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2016-09-09

企業における対話の育て方

08:47 | 企業における対話の育て方を含むブックマーク

【走り書き】

最近、いろいろなチーム開発の話を聞いていて確かに対話の量が増えることで物事に変化が起きているのを感じます。対話コミュニケーションの1つに含まれます。よくコミュニケーション能力の向上が望まれると仕事上のスキルで取り出されることがありますが、そのコミュニケーションは一方通行ではなく相手側の状態に影響されますし、場の雰囲気にも影響されます。ゆえにコミュニケーションは人と人との関係性が大事な要素になり、対話自体は仕事上での話し方講座ではなく、ふりかえりや朝会の中で「いい感じの会話」をすることで対話の質が上がります。いい感じの会話を体験すると、悪い感じに成りたい人がいなければ、対話と関係性の質は良くなります。

言いたいことは仕事上の…という中では、急に1人だけが話し方を変えても「どうしたの?熱でもある?」と違和感と、やんわりとした拒否感がでるということです。コミュニケーションを変えることは変化に敏感な人には怖いことです。しかしふりかえりや朝会といったツールや仕組みにはそれを越えさせる要素が入っています。それはルールです。そしてファシリテーションです。ルールだけでは違和感が明確になりやすいですが、ファシリテーションによって、そのツールを使う人々に擦り合わせることが起きます。ファシリテーションもまた体感によって伝播するものです。ファシリテーションから起きた「行為」を「ルール」と勘違いすると形骸化が始まりますが、「雰囲気」として捉えると伝播していきます。おそらくはその人々の「場」となって。

2016-08-05 エンジニアの学びについての話 このエントリーを含むブックマーク

牛尾さんがアメリカで出会った人と日本人の学びについての違いについてブログを書かれたのを読んで、いろいろ自分についても整理してみたくなり書きました。

新技術導入の遅さの一端はラーニングモデルの違いかもしれない

『アメリカの人は概念の説明の段階でも質問しまくるし、日本人の人は、概念ではなく具体的なものや事例を求めようとするのだ』(本文より)

自分の講師スタイルが「教え方」から「学び方」に変わったのは、この「違い」というか、「理解の仕方の差」を調整したいからだと思いました。概念で捉えられるようになるには、何かの構造(仕組み)を理解できた経験も必要であるし、その理解するプロセス暗黙知のままだて、「感覚」で処理してしまいます。もちろん、掴んだ感覚は他のモノを理解する時も同じように「振る舞う」ことでその人は理解できますが、「振る舞い」を他の人が真似しても、同じような理解にたどり着く保証はないです。なぜなら、他の人もまた自分の「理解の仕方」をもっているからと推測します。また別の視点からだと「理解すること」と「同じようにできること」は別だと考えます。そこで体感を理解につなげる「ふりかえり」と「理解にかえる」ための「ふりかえり」について知っている必要があります。昨夜ちょうどエンジニアの学び方について議論をしたのですが、ある方はそこは反復による訓練というような話をされていました。おそらくは繰り返されることによって、パターンというか「勘どころ」として身に付いていくのではないかと。その意味でエンジニアがよく「パターン・ランゲージ」という形式で学ぶのも分かる気がしました。そしてそれは「応用力」として使えるものになっているのではないかと。

先日登壇した事例発表では、発表の前に事例紹介の聞き方を先に話して、発表の間あいだで持ち帰ってもらうためのファシリテートしました。


学び方は気づいていないだけとか、知らないだけなことが多いと思っているので、「理解してないね」の前を少し見てあげてみてはどうでしょうか?

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2016-06-10 採用業務こそ共創する場だ このエントリーを含むブックマーク

こんなのを同人誌として書いてみています。12まで書ききれるか...。

「採用業務こそ共創の場」

エンジニアのみなさんが「ねぇ、僕と契約して採用業務を手伝ってよ」そう言われた時に、あなたなら、どう答えますか?私はその契約にサインして採用業務を手伝っていますが、普通だったらメインの仕事もあるし、影響出そうなので嫌だなぁと「他の人はいないんですか?」と言ってしまうかもしれません。この嫌だなぁと思ったり、実際に面接したら、情報収集が目的な感じの人で時間が勿体ない気がしてしまったなんていう時もありませんか?

