風が吹く

なぜ、その風が、

なぜ、今吹くのか

誰も知らない、分からない。



風が吹く

なぜ、こちらの方向に、

なぜ、この強さで吹くのか

誰も知らない、分からない。



それでも風は吹き、僕は身を任せる。

なぜなら、風はいつでも僕の味方だって知っているから。

なぜなら、風は自分の一部だって知っているから。



さー、風よ吹け。お前の好きなように吹け。

僕はただ、身を任せる。

さー、風よ吹け。お前の好きなように吹け。

僕はただ、身を任せる。

決意

お金持ちになりたいと思った。

お金があれば本当に困っている人を助けることができるかもしれない。



力が欲しいと思った。

力があれば窮地にいる人達を助けることができるかもしれない。



知恵が欲しいと思った。

知恵があればみんなの持っている力を集結して困難を乗越えることができるかもしれない。


いま、戦いが始まった。そう、決意した。

風なんだ

大切なのは風なんだ

風を味方につけろ



もし風がふいていないなら

まだ時期が来ていないだけのこと

目の前の仕事に専念すればいい



風なんだ

動かしているのは風なんだ

自分の力なんかじゃない



もし風がふいていないなら

いつふいてもいいように

目の前の仕事に専念しよう


風はかならずやってくる

成長3

成長ってのが問題さ。

いったいどっちへ枝を伸ばすというのさ。こっちか。あっちか。



築いてきたものが大きく見えるとするとヤバイのかもしれない。


そもそも何かを築いたなんて考えるようになったら穴に落ちるところなのかもしれない。



いったいどっちへ枝を伸ばすというのさ。大自然の先輩に聴いてみよう。


そうさ。太陽に向かって枝は伸ばすのさ。じゃ、太陽ってなんだ。



温かくて愛おしいあの太陽さ。迷いようはない。太陽に向かって枝を伸ばそうじゃないか。


時間がかかるかもしれない

結局できないかもしれない

そんなことは考える必要はない。



ただ精いっぱい枝を伸ばそう。力の限り。

ぼくは死刑囚

ぼくは死刑囚

この朝ごはんをあと

何回食べることができるだろう。



ぼくは死刑囚

この朝日をあと

何回浴びることができるだろう。



何でもないことだと思っていたが

今ではすべてが奇跡だと知った。



当たり前のことだと思っていたが

今ではひとつひとつが有難い。



そう、ぼくは死刑囚

いつ執行されるかは分からない。



そう、ぼくは死刑囚

そして、あなたもまた死刑囚

時が過ぎていく

誰も止めることはできない。



春が来て桜が咲く。


夏が来て子どもたちは海に遊ぶ。


秋が来て色を変える山々。


冬が来て寒さに立ち向かう。


時が過ぎていく

誰もとめることはできない。

世界

あなたが見ている世界は

私が見ている世界と違うかもしれない。



あなたが考えている事は

私が考えていることと違うかもしれない。



あなたが考えていることが、あなたの世界を創り、

私が考えていることが、私の世界を創っている。



いつの日か、あなたの世界と私の世界は同じものになり、

あなたと私が同じ人になるのかもしれない。