すべての謎にエロがある@得意な科目は家庭科

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人々は非情だなと僕は思った。
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2018-09-23

[]若おかみは小学生!

アニメーションが非常に巧い。

地味な部分の巧さだけじゃなくてコミカル描写にも品があって良い。出っ歯解釈とかも、ああそこそういう風に描くんだって感じ。

テレビアニメの方でEDが変わった時に、映画のシーンを編集したものだと気付くまで

テレビでもできるじゃないかこういうのだよこういうの、と勝手勘違いしてたんだが、そういう問題ではなかった。



話をまとめるために描かなければならない内容が多いためか、話の転がし方が急なのは気になった。

特に、おっこがどういう風に親の死と対峙したのかは、もう少しハッキリと描いてもよかったのではないか。

対峙の切っ掛けが強制的で強烈なものだったので、映画を見ている側としてはそっちに意識が引きずられすぎてしまって、

おっこがどう対峙しているのかが曖昧になってしまっているように感じた。


この映画主人公は、「思い出のマーニー」のような自意識へ向かうやり方とは全く別のやり方で親の死に対峙していて、

その対比として一番最初のお客が描かれているんじゃないかと思うんだけど、むしろその違いが気になってしまうんだな。

少年の立ち直り方とおっこの立ち直りの差異ってなんなんだろう、という。

主人公少女(おっこ)の立場と描かれ方は一歩間違うと大変危うい話にもなるので、その綱渡りがどれくらい成功しているんだろう、ってのは

考えておかなくちゃいけないことのような気がする。

で、その点に対して、画作りの良さはけっこう寄与しているんじゃないかなーと思った。

2018-09-09

失われたものたちの本

例の本、我慢できずに読んでしまった。


読んだ人の多くは「はてしない物語」を類例に挙げそうだし、それは概ね合ってると思うけど、

「海辺の王国」あたりと比較した方がより面白いんじゃなかろうか。

これらの作品は、

人生の中で失われたものそのもの基本的にどうにもならないし、

子どもからといって安易回復の機会が与えられるわけでもないってあたりが

だいたい共通しているところだと思うけど、

「失われたものたちの本」はそのような厳しさに対する語り口が結末も含めて独特なのが面白い

子ども向けには子ども向けらしく優しい嘘をつけばいいのだ、

みたいなのとはちょうど正反対のやり方で

子ども向けの物語を描こうとしているのは良いと思う。


あと、読んでいる最中

押しつぶされるような圧迫感があり、

内容の残酷さ(と、そこから類推される主人公の心境)も相まって不安と暗さばかりが先立つんだけど、

構成がかなりしっかり練られているおかげで、

読み終わってパラパラめくりかえしたときに残酷だけど面白い冒険譚として思い返せるのも良い。

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