採用業務は会社にとっても、現場にとっても必要なことで、頭ではわかっていてもなんとなく敬遠してしまうことの1つになってしまっています。 プロジェクトや部署を越えて仲間を迎えるプロフェッショナルな人々の物語という映画やドラマになりそうな形でありながら、なかなかそうはいかないのが採用業務。しかし見方を変えれば、最近は企業の枠を越えた協業や、市民、企業、行政が枠を越えて課題に向き合ったりと「枠を越えた活動」が起きていますが、実は採用業務は企業の中で普通に「枠を越える」で変化を起こせる社内プロジェクトではないかと思っています。「変化」は過去のやり方が悪いからダメなんです...ではなく、自分の「こうやってみたい!」の前にこうやってみたい!の周りの人や物事の課題を解きほぐすことで進みたい方向に歩み始めて、ふりかえればそれが「変化」になっていち...というようなことなのかなと。

今回の執筆では、ここ数年採用業務に関わってきた中で感じた課題について書きながら、社内プロジェクト化のポイントや業務改善ポイントを伝えていきたいと思います。


1.人事と現場の関係性が良くない

【課題感】

人事に対して現場のエンジニアが思う印象は、勤怠について必要な残業かどうかを尋ねられたりと働き方にやいのやいの言ってくる部署、または忙しい時に限って研修への参加を命令してくる部署というような感じで、人事側は組織のために行っていることなのですが、現場にとってはなぜかマイナスに感じることがあったりして、人事の人がくると身構えてしまうような関係性になっていることが多いものです。そして採用における面接への参加も人事から依頼されるものです。そして往々にしてプロジェクトのリーダーや上司を介して頼まれるものではなくて、現場の状況を無視して突然舞い込んできたりします。採用業務が良い悪いとか以前に、人事からの依頼という時点でなんとなく気持ちが乗らない…なんてことも発生しているかもしれません。また、人事側も実は現場の人の時間を使うことに対して「申し訳ない」と思っている人もいて「採用面接の面接官をしていただいてもよいでしょうか?」とお伺いをかけるような関係になっています。そして採用業務もよほどの強化期間でない限りないプロジェクトチームのような「採用業務用」の関係性を構築してから行われることはありません。物事をいい形で進めるには、まずこの関係性を「課題」と考えた方よいでしょう。お互いに言い淀むような関係では仕事はしづらいですから。

【ポイント】

普段からプロジェクトで仕事を進めている方には当たり前のことかもしれませんが、プロジェクトにすると、情報の共有や、各自の行動がやりやすくなります。企業の中では既にプロジェクト的に採用業務を始めているところもあります。プロジェクトともなれば、関係者を集めたキックオフミーティングして、決まっているビジョンを伝えるだけではなくて、最初から共に考えたり、チーム作りも大切な要素になることはエンジニアのみなさんなら納得してもらえるかもしれませんね。

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2016-03-21 【告知】対話の時間の話 その2 このエントリーを含むブックマーク

「話し合う」事を大切にするということ自体は昔から言われていますが、その話し合いの仕方や会話の質などに注目され始めて、実際に多くの場所で話し合い方を工夫され始めたのは2000年以降な気がしています。

話し合う、対話をする、会話をする、おしゃべりをする、日本語にはいろんな表し方があって、そのどれもがそんなには大きな違いなく使われています。みなさんがしたい場はどんな場でしょう?

人と人とが言葉で(実際は言葉以外でもやり取りはされていますが)やり取りするのは、多くの人はいつもしていると考えているでしょうから、あまり「むずかしい」とは感じないと思います。そして実際にも「話をしてください」と言われてまったく話が始まらないケースは少ないでしょう。

当たり前にできることなので、場にいる人のそれぞれの感覚と言いますか、いわゆる暗黙知というものでなりたちます。暗黙知暗黙知のやりとりですから、よほど同じ環境で育たない限り、ズレが生じます。まったく違ったりする事ならズレも意識してお互いに調整できますが、お互いに飲み込んで話を続けるので時には気持ち悪さを生んだりもします。

そこで、話し合いの仕方を入れるのはありでしょう。まずは暗黙知をお互いに使わない、もしくは使えないカタチで言葉のやり取りをするので、ズレは少なくなります。しかし、話し合いの仕方が入るとたまに、その話し合いの仕方が正しく「仕方」になっているかが気になって、単なる言葉のやり取りが、中身よりも外身に気が向いてしまうことがあります。つまりは話し合う当人同士だけだと、しっかりと質のよいから話し合いができるだけの関係性と形式知が必要になるのではないかと考えるわけです。

はい。話し合いに対して第三者で、話し合いの質や仕方を考えて場を見る人の存在が いるとなんとなく良さそうな気がしませんか?

