【元】宴会☆部長のらくがき

ただの落書きです!気にしないで。

身の処し方

昨日書いた浅田さんのことですが、馬鹿息子の責任を親がとっちゃった、という見方もあるようです。もちろんマスコミが追い込んだというのも。浅田さんは毎日謝っていたようだし。
さて、「謝って済むことじゃない!」なんて非難ごうごう状態になったらどうすればよいのでしょう。よくあるパターンを挙げてみましょうか。
①ニュースで誤報(字幕違い、読み違い、内容間違い)→判明する(クレームが来る、訴えられる等)→確定する(凡ミス、裁判で負ける等)→キャスターが謝る「お詫びして訂正します。」→終了
②政治家の関係者が逮捕→政治家が謝る(うまく行けばここで終了)→政治家も訴えられる→党派離脱→裁判で確定(無罪なら党籍復帰)→有罪なら議員辞職(しない人もいる)→選挙で当選したら禊(みそぎ)終了
③会社が不祥事→社長等経営陣が頭を下げる「申し訳ございませんでした。」→経営が傾かなければ減俸で済ます(終了)→問題が大きくなったら会長と社長等が辞任→新経営陣が広告を出す「生まれ変わった○○株式会社!」→時が経ち風化
④不祥事→マスコミが猛取材(記者会見連発)→当事者社長等の口が滑る「私だって寝てないんだよ!」→ワイドショーとニュース番組で大ブレイク&ヘビーローテーション開始→社長辞任→で済まないと→会社廃業もしくは関係者自殺
自殺するのも、バッシングもしくは責任に耐え切れなくなって自殺する場合と、自殺っぽく処理されてしまう場合があるのではないかと思いますが、多くの場合は前者であり追い詰められてしまうのでしょう。マスコミは「世論」の看板を掲げて、これまで何十人もの人々を殺しているように思います。「謝って済む問題じゃないでしょう!」「誠意をしめせ!」というやり取りは記者会見というより因縁つけられてる感じもするわけです。今回の場合もそうだったのではないでしょうか。
マスコミの人達は、当事者&関係者に死人がでる程バッシングしないと気が済まない人種なのでしょうかね。なんか昨日のニュースでも「痛ましい」とかコメントしてたけどさぁ、痛めつけたのはマスコミ。実際の報道はともかく、節度ある取材をしてれば、こんな事態にはならなかったんじゃないの。大事なのは事後処理をしっかりして、これ以上鳥インフルが拡散しないようにすることであって、責任を追及するのは処理が終わってからでもいいことだし。
今回の浅田さんの身の処し方として正解だったのは、マスコミ的には①でしょ。自分達がそうやって済ましてるんだから。俺もいざという時のためにシミュレートしておくか。
記者「医者にも見せないで腸炎ですか?」
部長「当方の過失です。」
記者「(細かいことを聞いてくる)」
部長「今後については行政と司法の判断に委ねます。今は拡散防止に努めますので詳細については後日にして下さい。(もちろん後日になっても説明はしない→「裁判中ですので」)」
記者「責任はどうとるんですか?」
部長「事後処理が終わったら辞職します。」
記者「拡散した責任はどうとるんですか?」
部長「申し訳ございませんでした。廃業して責任をとります。」
記者「謝って済むと思ってるのか!」
部長「私どもにできる範囲内で謝罪をさせて頂きたいと思います。」
記者「誠意が感じられない!」
部長「そのように受け止められるのは私の不徳の致すところでございます。」
記者「国民は納得いきませんよ!」
部長「納得のいくような御説明を差し上げられない私の力不足でございます。皆様に納得頂けるような説明については、報道のプロである皆様のお知恵を拝借したいと思いますので、ご助力賜りたいと思います。」
記者「なんだその態度は!」
部長「申し訳ございません。では、業務に戻りますので会見を終了させて頂きます。」
火に油を注ぐ会見なような気もするが、簡潔な謝罪と、細かいことは後で文章にて発表という姿勢が正解だと思う。訴訟は仕方ないとして、マスコミに何を言われても命を奪われる訳ではない。3ヶ月位すればマスコミなんてキレイさっぱり居なくなる。それまでの辛抱。