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2009-09-11 曇り

[][]温暖化ガス25%(90年度比)削減のポイントを説明するよ

温室ガス25%減、鳩山代表が明言 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090907-OYT1T00586.htm

民主党鳩山代表は7日午後、東京都内で講演し、日本の2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について「1990年比で25%削減を目指す」と述べ、衆院選での同党の政権公約マニフェスト)通りに実行する考えを表明した。鳩山代表が中期目標について衆院選後に明言するのは初めて。民主党公約の「25%減」には経済界から「省エネの進んだ日本には過大な負担。経済に悪影響を及ぼす」との強い反発が出ており、今後さらに論議を呼びそうだ。鳩山代表は今月下旬の国連会議で新政権温暖化対策について表明する方針。


こんばんは。シートンです。

温暖化ガス25%削減の鳩山発言に、「日本オワタ」とか「ミンスいい顔しすぎ」など、すっかり反政府広報が板に付いてきたネトウヨの皆さんが、しきりに「無理!」と叫びたくてしょうがないようですけど、後の損失を考えれば手を打つべきは当然ですし(スターン報告って知ってる?)、今までの日本政府の態度は「化石賞」に輝く?ほどでしたから、こちらとしては漸くかよ、という気分でしかありません。で、私が考える削減のポイントがどこにあるか説明します。

さて、まず温暖化ガス、一応二酸化炭素(CO2)に限定しますけど、排出量の排出割合を見てみましょう。


(3)我が国における温室効果ガスの排出状況(資源エネルギー庁 調べ)

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2004/html/16011213.html


エネルギー起源二酸化炭素排出量について部門別でみると、排出量全体の約40%が産業部門、次いで運輸部門(約23%)、業務その他部門(約17%)、そして家庭部門(約14%)の順となっています(第112-1-7)。


えー、結構古いデータで、資源エネルギー庁データですが、一応現在でも割合そのものは大して変わっていません。環境省サイトにも詳しいデータがありますから、知りたい方はご覧になってください。大雑把には、産業部門が4割、運輸部門が2割強、家庭部門は1割強、(その他が2割弱)という事になります。やたらめったらメディアでは家庭や個人の心がけや努力が唱われますけど、あまり効果が無いんですね。


それでも、家庭部門の排出削減がまったく効果が無いわけでも無いので、削減の余地が無いか見てみましょうか。実に家庭のエネルギー消費の6割までが冷暖房と給湯によるものです。


家庭のエネルギー消費の約6割を占める冷暖房と給湯(NEDO

http://www.nedo.go.jp/shouenepoly/guidebook/topic2_0.html


しかも、そのうち給湯と暖房が3割弱を占め、冷房厨房用はさほどでもないんですね。つまり、給湯・暖房にかかるエネルギーが削減出来るかが、家庭部門の排出削減の鍵だ、という事です。

手段はあるのか?あるんです。ソーラーシステムがそれです。ソーラーシステムといっても、ガンダムに登場するアレじゃありません。アクティブ(能動的)、パッシブ(受動的)共に、太陽光(熱)利用が効果的です。

太陽熱温水器は、熱利用という点では効率が高く、設備投資安価でEPBT(エネルギーペイバックタイム)が短くて済む利点を備えています。もちろん、充分な集熱面積を持つことが出来れば、給湯・暖房共に利用可能。季節や天候、地域差にもよりますが家庭のエネルギーの6割までを賄えるわけです。太陽光発電と併用ももちろん可能ですし、太陽光発電パネルの冷却と併用して予備加熱(プレヒート)に使えば双方に利点があります。

戸建てでないと無理?そんな事はありませんよ。


集合住宅のバルコニーに設置する太陽熱利用給湯システム東京ガスなど

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090521/532761/

東京ガス矢崎総業、三協立山アルミリンナイガスターと共同で、集合住宅太陽熱利用給湯システムを開発した。2010年2月の商品化を目指す。矢崎総業が集熱パネル、三協立山アルミが手すり、リンナイガスターが貯湯ユニットをそれぞれ開発し、製造する。東京ガスは、仕様検討・設置施工評価を行う


