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2011-11-18

[]紫音さんの懐疑に答えます

警告:この記事には残酷な動画と画像が含まれます。そういうのが駄目な人は絶対に見ないでください。

必要があって行っていることなので御容赦願います。

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2011-11-14

[]白燐弾報道において被害者も報道も人権団体も嘘つきではない(追記あり)

これらの動画はイスラエル軍のガザ攻撃における白燐弾の使用を扱ったものです。

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見れば分かりますがかなり大きな(といっても目測で3〜4cm程度ですが)破片が燃え残ったままばらまかれたことがわかります。

どのような攻撃を行えばこのようになるかは後で説明します。

その前に白燐弾の用法について簡単に説明します。

1.通常の煙幕としての用法

f:id:D_Amon:20111114134929p:image

上空高くで爆発するように信管を設定した上で高い弾道で打ち上げる方法。

煙幕の展開には通常このような撃ち方をします。白燐弾の破片は煙を出しながら落下していき簾のように煙幕を展開します。

このように撃てば白燐弾の破片は長い距離を落下する間に燃焼と空気抵抗によりそのサイズと運動エネルギーを大きく減じます。

破片は落ちてきてもかなり燃え尽きている上に空気抵抗で減速した小さくて低速なものが落ちてくるにすぎません。また、ばら撒かれる範囲も広く単位面積あたりに落ちてくる個数も少ないでしょう。

このような用法であれば報道されているような被害は生じえないでしょう。

2.焼夷兵器としての用法1

f:id:D_Amon:20111114134930p:image

1と同じような弾道で打ち上げますが低空で爆発するように信管を設定する方法。

砲弾の落下速度と爆発の運動エネルギーのかなりを維持したままの大きな破片がばらまかれ、相応の焼夷効果と破片効果を発揮します。

塹壕に潜む敵兵などを焼くのに有効な方法です。

一例として「レイテ戦記」で米軍日本兵に対して使用したものをあげます。

その夜第八五化学砲隊がこの日本軍陣地を目標に五〇〇発射撃した。二十日の夕方十字架山の攻略にも用いられた白燐砲弾である。時限信管により地上一〇メートルで爆発、壕にひそんだ兵士に燃焼性物質を浴びせる。

レイテ戦記(大岡昇平中央公論社1971年)P78より。

3.焼夷兵器としての用法2

f:id:D_Amon:20111114134928p:image

低高度で爆発するように信管を設定し低い弾道で発射する方法。

「白燐の破片をばら撒くショットガン」的な使い方で、砲弾の飛翔速度と爆発の運動エネルギーのかなりを維持したままの大きな破片を地上に向けてばら撒き、相応の焼夷効果と破片効果を発揮します

一例としてノンフィクションCitizen Soldiers」でシャーマン戦車がドイツ軍機関銃陣地を攻撃するのに使った方法をあげます。

Attack teams consisted of one tank, an engineer team, a squad of riflemen, plus a light machine gun and a 60mm mortar. The Sherman opened the action. It plowed its pipe devices into the hedgerow, stuck the cannon through, and opened fire with a white phosphorus round into the corners of the opposite hedgerow, intended to knock out German dug-in machine-gun pits.


攻撃部隊は戦車一両、工兵部隊、小銃分隊、加えて、軽機関銃と60mm迫撃砲から成っていた。シャーマン戦車は行動を開始した。砲身を生け垣に突っ込んで、砲口を通し、向かいの生け垣で隠れている場所へ白燐弾を撃った。機関銃陣地に伏せているドイツ兵をノックアウトするために。

Citizen Soldiers」P67より。翻訳は引用者による。

このように運動エネルギーを維持したままの白燐弾の破片はぶつかったときの衝撃で周囲に火沫をまき散らしますし、人体のような軟目標であれば突き刺さることも十分にありえます。

当然、人体に直撃すれば広範囲に火傷を負うことになりますし、地面や壁にぶつかったとしても近くにいればそういう火沫を浴びることになりますし、可燃物があれば高い可能性で着火されます。

2の用法とは異なり塹壕に潜む敵兵などにはあまり役に立つとは言えない用法ですが、屋外の対象に有効なだけでなく、建造物の窓などにも破片が飛び込みやすい用法といえるでしょう。

