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翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記 RSSフィード

【09Dic10 00:45 更新】
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『翻訳』 とは、異なる言語間で文章を置き換えて表す技術です。 『ルス、闇を照らす者』 と云う翻訳書の背景およびそれに込められた普遍性のあるメッセージの考察をコアに、 「翻訳」 された米州を中心とする国際情勢に関する記事や話題、フラメンコ・一部フォルクローレ・ハンパな理系の話題など私の趣味の世界も紹介します。


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2018-09-07

平成30年9月6日03時08分頃発生 北海道胆振東部地震、M6.7 〜 最大震度7; 続報、補足

f:id:El_Payo_J:20130515090704j:image 北海道胆振東部地震 気象庁|胆振地方中東部の地震の関連情報 ← 平成30年9月6日03時08分頃発生 北海道胆振東部地震、M6.7 〜 最大震度7 / 2018-09-06


北海道で震度7 交通やライフライン情報 - Yahoo!ニュース


【テキスト版】地震・ライフライン情報まとめ - Yahoo!ニュース



今回の地震のメカニズムがどうもすっきりわからない様な;


  • 活断層とは無関係 地震調査委が見解 刺激の可能性は否定できず注意呼び掛け
     2018.9.6 23:28更新、産経ニュース
     ”ただ、今回の震源は深さ37キロなのに対し、断層帯が延びているのは深さ10〜20キロ程度にとどまることから、調査委は断層帯と無関係に起きたと結論付けた。 / 北海道は千島海溝で沈み込んでいる太平洋プレート(岩板)で東から、陸側プレートによって西から押され続けているため、逆断層型の地震が発生しやすく、今回の地震もこうした背景で起きたとみている。
  • 「石狩低地」ではない断層=胆振東部地震の震源−政府調査委
     2018/09/06-22:55、時事ドットコム
     ”今回のM6.7の地震の震源が深さ37キロであるのに対し、同断層帯南部の深さは25キロ程度とみられる。断層面の地表に対する傾きも違うため、地震調査委はこれまで知られていない別の断層で起きたと判断した。

はて、平成29年7月1日23時45分頃発生の地震2014-11-03 発生の地震 も震源の深さは今回と似たようなものであったのに、未だに 『未知の断層』 とはいかにも芸が無い。お馴染 『未知』 『想定外』 は責任逃れの切り札 −−− ってのは言い過ぎか。


再度昨日紹介の震源の深さの図;


  • 今回の震央分布図・断面図
     f:id:El_Payo_J:20180907011858j:image
       震源の深さは30〜40キロ。

今回の地震震央の下に潜り込む太平洋プレート上面の深さは、これも過去何度か紹介の;



  • f:id:El_Payo_J:20180907090823j:image
     出典: 4_1 プレートテクトニクス 中掲載の 『図4.10 太平洋プレートとフィリピン海プレートの上面等深線 (萩原尊禮編「日本列島の地震地震工学と地震地体構造」鹿島出版会,1991)』 部分図
       100キロ位。

従って今回の地震は単純な海溝型ではあり得ないのだけれど、最大の人的損失を被った 厚真町 で想定されていたリスクとその対策は −−−



ところが実際に損害をもたらしたのは −−−


  • 震度7観測、死者9人…28人不明305人負傷
     2018年09月07日 01時00分、読売新聞(YOMIURI ONLINE)
     ”人的被害が最も大きいのは厚真町で、土砂崩れによって倒壊した住宅などから、死者が発見された。道庁などによると、厚真町では少なくとも19棟の建物が倒壊。28人が行方不明や連絡が取れない状態になっている。吉野地区では幅約500メートル、最大で高さ70メートルの土砂崩れが起き、道警や自衛隊は、夜通しで捜索を進めている。

土砂崩れ。幾ら建造物が揺れに強くたって、非常食を備えていたって、裏山が崩れて一瞬にして飲み込まれたらひとたまりもない。山がちの国土にへばりついて暮らさざるを得ない人間を救えない。この対策をどうするのか考えないと、同じ悲劇は何度でも繰り返される。地震に限らず、『ン十年に一度の豪雨』 でも同じ。



なお太平洋プレート周辺での大きな地震がいつになく多い様な気がします。大深度地震は地上での影響が殆どないので、浅いものを拾ってみると −−−


f:id:El_Payo_J:20180907101701j:image:w500
 出典: USGS; 抽出条件=2018年発生、M6以上、震源の深さ50キロ以下の地震全て




これからも発生する筈の台風に限らず、雨やら風など自然現象が激烈化しているのは間違い無いので、話題となるステレオタイプ的なメガ地震・被害よりむしろ洪水やら土砂崩れなど複合型のコンベンショナルな被害に備えるのが現実的かも。

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