夏は冬ほど温水は必要ありませんから、屋根に集熱器を備えるより、壁面に備える方が冬場は有効、というわけです。


集めた熱をムダにするのはもったいない、となれば、建物の断熱が重要になります。


断熱材 真空断熱を採用した初のハイブリット構造アキレス

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090318/139752/

冷蔵庫自動販売機などで使われる真空断熱材を、硬質ウレタンフォーム内に挿入したハイブリッド断熱ボード真空断熱材の部分は、多孔質芯材をプラスチックラミネートフィルムで被覆し内部を減圧封止している。住宅用建材のハイブリッド断熱ボードの販売は日本初。


窓は外の光を取り込んでくれるけど断熱が問題、に応えました。


真空ガラス スペーシア 日本板硝子

http://shinku-glass.jp/


このレベルになると、単に省エネ、に限らずエネルギー消費を伴わなくても快適に過ごすことが可能、ということで、ドイツではこのレベルに達した住宅を「ゼロエネルギーハウス」とカテゴライズしています。ゼロミッションどころじゃないわけです。


こうした対策が住宅政策に盛り込まれれば、家庭部門の排出量は大きく減らせる事が判ります。

では、その他の部門はどうでしょうか。運輸部門について見ていきます。ここについてポイントはやはり自家用車ですよね。排出量の半分までが自家用車によるものです。しかも、その移動は10km以内が多いですから、再三述べているように、「街をコンパクトに纏め、自家用車を減らしていく方向へ誘導する」事が望ましい。


参考:当ブログを 自滅する地方 で検索してみてください


貨物輸送に関しても、鉄道輸送へ転換、モーダルシフトが有効です。大体、トヨタ自体がモーダルシフトを進めているんです。どこかおかしい気がするけど。


トヨタ列車”が大増発 部品輸送を船舶から貨物列車へ カイゼン進めコスト効率も向上(1)

http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/49670619f13ae47f81236660b0da3c06/


近距離では、クロネコヤマトが面白い取り組みをしてますね。他社も続いています。


リヤカー 都会で復権 エコ、駐車難“追い風

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20090905033.html

先駆者といえるのが、ヤマト運輸(東京都中央区)だ。それまでは台車で配達していたが、長距離を運ぶ際や荷物が多い場合には不向き。そこで、14年に電動アシスト自転車にリヤカーを組み合わせた「新スリーター」を導入した。


さて、こうして見ていけば、家庭・運輸部門で大きな削減が可能である事が判ります。

では、最大の問題、産業部門はどうか?産業界は今回の削減に大きく反対していますね。削減の余地が無い、とか、産業競争力を損なう、とか。でも、産業部門の詳細を見ると、そんな事は無いのです。


実は、産業部門で大きな排出は発電と鉄鋼、セメント業が占めています。他の産業だって改良の余地はありますけど、大きなところを押さえてしまえば簡単ですからね。

そのうち、鉄鋼とセメントには大きな特徴があります。それは、需要の多くを「公共(土木)事業」が占めている、という事です。


セメント製造業|窯業・土石製品

http://tabisland-industry.fideli.com/industry/m/industry19_5_1.html

国内需要を見ると、バブル経済崩壊後は阪神大震災後の復興需要などで回復した時期もあったものの減少基調公共工事が全国的に抑制傾向にあるため、その影響を大きく受けている。


産業天気図・鉄鋼】在庫調整完了で雨足は弱まるが、実需低迷で依然として雨模様は続く

https://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/744594e3351d420e9f98adba69c7dec7/


ハイ、これで「税金の垂れ流し」「環境破壊」「利権構図」に続いて、「公共(土木)事業」をサッサとやめるべき理由が出来ましたね。公共土木事業を止めると、かなり鉄鋼需要とセメント需要が減りますから、温室効果ガス排出も削減出来るわけです。結構な事じゃないですか。


ま、私は別に「小さな政府」支持者じゃ無いんで、「公共事業」自体には反対ではありませんから、土木事業に向けられていた額を、「環境対策」にでも振り向ければ、雇用産業育成も可能だと考えます。


セメント会社や鉄鋼メーカーが危機に陥る?従業員の雇用が危ない?何を間抜けな事言っているんでしょうね。

それこそ、エネルギー転換(石炭から石油)の時でも、日本産業転換(繊維から自動車・電機)の時でも、消えゆく産業解雇に晒される人々は存在したわけです。むしろ、そうした危機を次の産業の足がかりにしていく強さこそが、日本戦後産業の在り方だったわけでしょう?