そして「煙幕弾として適切に使用」というような言い訳のきかない方法でもあります。

2の方法であれば「信管の設定を間違えた」などの言い訳ができますが、この方法では砲身の角度により意図が明確ですから。

こういう方法でも「煙幕弾として適切に使用」といえる場合もありますが、それは影響範囲が無人地帯であればの話です。

イスラエル軍のガザ攻撃における白燐弾の使用

f:id:D_Amon:20111113214823j:image:w640

この画像は2009年のイスラエル軍がガザを攻撃したときのものですが、白燐弾が2や3のような種類の方法で使われたことを示しています。(報道を見れば1の用法でも使われたことが確認できますが)

イスラエル軍が使用した白燐弾は白燐がフェルトに含まれた状態でばら撒かれるタイプとされますが、フェルトに含まれていようがいまいが、砲弾の飛翔速度と爆発の運動エネルギーのかなりを維持したままの白燐弾の破片はこのように火沫を撒き散らすことがこの画像からわかります。

このような高速で飛来する白燐弾の破片はぶつかった場所の摩擦係数とぶつかった角度によっては「兆弾」することもありうるわけですが、その角度が破片の高速さを示しているというものでしょう。破片が低速であればこれらの破片がもっと曲がった放物線を描いて飛ぶでしょうから。

このようにしてぶつかった衝撃により飛び散った白燐の火沫は短時間で燃えつきる一方、フェルトに含まれたままの部分は長時間燃え残ることになります。

大きな白燐弾の破片がガザの街に多数ばら撒かれた状態というのはこのような攻撃からしばらく時間が経った後の姿なわけです。

そしてガザの街に散らばる白燐弾の大きな破片はイスラエル軍が低空で白燐弾の破片をばら撒くような使い方をしたという動かぬ証拠であるわけです。

イスラエル軍のこのような白燐弾の用法により事実としてガザでは多数の人が殺傷され国連の支援物資は焼かれ国連のものを含む建造物が炎上しました。*1


以下には残酷な画像が含まれますので「スーパー続きを読む記法」で書きます。

負傷者と焼死体の画像がありますのでそういうのが駄目な人は絶対に見ないでください。


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2011-11-11

[]「アドバイザー」はビリーバーがどういう人々なのかを知らない

ビリーバーは自分が「真実」を知っているという優越感に酔っています。

ビリーバーが自らが「真実」と思っていたものの誤りを認めるにはその優越感の根拠を失うという不快感情に打ち勝たねばなりません。

ビリーバーの言動はしばしば「正義」の名のもとに人権侵害を伴います。歴史修正主義史実派や証言者を嘘つき扱いするなどの名誉毀損行為ですし、差別主義が他者危害であることは論を俟たないでしょう。

ビリーバーが自らの「正義」が誤りであることを認めるということは同時に自らの罪深さを認めるということであり、ビリーバーがそうするためにはそれに対する不快感情に打ち勝たねばならないことを意味します。

その不快感情から逃避するためか、より大きな罪を重ねているビリーバーほどより深い「信仰」をしている傾向があります。

ビリーバーがあるビリーバーであることをやめるときというのは、大抵、心がその不快感情を受け入れる準備ができたときか、別の種類のビリーバーに変化したときです。

不快感情を受け入れる能力には個人差がありますし、心がその不快感情を受け入れる準備ができるパターンも人それぞれで、長い時間を必要とするときもあれば、不快感情を受け入れることが決してできない人もいます。

言葉をつくせばビリーバーにも伝わると思うのは、そういうビリーバーの心理を知らないことによる幻想にすぎません。

ビリーバーを説得するということはビリーバーの優越感の根拠を打ち崩す行為でありビリーバーに自らの罪を認めさせる行為であるわけです。

言葉をつくすだけで説得が可能ならば、この世のビリーバーの人数はもっと少なくなっていることでしょう。

いくら言葉をつくそうとビリーバーの方が自らの不快感情に打ち勝てない限り説得されることはありません。そしてそれはビリーバーの側の問題です。

長い長いビリーバーとの論争の中でビリーバーがなぜビリーバーであり続けるのかということに対する心理学的な知見も蓄積されているわけですが、残念ながらはてなブックマーク - ならば問う。彼らに届く言葉とは何なのか? - 非行型愚夫の雑記にそういう知見に基づいた「アドバイス」はありませんでした。

むしろ数々のコメントは「アドバイザー」が概ね「反論はできないけどケチはつけたい人」であることを示しているように思います。

2011-11-09

[]ならば問う。彼らに届く言葉とは何なのか?

