半生をアニメ観て与太話してきた30手前のおっさんの戯言で一席。

オタクと言っても、若い世代の突き上げでライブ会場に足を運ぶのも億劫で、あまり近年のアニメの論評を酌み交わしたりすることが減りつつある今日この頃。
知り合いの業界人が『なんか若い世代とアニメの話してもギャップを感じる』とぼやいていたのでこんな記事を書いてみようかなぁと思う次第です。

なんというかつい最近の作品もあれば、15年前後過ぎたような?いや20年オーバー前の名作なんかも取り扱うかもしれませんが、私的にお薦めするアニメを20本くらい挙げてみようと思います。
OVAは含みませんのであしからずご了承ください。

基本的には部門分けして語りたいのですが、そんな暇も余裕もないのでそこは愛嬌ということでひとつ。

カードキャプターさくら

オタク業界人なら一度は見たことのある萌え魔法少女モノの原点にして頂点と言っても過言ではない作品。
魔砲少女よりも私的にはお薦めです。
いきなり20年前のかよとツッコミもらいそうですが、著者も実は再放送組で中学時に観たこれ以降めっきり萌えアニメを試聴する量が増えたといういわくつきw
なのは世代の方々は一度でいいから観てみましょう絶対に面白いから。
絵も古さを全く感じさせず、内容もかなりてんこ盛りなCLAMPきっての名作だと思います。

KIDDY GRADE

萌え系かと思いきや、意外とアクションやスペース系のきっちり作りこまれた作品。
実際、エクレールのパンチラとかに目が行くのは男なら当然だろうが、派手なキャスト陣に紛れた平野綾の初主演作だったりする。
若干中だるみの重い部分もあるが、その辺りは作品のスパイスみたいな物。
深い枠でやってたのでコアなファンしか見てないところが若干残念ではある。
尚、著者的には続き物と謳われたKIDDY GIR-LANDはかなり否定的な模様。
キャラは可愛いんだけど、ギャグに振りすぎて前作の良さを消してしまってるところがその原因らしい。

モーレツ宇宙海賊

これまた萌え系かと思ったらちゃんとしたスペース物。
全体的にストレスなく、次の話はどんな感じだろうとワクワクするアニメだったなというのが著者の感想。
実際、ニコニコ動画での再放送機会もそれなりにあり、人気もあるので二期を期待したいが、殆ど二期を作らない佐藤竜雄監督なので・・・。
まぁ映画も含めて良作なので、名前で切ったような方々には視聴をお薦めする一本です。

けいおん!

日常系の中ではこれに勝る作品は近年無い位の作品。
著者的には地元、バンド、萌えと3拍子揃って神作品認定されたという流れではあるが、日常芝居以外にも出す曲が全てオリコンにランキングしたことも人気の程が伺える。
尚、これのバンドスコアでバンド始めようとすると地獄を見るので、やるならハイロウズとか無難な選曲を俺はお薦めします(核爆
映画も良作なので、本編を見てからきっちり見ることをお薦めします。

LAST EXILE

空戦物でこれの上をいくものはOVAマクロスなのでほぼ無いと言ってもいい。
空戦もそうだが、背景や音楽もすばらしく、観ていないであろう若い世代には無印のクラウスを観て欲しい。
ぶっちゃけ銀翼のファムは声優アニメだったので、ヴァンシップの動きを見たい人には無印を推します。
あと漫画でファムと無印の間を補完できるのでそちらもお薦めです。

ノーゲーム・ノーライフ

ラノベ原作のアニメでほぼ唯一と言ってもいいくらい俺のレコーダーのHDDに永久保存が確定している作品。
内容はゲームですべてが決まる世界の最低序列に位置する人間が上の序列の種族をゲームで手玉に取ると言うものだが、アニメのワクワク感が半端無く、かなり作りこまれた良作です。
原作ラノベの方は作者さんがドクターストップで止まってしまってるのが心残りである。
早く2期を・・・

ARIA

心の癒やしをアニメに求める世知辛い世の中で荒んだ諸君に『あらあら、うふふ』と清涼剤のように吹き抜ける作品。
著者は仕事に行って暇ができると元になったヴェネツィアとかに行く予定をでっち上げるくらいドはまりした記憶がw
ああ、ゴンドラ乗りたい・・・・。

