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翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記 RSSフィード

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『翻訳』 とは、異なる言語間で文章を置き換えて表す技術です。 『ルス、闇を照らす者』 と云う翻訳書の背景およびそれに込められた普遍性のあるメッセージの考察をコアに、 「翻訳」 された米州を中心とする国際情勢に関する記事や話題、フラメンコ・一部フォルクローレ・ハンパな理系の話題など私の趣味の世界も紹介します。


カテゴリー


2010-06-30

オリバー・ストーン監督 vs NYT、 ついでにIAEA天野の失策

私は時の運である勝ち負けには全く興味がありませんし、テレビの無い生活をしていますからネットで確認しただけですが、ワールドカップのパラグアイ x 日本の試合は延長でもノースコアでPKまでもつれこみ、それに先立つウインブルドンテニスの男子シングルス1回戦ではジョン・イスナー x ニコラ・マユの試合が3日がかり計11時間5分・計183ゲーム、第5セットの138ゲームは8時間11分のいずれも新記録、共に持てるだけの全力をふりしぼった素晴らしい試合だった様ですね。


ただサッカーに関して、 「サムライ」 と云うコトバは 「武士道」 同様に私は大っ嫌いですし、人間である審判がやっている以上致し方の無い誤審に関してあれだけモメるのであれば、テニスや競馬で採用している様なハイテク?判定を採用するしかないだろうと感じましたが。 (過去サッカー戦争なんてものも実際ありましたからね)


◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇


さて、先日紹介のオリバー・ストーン監督の映画 "South of the Border" について ニューヨーク・タイムズ - Wikipedia がいちゃもんを付け、それに監督が反論しています;


【ニューヨーク・タイムズの記事】



    • Oliver Stone, Tour Guide
      By STEPHEN HOLDEN, Published: June 25, 2010 / NYTimes_com


      同日同紙に掲載の別記事。これも好意的とは云えないもの。

【オリバー・ストーン監督の公開反論】




NYTがどの様な回答をするのかあるいはシカトするのか見もの。なお丁度よいタイミングで同紙に関する記事が翻訳されましたので、あわせて紹介しますと;




ついでですが、この記事にはイラン核問題についての記載もあり、IAEA天野のことも書かれています;

−−−実際は、既に2008年2月からイランについて公開された報告書で「軍事利用の可能性」という語句が使われ始め、その後、八回の報告書でも毎回この語句を使っていたし、最新の報告書ではこの件やその他について目新しいことは何も述べていない。そうではなく、天野之祢IAEA新事務局長のもとで、IAEAは過去の主張を単に言い換えて再び強調しているにすぎない。権力層の記者が特定の容疑を拾い出し、過熱気味に煽り----この報告書は「イランと米国および西側諸国との対立を加速する」とサンガー&ブロードが予言したように----開戦の後押しをしやすくさせたのである。それはNYタイムズが2002−2003年にイラク、1953−1954年にグアテマラ、その他米国の標的に対しやってきたことである。ピーター・ケーシーがサンガー&ブロードの「あからさまに不誠実な」記事を分析して次のように問うている。「アメリカの新聞はイランと西側諸国との『対立を加速する』ために意図的に事実をねじ曲げて伝えているのではないか?」 回答は明らかで、「その通り」である。


文章をいったん切ったためか翻訳が少しわかりにくいこの部分は、原文を見ると;


  "−−−In fact, not only did the IAEA start using the phrase "possible military dimension" in its published reports on Iran as early as February 2008, and not only has the IAEA used this phrase in every one of its eight reports since, but the latest report has nothing new to say on this or any other subject.Instead, under the new General Director, Yukiya Amano, the IAEA merely rephrased and re-emphasized past allegations to make it easier for establishment reporters to single out specific charges and inflame passions over them—as when Sanger-Broad predicted this report will "accelerate Iran's confrontation with the United States and other Western countries"—and help the push towards war, as the Times also did in dealing with Iraq in 2002-2003, Guatemala in 1953-1954, and other U.S. targets.As Peter Casey asks in his analysis of Sanger-Broad's "transparently dishonest" article: "Is America's 'paper of record' consciously misrepresenting facts to 'accelerate confrontation' between Iran and the West?"The clear answer is: Yes."


結果として、あるいは意図的にか、IAEA事務局長たる天野はアメリカの新聞とともにイランと西側諸国との 『対立を加速する』 ために意図的に事実をねじ曲げて伝える片棒を担がされたことになります。アメリカによるIAEA私物化に抵抗した気骨のモハメド・エルバラダイ前事務局長だったら、あのタイミングであんな不用意な報告書は出さなかったでしょう。アメリカが何をもくろんでいるか明らかだった訳ですから。でも気を落とさないで、あこがれのオバマやヒラリーから誉めてもらえたでしょ。

2010-06-29

国連安保理イラン追加制裁決議: 続報 2

アメリカ・イスラエルによる新たなイラン侵略戦争を正当化させかねない 「国際社会」 の行動の続報;

  • パネッタCIA長官、イランによる核の脅威を警告
    6月28日11時38分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル


    −−−米国の16の情報機関を統轄する国家情報長官室は現在、国家情報評価(NIE)の最新版の作成を行っており、その中でイランの核開発の状況を評価している。2007年に出されたNIEは、米軍が隣国イラクで軍事活動を強化したことを背景に、イランが03年以降核兵器製造への取り組みを中止したと結論付けて、論議を呼んだ。


     これに対し、パネッタ長官は、イランの核開発状況に対する米国の情報機関の分析が変わったことを示唆した。長官はイランが専門知識を積み上げ、核装備を強化し続けていると思うと語った。


    全てが、意図的に捻じ曲げられた推測。

    • イラン、2年で核兵器製造 米CIA長官
      6月28日1時24分配信 産経新聞


       【ワシントン=佐々木類】米中央情報局(CIA)のレオン・パネッタ長官は27日、米ABCテレビのインタビューで、イランは今後2年以内に核兵器を製造する可能性があると述べた。 (中略)


       イランが2年以内に核兵器を保有するとみている根拠として、長官は、イランがすでに核爆弾2個分の低濃縮ウランを保有していると指摘。「イランがその気になれば、核爆弾用の濃縮に1年、さらに運搬手段の確立に1年あれば核兵器は製造可能だ」と述べた。


       米国もイスラエルも、イランの核兵器製造を防止するための軍事攻撃の選択肢を除外していない。 (以下略)









一方、いかにも日本らしい 「おつきあい外交」 についても報道されています。皆で渡れば怖くない赤信号ですね;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100625-00000099-jij-pol

インドと原子力協定締結へ=岡田外相表明、28日から交渉入り

6月25日16時31分配信 時事通信


 岡田克也外相は25日の記者会見で、インドと原子力協定を締結する方針を明らかにした。28、29両日に第1回の締結交渉を都内で行う。核拡散防止条約(NPT)に加盟せず、核兵器を保有しているインドとの協定締結には政府内に慎重論もあったが、同国での原子力ビジネスに期待する産業界の要請や、地球温暖化防止の観点から、交渉に入ることを決めた。 (中略)


 このため政府は、インドが核実験モラトリアム(凍結)を順守していることを考慮。インドでの原発の普及が温室効果ガス削減にも資することなどから、協定交渉に入っても、国民の理解は得られると判断した。


私も日本国民ですが、到底理解不能。インドに対する姿勢とイランに対する姿勢が何故こうも違うのか? インドはNPTに参加していない核保有国であり、パキスタンとの核戦争の危険性が排除出来ないのですよ。温暖化防止の観点から、と言うなら、最優先で推進すべきなのは、100%安全では有り得ない原発建設などではなく、今アメリカが世界中で展開している戦争・軍事行動を止めさせることでしょう。 「産業界」 の要請は、票になるから聞き入れたのか? 主体性ゼロ。外向きにも内向きにも八方美人であろうとすることは、結局軽蔑の対象でしかない。


  • 外務大臣会見記録(平成22年6月25日(金曜日)15時00分〜 於:本省会見室):日印原子力協定締結


    −−−  もちろん日本の中ではその際にさまざまな議論がありました。そこで方向性が固まったときに、日本だけが原子力協力を行わないのも1つの選択肢だと思いますが、ほとんどそれは大勢に影響がないといいますか、日本にとってはもちろん影響はあるわけですけれども、この不拡散、或いは「核なき世界」を目指すといった観点から言うと、インドに関する取扱いの流れはできましたので、日本だけがそれと違う判断を行うということは困難になってきたということであります


     他方で、先ほど言いました積極的な理由もありますので、総合判断して、非常に苦しい判断ではありますが、原子力協定締結を目指すということにしたところであります。


一体どうなっているのか???

2010-06-28

G20 / G8 サミット

カナダのハンツビルで2010年6月25日 〜 6月27日の日程で開催されたG8(主要国首脳会議 - Wikipedia) およびそれに続き2010年6月26日 〜 27日 の日程で開催されたG20 (G20 - Wikipedia) ともに閉幕。ハッキリ言って、壮大なカネと時間の無駄使い。アメリカ以外は国民に犠牲を強いる一方で、その為政者たちは税金で豪遊しているとしか見えない;

36th G8 summit - Wikipedia





2010 G20 Toronto summit - Wikipedia




      • 日本での関連報道
        財政赤字、13年半減=先進国一致、日本には配慮−成長との両立目指す・G20声明
        時事ドットコム (2010/06/28-08:15)


        『「財政健全化計画は、各国の事情によって異なる」とし、先進国で最悪の財政状態にある日本に一定の配慮を示した。』 とありますが、最悪はアメリカでしょ? 世界中に紙くずを売りつけ、財政を健全化することなく国民の犠牲の上に戦争と軍備に浪費している訳だから。G20でも何ら目新しい話題は無し。この期に及んで 「成長を目指す」 などと云うお題目を唱えている様ではお先真っ暗。少なくとも 「成長」 の再定義くらい議論しろよな。何故サミットに対する抗議行動が荒れたか考えるべき;

          • Fortress Toronto: Massive Security Clampdown for G8/G20 Meetings Most Expensive in Canadian History
          • DEPINK Activist Detained for Over 48 Hours at Canadian Border After Being Denied Entry to Canada
          • Indigenous Activists Protest G8/G20 Meetings in Toronto
          • Indigenous Leader Art Manuel: "Indigenous People Are the First Ones Impacted" by Western-Driven Resource Extraction
          • Indigenous Groups Lead Struggle Against Canada’s Tar Sands
          • Canadian Activist Stefan Christoff Targeted by Government Surveillance, Harassment Ahead of G20 Summit

また、記者会見などでの幾つかの首脳の発言も報道されています;

  • 北の犯行受け入れ迫る=哨戒艦事件、中国「見て見ぬふり」―米大統領
    6月28日9時5分配信 時事通信


    「見て見ぬふり」 どころか、積極的に某国の国際法違反・殺戮行為を援助しているのは誰だっけ? ねつ造された可能性の否定出来ない 「証拠」 に基づき四の五の言わずさっさと 「有罪」 と認めろなど、法の基本さえ知らない 「パー」 らしい発言。アメリカによる国連の私物化に抵抗していると云う意味で私は中国を高く評価しますね。アメリカに追従するしか能の無い日本など常任理事国になる資格も 「国際社会」 にとってのメリットも無い。もっと云うなら、 『第二次大戦戦勝国連合』 のコンセプトから脱却出来ないのであれば、国連は解体されるべき。 (それに代わる組織はあるか? と云う問題はありますけど、無くしても実質何も変わらない。)

  • http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/g-8-fully-believes-israel-will-attack-iran-says-italy-pm-1.298597
    G-8 'fully believes' Israel will attack Iran, says Italy PM
    Published 17:05 27.06.10 Latest update 17:05 27.06.10, Haaretz Daily Newspaper Israel News


    World leaders "believe absolutely" that Israel may decide to take military action against Iran to prevent the latter from acquiring nuclear weapons, Italian Prime Minister Silvio Berlusconi said Saturday.  (以下略)


    お前はイスラエルの大便者か、と言いたくなる。NPTに加入もせず、核兵器を所有し、アメリカの後ろ盾により国際法さえ堂々と無視し、国内のみならず暗殺者を送って国外でもひとを殺すイスラエルとそれをかばう "World leaders" ? ロクなものではない。 おまけにこの発言は、イランが屈服しなければイスラエルと戦争になるぞ、我々は知らないぞ、との暴言と思うが。まあ、馬鹿なイタ公のタワゴト、無視しても構わないでしょうけど。

お先真っ暗、と云うのが今回のお祭りを見ていて私が感じたことです。

2010-06-27

アフガニスタンの鉱物資源 その2: リチウム

少し悪乗り?しまして、アフガニスタンのリチウムのことを調べてみますと;

$1 trillion Untapped Mineral Deposit In Afghanistan
日付無し、Lithium Stocks The Mining World Of Lithium - Producers, Suppliers, Products


−−−Just this month, American geologists working with the Pentagon team have been conducting ground surveys on dry salt lakes in western Afghanistan where they believe there are large deposits of lithium. Pentagon officials said that their initial analysis at one location in Ghazni Province showed the potential for lithium deposits as large of those of Bolivia, which now has the world’s largest known lithium reserves.


For the geologists who are now scouring some of the most remote stretches of Afghanistan to complete the technical studies necessary before the international bidding process is begun, there is a growing sense that they are in the midst of one of the great discoveries of their careers.


“On the ground, it’s very, very, promising,” Mr. Medlin said. “Actually, it’s pretty amazing.”


上述のガズニ州の塩湖とは多分;


f:id:El_Payo_J:20100627150803j:image

出典: Google Map: Earth


f:id:El_Payo_J:20100627150957j:image

出典: Google Map: 航空写真

座標: 33.583735,67.791138


f:id:El_Payo_J:20100627153056p:image

出典: ガズニ州 (英語版 Wikipedia)

初期調査の行われたガズニ州はむしろアフガニスタン中部ですから、上掲記事の 「アフガニスタン西部の塩湖群」 が別にあるのでしょう。Google Map でそれらしい (=間違っているかも知れませんが、単に白っぽい) 場所を探すと、アフガニスタン南西端、イランとの国境のザランジ (座標 30.949347,61.853027) 周辺でしょうか;


f:id:El_Payo_J:20100627155131j:image

出典: Google Map: Earth


2009年11月11日の記事 ボリビアでのリチウム争奪戦: ポトシ銀山の轍を踏まぬ様に−−− - 翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記 中で紹介の リチウム - 資源について サイトには、今日現在アフガニスタンの名前は出て来ません。本格的な調査はこれからでしょうが、その膨大な利権にハゲタカが群がってカネがロクでもない人殺し達に流れ、人権問題は更に悪化しそうな気がします。資源小国日本として参考になりそうなのは;

見逃すな 海水に潜む資源 - 09/08/11

aサロン_科学面にようこそ (アスパラクラブ[aspara] - 朝日新聞の役立つ無料会員サービス)


原子力発電に使うウラン、電池材料として需要の高いリチウム――。海水には、様々な種類の金属がとけ込んでいる。これらを回収する技術はほぼ確立し、今後はいかに低コストで効率よく回収できるかが課題になってきた。実用化できるかどうかで、資源小国日本のエネルギー戦略にも影響しそうだ。 (中略)


−−− 資源小国だけれど、四方を海に囲まれた海洋国家でもある――。そんな日本が、海水から様々な資源を回収する技術を実用化できたら、いわゆる「資源ナショナリズム」への対抗策として、有効な手段になるかもしれません。


「資源ナショナリズム」 は、いわゆる先進国に一方的に都合の良い様に出来あがった現体制下では止むを得ないことと思います。特に過去の植民地政策やら侵略戦争やら覇権維持の道具として翻弄された結果、国民も国土も疲弊してしまった国々の場合。従って ”「資源ナショナリズム」への対抗策” などと云うセコいことではなく、アタマを使って開発する、と考えればよいのでは?

2010-06-26

アフガニスタンの鉱物資源

アメリカが浪費する戦費1兆ドルに相当する鉱物資源がアフガニスタンに眠っている、との報道がなされています;

  • アフガンに1兆ドル規模の鉱物資源、管理体制に懸念も
    2010年06月15日 11:50 発信地:カブール/アフガニスタン, AFPBB News


    −−−【6月15日 AFP】米地質調査所(US Geological Survey、USGS)がアフガニスタンで実施していた調査で、同国には少なくとも1兆ドル(約92兆円)相当の鉱物資源が存在していることが明らかになった。汚職がはびこっているアフガニスタンで、こうした豊富な鉱物資源をどのように管理していくかについて懸念する声もあがっている。 (中略)


    ■アフガン市民の利益となる計画策定が重要


     米国務省のフィリップ・クローリー(Philip Crowley)次官補(広報担当)は記者会見で、「(鉱物資源からの)収益が、全アフガニスタン市民の利益になるような効果的な計画策定」が重要になるとの認識を示した。 (以下略)



USGSの調査は何も昨日今日始まった訳ではなく、このタイミングでわざわざ発表した意図はミエミエ。アメリカ政府が 『アフガニスタン市民の利益』 を考えるなど笑止千万、それを信じる馬鹿なアメリカ国民も殆どいないと思います。昔日本に、押し入った先の被害者に対してセキュリティーの大切さを説く 『説教強盗』 ってぇのがいたそうですが、それに近い。戦争を続ける価値がある、アメリカを支持しないならおこぼれにあずかれないぞ、と遠回しに言いたかったのか? 戦費を投資と考えてそれに対するリターンを提示するなど、カネ万能のアメリカらしい。一体今までだけでも何人殺したと思っているのか?


加えて金額だけが独り歩きをしている様で、例えば;



それに対する警告やらやっかみも幾つかあり−−−





    • アフガンに1兆ドル規模の鉱物資源、管理体制に懸念も
      冒頭紹介したのと同じ記事


      −−− アフガニスタンの鉱物資源開発については、中国とインドが権益獲得を目指しており、大規模銅山開発ではすでに中国企業が契約を獲得している。鉄鉱石の権益については、年内に契約企業が決定する予定となっている。(c)AFP/Waheedullah Massoud


      中国叩きの一環と言えると思います。でも人を殺す以外能の無い某国よりまだマシではありませんか?

