ヒョルト人のカルト:グストブラン

Epikt2008-04-16

●面白そうなところだけ飛ばし読みしてると、そりゃわかりませんね。ヒョルト人についての新発見が続々と。それはまた後ほど。

●嵐の神殿の鍛冶の神グストブランのカルト。“骨の鍛冶師”“赤の鍛冶の神”などと呼ばれます。大気のエレメントに関連がある青銅を扱う神で、青銅は太古に死んだ神々の骨とされているので、骨の鍛冶師です。カルトといっても大がかりな組織ではありません。鍛冶師はステッド(農場)に1人いるかいないかでしょうし。なにかの祭りでドラゴン・パス中の鍛冶師が集まるなんてことも無いようです。

●右上のがグストブランのルーンです。以前、炉の女神マホーメイについて触れたときにグストブランと兄妹、あるいは姉弟だと書いたとおり、ルーンもそっくりです。下がマホーメイのルーン。

ヒョルト人のカルト:マホーメイ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

●グストブランは古い火山の神ヴェストカルテンの息子で、皇帝イェルムの火の部族の鍛冶師でしたが、それまでの仕事に飽き足らず、新しいものを作りたいと願いました。しかし秩序を重んじる皇帝の下ではその考えは反逆に等しく、彼は追放されました。皇帝に追従する者たちに「おまえはあの愚か者のオーランスなみにアホだ」と言われたグストブランは、ではオーランスのところに行けばやりたいことができるか、と嵐の部族に加わるため旅をしました。

オーランスから、俺のために何ができるのか? と聞かれたグストブランは抜け目なく(cunning)それまでに作った武具を見せて、仕事場を与えてくれればもっと作れると言いました。オーランスはグストブランを認め、彼を受け入れました。

●イェルムの眷族の光に属する金属は2つ、金と錫で、グストブランはそれに物足りなくなって大気に属する青銅を扱うようになった、という神話です。すると大地に属する銅はグストブランの管轄外なんですね。

●グストブランの奥義は《強化鍛造?(Forge Enchantment)》で、武具の眠っているダイモーンを覚醒させるものです。覚醒した武具は知性を持ち、所有者と会話することができます。また鍛冶師はさらに技を身につけることで、このダイモーンに特殊能力を与えることができるようになります。例えば、特に不死者に対して強くなる、などです。ただしこの技術はそれぞれを取得するために、異界のグストブランの鍛冶場へのヒーロークエストをおこなわなければなりません。