Hatena::ブログ(Diary)

 問わず語り

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2017-09-15

今日は何の日


結婚記念日

夕方になって思い出した

それまで何をしていたかというと

掃除片付け 太郎次郎の裁縫箱、名札を処分していた

結婚したからこんなことになってしまったのだけれど

思い出しながら待ち針の名前をひとつひとつ消した

燃えるゴミ、燃えないゴミに分けてもう少なくなっていた思い出の品々を

処分したわけだ

それにしてもずいぶん長い事一緒に暮らしてきたことだ

御馳走はあったかといえば 忘れていたのだからふつうの夕飯

キュウリとミョウガと大根の切漬物が実に我ながらおいしかった

そういえば「敬老の日」だったがいつのまにか18日が祝日になったみたい

敬老といわれるようにならねばならない

アホなジジババにならぬようにくれぐれも気をつけて

暮らしていこうと思う

今日は9月15日 結婚記念日 数十年の物語




               ・

2016-05-12

玲子さん続き納豆


心臓のお薬を服用している方の納豆禁忌は知っている

玲子さんは何年も大好きな納豆を食べられずにいた

納豆ご飯 納豆トースト 納豆パスタ・・・

それがこのたび食物にさわらぬお薬が処方されて

感動的なネバネバを口にしてと〜っても美味しかったそうだ

よかったね〜 小食な玲子さん これで食欲がでますね

体重を増やして筋肉つけて再会を果たしましょう

なんて言うのだろう

「変わらないね〜」はウッソ〜

年月は姿かたちをちょっと変えたけれど

声と仕草はそのままでしょう

仙台で会おうかと篤子さんが言った

そうしましょう そうしましょう

町中で納豆ご飯は食べられないかもしれないけれど

高カロリーのケーキとロイヤルミルクティー

あとは冷たいお蕎麦なんかいいですね

いつになるかなあ

篤子さんと三人で昔の社宅の話で盛り上がりましょう

あのころ私たち 今の年齢の半分で若かったね

納豆 なっとう よかった よかった

そういえば庄内酒田には納豆汁というのがあって

それはそれは手間がかかって自分では作らなかったけれど

ごちそうになって そのコクのあるおいしさに感動したのだった

何でもおいしいかの地をも思い出して

また 納豆 なっとう




               ・

2016-05-04

夕鳴き猫


ちび猫はよく鳴く

五時になったら夕焼け小焼けと一緒に鳴き始める

なだめてもすかしても おいしいごはんをやっても鳴く

おっとは当初はうるさい!どっかにやっちゃうぞ!と声を荒らげていたが

あきらめた風に名前を呼んでいる

赤ん坊が夜泣きするような そんなふうなことかしら

二時間も鳴くと大人しくなってじっとしている

次郎をおんぶして夜中の社宅の周りを歩き回ったことを思い出す

明日会社に行く夫を寝不足にはできないではないか

私は太郎次郎とお昼寝をすればいい

今外は強い雨が降っている

こんなときはどうしていたのだったかな

ちび猫は膝にのって見上げている 眠たげに

ゴールデンウィーク

猫連れの旅もない

次郎を見舞ってプリンと柏餅を食べてきた

おいしいおいしい それはよかった

また来週に行くからね

大人のおやつは吟味して





                 ・

2015-11-26

原節子さんの思い出


初めて読んだ小説は 石井桃子さんの「ノンちゃん雲に乗る」だった
小学校の低学年の頃 叔父さんにもらった古びた本
それはそれは私の心を惹きつけ夢中にさせた
幾度繰り返して読んだかしれない
それはもう暗記してしまうほどだったな

今朝 女優の原節子さんの訃報に あぁと思い出した
ノンちゃん役は鰐淵晴子さん そしてノンちゃんのお母さんは
原節子さんだったのだ
後に映画で観てワクワク! 本の通りそのままで
始まりの木漏れ日の眩しさを新鮮に思い出す
当時の私はあまりに幼くて原さんの美しさよりも
ノンちゃんの可愛らしさにうっとりしたものだった

今朝のニュースによれば
監督の小津さんが亡くなってからは
きっぱり映画の世界から遠ざかったという
95歳での逝去
私の大好きなノンちゃんのお母さんのご冥福をお祈りする