アメリカやロシアの侵略戦争によりこれだけ荒らされてしまったアフガニスタンには、地下に眠る鉱物資源を単独で商品化出来るだけの設備や能力は残念ながら無いでしょう。そこに付け込んで強奪しようとするのはボリビなどでもお馴染みの手法。


更に、百歩譲って、外国資本による正当な対価に基づく技術供与でめでたく商品化出来たとしても、それはアフガニスタン国民の利益にはならない。何故? 我が敬愛するマラライさんが叫び続けている様に、国会 (ジルガ) がアメリカの傀儡であるカルザイを強姦している WARLORDS (過去アフガニスタン国民の人権を蹂躙してきた軍属たち) で占められている状況だから、そのカネがどこに流れるかは火を見るより明らかですね。豊富な資源を持つことは、今のアフガニスタンにとっては不幸なことかも知れません。

2010-06-25

オバマの報道弾圧: 「国防」 の名の下での隠ぺい

[マクリスタル司令官更迭の原因となったインタビュー記事 について、オバマ政権の文民高官らを批判したりあざける発言だけがクローズアップされている様ですが、実際にはそんな部分は枝葉末節に過ぎず、アフガニスタン侵略戦争の矛盾をさらけ出すものである (ことを担ぎ手から説明された) ためオバマは震え上がったのでしょう。米政府が有権者に知られてはまずいことを隠ぺいしようとしていることはアメリカ国内でも認識されている筈。


更に、2010年5月13日・6月13日に紹介の ウィキリークス - Wikipedia についても露骨な弾圧を行っている様です;


    • Wikileak Case Echoes Pentagon Papers
      June 15, 2010, Consortiumnews_com


      Almost four decades after Defense Department insider Daniel Ellsberg leaked the Pentagon Papers – thus exposing the lies that led the United States into the Vietnam War – another courageous “national security leaker” has stepped forward and now is facing retaliation similar to what the U.S. government tried to inflict on Ellsberg. (以下略)



「我々の主目的は、アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハラ砂漠以南、そして、中東の圧制を強いている政権を白日のもとに晒すことであり、また、世界の全ての地域で、政府や企業によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えている人たちを支援していきたい」 ことを信条とする ウィキリークス - Wikipedia については;

WikiLeaks


【最近の関連記事】






米政府が国外で展開する殺戮行為や人権蹂躙など隠ぺいし切れない事実が明るみに出始めたのは歓迎すべきことです。国民の税金を無駄な戦争や軍備拡張に浪費することを許さない方向で世論が動いてくれれば、たとえ 「国際社会」 が抑え切れないスーパーパワーとて否応なく戦争から手を引かざるを得ませんから。でも本来それ (カネ) 以上に気付くべきなのは、その犠牲となった他国のひとたちのことと思います。その観点で書かれた記事をひとつ紹介;

5 Million Iraqis Killed, Maimed, Tortured, Displaced -- Think That Bothers War Boosters Like Christopher Hitchens?

AlterNet / By Fred Branfman, June 21, 2010

副題:The immensity of Iraqi civilian suffering is incomprehensible. How can war's cheerleaders claim to fight on behalf of the people whose lives they helped destroy?


これは何もイラクに限ったことでは無く、アフガニスタン、パキスタン、パレスチナなど現在進行中の戦争のみならず、過去中南米やアフリカ・中東で展開した戦争や政策でも同じこと。レトリックに惑わされることなく 『人間の視点』 から観る、と云うことと思います。

2010-06-24

オリバー・ストーン監督: South of the Border 

期せずして (いや、破天荒ではあるが頭の切れる軍人ですから、案外報道されることを前提に暴露したのかも) 内部事情をぶちまけたマクリスタル司令官は 「順当に」 更迭されました;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100624-00000035-mai-int

<アフガン米軍>マクリスタル司令官を解任 オバマ大統領

6月24日10時56分配信 毎日新聞


 【ワシントン古本陽荘】アフガニスタン駐留米軍のマクリスタル司令官と側近がオバマ政権の文民高官らを批判した問題で、オバマ米大統領は23日、マクリスタル氏を解任すると発表した。アフガン戦争が正念場を迎えるなかでの司令塔の解任は極めて異例。大統領は「文民による軍の統制は民主主義体制の根幹だ」と述べ、批判は看過できないとの考えを強調した。 (以下略)


ウィキペディア 『文民統制 - Wikipedia』 によれば、 「文民統制・シビリアンコントロール(Civilian Control Over the Military)とは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的統制をいう。すなわち、主権者である国民が、選挙により選出された国民の代表を通じ、軍事に対して、最終的判断・決定権を持つ、という国家安全保障政策における民主主義の基本原則である。」 とのことですが、必ずしも主権者である国民の意思を反映しない 「なんちゃって代表」 が巧みに情報を隠ぺいしながら侵略戦争を行うこと自体 「民主主義的」 と云えるのか私は大変疑問に思っています。アメリカの民主主義が万が一にも?機能しているなら、「−−−そして、何よりも国民の代表は、国民に対し説明責任を持ち、したがって、国民は、彼らの決定に不服があれば、選挙を通じて彼らを排除」 出来る筈です。していなければ−−− 何も変わらないでしょう。


  • 公式発表は;
    no title
    For Immediate Release June 23, 2010

このニュースに関して昨日一部紹介しましたオリバー・ストーン監督の"South of the Border" が今週アメリカで封切られる様です;

f:id:El_Payo_J:20100622073923p:image

出典: South of the Border


  • no title
    06/23/2010 01:53 PM, NY1.com 他


参考: オリバー・ストーン - Wikipedia


−−−アメリカ国内では好き/嫌いがきっぱりと別れ、特にオリバー・ストーンと同じ世代ではその傾向が顕著である。(以下略)


私は映画に詳しくありませんので、昨年9月のベネチア映画祭に出品されたものが今上映される、と解します。日本国内での報道は、従って大半がその時のもの;





ーーー大アホについては;
David Rothkopf - Wikipedia


日本にもこの類は沢山ありますが、 「頭脳集団」 と訳される "Think tank" なる存在は、どんな立派な名前を冠していようと、所詮そのスポンサーの意向に沿ったレポートしか書ける訳がない。


私が何となくわかっているつもりの中南米に関して言うなら、アメリカが善と考え長年押し付けて来たシステムがその 「裏庭」 である中南米で機能したか? 答えはNOです。「チリの奇跡」 の様に表面上経済が上向いたことはあったでしょうが、その裏には人権の蹂躙あり、格差拡大あり。アホ呼ばわりされる異端児チャベスが目指す方向が適当なものかどうかは現段階では判断出来ませんが、それを追い求める権利はある筈です。上掲 「大アホ」 はアムネスティーのコメントを引用して 「危険」 としていますが、ではアメリカが今までに中南米でやってきたこと・やっていることは何なのか? 正に目くそ鼻くそを笑うのいい例です。

2010-06-23

オバマの戦争中毒

オバマとその担ぎ手達の無能さを暴露する記事;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100622-00000108-mai-int

<米国>アフガン駐留のマクリスタル司令官を召還

6月22日23時29分配信 毎日新聞


−−− 問題となった記事は、アフガン駐留米軍に同行取材したフリーランスのヘイスティング記者が25日に発売予定のローリングストーン誌に寄稿したもの。


 米CNNテレビが公表した記事の抜粋によると、09年1月の大統領就任約1週間後に国防総省で米軍幹部と会ったオバマ大統領の印象について、マクリスタル氏側近は、「(大統領は)不快でおびえたように見えたとマクリスタル氏は感じた」と証言。さらに側近は、その4カ月後にホワイトハウス執務室で大統領と会談したマクリスタル氏について、「大統領が(アフガン戦争に)あまり関心があるようには見えず、とてもがっかりしていた」と暴露した。


 また、増派に反対したバイデン副大統領については、マクリスタル氏自身が「バイデン副大統領のことを聞くのかい? バイデンって誰だっけ」と笑いながら不快感を示した発言を引用している。


 「カルザイ大統領は信用できない」として増派に反対する公電を送った米陸軍出身のアイケンベリー駐アフガン大使について、マクリスタル氏は、「何年もの付き合いなのに我々には何も言わなかった。裏切られた」と露骨に批判した。 (以下略)


  • まだ読んではいませんが、元記事は多分:


    The Runaway General (Page 1/6)
    Stanley McChrystal, Obama's top commander in Afghanistan, has seized control of the war by never taking his eye off the real enemy: The wimps in the White House


    By Michael Hastings, Jun 22, 2010 10:00 AM EDT @ Rolling Stone Politics


    ※ This article appears in RS 1108/1109 from July 8-22, 2010, on newsstands Friday, June 25.

侵略軍の兵隊が何人死のうと自業自得ではあるものの、無能・無知なオバマ政権によって中途半端な状態で派遣された人殺しのプロは部下を失い、何故攻撃されるのか理解出来ない被侵略国の兵隊や国民はそれ以上多数殺されている訳で、全責任を負う立場の司令官としてのマクリスタル氏の怒りは理解出来る様な気がします。報道された言動は本心でしょう、一体何のためにここでひとを殺しているのか??


オバマが国民を欺いて行っている 「正義の戦争」 の実態をアメリカの有権者が早く認識してくれることを祈るばかり。


参考まで、別途紹介予定のオリバー・ストーン監督の映画 『South of the Border』 に関して DEMOCRACY NOW ! が行ったインタビュー記事 Academy Award-Winning Filmmaker Oliver Stone Tackles Latin America’s Political Upheaval in ”South of the Border”, US Financial Crisis in Sequel to Iconic ”Wall Street”, June 21, 2010, DEMOCRACY NOW ! から、以下引用します。子ブッシュの言葉ですが;

−−−OLIVER STONE: Were there any eye-to-eye moments with President Bush that day, that night?


NÉSTOR KIRCHNER: [translated] I say it’s not necessary to kneel before power. Nor do you need to be rude to say the things you have to say to those who oppose our actions. We had a discussion in Monterey. I said that a solution to the problems right now, I told Bush, is a Marshall Plan. And he got angry. He said the Marshall Plan is a crazy idea of the Democrats. He said the best way to revitalize the economy is war and that the United States has grown stronger with war.


OLIVER STONE: War. He said that?


NÉSTOR KIRCHNER: [translated] He said that. Those were his exact words.


OLIVER STONE: Was he suggesting that South America go to war?


NÉSTOR KIRCHNER: [translated] Well, he was talking about the United States. The Democrats had been wrong. All of the economic growth of the United States has been encouraged by the various wars. He said it very clearly. President Bush is—well, he’s only got six days left, right?


OLIVER STONE: Yes.


NÉSTOR KIRCHNER: [translated] Thank God.


JUAN GONZALEZ: That was former President Kirchner. And these comments of President Bush that he says about the United States growing strong through war, I don’t think that’s ever been reported anywhere.


OLIVER STONE: Well, it goes to the heart of the issue. And, you know, we know it, but we sound jaded when we say it. But why do we all—why does America go to war? I went to Vietnam. We went—right after that, we didn’t—I made three movies about it. And then we went back to Panama. We invaded Panama, Grenada, then we went into Iraq twice and now Afghanistan. I don’t get it. And there has to be a reason for all this corporate march to war. Why do—and the press supports it. And we saw it in Iraq most vividly. It was very depressing to be a Vietnam veteran at that time. And now we’re seeing it again with Iran and with Afghanistan, the support of this war. I don’t—there’s no sense to it, because we don’t resemble the Afghani or the Vietnam average person. Our soldiers have to go. If they’re going to go there, they’ve got to stay. That’s all there is to it. They’ve got to become citizens of Afghanistan. That’s the only way they’re ever going to make it. They’re not. There’s no way we’re going to say, and they know it. And as long as they know we’re leaving, I don’t see any victory, any exit, any exit strategy at all.


まさかこの絵がまた使えるとは思いませんでした;


f:id:El_Payo_J:20100611123907j:image

出典: 旧くて記録ナシ


中毒患者が暴れて人を殺したとしても、正常な判断が出来ない状態での凶行と判断されれば確か無罪になりますね? (この点について私は、無罪止む無し、ただし病院なり更生施設などで加療後正常な判断が出来る状態になってから罪を償わせるべきと考えます、念の為。) しかし世界規模での犯罪の場合はどうでしょう? 狂人が核のボタンまで握っているのは空恐ろしいことです。

2010-06-22

コロンビア新大統領: 内戦を終わらせることが出来るか?

コロンビア国民が選んだ新大統領ですが、背景・経歴・実績から判断してその任期中 (2010年〜2014年) 、内戦およびそれにまつわる人権侵害は激化こそすれ改善・終結は絶望的と思われます。国内の矛盾を解決せず武力で 「テロリスト」 を制圧しようとする、伝統的な寡頭支配層の利益を代表するアメリカタイプのエリート *1 と思われますから;


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100621-00000023-mai-int

<コロンビア>サントス氏が決選投票制す 大統領選

6月21日11時42分配信 毎日新聞


【メキシコ市・國枝すみれ】コロンビア大統領選の決選投票が20日あり、即日開票の結果、与党の全国統一社会党(U党)党首で前国防相のフアン・サントス氏(58)が69%を得票し、第44代大統領に選ばれた。同氏は「大雨とサッカーW杯にもかかわらず、史上最大の票数を獲得した」と勝利宣言した。就任式は8月7日。 (以下略)


  • コロンビア大統領選、「右派」と「緑の党」の決選投票へ
    2010年5月31日11時10分, asahi_com(朝日新聞社)


    南米コロンビアで30日、任期満了に伴う大統領選挙が投開票された。地元メディアなどによると、開票率99%で、9人の候補者のうち親米右派のウリベ大統領後継のサントス前国防相(58)が得票率46.56%で首位に立ち、2位の緑の党共同党首、モックス元ボゴタ市長(58)を大きく引き離した。ただ、当選に必要な過半数には届かず、6月20日に決選投票が行われる見通しになった。  (以下略)

経歴などは;


Juan Manuel Santos - Wikipedia, la enciclopedia libre


詳細な経歴 @ColombiaLink_com - JUAN MANUEL SANTOS - BIOGRAFIA Y FOTOS


f:id:El_Payo_J:20100622122454j:image

出典: no title

外交姿勢も大体想像が付きますね。現大統領ウリべ同様極端な親米ですから、アメリカおよび国内財界・産業界からは歓迎されるでしょう。


先行き不透明な中有権者 (大統領は直接選挙で選ばれ、任期は4年) が変革より経済の安定を求めた結果と思いますが、新大統領にも現ウリベ大統領同様、黒い噂がつきまとっています;


  • http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/colcp100429.html:title-=コロンビアの殺人「民主主義」 / ダニエル・コバリク]
    (2010年4月30日) 益岡賢のページ、コロンビア


    −−−コロンビア政府と準軍組織との深い結びつきは、元準軍組織の司令官が準軍組織に対する政府の大きな支援を暴露するなど、繰り返し明らかにされてきている。例えば、元準軍組織司令官サルバトーレ・マンクソは、現コロンビア副大統領フランシスコ・サントス及び国防相フアン・マヌアル・サントスが準軍組織と緊密な関係を持っていたことを暴露した。フアン・マヌアル・サントスは次期コロンビア大統領の有力候補である。 (以下略)

  • ウリベ大統領の隠された過去 / トム・フェイリング
    (2004年6月14日) 益岡賢のページ、コロンビア


    −−−大統領選がたけなわになるにつて、記者達は、メディアのボスたちが編集の独立性をますます脅かすようになったことを心配し始めた。政治エスタブリッシュメントとつながりを持つ二大ビジネス・グループがRCNとCaracolというコロンビア最大のテレビとラジオのネットワークを所有している。記者たちの心配は、ウリベがサントス一家---コロンビアで最も影響力の大きい日刊紙を所有している---のメンバーを副大統領候補に選んだことでさらに高まった。 (以下略)

取り急ぎ紹介しますが、引き続き要Watch.

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レイプ対策: Rape-aXe  f:id:El_Payo_J:20100622091349j:image

Rape - Wikipedia 、日本語なら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%A7%A6 とは相手の性的自由を暴力あるいは脅迫で攻撃し、貞操を侵害する行為を指します。残念ながら男性による加害行為が圧倒的に多い筈、卑劣な犯罪。それに対抗する新デバイスが現在ワールドカップ開催中の南アフリカで発表されたことが報道されていますので紹介;


  • 牙をむくコンドームでレイプに対抗 南アの医師が開発
    6月21日14時27分配信 CNN.co.jp


    −−−40年を経て出来上がったコンドームはラテックス製で、女性がタンポンのように装着する。内側には先がとがった歯のようなギザギザが並んでおり、挿入した男性の性器に食い込む仕掛け。開発段階で婦人科医や心理学者の助言も得て、安全性は保証付きだという。


    いったん食い込むと、歩くことも用を足すこともできないほどの痛みを伴い、外そうとするとさらに深く食い込むという。医師にかからなければ外すことは不可能で、これが犯人逮捕の手がかりになればとエラーズ医師は期待する。 (以下略)


考案者(発明者)であるソネット・エラーズ医師のHPは


Rape-aXe Welcome to offical website of Sonette Ehlers




各国の法がこれをどの様に扱うか −−− 特に 「加害者の人権」 と云う、この種の犯罪の被害者を二重に苦しめる概念 −−− はそのうち問題となるかも。上掲報道によればW杯の期間中に3万個を無料配布とのことですし、ネットでも遅からず入手可能となるでしょうから日本にも相当数が入って来ると思われます。ただし使用には細心の注意が必要。装着した上で犯罪をそそのかしたと判断されれば傷害罪に問われる可能性もありますからね。でも泣き寝入りの悔しさとその後苦しむトラウマを考えたら、実効性のある最強の自衛の手段であることは間違いないでしょう。この製品の輸入・販売に当たっては何かの法を考慮する必要はあるのかな? 薬品では無いし、xx付きなどと同じ扱いと思いますが。

*1:私が勝手にこさえた言葉。本来のエリートは、そのずば抜けた能力に見合った権力を持つ見返りとして、行動に際しては自ら陣頭に立ち結果の全責任を負うものと解します。(落ち目の大英帝国を賞賛はしませんが、英王室のxx王子がxx戦争に参加する時は本当に危ないポジションに立つと聞いたことがあります。) 一方でアメリカの 「エリート」 は自分は絶対に火の粉をかぶらない位置で参加し、かつ結果責任は部下にかぶせますよね? 有能な弁護士を抱えて。

2010-06-21

翻訳家 山岡朋子さん その77  『ルス、闇を照らす者』 :  ★★ 「五月広場の祖母たち」へのノーベル平和賞授与を求める署名のアピール ★★ 続報

2010年5月6日付け紹介しました標記件について特に目立った動きは見られませんが、このあたりでいちどまとめておくことに;


署名ページへのリンク

今日現在受付中、西語表記のみ。英語版はありませんが Facebook および twitter でも署名可。



  • f:id:El_Payo_J:20100621121709j:image
    出典: http://www.abuelas.org.ar/comunicados/prensa2010/p367.htm
    "Todos tenemos que estar con ellas"
    PRENSA | Página12, 16 de junio de 2010
    南アフリカにて、Abuelas 代表の Estela B. de Carlotto さんと、Mundial 10大会連続15度目出場を誇るアルゼンチームを率いるマラドーナ監督。(アルゼンチンは現在グループ Bトップ)



  • f:id:El_Payo_J:20100611084632j:image
    出典: http://www.abuelas.org.ar/
    La Selección Argentina de Fútbol apoya a las Abuelas
    VARIOS | Buenos Aires, 7 de junio de 2010

【最近のニュース】






【2010年ノーベル平和賞ノミネート関連】


  • 2010年ノーベル平和賞候補、史上最多 「ネットの父」も
    2010年03月11日 17:48 発信地:オスロ/ノルウェー
    AFPBB News


    【3月11日 AFP】ノルウェー・ノーベル研究所(Norwegian Nobel Institute)は10日、2010年のノーベル平和賞候補に、史上最多の237人・団体がノミネートされていると発表した。このうち団体としては、38団体が候補に挙がっている。 (中略)


     また、「インターネットの父」とみなされているラリー・ロバーツ(Larry Roberts)、ビント・サーフ(Vint Cerf)、ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)の3氏も候補となっている。 (以下略)


    昨年の大安売りの結果史上最多数となった様です。

    • Will internet get Nobel Peace Prize 2010?
      03/02/2010, MSN India


      The Internet was proposed by the Italian edition of the popular 'Wired' magazine for promoting "dialogue, debate and consensus through communication" as well as democracy, the media reported.


