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※先日「週刊少年チャンピオンはギャグ・えっち・暴力が三大柱」と書きましたが、これはまるっきり小生のことでした(笑)。
小生の場合は、その上に「知的ミーハーさ」が加わります。
自分で書いておいてナンですが(笑)、「かなしいとただ書いてはダメ」について、もう少し考えるようになりました。「自分の気持ちに『かなしい』というレッテルを貼る」のは、それ以上深く観察しなくなるのではないかと思います。
小林秀雄の「美を求める心」にいい例があります。
「あなたがたが花を見る。なんだ、スミレの花か、と思った瞬間、心の中で対話をした瞬間、もう心の目を閉じるのです。スミレの花がどんなに美しい色をしているか、花びらの枚数がいくつか、そんなことを一切見なくなる。それではダメだ。言葉は邪魔になる。画家はスミレの花をじっくり見ます。それこそ何年も同じ花を見続けます。そして、見つけたことを絵に描くのです。だから、絵を見る方も『なんだ、スミレの花がかいてあるだけじゃないか』という見方をしていては、なんにもなりません」
たぶん、小林秀雄と言うだけで高校の国語の授業を思い出して「読みたくもない」という方もおいでだと思いますので、小生の思いついた例を出します。
みなさんは、信号を毎日見ていますね?でも「信号の三色のランプのうち、赤は右側か左側か」を自信を持って答えられる人は少ないでしょう。
みなさんは信号をみて、心の中で「いま進んでもよい」「今は進んではいけない」と対話をしているのです。ですから、信号自体をしっかり見ない。どんなデザインをしているか、色合いはどうなっているか、昼間なのにランプの付き消えが判別できるのはなぜか、そんなことをしっかり見ている人は、本当に少ない。
たかが信号でこれです。りんごの色合い、「紅玉」と「スターキング」の色の違いをしっかり見ている人はどのくらいいるでしょう?それをしっかり見て、色合いや風合いをしっかり自分の目で確かめ、見つけたことを描いているのが画家です。テーブルのうえにワインの瓶と果物のかごがのっているだけの単純な絵でも「画家が見つけたこと」「画家か感じたこと」を、自分も見いだそうとして絵を見れば、絵を見ることは大変面白くなるでしょう。
ずいぶんとカッコイイことを書いてしまったので、タネあかしをします(笑)。
これを思いついたのは、トレーニングセンターのトレッドミル*1の上でCDを聴きながらジョギングをしていたときです。
「椎名林檎さんは歌詞がいいよね。よく聴くとすげぇよ。エッチすぎてたまらない。某氏が『文系女の子の、あるツマミを最大限に回すとああなる』って言ってたけど、その通りだよ」と得意になって自説を披露していたところ*2、音楽に詳しい方がに
「それもそうかも知れないけど、アレはドラムがしっかりしてるから歌詞が乗るんだよ。Poeさんは言葉に敏感だけど、オレは音に敏感だから」
と言われました。そのときはぴんと来なかったのですが、先日トレッドミルの上で椎名林檎さんを聴いていてハッとしました。たしかに、ドラムがイイのです。
今まで小生は、ドラムは何も考えていませんでした。「グールドやレオンハルトに比べるとピアノがちょっと弱いかな?」「ギターやベースの表情がいいけど、バイオリンの名手の奏でる表情に比べたら弱いかも知れない」程度でした。
しかし、自分でドラムマニアをプレイして、どヘタクソながらも「ドラムってこういうモノか」と思ってから聴いてみると、ドラムがイイのです。
小生は今まで「りんごは赤い」という単純な見方しかしていなかった人々と同じく「ドラムはリズムを取るもの」という単純な聴き方しかしていなかったのです。「ドラムとはリズムを取るもの」という、いわばレッテルを貼っていたのですが、(ゲームでしかありませんが)自分でドラムを叩いてみると、聴く耳がかなり変わります。
小生がこのようなもののとらえ方をするのは、おそらく哲学と合気道の訓練のおかげだと思います。
哲学科でカントの純粋理性批判を読むときには一言一句、ヘタをすると句読点一つの意味するところまで徹底的にきっちり読む訓練をしました。*3
合気道では師範の動きの完全コピーを目指す上で、足の踏み方から肩の動かし方まで徹底的に観察し、実際に自分でやってみました。ちなみにぜんぜんできません(笑)。このような見方で師範の動きを見ると、見る(≒観察する)ところが多すぎます。*4
この方法を、読者のみなさんに勧めていいものかどうかは存じ上げません。が、それなりに楽しいことは確かです。
