なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?
「寄らば大樹の陰」の思考を捨てること。そして、自らがリーダーシップを発揮して日本や世界に対してインパクト(変革)を与えること
朝から晩まで仕事をするのは、自分自身の成長に真正面から向き合っていく心構えがあるから
日本人はどのような場面でも遠慮がちで、あらゆる変化に対して非常に臆病で、何よりも大きな志を持っている人間が非常に少ない
必要なのは、自分の人生に対して責任をもって積極的に「志」に向けて突き進むこと
分解をして細かい施策を考える始めると全体感を見落としてしまう。何が重要な課題なのかをまず考える
常に「イシューを解く」ために分析をするのであって、その目的が不明確なままやる分析はバリュー(価値)が無い
すべての思考のステップは「空雨傘」
空とは「ファクト」事実
雨とは「意味合い」事実が何を意味するかを抽出する
傘とは「打ち手」意味合いに基づき実行する
フィードバックは悪口ではない
フィードバックを与えるときの3つのルール
1.最初に強みからあげる
2.欠点をそのまま「欠点」とか「弱み」というのではなく、「ディベロップメント・ニーズ(成長すべきところ)」と表現する
3.できないことではなく、精一杯手を伸ばせば届きそうなポイントをフィードバックすること
分析を依頼する側も依頼される側も、何のクエスチョンに答えるのかを明確にする(レベル1)
そして、アクション仮説も明確にする(レベル2)
アクション仮説をするかしないかが、経営にとって重要かどうか(レベル3)
何を解かないといけないのか。「答え」を考えるのではなく、「問題」を考える。これがすべての問題解決の出発点である。
お金をもらっている以上、その金額以上のバリューを提供する プロフェッショナル精神
経営者を目指すのであれば、「現場主義」を忘れない
マインド・サーチとはこの人生の中で自分が一体何を成し遂げたいのか、何が自分にとって重要なのか、など自分と徹底的に向き合うこと
やりたいからやる、これがないと継続的にインパクトを与えることなどできない
投資は結局のところ金融ビジネスなので、如何に資本を効率的に使って利益の最大化を図るかがポイント
経営は、綿密で長期的な思考が必要。
透視が早くだとすると、経営は深く
「運命論」に身を任せるのも聞こえは悪くない。それでもそんな曖昧な考えでは「目指す姿」にはなかなか到達できない。自分の人生である以上、人生に関しては考え抜き、妥協してはならない。
参謀ではなく、実行の主体者になる
イシューからはじめる。何のためにやるのか、明確な問題を定義してから行動を起こす。目的が不明確なまま始めるとバリュー(価値)を出すことが難しいし、遠回りになる。人生の中で、自分が一体何を成し遂げたいのか、何が自分にとって重要なのかを明確にしよう。
- 作者: 田中裕輔
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 114回
- この商品を含むブログ (9件) を見る