赤の皇帝

Epikt2008-02-14

●もうここまでで十分、ルナー帝国の赤の皇帝って何なのかしら、という気持ちは高まったと思います。ハーレクインしてたり、地獄の女神を孕ませたり、自分の腕ちぎったり、部下の腕ちぎったり。ググればいっぱい情報は出てきますが、多すぎて混乱しがちです。だいたいゲームではほとんど使わないと思われるトリビアな部分ですしね。ILH2での赤の皇帝の説明は以前、oomizuao さんがコメントしてくださってるので、それを抜粋して済ませます。

oomizuao さん 2007/11/02 02:30

●カルマニア軍とルナーの戦いは“四本の光の矢の戦い(Four Arrows of Light Battle)”で決着がつけられました(0/17)。
その後、いよいよ赤の女神の正当性を巡って、古き神々と彼女の信奉者たちの戦いがオローニン湖の湖畔、青の城にて行われます。(0/25)
この“青の城の戦い”にて、ようやく“赤の皇帝”が姿を現しました。
 
●“赤の皇帝”は名前を持たず、初期の呼び名“タケネギ(TakenEgi)”と言う名前すら“エギに選ばれし者”という称号にすぎません。最初のタケネギは“青の城の戦い”でルナー側の英雄として戦った男達から構成された存在だった、とILH2では説明されてますね。彼は死ぬたびに月に戻り、エギ達の力によって再構成されて地上に戻ってきます。
 
●ちなみに“赤の皇帝”を直接崇めるカルトの奥義は《タケネギに備える(Provide Takenegi)》。
現在の皇帝が肉体的な死を迎え、赤い月に住まうエギ達により再構成されて次の仮面(すなわち新しい肉体)を得るその時に「素材」としてタケネギの一部にしてもらえる(かもしれない)という奥義です。
見事「素材」に選ばれれば、次の皇帝の仮面の精神の一部として帝国に君臨できるわけですから、帝国の諸勢力には最低一人はこの奥義を身につけた皇帝候補生がいて、それぞれその時を待ちながら権謀術数を繰り広げているという状態です。
Epiktさんの言うとおりかなりカオスな状態ですが、もともと赤の女神自身ティーロ・ノーリの身体を奪って再生したことを考えると、この上なくルナー的なのかもしれません。

●どうも最初のぶれてない頃の皇帝も仮面の1つとカウントするようなので、俺が前書いた「○つめの仮面」という数字はズレてます。最初に赤の皇帝をつくったのはやはりセデーニヤなんでしょうね。複数の英雄から構築されたので、それぞれの人格が仮面として現れるということでしょうか。歴代の仮面については詳しい解説がありました。

http://www.glorantha.to/~yelm/rq/re_mask.html

レクルスス、隠遁帝(在位 1585〜1598)の最期が気になりますね。「彼は飽きるまで統治し、その後に自分の殻を捨てて去った。遺体は自然に燃え、羽をはやして飛び去ったという。」

あと、赤の皇帝はたしかにルール違反をしてるというご意見も頂きました。

英雄カルト - いつでも人生、明るい方を眺めていこうや

●海外にはレッド・エンペラーという魚がいるそうですよ。

●そもそも赤の皇帝を再構築している月のエギたちの正体もよくわからないのだとか。正確な数や個性は把握されていないのだそうな。そんなよくわからんものが送ってよこすよくわからん皇帝に統治されてていいのかね。