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翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記 RSSフィード

【09Dic10 00:45 更新】
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『翻訳』 とは、異なる言語間で文章を置き換えて表す技術です。 『ルス、闇を照らす者』 と云う翻訳書の背景およびそれに込められた普遍性のあるメッセージの考察をコアに、 「翻訳」 された米州を中心とする国際情勢に関する記事や話題、フラメンコ・一部フォルクローレ・ハンパな理系の話題など私の趣味の世界も紹介します。


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2018-10-30

フリージャーナリスト 安田純平氏 シリアでの拘束から生還したけれど −−−

f:id:El_Payo_J:20130515090704j:image 安田純平 - 1.2 シリアでの拘束 ← 犠牲となるジャーナリスト; 山本美香さん殺害 〜 イラクのケース など / 2012-08-24 ← 米(英仏)による国際法違反行為、それを支持するトンデモないアベ −−− / 2018-04-15


悪夢のような拘束から無事生還できたワケで、まずはよかった。しかしこの件に関して実に理解不能で馬鹿げた議論が飛び交っている様子。例えば −−−


  • 安田純平さんへの批判の声に反論「危険を冒して取材する人の価値が高まっていく」
     2018.10.29 08:00、AbemaTIMES
     安田さんのように危険を冒して取材してくれる人が重要になってくる』 、井の中のセンセイによる、実にお気楽ノーテンキなコメント。この方の数少ないご経験は 『その国の腕章をしていたにも関わらず警察官に6、7時間くらい拘束されたことがある』 、ってことは渡航先国の政府が把握した入国。一方安田さんは密入国でっせ、リスクの大きさも性格も違い過ぎることにお気付きではない様で。


  • 安田さん解放 / 「自己責任論」に海外経験者ら反論投稿
     毎日新聞2018年10月27日 21時19分(最終更新 10月28日 02時40分)
     ”識者は「海外では唱えられることのない自己責任論が蔓延(まんえん)している状況を懸念し、問題意識を持って発言している」との見方を示す。
      「海外」 ってひとことで言うけれど、一体どこのことか。加えて 「自己責任論が唱えられることがない」 のは、子供のころから叩きこまれ、当たり前過ぎて議論にもならないだけのことでは?


安田純平さんのツイート - 2015年4月2日 / 戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。


日本政府の肩は持ちたくないけれど、警告を無視した国民でもトラブルに巻き込まれれば、イヤでも対応せざるを得ない。またこの方はシリアにも 「トルコ南部からシリア北西部のイドリブ県に密入国」 している以上、シリア政府にも守り様がない。幸いにして首をちょん切られずに帰国出来たけれど、自身が潔く宣言している様に全ては 『自己責任』 で起こったこと。自己責任で無いと言うなら、一体誰の責任なのか。くっだらねえ議論は日本流 「責任の所在を曖昧に」 の典型、あるいは過保護、また危機管理能力の欠如をさらけ出しているだけではないか。


使命感やら気合い −−− ナントカの一つ覚え 「チャレンジ精神」 −−− だけで紛争地にのこのこ足を踏み入れるのは幼稚かつ自殺行為、プロのジャーナリストのやることではない。勇ましいだけの無謀な 『命がけの取材』 で何を得たいのか知らんけど、火事場の取材に行って燃えさかる炎の中に飛び込む様なもの。この地域の事情を熟知する多くのベテラン同様に、当面はシリア入国以外の方法を模索すべき。


一方日本国政府に関しては、もし 『正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求』 する気があるなら、国際法をあからさまに踏みにじる米英中心の 「有志連合」 による、シリアの正規政府転覆を目指したこの侵略戦争を止めさせる様画策するのが先決の筈。米英が肩入れする 「反体制派」 はテロリストそのものであって、安田さんを拉致ったのも彼らなのだろうから。


一体 山本美香さん 殺害の教訓はどこへ行ったか −−−

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