フィッシング脳の恐怖

フィッシャーもSSL証明書を取得する、SANSが注意呼び掛け

正しい手順で申請すれば、そのドメインが実際にどういう用途で用いられるかなど関係なく取得できる*1のがSSL証明書であって、そういうことを理解している人でさえも詐欺にあっていたりするのが現実だ。*2
そんな中で、インターネットの利便性を出来る限り損わずにフィッシングの被害を減らしていくには、技術的な対抗策もさることながら、啓蒙活動も必要不可欠だろう。

だというのに、高木浩光さんのこのところの指摘を見てると

頼りねぇなぁ、フィッシング対策協議会

*1:このあたりは認証局によるみたいだけどね。明らかにフィッシングに使いそうな紛らわしいドメインを通しちゃうとこは流石にそう多くないはず

*2:まだ勘違いしている人が多そうなので書いておきますが、証明書が証明するのは「通信している相手が、まさしくそのサーバである」ということだけであって、その相手の社会的信頼性だとか、その相手が悪さをしないことを証明するものではありません