      Premier endorsers of Internet for Nobel Peace Prize nomination include 2003 Nobel laureate Shirin Ebadi and famous Italian surgeon, known for his contributions to breast cancer treatments, Umberto Veronesi.


      'Wired Italy' has also launched a dedicated campaign, 'Internet for Peace', which will carry on till September 2010, featuring different stories and experiences of those who with the web have tried to do something concrete to promote peace and harmony in the world. (以下略)


      推薦の理由はもっともに聞こえますが、インターネットは記事中にある様な "the first weapon of mass construction" と云ったポジティブな面だけではなく、国際いじめやら政治的プロパガンダにも非常に有効と云うネガティブな面、あるいは世界数十億人のうち大半はアクセス出来ないと云う不公平も存在しますから、どうなんでしょうか。まあ、ノーベル平和賞そのものの権威が落ちる一方ですから構いませんが。

    • Michael Jackson Nomination 2010 Nobel Peace Prize - Petition Spot


      −−−This addition to the petition is aimed at eliminating any controversy as to whether or not, Michael Jackson is an eligible nominee for the Nobel Peace Prize, posthumously.


      In 1961, Dag Hammarskjöld, was awarded the Nobel Peace Prize posthumously. Let us also honor Michael Jackson for his lifelong efforts of Intense, and Unforgettable Global Humanitarian efforts. The rest of the petition follows below. Thank you.  (以下略)


      この部分は、公式のノミネートルールに対する意見・要望;
      • Nomination Facts / Nobelprize_org より抜粋


        Q) Is it possible to nominate someone for a posthumous Nobel Prize?


        A) No, it is not. From 1974, the Statutes of the Nobel Foundation have stipulated that a Prize cannot be awarded posthumously, unless death has occurred after the announcement of the Nobel Prize. This happened in 1996 when William Vickrey died only a few days after the announcement of the Prize in Economics. (以下略)

【過去の LAS ABUELAS ノーベル平和賞ノミネート】








特に昨年の授賞以来、ノーベル平和賞はミスコン並みになったなぁ、との感が否めません。過去ガンジーが頑として受賞を拒絶したのは何故だったのか、改めて調べてみたいですね。 「五月広場の祖母たち」 については、その文字通り 『人間の視点』 に立った活動がアルゼンチン国内のみならず世界中に紹介されることが大事。表面的な事象は異なっても本質的に同じ問題が現在世界中で進行中であることへの警鐘となるでしょう。ノーベル平和賞は、受賞出来れば賞金も出るからラッキー、程度のもの。

2010-06-20

人の命には軽重も優先順位もある −−−??

『人の命に軽重はない』 と云う基本理念そのものは理解も合意も批准もされ易いものの、実際に適用するとなると1国の中でさえ刑罰・中絶・終末医療・優先順位の有無など様々な問題を内包しています。では国際関係、とりわけ覇権国の他国に対する介入行為においてはどうでしょう:


世界人権宣言 - Wikipedia


  • 原文 (と云うより英語): Universal Declaration of Human Rights - Wikipedia より


    Article 1


    All human beings are born free and equal in dignity and rights. They are endowed with reason and conscience and should act towards one another in a spirit of brotherhood.


  • 谷川俊太郎さん訳: no title より


    第1条 みんな仲間だ


    わたしたちはみな、生まれながらにして自由です。ひとりひとりがかけがえのない人間であり、その値打ちも同じです。だからたがいによく考え、助けあわねばなりません。

ところが実際には;

Are Foreign Lives of Equal Worth to Ours?

by Adil E. Shamoo, June 19, 2010, ANTIWAR.COM


When a U.S. civilian is murdered in a foreign land or in the United States, we rightfully feel angry, sad, and some of us demand vengeance. These are normal, primordial, and instinctive feelings of group loyalty and herd mentality that have bound communities and countries for thousands of years. Should such human traits, which are often beneficial, emotional and irrational, continue to justify the retaliatory killing of innocent civilians in the 21st century? (中略)


The U.S. military has achieved a killing machine that is less encumbered by popular views of war than at other times in our history. The military has mechanized and contracted out the war machinery in order to minimize the impact on U.S. citizens. The mechanization of the war can be potentially beneficial to individuals, but also very dangerous to our democracy.


This mechanization of war has also resulted in treating other nations’ citizens as less than equal to citizens of the United States. U.S. military actions kill innocent civilians in a repeated and almost routine manner. However, modern communications are informing people around the world that U.S. policies value other citizens less than its own. The human instinct of herd mentality can’t serve as justification for the indiscriminate killing of civilians outside U.S. borders.


上掲記事で問題とされているのは、 「正義の戦争」 に巻き込まれた "civilian casualties" だけの様ですが、更に深い問題は;


Error 404 (Not Found)!!1


  • このページ中のビデオ "The War On Democracy by John Pilger" (1時間34分弱) は、アメリカがカリブ海・中南米で過去展開した恥知らずの犯罪: 成功した・失敗したクーデター、人権侵害への積極関与など およびアメリカ政府の嘘・欺瞞を告発するものです。これらが誇張や嘘だと思いますか? John Pilger - Wikipedia さんの告発を覆せる反証は私の知る限り提示されていない筈。なおこのビデオはDVD化されています;


当ブログのコアとして据えている (つもりの) "A veinte años, Luz " の原作者 Elsa Osorio さん、あるいはその翻訳 『ルス、闇を照らす者』 の翻訳者山岡朋子さん(横山朋子さん名) 、 「西側」 の人権団体がどこまで認識・意識されているかはわかりませんが、アルゼンチンで起きたおぞましい犯罪行為は、アメリカが中南米で直接・間接に展開した反共政策の一環に過ぎないと私は感じています。犯罪を指揮した当時の軍政責任者や実行した人間だけが現在被告席に座らされていますが、実は共同正犯どころか正犯として裁かれるべきはアメリカの歴代大統領とその閣僚です。アフガニスタンやイラクで今起こっていること、イランでアメリカが起こしたいことは全てこのビデオの中に凝縮されていると思います。(にもかかわらず、歴史から学ぶつもりの無い彼らは再び中南米でのプレゼンスを高めようとしているのだから救い様がない)


パーでも弁舌だけ爽やかなオバマとアメリカが善のイメージ、一方でフィデルやチャベスやカダフィが時代遅れのアカ・狂った悪魔のイメージで宣伝されていますが、アメリカの政策の被害者で生き証人でもある後者は 『王様は裸だぞ!!』 と叫んでいるだけ。右だ、左だ、自由だの問題ではありません。


『人の命には軽重も優先順位もある』 として公然と行動するアメリカに、一体何の 「正義」 があるのか? その独立宣言 *1 の崇高な理念はどこへ行ったのか? ウィキペディアから引用しますと; 『、「全ての人間は平等に造られている」と唱え、不可侵・不可譲の自然権として「生命、自由、幸福の追求」の権利を掲げた前文は、アメリカ独立革命の理論的根拠を要約』 しているし、そもそも国王の暴政と本国(=イギリス)議会・本国人による横暴に我慢出来ずに13州を鼓舞して独立を宣言したのであり、現在は自分達が過去の 「横暴な」 大英帝国の立場にある訳ですから;


  • 天(てん)の人(ひと)を生(しよう)ずるは億兆(おくちよう)皆(みな)同一轍(どういつてつ)にて、之(これ)に附与(ふよ)するに動(うご)かす可(べか)からざるの通義(つうぎ)を以(もつ)てす。即(すなわ)ち其(その)通義(つうぎ)とは人(ひと)の自(みず)から生命(せいめい)を保(ほ)し自由(じゆう)を求(もと)め幸福(こうふく)を祈(いの)るの類(たぐい)にて、他(ほか)より之(これ)を如何(いかん)ともす可(べか)らざるものなり。人間(じんかん)に政府(せいふ)を立(たつ)る所以(ゆえん)は、此(この)通義(つうぎ)を固(かた)くするための趣旨(しゆし)にて、政府(せいふ)たらんものは其(その)臣民(しんみん)に満足(まんぞく)を得(え)せしめ初(はじめ)て真(まこと)に権威(けんい)あると云(い)うべし。政府(せいふ)の処置(しよち)、此(この)趣旨(しゆし)に戻(もと)るときは、則(すなわ)ち之(これ)を変革(へんかく)し或(あるい)は之(これ)を倒(たお)して、更(さら)に此(この)大趣旨(だいしゆし)に基(もとづ)き、人(ひと)の安全幸福(あんぜんこうふく)を保(たも)つべき新政府(しんせいふ)を立(たつ)るも亦(また)人民(じんみん)の通義(つうぎ)なり。是(こ)れ余輩(よはい)の弁論(べんろん)を俟(ま)たずして明了(めいりよう)なるべし。


  • We hold these Truths to be self-evident, that all Men are created equal, that they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights, that among these are Life, Liberty, and the pursuit of Happiness—-That to secure these Rights, Governments are instituted among Men, deriving their just Powers from the Consent of the Governed, that whenever any Form of Government becomes destructive of these Ends, it is the Right of the People to alter or abolish it, and to institute a new Government, laying its Foundation on such Principles, and organizing its Powers in such Form, as to them shall seem most likely to effect their Safety and Happiness.


日本を代表する某経営者の言葉に 『理念なき行動は凶器 *2 であり、行動なき理念は無価値である』 と云うのがあります。企業と国家を同一レベルで論ずることに抵抗はありますが、アメリカのみならず日本も、 『理念』 を曲解していることが現在の 「凶器」 あるいは 「狂気」 の原因であることは明らか。先日紹介しました田上長崎市長の言葉 *3 を借りるなら、 『人間の視点』 が決定的に欠如していると云うことでしょう。

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共同英文が詳報し朝日が「誤報」した岡田外相の激闘 ??

んんんん??と云う記事がありましたので紹介;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100620-00000004-rcdc-cn

<レコチャ広場>「中国は核軍縮すべきだ」―共同英文が詳報し朝日が「誤報」した岡田外相の激闘

6月20日9時24分配信 Record China


−−−同誌に寄稿した春名幹男・名古屋大学特任教授によると、この経緯を最も詳しく伝えたのは共同通信の英文記事で、日本語メディアは「報道に冷淡」だった。5月16日に朝刊の短い記事で伝えた朝日新聞も、岡田外相が実際には昨年9月に初めて「歴史的な」核軍縮要請をしていたにもかかわらず、「日本の閣僚が中国側に核軍縮を求めたのはおそらく初めて」と「明らかな誤報」を行ったという。 (中略)


核軍縮自体はオバマ米政権も強力に先導しようとしており国際社会の長期的な利益にかなうことだ。短期的な損得勘定だけで折角の大胆な外交的試みの矛先が鈍らないよう祈りたい。また、ネットでニュース検索をすると、岡田外相のプロフィールとして「外相会談で中国に核軍縮を要求するなど原則を曲げない原理主義者」(産經新聞)と書かれているくらい日本のメディアでは公知の事実であるならば、英文だけでなく日本語ニュースでも詳しく知りたいものだ。


  • アメリカに気兼ねして決して本音はぶちまけない 「国際社会」 御用達オバマジョリティーの典型的なご意見ですね。でも、 「大胆な外交的試み」 って、一体何のハナシ? アメリカの圧力をはねのけてトルコやブラジルが行ったこと以外、最近は聞いたことが無いけど。

上掲記事で引用されている記事など読み返すと;

【岡田外相のコメント】


  • 日中韓外相会議―問題を先送りせず率直に語るのが外相の務め
    2010年5 月21日 (金), 岡田かつや TALK-ABOUT


    −−−核の問題も議論しました。私からは、5つの常任理事国はそれぞれ核を持っているわけですが、米露は米露間の合意で戦略核を減らすということになりました。イギリスやフランスも自ら持っている核は減らしています。そういう中で、中国は核を増やしているではないかと、これを減らす、少なくても現状維持をしてもらいたいと申し上げました。


    かなり率直にいろいろな意見交換をしました。その過程で、私自身は冷静にお話をさせていただいたつもりですが、中国側からは「日本の外務大臣の対応は事実でないことを語った」という批判がなされました。


    私は様々な目の前にある問題に、お互い率直にそして冷静に語り合い、1つひとつ取り除いて解決していくことが、本当の意味で日中関係をより確かなものにしていくと確信しています。 (以下略)

    • 外務省 報道官会見記録(要旨)(平成22年5月)
      報道官会見記録(5月19日付)より


      日中外相会談(中国に対する核兵器削減の要請)


      【朝日新聞 山尾記者】先日の日中韓の外相会議で、岡田大臣の中国の核軍備を巡る発言について、中国の報道官などが岡田大臣を批判するような発言を相次いでしているのですが、報道官としては大臣発言をどう評価されているかをお伺いできますか。


      【外務報道官】私が評価をこの場で申し上げるのは適切ではないと思います。いずれにしましても、会談の後の大臣ご自身のぶら下がり会見における発言もありましたし、大臣としては、私のコメントということではなく、中国の核軍縮に対する取り組みについて、日本政府としての考え方を会談の場で伝達したということに尽きると思います。そして、昨日の会見で大臣ご自身が申されたことに尽きると思いますが、せっかくご質問頂いたので引用させてもらいます。「本来このような核軍縮の問題については、冷静かつ真摯な議論が必要であり、これからもそのようなことをしっかり行っていきたいと考えている」ということだと思います。

【共同通信の詳報】



【朝日新聞の報道】


  • 中国に核兵器削減を求める 日中外相会談
    2010年5月15日21時17分


    −−− 日本外務省によると、中曽根弘文外相(当時)が昨年4月の政策演説で中国の核政策について取り上げたことがあるが、閣僚級の会談で中国側に具体的に要求するのは今回が「おそらく初めて」という。

いつもの様にアメリカさまのご意向を代弁するために「激闘」して米御用メディアから 「前向き」 とお褒めの言葉を頂いただけのこと、今更ニュースバリューなんて無い。岡田が原理原則を曲げない原理主義者であることは周知の事実かも。でもその原理原則とは日米同盟重視、言い換えるなら 「核」 についてでさえ戦後脈々と続くアメリカ従属の外交姿勢だから、とっくの昔に陳腐化しているし。中国を怒らせた、偉いぞ! と言いたいメディアは別の意見をお持ちだろうが。

*1アメリカ独立宣言 - Wikipedia によると、『この宣言にある“全ての人間”は白人に限られ、有色人種と女性は含まれていない。』 とのことですが、現在は全て含めて解釈し直されている筈 −−−違うかな?

*2:ここを 「狂気」 としているサイトもありますが、 「凶器」 が正解の様です。当記事の場合はどちらも当てはまりますが。

*3核不拡散条約(NPT)再検討会議長崎市長発言資料(PDF 126KB) 参照

2010-06-19

訃報: ジョゼ・サラマーゴ さん (1998年ノーベル文学賞受賞、ポルトガルの作家・劇作家・ジャーナリスト)

1998年にポルトガル語圏で初のノーベル文学賞受作家 ジョゼ・サラマーゴ - Wikipedia さんが、かねてより入院されていたカナリア諸島自治州のラス・パルマス県ランサローテ島 Tías (Las Palmas) - Wikipedia, la enciclopedia libre で逝去、享年87歳でした;


f:id:El_Payo_J:20100619073443j:image

出典: AFP 記事(下掲載)


  • Nobel-winning novelist Saramago dead at 87
    06/18 | 20:42 GMT MADRID (AFP) 発信
    June 19, 2010 12:24 AM, AFP 掲載


    Nobel literature laureate Jose Saramago, who left his native Portugal in a dispute with his country's government, died Friday on the Spanish Canary island of Lanzarote aged 87, his foundation said.


    The author known for his atheist, communist views suffered multiple organ failure after a long illness and was "surrounded by his family" when he died in a "serene and peaceful way," the Jose Saramago Foundation said in a statement. (以下略)


f:id:El_Payo_J:20100619080143j:image

出典: Page not found -


安らかに−−−

2010-06-18

孤立するイスラエル その8 ガザ封鎖の緩和

公海上での殺戮行為については依然として 「調査中」 であるものの、ガザに関して少し動きがありました;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100617-00000084-mai-int

<イスラエル>ガザ封鎖を緩和 船団急襲事件での非難に対応

6月17日20時49分配信 毎日新聞


 【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治区ガザ地区へ支援物資を運んでいた船団をイスラエル軍が急襲した事件に絡み、イスラエル政府は17日、ガザ封鎖を一部緩和することを決めた。事件で国際的な非難を受けたための措置。現在100程度に限られている搬入物資の許可品目を拡大する。だが首相府発表の声明では、ガザ再建に不可欠なセメントなどが拡大対象なのかが不明な上、経済に深刻な打撃を与えているガザからの輸出禁止や禁漁区の解除に触れておらず、住民の生活改善につながるかは不透明だ。 (以下略)


間違いなく1歩前進に見えますが、懸念も;


  • Government announces let-up to Gaza siege - but only in English
    Published 18:30 17.06.10 / Latest update 18:30 17.06.10
    Haaretz Daily Newspaper Israel News


    −−−The Prime Minister's Office issued a press release in English following the meeting, which was also sent to foreign diplomats, was substantially different than the Hebrew announcement – according to the English text, a decision was made to ease the blockade, but in the Hebrew text there was no mention of any such decision.


    It is not clear whether this discrepancy was a deliberate attempt to buy time in the face of international pressure, or a clerical omission on behalf of the Prime Minister's Office. (中略)


    Two official statements came out of the Prime Minister's Office in regard to the security cabinet meeting – one in Hebrew for the Israeli media and another in English for the foreign media and foreign diplomats. The English version said that "It was agreed to liberalize the system by which civilian goods enter Gaza [and] expand the inflow of materials for civilian projects that are under international supervision." The Hebrew version addressed mainly remarks made by Netanyahu, but failed to mention any decision or agreement. (中略)


    "A meeting will be held soon, and we hope that a binding decision will be taken then," the prime minister's office said, explaining that the reason for the delay is "the need for continued contact with allies within the international community in order to gain support for the liberalization plan." This despite the fact that most of the international community has already voiced support for the plan, following a campaign launched by Blair, who drafted the plan with Netanyahu.