原さんは雲の上の存在だったようだけれど
ほんとうに雲の上に逝ってしまわれた
優しい美しいお母さん
どうか私たちを見守って下さい




                ・

2015-11-15

子育ての記


今日は次男の誕生日だ いい大人に「おめでとう!」
神経質な そう実に過敏な子供だった
大きな声や音に怯えて真っ蒼な顔色になって泣く
だから私は叱らなかった 抱きしめてばかりいた

ある日 遺書のようなメールが届いて・・・
迎えに行くとアパートの部屋で衰弱して倒れていた
社会性も乏しくて 負けたのであった

以後 引きこもりになった
あらゆる手をつくしたけれど
彼は沈黙して 5年半も顔を見ることもなく時は過ぎた

私に出来ることといったらご飯をつくることと
一人の時間をプレゼントすることだけ
来る日も来る日も休みなく私は外を歩いた

あぁ まさか!
彼はドアを開けて顔をみせてくれ 話し出した
5年半経ってもふけてない
「引きこもりはね世間の風に吹かれないから若いままなのよ」
二人で笑った 話した 積もる話 息が切れた

いつまでも母で息子で幼子で・・・
棚から牡丹餅!プラスワン!

ちょっぴりありがちなお披露目




                ・

2015-11-03

愛用の手帳

今週のお題「愛用しているもの」

 hatena今週のお題 愛用しているものは・・・と考えたら

 あったあった 毎日めくり書き込む手帳

 過日某所から夫に送られてきたものが使いやすくて

 長年の愛用品であり友であり日記である

 予定を書き込むというよりは むしろ覚書だ

 友人知人の住所電話番号の欄も丁寧に書き写す

 その時よく間違えるから気をつけないといけない

 それからみんなの誕生日 両父母の命日 記念日

 猫のbirthdayと我が家にやってきた日も忘れずに・・・

 たまった古い手帳を読み返すと懐かしい

 一言「暑い!」だの「つらい」だのとあり

 暑いはともかく何がつらかったのか思い出せなかったりする

 詳しく書きたくなかったんだなぁ

 吾ながら逆境に在る時ほど冷静沈着なのである

 幾冊もの過去が一行にルビ程の字でふくらんでいる

 さて今日は、明日は何と

 今年のページも残り少なくなってきた




                ・

2015-10-30

足音だけで


 ほぼ毎日外を歩く習慣だ 買い物 本屋さん

 近くのスーパーでも遠回りで距離をのばす

 そして帰宅

 みけが玄関で待っている

 今しがた走ってきたのではなく

 しばし前から座っていたふう

 エレベーターを降りて歩き始めた足音を聞きつけるのだろうか

 愛おしくて「みけちゃん お母さんを待ってたの?」と

 その都度なでてやる

 少し離れてピピもいる「あたしも待ってたのよ」という目をして

 こういうことはよくあることみたいだけれど

 ほんとにうれしい 可愛らしくて

 買い物したものを冷蔵庫に入れるのを忘れるほどだ

 ほんのたまに夕方に帰宅すると

 途方にくれたように暗い廊下で目を光らせている

 玄関の灯りだけはつけていくのだけれど淋しかったんだな

 心配してくれたんだなと 中学生の息子たちを思い出す

 子供も猫も同じにおいて

 私の歳を追い越していくだろう猫たちと子の成長を重ねる

 もう何も心配はない 親に出来ることは祈ることだけ

 足音だけでお母さんだ!と彼等もわかったのだったもの

 幸せこの上ない時代を猫さんにもらっている

 ありがとう




                ・

2015-05-10

母の日


 母の日 今日は亡母の誕生日でもある
 あれから幾年月
 今に思えばまだ若かった母

 どうしてみんな来たの?
 お母さんの
 母の日だからよ それに誕生日でしょう

 あの日もそうだった 同じ日めぐり歳めぐり
 明日は命日 といっても午前零時

 赤いカーネーションを贈ったことはなかった
 和服ばかり着ている母には和装小物が一番で
 喜んでくれたっけ

 どう思って そちらから私を見ていますか?
 まだまだなってない? まあまあ良し?