歴史修正主義者とか差別主義者とかを批判していると「そんな言葉は彼らには届かない」というようなことをよく言われます。

ごもっともと思いますので、そう発言される方はどのような言葉であれば彼らに届くのか是非ご教示ください。「彼らに届く言葉」の使用例とその効果のほどを自らの言動をもって示していただけるとなお幸いです。

私はそもそも彼らには聞く気がないことを何度も体験していますので、どのような言葉であれば彼らに届くのか非常に興味があります。

ちなみに私はあなたのような「アドバイザー」が何か有効な方法を提示できた事例を今までに見たことがありません。状況をろくに知らないことによる頓珍漢な「助言」にはもううんざりしています。

そもそも私の言葉は彼らにだけに向けられているものというわけではありません。多くの場合、その矛先は私たちが所属する社会そのものにも向けられています。その社会はあなたが所属する社会でもあります。

もしもですが、何らかの反感があなたにそのような言葉を言わせているだけなのであればお引取り願います。

[]味わい深い言葉

id:Naotoh

対案出してみろや!ま、俺が納得する案なんてみたことないけどな!って感じ。脱原発系で見た感じかなあ。いらない挑発やめたらいいかと。まず、読まれもしない問題があるので。 2011/11/09

はてなブックマーク - ならば問う。彼らに届く言葉とは何なのか? - 非行型愚夫の雑記

味わい深い。実に味わい深い言葉だと思います。

過去にこういうことがあっただけに。

「よく知らない」のに「中国は南京事件の犠牲者数の値を増やし続けている」というデマなど否定派の主張は鵜呑みにしている「一見様」 - 模型とかキャラ弁とか歴史とかのコメント欄より。

Naotoh 2009/06/23 16:38

はて?

貴方が意図する南京事件の定義を明確にして話してくれないと何が言いたいのかさっぱりなんですけども?反論にたいしての反論ばかりで主張が見えないです。

30万人殺す能力がないに対してのあなたの反論に具体的論拠が読み取れません。あなたの推論が論拠なのであれば否定派と大差はありませんよ。

また、殺す能力があったとしても殺した論拠にはなり得ません。


なんかwikipedia読んだほうがよっぽどためにはなりますね。

こういった中途半端な否定派叩きが誤解を生んでるとは思いませんか?

D_Amon 2009/06/23 18:33

Naotohさん。

私がやっているのは否定論に対するカウンターアクションですので、主張が否定論に対する反論になるのは当然のことです。

私が南京事件をどう捉えているかについては過去記事の

http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20061025/p1

http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20080121/p1

辺りを読んでいただければと思います。

Naotoh 2009/06/24 10:16

なんだかなあ、否定論の否定であって30万人説の肯定ではありませんと言いたいんですか?

最初から言っているように否定論を否定すらできてませんよ?

日本軍南京にあなたの言う装備をもっていた事実がなければ推論に過ぎない。

私が中途半端と言ってるのは片方の論拠が乏しいと言いつつ簡単に論拠が乏しい意見を書く姿勢のことですよ。

と書いたら山ほど出典がでてくるんですかね?

話し方が悪いからわかってもらえませんとは考えないと学者バカと話しはしたくないものです。

D_Amon 2009/06/24 18:36

Naotohさん。

>最初から言っているように否定論を否定すらできてませんよ?

とのことですが、それが

>30万人殺す能力がないに対してのあなたの反論に具体的論拠が読み取れません。あなたの推論が論拠なのであれば否定派と大差はありませんよ。

>また、殺す能力があったとしても殺した論拠にはなり得ません。

のことを指しているのでしたら、一例を挙げれば、ルワンダでは鉈や棍棒といった武器で百万とも言われる人々が虐殺されています。日本軍の装備が鉈や棍棒にも劣るなんてことはないですね。ゆえに武器の性能を理由に殺害能力を否定することで虐殺を否定しようとする否定論の主張は破綻しているわけです。

「殺す能力があったとしても殺した論拠にはなり得ません」はその通りですが、私が否定論に対してやっていることは虐殺を否定ための「殺す能力があることの否定」に対する否定なので、武器の性能的にありえないなんてことはありえないということを示すだけで否定論の主張の一つを否定できているわけです。