    ブレアが絡んでいるならロクなものではないでしょう。



  • Hamas: Easing Gaza siege Israeli ’trick’
    Thu, 17 Jun 2010 17:54:07 GMT, PRESSTV


    Hamas says Israel's decision to ease the Gaza blockade is a trick to deceive the international community, so that it can continue its siege of the impoverished sliver.


    "This is a new trick aiming at enhancing the siege's image and securing its continuation instead of lifting and ending it," Hamas spokesman Sami Abu Zuhri told Xinhua on Thursday.


    Instead of a partial ease of the blockade, the people of Gaza "need the siege to be completely lifted, all crossing points open and securing the movement of all people and goods, mainly raw materials, instead of increasing the amount of goods," he added.  (以下略)

ガザ封鎖が実質全面解除されない限り直接の支援は続くと考えられますが、これが戦争に繋がる可能性大;

  • Israel warns Lebanon over Gaza aid
    Thu, 17 Jun 2010 21:24:10 GMT, PRESSTV


    A senior Israeli military official has warned the Beirut government against allowing an aid ship to depart Lebanon for the besieged Gaza Strip.  (以下略)

  • Assad warns of new war in Mideast
    Thu, 17 Jun 2010 16:28:11 GMT, PRESSTV


    Syrian President Bashar al-Assad has warned that Israel's deadly attack on a Gaza-bound flotilla has increased the chances of a new war in the Middle East.


    The decision of the "pyromaniac government" of Israel to attack the flotilla ruined the prospects for peace in the region, Assad told the BBC on Thursday.


    Asked if the Israeli attack on the six-ship aid convoy had increased the chance of war in the Middle East, Assad said: "Definitely, definitely."


    "When you don't have peace, you have to expect war every day, and this is very dangerous," he said. (以下略)

The SSIK held a meeting chaired by Turkish Prime Minister Recep Tayyip Erdogan on Thursday and decided to shelve 16 military agreements with Israel, including a $757 million plane and tank modernization project and a missile project worth over $1.5 billion.


Turkish President Abdullah Gul had earlier announced that a roadmap was to be prepared on the issue of sanctions against Israel.  (以下略)


アメリカが後ろに付いている限りイスラエルは孤立することも戦争をすることも恐れないでしょう。イランへの愚にもつかない 「独自の追加制裁」 などやっているヒマは無い、非常に危険な状態と思います。


参考: ◆JPMAメルマガ◆ パレスチナ最新情報 10・06・17.txt 直

アピール: 「マザー・テレサに学ぶ」 明後日 20日(日) @JICA地球広場 (渋谷区広尾)

このところ嫌ぁなニュースばかりが多いので、ひとつほっとするイベントの紹介を;


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000001-indonews-int

「マザー・テレサに学ぶ」:20日にJICA地球広場で

6月18日8時0分配信 インド新聞


 JICAは20日、 JICA地球ひろばで映画上映&講演会「マザー・テレサに学ぶ」を開催する。時間は午後3時半から午後5時まで。主催はNPO法人レインボー国際協会、JICA地球ひろばが協賛する。定員は50人、参加費は無料。 (以下略)



    • 日時:
      6月20日(日曜)15時30分から17時
    • 会場:
      JICA地球ひろば 2階 セミナールーム202 【地図
      〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
    • 交通案内:
      東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分
      ※駐車場はありませんので車でのご来場はご遠慮ください。




参考: マザー・テレサ - Wikipedia

2010-06-17

ジャマイカ: ボブ・マーリー に関する新刊 “Bob Marley: The Untold Story” の案内

1981年に36歳で夭逝した天才 ボブ・マーリー - Wikipedia の生涯を扱った新刊が出版されました。私はレゲエは滅多に聴きませんが、レゲエ - Wikipedia およびジャマイカの名を世界に知らしめた最大の功労者であると云う認識がありますので紹介;


【書籍】: AMAZON (米・日サイト) ではハードカバー・ペーパーバックともに案内されています;


  • ハードカバー
    f:id:El_Payo_J:20100617115402j:image
    Hardcover: 432 pages
    Publisher: Faber & Faber (June 8, 2010)
    Language: English
    ISBN-10: 0865479992
    ISBN-13: 978-0865479999
    Product Dimensions: 9 x 6.1 x 1.7 inches

  • ペーパーバック
    f:id:El_Payo_J:20100617115419j:image
    ペーパーバック: 432ページ
    出版社: HarperCollins Entertainment; Trade Paperback.版 (2010/7/8)
    言語 英語, 英語
    ISBN-10: 0007255535
    ISBN-13: 978-0007255535
    発売日: 2010/7/8

AMAZON日本サイトで書名をキーに検索すると1冊しか出て来ませんが、著者名で検索すると 2009/9/17 発行の同書も案内されています。米国サイトでは上掲のもののみ。


【著者】




【書評】




      • この "Deconstruct" という言葉は辞書では 「解体する」 とか 「テキストを脱構築する」 と訳されていますが、多分哲学の用語 「脱構築 - Wikipedia」 を指すのだろうと思います。要は 『ある対象を解体し、それらのうち有用な要素を用いて、新たな、別の何かを建設的に再構築すること』 らしい。


翻訳の予定があるのかどうかは不明ですが、ボブ・マーレーのファンであれば、原書を辞書ひきひきで読まれるのは苦にならないハズ。


Bob Marley Home The Official Site

ファンであれば当然ご存知でしょう。

2010-06-16

犯罪国家? アンタに言う資格は無い

とにかく何でも煽ることしか能が無いのか? と言いたくなります;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100616-00000039-jij-int

北朝鮮は「犯罪国家」=W杯の無断放映疑惑で米

6月16日8時53分配信 時事通信


【ワシントン時事】クローリー米国務次官補(広報担当)は15日の記者会見で、北朝鮮の朝鮮中央テレビがサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の試合を無断放映した疑いが報じられたことに関連し、北朝鮮を「犯罪国家」と非難した。 (中略)


−−− しかし、AFP通信によると、アジア太平洋放送連合(本部クアラルンプール)は、北朝鮮が同連合と国際サッカー連盟(FIFA)の合意に基づき映像を流しているとして、疑惑を否定した。



  • FIFA reaches N.Korea World Cup broadcast deal: report
    GlobeNews24_com Mon Jun 14, 2:49 pm ET AFP


    SEOUL (AFP) – FIFA has signed a deal to try to air World Cup matches live in North Korea, a South Korean news report said Tuesday, days after the communist state allegedly broadcast a pirate recording of the opening fixture.


    South Korea's Yonhap news agency said FIFA -- football's world governing body -- had reached an agreement with the Asian-Pacific Broadcasting Union (ABU) to deliver matches live to the North. (中略)−−−North Korea, which has qualified for the World Cup for first time in 44 years, wanted the South to provide free footage, as it had done for the 2006 tournament in Germany.


    Four years ago, the then-liberal government in Seoul -- which practised a "sunshine" engagement policy with Pyongyang -- spent 150 million won (132,600 dollars) subsidising the broadcasts to North Korea. (以下略)

    • 優勝候補筆頭のブラジルが白星発進、W杯
      6月16日9時18分配信 CNN.co.jp


      −−−ブラジルは前半、圧倒しながらも北朝鮮の堅守の前に無得点に終わった。攻勢は後半も続き、後半10分にDFマイコンが右サイドを突破、パスを受けてゴールを決め、先制した。同27分にはMFエラーノがゴール前に走り込んで受けたパスを押し込み、2点目を奪った。


      北朝鮮は終始、防御に追われたが、試合終了直前の後半44分、ロングボールに追い付いたDFチ・ヨンナムが得点を決める意地を見せた。

この 『軽いパー』 の発言の背景には担ぎ手の苦言があるのでしょう (下掲とは別のグループの苦言かも知れませんが);

  • 米外交問題評議会、オバマ政権の対北朝鮮政策を「弱腰」と批判
    6月15日18時17分配信 ロイター


     [ワシントン 15日 ロイター] 米シンクタンクの外交問題評議会は15日、北朝鮮に核開発放棄を迫る強力な政策遂行がオバマ政権には必要とするリポートを公表した。


     リポートでは、オバマ大統領の取り組みを「弱腰」とし、核開発の黙認に等しいと批判。より強力な姿勢を提案した。 (以下略)


    ロックフェラーの影響下にあると思われる、中枢的な世界戦略立案機関であり米政府の外交政策を事実上決めてきた 「外交問題評議会」 (CFR) の件のレポートは;


私はイラン核疑惑問題で行動し実績を上げたトルコやブラジルの姿勢を評価しますけどね。世界は米英のためにあるなんて、居心地が悪すぎますから;


(LEAD) (Yonhap Interview) Turkey’s president says S. Korea should not give up diplomacy on N. Korea
SEOUL, June 15 (Yonhap)

2010-06-15

何故日本が尻馬に乗るのか?: 韓国海軍哨戒艦 「天安」 沈没事件 その6

国連安保理での対応の雲行きが怪しそう;

【韓国・日本の報道】


  • 安保理、初の全体会合=南北朝鮮が真っ向対立―哨戒艦事件
    6月15日10時14分配信 時事通信


    −−− 韓国側の説明についてアロー仏国連大使は「完全に納得のいく説明だった」と述べ、安保理として速やかに行動を取る必要性を指摘。高須幸雄大使も「理事国のほとんどが満足している」と語った。しかし、事件への北朝鮮の関与に懐疑的な中国、ロシアは質問を一切せず、慎重姿勢を崩さなかったという。 (以下略)


    • 沈没事件の安保理会合、記録に残さず
      6月12日18時37分配信 読売新聞


      −−− 非公式相互対話は近年、安保理が採用し始めた形式。15の全理事国が参加するものの、「安保理による何らかの決定を前提としない、非公式協議以下」(安保理筋)の扱いだ。国連が発表した14日の日程表にも入っておらず、通常の議場とは別の会議室で開かれる。


       相互対話は特に、理事国間で意見が割れている議題や、正式議題として扱いにくい問題に用いられ、2009年のスリランカ内戦末期には、相互対話で人道問題に関する懸念を同国の国連大使に伝えた。また、今年3月にも、国連平和維持部隊の撤退を求めるチャドの大使に対し、民間人が保護されていないことへの懸念が表明された。 (以下略)


【DPRKの報道】



【ロシアの報道】




【中国の報道】



調査報告書の信ぴょう性が最大のネックになっている様で、拙速の感が否めません。DPRKにも事前に検証させるべきだったのでは?

2010-06-14

国連安保理イラン追加制裁決議: 続報

まず5月3日〜28日開催の国連安保理・6月7日〜11日開催のIAEA理事 (Board of Governors) 会の結果は;

【国連安保理】



【IAEA理事会】

出典: 主に Verification and Monitoring in Iran | IAEA より



    • ■INFCIRC/798 (pdf)
      6月10日付け、イランよりIAEAに宛てた書簡その3


      上掲報告書第28項についての反論および修正要求

    • ■INFCIRC/797 (pdf)
      6月10日付け、イランよりIAEAに宛てた書簡その2


      IAEAに対しイランが負う義務についての確認および上掲報告書第16項の「見解」に対する反論

    • ■INFCIRC/796, 10 June 2010 [pdf] は6月10日付け、イランよりIAEAに宛てた書簡その1と思われるが、リンク切れのため確認出来ず

以下、関連記事;

  • Iran not to exceed obligations with IAEA
    Sat, 12 Jun 2010 05:08:30 GMT, PRESSTV


    −−−"But our cooperation will not exceed our original obligations under the NPT, so we ask the IAEA to step in line with the NPT in its demands and requirements from Iran," he added.


    Soltanieh said the IAEA should also "act according to its legal framework," expressing regret about the UN Security Council's "rash decision" to impose fresh sanctions on Tehran over its nuclear program.  (以下略)


    IAEAへの協力は続けるが、定められた義務以上のことはしない、と云うこと。上掲 INFCIRC/797 の通り、 「ルール違反」 などありませんよと云うことゆえ、見解の相違があると云うならIAEAはきちんと反論すべき。でも出来ないんでしょ??


      • Majlis to legislate drop in IAEA ties
        Thu, 10 Jun 2010 08:12:27 GMT, PRESS TV


        A top member of Iran's Parliament (Majlis) vowed to push for legislation to reduce Iran's relations with IAEA following UN Security Council (UNSC) vote on another anti-Iran sanctions resolution.  (以下略)

  • <IAEA理事会>イスラエル「核」で応酬…アラブVS米欧
    6月11日12時0分配信 毎日新聞


    【ウィーン樋口直樹】国際原子力機関(IAEA)の10日の定例理事会で、イスラエルの「核能力」が91年以来19年ぶりに議題になった。核問題で防戦一方だったイランや、アラブ諸国は「イスラエルの核こそ国際社会の深刻な懸念」などと非難。一方、米欧はイランの核問題など「喫緊の課題から目をそらさせるのが狙いだ」などとして議題自体に反対した。議論は「入り口論」に終始し、核問題を巡る対立の根深さを改めて浮き彫りにした。 (以下略)


    「喫緊」 の意味は 『差し迫って重要なこと』 、NPTの目的は 『核兵器の不拡散』 ですね? 核兵器の開発を薦めているかも知れないイランと、既に核兵器を所有しミサイルをどこかへ向けているかも知れない、かつNPTなど加入しないと明言しているイスラエルのどちらの優先度が高いのか? 核保有国のエゴを押し通そうとするなら、『典型的な不平等条約』 であるNPTも空中分解するのは目に見えています。


  • ベネズエラ・トルコ・ブラジルの見解について;


  • フィデルの観方; このところ、御老体に鞭打ってブログ更新の頻度が上がっています。


さて、この先どうするのか? ひとつ記事を紹介;


What’s Next for the Nuclear Disarmament Movement?
by Lawrence Wittner, June 10, 2010, ANTIWAR.COM

2010-06-13

英米大手メディアの胡散臭さ、 政府による露骨な嫌がらせ

まだ調査不足ですが、幾つかの記事を見ていて気になることがありましたので紹介;

  • 政府のスパイとの理由で7歳児処刑、タリバーンか アフガン
    6月10日19時15分配信 CNN.co.jp


    −−−アフガニスタンのカルザイ大統領は10日の記者会見で7歳児処刑の事件に触れ、当局が調査を開始したとし、仮に犯行が事実なら人道に対する犯罪であると指弾。「7歳児がスパイであるわけがない」とも非難した。記者会見にはアフガンを電撃訪問したキャメロン英首相も同席し、処刑が本当ならタリバーンについての新たな残忍な側面を物語るものだと批判した。 (中略)


    タリバーンは同日、この事件への関与を否定した。


ニュースの発信元はカルザイの様で、上掲CNN・CBS以外での報道も全てそれを引用していると思われますが、それ以外のニュースソースが見当たらない。事情はどうあれ本当に7歳の子どもが殺害されたのであれば、通常複数のソースがカルザイなどより先に報道する筈なのですが。いずれにせよ、昨年末自国の子どもたちが侵略軍により処刑された件をうやむやにするような為政者は信用出来ません。聞いてあきれる 「ピース・ジルガ」 の開催も結局は保身のためだけでしょう。


もう1件;

  • Saudi Arabia gives Israel clear skies to attack Iranian nuclear sites
    From The Times June 12, 2010


    −−−In the week that the UN Security Council imposed a new round of sanctions on Tehran, defence sources in the Gulf say that Riyadh has agreed to allow Israel to use a narrow corridor of its airspace in the north of the country to shorten the distance for a bombing run on Iran.  (以下略)


    親米サウジとはいえ、このタイミングでずいぶん挑発的なことをやるな、と思ってましたら−−−

    • http://www.asharq-e.com/news.asp?section=1&id=21277:title=Saudi Arabia Denies Airspace Story[]
      12/06/2010, Asharq Al-Awsat


      The Ambassador of The Kingdom of Saudi Arabia to United Kingdom HRH Prince Mohammed bin Nawaf has categorically denied allegations circulated in British newspapers that the Kingdom has given permission to Israeli aircraft to attack Iran by flying over its territories. (以下略)

    • Saudi Arabia: We will not give Israel air corridor for Iran strike
      Published 06:24 12.06.10 / Latest update 06:24 12.06.10, Haaretz Daily Newspaper Israel News


      Saudi Arabia would not allow Israeli bombers to pass through its airspace en route to a possible strike of Iran's nuclear facilities, a member of the Saudi royal family said Saturday, denying an earlier Times of London report.  (以下略)

Times Online の意図は? 単なる勘違いではなさそうなので。


嫌がらせ−−−

  • Pentagon ‘Hunting’ WikiLeaks Founder
    by Jason Ditz, June 11, 2010, ANTIWAR.COM


    The leak was almost an afterthought for US officials, who shrugged off the killings as “out of context” and slammed WikiLeaks as “irresponsible” for releasing it. Rumors of a second video emerged, but nothing came of it.


    Now Julian Assange, the WikiLeaks founder, is a wanted man, though exactly what legal basis there is for holding him, assuming he is captured, is unclear. The Pentagon is out for blood, or at least a little revenge, and is trying to hunt Assange down.


