遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

生き物の話題: purple emperor 〜 オオムラサキ (同じではないけれど)

   生き物の話題: オオムラサキ の幼虫のことなど



定期巡回しているサイトで見かけた記事;


Butterfly obsessives go on the trail of the elusive purple emperor
  The Guardian, Friday 19 July 2013 17.55 BST

  


この写真を見た時反射的に、子どもの頃ハマっていた蝶採り、それも国蝶である オオムラサキ を懐かしく思い出しました。山に詳しかった親父が生息地 (上京後、札幌市内●●山のその場所 〜 記事末尾参照 〜 が荒らされたと云う報道を見ましたからもうダメでしょうが) を知っており、毎年必ず採りに行ってましたっけ;

  
  出典: Wikipedia (En)
    左の小さくてキレイなのが♂、右の大きくてジミなのが♀。


まずは紹介記事関連サイトから;


Butterfly Conservation - Home

  Attenborough - "Get Out For The Count"
     お馴染み アッテンボロー卿


big butterfly count / 20th July - 11th August

  
   
   記事: About the big butterfly count
    2010年よりUKで定例化しているこの一大イベントの目的は蝶採りではなく、環境変化 (破壊) の先行指標として蝶の生息数の変化を調べること、および、当然蝶の保護。参加方法・カウント方法もシンプル。楽しみながら簡単に出来る様、 生息数の多い蝶 (蛾もアリ) 一覧・カウント表 が用意されています。昨年の実績については Results 2012 参照。なおこのサイトは上掲 "Butterfly Conservation" にリンクされています。


とは言っても、やはり蝶マニア・フリークにとって魅力的なのが "purple emperor" 、単語をそのまま訳せば 『紫の皇帝』 即ち 『特大紫』;


Purple Emperor (Apatura iris)


The Purple Empire HP
   別にUK最大でも無ければ最希少でもないこの蝶に何故注目するか、で始まります。


ただしそっち方面へ行くとキリが無さそうなので、単純にその美しさ "living stained-glass window" の観点から日本の国蝶であるオオムラサキも紹介;


オオムラサキ
Sasakia charonda (英語名称)
   実際には絶滅の可能性は低いと言われている様ですが、 準絶滅危惧(NT) 指定;  絶滅危惧種検索 / 生物多様性情報システム


ぷてろんワールド 〜蝶の百科事典・図鑑〜

  国蝶オオムラサキ

   蝶の総合サイト、秀逸と思います。


ではオオムラサキと purple emperor はどの程度離れているか?

  
  (訂正版

生物の分類 からすると 『コムラサキ亜科』 まで同じみたいですから、兄弟の様なもの?



むかしオオムラサキをいつも採りに行っていた標高498mの山は、特徴がありますから地元の人ならスグわかる筈。その周辺は随分 ハイカラ (死語?) になってしまい、果樹園やらワイナリーも出来て、さっぽろ観光スポットにもなっているみたい;

  
  出典: Google マップ

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