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2004-12-31 海外の旅行ガイドブックを振り返る その3

Europedia2004-12-31

[] 海外の旅行ガイドブックを振り返る その3

レストランやグルメ、ワインに関する情報はガイドブックよりも料理雑誌等の方が役立つのではないだろうか。欧米では、「グルメとワインと旅」という雑誌のジャンルが確立しており、可処分所得の多い層が読者となっているので広告収益も充分上がっているようだ。日本でもこのジャンルの雑誌が創刊されたことはあるが、成功と言えるものはまだないようだ。そのようなニーズがないのかと思っていたら、アメリカ編集者に「その方面の優秀な編集者が日本にはいないから」と言われてしまった。そう言えば、日本のその手の雑誌編集者の独りよがりで「君たちの知らないいいところを教えてあげるから黙って買って読んでなさい」といった心根が感じられて辟易とすることが多い。

さて、レストラン情報を得るガイドブック並びにウェブガイドとしては「ヨーロッパ42カ国のレストラン情報を網羅したViaMichelin」という記事 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040403でも紹介したミシュラン・ガイドブックとそのウェブサイトViaMichelinが一押しだ。とくに、ViaMichelinには自分の計画する旅程表を地図上に描き、利用予定のホテルやレストランも書き込めるルート・プランナー機能もあるので楽しい。

ミシュラン・レッド・ガイドブックはどちらかというと伝統的料理を出すレストランや老舗が高く評価されるが、グルメガイドのGault Millauはフランスのヌーヴェル・キュジーヌを原点とし日本の懐石料理の影響も受けた旬の素材を軽めの味付けとヴォリュームで出すクリエイティヴな料理を高く評価する傾向がある。ミシュランよりこちらのレストラン・ガイドの方が馴染みやすいという同胞も多いようだ。

Gault MillauはGault氏とMillau氏が立ち上げたグルメ・ガイドだが現在は、両氏の手を放れているようだ。Guide Gault Millauhttp://www.gaultmillau.de/gmd/index.php3はドイツ語のサイトだがフランス、ドイツ、オーストリアをカバーしている。

 Gault Millauのフランス発信のサイトhttp://www.guides-gaultmillau.fr/もあるが、現在リニューアル中で、公開されているコンテンツは少ない。Gault Millauはフランスで雑誌も出しているがこれがなかなか面白く、一時期は定期購読していたこともある。20年以上前だが「この夏コート・ダジュールで50フランで食べられるコース・メニューのある店」といった特集が実に役立った。

 Gault Millauと親戚関係とも言える北米のグルメ・ガイドGayot http://www.gayot.com/も有名だ。北米の主要都市の他、ロンドンやフランスのガイドブックも出しており、そのホームページには、レシピやワイン、グルメ・ツアーに関する記事も豊富にある。

 アメリカのガイドブックFodor's Travel Guide http://www.fodors.com/とArthur Frommer's Budget Travel Online http://www.frommers.com/サイトには、ともに世界中の大都市のどの地域にあるレストランか予算はといった項目で検索できる機能がある。

イベントガイドなどを発行するTime Out社http://www.timeout.com/の Eating & Drinking欄でも主要都市のレストランを紹介している。

TravelLady Magazine http://www.travellady.com/という雑誌ウェブサイトは女性ばかりか男性のグルメたちにも大人気のサイトで、千以上のバックナンバー記事が閲覧できる上に、Destinationsには世界各国のグルメ・サイトへのリンクが並んでいる。ケーキなど甘いものに関するページが異常に多いのはご愛敬だ。

アメリカで出されている有名なワイン雑誌Wine Spectator http://www.winespectator.com/ホームページはワインファンにとって旅に役立つ情報の宝庫だ。ワインファンへのおすすめの宿やレストランが紹介されているが、残念ながほとんどのコンテンツの閲覧が有料化されてしまっている。

窓からの景色がよいホテルを部屋番号とともに紹介するRoom with a Viewの連載で有名なConde Nast Traveler Magazineのサイトで、東京の「眺めの良い部屋」はどこかと検索してみたら、銀座第一ホテルの東京タワーが眺められる部屋が出てきた。

イギリスの出版社Conde Nastが出している月刊の旅行雑誌Traveller http://www.cntraveller.co.uk/に名物連載“Room with a view”があった。今も続いているかどうかは知らないが、ホテルの部屋から眺めを撮った写真を中心とする1ページの連載だった。写真を撮ったホテルの部屋番号とURL等が記載されているので読者は、その部屋を指定して予約することもできた。かつては、“Room with a view”のバックナンバーもウェブ上で画像付きで楽しめたのだが、サイトを見た限りでは名物連載が見られなくなったようだ。昔、ウェブ上のバックナンバーで見つけた東京を代表するRoom with a viewが銀座第一ホテルの東京タワーが見える部屋の写真になっていて少々落胆したことを思い出した。

なお、米語スペリングのTraveler http://www.nationalgeographic.com/media/traveler/はNational Geographicが出す全く別の雑誌で、こちらは右フレームの「Traveler Magazine Articles」からバックナンバーの記事の一部を読むこともできる。

2004-12-30 海外の旅行ガイドブックを振り返る その2

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[] 海外の旅行ガイドブックを振り返る その2

1977年の夏、ウィーンからトルコ経由アテネへのヒッチハイクを交えた節約旅行の途中数年前まで軍事要塞地帯として外国人旅行者が立ち入れなかったギリシアのスポラデス諸島の中にあるスコペロス島に立ち寄ったことがある。ヴォロスという港から島へ向かう船の甲板でサイクリング旅行中のドイツの若者たちがMartin Velbingerという面白そうなドイツ語のガイドブックを持っているのに気がついた。頼んで見せてもらうと、これが実によくできており、スコペロス島のことも「山奥に点在するギリシャ正教の修道院や庵を訪ね歩くとよい」などと詳しく紹介されていた。ユーモラスなイラストやわざわざメモ風に手書き文字で書き込んだ追加情報などにもいっぺんに魅せられてしまった。なによりも、ゲルマン的正確さと手抜きをしない網羅性が気に入った。不謹慎かもしれないが、ナチスがギリシャやパリに侵攻するときもこのような綿密な事前調査をしたいたに違いないと思ってしまった。