トヨタ自動車母体が、何であったのか知らないとしたらマヌケですよ。

様々なケミカル関連の企業だって、もとは繊維産業が多くを占めています。繊維が斜陽化する中で、生き残りを図った結果なんです。


第一、環境対策自体、すでに目端の利く企業は、自分達の生き残る先だと認識しているわけです。紹介してきた技術はどれも日本企業が手を付けたものなんですから。

温室ガス削減に反対している新日鐵だって同じです。新日鐵太陽電池の原料であるシリコン生産に参入している、なんて事は気の利いた人間ならすでに承知の事です。


新日鉄太陽電池用の多結晶Si事業に参入

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060630/118752/

新日本製鉄は,太陽電池用の多結晶Siの製造と販売に乗り出す。事業会社として,2006年6月30日に「NSソーラーマテリアル」を設立した。 NSソーラーマテリアルは,福岡県北九州市にある新日本製鉄八幡製鉄所内にプラント建設し,2007年度下期から月産約40トンで生産を開始する。生産した多結晶Siは,日本太陽電池メーカーへの供給を想定している。

 多結晶Siの製造には製鉄技術を応用した独自手法を用いており,既存の製造方法とは異なるという。既存の方法に比べて,設備コストを半分にできる利点があるとする。多結晶Siの製造技術は以前から開発を続けてきたが,ここ最近太陽電池需要の高まりを受け,製造会社の設立を決めた。


連中は、片側では「温暖化ガス削減なんか無理」という一方で、片側では次の環境ビジネス市場を虎視眈々と狙っているわけです。そんなところが「潰れる」だなんて、そりゃ、連中をなめすぎですよ。連中のゴネは、単に交渉術の一つでしかない。25%の削減を課せられたとしても、それをバネに、次世代産業の主導権を握る、それが、「産業立国日本」の有り様でしょうが。

経産省や外郭団体がしきりに試算で「無理」と述べてますけど、産業構造シフトなどは盛り込んでいないわけです。経産省ボンクラ役人共もすっかり気概を失ったようですな。

排ガス規制でも、公害規制でも、乗り切ってきた日本企業を見くびるとは、何という「反日」連中なんでしょうね。まったく。


というわけで、政府は「温暖化ガス削減目標」を野心的に設定すべき。

一方で、有効な社会政策はもちろん必要。「高速道路無料化」のようなクソ政策はとっとと撤回すべし。

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メガネメガネ 2009/09/12 05:20 はじめまして。

とても分かりやすくて面白かったです。

2点ほど気になったので、良かったら教えて下さい。

25%って数字の妥当性はどうなんでしょう?

また、民主党が前提としている、中国やアメリカの参加というのはどれくらい現実味があるのでしょうか?

bn2islanderbn2islander 2009/09/12 07:18 「公共土木事業を止めると、かなり鉄鋼需要とセメント需要が減りますから、温室効果ガス排出も削減出来るわけです」とありますが、具体的な数値を教えて頂けますか。例えば、公共工事を全廃すると、セメントや鉄鋼に関しては、90年度比で何%ほど削減が可能なのでしょうか。

kaikai 2009/09/12 08:31 削減できるポイントの説明にはなっていますが
そのポイントで具体的に
「どれだけ削れるのか?」という数字が無いと
結局は水掛け論ではないでしょうか。

kaikai 2009/09/12 08:31 削減できるポイントの説明にはなっていますが
そのポイントで具体的に
「どれだけ削れるのか?」という数字が無いと
結局は水掛け論ではないでしょうか。

通りすがり通りすがり 2009/09/12 10:16 家庭だけではなく、企業努力も必要だと言う事は理解出来ましたが、何故25%なのか理解が出来ません。

toyholltoyholl 2009/09/12 10:26 中国は温暖化対策に日本がいくら削減率を上げようが参加しません。
8%下げると公約したときももっと高く設定しろと言い、今回の25%発言の時も同じです。
なぜなら彼らは参加する意思は最初からなく、日本がどれだけ下げようが更なる経済成長を狙う中国には関係ないからです。
対してアメリカはビジネスとして乗り気です。環境技術産業というのはアメリカにとって金融、工業、ITの次の新しいビジネスの場なのです。
彼らは持ち前の特許取得技術、企業買収、技術契約交渉でこの新たな産業で稼ぐ事を考えているでしょう。