    It is a far cry from last month’s farcical hassles in the Melbourne Airport, when officials told Assange his passport was being confiscated because it “looked a bit warn,” apparently in retaliation for WikiLeaks releasing a list of websites banned is Australia, a list which is itself apparently banned by the Australian government. (以下略)



参考:

2010-06-12

小笠原伯爵邸でスペインを堪能!!   2010年7月11日(日)  文学・演劇・翻訳・講談・グルメそしてフラメンコ

伯爵邸! ハイソな雰囲気で、タキシード (あるいは羽織袴) ・ドレス (あるいは着物) をまとった紳士・淑女の怪しげなパーティー −−− と私は無縁ですから、楽しいスペイン語関連のイベントの紹介です。翻訳とも大いに関係があります。


実はイベントの正式名称は 『平成22年度楠ヶ丘会関東支部同窓会:神戸市外国語大学同窓会』 です。通常同窓会なんて楽屋ネタばかりで部外者にとってはタイクツこの上無いのですが、今回紹介の同窓会HP http://www.geocities.jp/kobegaidaiobog2007/sub035.htm のコトバを借りますと、 『同窓会総会の幹事は15回生で初めてイスパニア学科が登場、これを記念してスペイン色を前面に出し、新たな趣向でお誘いしたい』 と云うのが主旨;


チラシ (pdf)

小笠原伯爵邸 | NEWS

荻内勝之 - Wikipedia 今回の幹事のおひとり


ご覧の様に同窓会ではあるものの今回は 「地域にこだわらず、家族・友人の参加も大歓迎」 とのこと。でも実際にはもっと拡大解釈して、「荻内訳ドン・キホーテ」のことを知ってる、フラメンコに興味がある、高いけど神戸牛大好き、スペインフリークである、 Gabo *1 大好き、神戸へ行ったことがある、荻内さんと同じホモ・サピエンスである、等々で資格としては十分、特に女性は大歓迎とのことです。小笠原邸のパティオ (中庭) は相当広い様ですし、とにかく賑やかであることが大事。私は、2008年10月06日紹介 *2 しましたた様に、25年ほど前アグヘータスの唄を聴く会で荻内さんと知り合いになっただけで、大きな厚い顔をして参加するつもりです。


当日の天気は、統計的には; 東京の過去の天気 7月11日 - goo天気

我が気象庁の中期予報では: 気象庁|季節予報

  ※ 要するに、雨は降らないで欲しい。


イベントについてはチラシを参照、補足としては;

  • いばり子豚 (ブイブイッ) ーーー ではなくイベリコ豚の Jamon Serrano (生ハム)


    404




  • 講演 「アルマグロ国際演劇祭出演」 田尻陽一、劇団クセック


    劇団 クセック ACT


    D
    題名: 劇団クセックACT2008スペインアルマグロ・オルメド公演
    出典; スペイン --劇団クセックACT--
    ただし当日の参加形態あるいは出し物は未確認です。


    なお田尻さんは翻訳や語学書の出版もなさっておられますが、同劇団の訳・構成で参加しておられます。例えば;


    D
    題名; 劇団クセックACT 「ドン・ペルリンプリンの恋」#01/10


    2006年10月24日 — 「ドン・ペルリンプリンの恋」 作/F・G・ロルカ他コラージュ 訳・構成/田尻陽一 構成・演出/神宮寺 啓 愛知県芸術劇場小ホール/名古屋 初老の男ペルリンプリンが結婚。相手は隣の美しい娘、ベリーサ。ところが新婚初夜の朝、寝室の出窓は開け放たれ、窓の下には帽子が五つ。 12年前の再演にあらず。翻訳、構成、演出も一新。舞台に組んだ白い矩形の鉄骨の中で繰り広げられた異形の愛の物語。ペルリンプリンの新妻、ベリサ役を清水絵里子が妖しくも激しく演じ、評判となった。 神宮寺 啓、5年ぶりとなるロルカワールド。

  • フラメンコアトラクション





    • 唄の瀧本正信さんも出演予定。


      Flamenco Japones 002  瀧本正信さん


      当日、 『ナナ (ゴールデン街の老舗のフラメンコ居酒屋) レーベル』 より発売予定の新CDもお披露目可能なハズ。上掲のものとは別、確か無伴奏。

恐らく二度と揃うことの無い、珍しい顔ぶれです。 「スペイン語」 を軸としたグルメ、講談、翻訳、演劇、文学・音楽と盛り沢山、所場代込みのおネダンは今回限りな、なんと (← 高田明さん口調); チラシ参照、狭義の 「関係者」 と同じ いち万円!


さて、チラシ(ポスター?)でお気付きに様に、荻内新訳「ドン・キホーテ」の翻訳者である荻内勝之さんご本人は幹事として、挿絵を描かれた堀越千秋さんは唄で友情出演と、 LOCOS (=個性豊か、の意味ですよ) なおふたりが揃います;


セルバンテス 堀越千秋 荻内勝之『ドン・キホーテ(全4巻)』|新潮社

※ ア●ゾ●などでは在庫ある筈。


荻内・堀越DQ化粧箱背.jpg 直 以下jpgファイルの出典は私所有の同書籍

荻内・堀越DQ前篇上.jpg 直

荻内・堀越DQ前篇下.jpg 直

荻内・堀越DQ後編上.jpg 直

荻内・堀越DQ後編下.jpg 直

装丁も凝っています。


世界中誰でも知っている古典の新訳の位置づけに関しては、以前紹介しました野谷文昭さんの書評以上のものは見当たりません;

『ドン・キホーテ』セルバンテス 集大成の訳と、成長中の訳 野谷文昭さん

[掲載]2007年10月26日 朝日新聞 朝刊掲載


−−− 牛島訳の後に出た荻内勝之の翻訳は、大きく性格が異なっている。ロマン派的読みは原作を歪曲(わいきょく)しており、本来の滑稽本として読むべきだという主張があるが、荻内訳にはこの論が反映しているようだ。というのも、音読するとはっきりするのだが、スピードがあり、そのため主従らの会話が激しく衝突して笑いを誘うからだ。冗長さを避けるため、無くても分かるような言葉を省略し、講談のように文章を圧縮してある。これなら挫折せず最後まで読みきる読者も多いに違いない。


 キホーテやサンチョの名言をじっくり味わおうとするなら、黙読に向いた牛島訳を読むといい。読者は作者の声に耳を傾ける一方、頷(うなず)いたり呆(あき)れたりしながら二人の会話に参加したくなるだろう。荻内訳を読むと、読者は主従二人を自ら演じたくなるかもしれない。言葉に勢いがあるので、戯曲のように読むことができるからだ。


 牛島訳は日本における『ドン・キホーテ』研究と翻訳の集大成と言え、今後、スタンダードになるだろう。だが、作品は生きて成長し続ける。はからずもそのことを実証したのが、荻内訳ではないか。クラシック音楽の演奏が指揮者の解釈によって変化するように、文学の翻訳も訳者しだいで変化する。時代が変わり、読みに変化が起きたり、人々の言葉に変化が生じたりするとき、さらに新たな翻訳が生まれる可能性があることは、未来の読者にとってひとつの希望となるだろう。


山岡朋子さんのエッセイ WEBマガジン出版翻訳 エッセイ:翻訳の現場から−新訳ブームに思う 中にも 『古典の新訳』 についての考察がありますが、荻内さんの新訳はひとつの方向性を示すものと言えそう。当ブログのヘッダに記載の通り翻訳の定義は 「異なる言語間で文章を置き換えて表す技術」 と考えますが、 「文章」 を 「目あるいは点字で読む」 文字の集大成としてだけでなく、その文字の更に元となった発声言語まで拡げ、それが書かれた当時楽しまれていたであろうカタチまで考慮して 「置き換える」 のも間違いなく翻訳ですね。ただしコンベンショナルに「古典を読む (黙読する)」 のがお好きな方には、荻内新訳は原作の冒涜としか映らないかも知れません、それが良い悪いではなく、楽しみ方はひとそれぞれですから。シェイクスピアの作品なども (きっと) そうでしょう。以下、参考までドン・キホーテの 「朗読」 イベントを紹介しておきます。;


  • D
    スペイン語は、音にして美しい言葉です。ドン・キホーテは相当の分量がありますが、このビデオで紹介されているのはそれを48時間かけ、様々な地域のスペイン語でリレー朗読する毎年恒例のイベントです。

最後に大事なことを; 出席確認は、人数確認・カード (多分名札用) の準備の関係から、6月28日 (月) 必着で以下方法にて;


  • ハガキなど郵送の場合:


          〒185−8502  国分寺市南1−7、東京経済大学
                       荻内勝之研究室 あて

  • Faxの場合:


          042−328−7774 東京経済大学
                         荻内勝之研究室 あて

  • 記載必要事項:


          ● 『7月11日同窓会出席の件』 と明記
          ● 出席者フルネーム(カード作成のため)
          ※ 住所・連絡先も書かれた方がよいでしょう。

ただし本来大学の同窓会ですから、言うまでもありませんが、それ特有のセレモニーなどに敬意を払うのは最低限のマナー。校歌斉唱に合わせて酔っ払って替え歌、なんてやっちゃいけません。(まさか)

.

2010-06-11

孤立するイスラエル その7

こじつけに基づくイランへの追加制裁決議やらDPRKへの嫌疑なども重要案件ではあるものの、現行犯イスラエルへ対応の優先度の方がはるかに高い筈。アメリカ・イスラエルはお手盛りの調査結果を以って調査終了の方向で逃げるつもりでしょうが、今回は恐らくそれでは済まないでしょう;


  • Israel, U.S. agree on nature of Gaza flotilla probe
    Published 01:18 11.06.10 / Latest update 01:18 11.06.10
    Haaretz Daily Newspaper Israel News


    Israel and the United States agreed Thursday on the nature of the Israeli investigative committee that will look into the events surrounding the takeover of the Gaza-bound aid flotilla nearly two weeks ago.


    An official announcement on the committee is due to be made Friday, though the declaration could be deferred to Saturday night. Prime Minister Benjamin Netanyahu is expected to make the announcement; he will also say who will be on the committee and discuss its powers.  (以下略)


    たかがお手盛り調査の委員会の構成やら権限など決めるのに 「アメリカのご意見」 も考慮しながら随分手間取っています。殺人の現行犯に事件の調査を任せるのはフツー考えられませんがね。その間にも、イスラエルに不利な事実が次々に明るみに出ますよ。



  • 背中から撃たれて - イスラエル軍はマビ・マルマラ号に乗っていた人々を処刑したのだろうか? / デーブ・リンドルフ
    益岡さん訳、最終更新:2010-06-11 07:51:20、 みんなの翻訳


    −−−決定的な重要性を持つこの情報は、これまでのところ米国のニュースで報じられていない。6月5日(土)の段階で、米国のメディアの中には、検死の情報を完全に報道から除外したところもある。CNNは4日金曜日の報道で、9人のうち5人までが頭部を至近距離から撃たれていたと述べたが、犠牲者のほとんどが後ろから撃たれていたという極めて重要な点については述べなかった。ABCは3日木曜日に同じ情報を報じたが、やはり後ろから撃たれていたことは報じなかった。ニューヨーク・タイムズ紙は4日の記事でアメリカ人犠牲者であるドーガンの名前さえあげていない。もちろん、彼を殺した銃弾についても、どのようにして彼が撃たれたかについてもまったく報じていない。 (以下略)

  • リチャード・フォークへのインタビュー:国連特別報告者がイスラエルの主張を論破する / デニス・バーンスタイン/ジェシー・ストロース
    益岡さん訳、最終更新:2010-06-08 20:10:05、 みんなの翻訳


    −−−米国戦没将兵記念日である5月31日遅くにパシフィカ・ラジオの番組フラッシュポインツが行ったインタビューの中で、占領地に関する著名な国連人権担当官リチャード・フォーク教授は、イスラエルの行為は「21世紀早々に起きた、国際人道法、国際海洋法及び国際刑事法に対する明白な違反」であると述べている。フォーク教授はまた、イスラエルに対する最大の経済支援国である米国が「道徳的および政治的にイスラエルのこうした戦略と行動を黙認しており、それに責任を負っていることもはっきりしている」と言う。 (以下略)




  • オバマ大統領、イスラエル問題で「トルコが積極的役割」
    6月10日15時18分配信 CNN.co.jp


    −−−さらに、今回の悲劇に関する検証が終わったら、このプロセス全体の中でトルコが積極的な役割を担う可能性があると考えている。そのうえで、全当事者が協力し、パレスチナとイスラエルの両者が平和と安全の中で共存できる二国家の解決案を、どうすれば実現できるか探っていく。 (中略)


    我々はこれまで数十年間、この問題に少しずつ取り組んできたが、それではうまくいかない。パレスチナが真の機会を手にするとともに、イスラエルの近隣諸国がイスラエルの持つ安全保障上の懸念の正当性を認め、平和を実現しうる状況を作り出さなければならない。


    『イスラエルの持つ安全保障上の懸念の正当性』 は認めるべきだがイランのそれは無視、と云うことか? 中東のそれも無視? 「軽いパー」 オバマを担いでいるのがだれであるか、一目瞭然。またトルコに 「積極的な役割」 を押し付けようとしているが、現在トルコとイスラエルが一触即発の状態にあることを認識していないのか? 誰が殺されたか知らないの?

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ナブルス通信*パレスチナ情報

2010-06-10

いわれのない追加制裁決議に噛みついたイラン: 続報 他人事ではない

イランの言い分についての補足・検証:

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000079-mai-int

<イラン>IAEA理事会で異例の日本批判

6月10日19時40分配信 毎日新聞


−−− イランのウラン濃縮活動などに批判的な天野之弥(ゆきや)IAEA事務局長の報告に日本の中根猛大使が賛同の意を示したところ、イラン側は「日本の発言は反イラン的だ」と反発。ソルタニエ氏が「日本はトン単位のプルトニウムを持っている」などと発言した。 (以下略)



では、日本に核兵器開発能力はあるか?

この件については多くのサイトがあります。例えば−−−


  1. 日本の核開発能力を検証する: Fukuma’s Daily Record
  2. 日本の核開発能力を検証する(2): Fukuma’s Daily Record
  3. 日本の核開発能力を検証する(3): Fukuma’s Daily Record

どうもありそうですね。


では、日本が核武装する可能性はあるか?


    • 「その可能性は大きい。日本はその気になれば90日以内に核爆弾を製造し、ミサイルに搭載できる技術的能力を持っている。われわれはすでに大陸間弾道弾(ICBM)水準のミサイル(ロケット)を保有しており、50トン以上のプルトニウムを備蓄している。核爆弾2,000基を製造できる分量だ。日本はすでに30〜40年前、原爆製造に必要なあらゆる実験を終えた。日本が核武装をしないのは国民情緒のためだ。9割の日本人が核兵器の開発に反対している。広島と長崎の悪夢のためだ。しかしわれわれが北朝鮮核兵器の実質的脅威を受ける状況になれば、世論は急変するはずだ」(2005年2月25日 大前研一 経済評論家 韓国マスコミの「北朝鮮の核保有が最終確認された場合、日本も核武装に動くのか」という質問に対して)

    • 「自衛のための必要最小限度を超えない限り、核兵器であると、通常兵器であるとを問わず、これを保有することは、憲法の禁ずるところではない」「核兵器は用いることができる、できないという解釈は憲法の解釈としては適当ではない」(2002年5月13日 安倍晋三官房副長官 早稲田大学の講演において)2003年、週刊金曜日および朝鮮新報の紙上で、安倍晋三官房副長官が早稲田大学で行われた講演の後の懇談会で「北朝鮮なんて核落として、ぺんぺん草一つ生えないようにしてやるぜェ」なる発言をしたと伝聞調で紹介された[4][5]。「政府や党の機関としては議論しない。それ以外の議論は自由だから言論封鎖することはできない」(首相就任後 後述中川昭一らが唱えた核保有論について)


憲法の拡大解釈やら捻じ曲げで、持とうとする動きは間違いなくあるみたいですよ。


では海外では (と云うより横文字では) どの様に捉えられているか? 例えば−−−

Japanese nuclear weapon program - Wikipedia


Nuclear Weapons Program

Federation of American Scientists


Nuclear Weapons Program

GlobalSecurity_org - Reliable Security Information


これらはほんの一部、結構賑やかですよ。


私は核武装なんて自殺行為と考えますが、 「国防」 を 「真剣に」 考える 「政治家」 や 「知識人」 や 「学識経験者」 や 「軍事マニアあがりの有名人」 などの中には、 「日本国民の核アレルギー」 にもかかわらず核武装すべきである、とする 「憂国の士」 が少なく無い様です。被爆後の 『過ちは、繰り返しませぬ』 と云う 「青臭い、センチメンタルな」 誓いなどどこへやら。イランの言い分は、本当にもっともだと思います。平和を標榜する筈の日本が、今回は準核保有国の様な形で他国から非難されるなんて、思いもしなかったのでしょうが。少しはイランの悔しさがわかりましたか? 日本もいつその立場に置かれるかわからない−−−

速報: いわれのない追加制裁決議に噛みついたイラン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000079-mai-int

<イラン>IAEA理事会で異例の日本批判

6月10日19時40分配信 毎日新聞


 【ウィーン樋口直樹】「大量の核燃料を所有する日本に、国際社会は深刻な懸念を有している」−−。ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)の理事会で9日、イランのソルタニエ大使が異例の日本批判を展開した。イランはこれまで、日本の平和的な原子力開発のあり方を見習う意向を示していただけに、日本側は意図を測りかねている。 (中略)


これに対し中根大使は「日本には申告済み施設の転用も、未申告の核物質、原子力活動を示唆するものもない。IAEAと追加議定書を締結し、法的義務を超えて透明性を維持している。非難の余地はない」などと反論した。


真意を測り兼ねる? 全く馬鹿揃いとしか言いようがない。「国際社会が懸念を有して」 いるかどうかは別として、核を平和利用している日本が制裁されず (それどころか制裁の側に回った) 何故イランだけが制裁されるのだ、ってことでしょう。中根大使の言い分が 「国際社会」 で認められているかどうかは甚だ疑問ですが、それはそれとして正論でしょう。しかしイランが 「IAEAと追加議定書を締結していない」 ことがルール違反とは言い難い。先日も引用しましたが改めて示しますと;


http://tanakanews.com/090927iran.php

歪曲続くイラン核問題 2009年9月27日  田中 宇


−−− 米国などは「イランの一存でIAEAとの協定を破棄することは許されない」と主張しているが、IAEAは加盟国との協定で成り立っている組織であり、たとえばイスラエルはIAEAに加盟していないため、IAEAが何を決めても守らなくてよい立場にある。イラン議会がIAEAとの協定を批准せず、協定が最終的に破棄された以上、イランが守るべきIAEAの規則は「稼働の半年前までに新施設について申告する」ということだけになる。イランは違反しておらず、米国など「国際社会」の方がお門違いな非難をしていることになる。  (以下略)


同じく先日 (6月4日付け) 岡田外務大臣のノーテンキなコメントを紹介しましたが、イランはIAEAのトップも含め日本の態度が余程腹に据えかねたのでしょう。さて日本政府はどう対応する? アメリカ様に助けを求めるのでしょうが、タダじゃあ対応してくれませんよ、今度は何を差し出すつもり?

“Enough is Enough” ベトナムを凌駕したアフガニスタン戦争

f:id:El_Payo_J:20100610202120j:image

出典: 404 Not Found


ENOUGH IS ENOUGH AD_BLACK_WHITE2.pdf 直
上掲広告のpdf版

出典: no title


上掲写真およびそのPDFは、現地時間6月9日朝ワシントンDC発行の Politico - Wikipedia 紙28ページに掲載の全面広告です。ページのサイズは 10in X 13.5in らしい;

  • “Enough is Enough” – Brave New Foundation, TrueMajority/USAction Up the Ante in Fight to End Afghanistan War
    Posted by Robert Greenwald at 2:58 pm June 9, 2010, AlterNet


    −−−Instead of a serious effort to consider non-military solutions, what we’ve seen is a continued escalation of the war, a president who has not broken out of the military/think tank counterinsurgency bubble in Washington, and a Congress that is not taking on the administration.