SHIROBAKO

絶賛バリバリ放送中だが、変な話オタク業界の人間なら観ておいて損はない。
アニメ業界の事を大小のデフォルメはあるものの、おおまかに知ることが出来、尚且つかなりのクオリティがある。
キャラの立て方や各クリエイターのセクションごとの悩みなども垣間見れて、満足出来る一作である。

ちはやふる

スポーツの中でも変わり種、競技かるたを題材にした作品。
スポ根ものの中でもキャラ立ちや札への情熱など色々な物が見られるので著者は好きらしい。
にしても隙がないのでおけいはんのラッピング電車が撮りに行けないというのが著者の最近の悩みらしいw

ギャラリーフェイク

美術界の裏側や贋作以外にも時計、車、ブリキのおもちゃなどのコレクター品など多岐にわたるうんちくを視聴者に見せてくれた名作。
著者的には原作マンガもお薦めなので是非手にとって欲しい作品である。

BLACK LAGOON

下世話なガンアクションと言えば聞こえはいいが、サイバーダイン社製の人間離れしたメイドさんとか、銃弾を剣で切る893とか、やたらファックを連発するうら若き女性とか、跪けおばさん(大尉)とか、事務所がヨルダンあたりまで吹っ飛んだダンディなおっさん(他にもいるけど)がタイのとある港町でドンパチするお話ですw
ガンアクションよりも下世話な言い回し(英語)を学ぶ教材だという一説もあるらしいw

ヨルムンガンド

上とは違い、武器商人が世界を平和にするため、元少年兵(一騎当千)を連れてイチャコラするガンアクション(マテ
やたらスナイピングのうまいおっさんがいたり、爆破で遊ぶヤバいのび太がいたり、ナイフを持たせたら眼の色が変わってすごい顔になる巨乳さんがいたり、ルツを毎度負傷するケツさんがいたりと笑顔の絶えない職場が描かれています。

PSYCHO-PASS

グロさに目を瞑れば良作。
難しいテーマをうまく調理しているので、虚淵脚本と相まっていい味に仕上がっていると思う。
事件でテレビ放送が飛んだりと何かと悪評も多いが、映画も含めグロに耐性あるなら観てみるといいかもしれない。
但し、残虐かつ、ネジが飛んでいる人もいるので、ダメな人には一切受け付けないことを付記しておく。

のだめカンタービレ

オーケストラにわかを増やしたとされるオーケストラアニメ。
音楽畑の人には結構評判がよく、一般でも観れる良作だと思います。
そして、なによりそこから音楽に興味を持ってもらえれば・・・(遠い目

銀の匙

第一次産業こと農業の事をある程度デフォルメして教えてくれる知育アニメ。
畜産から加工、食まで一式を映像化し、最強の飯テロアニメと言われたこともw
実質作者が産休かなんかでお休みしてるので早く続編が見たい所。

魔法少女リルカルなのは

魔法少女ではなく魔砲少女というのが正しいくらい砲撃戦をするふつーの小学生(自称)が努力根性友情のジャンプ式で色々な事件を解決していくアニメです。
私的には3期は風呂敷広げすぎで若干なかった事にしたいらしいが、無印は推し作品な模様。

ガールズ&パンツァー

ミリオタじゃなくてもミリオタになれるシリーズその一。
内容は女の子が戦車に乗って武道するアニメw
実質本放送では総集編連発と最終2話が納品間に合わずで急遽後日放送になったらしいくらい事故ってたが、内容はかなりいい出来。
OVAアンツィオ戦や映画なども決定し今後共見て行きたい作品である。

蒼き鋼のアルペジオ

ミリオタじゃなくても(ry
内容は海戦物。
3Dでヌルヌル動く純粋な海戦も見ものだが、メンタルモデルの可愛さやキャラの成長なども中々上々の模様。
映画の第一作は絶賛公開中。
第二作は10月公開ということで、今後も楽しみにはしている。

マクロス7

マクロス史上唯一歌だけで戦闘を終わらせた作品で著者的フェイバリットマクロス
『絵やバンクの多さなんてつまらねぇぜ俺の歌を聴け』と言わんばかりにFBの歌が大暴れ。
歌アニメとして観るとかなり神作品である。

カウボーイビバップ

ハードボイルドなスペースもの。
内容は説明もいらないくらいの名作で、劇伴も粒ぞろい。
若い層には一回目を通してもらいたい一作である。


あれやこれや入ってねーぞやり直しと言われたりしそうだけど、あくまで俺が観た作品で推せる作品である。
今後変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。
意外と最近の物入らなくて笑ってしまったw
感想などお待ちしてます。