通りすがり通りすがり 2009/09/12 10:42 http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090907-OYT1T00586.htm
民主党の25%削減は国内削減分だけでなく、日本の技術や資金を使って海外でガス削減に取り組んだ分や国内の森林吸収量も含んでいる

といっても、いまだに具体的な政策や数字はないんですが。

CGSICGSI 2009/09/12 12:41 で、1990年比25%削減という数字の実現可能性は?

>連中のゴネは、単に交渉術の一つでしかない。
のちゃんとした根拠が示されていないけど、
単なるあなたの妄想では?

まえまえ 2009/09/12 13:44 反対する奴はみんなネトウヨwって感じの記事ですね
削減出来るって根拠も結局あやふやだし
何故わざわざ2004年の古いデータを引っ張り出して来たのかも解りません

キバヤシキバヤシ 2009/09/12 14:19 > 連中をなめすぎ
その連中は時に"大資本家"だったり"右翼"だったり
"赤化工作"だったり"ユダヤ"だったり"半島の人たち"だったり
"フィギュア萌え族"だったり"アグネス"だったり
すると思うんですけど、ネットの上の情報だけで完結してると
"ネトウヨ"みたいになっちゃうんだなぁと思った。

研究者なら論文で語ろう。
自戒も込めて。
ではでは

ff 2009/09/12 21:30 腐れ儒者ってこういう人のことをいうんだね。

岸ノ上岸ノ上 2009/09/13 00:19 別に温暖化ガス削減自体を批判してるのではなくて
期間と量を批判してるんですけど・・・

WATERMANWATERMAN 2009/09/13 10:23 鉄鋼とセメントは需要が無くなれば減少しますが、鉄鋼は輸出産業でもありますしセメントも今後リプレース需要も出てきますので極端に減らすことはできないでしょう。もちろん壊れた橋や道路、トンネルを放置しても構わないというのであれば別ですが。上下水道もかなり痛んできているので修繕する必要もありますね。
むしろ私が問題視しているのは、太平洋戦争直後から高度成長期に建てられた古い民家や低層ビルが相当数残っているということで、これらの建て替えを進めるだけでかなりのCO2削減になるだろうということです。
新築の一般住宅に高断熱と太陽光発電パネルの設置を義務付けるだけでも効果はあるでしょう。

WATERMANWATERMAN 2009/09/13 10:27 もう一つ、最良なのは日本の優秀な鉄鋼プラントやセメントプラントで世界の需要を満たしてしまうことです。
途上国から二酸化炭素排出量を引き受ける代わりに鉄鋼やセメントの輸出権を頂くということです。

victoria-3rdvictoria-3rd 2009/09/13 12:17 トヨタ自動車の前身・・・前見ましたが読み飛ばしてました。環境にいい「企業」もしくは「公共事業」をどんどん育成する必要がありますね。

メガネメガネ 2009/09/13 14:32 >WATERMANさん
最良なのは日本の優秀な鉄鋼プラントやセメントプラントで世界の需要を満たしてしまう
このアイデア素晴らしいですね!
排出量のリスクを負うかわり、日本の高度な製鉄技術を発展させる事ができますし、国内の雇用対策にもなります。

GHGH 2009/09/13 16:38 >最良なのは日本の優秀な鉄鋼プラントやセメントプラントで世界の需要を満たしてしまう

確かに素晴らしいですね。
明らかに実現不可能な点を除けば。

dddd 2009/09/17 07:10 まあ、万が一寒冷化したら全部オジャンで国民の負担だけが残りますけどね。

通りすがり通りすがり 2009/09/17 23:56 寒冷化の心配はありますね……。
この間の皆既日食のときのコロナ、明らかに小さかったんですけど、あんまり話題にもなりませんでしたし……。

まあ、わかりませんけどね。
太陽活動の非活性化が、温暖化をもたらしたりすることもあるかもしれなかったり?