>私が中途半端と言ってるのは片方の論拠が乏しいと言いつつ簡単に論拠が乏しい意見を書く姿勢のことですよ。

に関しては、常識的想像力と一般教養レベルの知識があれば分かるようなことをくどくどと説明する必要性を感じないゆえの記述が分からない人には分からないだけのことだと思います。件の記述は「論拠なんかなくても読んだだけでおかしいと気づかないと駄目だろ」レベルのものなわけですが、それでも、これからは必要にあわせてくどくどとした記述になることを厭わずに書くことを心がけたいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20090529/1243786327

にもあるようにインターネットは中学生も小学生も使っているわけですし、成人が標準的成人レベルの想像力と知識を備えているとは限らないわけですし、そういう読者にも分かるように記述する必要性があることはNaotohさんの反応を見てもよく分かります。

Naotoh 2009/06/24 19:19

はあ、おめでと。否定できて良かったねw。あなたの想像力豊かな発想は褒めて上げたいよ。

本論と全く別の否定なんぞ意味が無いが。

で、あくまでも読み手が悪い悪いと何か恨みでもあるんですか?。

あなたの言う一般的な素養があったらこんな論争ゴッコなんてとっくに終わってるよ。

そうじゃないのは何のせい?他人のせいなの?

ほんとわかってないな。

専門家にしてみればこういった中途半端な論争ゴッコ自体が迷惑でノイズにしか過ぎないんだよ。

自分でノイズを大量発生させて本論が通らないと嘆くのはいい加減にしたらどうなのよ?

君らががんばってやってることはノイズに過ぎないのよ。

D_Amon 2009/06/24 19:54

>そうじゃないのは何のせい?他人のせいなの?

そもそもの原因は否定論をばらまく歴史修正主義者にあるわけで、まあ、他人のせいですね。

その他の記述は事情を知らないNaotohさんが見せた想像力の豊かさですね。素晴らしい。

Naotoh 2009/06/26 04:42

結局は他人の性ですか。ちょっと失望しましたね。

あーあ、お得意のリテラシーで回読していただけると思ってたのに(笑)〉ノイズ論

これは私の印象であって明確な根拠などありませんよ。本論とずれた話題を取り上げるさまを例えただけです。30万人説を肯定するつもりもないのに、否定論の否定してたり。無意味な論争と嘆き。

ま、本論からすれば蛇足でしょ。

とりあえずこれで釣られた方は南京関連では似たような考えをお持ちなんですね。覚えておきます。

えっと釣られた方にはコメントしますが南京事件で少なからず食べてる人が騒ぐななどとは言わないでしょ。これが騒ぐ可能性の一つです。ただし、純粋な歴史学者は明確な結論を求める。これ常識でしょ?(笑)ま、冗談ですが。

ちなみに私の印象の着想だけバラシマス。

オリジナルを作った人 専門家

劣化コピーをばらまく人 あなたたち

まあばらまいても良いと思う人もそうでない人もいるでしょうね

ではでは

D_Amon 2009/06/26 10:19

Naotohさん。

>結局は他人の性ですか。ちょっと失望しましたね。

他人の”所為”なのは端的に事実ですから。

>あーあ、お得意のリテラシーで回読していただけると思ってたのに(笑)〉ノイズ論

事情を知らないゆえの妄想と誤りなく”解読”できましたよ。その読解に誤りがないことはNaotohさん自身の

>これは私の印象であって明確な根拠などありませんよ。

という発言が証明しています。

それにしても、無根拠な妄想で自らの発言を言いつくろおうとし、それに失敗すると釣り宣言ですか。Naotohさんみたいなタイプの人の無個性ぶりには、ある意味、感嘆しますね。

件のブコメを見て「俺の挑発は相手から言葉を引き出すための良い挑発。相手の挑発は読む気をなくさせる駄目な挑発」とか「俺が相手をバカにするのは構わないが、相手がそれに対してバカに仕返してくるのは許さん」とかそんな言葉が浮かんできましたね。

あと、挑発の是非はさておき、私はどちらかというと相手の言動を見てそれに対して効果的であろう言葉を考える「後の先」型ということは言っておいたほうがいいかなとは思います。

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