4月文楽公演
【第一部】
「加賀見山旧錦絵」
(又助住家の段/草履打の段/廊下の段/長局の段/奥庭の段)
【第二部】
「祇園祭礼信仰記」(金閣寺の段/爪先鼠の段)
「桂川連理柵」(六角堂の段/帯屋の段/道行朧の桂川)
4月7日(土)〜4月30日(月)・19日(木)は休演・20日(金)より昼夜入替
2012-02-23
■3月巡業日程
今更ですが、書いていなかったのを思い出したので書いておきます。私は東京の公演の直後に次男の結婚式があるので残念ながら行くことができません。
- 演目
- 【昼の部】
- 双蝶々曲輪日記(八幡里引窓の段)
- 新版歌祭文(野崎村の段)
- 【夜の部】
- 団子売
- 摂州合邦辻(合邦住家の段)
日程は下記の通り・詳細はリンク先へ
- 2/25:国立劇場おきなわ
- 2/26:国立劇場おきなわ
- 2/29:かごしま県民交流センター
- 2/01:戸畑市民会館
- 3/02:iichiko総合文化センター
- 3/03:アステールプラザ
- 3/04:京都府立文化芸術会館(昼の部完売)
- 3/06:倉敷芸文館ホール
- 3/08:大田区民プラザ
- 3/10:アルカイックホール・オクト
- 3/11:姫路キャスパホール
- 3/15:堺市民会館
- 3/17:三重県文化会館
2012-02-22
■赤坂文楽
・・・なるものに行ってきました。ホントは区民のための催しなんだろうな〜と思いつつ、区民でも都民でもないのに出張っていきました。だって面白そうだったんですもん。
2部構成で、1部は「曽根崎心中」の録画(天満屋〜道行)を観ながら勘十郎さんと玉女さんがトークを繰り広げるというもの。えっと〜、でも〜、人形遣いさん2人にトーク回させるのは若干無理があったんじゃないでしょうか。ツッコミのない漫才のようでありました。とは言え、録画は素晴らしかったです。平成6年の公演で徳兵衛@76才の玉男さんとお初@60才の簑助さんだとのことですが、簑助さん60才には見えなんだ。人形も色っぽいけど簑助さんの全身から色気がほとばしってる感じでドキドキ。徳さまはやはり玉男さんで観たかったなあ、なんであと数年早く文楽に気付かなかったのかなあ、と今日また悔いが増しました。まさに絶品
録画に遊女を遣われる玉英さんが映っていました・・・ううう。もう一人の遊女は誰だったのかな?九平次は玉幸さん。お初とのやりとりにめりはりがあって強い印象が残ります。最近は九平次のイヤらしさがイマイチのような気がするので、このくらいのとんがり加減でやってほしいなあ。そして天満屋の語りは(たぶん)織さん、めっちゃいいです。これは文楽劇場の公演なので国立劇場の視聴室では観られないのかも?
2部は勘十郎さんと玉女さんによる道行の実演です。師匠方の最高峰とも言える録画の後でさぞかしやりにくかったことだろうと思います。お初は津駒さんなんですが、録画の方はツレに呂勢さんの声があったようなので呂大夫さんなのかな?勘十郎さん&玉女さん、お二人とも渾身の演技、大夫三味線も入魂の演奏で、いいものを拝見拝聴させていただきました。楽しかった!
