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2011-02-17

[]本格カメラアプリを比較してみた【撮影編1】


前回の機能編に続き、予告通り撮影編です。


事前にお断りしておきますが、僕はカメラの事はまるで素人なので、どっちのアプリの方が写真の出来がどう、という意味での比較は出来ません。ハードが同じiPhone3GSなので、その性能の域を出るわけではないですし。


ここではあくまで操作性の違いについての比較をメインにしたいと思います。


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Camera+ 4.0.2 (¥170) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: tap tap tap(サイズ: 26.5 MB)


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

プロカメラ 3.0.1
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
価格: ¥350
更新: 2011/02/11

(2013.10.06追記)プロカメラは現在公開されておりません。「ProCamera 7」に移行しています。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

ProCamera 7 5.0 (¥85) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Cocologics(サイズ: 30.2 MB)


撮影を楽しむために

まず、前提としてピントと露出計を別々に使えるってどういうこと?という素人な僕なりの理解にふれておきます。

詳しい方のツッコミ歓迎。


通常iPhoneでは、タップした場所にオートフォーカス(AF)でピントが合うわけですが、このとき自動露出(AE)(明るさの調整)も同じ被写体を基準に行っています。なので、常にピント合わせした対象に最適な明るさで撮影されることになります。


でも、被写体の色味が明るすぎて暗めに調整されてしまったりすると、それ以上は撮影後に加工アプリで直すしかない。

それを撮影の時点である程度自由に調整してしまおうというのがこの機能です。


ピントと別の被写体自動露出させることで、今までiPhoneではできなかった撮影が可能になります。


f:id:Digi-Penguin:20110216085819j:image

例えば青空の下で見上げるように木を撮影するとき。ピントを木に合わせると、自然と画面が明るくなって葉が鮮明に見える。これはこれでいいけど、ピントは木に合わせたまま、シルエットの重厚感とか空の蒼さをもっと表現したい。

そんなとき、さっと露出計を背景の明るい空に合わせれば!

f:id:Digi-Penguin:20110216085816j:image

空の青を表現するのに最適な明るさに調整されて、木のシルエットが締まった感じになりました。どっちが好みかは人によるでしょうが、わかりやすい例という事で。


逆にこれはバスにピントを合わせつつ、露出を夜空の暗いところで採った状態で撮影。バスターミナルが鮮やかに見えます。

f:id:Digi-Penguin:20110216210330j:image



身も蓋もないコトを言ってしまえば、このくらいの加工はiPhoneの数ある優秀なアプリで出来ないことは無いですよね。結果としての写真が欲しいだけなら。

だからこれらは、何よりも「撮影を楽しむアプリなんです。


ピントと露光計の操作

プロカメラにはノーマルモードと上級者モードがあります。ここでは上級者モードの話を。

最初の時点では丁度真ん中の位置に、青と黄色の正方形が表示されます。水平器やコンパスを表示してると、丁度その円と重なっています。

f:id:Digi-Penguin:20110218005059p:image


この青い正方形がピント黄色が露出計です。この状態で画面上のピントを合わせたい被写体をタップ(全画面シャッター有効時は長押し)すると、二つの正方形がそこに移動します。ピントと露出を同じ場所で合わせた状態です。


一度指を離してから、もう一度ピントの上に指を置いてそのまますっとドラッグすると、露出だけが移動します。

f:id:Digi-Penguin:20110218000228j:image

露出は色が暗めのところに合わせれば画面が明るく、逆なら暗くなると思えばいいでしょう。


Camera+はもっと単純です。

まず一本指タップ。ピントだけが表示されます。この場合は見えてないけど露出もおなじ位置。別の場所をタップするとピントが移動。

f:id:Digi-Penguin:20110218000520j:image

露出計を使うには、ピントを指でホールドしたままもう一本別の指で違う場所をタップします。丸いのが露出計。

2011.04.20追記

Camera+現在のバージョン(2.2)では上記の操作以外に、一本指での操作が可能なように変更されています。

(フォーカスの枠の右上にある「+」をタップすると露出計が分離。二本指操作も健在)

この、ユーザニーズに敏感な辺りが素晴らしいと思います。


どちらのアプリも、ピントと露出計が別れた後の操作は同じ。ピントと露出計それぞれを目的の位置にドラッグして、撮りたい絵が決まったら撮影。露出計をピントと同じ位置に戻したい場合の操作も同じで、ピントでも露出計でもない場所をタップすると、その位置に集約(プロカメラは二つの四角が集まった状態、Camera+はピントだけの表示)されます。


ここまで見て分かる通り、両者に大きな違いはありません。

操作性でいえば「普段からiPhoneは片手で親指派」の人はプロカメラが向いてるかも。慣れると片手操作で問題なく撮影できます。Camera+は露光計を出すために二本指を使うかわりに操作が若干シンプルなので、持ち手と操作する指が別の「両手派」の人にとって使いやすいかも知れません。


但し、後でもう一度触れますが、Camera+の方は「ズーム」の操作がピンチイン、ピンチアウトで出来ません(二本指操作が露出計に使われてるから)。上の情報だけで決めるせっかちな人がいたら困るので念のため。


カメラを動かしたときの自動調整は?

