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2011-05-11

[]トラックパッドの使い易さについて

ノートPC用のポインティング・デヴァイスとして最もポピュラーなトラックパッド。しかしあまり良い評価を聞かない存在でもある。日常的にノートを使う人でもマウスを接続していたり、あるいはトラックポイント付きの機種が高評価だったり。

だが私は初代MacBookを購入して以来、一貫してトラックパッドのみであらゆる作業をこなしている。既に我が家にマウスはなく、これだけでWebブラウジングなどの簡単な作業のみならずPhotoshopIllustrator、3DCGのような細かい作業まですべて問題なく行なえる。


はっきり言えば、Macのトラックパッドとそれ以外のトラックパッドは根本的に別物だ。基本機能に違いはないにも関わらず、設計思想の差によって全く違ったものになっている。

何が違うのか。


トラックパッドの使い難さの原因となっているのは何よりまずクリックボタンだ。手とデヴァイスの位置関係が変わらないマウスに由来する設計を、手との位置関係が変化するデヴァイスに持ち込んだって使いものになるわけがない。同じ場所をクリックするつもりでも、実際にタッチする位置が異なるのだから。

Macではこれをマルチタッチ検出によって解決した。ポインタを1本指で操作している時のクリックは左クリック、2本指で操作していれば右クリック。言わばマウスのクリック感とほぼ同一だ。

初期MacBookではまだトラックパッドの手前側にクリックボタンがあったため奥行方向については手との位置関係が一定ではなかったが、現在のモデルではボタンが廃止されトラックパッド全体がクリックボタンになっている。


また、マルチタッチによってトラックパッドが単にポインタの位置を操作するだけのものから脱却した点も重要だろう。2本指でなぞれば画面スクロール、2本指で物体を押し広げるようにすれば拡大、引き良せるようにすれば縮小。向きの回転も可能だ。更に3本指で左右に払えば戻る/進む操作、4本指で縦に払えば開いているウィンドウが整列一覧できるなど、多彩な操作が簡単に行える。


トラックパッドでよく聞かれる不満のもう一つ、「キーボードを打っている最中に掌がトラックパッドに触れてポインタが動く」についてもMacでは全く問題になっていない。マルチタッチ検出を活かし、指でない部分での接触を無視するように作られているので誤操作がないのだ。指の腹や節で操作することはできるが拳や掌を着けても動かない。恐らく反応面積で切り分けているのだろうと思われる。


クリック時のストレスも誤操作もないとなると、トラックパッドは俄然優秀な操作デヴァイスになる。なにしろマウスと違って動かすための面積というものを必要としない。ノートであれば本体に固定されていて外付け装置を持ち歩かなくて良い。今やネットもWi-Fiだから、電源ケーブル以外の一切が必要ないというのはスッキリしているし家中どこでも作業できてなかなか快適なものだ。


お近くにMacの取扱店があれば、是非一度お試し頂きたい。トラックパッドというものの印象がちょっと変わると思うから。

2010-06-28

[]最適なブラウザを探す

このところブラウザ選びに苦慮している。

これまで主にFirefoxを使ってきた。高機能でカスタマイズ性が高く、何かと便利で使い勝手は抜群なのだが、その代償かメモリを喰い過ぎる傾向がある。丸1日ぐらい使っていると仮想メモリサイズが1GBを越え、それと同時にCPUの占有率が100%を越えて動作が極端に重くなるのだ。その度にFirefoxを再起動すれば一応の対処にはなるのだが、それはそれで鬱陶しい。about:configからキャッシュの不使用や履歴の制限など様々に試してみたが、メモリ喰いは直らなかった。感触からすると主にFlashまわりでメモリ消費が激増する印象がある。

Mac標準であるSafariGoogle Chromeも優れたブラウザで、動作も軽快だし近年ではFirefox並みのカスタマイズ性も追加された。対抗馬としては充分に過ぎるのだが、如何せん私の使っているIMEAquaSKK」との相性が悪い。何故かWebKit上でのみ、入力時にキー入力を多重に反映する問題がある──例えば「かきくけこ」と入力すると「かaきiくuけeこo」になってしまう。これは直接入力モードでのみ生じる問題で、Shift押しながらの変換モードでは生じないのだが、本来の入力パターンから逸脱した運用を強いられるのはストレスが多いし、確定動作のenterキーも二重化され逐一改行してしまうのでタチが悪い。

まあ、この問題は多分にWebKitの問題というよりAquaSKK側の問題ではあろう。他のIMEを使う限りは気にしなくて良さそうなものだが、そうは言っても愛用してきた入力方式をそう簡単には手放せない。従って問題が解決するまではWebKitは選択肢から外すことになる。

というわけで今のところ試験的にOperaを使っているのだが──これはこれでいくつか問題を抱えている。ひとつはFlashまわり。例えばmixiでページをスクロールすると画面描画が正常に行なわれず同じ行が複数出現したり、あるいはニコ動を最大化した時に周囲が消えはするものの動画が拡がらなかったり。mixiアプリの一部でOperaでのみ正常に動作しないという話もあるが、要するにOpera上でのFlash動作まわりにはトラブルが多いということのようだ。その方面を使う気がなければ……とは言っても広告用に埋め込まれているものなど、意図せぬ所での接触も多く回避は簡単ではない。


そうすると今のところ選択肢は

  1. Gecko系で軽そうなのを探す
    • Flashに当たると同じ道を辿りそう
  2. AquaSKK捨ててWebKit系
    • 入力方式の変更を迫られるのは辛い
  3. 独自エンジンのを探す
    • Opera以外にまともなのを見付けるのは難しい

うーむ。

2010-02-05

[]Spotlightを殺す

Appleはファイル管理に関しても「ユーザの手を煩わせない」という信念を持っているようで、OS9あたりから一環して「HDD内全データを解析しておいて検索で即時引き出す」ということをやっている。細かく分類しないで1フォルダに全部保存しちゃう人には助かることだ。ファイル内の文章まで検索できるから分類派の人でも嬉しい。


……のはいいんだけど、なにしろ全データの索引を作るわけだから処理は決して軽くない。MacBook程度の処理能力だと10分ぐらい何もできなくなるほどに。

使ってないときにやってくれる分には構わないんだけど、再起動直後とか深夜定時過ぎとか、微妙なタイミングでやってくれちゃうもんだからストレスが溜まる。

いや、不在時とかに実行するよう時間設定はできるだろうけど、なにしろ使わない時はスリープさせちゃってるし……


まあ基本的に検索派ではなく分類派なので、実はあんまり必要でもないんだよね。実質利用しない機能に処理取られてストレス溜めるのも癪なので、切っちゃうことにした。

やり方は下記。

旧・Macの手書き説明書 - FC2 BLOG パスワード認証

ああスッキリした。

て、これで重くならずに済むかどうかはまだ試してないんだけど。