当時住んでいたウィーンに戻ってから旅行書専門店http://www.freytagberndt.at/shop/で、ギリシャはもちろんウィーンやパリ、トスカーナ、ポルトガル、ハンガリーなどの各編を買い揃えた。

 Martin Velbingerシリーズの現状がどうなっているかと調べてみたら、Reiseführer für Globetrotter travelbooks.de http://www.travelbooks.de/index.htmlというドイツのガイドブック評価サイトにMartin Velbingerのページhttp://martin-velbinger-verlag.travelbooks.de/が設けられていた。最近は新刊も改訂版も出なくなっているようで心配だ。

このときに気づいたのが、異国を第三国の人間の視点で書いたガイドブックを持って歩くと二重に非日常が味わえて面白いと言うことだ。昨日紹介した、アーサー・フロンマーやLet' Goヨーロッパ・ガイドブックを読むと、アメリカ移民の子孫が父祖の地を訪ねる視点がそこかしこに感じられるし、アメリカの出版界にユダヤ系の人が多いせいかコッシャー料理のレストランが必ず紹介されている。また、アメリカのガイドブックの多くはは旅先での美食体験に興味薄であることも分かった。

実は、ハワイには未だに行ったことはないが、ハワイ旅行を7年ほど前に計画したことがある。そのときにも、「異国を第三国の人間の視点でして」という発想からカリフォルニアの若者が旅するようにハワイを旅するというコンセプトで計画作りを行なった。

そのときに見つけたのがThe best Hawaii travel guide on the net! http://www.discoveringhawaii.com/という、ハワイに関するガイドブックで定評のあるSullivan社のサイトだ。代表のRichard Sullivan http://www.discoveringhawaii.com/SF_PhotoGallery/AboutAuthor.htmlは写真家として有名であり、ハワイの孤島、知られざるビーチ、隠れた滝、容赦ないホテル・レストラン評価など、ハワイ通を自称する人が目から鱗の思いをするフレッシュな情報を写真を添えて紹介している。各島ごとのリンク集も充実。

 そう言えばGoogle NEWS Alert http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040824で数日前に流れてきたメールに、ArriveNetの10 Best Things To Do in Hawaii http://press.arrivenet.com/tra/article.php/547455.htmlという記事があった。よく読むと記事はBest Places Hawaii http://www.bestplaceshawaii.com/tips/10_best/things_to_do.htmlというハワイで最大級の旅行情報ポータルからの引用だった。

 これからお正月をハワイで過ごそうという人は、上記2つのサイトで日本では紹介されていないハワイを味わってみてはいかがだろうか。

2004-12-29 海外の旅行ガイドブックを振り返る その1

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[] 海外の旅行ガイドブックを振り返る その1

 1974年に初めて海外旅行に出たとき、個人旅行に役立つ日本のガイドブックは皆無であった。なにしろ、ガイドブックのほとんどは大手の旅行会社か航空会社がスポンサーとなって出版されており、パック旅行参加者への副読本的なものばかりであり、見知らぬ異国でのホテルの取り方や食費などの物価、公共交通機関の乗り方などにふれたものは全くなかった。そのような時代に頼りになったのはアメリカのアーサー・フロンマー氏http://www.frommers.com/が出していた「1日$○○の旅」シリーズのガイドブックだった。学生食堂の利用の仕方から学生寮の泊まり方、鉄道や観光バスの割引特典の活用法など「目から鱗」の情報に大感激したものだった。しかし、最初は1日$5だったシリーズも$10、$15、$20、$30と順調に予算アップし、「$50以上の旅」となってしまい、今ではただ「Frommer's Europe 2004」と表記されるようになった。これは、インフレを反映しているばかりではなく、著者と読者が豊かになり扱うホテルやレストランも高級化していったせいでもある。同シリーズの高級化とともに、個人的にはよりバックパッカー向けのLet' Goシリーズ http://www.letsgo.com/オーストラリアのロンリー・プラネット社http://www.lonelyplanet.com.au/のShoe Stringsシリーズなどのガイドブックの方を愛用するようになった。

USA Todayのウェブサイトに昨日Lonely Planet boss still a traveler, but these days in styleという興味深いインタビュー記事http://www.usatoday.com/travel/destinations/2004-12-28-lonely-planet_x.htmがあった。

1972年に夫妻でロンドンからオーストラリアまでの旅に基づいて書いた"Across Asia on the Cheap" の大ヒットをきっかけに、今や世界最大級のガイドブック出版社オーストラリアに築いたTony Wheeler社主は、現在はファーストクラスを利用する身分になったものの、今でも一年の半分はバックパッカー・スタイルの旅をしていて、この11月には自ら取材して執筆した“East Timor”を出版したそうだ。その彼が「将来のガイドブックは、携帯電話モバイルコンピューター、位置情報システムが一体化したものとなるだろう」と述べている。

上に挙げた世界的ガイドブックの出版社は例外なくウェブ上でガイドブックのコンテンツを公開しており、いつでも“モバイル・ガイドブック”に打って出られる態勢にある。

これに比べて日本のガイドブックのインターネット対応はお寒い限りだ。これは、多くのガイドブックが下請けに頼っていることもあって情報の多元的運用に困難が伴うためや、ExpediaやTravelocityなどのようにガイドブック出版社の提供する旅行情報をオンライン販売に活用しようという斬新なオンライン旅行販売サイトが生まれていないからだろう。また、21世紀の半ばまでには海外渡航者数が1千万を割るだろうと言われているように、日本語だけのマーケット規模ではウェブ化のコストが将来負担できないことも新たな投資をためらわせているのだろう。

