口裂け女VSメリーさん!!最終章

口裂け女VSメリーさん
   『最終章』

up遅れスマソm(. .;)m

口裂けとメリーの祟りで
今週は心身共に最悪でちた

今日初めて御飯を食べたいと任侠ヘルパー

少しずつ快方に♪

では感動最終章(笑)

   (o`ω´o)ノ

口裂け女「・・・ハッ、

メリー、どこだ!!」

男「口裂け女は我に返った」

メリー「うわああ」

口裂け女「そこか・・・フフフ、そこかああああ」

メリー「うおおおやべええ」

男「メリーさん!!緊急通報用のボタンを押すんだ!!!」

メリー「はっなるほど!」

口裂け女「おい!!!!!!」


メリー「緊急通報!ふふふ文字通り緊急だもんねええ!」

口裂け女「あなたどっちの味方なのよ!」

男「ご、ごめん!ついうっかりメリーさんの露出に理性が!
っていうか別にどっちの味方でもないけど」

メリー「もしもし、救急です!あたし、メリーです!!」

口裂け女「に、逃がすか!!」

メリー「もしもし、あたし、今あなたの後ろに・・・」

口裂け女「やあ!」ブン!!

メリー「今あなたの後ろにいるの!!っしゃあ!!・・・アレ!?もしもし!?」

口裂け女「ふ・・・このハサミで・・・電話線を切った!!」

メリー「ぐうう!!!」

男「メリーワープ不発!!」

メリー「こ、ここまでか・・・!」

口裂け女「ここまでよ・・・メリーさん・・・!」

男「や・・・やめろ!」バッ

口裂け女「お、男・・・!?」

男「やめろよ!なんで二人してそうやって争うんだよ!!」

メリー「男・・・!」

男「無意味だよ!こんな戦い!!いますぐやめるんだ!」

口裂け女「何言ってるのよ男・・・!あなたはこの女に狙われたのよ!」

メリー「あ、あんただってそうでしょ!」

男「そうだ・・・俺が・・・俺が悪かったんだ!
俺に、二人をしっかり受け止められる覚悟があれば!」

口裂け女「・・・」

メリー「・・・」

男「二人とも・・・もう俺は逃げないよ。
どっちか一人を選ぶことなんてできない!
一緒に暮らそう。三人で!」

口裂け女「・・・男・・・」

メリー「お、男・・・」

口裂け女「そ、それはできないわ・・・」

男「な、なぜだ!?」

メリー「・・・」

口裂け女「あなたには・・・私だけを見て欲しいの!そんな女なんかじゃなく!」

男「く、口裂け女・・・」

口裂け女「私は・・・あなたのことが好きなの!!」
♪まわれまーわれメリーゴーラン
もうけして止まらないように〜

メリー「・・・口裂け女・・・やっぱりそうだったのね・・・」

ピーポーピーポー

男「こ、この音は・・・」

口裂け女「救急車!?」

メリー「来たわね・・・!さっきあたしが通報したやつよ!」

口裂け女「きゅ、救急車・・・病院!!いやあああ!!!」

男「えっ!」

メリー「思ったとおり!整形手術の医療ミスであなたの口は裂けたわ!だから!」

口裂け女「いやああああ」

メリー「病院とかそういうのがあなたは嫌いなはず!」

男「なっ、なんだって!」

口裂け女「く、くそっ!くそおお!どけ!」バンッ

男「いてっ」

口裂け女「メリィー!!おまえだけは・・・!ここで殺す!」

メリー「ふ、ふふ・・・!救急車が来るわよ!口裂け女!」

ピーポーピーポーピーポー
口裂け女「ぐ、ぐわあああ・・・!」

メリー「救急車さーん!!ここですよー!!」
ピーポーピーポー
ペーポーペーポーペー・・・・

メリー「あ、あれ・・・!?」

男「通り過ぎて行ったぞ!?」

口裂け女「ふ・・・どうやらただの通りすがりの救急車だったみたいね・・・!」

メリー「そそそそんなあああ!!」

口裂け女「あれだけの電話で救急車が来るかバーカ!!」

メリー「う、うわああ」
口裂け女「死ねェ!!」
グサッ

男「グウッ!!」
口裂け女「え・・・!?」

メリー「お・・・」

口裂け女「男!!なんで!」
男「もう・・・いやなんだ・・・俺の目の前で・・・二人に争われるのは・・・」