 この頃はお母さん 姉たちがあなたの歳を通り越して
 威張っていますよ!
 私もあと15年経つと同じ歳になります

 さて元気にいなければ
 ベットの上での母の日はなんだか哀しい

 長い年月経ちました ですから懐かしい
 
 母の日 ありがとう

2015-04-16

椰子の実の想い


        
     D

 鮫島由美子さんの声が好きだ
 
 それほどに故郷が恋しいのはむしろ男性ではないのかと思う

 なぜなら女は嫁ぐ身だから

 思い出はいつか薄れ あるいは一つ二つが濃く美しく際立つ

 訪ね見ればその面影さえなく涙するかもしれない

 いや 迷い子のように立ちすくんだことがある

 幾度説明されてもそこは故郷ではなかった

 いつの日か 故郷のその水に夢でふれたい

 国とはどこだろう 帰らん国とは





                ・

2015-04-01

鳥の歌 杉田かおる


   
      D


 この歌 懐かしくて大好き
 画像にはminojiさんの世界がいっぱいで嬉しくなってしまい
 見惚れて聴いてハミングしてバードウォッチング


 ほんとうはカタルーニャ地方の民謡をアップしたかったのだけれど
 スマホでは見つけられたのにPCでは出てこなかった
 哀愁そのものの音曲が心にしみて
 初めてイアフォンでスマホの音を聴きながら
 パソコン操作を行った 出来るじゃないの私


 杉田かおるちゃんの声は可愛らしい
 ドラマの主題だったと思うけれど記憶が定かでない
 昔の歌ほど澄んでいてしっくり心にしみてくる






                ・

2015-03-14

月が一番近づいた夜


        
       D


 次男が「お母さん この歌いいんだよ 聴いてよ」
 幾度も言っていたのに聴かなかった
 この頃になってこの歌の良さに遅ればせながら気づいて
 毎日聴いてはジ〜ンとしている


 しわがれ声はハスキーボイスというのだそうだ
 皆さん ちょっと我慢して聴いてみてください


 SIONというバンド 歌を作っているのは
 ボーカルの藤野秀樹さん 1960生まれ
 私は見たことはないけれどNHKの大河ドラマにも出演したそうである
 時代劇が似合うお顔かもしれない


 月が一番近づいた夜の奇跡
 郁ちゃん、麻梨花ちゃん、薫くん、隆さん、けいこさん
 きっとみな学校や外出先、仕事から戻ってきて
 お母さんや家族で団らんしているはず


 そう津波の海からだって抜き手をきって帰ってくる
 当たり前みたいにカラカラ笑って一杯やる
 子供たちを抱きしめる 子供たちは抱きしめられる






    月が一番近づいた夜







               ・

2015-02-06

姉の思い出


 次姉とは16歳も歳が離れている
 それはそれは今の16年とはまるで違う時代背景があり面白い
 昨日何の話からか赤んぼの時のことになった


 「EPOMさん あなた赤ちゃんの時に神隠しにあったのよ 憶えてる?」
 えぇ?! なあに 知らない どうしたの?
 

       如月に蚊帳の話で季語あっちゃ ゑ?


 とにかく三月生まれの生後半年足らずの赤ん坊が夜中に消えた!
 母が騒ぎ 父が起きだし 「裕一郎と慎司郎も起こして探せ!」
 屋敷の中をくまなく・・・と姉が言うので それじゃ大金持ちみたい!
 じゃ官舎中を…と言えば役人みたい
 長屋中といったらちょっと貧乏くさい
 事実を書きたいと言うと どうせ確認できないのだから大袈裟にしとけと姉


 とにかくご近所さんまで声かけて探して「私」は見つかった
 なんと緑色の蚊帳の裾にくるくるくるまって親指をチュッチュしながら
 眠っていたのだそうだ これがみどりご
 昔のこととて開けっ放しで就寝の安全安心時代のお粗末


 私は真夏に蚊帳のミノムシになって眠っていた
 その赤ん坊の顔を次姉は昨日のように思い出すんだと言う
 可愛そうなは誰でしょう
 心配した親姉兄とご近所さんか 眠っていた私か・・・


 なにしろ平穏な夜に起きた大騒動 で 赤子小さく!
 

