K-30を購入


過日、ペンタックスのK-30を購入しました。
エントリークラスの値段でミドルクラスな性能な価格性能比と防塵と防寒が購入の決め手。
模型作っていると細かい塵が飛びちりがちですし作業場所は換気により室温が外気温と同じになりがちで冬場は氷点下になったりすることもありますし。(実際、冬季にカメラが結露することがあったりしました)
購入したのはオーダーカラーの18-55レンズキット。これにしたのは18-55mmレンズがなんちゃってマクロ程度の接写能力は持っていてマクロレンズの予備に使えるかもと思ったから。
組み合わせるレンズはsmc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited。これは室内での近接撮影が基本で撮影距離的にフルサイズ換算で50mm相当くらいを使うことが多いから。
レンズの選択にはPentax K Lens Testsも参考にしました。歪曲収差や周辺光量落ちが数値データとして示されているのが非常に参考になります。私はこれを見てシグマの30mm f/1.4 EX DCの購入を踏みとどまりました。レンズ沼危ない超危ない。
電源は付属のバッテリーは使わず社外品の乾電池ホルダーにエネループを組み合わせて使用。実はこの方が付属のバッテリーより電池持ちが良かったりします。縦グリップをつけなくても乾電池を使えるのもこのカメラの魅力。
近接撮影が多いことによる接触からの防御や写りにおける紫外線の影響の除外のためにUVカットレンズ保護フィルターも装着。
購入したのはケンコーのL41 Super PRO WIDE。UV filters test - Description of the results and summary - LensTip.comL41 Super PRO WIDE | ケンコー・トキナーと見て比較検討した結果、これにしました。LensTip.comの評価を見るとHoyaのフィルターがベストと思えますが国内販売してないことから逆輸入するしかないので入手性から除外。安くすませるならマルミのUVカットレンズ保護フィルターも結構いい性能だと思います。LensTip.comの評価を見る限りシグマのフィルターはカタログスペックは高くても逆光に弱い感じ。
フィルターをつけるとレンズ付属のレンズキャップはつけにくくなるのでキャップ紛失対策もかねてケンコーのストラップ付きレンズキャップも購入。このレンズキャップ、35mm F2.8 Macroの引き出し式レンズフードとの相性もばっちり。


まだ使い込んでいないのですが撮影した結果をフジフィルムのHS20EXRと比較してみました。
↓HS20EXRで撮影した画像。


↓K-30で撮影した画像。ISO100、絞り優先でF8で撮影したのですが被写界深度が不足気味なのでレンズの性能的にもF11くらいまで絞ればよかったと思います。


被写体と比べるとHS20EXRの方が実際の色に近い色がでています。
K-30のデフォルトの色写りはデジカメのフィルムシミュレーションでビビッド系の設定を選択した場合のような発色。実際の色よりかなり彩度が高く写ります。作品作り的にはいいのかもしれませんが記録的にはどうかと思うので私的には実際の色に近い色になるように設定をつめたいところ。(彩度が高く写っていたのはカスタムイメージのデフォルトの設定が「鮮やか」(発色とコントラストとシャープネスに+補正が入っている)になっているためでした。設定を「ナチュラル」に変更する他、詳細設定で設定値を変更することで解決しました。2012/07/23追記)


↓K-30のピクセル等倍

等倍だと見えてしまう墨入れの拭き残しの汚さ、はさておきノイズも少なく解像もいい感じだと思いました。HS20EXRではISO100でもこうはいきません。
HS20EXRで気になっていた樽型歪曲収差の問題も解決できますし、個人的には満足な買い物でした。


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