 ロンリー・プラネット・シリーズはメディアファクトリーhttp://www.mediafactory.co.jp/books/lplanet/から日本語版が出されているが、翻訳なのでおおむね1年前後は英語版より遅れるようだ。ガイドブックでこの1年というのは致命的で、私なら少々言葉のハンディはあっても英語の最新版を使うだろう。

☆写真は 1963年に翻訳出版されたFrommer氏の「ヨーロッパ1日5ドルの旅」(日本評論社刊)

2004-12-28 旅の本屋「BOOK246」が東京青山一丁目にオープン

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[]旅の本屋「BOOK246」が東京青山一丁目にオープン

 「旅」をテーマにガイドブックや旅行関連書籍、古書、旅行グッズを販売するスタイリッシュな本屋「BOOK246」http://www.book246.com/index.htmlが東京港区南青山一丁目にオープンした。青山ツィンタワーの裏手にあり、地下鉄の青山一丁目駅から徒歩3分だ。旅心を刺激するカフェも隣接している。早速、自転車で行ってみたところ、小さい店ながらも洋書も含めた独自の視点で選んだガイドブックが並んでいて好印象を受けた。

 目的地別に美術や建築、音楽文学フォークロア、料理、酒など関連書籍もあるので好奇心旺盛な旅人には便利な書店だ。また、文庫本も多いので機内や列車で読む本を必要とする人にもおすすめだ。営業時間は11:00〜23:00。

古書も興味深いものが集められており、私も装丁が美しかったのでジャン・コクトオの「アメリカ紀行」(中央公論社 佐藤朔訳 1950年刊)を1,500円で買ってしまった。

 「BOOK246」は、同時にホームページhttp://www.book246.com/index.htmlも開設。トップページにはおすすめの本が書評とともに紹介されている。Guide Bookのページを開くとスタッフが独自の視点で分析したガイドブック紹介コーナーがある。Booksからは大陸別に分けたブックレビューのページが開く。メールマガジンも発行している。

☆写真は 旅の本屋「BOOK246」の店内風景

2004-12-27 地震・津波などの天災に関する情報を集めるには

Europedia2004-12-27

[] 地震・津波などの天災に関する情報を集めるには

インドネシアのスマトラ島沖で起こった地震と津波による被害の状況を知るのに役立つサイトを紹介済みのものも含めて掲載しておこう。

 日本語の災害情報ホームページとしては、阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、アジア地域における多国間防災協力を推進していくことの必要性から設けられた「アジア防災センター」http://www.adrc.or.jp/top_j.phpホームページがある。各国関係機関の防災情報の収集・提供、多国間防災協力に関する調査研究等の活動を行っている機関で、トップページのアジア地図では、洪水や地震、山崩れなど災害の発生した場所を図示し、詳細記事に飛ぶことができる。下段のTopics欄では過去20日間の世界各地の防災情報等が一覧できる。本日、12:30現在、最新災害情報の欄にスマトラ島沖地震に関する4件のレポートが掲載されている。

  日本語サイトとしては、民間の危機管理情報総合サイト 「レスキューナウ・ドット・ネットhttp://www.rescuenow.net/も「ワールド災害Now」のページで災害や疫病の情報を発信している。「全国災害Now」ではBlog を活用した新潟中越地震の災害情報等の提供を開始している。「本日の注目ニュース」でスマトラ島沖地震を速報し、米国地質学調査所(USGS)のサイトhttp://earthquake.usgs.gov/recenteqsww/Quakes/usslav.htmへのリンクも張られており、同サイトには震源付近の地図とともに詳細な情報がすでに掲載されている。

 自然災害に関しては、米国赤十字とCNN等が共同運営する世界のEarthWatch http://www.disasterrelief.org/EarthWatch/が要注目だ。世界地図上の嵐や火山噴火、地震、干ばつ、飢饉、洪水、雪崩、森林火災などのアイコンクリックすると詳細が分かり、人為的災害や環境汚染などに病む地球の悲鳴が聞こえてくるようだ。左フレームには災害関連のホームページへのLINKSや災害関連記事の膨大なバックナンバーを集めたALL STORIESのページがある。速報態勢のページがないため今回の地震に関しては未だふれられていない。

  NASAが運営する火山噴火、洪水、森林火災、大気汚染、ハリケーンなど大規模自然災害を衛星から撮影した写真を中心にレポートするサイトNASA Earth Observatory - Natural Hazards http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/ も見逃せない。Unique Imageryの項には、地震や津波、異常高温、氷山融解、大停電、プランクトン異常発生などが多様なセンサーを使って画像表示している。More imagesの項で世界の被災状況をサムネイル画面で一望することも可能。archive of older eventsで過去の自然災害を振り返ることもできる。こちらも今回の地震に関しては未だふれられていない。

 アメリカの旅行情報ポータルJohnny Jet's もスマトラ沖大地震の被害状況を知るためのサイトを集めたリンク集http://www.johnnyjet.com/IndianOceanCrisis.htmlをオープンした。 

 最新の世界の動きなどを知りたいときに重宝しているのが、テキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection http://www.lib.utexas.edu/maps/ というサイトだが、ここには大災害に関する被災地図なども随時掲載される。冒頭のOnline Maps of Current Interestには航空機事故や治安・紛争、伝染病、自然災害など旅行者の安全に関わる最新地図がリンクされている。現時点では、報道機関のサイトからリンクしたIraq War Mapやアメリカのクリスマス休暇中の寒波に関する気象図、パレスチナ、アフガンなどの紛争地域の地図が掲載されている。通常通りであれば一両日中に今回の地震に関する被害マップがリンクされるはずだ。

地震・噴火などの天災に関する情報を集めるには、HIR-NET地震情報リンク集http://www.hir-net.com/link/quake/情報源として役立つだろう。