    The result of this lack of courage and imagination has been three weeks of awful milestones capped by what one author called NATO’s “worst day ever in Afghanistan.” These milestones include:


    The 1,000th U.S. death in Afghanistan

    The trillionth dollar spent on the Iraq and Afghanistan wars; and

    The Afghanistan war becoming the longest war in history, supplanting Vietnam. (中略)


    These stacked-up, tragic milestones led supporters of Brave New Foundation and TrueMajority/USAction to say, “Enough is enough.” In just a few hours, they provided the funds necessary to purchase a full-page Politico ad. (以下略)

    • Politics, Policy, Political News - POLITICO


      In print, POLITICO publishes Monday through Friday when Congress is in session and exclusively on Tuesdays when Congress is in recess. The newspaper is hand-delivered to congressional offices, the White House, the Supreme Court, the Pentagon, federal departments, media outlets, lobbying firms, PR firms, think tanks and associations. Seven thousand copies are available via 164 news boxes in select locations around the nation’s capital with concentration on the Hill, K Street, as well as the diplomatic community. POLITICO prints and distributes over 33,700 copies every day Congress is in session.


      POLITICO reaches more influentials than any other Capitol Hill news source! (Advertising Rates & Specs - POLITICO より)




これが大きなうねりになることを期待します。

国連安保理イラン追加制裁決議

窮地に追い込まれたイスラエルに配慮するアメリカの恫喝・根回しが奏功したのでしょう、大方の予想通りの決議。従って年中行事?となった 「キューバ制裁解除決議」 *1 同様にさして実効性のないガス抜き。ただし国連のあり方はこれから議論されるでしょう;


イラン制裁決議を採択…国連安保理
6月10日1時17分配信 読売新聞


 【ニューヨーク=吉形祐司】国連安全保障理事会は9日午前(日本時間10日未明)、イランの核開発に対する追加制裁決議を賛成12、反対2(ブラジル、トルコ)、棄権1(レバノン)の賛成多数で採択した。


 対イラン制裁決議としては4本目だが、初めて反対票が出たことで、国際社会による一致しての意思表示とはならなかった。反対したブラジルとトルコは、イランによる核燃料の国外搬出を仲介し、制裁よりも外交解決を訴えてきた。両国は投票直前に相次いで発言し、「制裁は有効な方法ではない」(ブラジル大使)と強調した。 (以下略)


    • イラン追加制裁決議を批判=ブラジル・トルコ
      6月10日7時35分配信 時事通信


       【サンパウロ時事】ブラジルのルラ大統領は9日、国連安保理が採択した対イラン追加制裁決議を「安保理を弱体化させる」と批判した。ブラジルはトルコと共に、イランの低濃縮ウランを国外移送する合意を取り付け、そろって制裁決議に反対票を投じた。


       大統領は「イランは交渉を望んでいるのに、力ですべてが解決できると考える人が交渉を望んでいない。問題の解決には、最大限の時間を対話に充てるのが最良だ」と強調。あくまで平和的解決を追求し、「(イランの)アハマディネジャド大統領が平静を保つよう求める」と語った。 (以下略)

Security Council Imposes Additional Sanctions on Iran, Voting 12 in Favour to 2 Against, with 1 Abstention
9 June 2010, Security Council


  • 【うちイランの声明】


    MOHAMMAD KHAZAEE (Iran) said that his nation had endured unfair pressures for many years due to the aggression of some of the same countries that supported today’s resolution. He pointed specifically to a suit by the United Kingdom which had claimed that the nationalization of Iran’s oil endangered international peace, and the subsequent United States-supported coup, mounted under a similar pretext of maintaining international peace, which had reinstated the dictatorship of the Shah. The clear message was that no one should be allowed to endanger the vital interests of the capitalist world, he asserted.


    The similarity of those efforts was that the United States and United Kingdom were, then as now, trying to deprive Iran of its absolute right to achieve energy self-sufficiency, he said. However, the difference was that today Iran was more powerful and enjoyed greater support among its people, who had enjoyed three decades of political experience, a scientific, cultural and industrial renaissance, and the support of the overwhelming majority of nations.


    Recalling also the support that the United States had offered Iraq in its war with his country, he said that the Security Council Powers that had refused to take action against Iraq’s use of chemical weapons in that conflict were the same ones that had imposed today’s resolution. Weapons of mass destruction were religiously proscribed in Iran, which was committed to strengthening the Non-Proliferation Treaty, while remaining determined to exercise its right to nuclear technology for peaceful purposes.


    He said there was robust cooperation with IAEA, with more than 4,500 person-day inspections permitted since 2003. But even so, a few Western countries continued their provocative behaviour, exemplified by the politically motivated reactions to the deal for the supply of fuel for the Tehran Research Reactor. However, Iran still responded positively to the efforts of Turkey and Brazil, which had pursued that deal in good faith, leading to a declaration on the exchange of fuel. But instead of welcoming that agreement, the hostile Powers had immediately introduced the current resolution.


    The Council had been turned into the tool of a few countries which did not hesitate to abuse it, he said. Those countries should provide answers about their behaviour, including their threats of force against Iran. Their prevention of Council action against the criminal Israeli regime, which daily issued such threats, indicated double standards, he said, maintaining that his own country was merely trying to exercise its legal and inalienable rights, while Israel violated the most basic principles of international law, as demonstrated by the Goldstone Report and the recent “flotilla massacre”. Iran would never bow to hostile actions and pressures on the part of a few Powers, and would continue to defend its rights, he vowed.

  • 【うちブラジルの声明】


    MARIA LUIZA RIBEIRO VIOTTI (Brazil), speaking before action, said her delegation would vote against the draft resolution to honour the Tehran Declaration signed by her own country as well as Turkey and Iran on 17 May. Brazil also opposed the text because it did not see sanctions as effective in the present case. They would lead to the suffering of the Iranian people and play into the hands of those on all sides who did not want a peaceful resolution of the issue. Furthermore, adopting sanctions at the present juncture ran contrary to the efforts of Brazil and Turkey to engage with Iran on a negotiated solution, she added.


    Describing the Tehran Declaration as a unique opportunity that should not be missed, she went on to point out that it had been approved by the highest Iranian officials as well as Parliament. The Declaration provided for the use of nuclear energy and set out ways to verify fully its peaceful purposes. The only possible way to further that collective goal was to achieve Iran’s cooperation through dialogue and negotiations. Indeed, the Declaration showed that dialogue could do more than sanctions, she said, expressing the Brazilian Government’s deep regret that the document had neither received the recognition it deserved, nor been given time to bear fruit.


    She said she was also very concerned that the letter of the Vienna Group had only arrived hours ago and no time had been given for Iran to react to its opinion, including its call for a technical group meeting on details. Also of concern was the fact that the Council’s permanent members, together with a State that was not a member, had negotiated behind closed doors for a month. Brazil reaffirmed the imperative to carry out all nuclear activity under the safeguards of the International Atomic Energy Agency (IAEA), and Iran’s activities were no exception, she emphasized, adding that the Tehran Declaration was “sound policy” that should be pursued. The resolution would delay rather than accelerate or ensure progress, and concerns about Iran’s nuclear programme would not be resolved until dialogue began. By adopting sanctions the Council was adopting one of two tracks to solving the question, and in Brazil’s opinion, it had chosen the wrong track.

  • 【うちトルコの声明】


    ERTUĞRUL APAKAN (Turkey), also speaking before the vote, said his country was fully committed to all its non-proliferation obligations and, as such, was a party to all major relevant international instruments and regimes. Indeed the development of nuclear weapons by any country would make it even more difficult to establish a nuclear-weapon-free zone in the Middle East. Turkey also wished to see a restoration of international confidence in the exclusively peaceful nature of Iran’s nuclear programme.


    To that end, seeing no viable alternative to a diplomatic and peaceful solution, Turkey had signed, with Brazil and Iran, the Tehran Declaration, which aimed to provide nuclear fuel to the Tehran Nuclear Research Reactor. It had created “a new reality” with respect to Iran’s nuclear programme, he said, adding that the agreement was designed as a confidence-building measure, which, if implemented, would contribute to the resolution of substantive issues relating to that nuclear programme in a positive and constructive atmosphere. “In other words, the Tehran Declaration provides a new and important window and opportunity for diplomacy,” he said, stressing that sufficient time and space should be allowed for its implementation.


    Turkey was therefore deeply concerned that the adoption of sanctions would negatively affect the momentum created by the Tehran Declaration and the overall diplomatic process, he said. Furthermore, it was “rather unhelpful” that the responses of the Vienna Group had been received only a few hours ago. The negative nature of those responses and their having been sent only on the day when the Council planned to adopt sanctions “had a determining effect on our position”, he said, adding that Turkey’s position demonstrated its commitment to the Tehran Declaration and to diplomatic efforts.


    He went on to say that his delegation’s vote against the resolution should not be construed as indifference to the problems emanating from Iran’s nuclear programme. “There are serious question marks within the international community regarding the purpose and nature of [that] programme, and those need to be cleared up.” Iran should be absolutely transparent about its nuclear programme and demonstrate full cooperation with IAEA in order to restore confidence. Turkey supported a diplomatic solution and the sanctions-based resolution would be adopted despite unrelenting efforts to that end.


    However, the resolution’s adoption should not be seen as an end to diplomacy, he emphasized, expressing his firm belief that, after the adoption of the text, efforts towards finding a peaceful solution must be continued even more resolutely. “Our expectation from Iran is that to work towards implementation of the Tehran Declaration [it] must remain on the table and Iran should come to the negotiating table with the 5+1 [five permanent members of the Security Council and Germany] to take up its nuclear programme, including the suspension of enrichment,” he said.

  • 【うちレバノンの声明】


    NAWAF SALAM (Lebanon), stressing the importance of ridding the Middle East and the world of nuclear weapons, said his country had been one of the first parties to the Non-Proliferation Treaty, adding that the recent Review Conference had reaffirmed the importance of a nuclear-weapon-free Middle East. Israel was the only country in the region that held nuclear weapons, he said, emphasizing that it should allow IAEA inspection of its nuclear facilities, and that enforcement of the Non-Proliferation Treaty regime should not be selective.


    Iran had a right to use nuclear energy for peaceful purposes, as well as an obligation to adhere to the safeguards regime, he said. The fuel swap deal negotiated by Turkey and Brazil provided a road towards resolving the problems that had arisen, he said, adding that the agreement was still a gateway to confidence-building measures. The solution to the overall issue would come about through dialogue and not pressure. The sanctions regime represented a painful failure of diplomatic efforts, he said, while stressing his refusal to give up on such efforts and calling for a reinvigorated, flexible and constructive dialogue.

  • 【うち中国の声明】


    LI BAODONG (China) said that, like previous texts, the current one reflected international concerns as well as the desire of all parties to resolve the matter through dialogue and negotiations. China therefore called on all States to implement the resolution fully and effectively. However, any actions undertaken must be conducive to stability in the Middle East, must not affect the daily lives of the Iranian people, must be commensurate with Iran’s actual practice in the nuclear field, and must respect all international norms on nuclear matters.


    He said the adoption of the current text did not mean the door was closed to diplomatic efforts. Indeed, it was an attempt to bring Iran back to the table, since the sanctions it outlined could be suspended, or even lifted, if Iran complied with its IAEA obligations. Over the years, China had worked hard to ensure a negotiated settlement of the issue, and welcomed the tripartite agreement between Brazil, Turkey and Iran. It was to be hoped that Iran would use the momentum generated by the Tehran Declaration to build the international community’s confidence.

  • 【うちロシアの声明】


    VITALY CHURKIN ( Russian Federation) said his vote in favour had been guided by his country’s consistent position on the need for to resolve through dialogue all questions involving Iran’s nuclear programme. Hopefully Iran would see the resolution as an appeal to launch substantial negotiations to clarify all issues and to fulfil its responsibilities towards IAEA and the Security Council. The Russian Federation would continue to make significant efforts to promote dialogue and the resolution of all such problems.


    Thus far, Iran had not opened the road sufficiently to allow it fully to master the use of nuclear energy for peaceful purposes, thanks to its lack of cooperation with IAEA, he said. Sanctions, forceful measures that must be used in a balanced and proportional way, were aimed exclusively at bolstering the non-proliferation regime and not at the well-being of the Iranian people, he stressed, welcoming the efforts of Brazil and Turkey.

以下関連記事を紹介:


’UN resolution counts for nothing’

Wed, 09 Jun 2010 17:16:30 GMT, PRESSTV


Russia cautions against ’excessive’ Iran sanctions

Published 08:59 08.06.10, Latest update 08:59 08.06.10 / Haaretz Daily Newspaper Israel News (決議前)


  • −−−This resolution should not be excessive, should not put Iran's leadership, the Iranian people in a tricky situation that creates barriers on the way of development of Iran's peaceful nuclear energy," Putin told reports on the sidelines of a conference in Istanbul, also attended by Iranian President Mahmoud Ahmadinejad.  (以下略)

MESS Report / It will be the next round of U.S. sanctions that really hurts Iran

Published 02:26 10.06.10, Latest update 02:26 10.06.10 / Haaretz Daily Newspaper Israel News


  • Both Israel and the United States realize that the new sanctions won't bring Iran to its knees; the key to that is in complementary sanctions, imposed by the U.S. and like-minded nations. (以下略)

    • 更にアメリカおよびその同盟国による実効性のある制裁が必要とのこと。それより自分達が先日の殺戮行為およびDPRKと同レベルで核保有に関してアメリカを除く世界中から圧力がかかっていることを考えたら?

.

*1国連18回目のキューバ制裁解除決議(10月29日)
CROWN JEWEL [クラウンジュエル] - クラウンジュエルブログ − ラテンアメリカの政治経済 参照

2010-06-09

ホワイトハウスの最長老記者ヘレン・トーマスさん引退: おつかれさま、 でも発信し続けて。 その2

ヘレンさんの 「失言」 ・ 「引退」 については、当然とする声も、そうは言っても、と 「擁護」 する声もあります;


D

Title: Michael Savage - Nazi Hag Helen Thomas Attacks Jews - (Sound Clip From June 4, 2010)

ヘレンさんの発言をヒトラーのそれに例えている様ですが、イスラエルがパレスチナに対して現在行っていることが、過去ヒトラーが正にユダヤに行ったことにも匹敵する点には目をつぶっていますね、発言は自由ですけど。


The cautionary tale of Helen Thomas

UPDATED ON:Tuesday, June 08, 2010 18:29 Mecca time, 15:29 GMT, Al Jazeera English


Helen Thomas was Wrong — But You’d Think She’d Killed 9 People or Destroyed Our Coastline

Posted by lauraflanders at 2:33 pm, June 8, 2010 / AlterNet


Veteran White House Reporter Helen Thomas Retires After Israel Remarks

June 08, 2010, DEMOCRACY NOW !


In Defense of Helen Thomas

Posted by davisfleetwood at 1:49 pm June 7, 2010 (AlterNet 掲載)


Israeli Professor Living Near Gaza Border: ’How Has My Country So Terribly Lost Its Way?’

AlterNet / By Julia Chaitin, June 8, 2010


The Struggle Between Jews and Israel

Posted by folkie at 9:46 am June 3, 2010 / AlterNet



−−− 勝手に想像するに、歴代大統領からロクな回答は得られなかったであろうし反対者も相当いたであろうに、常に辛口の質問を浴びせ続けたヘレンさんがホワイトハウスの会見室に特別席を与えられていたのは、 「アメリカの良心」 の象徴的なことではないか? 今回の 「失言」 で反対者の怒りを抑えきれずに 「引退」 させたのだとすると 「タガ」 がはずれたことになりますから、のびのびと暴走するでしょうね。アウトプットの形式だけが重視され、現実の行動は無視、と云う風潮は日本も同じ。

2010-06-08

ホワイトハウスの最長老記者ヘレン・トーマスさん引退: おつかれさま、 でも発信し続けて。

うわべだけ 「自由」 で 「民主的」 で 「多様性を重んじる」 アメリカらしいデキゴトです;


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問題の発言 (いずれも一部の抜粋の様ですが)


パレスチナでは拍手喝さいの筈。私もこの発言には大きな共感おぼえます。でも 「ユダヤ人」 と言ったのは確かにまずかった。批判・断罪されるべきはイスラエルであり、ユダヤ人全てがイスラエルと云う国家の存在やその非人間的な政策に賛成している訳ではありませんから。


Helen Thomas - Wikipedia, the free encyclopedia

ヘレン・トーマス - Wikipedia


  • 名物記者トーマスさん引退=イスラエル批判で集中砲火―米
    6月8日8時49分配信 時事通信


     【ワシントン時事】1960年代のジョン・F・ケネディから歴代大統領を取材してきたホワイトハウスの最長老記者ヘレン・トーマスさん(89)が7日、引退した。トーマスさんは、ユダヤ人がパレスチナを去り、ドイツやポーランド、米国に帰るべきだとコメントし、批判の集中砲火を浴びていた。 (以下略)

    • Official website


      Helen Thomas issued the following statement today: “I deeply regret my comments I made last week regarding the Israelis and the Palestinians. They do not reflect my heart-felt belief that peace will come to the Middle East only when all parties recognize the need for mutual respect and tolerance. May that day come soon.” (June 4, 2010)

ホワイトハウスなどと云う強欲餓鬼の跋扈する世界なんてハク付け以外に居る価値はありませんから、引退後はWebやら書籍などで歯に衣着せず発信し続けて欲しいものです。無知ゆえに身勝手なアメリカ人を少しでも啓蒙するためにも−−−


D


ユダヤの方々がホロコーストの被害に遭われたことは事実でしょう、しかしそれが現在イスラエルのやっている非人道的な行為の免罪符とはならない。過去の犯罪の被害者が、苦難の末に建国した 「イスラエル」 による新たな犯罪のために加害者になり下がったと看做されることを、多くのユダヤの方々は決して快く思ってはいない筈です。

2010-06-07

何故日本が尻馬に乗るのか?: 韓国海軍哨戒艦 「天安」 沈没事件 その5

韓国政府が哨戒艦沈没事件の対応を求める書簡を国連安保理に提出したものの−−−



  • 哨戒艦沈没、安保理での協議は早くても来週以降に
    6月7日11時50分配信 聯合ニュース


    −−−外交通商部当局者が7日、「現在、安保理にはイランやイスラエル問題など進行中の事案が多い」とした上で、こうした見方を示した。また、安保理の非公式協議も、韓国政府が提出した書簡を安保理議長が理事国に回覧し、公式協議の日程を決定してから始めることができると説明した。 (以下略)

  • 「厳しい措置」困難か=来週から安保理協議―韓国哨戒艦事件
    6月5日14時13分配信 時事通信


      【ニューヨーク時事】韓国政府は4日、哨戒艦沈没事件の対応を求める書簡を国連安保理に提出し、来週から安保理協議が始まる見通しとなった。韓国は制裁強化を訴えてきたが、ここに至って主張が後退。安保理常任理事国の中国とロシアが厳しい措置に消極的な中、北朝鮮に強いメッセージを打ち出せるか不透明感が漂ってきた。 (以下略)

国連は国際法違反および殺人の 『現行犯』 イスラエルに対してでさえあれだけふがいない措置しか出来ないのに、 『容疑者』 レベルのDPRKや、 『米英に濡れ衣を着せられていることが明白でかつ新興国のバックアップと仲介による譲歩まで引き出してある』 イランに強い措置など出来る訳がない。


加えて今更、以下発表されています;


哨戒艦沈没直前まで、黄海で韓米が海上演習実施

6月7日16時53分配信 聯合ニュース


−−− 国防部の元泰載(ウォン・テジェ)報道官は7日の定例会見で、韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」が3月25、26の両日、泰安半島に近い黄海上で実施されていたと明らかにした。「天安」が沈没する前の午後9時に終了し、演習実施海域は沈没地点から170キロメートル離れていたと説明した。日中は対潜水艦演習も行われたと承知しているとした上で、海上から170キロメートル離れていれば、潜水艦の探知は不可能だと述べた。 (以下略)


そんなザルの様なチャチな防衛システムだとは到底思えない。それともDPRKの潜水艦は最新鋭??