対話の時間を作るのには、簡単にできるからこそ、場をつくることが大切になります。場を見て「仕方」を築くことができる人がいることで、言葉のやり取りの仕方を実体験できます。そして、ここが大事ですが、質のよい言葉のやり取りを体験すると、その体験者は次の場所でも体現することができます。これもまた簡単だからできることだと思います。

今回、体感してもらう勉強会は、そんな「対話の時間」についてのみ体感する会になります。

そのためには最初にどんな対話の時間をなんのためにやりたいのかを少し各自で意識してもらうところから始めたいと思います。

なんとなく対話の時間を取り入れてみたいと思っている方や、会議などの会社の場で対話の時間になっていないと感じている方などいらしたら、ぜひ足を運んでいただけるとうれしいです。

申し込み:

http://kokucheese.com/event/index/381956/

アジェンダ

18:45〜 開場:

19:00〜 ガオ流対話の場づくり講座

講師:高柳謙(ダイアログデザイン)

カンファレンスでの話し合いの場からTの勉強会英語学習勉強会、マンション理事会の場、企業内研修でも参加者の話し合う場を作ってきた経験を元に人と人とが話をするという「場」についてお話します。

【学べること】空間の使い方、場を見る視点

19:30〜 空間の作り方ワーク

参加者自身の開催したい場を考え、それに適した場づくりについて実際に場をつくりながら、自分の視点を身に付けていただきます。

【学べること】参加者と開催者の感覚の違い    

参加者:話し合いの場をつくりたい方/話し合う場の手伝いをしたい方/場の使い方に興味がある方

定員:10名※追加で会場協力の富士ゼロックス社員の方が参加あります。

参加費:2000円

日時:2016年3月25日(金)19:00〜21:00(開場18:30)

場所:富士ゼロックス・R&Dスクエア・共創造ラボラトリー

   神奈川県横浜市西区みなとみらい6の1

https://www.fujixerox.co.jp/company/profile/location/map002.html

申し込み:

入館登録のため会社名(所属名)、氏名、フリガナをご提出ください

2016-03-08 【告知】対話の時間の作り方講座 このエントリーを含むブックマーク

今年はファシリテーターとして立つ場が多様になってきています。以前、翔泳社さんでさせていただいた未来会議を別の場所でとか、デブサミ2016で司会、フューチャーセッションハッカソン、小さいものだと企業の会議のファシリテートもしました。研修でワークショップをする場合もファシリテーターとして実施していますしが、今年はやっとずっと考えていた顧問ファシリテーターとして企業と契約をさせていただいての横断的な組織へのファシリテーターとして関わるやり方を始めることもできました。

どの場においてもダイアログファシリテーターをベースにして、参加者が話し合うことと「今」という場に対して向き合っています。特に最近は「後の先」「参加者の思考を飛ばさない促進」「違和感」を大事にするように意識しています。そして、変わらないのは「人の関係性」と「空間」の使い方と「時間(セッション)」の捉え方です。人の関係性は、初めて会うのか、知っている人か、その先一緒にいる人かなどですが、それをどう活かすかを場のつくりの視点に入れることです。組織の中での対話の場では、人の関係性の「過去」についてどう扱うかも大切な要素です。その時々において、自分にとっての、または組織にとって良いと思う選択肢、もしくは選択肢も1つしかなく選んだものが「今」になっていることと、参加者の時間軸のズレ、空白をお互いの情報で埋めあっていくプロセス。どこにどう時間をかけるか、どこをゴールとしておいていたか、その場で考えて、ファシリテーターが選ぶこともあれば、参加者に委ねることもあります。

今日も未来会議の説明をするところで、決まったフォーマットがありますか?と質問を受けて、毎回毎回違います。と答えました。人、空間、テーマが完全に一緒な場などはないので、ひとつひとつの場が新鮮でリアルです。そのような場を重ねてきたことで、昔考えていた部分に肉付けできたこと、シンプルにそぎ落としたこと、そして何より今の私のファシリテーターとしての「在り方」をお話ししながら、「ファシリテーターは人の数だけ在り方、やり方がある」という持論に基づいて、講義とワークを行う予定です。

今回は、富士ゼロックスのR&Dスクエア「お客様共創ラボラトリー」に協力いただき、場所を提供していただきます。社員の方も参加されますが、私も初めての空間ですので、どういう視点で場を考えていくかをリアルにお見せできると思います。

参加者:話し合いの場をつくりたい方/

話し合う場の手伝いをしたい方/

場(空間)の使い方に興味がある方

定員:10名※追加で会場協力の富士ゼロックス社員の方が参加あります。

参加費:2000円

日時:2016年3月25日(金)19:00〜21:00(開場18:30)

場所:富士ゼロックス・R&Dスクエア・共創造ラボラトリー

   神奈川県横浜市西区みなとみらい6の1

https://www.fujixerox.co.jp/company/profile/location/map002.html

詳細、お申し込みはこちらになります。

http://kokucheese.com/event/index/381956/

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