エンジニアのソフトウェア的愛情

または私は如何にして心配するのを止めてプログラムを・愛する・ようになったか

人の思考片は(もしかしたら)円錐形をしている(のかもしれない)

もう1つは、物事を具体的に考えるのが得意なタイプです。
「どのように、それをするのか?」を考えるのが好きで
それを実現するためにはどうすればいいのか(プロセス)を常々考えています。


「思考のクセ」に気づけば、新しい思考パターンが身についていく:竹内義晴の、しごとのみらい:オルタナティブ・ブログ


わたしのことですか(笑)。


実際に、TCM研究会に参加したときに「上(目的)方向がうまく書けない」という意見を出したときに、そういう方向(下方向)に思考が向かうクセがあるね、というはなしになりました(「上」とか「下」とか、なにかというと…リンク元の記事の図を参照してみてください。また詳しくはこちらを)。


話はとびますが。
マインドマップというものがあります。実はわたしはマインドマップをうまく使うことができません。マインドマップを描いても思考が整理された感じがせず、いつももやもや感がしていました。もちろんマインドマップの問題ではなく、単にわたしとマインドマップの相性がよくないということです。
わたしのばあい、マインドマップで描いても文章で書いてもどうもあまり違いがないようなのです。


この点がずっともやもやっとしていたんですが、竹内さんにTCMを教えて頂いて、思考にクセがあるとわかってきました。つまり見つけたいことを探す方向がちがっていたようです。暗いところでものを落として暗いと見つけにくいから明るいところで探す、という逸話がありますが、そんな状態と言えるかもしれません。

では、TCMで丸く解決したかと言いますと。…クセはなかなか直せないからクセなわけでして。いまだ道半ばです。


そんなこんながありまして。
描いたTCMをながめていて。「これってもしかしたら三角形というか円錐形なのかもしれない」と思えてきました。
どういうことかというと、こういうことです。



わたしがマインドマップを描いても考えが整理されない理由は、整理したい内容がマインドマップの上空にあったからなのかもしれません。2次元の住人のスクエア氏がスフィアの来訪を受けるまで3次元を知らなかったように

トライアングルコミュニケーションモデル(TCM)

大事なことなので、もう一回リンク。
「トライアングルコミュニケーションモデル」は竹内さんが代表をつとめる「特定非営利活動法人しごとのみらい」の登録商標です(ほんとだよ!)。

いつか読むはずっと読まない:平らな世界

古典「フラットランド」。

フラットランド

フラットランド


「フラットランド」に触発されて書かれた作品も多く、ラッカーのこの作品もそのひとつ。「フラットランド」が2次元にスフィア(球体)が現れたのに対して、この作品では3次元にスーパースフィア(3次元よりも高次元の球体)が現れます。

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF)

セックス・スフィア (ハヤカワ文庫SF)


そして気になるのがこの本。未読。というか積ん読状態。いい加減読もう…。

2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴

2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