 今回の地震など、最新の情報Googleニュース日本語ベータ版http://news.google.co.jp/が便利だ。朝日新聞日経新聞、ロイター通信など、610サイトからニュースを収集しており、自動更新してくれる。とくに、地方紙も検索対象となっているので中央紙が見落とすようなニュースもよく拾ってきてくれる。

2004-12-24 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 その2

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[] 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 その2

 旅行番組を探すにはInternet TV Guideのサーチ機能http://www.tvguide.or.jp/cgi-bin/search.cgi のプルダウンメニューで「旅行・食べ歩き」を選んで検索するとよい。3日分しか検索できないのが残念だが効率よく旅番組を探すことができる。

12月25日から31日までの深夜から早朝にかけてNHK教育テレビでは「世界美術館紀行」が再放送される。「暗号名メバト・バイエルン王の夢〜アルテ・ピナコテーク」「ボッティチェリの花言葉〜ウフィツィ美術館」「ルノワール・19世紀ファッションショー〜オルセー美術館(1)」など興味深いタイトルが並ぶ。

 NHKの場合、その番組表サイトhttp://www3.nhk.or.jp/hensei/の「ジャンルで探す」で「趣味」を選ぶと1週間分の旅行関連番組がリストアップされる。

 NHKでは、1月1日21:00から「新シルクロード」http://www.nhk.or.jp/silkroad/が始まる。1日の第1部では1980年から放送されたNHK特集「シルクロード」に記録された映像と同じ地点にカメラを据え、風景の25年間の変化を描くという。第2部ではシリーズの音楽監督を務める世界チェロ奏者ヨーヨー・マに焦点を当て、民族楽器を多用するテーマ音楽作曲過程を取材し、「シルクロードという言葉は現代にあっては相互理解を意味する象徴的な言葉として使用されるべき」と考えるヨーヨー・マの生き方を伝えるそうだ。

旅番組ではないが、ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート(12月31日深夜NHK教育)やウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート(1月1日夜NHK教育、BS-2)も見逃せない。

テレビ番組ではないが、コンサート・チケットの半額販売を行っているチケットポンテ http://www.tponte.com/から新年のニューイヤー・コンサートの半額販売のお知らせメールが来た。私の個人的お薦めは、ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場 管弦楽団・バレエ団・ソロ歌手たちによる「魅惑のオペレッタ・ガラ」コンサートだ。1月3日(月)午後3:00開演 横浜みなとみらいホールと1月7日(金)午後6:30開演 東京オペラシティの2つの公演が半額となる。

演奏団体は異なるがブダペストのヴィガド劇場(現在改装工事中)でシーズン中ほとんど毎日公演されるレハールオーケストラの「Inter Operett」コンサートが大好きで、わざわざそれを見る目的でウィーンから往復したこともある。そのコンサートの料金は4,400フォリント(約2千5百円)だったと記憶する。ちなみに、横浜みなとみらいホールのB席半額料金は2,000円だ。

なお、日本時間24日18:00現在、NORADのサンタクロースの追跡プログラムhttp://www.noradsanta.org/japanese/radar/index.htmlが開始されている。プログラムの詳細は12月14日の記事http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20041214#p1を参照のこと。

☆写真はハンガリーのブダペスト・ヴィガド劇場の「Inter Operett オペレッタ・ガラ」

2004-12-23 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 その1

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[] 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 その1

毎年、年末年始には海外旅行関連の新番組や一年間に放送されたものの中から好評を博したものなどが再放送される。そこで、2回に分けて独断と偏見のお薦め番組を気がついた範囲で紹介していきたい。

なお、山口執筆のメールマガジン「海外個人旅行・特別講座」http://www.skiple.com/Cosmic_Dance/ウェブマガジンとしては「大号外 達人旅行術」http://www.daigogai.com/travel/index.htm)連載のバックナンバーでも「77号 テレビの海外旅行番組サイトを旅行計画に役立てよう」「139号 旅行専門放送局と旅行会社・航空会社とのコラボレーションが活発化」「197号 テレビ&ストリーミング 旅行関連番組最新放送事情」といった記事を書いている。興味のある方は「ユーロペディア」の「バックナンバー閲覧はこちらへ」http://www.geocities.jp/euro747/euroback.html からご覧いただきたい。

さて、今回は、ケーブルテレビやデジタル衛星放送「スカイパーフェクTV!」などで見ることのできる「ディスカバリーチャンネル」http://japan.discovery.com/から取り上げよう。

ディスカバリーチャンネルは、旅行のほか歴史、自然科学、地理など旅人の好奇心をくすぐる広い範囲をカバーしている。ディスカバリーのサイト上の番組表から「好みの番組を見逃さないようにリマインダーメールをお届けします」という便利なサービスを利用することもできる。おそらく、他の放送局や電子テレビ番組表(EPG)のサイトでも行っているのだろうが便利だ。

 愛嬌のある旅人イアン・ライト氏が案内する「イアン・ライトの旅」の13回目は、モンゴルがテーマ。モンゴルの代表的な食べ物マトン肉の食べ方を、じきじきに伝授してくれる。12/24(金) 16:30〜17:00 、 12/26(日) 22:30〜23:00 ほか放送。

 シリーズ「グローブトレッカー」はギリシャの島々を訪れる旅だ。砲台のあるイドラ島から始まり、世界中から巡礼者が集まる聖なる島、パトモス島で現地の漁師達と一緒にタコ釣りに挑戦、そのあとビーチでクッキング。パトモス島の次はミコノス島、デロス島、サントリーニ島、クレタ島と巡る。12/24(金) 11:00〜12:00 ほか放送。

 「ヒマラヤの巨塔」は、フランス人探検家フレデリーク・ダラゴン女史が東チベットで見つけた、トスカーナの世界遺産都市サン・ジミニャーノにあるような石でできた600以上に及ぶ塔状の不思議な建造物群を紹介してくれる。12/26(日) 13:00〜14:00 ほか放送。