2012-02-21
■[鑑賞記録]2月公演雑記(相当辛口)
1部のみ2回観ました。観てから「やっぱりこれを2回にしてよかったな」と改めて思いました。だって六助もお園も大好きなんだもの。なんたって「でかい女」がヒロインの文楽なんて他にないでしょ。化け物じゃなきゃ(笑)。まあ、思い慕う男に出会ったからと言って「家来のひとりやふたり」なんて言っちゃ〜いけませんけどね。
部としては1部が面白かったですが(僅差で次点が3部)、今公演の人形一等賞は簑助さんのお里ちゃんに決まり!です。いるだけで周りの雰囲気を作っちゃうのはさすがとしか言いようがない。
- 8日には下手の前後の入りが悪いな〜と思いましたが、千秋楽ではセンター前方がガラガラだったので「ええ〜?」と驚愕。だがしかし、毛谷村から埋まりました。私は割と前の方にいましたからそうでもないですが、一般発売で後ろの方しか席が取れなかった人たちは実に胸くそ悪かったことでしょうな。あそこで30分も休憩入れるのが原因のひとつだとは思いますけどね。
- 紋臣さんがあんなに動かない役なんてもったいないな〜と思いました。軽快に動ける人なのにね。まあ、配役に関しては積もり積もった不満もあるのであんまり触れたくないんですけど、はっきり言ってこういうもったいない使い方はしてほしくないです。
- 勘介さん。8日に観たときは「あちゃ〜」って思うくらい動いていました。人形も本人も。友達とも、若いからね〜などと言いながら帰ったのですが、千秋楽はかなりどっしりしていたので驚きました。本人のオーバーアクションも人形の無駄な動きもぐっと減っていたのです。師匠に言われたんですかね?若い人はひと公演の中でも目覚ましく成長するので面白いです。
- 三輪さんももったいないなあ。こんだけ???どうして???こういうお上手な方がこんな役に甘んじてるのを見るにつけ、伝統文化を守るのは大切なことだけれど、悪しき習慣まで守り続ける必要があるのだろうかと思わずにいられません。「文楽は世襲制じゃない」と内部の方まで真顔でおっしゃるけれど、本当に全く関係ないって言いきれるんでしょうか?そういう部分も含めて、これから先行き厳しい大阪の文化活動の中でどうすれば生き残れるのかを真剣に考えてほしいです。
- 確か、一昨年大阪で「毛谷村」をやった時は玉女さんと勘十郎さんの役替わりだったと思います。体調激ワルの時で行かれませんでしたが、両方観てみたかったです。今回もやってほしかったなあ。玉女さんの方が役には似合ってると思うのですが、私が録画で観たのは先代勘十郎さんが六助だったので勘十郎さんのも観たいです。先代の六助はサイコーですよね。そして玉男さんのお園は超豪快(笑)
- 今回は正直なところ2部に問題ありでした。同じ部の床に代役が2人も出るっておかしいでしょ。体調が悪かったら休むのは仕方のないことではありますが、お二人とも休みがちな方なのはわかっていることなのだから、何故違う部に配置しなかったのでしょうか?番組作ってる人の気持ちがわかりません。観客のこと、本気で考えているでしょうか?
- 2部は演目の組み方も理解しかねました。本来なら3部のように「前が悲しい終わり方をしたら明るいものや豪快なものをもってくる」のが文楽の常套のはずです。同じ演目の中でも涙をしぼるような場面の後には笑えるものや涙もふきとぶ豪快なものが配置されています。笑いっぱなしにも泣きっぱなしにもしない心遣い、それこそが「伝統」ではありませんか。
- それと再度になりますが、わざわざ印刷代かけて別刷りでポスター作ったのなら、それだけ観れるシステムを考えてほしいです。お金を無駄遣いして空席作ってちゃ意味ないでしょ。その日その日で対応するのが面倒なら「下手側サイドブロック最後列は幕見席」で販売すればよかったのにねえ。本当の芝居好きが働いてるんでしょうかねえ>国立劇場。
2012-02-19 3部に共通するもの
一目瞭然「子供」です。1部では親を亡くす子。2部では母と共に落ち伸びる子と母と共に身代わりとなって縛につく子。3部は母と別れてかくまわれている子とその子の身代りになって首を差し出す子。「子供」ではありませんが3部には人身御供となって大蛇に奉げられる娘も出てきます。大人の都合で好き勝手される子供のオンパレードですね。2部の景事は異質でちょっと残念でした。どうせなら子供(二人禿くらいしかないかな?)を持ってきてほしかったなあ。
2012-02-15
■真剣に考えてほしい>東京で幕見
3部を観てきましたが、下手の前方&後方に空席が目立ちました。「日本振袖始」の東京上演は初めてです。文楽座としたら、出来たらひとりでも多くの人に来てほしいはずです。そのために別刷りでチラシも用意したのでは?
振袖始の開演は8時22分。これだけなら仕事で遅くなった人も観に行くことができますが、3部全体のチケットしかないから5700円払わねばなりません。そこまでして観に行く気になるでしょうか?菅原伝授は観飽きたけど振袖始は観たい、という風に思っている人もたくさんいると思います。
月曜〜金曜の平日に限り、当日の朝に残席(下手前方3列5番まで&後方2列までとか区切って)があったら「振袖始」幕見券を1500円くらいで出し、電話で問い合わせた上で入り口で現金払いで入れるようにしたら、行く人はいると思います。チケット売り場は暇そうにしていることが多いのだからその程度のこと、できるでしょう?
こんなのやってるから観てほしいとポスターやチラシまで作ってるのに、菅原伝授も抱き合わせの代金じゃないと見せないという殿さま商売をやってる場合ですかね?

