、いくらでも「何々というのは嘘で、真意はこう」と言うことができ、いくらでも後づけの自己正当化ができることだし。
ただ、より閲覧者の多いと思われる直ブックマークコメントにも同様に書いたことを考えると、より多くの「観客」にその言葉を読ませることを意図したと推測する。
この推測を前提とすれば、その言葉は目的としては、「観客」に対する印象操作を含め、私のことを「騙されたことを怒っている愚か者」扱いするためのものであって、事実に対する判断を記述したものではないと推測する。
だとすれば「随分と姑息だな」と呆れる。
件名に関する記述は以上。


以下はkajuntk氏の心理的脆弱性について。
私は疑問なのでさらなるメタブックマークコメントを書いた。

?。内容が虚偽に満ちているというのは想定の範囲内だし、特に怒りに類した感情も抱いてない。そういうid:kajuntk氏が狼少年扱いに血圧を上げているんじゃないかな。この手の罵倒は自らの内面の反映だったりするしね

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://b.hatena.ne.jp/entry/http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kajuntk/20080912/1221210754


下記はそれに対するkajuntk氏のコメント。

これからも狼少年のblogを楽しんでネ!でも劇中にネタバレは禁止。

前半は「自分は狼少年扱いされても平気」という(強がりのための)アピールと解釈できるが、後半は意味不明。
「ネタバレは禁止」というが、kajuntk氏は最初からフィクションだとネタばらししているわけで自己矛盾にも程がある。
最初からネタばらししておいて劇中はハイハイネタネタ扱いするなということだろうか。だとすれば、随分と自分勝手な発言だ。
まあ、フィクションという言葉を(フィクション作家とは異なり)逃げ口上として用いるような人間のすることである。そういう開き直りは特に不思議でもない。


これに対し、私はこういうブックマークコメントを書いた。

まあ、釣り宣言逃亡も想定内だし、こういう開き直りも想定内。凡庸で退屈だから全然楽しめない。でも、反応の必死ぶりは楽しめたね。そういう方向で芸を磨いた方が適性があるかもしれないと思うよ

私は、それまでのkajuntk氏が私の皮肉コメントには即座に反応する様に、こういう皮肉を無視できず強がりを言わざるをえないという心理的脆弱性を見た。
対するkajuntk氏のコメントは下記の通り。

楽しんでもらえてよかった。観客に楽しんでもらうことが製作者として今生の喜び。ってこれも想定内かな?まあいいやありがとう

私はこれを皮肉を無視できず強がりを言わざるをえないという心理的脆弱性を持つ人間(必死な人)の自動的反応としては妥当なものと見る。帰納より推測したkajuntk氏の心理的脆弱性は、この入力に対する反応出力から確認できたものと判断する。
こういう心理的脆弱性を持つ人が自らの精神的弱さを糊塗するために、いくらでもフィクションをたてに言い逃れでき、いくらでも後づけで自己正当化できる劇場スタイルをとることは何ら不思議なことは無い。
面倒なのでですます調に直さない。

*1:自分が劇場スタイルに「騙された」ことに対し「自分を騙した相手」を持ち上げることで「自分が劣っているのではなく相手が優れているのだ」と認識することで自己の心理を防衛しようとしてしまう人とか。劇場スタイルはいくらでも後づけで「騙した」ことにできるのにね。まあ、社会心理学的な自動的反応としては珍しいことではない。