2009年に「口腔生理学に基づく摂食嚥下障害のキュアとケア」第2版を上梓しました.お蔭様でそれなりの評価をいただきましたが,初版出版後8年となり,この間に多くの知見やevidenceも得られ,また以前には問題ないとされていたことの誤りや,より効果的で実践的な評価法や対応法も構築できるようになりました.これらを盛り込んだ,第2版を2017年9月に上梓しました.
フローチャートに従っての対応法の考え方は踏襲し,初めて対象者とお会いした時点からの時系列的に対応するための,より実践的な方法を提示しました.評価の項目では,ある事象の評価時に必ず確認するべき相互関係のある事象を提示して,より実践的な内容にしました.また,辛口のNOTEを充実させ,現在「常識」として流布されているガイドや評価法,概念の誤りを突く,さらに辛口で過激な内容になりました.
今後のTOUCHセミナーは第二版を基本として行う予定です.
近々では,11月26日にグループワークを開催します.これまでのセミナーにご参加いただいた方々には奮って参加していただきたく思っております.
詳細はこちらから.
最近,ブログでの情報公開が少ないとの御指摘をいただいております.しっかりと発信していきたいと思っております.