遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

翻訳家 山岡朋子さん その98  『ルス』 の照らす闇: アルゼンチン その7 〜 新法王の黒い過去 −−−

   バチカン 根競べ (根比べ) その3: 新法王決まる (速報)


   翻訳家 山岡朋子さん その70  『ルス、闇を照らす者』 :  アルゼンチン 過去の清算は終わらない その2
   翻訳家 山岡朋子さん その71  『ルス、闇を照らす者』 :  アルゼンチン 過去の清算は終わらない その3 など



ナントカとタタミは新しい方が良い、って訳で、初の南米出身ピッカピカの新法王が注目を浴び期待される中、冷水をぶっかけそうなハナシが −−− このブログの本来のメインテーマに関係するので黙っている訳にはいかない。


第266代 ローマ教皇 に3月19日就任予定の Francisco (papa) こと ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(Jorge Mario Bergoglio) 元ブエノスアイレス大司教の生まれはブエノス・アイレス1936年ですから、悪名高き 軍事独裁政権(1976年-1982年) 時代には40歳〜46歳であった勘定;


Controversias sobre su actuación durante la dictadura argentina
  ウィキペディア(西語版)

アルゼンチン政府とのかかわり
  ウィキペディア

  −−−当時、政治犯の赤子が軍事政権に攫われるという弾圧が行われていたが、ベルゴリオが少なくともデ・ラ・クルダ家の妊娠5か月の女性が誘拐された事件を知っていたことは批判された。この女性は捕縛中に出産し、生まれた赤子は奪われ他の家族に与えられた。「2010年ベルゴリオはこの事件について知っているにもかかわらず、盗まれた赤子について何も知らないふりをした」との主張が同家において存在する。 (以下略、引用終わり)


Cardinal Bergoglio and Argentina's Dirty War
  Wed, 03/13/2013 - 17:11, World War 4 Report

  Argentine court: church complicit in "dirty war"
    Submitted by WW4 Report on Thu, 02/14/2013 - 03:31


ABUELAS DE PLAZA DE MAYO サイトに掲載された記事は;


Bergoglio declaró como testigo en el juicio por Plan Sistemático de apropiación y en la megacausa ESMA
  Buenos Aires, 13 de marzo de 2013, Comunicados de Prensa - judiciales

   Declaración Bergoglio Plan Sistemático (pdf)

   Declaración Bergoglio ESMA (pdf)



当然一部国外メディアも採り上げています;


Argentina basks in papal glory - and faces dark past
  Thursday 14 March 2013, The Independent



 
 記事: Pope Francis’ Junta Past: Argentine Journalist on New Pontiff’s Ties to Abduction of Jesuit Priests
  Thursday, March 14, 2013, Democracy Now !


山岡朋子 (横山朋子さん名) さん翻訳の 『ルス、闇を照らす者』 の舞台となったアルゼンチンでの 汚い戦争 への関与の疑いですから、二次大戦中のナチの犯罪に加担 (直接関与) あるいは目をつぶった (間接関与) のと同じレベルのハナシ。さてどの様に発展するのか注目。

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