 シリーズ「グローブトレッカー」ではアラビア湾岸も案内してくれる。クウェートの油田から始まり、アラブ首長国連邦の首都アブダビ、オマーン南部のサラーラなどを訪ねる。12/31(金)08:00〜09:00 、01/03(月) 04:00〜05:00 ほか放送。

 シリーズ「失われた財宝を求めて・本物のインディ・ジョーンズ物語」は、インディ・ジョーンズのモデルとして知られる探検家ジーン・サボイの探検に密着する。この番組では、彼の01年の探検に同行。ペルーのアマゾン地域への最後の大規模な探検となる。12/31(金) 21:00〜22:00 ほか放送。

 シリーズ「エキストリーム・エンジニアリング」では、日本でも報道された雲の上の橋「ミヨーの高架橋」を取り上げる。南フランスのタルン川の幅2キロもある渓谷に橋を架けようというのが、今回のテーマだ。01/03(月)00:00〜01:00 、05:00〜06:00 ほか放送。

 シリーズ「フューチャー・イズ・ワイルド 500万年後の北欧と地中海」も面白そうだ。500万年後に、北方へじりじりと移動したアフリカ大陸がジブラルタル海峡をふさいだことによって地中海が干上がり盆地となるという想定だ。01/03(月) 22:00〜23:00 、01/04(火) 14:00〜15:00 ほか放送。

「未解決の歴史」シリーズの「聖杯とアーサー王伝説」は音楽文学、絵画などの題材となったアーサー王の聖杯探索を解明する番組。イングランド南西部のアバロン島、ウェールズのキャドベリーの丘の遺跡など、聖杯伝説ゆかりの地を訪ね、聖なる遺物のミステリーに迫るそうだ。01/05(水) 19:00〜20:00 、01/06(木) 11:00〜12:00ほか放送。

「未解決の歴史」シリーズの「トロイの木馬」はトロイの木馬伝説の真偽を検証する2連続シリーズ。古代ギリシャの伝説に登場するトロイの木馬は、そもそもトロイという国自体、本当に存在したのだろうかというところから番組は始まる。ブラッド・ピット主演の「トロイ」の映像もあちこちで登場するという。01/12(水) 19:00〜20:00 、01/19(水) 19:00〜20:00ほか放送。

同じく、ケーブルテレビやデジタル衛星放送「スカイパーフェクTV!」で視聴可能な「旅チャンネル」http://www.tabi-ch.net/index.html は、海外、温泉、グルメ、紀行、情報、鉄道に分かれて旅行関連番組を流し続けている。

 戸井十月さんの「北米大陸大紀行 〜未知のアメリカ、中米の旅〜」、「セカンドライフ海外楽園生活」、「大人のための極上贅沢三昧リゾート」など見たい番組が目白押し。 人気のイタリアと南フランスから届ける「日本人が経営するもてなし宿」という番組もある。

 ヨーロッパ特選シリーズ「名作紀行」では、第七回「ハイジに出会う」(スイス:マイエンフェルト)、第八回「星の王子様とレ・ミゼラブルに出会う」(フランス:リヨン、パリ)、第九回「ピーターラビットアリスに出会う」(イギリス:湖水地方、オックスフォード)などが放送される。

 「旅チャンネル」の詳しい番組表は同サイトの中にPDF形式で納められている。

☆写真は スイス マイエンフェルトの村にある“ハイジの泉”

2004-12-22 日通旅行がブログ活用のホームページを新たにオープン

Europedia2004-12-22

[]日通旅行がブログ活用のホームページを新たにオープン

 日通旅行がブログ活用のホームページhttp://www.nittsu-ryoko.com/をリニューアル・オープン。「秋葉原格安航空券」http://www.skiple.com/akihabara/kakuyasu_1.htmなどのサイトインターネット活用の航空券販売の先駆者でもあった日通旅行が、ブログを活用して更新頻度が高く多様な旅行情報を満載したホームページを構築した。

 社員、海外支店社員等からの口コミ、現地情報等をブログ利用で掲載する「社員ブログ駅伝」、「添乗員レポート」、分野別の専門スタッフを紹介する「匠の部屋」などブログのメリットを生かしたコーナーを設けている。

 「匠の部屋」には、「業務出張 目的を持った個人旅行」「アラカルト イタリア」「ロングステイ 暮らすように旅する」「悠久のアンコールワットとタイ最大のクメール遺跡」「サラリーマンゴルファー・ゴルフコンペ幹事様応援」などのスペシャリストのコーナーがある。

 また、日通旅行では、新着記事のタイトルやサマリなどの情報を、RSSRDF Site SummaryまたはRich Site Summary)フォーマットで提供開始している。

 企業のWEBページを充実させるために、同社サイトのヘッドラインを掲載したり、個人が自分のWebサイト情報を充実させるために、同社サイトのヘッドラインを掲載する、企業イントラの福利厚生の旅行情報として同社サイトのヘッドラインを掲載するなどの日通旅行提供のRSSフィード無料利用を呼びかけている。1月からは数種類のテーマ別メールマガジンも発行予定という。

 一方、JTBの海外旅行のページ http://www.jtb.co.jp/kaigai/ も面白くなってきた。「トラベル&ライフ」というJTB発行の雑誌の一部記事を引用したり、添乗員・コーディネーターの投稿記事を増やしたり、政府観光局と共同記事を作成したりと活発な動きを見せている。「ソウル伝統の美容法 汗蒸幕を体験」「ドイツ クリスマスの旅」「映画 悲情城市の舞台を歩く」など読み応えのある記事も多い。

 エイチ・アイ・エスが新たに開設したHISホテルクチコミサイト http://www.his-hotel.com/db/b_new_kuchikomi.php も要注目だ。