 義兄が入院するというので心配お見舞いの電話をしたらの
 この話 姉も肝がすわっている
 もっと話して上げるからね いっぱい昔を覚えてるからねと
 ありがたいやら 意外な事実にビックリやら
 一人っ子状態で育った気がしていたが
 案外そうでもなかったようだ
   

 しばし想像の翼を広げて楽しんだ 思い出の伝達




                🌼

2015-02-01

弾かれないピアノ


われらの生活を乱しつつづけ われらの心を壊した者に
復讐したいと思い詰める
悪魔がささやく言葉に誘われる


戦火の音ではない 平和の象徴のピアノの音なのに
私には今や同じに聴こえてくるのだ
聴こえない今になっても 空耳になって聴こえる 怖い


16年もの長きにわたり規約違反をした者に同情はしない
私と息子の精神は壊れた どうしてくれるのだ


彼等は生活に必要な最小限の家財を持って何処かに去った
正しいと思うなら何故去った


次郎は罪の犯者になることで私を救った


何故のことだったのか
周囲も知って知らぬの姿勢で居た
私は子供を守るために自身の持つ力以上のものを使い果たした


疲れ果てた   平和の音を奏でるピアノが
戦場のごとき修羅場と化した


多くの人が同じ悩みを抱えている
そのためにも私たちは戦う


戦禍の中の子供たち きれいな水を飲めないこどもたち ごめんなさい
私はかりそめの平和の中に暮らしながら
精神を病んだ 子供時代からの神経の過敏さは和らぐことなく今に至る



     われらに罪をなすものを
     われらがゆるすごとく
     われらの罪をゆるしたまえ







                ・
     

   

2015-01-27

両親の介護


 エレベーターをおりて ふと見れば
 独り暮らしのお母さんを訪ねて帰った友子さんが
 ベランダで洗濯物を干していた


「おかえりなさーい」   「ただいま〜」 小さな声で言い交す
 夕方チャイムが鳴った
 懐かしい同郷のお土産をもってきてくれて・・・
 疲れ果てた顔をして言う
「あの家は私の我が家じゃないのよね
 力を使い果たした抜け殻のようになっちゃった」


 実によくわかる 身に迫ってわかるよ
 夫の両親を訪ねる度に味わった言いようのない疲労感
 それは若い頃の父母ではない別の人格をもちつつあることへの不安であり
 焦燥感であった 誰一人避けることのできない通り道


 長生きになった時代 それはなによりである
 しかし寒冷地での独り暮らしを思う不安は明けても暮れても
 寝ても覚めても娘の心を一時も去ってはくれない


 お義父さん 鎌倉に行こうよ と 誘ったものだった
「なんでそんなとこに行かにゃならん 
 横須賀の軍需工場に動員されてなんぼ淋しかったか  
 そがなところには行かん 我が家が一番だ」
 そうい言って 義父は大好きなお風呂で逝った
「また来ますね」と言って5時間後のことだった


 友子さんはいろんなことを想定して苦しみ哀しんでいる
 それが自分のことと同じに堪える
 お母さんは我が家がいいのだ 独りでも不自由でも
 見知らぬところへなんぞ行きたくはない
 亡くなったご主人と幼かった娘たちの思い出と共に
 不自由をおして我儘と知りつつ気持ちを通したいのだ


「足にしもやけが出来ちゃったの・・・」
 あぁ かゆくなっちゃうね 
 同郷だからこそ解る


 みんなが親の老いなど考えられなかった30代に
 末っ子だった私はその思いの渦中にいた
 子供たちは小さくて 忙しくて 哀しくて
 でもお腹がすいたとしきりに言う
 若さは強い たやすく切り替え炊事をし 泣くのはお風呂かトイレ


 夫は辛かったろうな あのてきぱきした動きがなかった
 片づけは長男の嫁の役目なり
 ひたすら動いた 


 私はどんなふうに老いるのだろう
 娘はいない 息子は養子に行った 遠いところに
 もちろんあてになどしていない
 さて どうするか


 強靭な意志をもって書いておかねばならぬ
 その紙をどこに置いたか忘れちゃならぬ
 なんと難儀なことだろう


 産まれる苦しみは憶えていない
 その逆は未知である 両親の姿から想像するしかない


 熱したフライパンに水滴をたらしたら
 ジュワっと蒸発する
 そんなふうに消え去りたい アーメン


 しばし時を過ごしつつ与えられた運命をいきてゆこう
 父よ母よ どんなふうに考えていたの? 訊きたかったな
 母は私に謝罪して去った 長年かけてそのわけを真から理解した
 人生は苦難に満ちていて
 自然はその心をひと時忘れさせる
 空 空気 飛び交う小鳥 木々 花草


 まだ時間はある したいこともある
 役目もある それは恩寵


 友子さん 小柄で豊かな声のクミコさんというシャンソン歌手に似ている
 それも何かの縁


 今日は雨 晴耕雨読 耕しはしないが読書の一日といたしましょう






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