  • (LEAD) Russian experts end probe of sunken S. Korean ship
    SEOUL, June 7 (Yonhap)


    −−− Meanwhile, the spokesman confirmed South Korea and the U.S. held a joint anti-submarine drill on the day the Cheonan was attacked in waters about 170 kilometers away.


    The anti-submarine drill was a part of annual South Korea-U.S. military maneuvers, called Key Resolve/Foal Eagle, but the day's exercise ended at 9 p.m., or about 22 minutes before the North's attack, Won told reporters. (以下略)

こうなって来ると、調査報告書が本当に信頼に足るものなのか、DPRKの魚雷以外に考えられる沈没の原因はないのか、疑問が拡がります;


  • 韓国軍艦沈没事件その後
    2010年5月31日  田中 宇


    −−− 米軍や米政府は、全体として情報管理能力が高いくせに、今回の天安艦事件の調査報告書のような、ずさんなことをやる。この手の奇妙な稚拙さは、イラク戦争やアフガン戦争、911事件の捜査、グアンタナモ収容所、イラン核問題などで、連続的に発揮されている(最近では共和党のカール・ローブが「オバマのカトリーナになる」と分析したメキシコ湾のBPの原油流出事件が、これに加わりつつある)。(Rove: Yes, the Gulf Spill is Obama's Katrina)


     諜報や外交の部分的な失敗はどこの国でもあるが、911以来の米国の大失敗の連続は、米国の覇権を根幹から崩壊させており、私には単なる過失と考えられない。この失敗の結果、世界の覇権構造が多極化している。そのため、米国の中枢には自国を意図的に失敗させて世界を多極化したい勢力(隠れ多極主義者。ネオコンなど)がいると、私は推察してきた。


     隠れ多極主義者の常套策は、米国の覇権を恒久的に維持したい軍産複合体やイスラエルに近づき「テロ戦争」に代表される冷戦型の「米国中心の同盟体と、敵国との恒久的な対立状態」を作り出す戦略を手がけ、それを稚拙かつ過剰にやって失敗させ、逆に米国の敵国や非米的な諸大国(BRIC)を強化し、世界を多極化させることだ。 (以下略)


    田中宇さんの 『隠れ多極主義』 と云う観方は面白くはあっても私にはどうもピンと来ない。アメリカには高い政策立案能力と情報操作・管理能力があることに異議はありませんが、それを実行する緻密な実務能力に欠けるか、あるいは 「行動マニュアル」 に不備があるか、あるいはそれを周知徹底させられる限度を超えて組織が肥大化しているだけでは? と単純に考えてしまう。嘘をつき通すことは並大抵のことではありませんから、ガサツな輩には所詮無理。





韓国の潜水艦を沈めることでDPRKが得るものは何も無いし、金正日は報道されている様な狂犬でも無能な政治家でも無い筈ですから、では誰が得をするのか? と云う観方を私はしています。いずれにせよ、●●新聞の期待に反して (?) 戦争は回避されるでしょうか−−−

2010-06-06

ハイチはどうなっている? その4: 復興を妨げる要因

ハイチ大地震からはや5ヶ月が経とうとしており、日本ではニュース等で取り上げられることもまず無くなって来ましたが、色々なサイトを見る限り復興が進んでいるとは思えない。遅れていると云うならまだしも、今でも住む処がない人も数多く、水も食料も配給なんて、支援の仕組みと云うか構造そのものに問題ありと考えざるを得ません;



    • Haiti: UN troops invade campus, protests continue
      Submitted by Weekly News Update on Tue, 06/01/2010 - 08:29, World War 4 Report


      ブラジル兵士による蛮行。でも兵士の質の問題ではないでしょう、日本にいるヤンキーも同じですが、上官の命令に従ってひとを殺すことしか能の無い 『兵隊』 なる人種がこの様な任務には向かないと云うこと。それを何千人もハイチに置くなんて−−− 。日本の自衛隊を賞賛するものではありませんが、自然災害の決して少なくない日本で復興にあたる隊員さんは銃なんて持ってますか? いや、それは日本だから可能なのであってハイチでは−−−と考えるのは思い上がりでしょう。何故ハイチでは銃が必要なのですか? 日本人はハイチ人より道徳的に優れているからですか? 我慢強いからですか?




      • 思い上がったバカ (米上院議員ですが) が寄稿した記事
        Place Haiti Under Trusteeship U_S_ Senator Christopher J_ Dodd


        『慇懃無礼』 と云うコトバがぴったり。以下読んでいるとコイツの ●● (2文字伏字) を蹴飛ばしたくなります;


        −−−I do not believe, of course, that we should occupy Haiti. We should not take lightly the importance of sovereignty, not discount the Haitian people's long history of enduring difficult times. But we cannot pretend that Haiti can lead its own reconstruction. (中略)


        Instead of the ad-hoc system currently in place -- the United States controls the airport, the United Nations controls food distribution, and other responsibilities are divided in a scattershot fashion -- a form of trusteeship would allow the UN to coordinate assistance in an orderly and transparent fashion.


        Other international actors could then be tasked with specific roles -- ranging from security and governance to economic development and the coordination of international aid. (中略)


        This won't work without the Haitian people and their elected leaders -- it must be done with them, not to them. (以下略)


        先日紹介したチョムスキー教授の言葉を借りるなら "does Clinton have to go and apologize for what he did to Haiti? He dealt a death blow." と指摘されたクリントンもこのバカも、よく平気でこんなタワゴトが言えるものだ、と変に感心してしまう。反省無き所に進歩無し、またハイチを食い物にするつもり。

  • Haiti donors urged to keep promises
    UPDATED ON:Thursday, June 03, 2010 05:42 Mecca time, 02:42 GMT, Al Jazeera English


    記事中 "Haitian government officials say, only Brazil has delivered its entire aid pledge of $55m." とありますが、 「人の命を大切にする」 日本も支払を渋っているのですね、きっと。

  • Haiti: Obama signs HELP sweatshop law
    Submitted by Weekly News Update on Tue, 06/01/2010 - 08:24, World War 4 Report


    On May 25 US president Barack Obama signed into law a measure intended to promote renewed development of the low-wage apparel assembly industry in Haiti. (以下略)


    正に 『女工哀史』 ですね、安価な労働力を前提としたタコ部屋を奨励してどうする? ハイチを安価な製品の供給基地にして、かつ政府の援助により 「価格競争力のある」 アメリカの過剰農産物の受け皿にする−−− どこかで聞いたハナシです。



『飢えているひとに食物を与えるのではなく、食物の作り方を教えるべき』 と云う一見尤もなコトバは、大抵の場合、援助や寄付を渋る時の言い訳に過ぎません。食物なんて一朝一夕に出来るものではありませんから、極度の栄養失調の人達にとっては 「死ね」 と言うのと何ら変わりはない。まず生きてもらわないと。おまけに間もなくハリケーンシーズンですからその備えもしなければ。震災を生き抜きました、でも餓死しました、病死しました、水害で死にました、では何にもならない。それが最優先。その先、収入を得る手段はどうしようか、収入が増えないなら支出を減らす手段は?など考えるのでしょう。『タコ部屋』 はいずれの回答でもありません。むしろそれこそ 『食物の作り方』 即ち農業を再生すべきなのでしょう。その源資が世界中からの善意のおカネであり、債権放棄であるべき。違いますか?

孤立するイスラエル その6

カザ支援船レイチェル・コリー号は (予想通り) 公海上で堂々と?イスラエルに拿捕されましたが、さすがに今回は流血には至らなかった様です;


イスラエル、ガザ支援船を再び拿捕 負傷者なし

6月6日12時48分配信 CNN.co.jp


−−−イスラエルによれば、無線で数回警告したうえで、兵士が乗船した。船は同国のアシュドット港に入り、物資は検査後にガザへ搬送される。乗員らは移民当局の手続きを経て出身国へ送還されるという。 (以下略)



  • We Will Be Back
    Written by Free Gaza Team | 05 June 2010, Freegaza


    (Cyprus, June 5, 2010) Today, Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu hailed the peaceful outcome to the operation when they seized our ship in international waters in direct violation of maritime law. Through his speech writer, he said:


    "We saw today the difference between a ship of peace activists, with whom we don't agree but respect their right to a different opinion from ours, and between a ship of hate organised by violent Turkish terror extremists," (以下略)

ただし、日本政府が大切で重要だと思いたくてしようがない 『日米同盟』 のために黙認したイスラエルによる殺戮行為および公海上での法律無視については、世界中のみならずイスラエル国内・アメリカ国内でも糾弾する動きが活発化しています。以下順不同に紹介;


  • Report: Turkish PM May Sail to Gaza Himself
    by Jason Ditz, June 05, 2010, ANTIWAR.COM


    −−−But now it looks like this may come to fruition in the near term and in very high profile fashion, as security sources within Turkey are reporting that Prime Minister Recep Tayyip Erdogan is not only planning to dispatch the Navy on the next flotilla, but that he is considering accompanying them personally. (以下略)





    • この元記事は多分:
      Noam Chomsky on Israel and the Gaza Flotilla Attack: ”Sheer Criminal Aggression, with no Credible Pretext”
      FOR IMMEDIATE RELEASE June 2, 2010 1:14 PM / CommonDreams.org


      CHICAGO, Illinois - June 2 - Professor Noam Chomsky, renowned foreign policy analyst and bestselling author of Hegemony and Survival and most recently of Hopes and Prospects (Haymarket Books) offered the following statement to Egypt's Al-Ahram regarding Israel's justification for it's attack on humanitarian aid boats headed for Gaza and the broader context regarding the economic blockade which the activists aboard the ships were attempting to break. Chomsky, who is Jewish, was recently detained at the Israeli border and barred from entering the West Bank for a planned speaking engagement, provoking an international debate, and outrage over the issue of free speech in Israel.


      以下、訳出された部分が続きます。

  • The other side of the Gaza blockade
    Saturday, 5 June 2010, The Independent


    f:id:El_Payo_J:20100606163538j:image


    この写真を引用するのは子どもをダシに使っている様な後ろめたさがありますが、何よりガザ封鎖の非人間性をよく表していると思います。何故イスラエルの頭越しに 「支援船」 を直接ガザに着けようとしているか? の答えがこれです。


    紹介されているこの子の症状は以下の通り、経験のある方ならどの様な治療が必要かおわかりでは?


    Part-asphyxiated during delivery, the boy suffers from an acute neurological disorder. He is unable to talk properly, suffers spasms and anti-convulsant medication has left him partially paralysed.


    訳は苦手ですが、 「出産時の部分的な窒息のため重度の神経性疾患を患っており、言語障害、ひきつけ、それを抑えるための投薬による体の一部麻痺に苦しんでいる」 といったところでしょうか。然るべき施設での治療で全快する可能性もあるとのことで、親御さんは何度もイスラエル政府にガザ地区の外での治療を要請しているものの、全て拒絶されているとのこと。理由は何なのでしょう?


  • The silent Jewish majority
    By Marwan Bishara in Imperium on June 2nd, 2010, Al Jazeera Blogs


    "−−− So once again, where is the silent Jewish majority around the world in whose name Israel commits war crimes and who have a great contribution to make to bringing peace and justice to Israel/Palestine - indeed to the Middle East region?" で締めくくられるこの記事中、イスラエルのハアレツ紙に掲載された幾つかの記事へのリンクが貼られています;

    1. Ari Shavit’s ’Fiasco on the high seas’
    2. Reuven Pedatzur’s ’A failure any way you slice it’
    3. Yossi Sarid’s ’Seven idiots in the cabinet’
    4. Gideon Levy’s ’Operation Mini Cast Lead’
    5. the paper’s editorial, ’The price of flawed policy’

参考まで、私が講読している 『◆JPMAメルマガ◆ パレスチナ最新情報』 (日本パレスチナ医療協会:Japan Palestine Medical Association (JPMA)) の最近の配信分を掲載しておきます;

2010-06-05

「国際的な子の奪取の民事面に関する条約(ハーグ条約)」に関するアンケートの実施 by 外務省

以下、親権の侵害を伴う、国境を越えた移動に関する国際条約締結の検討に当たって外務省が行っているアンケート調査の紹介のみ;




この問題に関する参考サイトは;





この問題は日米間のものだけではありませんが、日本−他国のケースについて適当なサイトを見つけられておりません。

2010-06-04

今度は ミャンマー核疑惑

また新たな火種となりそうな報道がなされています。全くオバマが就任以来、ロクなことがありません;


ミャンマー、核兵器開発に着手か=反軍政メディアが証拠放映

6月4日18時31分配信 時事通信


−−− DVBによると、ミャンマーからは過去数年間、核計画の証拠となる資料が持ち出されてきた。亡命した元ミャンマー軍のサイ・テイン・ウィン少佐は、極秘軍事工場で副司令官を務めていたと証言。「軍政はミサイルと核弾頭をほしがっている」と指摘した。


 また、北朝鮮の支援で軍事トンネル網も構築。空爆から守るため兵器や装備を蓄積しているという。 (以下略)




反軍政メディア・亡命者・「DRPKの支援」・アメリカ議員の行動など考え併せると、DPRK包囲網の一環として某国がウラにいる可能性もアリかなぁ、と云う気がします。世界的に知名度は高いものの、アフガニスタンのマラライさんなどとは随分異なるその経歴から私は全く評価していないアウンサンスーチーさんが書記長を務める同国最大の野党 国民民主連盟 - Wikipedia が軍事政権主導の総選挙へのボイコットのため政党登録期限の5月6日までに手続きを行なわず解党していること、2007年米英が提出した非難決議が中露の拒否権発動により否決されたこと(下記参照) など考えると、どうしても胡散臭さが拭い切れない;

ミャンマー - Wikipedia より抜粋;


2007年、アメリカとイギリスは軍事政権にアウンサンスーチーを始めとする全ての政治犯の即時釈放を求める非難決議を提出し、1月12日国際連合安全保障理事会で採決した。しかし、中国とロシアが拒否権を発動し、否決された(賛成は米、英、フランスなど9カ国。反対は中、露、南アフリカ共和国の3カ国。棄権はインドネシア、カタール、コンゴ共和国の3カ国)。ASEAN諸国では、軍事政権への非難には慎重論が強い。


2007年10月11日、国連安全保障理事会は、僧侶や市民らによるデモに対する軍事政権の実力行使を強く非難する議長声明案を、全会一致で採択した。


DPRKのミサイル運搬やら軍事施設等を衛星から常に監視している世界一の核保有国アメリカが動きを全く把握していなかったとは考えにくいので、お得意の 「ミャンマー民主化推進」 あるいは 「DPRK包囲網構築」 などの一環でやらせたことも否定は出来ないと思います。ただしオバマもスーチーさんもあの輝かしい 「ノーベル平和賞」 を受賞なさった素晴らしい方々ですからこれは下衆の勘繰りかも。日本はホイホイと尻馬に乗るでしょうね。この件も要Watch。

孤立するイスラエル その5: レイチェル・コリー

以下報道に関して:

<ガザ支援船攻撃>新たな船が現地へ 対立に緊張高まる

6月4日10時29分配信 毎日新聞


【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治区ガザ地区へ新たな国際支援船が向かっている。イスラエルのネタニヤフ首相は3日、この船を阻止し、同国の港へ誘導する代わりに物資を陸路で運ぶ考えだと主要閣僚会議で述べた。一方、船側は「イスラエルへは寄港しない」と公式ウェブサイトで宣言し、緊張が高まっている。


 支援船は貨物船「レイチェル・コリー号」。当初、先にイスラエル軍に襲撃された船団に加わっていたが、故障で遅れた。2日現在、地中海のリビア沖を航行している。支援を企画した団体「フリー・ガザ・ムーブメント」の広報担当はAP通信に、ガザ到着を「来週の早いうち」と予告し、当局は5日にも近海に入る見通しを立てている。


 同船はガザへの禁輸対象となっているセメントや、活動家約10人を積んでいる。アイルランド人が複数乗り、同国船籍でもあることから、カウエン同国首相は2日、ガザまでの安全航行を要請した。船名は、ガザで03年にイスラエル軍のブルドーザーにひき殺された米国人平和活動家にちなんでいる。 (以下略)


  • THE FREE GAZA MOVEMENT HP


    このサイト中の最新記事 "Sabotage on the High Sea, 03 June 2010" によると;


    −−−So we are going to make sure the Rachel Corrie is well protected and that Israel is put on notice that anything that happens to her, the passengers and the crew will rest with Israel. As a result of these threats, we're going to pull Rachel Corrie into a port, add more high-profile people on board, and insist that journalists from around the world also come with us. (以下略)


    とのことですから、上掲報道の様に強行突破と云うことでは無い様子。

  • WitnessGAZA HP - Join us live as a witness in Gaza


    このサイトは上掲 THE FREE GAZA MOVEMENT でも "The Freedom Flotilla is travelling to Gaza, see the latest updates and live coverage of the trip on witnessgaza.com" と紹介されています。大変見易いサイトで、最新のニュースへのリンク・YouTube関連ビデオの紹介・THE FREE GAZA MOVEMENT 関連ビデオの紹介・船団の位置のGPS表示・関連フリッカーの紹介など、状況確認には最高と思います。

なお上掲記事中でも紹介されている船 『レイチェル・コリー』 号の名前となったのは、アメリカ人反戦活動家 Rachel Corrie さん。2003年、イスラエルで活動中に23の若さで殺害された際の顛末は、英語版と比べるとプアですが レイチェル・コリー - Wikipedia に以下紹介されています;


−−−事件を目撃した ISM の活動家は、コリーはブルドーザーがパレスチナ人の住居を破壊するのを防ごうとして、二度もひかれて殺されたと説明している。米国アムネスティ・インターナショナルはコリーの殺害を非難し、米国の調査とイスラエルへの武器供給停止を要求した。 イスラエルのガザ地区での活動を繰り返し非難しているヒューマン・ライツ・ウォッチもまた、コリーの死に対するイスラエル国防軍の調査発表(後述)を疑問視している。 (中略)


イスラエル政府は次のように主張している。テルアビブでの検死の結果よりコリーの死の原因はブルドーザーにひかれたことではなく、破砕物に押しつぶされたにことよる。運転手の視点からはコリーの姿は見えず、悲惨な事故となった。この地区でのISMの活動は非合法であり、そのことがコリーの死につながる悲劇を引き起こした。