例えば、酒を飲むときにも「ウォッカの銘柄を飲み比べてみるか*5」「スミノフとギルビーが安いからこれで実験」「確かに違う」と、どうでもいいことでも楽しめます。*6
もうちょっとまともなところでは、「スパゲティ屋の今日和と洋麺屋五右衛門のカルボナーラを食べ比べて違いを考えてみる」のも、あほくさいですが面白いと思います。
最高にあほくさいのは、チャンピオンレビューを書くことです(笑)。花梨ちゃんの立ち方・蛇窪さんのセリフ等、どーでもいいことを見つけるためにやたらと細かく読むようになります。*7
と、そんなわけで「観察する」ということも「戦略を立てる」のと同じように楽しいものです。
それでは。
くそう、どうしても優勝できません。どころか決勝にも残れないていたらくです*8。小生の実力では中級魔術師が精一杯の模様。
「天体観測」を何とかクリアしました。レベルはEです。今までは「ダイアモンド」「チェリー」「クロスロード」等、メロディを弾いて遊んでいましたが、ギタフリWizardを見ていて「でんでけでんでけ…」と調子よく弾きたくなったので天体観測を選びました。
先日、待ち時間がヒマなので、片隅に置いてあるサムライスピリッツ(50円)に手を出してみました。
ふうむ、剣劇格闘ねえ。小娘ナコルルなんぞには目もくれず*9、ここはシャルロット姉さんにがんばってもらおう。
おねぇサマ〜って感じがイイし貴族然とした雰囲気もイイし、飛び込み大斬りが強そうだ。なによりゲインズブールと同じ名前が気に入った。*10おお、強いじゃないか。古いゲームだからゲーセンで難易度を低く設定してるんだろうけど、楽しいぞ。
くそ、ガルフォードの野郎、技がかかってから逃げやがって(変わり身?)、さらに上から落ちて来やがる(飯綱落とし?)。どっちにガードしていいかわからん。
負けちった。首を洗って待ってろよ、ガルフォード!!
今日は負けないぞ。お前が卑怯にも変わり身を使うなら、こっちは狂ったように攻撃してやる。名付けて「肉を斬らせて骨を断つ」戦法!
げへへ。勝った勝った。
ん?天草四郎のご登場?ラスボスか?コイツ、剣を持ってない。なに?宝珠で戦う?バカめ、獅子の牙の鋭さを見せてやる!*11
うおお、突撃してもジャンプ飛び込みでも、全部反撃されちまう。さらに、空中でも隙がない。「肉を斬らせて骨を断つ」戦法だと、肉だけ斬られて終わってしまう。方向転換!
「攻撃を誘ってガード後カウンター」と、言うは易く行うは難し。1勝はもぎ取ったものの、負けちまった。
天草四郎時貞!首を洗って待ってろよ!!
*1:ベルトコンベアのようなもの。小生はTVで見る「マウスを走らせて酸素消費量を測る実験」を思い浮かべますので、通称「ネズミくん」と呼んでいます
*2:実はゲーム系ダイアリの重鎮、ID:mutronix さんの受け売りです
*3:この場合は、かつて同じ読み方をした優れた教官の下で読むことが前提です
*4:「足の踏み方のみを観察したらいつの間にか3ヶ月たってた」「やっぱり背筋の動かし方だろうか」「解剖図を見てみよう」「実際に背筋を鍛えてみよう」「ダメだなあ。もう一度足の踏み方の観察に戻ろう」と行ったり来たりを繰り返します
*5:ウォッカを選んだのはゴルゴ13で「ウォッカは味がないと言われるが、飲み慣れるとおいしいものです」というセリフがあったからです(笑)
*6:小生の感想では「スミノフは舌が焼ける」「ギルビーはスムーズに飲める」という感じです。個人的にはスミノフの方が好きです。96度の世界最強の酒「スピリタス」に似ているからです
*7:ちなみに小生は絵は全くわかりません。それでも何とかなってしまうのがおそろしいところです
*8:中級になると、予選3回戦が「モザイク」「キューブ」等の「タイピング形式」になることが多い気がします。「とくがわいえやす」を瞬間的に答えるクイズ猛者は、どういうタイピングをしているのでしょう?やはり両手押し?
*9:本当は1回やってみましたが、1勝もできないまま30秒でゲームーオーバーになり「キャラ萌えで選択するのはイカン」と心に固く誓ったのは秘密です
*11:シャルロット姉さんは、勝つと「オホホホ」と高笑いをしたり赤いバラを一輪投げたり「獅子の牙の鋭さを思い知ったか!」とナイスなフレーズをしゃべったりします
crowdeer
2004/02/19 19:33
やっと私も中級までいきました。タイピング問題って問題が使い回される事が多いので数こなせば枕詞のように答えが出てくるようになりますよ(笑)
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