☆写真は ブダペストの生鮮食品市場。パプリカが仙台の七夕のように吊されている。

2004-12-21 世界歴史地図を持って時間軸をさかのぼる旅をしよう

Europedia2004-12-21

[] 世界歴史地図を持って時間軸をさかのぼる旅を旅しよう

ヨーロッパのような歴史のある土地を旅するときは世界歴史地図を持って行くことを薦める。なにもワザワザ新たに買う必要はない。高校の授業で使ったもので充分だ。これがあれば、アジアの植民地と独立の歴史やヨーロッパの宗教・民族マップ、ハプスブルク家の興亡の歴史、ナポレオンの欧州制覇の道などを実地に検証することができる。つまり、地理軸を旅する楽しみに、時間軸を旅する面白さが加わり、旅する喜びが倍加するのだ。

 地理軸の旅を深めるために、世界地理の地図帳を持って旅に出るのもよいだろう。飛行機の機内にいるときから眼下の大地の鉱物資源や植生、特産物、川や半島、湖沼、火山の形態などに思いを馳せるのも楽しいだろう。

 歴史地図をネット上で見るときに重宝しているのが、テキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection http://www.lib.utexas.edu/maps/  というサイトだ。Historical Mapsのページには大陸別に仕分けされた無数の歴史地図が納められている。このサイトには大災害に関する被災地図なども随時掲載される。冒頭のOnline Maps of Current Interestには航空機事故や治安・紛争、伝染病、自然災害など旅行者の安全に関わる最新地図がリンクされている。現時点では、報道機関のサイトからリンクしたIraq War Mapやパレスチナ、アフガニスタン、ウクライナなどの注目地域の地図が掲載されている。

☆写真はリトアニアの首都ヴィリニュスのかつてのユダヤ人地区を示す石版地図

世界史年表・地図

世界史年表・地図

地図で訪ねる歴史の舞台 世界

地図で訪ねる歴史の舞台 世界

なるほど世界知図帳

なるほど世界知図帳

旅に出たくなる地図 世界

旅に出たくなる地図 世界

2004-12-20  海外旅行に関する情報発信を行っているブログを紹介

Europedia2004-12-20

[]海外旅行に関する情報発信を行っているブログを紹介

 たび blog http://unachan.blogtribe.org/ は、旅行業界に勤務する人が個人的に開いているブログ・サイト。ツアーや旅のニュース、旅行業界情報などを掲載。業界内部にいる人の視点から見た業界の動きに関する記事が貴重。当“インターネット・トラベルNEWS”の記事もときおり引用していただいている(大歓迎!)左フレームの「Myblog List」には旅行関係のBlogサイトリンクされている。

 トラベローグTravel+Bloghttp://www.travelog.jp/ は、国内、海外の旅行記、留学体験記、旅行フォトアルバムなどが掲載されている。トラベローグでは、手順にそって必要な項目を入力するだけで、誰でも簡単に自分専用のページ、”マイページ ”の作成・更新ができる。旅先で見つけたおすすめスポットをレポートにして旅好きな人々と情報交換をすることも、旅行中に日記代わりに使うことも、旅の思い出いっぱいのフォトアルバムを作ることもできる。

 あしたのトラベルblog http://nlps-mirai.de-blog.jp/ も旅行会社に所属する人が個人で運営しているサイト。海外旅行グッズや輸入品、レアな旅行グッズの紹介。旅の計画に役立つ情報を発信。「独自の視点で捉えた旅行業の問題点、疑問点、”未来の日本の旅行業”のあり方について(意見を)公開」している。

☆写真は 成田空港の出発サテライトに設置されているComputer Desk

2004-12-17 世界最大の航空機関連写真データベース・サイト

Europedia2004-12-17

[]世界最大の航空機関連写真データベースサイト

 Airliners.net http://www.airliners.net/は、スウェーデンのLundgren Aerospace International社が運営する世界最大の航空機写真データベースだ。Aviation Photo Search Engine機能を使い、機種、航空会社、撮影地、運航形態、キーワードで70万枚もの写真を検索することができる。Aircraft Data & Historyには機種毎のデータや機内写真、座席配置例などの情報が網羅されている。古き良き日の航空機を集めたClassic Airliners も航空フアン必見だ。

日経BP社のホームページのlifestyleで、航空関連の面白い連載を見つけた。フライトシミュレーション・ソフトなどを紹介する「パソコンで楽しむ空の旅」という連載だ。最新号は「第25回〜旅客機・貨物機の名機DC-3/R4D-6」http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/lifestyle/346977 で、ページの末尾にある「これまでの記事」からバックナンバーをさかのぼることもできる。

2004-12-16  訪れた土地のアペリティフを楽しもう

Europedia2004-12-16

[]訪れた土地のアペリティフを楽しもう

海外で食べ歩きを楽しみたいという人には、メニューが読みこなせるように予習をすることを薦めている。これについては、本欄の4月1日の記事「個々のレストランのメニューをサイト上で事前予習」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040401 を参考にしてもらいたい。

食べ歩きを楽しみたいという人へのもうひとつのお薦めは、訪れる土地と店のTPOに合ったアペリティフが注文できるよう予習しておくことだ。

アペリティフを余裕を持って注文できれば、その後のワインや料理の注文もスムーズにうくことが多い。そのアペリティフをゆっくりと味わいながら、メニューに並ぶ料理の数々を眺め、じっくりと選ぶことができるからだ。

 アペリティフという言葉はもともと、食欲増進剤を意味し、胃液の分泌を促し、心身ともに食事の準備態勢を整えるための役割を果たす。店側もウォーミングアップに時間をかけ、存分に味わおうという気構えの客を歓迎こそすれ、せかすことはない。

アペリティフをレストランとは別の居酒屋やバーで味わってから出かけるのもよいだろう。欧米では上品なバーで男女が待ち合わせをし、アペリティフを飲んでお目当てのレストランに移るという光景をよく見かける。また、一流のレストランの中にはウェイティング・バーを設け、席に案内するまでのひとときをバーで楽しんでもらうという趣向のところも多い。