さらに、イスラエル軍の報告書によると、ブルドーザーは住居を破壊するために活動していたのではなく、セキュリティーゾーンで爆破物を捜索していただけであるという。


軍のスポークスマンは、イスラエル軍にコリーの死の責任はないが、将来の似たような事故を避けるために活動方法を変更するとガーディアン紙に語った。 (以下略)


イスラエルは今回も恐らくこの様に決着するつもりでしょう。活動家であれ誰であれその死を美化するつもりは毛頭ありませんが、事実は明らかにすべきです。何度でも繰り返しますが、DPRKやイランに対しては 「国際社会の作成した、公平この上ないルールと調査報告書」 を盾に犯罪者扱いするが、ことイスラエルに対しては 「イスラエルによる調査」 で充分とするアメリカの姿勢は、論理の破たんとしか言い様が無い。


で、参考まで、この船のガザ行きには正当な理由など無く単にイスラエルへの嫌がらせだ、事故で亡くなられたレイチェル・コリーさんは反戦のシンボルにまつりあげられただけだ、等と主張する記事も紹介しておきます。政治的な背景は調べていませんが、私はガザの現状認識とイスラエル政府の行動に関して大きな誤認があると思いますけどね;



なお今回亡くなられた9人の中に1名、19歳のトルコ系アメリカ人が含まれています。またヨルダン川西岸地区で抗議活動に参加していた21歳のアメリカ人女子学生さんが顔面に催涙弾を受け左目失明・顔面に大けがを負うと云う事態も発生しています;





アメリカ国内でどの様な動きが起きるか起きないか、要Watch。

孤立するイスラエル その4: 犯罪国家とそれを擁護する覇権国家、それにへつらうそれ以下の国家 #3

腹にすえかねることども;


(1) 支援船襲撃 イスラエル首相謝罪拒否 国連が調査団派遣へ

6月4日0時8分配信 毎日新聞


−−−イスラエルのネタニヤフ首相は2日、「命が失われたことは遺憾だが、自らを守ったことで謝ることは絶対にない」と正当防衛だったとの主張を譲らなかった。イスラエルには国際的非難が高まっており、国連人権理事会は2日、国際法違反を調べる「独立した調査団」を派遣する決議を採択した。米国は反対、日本は棄権した。


日本の棄権の意味は何か? アメリカさまへの心遣いですか、呆れてものが言えない。「現行犯」 イスラエルの主張にさえ耳を傾けるべきと言うなら、では何故 「状況証拠による容疑者」 DPRKの主張には聞く耳持たずなのか? また日本同様に 「核は平和目的以外には利用しない」 と言うイランの主張は何故聞かないのか? 結局何でもアメリカの言いなり、それこそが日米同盟の本質なんでしょ? カネ以外には特段の努力など要らない安易な外交・国防ごっこですね。 「人の命を大切にする政治」 なんていう、オバマの 「核の無い世界」 以上に意味不明の前首相のタワゴトなど無視するにしても、日本国憲法の 「崇高な」 理念はどこへ行ってしまったのか。


(2) G8外相会合―外相同士の有用な議論の場

2010年4 月 5日 (月)、岡田かつや TALK-ABOUT


−−−そういう中で、私として特に力を入れて議論をしたのが、核の問題です。


「核の役割を低減させる。そして、『核なき社会』を目指して具体的に進めていく」そういう表現は、いずれもオバマ大統領のプラハ演説(2009年4月)に出てくるわけですが、そのことを是非入れたいと思って頑張りました。


この問題だけで60分くらい議論していたと思います。しかし、なかなかそれは、他の外務大臣に受け入れられることはありませんでした。 (中略)


−−−G8外相会合の結果の文章は、コンセンサス(全会一致)方式で、1人でも反対したら出来ないため、結局私の意見は受け入れられませんでした。 (中略)−−− これ以上頑張ると、「初めて来た日本の外相はちょっと変わっているのではないか」という印象を持たれても困りますので、今回はそこそこのところでやむを得ないことにしました。 (以下略)


日本人らしいココロヅカイでしょう、日常あるいはビジネスの席上であればむしろ美徳かも知れません。しかしこの様な場でのこの態度は、自分の(=日本の)意見を引っ込めることを意味しますから、背任行為 (本音でないなら別ですけど) です。1人でも反対したらコンセンサスの文章が出来ないのであれば、不成立とすべき。そうすることでのデメリットは何ですか? いや、そうしない限り、被爆国としての主張など誰にも聴いてもらえない。正直に経緯を書かれていることは評価しますが、いつまでこんな税金の無駄遣いのお付き合いを続けるのか、と、私は腹立たしく思いますがね;


「今回はそこそこのところでやむを得ないことにしました」 だって? その 「今回」 は被爆後 『過ちは、繰り返しませぬ』 と誓ってから一体何年に渡って続いているのか?


(3) イランの核とミャンマーの選挙―G8外相会議でも議論したい

2010年3 月29日 (月)、岡田かつや TALK-ABOUT


−−−イランは、核兵器を開発しているのではないかということで、各国が疑惑の目で見ています。そして、国連安全保障理事会で、制裁に関する議論がいよいよ始まろうとしています。


私は、イランという国の歴史や文化に心から敬意を表する1人ですが、もしイランが核を持つということになると、これは中東の力関係がガラッと変わってしまいますし、例えば北朝鮮にも、核を持つということで影響を及ぼします。


イランには、核を持つということを是非断念してもらいたいと思います。


数日前に、イランのモッタキ外相と電話で1時間くらいの会談をしました。モッタキ外相も素晴らしい人ですが、是非核開発を行わない――イランはもちろん否定していますが――そして、これだけ世界の国々が疑っているなかで、それを挽回しようとすれば、かなり思い切った決断をしなければいけないと思います。 (以下略)


「もしイランが核を持つということになると、これは中東の力関係がガラッと変わってしまいます」 だって? ならばイスラエルの保有する核兵器はどうなるのか? また 「イランには、核を持つということを是非断念してもらいたい」 と云うのが 「かなり思い切った決断」 なの? 日本にそんなことが言えますか? 被爆国日本だって核利用を行っていますから、幾ら平和利用であると主張したって 「核兵器開発能力あり」 と分類されている筈です。率先垂範、日本も一切の核利用を放棄すると云うならハナシは別ですけど。


(4) モッタキ外相―国の考え方は違えど、個人的な信頼関係は大

2010年6 月 1日 (火)、岡田かつや TALK-ABOUT


−−−特にモッタキ外相が主張されたことは、最近、トルコ、ブラジル、イランの3カ国で「テヘラン合意」が出来たが、それは、ここ数年議論してきたイランが持っている低濃縮ウランを海外に出し、加工して――これは、アイソトープ用に使うものですが――20%まで濃度を上げ、特別な加工をしてからイランに戻して使うという合意が3カ国間で出来たので、制裁の必要性はなくなったというのがイランの主張です。そして、「この間、アメリカもこのことについて賛成してきたのではないか」ということです。


私は、「信頼醸成措置として重要なことであるから、是非、このテヘラン合意はやってほしい。ただ、だからと言って、制裁の問題がそれでなくなるということではない。なぜなら、ウランの20%濃縮をいまでも続けている。それをやめない限り、制裁は避けられない。したがって、イランおよびイラン国民の将来を考えたときに、ここは大きな決断をして、20%濃縮を直ちにやめるべきだ。そうでなければ、制裁になって、大変な苦しみを国民に与えることになる」と申し上げました。


かなり突っ込んだ激しいやり取りになりましたが、お互いの溝は埋められないまま、会談は終わりました。 (以下略)


全体の主旨は、 「溝は埋まらなかったが個人的な信頼関係は出来た」 とのこと、よかったですね、そりゃ。でもモッタキさんは相当失望されたと思いますよ、予想はされていたでしょうが、アメリカのごり押しで、アメリカの私物化した国連による追加制裁ありきで岡田は話した訳ですから。ブラジルやトルコの行った仲裁は、本来被爆国である日本が中心となってやるべきだったと思いますが。大きなチャンスだったのに−−−


−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−◇−


以上列記した4件とも、日本はアメリカに忠実に追従しているだけ。良し悪しは別として世界でも稀な 『平和憲法』 を持ちかつ世界唯一の 『原爆被爆国』 であるのに、世界唯一の 『原爆加爆国』 かつ世界最大の 『核兵器保有国』 を無条件によいしょする類稀なる存在、それが日本です。こんなもの、世界の中で理解などされる訳がない。日本はいっそのこと中国の属国にしてもらったらどうでしょう?? あのゲーツをして 「軍事交流から得られる潜在的利益をわれわれほど重視していないことに失望した」 と嘆かせた国 *1 ですから、アメリカよりゃぁマシでしょう。

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グアテマラ: 街中に空いた大穴

グアテマラを中心とする中米3国で熱帯暴風雨 「アガサ」 の犠牲者が多数出ています。そんな中不謹慎とはおもうが、野次馬的な話題をひとつ;


交差点に巨大な穴、グアテマラ

6月2日13時9分配信 CNN.co.jp


(CNN) 中米グアテマラの首都グアテマラ市で、道路に巨大な穴ができて交差点全体とビル数棟が飲み込まれ、住民がショックを受けている。


直径約20メートル、深さ約30メートルの巨大な穴は、先の週末に道路が陥没してできた。建築物や電線などが飲み込まれたが、死者は報告されていない。 (以下略)


  • There’s a hole in Guatemala’s heart
    Tuesday, 01 June 2010 09:51, The Guatemala Times 紙


    f:id:El_Payo_J:20100603002548j:image


    同記事内に、Picaya 火山の噴煙 (遠景) の写真も掲載されています。それにしても、綺麗に丸く深く陥没しています。

  • Arzú vincula colectores con agujero de la zona 2
    GUATEMALA, miércoles 02 de junio de 2010, Siglo XXI 紙

    f:id:El_Payo_J:20100603002633j:image


    記事の副題が 「Hundimiento es similar al ocurrido, en febrero de 2007, en la zona 6」 とありますから、自然災害に誘発された人災の可能性大。記事によれば、飲み込まれたのは3階建ての家1軒、穴周辺の約50家族が避難。今回の災害は2007年2月に第6地区 San Antonio で起きたものと類似しており、36年前に同区域の地下50〜60mに敷設された幹線渠 (下水関連のコトバだそうです、多分巨大な下水管) に大量の水が一気に流れ込んだため破損したことが原因ではないか?とのこと。日本などでも特に都市部では地下に血管の様に張り巡らされている筈、他人事ではありません。工事の看板見ている限りでは120%安全に見えますが、手つかずの旧いものが相当数残っている筈ですから。





最終の調査報告は今週木曜日6月3日に出る予定らしいので、再度取り上げる予定。

2010-06-03

孤立するイスラエル その3: 犯罪国家とそれを擁護する覇権国家 #2

イスラエルによる嘘とアメリカの欺瞞、無能な国連 −−− 何かが狂っているとしか思えない:

  • 人権理決議は「性急な判断」=米
    6月3日8時46分配信 時事通信


    −−−国連人権理事会がガザ向けの支援船団襲撃事件でイスラエルを非難する決議を採択したことについて、「性急な判断」と批判した上で、「微妙で一触即発の状況をさらに政治化させる恐れがある」と懸念を示した。米国は採決で反対票を投じた。 (以下略)


    ではアメリカ自身が親米の韓国と共にDPRKを必要以上に挑発して招いている 「微妙で一触即発の状況」 にある朝鮮半島はどうなのか? アメリカへの批判が益々厳しくなるだけ。まあ国外であれだけの民間人を殺している国から見れば、イスラエルが殺した活動家やパレスチナ人など物の数ではないのでしょう。





元々オバマに相当期待していたフィデルですが、世界中を踏み荒らすアメリカに関して6月01日付け辛辣なコメントを出しています。日本に限らず、フィデル = アカの革命家 = 狂信者・悪魔・圧政者のポンチ絵的なイメージで捉えられているのは残念。フィデルは今や歴史の生き証人であり、経験に基づく彼の世界情勢に関する 「考察」 は読みごたえがある。トシは取りましたが、今でもディベートやらせたら (多分出来るでしょう)、無知・無能な政治家オバマなど足元にも及ばないでしょうね;

  • El imperio y la guerra
    1 Junio 2010, Reflexiones de Fidel / Cubadebate


    この考察の最後は以下の様に締めくくられています。被爆国日本としてどう考えるのか?


    −−− Dos preguntas obligadas: ¿podrá Obama disfrutar las emociones de una segunda elección presidencial sin que el Pentágono o el Estado de Israel, que en su comportamiento no acata en nada las decisiones de Estados Unidos, utilicen sus armas nucleares en Irán? ¿Cómo será la vida en nuestro planeta después de eso?



   写真の比較(蛇足):左=EP、右=PRESS TV


  f:id:El_Payo_J:20100603214820j:image [f:id:El_Payo_J:20100603214843j:image


他、幾つかの記事;

  • Anti-Israel protest targets US consulate in Pakistan
    By Anser Abbas Bukhari Karāchi : Pakistan | Jun 01, 2010 , allvoices.com
    (ANTIWAR.COM にて紹介)


    世界の怒りは、加害国イスラエルのみならずアメリカにも向けられます。なおこの記事には当初アメリカ国旗を踏み付け燃やすムスリム達の写真が掲載されていましたが、差し替えられています。


なお依然として最大の被害を受けているのはパレスチナのひとたちです。ガザ地区の状況を伝えるサイトとして上掲 DEMOCRACY NOW ! に紹介されていたのは;

Freegaza - News section

WitnessGAZA - Join us live as a witness in Gaza

2010-06-02

孤立するイスラエル その2: 犯罪国家とそれを擁護する覇権国家

案の定の結果、ただ呆れるばかり;

  • 支援船襲撃でイスラエル非難、安保理議長声明
    6月1日18時7分配信 読売新聞


    −−− トルコが提出した当初の非難声明案は、イスラエルを「最も強い言葉で非難」し、「独立した国際的な調査」を求めたが、親イスラエルの米国が強く反対、会合は13時間に及んだ。また、支援団体側が武器を使用したとするイスラエルの主張に配慮したため声明は当初案からトーンダウンした。事件調査に関しても、米国がイスラエルによる調査を求めたため声明は調査の主体を明確にしなかった。 (以下略)


    この現行犯がDPRKやイランであったら、即刻ミサイルを打ち込んでいるでしょうね。こんな国が信用出来ますか? こんなゴリ押しがまかり通る様な仕組みは根本的に間違っていると思いますが。




    • As Obama Wavers, Congressmen Cheer Aid Ship Massacre
      June 01, 2010, ANTIWAR.COM


      President Obama’s reluctance to comment in any but the most vague terms of the massacre of 19 aid workers by Israeli commandos late Sunday night has left many wondering exactly where the US government will fall on an issue which has been blanketly condemned by virtually every government in the civilized world and virtually every government outside the civilized world. (以下略)


      担がれた軽いパーにこんなこと言ったって無駄。






相変わらず自国の国益しか考えない勝手なアメリカですが、一方で日本では首相がこのタイミングで辞任!−−−



  • 粘り腰の首相、米大統領の「感謝する」自信に
    6月2日9時12分配信 読売新聞 (辞任判明前)


    −−−沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で迷走を重ね、内閣支持率の急落と社民党の連立政権離脱を招いた首相に対し、民主党内の批判は強まる一方だ。しかし、当の首相は周辺に「なぜ普天間で辞めなければならないのか」とこぼしているという。沖縄や社民党の反対を押し切ってまで、同盟国・米国と共同声明をまとめあげたではないか、という自負心が働いているようだ。


     一時は関係が冷え切ったオバマ米大統領が5月28日に電話で、日米共同声明について「感謝する」と伝えてきたことも、首相の自信につながっている。


    これはマスコミによる推測でしかないものの、もし事実だとしたら、結局鳩山も前与党と同じくアメリカに従順であろうとする 「総督」 に過ぎなかったことになる。おまけにどこが 「粘り腰」 なのか? 常に 「よいこ」 であろうとするただのひ弱な優等生にしか見えないが。

鳩山政権には評価出来る実績も少なくないと思いますが、こと外交に関しては当初の期待が大きかっただけに失望も大きい。さて次は? これってのがいませんね。誰がやっても難しいでしょう、憲法と国防に関しての 「民意」 が不明なら政策も不明ですから。

2010-06-01

孤立するイスラエル: 核、アパルトヘイト、暗殺 −−−

アメリカとその付属物に過ぎない 「国際社会」 がDPRK・イランを名指しで "Rogue States" として非難する一方で、イスラエルがテロ行為と云うより軍事行動に出ている様子。アメリカは恐らくこれ以上露骨にかばい続けられないでしょう、拒否権など発動しようものならそれこそ世界のみならず国内からも批判が噴出するでしょうから;




  • イスラエル、NPT再検討会議の最終文書を強く非難
    5月30日12時51分配信 CNN.co.jp


    −−−最終文書をめぐっては、米国のジョーンズ大統領補佐官も28日、イスラエルに言及する一方でイランを名指しできなかったことを「遺憾」とする声明を発表。英国との共催を引き受けた12年の国際会議が「イスラエルの国家安全保障を脅かす」ことや、同国に「非現実的な期待を押し付ける」ことは認めないと宣言していた。


    「イスラエルの国家安全保障を脅かす」ことを言うなら、「イランの国家安全保障を脅かす」ことやら「パレスチナ人の生存を脅かす」ことはどうなのか??? アメリカが同国に「非現実的な期待を押し付けることは認めない」と云うのは裏を返せば、アメリカも 「国益に沿わない非現実的な核廃絶など受け付けない」 と云うことになる。この記事中唯一賛同出来る点は、『同会議は「地域の安全保障を推進するどころか、むしろ後退させている」と非難した。』 と云う部分のみ、ただし意味は異なりますが。何にしろ、米英やその傀儡機関が牛耳る 「国際会議」 など、もう成り立たないことに一体いつ気付くのか?

報道 (<ガザ支援船攻撃>友好に決定的亀裂 中東和平に暗雲も 5月31日21時17分配信 毎日新聞) 読んでましたら、 『−−−トルコは中東では数少ない民主主義国で、イスラエルはトルコを価値観を共有できる国と考えてきた』 とありましたから笑ってしまった。イスラエルの様な 『ならずもの国家 ( Rogue State)』 と価値観を共有出来る国はないでしょう、あの the Rogue States of America でさえカネだけの繋がりですから。以下、イスラエルによる国家犯罪に関するサイト・記事の紹介;






なお少し旧いのですが、私が心がけている f:id:El_Payo_J:20100601123216j:image イスラエルボイコットに関して参考となるのは;


イスラエル支援企業リスト: スターバックスなどパレスチナ情報センター

完全にボイコットするのはなかなか難しいのですが−−−