Hatena::ブログ(Diary)

模型とかキャラ弁とか歴史とか このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-03-22

[][]「ドイツ空軍塗装大全」は濃い本

大日本絵画の「ドイツ空軍塗装大全」を購入。

価格はいつもの大日本絵画資料本価格で本の装丁的には相場の1.5倍くらいから2倍くらいの価格に感じるものの、扱っている内容を考えれば納得の価格といったところ。

第二次世界大戦ドイツ空軍機の塗装やマーキングについての本で、その特化した内容のために、はっきりいってドイツ機モデラー以外にはあまり役に立つ本ではないと思います。(←年度末の忙しい時期にそんな本を読んで現実逃避か)

しかし、大戦時のドイツ機の模型を作る人にとっては買って損のない本だと思います。

内容的には写真集的価値は低いですが数々の発掘資料にもとづいての考証は衝撃的と言ってもいいほどの内容。

「同一色という解釈が主流だったRLM02とRLM63は実は異なる色調」とか「末期グリーン系迷彩(RLM81/82/83)の機体下面色は原料不足によるRLM76の変種」*1とか。

あーあ、知ってしまった。

知ってしまったからには、戦前式迷彩(RLM61/62/63)の機体を塗装するときRLM63のところに今まではRLM02を塗っていたのが、もう素直に塗れないー。

あーあ、知ってしまった。

知ってしまったからには、末期グリーン系迷彩の機体の下面に今まではRLM76ライトブルーを塗っていたのが、もう素直に塗れないー。

とか思いましたよ。読んでしまったときに。

他にも「RLM61/62/63=RLM81/82/83かもしれない」とか「北アフリカ戦線の機体の砂漠地帯用迷彩塗料はイタリア軍が提供したものを使用した可能性」*2とか、ドイツ機モデラーに新たな悩みの種を植えつけてくれること受けあいの内容。

内容的には読んでよかったとは思うのですが、実際に塗るときにはどうしたものかと思いますね。(←積んどくモデラーには関係ない)

とりあえずDo335の色指定付迷彩塗装図*3が載っていたのはありがたかったです。

よく調べれば分かったでしょうが、時期的に漠然と末期グリーン系迷彩(RLM81/82/83/76)ではと思っていましたから。

これで製作時の考証ミスの可能性が少しは減ったわけです。(←だから、積んどくモデラーには関係ない)

ドイツ空軍塗装大全―ドイツ航空産業と空軍の表面保護処理と塗料:1935‐1945ドイツ空軍塗装大全―ドイツ航空産業と空軍の表面保護処理と塗料:1935‐1945

*1:RLM76は本来ライトブルー(リヒトブラウ)ですが、変種は「明灰緑(グラウグリュン)または明灰青(グラウブラウ)の色調」とのこと

*2:トロピカル迷彩色(RLM79/80/78)とは限らない

*3:RLM81/82/70/65と指定

minisakuminisaku 2009/04/03 09:49 こんにちは!\(>▽<

なるほどですね〜。

知ってしまったからには・・・それはそれはよ〜く判ります。(;-_-)

私も大戦日本機作りますけど、今〜だに「新考証」が出てきて、次から次へと常識が覆っています。

クレオスやタミヤから発売しているカラーも「えっ?マジでこのカラー???スカ???」みたいな
色で驚いても見たり。それだけ長い間模型各社の指定していた色が間違っていた(?)って事に
なるんでしょうね〜・・・。

まっ、零戦やら零式水観やらと、素晴らしくリニューアルもしくは新規で製品化されれば、
これを機に新色で・・なんてことにもなるんですが、今まで作ってしまったモノはどうする??
って憤りがぬぐい去れないのも事実ですね〜。

STAR WARSの模型も、そう言うトコあるし・・。(;-_-)

もう、そう言うのを楽しいと思えるほどココロにヨユーが無くなっているのかも知れませんね〜。


ミサイル防衛の日記も拝見しました。
老師がやさぐれちゃうなんて、意外で驚きました。
お忙しいと思いますが、頑張ってくださいね!

ではでは!(^_^)/~

あ〜・・追伸、今の職場の主婦連に老師のキャラ弁日記宣伝したらウケがとても良かったです。
今の世の中、受けが良くてもレスポンスに直接反映しないから励みにならないのも精神の
悪循環の一因になっているのでしょうね〜・・・。
ともあれ頑張ってくださいね〜!

D_AmonD_Amon 2009/04/03 13:21 博士、こんにちは〜〜〜
サイトでのイラストや一言の更新、楽しみにしています。

本当、大戦時代の機体の考証は大変ですね。敗戦処理の結果、史料の多くが失われていたりする場合とか特に。
大戦日本機もどんどん新考証が発表されていますし、考証にこだわる人は大変です。
近年でも大きい所では零戦のカラーチップ史料が発見されて、その色を再現したのがガイアカラーで発売されたりとか、三式戦というか川崎系戦闘機の機内色(及び一部機体色)の変色傾向と変色前の色に対する新考証が学研太平洋戦史シリーズで発表されたりとか、かなりちゃぶ台返し的な「事件」が発生していますし。
STAE WARSもスケール違いの特撮用模型の流用パーツの違いによる差とか色々ありますから、こだわれば大変なジャンルと思います。

やさぐれといっても実際は言うほどたいしたことはないのですが、肉体的疲労と心理的疲労が積みあがっていくと心がささくれてしまう部分はありますね。
とにもかくにも、コメントありがとうございます。職場の方へのご紹介もありがとうございます。

はてなユーザーのみコメントできます。はてなへログインもしくは新規登録をおこなってください。

2005 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
2010 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 08 | 09 | 10 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 12 |
2014 | 01 | 03 | 05 | 06 | 09 | 12 |
2015 | 01 | 03 | 04 | 05 | 08 |
2016 | 08 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 06 | 12 |
2018 | 01 | 11 |
2099 | 01 |
AX アクセス解析