 食前酒についてはサントリーの「お酒・飲料大事典」http://www.suntory.co.jp/jiten/の「リキュール・スピリッツ・カクテル」のページが参考になるだろう。

Google検索エンジンhttp://www.google.co.jp/で「Aperitif 地名」といった検索をかけてみるのもよい。

 さて、食前酒はシャンパンに代表される発泡性のあるワインかシェリーに代表されるアルコール強化ワインに大別される。しかし、居酒屋ではもちろんのこと、レストランでも庶民が好むアニス酒や葡萄の絞りかすから作る蒸留酒、リキュール類も用意されている。

今まで味わった珍しいアペリティフを2つほど紹介しよう。まずは、チェコの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリの「13番目の源泉」と呼ばれる薬草酒ベヘロフカhttp://www.becherovka.cz/を挙げたい。もともとは薬局で売っていた薬用酒だが度数は38度もある。 

 次に挙げたいのは、スイスの梨酒ボン・ペーレ・ウィリアムスhttp://www.jrgermanier.ch/である。このワイナリーを訪れたことがあるが、梨の実が小さいうちに瓶を被せ、大きく実ったところで瓶ごと収穫して梨酒で満たすという贅沢な作り方をしていた。 

 アペリティフの多くがそうであるようにこれらをディジェスティフ(食後酒)としても構わない。

☆写真は梨の実が小さいうちに瓶を被せているボン・ペーレ・ウィリアムスの梨畑

2004-12-15 美術館巡りが俄然と面白くなる“タロットカード集め”

Europedia2004-12-15

[] 美術館巡りが俄然と面白くなる“タロットカード集め”

 日本で一度も美術館に行ったことのない人でも、ヨーロッパへのツアーに参加すればルーブルやウッフィツィなどの美術館を訪れることになるだろう。

そこで、絵を見慣れていない人でも、絵画鑑賞に興味を持つようになるとっておきの方法を紹介しよう。これはスイスの山奥で仙人のような暮らしをしていた青年に30年ほど前に教わったものだ。彼は、「誰でもひとつの美術館で1点は心動かされる絵画が見つかるはず。その絵の絵はがきを50枚集めてタロットカードにしてごらん。驚くほど自分の人生の過去、現在、未来を言い当てるから」と言い、集めたカードでの占い方まで伝授してくれた。当然と言えば当然なのかもしれないが、自分の情念に訴えかける絵画を使っての占いはよく当たる(気がする)。

美術館ばかりでなく、博物館や宮殿、偉人の記念館などでも絵はがきは買える。また、なにも絵画の絵はがきに限る必要はない。写真や彫刻、ポスター、イラスト、観光絵はがきなどをタロットカードに加えてもいいだろう。

集めたカードCDなどの壁掛けケースに入れて室内に飾っておくのも楽しい。

タロットカードの歴史や占い方はGoogleで「タロットカード」と検索すると無数に関連サイトが見つかる。また、Googleのイメージ検索http://www.google.co.jp/imghp?hl=ja&tab=wi&q=を使うと千ほどのタロットカード関連画像が見つかる。

2004-12-14 北米航空宇宙防衛局NORADのサンタクロース追跡プログラム

Europedia2004-12-14

[] 北米航空宇宙防衛局ノーラッドのサンタクロース追跡プログラム

 NORAD(ノーラッド)は、日常は北米大陸をミサイル攻撃から守るため衛星やレーダー探査機で探知活動をしている軍事組織だが、クリスマスにはその“総力”を挙げて、出発準備段階から北極への帰還までトナカイにひかせて飛び回るサンタクロースの追跡プログラムhttp://www.noradsanta.org/japanese/を稼働し、サンタさんの移動映像を大胆にもウェブ上でストリーミング生中継してくれる。それも、日本語のアナウンス付きで。「何年も前から蓄積されている詳細な記録に基づき、高度な技術を身に付けたレーダー・サテライト技士の力を借りて、大体見当がついているサンタさんがクリスマスイヴに訪れる場所を探し始めます」とのこと。

 その能力はキリスト様生誕の地近くの平和維持に役立ててもらった方が世のためになるとは思うのだが、ここ毎年12月24日の朝(アメリカ時間)早くから丸一日つき合ってしまっている。1昨年は、日付変更線近くのアリューシャン列島から始まり、オセアニア、富士山、万里の長城、ヒマラヤ、ペルシャ湾、ヨーロッパ、南米、カナダ、アメリカ、ハワイというルートでプレゼントを配って回ったようすが世界地図に描かれ、各地の画像を呼び出すことが出来た。ペルシャ湾では、遊弋する空母の横をトマフォーク・ミサイルのようにトナカイにひかれる橇がすり抜けていく映像が見られた。

 24日には、お子さんたちと「世界一周サンタの旅」を追体験してみるのも面白いだろう。クリスマス・パーティーを開く人は大画面に映し出してそのユーモラスな追跡ぶりを一緒に楽しんでみては。中継画像ばかりでなく、クリスマス音楽や「ノーラッドの機密公開」(DECLASSIFIED)といった楽しいオマケもたっぷりある。今年は、サンタさん追跡の名誉メンバーとして元ビートルズリンゴ・スターがノーラッドに協力し、「サンタさんがイギリスの上空を旅する様子をノーラッドのサンタカムで撮影してくれます」とのことだ。

サンタクロースの追跡プログラムのホームページWelcome to the 2004 NORAD Tracks Santa Website(日本語)http://www.noradsanta.org/japanese/ はすでにオープンして準備活動を開始している。

