お月見マジックショー
毎年恒例の、うちのゼミが主催する中秋の名月イベントが9/15の夜に開催された。ここ数年は『お月見カフェ』として複数箇所のカフェにご協力をお願いし、中秋の名月の日の夕刻に各店で「月×何か」をテーマに、ゼミの3回生が一人1店担当で同時開催イベントのプロデュースをしている。
ま、いつかゼミ生からご指名が来るだろうな、と思っていたわけだけども(笑)、今年度はついにマジシャンとして出演のオファーが来た。ということで、「月×パフォーマンス」カフェで、マジックショー。
「で、持ち時間は?」「30分くらいで…」
( ゚д゚) えっ、30分って、プロのライブやがな…(真顔)
僕の視点で言えば、今回は、お題が「月や宇宙に関連したマジック」だったので、いつもの得意ネタを並べるマジックショーとは違った準備が必要になった。
そんなわけで、久しぶりにプログラム構成から真剣に考えて、そのために新ネタぶっこんだので、普段の路線ではやらない作品や演出を練習することにもなったし、とても勉強になった。
今回の演目
挨拶代わりに口からトランプ出してから、
- Sun and Moon (Albert Goshman)
- タイトルがまさに月。
- Olram Banknight (ゆうきとも)
- お客様の「ツキ」があるかどうか試してみよう
- ポケットリング
- 一般の人が具体的に姿が思い浮かぶ「星」ってリングのある土星は必ず挙がる。だからリング(強引)
- Galaxy (Paul Harris and Wyman Jones)
- 宇宙。銀河。
ちなみに、時間が押していたのでこれで(20分ほど?)切り上げたけど、時間を引っ張らないといけない可能性もあったので、
- カレンダーの予言 (二川滋夫『奇術入門シリーズ テーブルマジック』所収)
- 「月」の由来そのもの。
- サイキックペン (テンヨー)
- お札を「つき」抜ける
- しあわせの書 (泡坂妻夫)
- 満月(に近い)の夜には不思議なパワーが宿る…?(なお、中秋の名月は満月じゃないことが多いです)
なんかも準備しておいた。
ショーの一部を、来てくれた学生さんが撮ってライブ中継&アップしてくれた。
https://www.periscope.tv/w/1djGXYdzddXJZ
動画を観て考える。「やりたいこと」は、なんとなくできている気はする(それが良い構想・アイデアだったかどうかはともかく)。しかし、やっている・しゃべっている空間スケールと、指先が表現している相手の空間スケールが、全然違う場面が何度かある。これは、大反省。
他にも、全体として、いわゆる「ヒヤリハット」なことも2ヶ所ほどあったので、まだまだ精進、ですな…当たり前やけど。
深夜に帰宅後、富山の干しホタルイカ、僕オリジナル調合の味付け液で漬けた南高梅、そして南三陸旅行で買った赤貝塩漬と宮城の純米酒・浦霞にて、セルフ打ち上げ。
やっぱし、ネタ選びから半年がかりで割と真剣に準備したんで、まぁ、酒がうまかったことであるよ…