機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第42話 「自由と正義と」

 某アニメと違ってけなすとこしかない。
 相変わらずMSが薄っぺらく、魅力が無い。重量感が無い。早いだけなので紙で作った切り画の人形のように見える。デザインも失敗してるし。
 新型MS、ドムの登場だが、シナリオ的に、セリフ的に一向に盛り上がらない。前フリも無く唐突に出てきたって、燃えれません。演出も程度低い。どうせパクリやるのなら、いっそ徹底的にやったらどうだ、ケロロのように。そうすりゃギャグとして捉えてやるよ。
 ミネルバアークエンジェルも、どこの世界に直接照準できる距離でドンパチする宇宙戦艦がいるっちゅうねん。ミサイル、ビーム共数十キロの射程持つだろうが。まして自分の姿をさらさずに相手を倒すための長距離砲であり軌道兵器なんだろうに。軍事をかけらも知らないオタクあがりのねーちゃんがもの書くとこうなるわけだ。(いや、私も詳しいと言えるほどじゃないですが、ここまで非常識でもないです)
 ドラマ面でも失格。キャラが立ってない。主要キャラであるはずのレイの意味不明な行動は一体何?なんで戦力温存してるかね。
 あげく、残り10話切ってるであろう状況下で総集編入れたり、局地戦(オーブ攻略戦は大局的に見ればただの局地戦だよ)のんびりやったり。どうやってまとめるつもりだよ。
 やはり史上最低のガンダムだなぁ。ほんとーに「ガンダム」の名さえ冠してなければ見ないよ。「作品」として、見る価値無いし。
 (私は「ガンダム」という作品に対して妙なこだわりは無いですよ。歴代の中で好きなのがWとGのイロモノガンダムだし。要するに見てて面白ければ全てオッケーなワケですよ。だからフルメタル・パニックとかも無条件でベタ褒めしてるし。)

フルメタル・パニック! The Second Raid 第04話 「デイライト」

 敵味方双方がきちんと作戦を考え、それを実行している様が丁寧に描かれていた。
 殺し屋のねーちゃんの動きも美しかったし、通信が傍受されてると知ったとき、作戦をマニュアルに切り替え、机の下から取り出した紙と鉛筆で作戦練って指示してたテッサの様子とかも良い。
 良質な作品で、相変わらずけなすとこがない。

フルメタル・パニック?ふもっふ

 TSRを京都アニメーションがやるらしい。
 そういや、「ふもっふ」も京都アニメーションが作って、評価高かった番組だったっけ。
 このあいだ、「AIR」で驚異的な実力を見せ付けた京都アニメーションの作品ならば見ねばなるまい。
 ということで、ほとんど予備知識の無いまま視聴。
 いやー、最高に「普通に」面白かった。
 マニアックなところとか、条件付とかじゃなく、ただ「見て、楽しめる」アニメは久しぶりな気がします。「最高傑作」とか、「歴史に残る」とかいうタイプではないのですが、間違いなく「良作」で「良質な」作品です。十分楽しませてもらいました。

勇者王ガオガイガー FINAL GRAND GLORIOUS GATHERING

 あらかじめ内容を知ってても面白かったです。
 ロボットに愛をもって描かれてるのが良いです。(このあたり種死と天地の開きがありますね。種死でまともにMSが描かれてる回には大抵米たにヨシモト氏(ガガガTV版の監督)の名がクレジットされてますし。)