メリー「男っ・・・」

口裂け女「お、男・・・!男!!」

男「グフッ、く、口裂け女・・・俺は・・・」

口裂け女「あぁ、しゃべるな!男!」

男「俺は・・・おまえが・・・本当に・・・きれいだと・・・思ったんだぜ・・・」

口裂け女「お、男・・・!」

男「メリーさん・・・ごめんよ・・・グフッ・・・俺があの時、逃げさえしなければ・・・」

メリー「男・・・」

男「あぁ・・・世界がかすんできやがった・・・」

口裂け女「メリー!早く救急車を!」

メリー「無理よ!あんたが電話線切っちゃったでしょ!」

口裂け女「わ、私が病院へ・・・!」
男「待て・・・どうせもう助からない・・・グフッ」吐血

口裂け女「男・・・!」

男「口裂け女・・・そしてメリーさん・・・もう・・・人を襲うのは・・・やめてほしい・・・グフッ」

口裂け女「男・・・」

男「争いは・・・何も生み出さない・・・俺は・・・俺は・・・二人に・・・」
メリー「お、男・・・」

男「ふ・・・そろそろ・・・お迎えの時間のようだぜ・・・」

口裂け女「男!!」

男「・・・・」ガクッ

口裂け女「男ー!!」

口裂け女「男・・・なんで・・・うっ・・・うっ・・・」

メリー「何を泣いているのよ・・・」

口裂け女「私がっ・・・私が・・・男を・・・」

メリー「そうするつもりだったんでしょ?何を泣くことがあるのよ!!」

口裂け女「うぅ・・・う、うう・・・!」

メリー「あたしの獲物だったのにね・・・あーあ、くやしいなぁ・・・最後の最後で・・・取られちゃったか・・・」

口裂け女「・・・」

メリー「・・・」

口裂け女「メリー・・・私は、もう誰も殺さないわ」

メリー「・・・」

口裂け女「私をきれいと言ってくれた・・・この人のためにも」

メリー「・・・男を取られた恨みで、あたしがあんたを狙う・・・とは考えないの?」

口裂け女「・・・そうしたいならそうしなさい。私、電話は持たないけど・・・」

メリー「・・・これからどうするの?」

口裂け女「さぁね・・・」

口裂け女「とりあえず、この人を・・・部屋まで帰してあげるわ」
ガチャリ

男「うわっびっくりした!」
口裂け女「居るし!!!!!!」

男「な、なんでこの部屋に・・・!?」ふよふよ

メリー「お、男!・・・の幽霊!!」

口裂け女「ええ!!男、どうして!?」

男「いや、俺は・・・別に・・・!!」

メリー「よほどこの世に強い未練があったのね・・・!地縛霊となったんだわ・・・」

口裂け女「お、男・・・!男ー!!」

男「わー!」
メリー「パソコン・・・?
そうか、パソコンに残った見られて
恥ずかしい画像とかを削除するために!」

男「ちょっと、そのパソコンのフォルダ削除してくれないかな・・・
俺この姿じゃどうすることもできなくて・・・」

口裂け女「・・・いやだ」
男「ええっ」
メリー「削除しちゃったら、きっと成仏してしまうわね、男」

男「ああ、できればそうしたいんだけど」

口裂け女「いやだ!言ったでしょ!一緒に暮らすって!!」

男「えぇ!じゃ、じゃあずっとこのままで・・・!?」

口裂け女「ふふっ、男、ずっと一緒に暮らしましょう・・・!」

男「え、えええ・・・」

メリー「えぇ・・・と、ゴミ箱を空に・・・」

口裂け女「おいメリー!やめろ!!」

メリー「きゃあ!!」
男「ああ!俺の肉体投げないで!別にもういらないけどもっと大事に扱って!!」

メリー「えぇ・・・と、ゴミ箱を空に・・・」

口裂け女「おいメリー!やめろ!!」

メリー「ふふふっ、こうなったら話は別よ!
これからあたしもずっとあなたの後ろにいるわよ!男!」

男「うわー、これからどうなっちゃうんだ〜」

口裂け女「待てメリー!!」


幽霊が出るとして誰も住み着かなくなったそのアパートの部屋は…

誰もいないはずなのによくドタバタと物音が聞こえるそうです

こうして...
男を巡る

口裂け女VSメリーさんの長い戦いが始まったのでした…●┓


   【おわり】