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「個性とはなにか?」という問いがあった時に、『自分の好きなものを「好きだ」と言えること』というのが、私がわりと昔から持っている回答。
もちろん、ここで言う「好き」の対象は、それがメジャーかマイナーかサブカルかハイブラウか、という事とは関係がない*1。なぜそれが好きなのか、ということをちゃんと自分の言葉で話せる人との会話は楽しいし、偏っていたりマイナーな趣味の持ち主の話を聞くのは人生の愉悦の一つだと思ってるけど、それはそれ。定義に入れていいのかはよく分からない。
一つ言えるのは、そうした無数の「個」の生き方をエンパワーすることを通じて、「日本的価値観」とか呼ばれているウザったいアレをスポイルし、オルタナティブな公共圏を打ち立てること。それが、今も昔も私がネットに期待していることであるわけです。
一読して、特に後編とか、ああ「好きを貫け〜」を今も実践して楽しんでいるんだなぁ、いい人生だなぁ、というのが私の感想なんだけど、まぁ皆様の反応凄いですねというか。
私はあまり梅田氏の熱心な読者ではないので、話題になったエントリを拾い読みしている程度だけど、少なくとも2007年に書かれた↑のエントリを基準に据えるなら、mojix氏が丁寧に書いておられるように、立ち位置はともかくスタンスは非常に一貫していると思うんだけどなぁ。それともアレですかね、たとえリップサービスでも「バカと暇人」の自尊心を慰撫する類のことを言って、『ウェブ』の無条件な擁護者として振舞っておけば、ここまで叩かれなかったのだろうか。
とりあえず、冒頭で言った私のネット観からすれば、ああいう風に『「個」として生きる』生き方を体現してみせることで、十分にネット的価値観を広める「エバンジェリスト」であることを貫くことができているんじゃないかと。まぁ、彼に「もう一つの世間」の擁護者であり「旧来の世間」と対決するリーダーであることを求めていた人たちにとっては不満なのかもしれないけれど。
正直、言いたいことの大部分はmkusunok氏のエントリに代弁していただいた気分なので、そんな感じで。