マイホームマイホーム 2009/09/18 17:01 いま正にマイホームを建てようとしてる者ですが、高気密・高断熱 + 太陽光発電の事に関して少し。
それで家庭からの排出量を減らせると書いておられますが、それはあまりに机上の空論です。
核家族の住宅というと大体30坪〜35坪になるんですが、平均して約2.8〜3kwの太陽光発電パネルが搭載できます。
重要なのはその際にかかる経費ですが、どれほどになるかご存知ですか?
単純に搭載するだけでおよそ200万円かかります。
これに関してはいま、政府で少し援助を出してますよね?
1kw当たり7万円ですが、実はこれ、無条件に出るわけではありません。
自己資金として太陽光発電パネルの経費分全額を予め用意しておかないと給付されないのです。
これは既存の住宅に搭載するときでも同じです。

あと一つ。
既存の住宅に太陽光発電パネルを搭載するときは、荷重計算をし直さなければなりません。
工場生産型のハウスメーカーで作った家ならある程度大丈夫でしょうが、在来工法で造った多くの家は柱を増やすとか筋交いを増やすとかしないとパネルの重さを支える事ができません。
これらの経費を含めれば、平均して500万ほどかかるそうです。
あなたは全ての家が簡単に500万円を支払えると思ってますか?
よしんば政府の補助金が出たとしても、たかが48万円では足しにもなりません。

更に。
先ほど自分は平均して2.8〜3kwの太陽光発電パネルを搭載できると言いましたが、二酸化炭素排出量をゼロにするにはこれでは足りません。
核家族で35坪の家に住み、大人が2人、子供が2人の場合、およそ7kwの太陽光発電パネルを搭載する必要があります。
ミサワホームのSmart Style ZEROという商品がゼロCO2を謳っていますので、興味があればそちらを調べてください。
http://www.misawa.co.jp/kodate/syouhin/mokusitu/smart_style_zero/
(6kw程度でも現金収支は収入+になりますが、純エネルギーで言えば7kw必要です)
当然ですが、既存の住宅で7kwものパネルを搭載できる家はほとんどありません。
あっても金持ちの豪邸くらいなものです。

長々と書きましたが、太陽光を載せるということがどれだけ難しいか分かっていただけたでしょうか?
家庭からの排出量比率14%をゼロにするには、全ての家が太陽光を載せる必要があります。
2020年まで僅か11年あまり。
とてもじゃないですが、無理です。

Dr-SetonDr-Seton 2009/09/28 23:06 マイホーム様、興味深かったのでお返事します。

・私が書いたのは、太陽光発電ではなく太陽熱利用、です
・そもそも核家族で30〜35坪、ってずいぶん広いんですね
・現在(つまり旧自民党政権下)の政策を持ち出すのは的外れです
・年間着工件数を考えれば、新築・改築時の対応で十分です
・それにしても、ずいぶん電力消費しているんですね、私のところの倍は使ってますね
・そもそも、家庭排出は大きな要素ではない、と書いたのが読めませんでした?

mizumizu 2009/10/08 10:08 家庭での排出量が増えているのは、電気使用量が増えていることと、発電時の原単位が増えていること。両方の要因があります。

オール電化などで、給湯、厨房、暖房にも電気を使うようになっているので、電気使用量は増えて当然。エコキュートよりも太陽熱温水器の方が確実に省エネです。

日本では、発電などでの排出量を最終消費者に振り分けた間接排出量しか報道されていませんが、直接排出量では、エネルギー変換部門の排出量の伸びが突出しています。家庭での電気使用量が同じでも、発電時のCO2が増えたら家庭からの排出量も増えることになります。

電力会社は発電時の原単位を増加させ、家庭の電力使用量も増やすことに成功。で、排出量増加の主因は家庭だ!というのはどうなんでしょう?発電時の排出量が増えたら、家庭での小さな省エネはほとんど意味がなくなります。エネルギー変換部門での排出量削減が一番のポイントだと思います。

Dr-SetonDr-Seton 2009/10/08 20:42 mizuさん
丁寧な解説ありがとうございます。
「日本の産業は充分に削減に努めている」というのも同種のデマですね。
今後、キチンとした情報が示されるといいですが。

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