ここで、重要な動きの違いに気づいてしまいました。

それは、ピントと露出を合わせた後にカメラ(iPhone)の向きを変えたときの動作。つまり、一度ピントを合わせた被写体から画面上の操作以外でフォーカスを外したとき


Camera+は、ピントと露出が新しいターゲットに合わせて随時変化します。ピントは分かりにくいと思うので露出計で検証。

一度白いMacに露出を合わせます。白に合わせてるので左側は真っ暗です。

f:id:Digi-Penguin:20110218005102p:image


そのままずらすと、画面に触れなくても暗いところに露出計が移動すればその場で調整されます。黒い絨毯の上に置いてある僕のiPhoneケース(表面黒で内側がオレンジ)もはっきり見えていますね。逆にMacキーボードは白飛びしています。

f:id:Digi-Penguin:20110218005103p:image


一方プロカメラはそれぞれを一度さわり直さないと変化せず、ピンボケになったりします。

同じように白いMacに露出計を合わせます。

f:id:Digi-Penguin:20110218005104p:image


そしてずらしても、画面は暗いままです。僕のケースもうっすらオレンジが見えるくらいです。この後で露出計を少し指で動かせば、Camera+と同じように表示されます。

f:id:Digi-Penguin:20110218005105p:image


意図したターゲットからカメラの方がずれたのだから再調整するのが当たり前と考えるか、それともピントも露出計も表示されたままなのだから自動調整すべきなのか。どちらが正しいか、一概に言えないのですが。

個人的にはCamera+のようにある程度追随して調整してくれた方が気持ちいいですが、手動調整の醍醐味として、敢えてずらしてピンボケ気味にする、なんて方法もテクニックのうちと考えればプロカメラの挙動も理解できる。ううむ。

訂正:Camera+もピントの自動再調整はしていないみたいです。露出の方は自動調整します。


因みにプロカメラもノーマルモードでは自動で再調整されます。


ホワイトバランスを使いこなしたい

ホワイトバランスロック

まだまだ僕のスキルでは思い通りになってくれない困った機能です。


特定の環境下で白の基準を固定してしまうことで、別の光源の元での色温度を意図的に変えてしまうテクニック。ほら分かりにくい。僕自身消化出来てない証拠ですね。精進します。


一般には室内でロックした状態で太陽の下で撮影すると青や緑がかった色味に、逆に外でロックすると室内光がオレンジっぽくなるようです。といっても、条件によっていろいろ変わってくるようで、なかなか思ったようには調整されてくれないです。だれかコツを教えて下さい。


とりあえず室内ではないですが、例えば普通に撮るとこんな写真になるデッキの照明。

f:id:Digi-Penguin:20110216210846j:image


これを、別のところ(明るいところに向けて)でロックしたアプリで撮影するとこんな感じ。雰囲気のある写真になります。

f:id:Digi-Penguin:20110216210555j:image


操作も殆ど同じで、それぞれのホワイトバランスボタンをタップするだけ。鍵がかかった状態のアイコンになってるときはロックされている状態です。


f:id:Digi-Penguin:20110218020044j:image

プロカメラは画面上部。ロックされていないときの表示は「AWB」(オートホワイトバランス)です。


f:id:Digi-Penguin:20110218020123j:image

Camera+は左下。露出計が表示されているときだけ使う事が出来ます。


さて、ここでの操作性の違い。Camera+のホワイトバランスロックは、上で述べたように露出計の表示されているときだけ有効です。つまり、露出計が解除されるとロックも自動で解除されてしまうという事です。

これだとせっかく室内でロックして屋外に出ても、うっかり画面に触れただけで(ピントのみモードになってしまうので)解除されてしまいます。さらにCamera+の場合、マルチタスクでも露出計やピントの位置は保持していないので、バックグラウンドで保持する事も出来ません。


一方で、プロカメラのロックは上級者モードでは常時使用可能なので、マルチタスクが働いてる限りはバックグラウンドに回そうが自分で解除するまでロックされ続けます。ロック状態を保持したまま移動したい場合は、現時点では圧倒的にプロカメラです。


ごめんなさいごめんなさい

なんか思ったより説明があれこれ長くなってしまったので、撮影編はもう一回続きにします。

ズームとかグリッド周りの説明なんかしようと思います。では、撮影編2でお会いしましょう。


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Camera+ 4.0.2 (¥170) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: tap tap tap(サイズ: 26.5 MB)


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

プロカメラ 3.0.1
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
価格: ¥350
更新: 2011/02/11

(2013.10.06追記)プロカメラは現在公開されておりません。「ProCamera 7」に移行しています。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

ProCamera 7 5.0 (¥85) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Cocologics(サイズ: 30.2 MB)

jtk1964jtk1964 2011/02/18 15:58 濃い記事だ!イイネ!
ところで、RSSリーダに登録しようとRSSボタンを押すと1行目でエラーが出るのは何故だろう・・・?

lloiorlloior 2011/07/13 21:59 ホワイトバランスロックですが、被写体の色合いが偏っていてオートではWBがおかしくなってしまう場合に便利です。
一旦、グレーカードや適当な白紙等でWBを補正してロックし、改めて本来の被写体を撮影すれば正しいWBで撮影できます。

lloiorlloior 2011/07/13 21:59 ホワイトバランスロックですが、被写体の色合いが偏っていてオートではWBがおかしくなってしまう場合に便利です。
一旦、グレーカードや適当な白紙等でWBを補正してロックし、改めて本来の被写体を撮影すれば正しいWBで撮影できます。

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