遊蕩爺の漂浪メモ

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クルマ・チャリの功罪 その2: 歩道に突っ込んだタンク車

また悲惨な事故が発生;


タンク車突っ込み2人死亡 浪速区の歩道
  産経新聞 5月12日(木)15時38分配信


  −−−容疑者は「右前方を走っていた車が急に左に車線変更したため、避けようとして歩道に乗り上げた。ブレーキをかけたが間に合わなかった」と供述している。 (以下略、引用終わり)


   写真で見る限り、車道と歩道を分けるガードレール(パイプ?)を突き破った様子;


   
  写真出典−左: タンク車突っ込み2人死亡 浪速区の歩道 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
  写真出典−右: 通行人呆然、タンク車事故「まさか突っ込むとは…」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース


これが乗用車であれば歩行者は犠牲にならなかったでしょう。重量車両の衝突に耐えられる設備ではありません。また結果論ではありますが、歩道に突っ込むくらいならルール違反のクルマにぶつけるのが正解。相手もケガをするかも知れませんが、それなりの過失があるのだから自業自得。今回の事故で犠牲となられた歩行者には、何の過失もありません。ひとのいのちより自分や他人のクルマの方が大事なのか、と言われても仕方が無い。また、事故の原因を作ったクルマはニュースで事故を知った筈ですが、名乗り出ないでしょうし自分の過失も認識していないでしょう。

この事故を教訓に、どんな歩行者保護が考えられますかね?


以下、2011年5月13日朝追加;


  はみ出した車の男逮捕=タンクローリー2人死亡―大阪府警
    時事通信 5月13日(金)6時7分配信


   よく捕まえましたね、目撃情報があったのでしょうか。 「道路に人がいたので避けるためハンドルを左に切った」 とのことですが、両方の車とも何故、クラクションを鳴らす・ブレーキをかけるなどせずに急ハンドルを切ったのか?