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EG’S STAFF

2011-06-01

2011年6月1日水曜日 配信限定Single 3曲連続リリース第三弾


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「青」のリリースによせて

2/3(木) 7(月) 2011 年春、第一弾配信作品「バイバイ」 レコーディング。
3/7(月) 2011 年春、第二弾配信作品「クライベイベー」レコーディング。

4/8(金) 11(月) 2011 年春、第三弾配信作品「青」レコーディング。


仙台出身の 24 歳の若者シンガーの人生において、この 3 作品は特段に大きな意味を持つであろう。
や、それはおおげさではなくて。

昨年、秋。2011 年の春に 3 部作を配信するコトを、EG、ディレクター、私の 3 人で決めた。
テーマはあえて絞らなかったが、「なるべく自分の中のリアリティを歌うコト」、 あとはやんわりと、それぞれが「希望」をカンジる歌になるとイイな。と話した。

本格的な創作に入ったのが、12 月。ライヴでやっている曲もあったが、歌詞を詰め直す。という重大なミッションがあった。
多くのミュージシャン、シンガーがそうであるように、EG もまた、作品を産み出す上で、とりわけ歌詞をひねりだすのには時間を要す。実生活の中で、リハーサル・スタジオで、うんうん唸っているであろう、唸っている。彼の姿はまさに、産みの苦しみ。のそれであるが、はたまた今回も、同様であった。少なくとも第二弾までは。

本来、第三弾は「青」ではなかった。厳密に言うと「青」も候補には入っていたが、ではない曲、がレコーディングされるハズだった。ディレクターと私はそう思っていた。

「クライベイベー」のレコーディングがめずらしく順調に終わった 3/7(月)、明けての深夜早朝。
帰宅し、私は自宅のキッチンで上がったばかりの「クライベイベー」の mix チェックをしていた。で、EG と電話でやりとりをした。これでいくぞ。イイかな。オウケイ。てな具合。
明日から EG は、しばしのオフ。
合間で、次曲候補の歌詞、アレンジのツメをするように伝え、電話を切った。

そして、EG と次に電話で話をしたのは、3/12(土)のお昼すぎであった。


震災の日。EG と私はメールでの会話しか出来なかった。電話は一度も繋がらなかった。
本人の無事を確認した後、帰宅難民となり、西荻窪の友人宅に向かった彼に、出来る限りの仙台の情報を一切の感情を入れずにメールで伝えた。
彼は彼で、奇跡的に繋がった一本の電話で、仙台市若林区の肉親の無事を確認した。後、壊滅的となった荒浜エリアに多く住む、友人知人の無事を祈り続けた。
350km ほど離れた場所に暮らす EG にとって、その時ほど、強く想いを続けたコトはなかったそうだ。

3/16(水)震災後初めて EG に会った。顔色は悪くはないが、憔悴しきっている。
仙台にすぐに行きたくても行けないコト。連絡のつかない友人達。全ての想いがこんがらがっていた。そんな中、歌を歌ってもらう。いつもの池袋のスタジオで。
私は、黙って歌を聴いていた。2 時間くらいだったと思う。
その中に、少しカタチを変えた「青」があった。

この曲は元々、16 ビートの少し古いタイプのポップ・ロックだった。
アメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」とか、いなたいけれど耳に残るメロディを持つ曲。バンドでやると EG らしく仕上がるかもね。なんて話していた。ので、今回の一連の弾き語り作品のシリーズには結果、採用されないのは確実とふんでいた。

少しカタチを変えた「青」に、EG は、まだわからない。としながら、でもこの曲を 3 作品目にしたい。と言った。3/18(金)のリハーサルのトキである。
カタチを変えた「青」は更に進化をしていた。歌詞はまだ、箇所箇所であったが、B メロが、穏やかなラインになっていた。そして、テンポも落として、全体的に優しい。大きな印象になっていた。
その日の夜、私はディレクターにメールをした、スタジオで録音したデモ・トラックを添えて。この曲で、行きます。と。なぜなら、私は泣いてしまった、からである。
EG の作品を聴いて、そんなコトは初めてであった。
44 歳のおっさんとしては、まあまあ不覚である。

さて、ここに出来上がった「青」がある。
本当は完パケ間近で、機材トラブルでデータが一部、喪失した。とか、EG なのに AG でイイのか。とか、 相変わらずレコーディングの日は雨ばかりだ。とか、色々な制作日誌的なネタもあるにはあるのだが、今回は触れないでおきたい。
ただ、一つだけ。歌詞は早かった。というより出来ていた。直すべきトコロがなかった。


私はこの曲はどこかの誰かを少しだけ勇気づけるコトが出来る。そんな曲だと思っている。
ひと息つけるトキに、出来れば独りで、静かに、聴いて下さい。


2011 年 6 月 1 日 水曜日  EG'S STAFF

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