2004-12-13 ヨーロッパの個人的おすすめ美術館

Europedia2004-12-13

[]ヨーロッパの個人的おすすめ美術館

個人的にお薦めしたいヨーロッパであまり知られていない美術館をいくつか挙げよう。スイスのローザンヌにあるCollection de l’Art Brut http://www.artbrut.ch/は、精神を病んだり、囚人として生涯を終えたり、周囲から変人扱いされて孤独な生活を送ったりした、いわば“疎外された人々の幻想美術館”。この美術館だけを目当てに世界中から美術や心理学、教育学の学生が訪れるというが日本人の訪問者は少ないようだ。 同じく、スイスにあったThyssen-Bornemisza Museum http://www.museothyssen.org/conflash.aspは、世界的個人コレクション。ルガーノ湖畔の別荘にあったが当主の死去に伴い奥さんの実家のあるスペインのマドリードに美術館ごと引っ越したというもの。チチアーノからラファエロ、フラ・アンジェリコ、カラバッジオ、レンブラント、ルーベンス、デューラー、ゴヤ、クラナッハ、ゴーギャンなどの傑作が揃っている。プラド美術館の近くにある。

 象徴主義の時代の先駆けの画家モローの個人美術館Musée Gustave-Moreau http://www.musee-moreau.fr/ はパリの中心トリニタ教会の近くにある。ギリシャ神話や旧約聖書に題材を求めた作品には、東洋の曼荼羅にも似た独特の個性がある。

 ヒットラーが二度入試に失敗したことでも知られるウィーン美術アカデミーの絵画館Gemäldegalerie der Akademie http://www.akademiegalerie.at/ にも知られざる名画が秘蔵されている。ボッシュの「最後の審判」をはじめ、チチアーノやクラナッハ、ルーベンス、ブリューゲル、レンブラント、ムリリヨなどの傑作がある。

 世界中のウェブ上ににちらばる画像を検索するGoogleイメージ検索http://www.google.com/imghp?hl=jaを見ると検索対象画像の数が8億8千万枚となっており、この一年間でほぼ倍増している。そして、このイメージ検索は美術愛好家にとっては便利なことこの上ない。

 たとえば、フランスの画家Gustave Moreauのある絵を所蔵する美術館を探したいときなど、画家の名+絵の名称でほとんどが見つかる。また、ヨーロッパの主要美術館に行けば、多数の矢で射られた「聖セバスチャンの殉教」の絵がひとつは架かっているが、「St. Sebastian」とイメージ検索すると数百枚の絵が現れる。

変わり種美術館・博物館を見つけるときにもGoogleウェブ検索やイメージ検索が大いに活用できる。以前、ヨーロッパの戦車博物館を訪ね歩きたいという要望があり、インターネットの無かった時代で探し出すのに苦労したことを覚えているが、Tank Museumと検索すればウェブ検索で万単位、イメージ検索で1,800件が瞬時に見つかった。Museumという言葉にWine、Bicycle、Bread、Steam Locomotive、Postcard、Stamps、Shoes、Torture、Tourismなどという単語を組み合わせて検索してみたが、それぞれ夥しい数の興味深い博物館が見つかる。

なお、「ユーロツアー システムズ」のサイトhttp://www.euro-tour.co.jp/には「美術館・博物館」「テーマ博物館」といったリンク集があり、日本人旅行者に人気、あるいは、おすすめの美術館等がツアーオペレーターの視点でセレクトされている。

☆写真はスイスのローザンヌにあるアール・ブリュ美術館の収蔵品

2004-12-07 12月8日から12日まで「トラベルNEWS」をお休みします

Europedia2004-12-07

[]ふるさとをカラー空中写真で眺めて帰省した気分に浸る

国土交通省が「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)」http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/index.htmlを試験運用中だ。

 「国土数値情報の複数のデータ項目を選択し、地図画面上に重ね合わせて表示させることができます。また、地図の拡大・縮小・移動などの操作により、ご覧になりたい地域の地図を自由に表示することができます」というウェブマッピングシステム本来の機能は難しくて使いこなせなかったが。「カラー空中写真の閲覧へ」はうまく使いこなせた。

Step1.都道府県名の選択、Step2.市区町村名の選択、Step3.町丁名・番地等の入力、Step4.住所の確認 と進むと該当地区のカラー空中写真が出てくる。日本全体をカバーしているわけではないのですべての市町村が閲覧可能なわけではない。

解像度を400dpiにすればより鮮明な写真が表示される。写真が縮小表示された場合は、写真の右下にマウスポインターを運ぶと拡大ボタンが現れるのでこれをクリックするとよい。

 私の場合、生まれ故郷の佐賀県唐津市中心部 http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/cku-77-3/c9/cku-77-3_c9_25.jpg や近い将来移り住みたいと思っている長崎のグラバー邸を見下ろす丘 http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/74/cku-74-20/c21/cku-74-20_c21_8.jpg のいずれも空中から訪問させてもらうことができた。

☆写真は 長崎港を見下ろすグラバー邸の上にある丘。現在、グラバー・スカイロードhttp://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/glover/m_cont/access.htmlの延長工事が計画されている

2004-12-06 国内でもノンビリと温泉ライフを楽しもう

Europedia2004-12-06

[]国内でもノンビリと温泉ライフを楽しもう

 毎年、暮れが近づくとなぜか温泉で雪見酒をやりたくなる。もし、それができないときは、温泉地の動画を見ながら自宅で一杯やることにしている。温泉地の動画を探すのに便利なのがNAVER検索エンジンの「動画・サウンド検索」http://searchhome.naver.co.jp/media.html だ。「温泉」と検索すれば500件以上の何らかの形で動画を見せてくれるサイトが見つかる。越後長野温泉 嵐渓荘の「露天で一杯セットが好評です」http://www.rankei.com/album/spa/78.htm という罪作りな画像まで見つけてきてしまう。

国内の温泉情報を探すのに役立つサイトをいくつか挙げよう。

 日本観光協会が全国の消費者向けに観光情報提供を行っている「全国地域観光情報センター」http://www.nihon-kankou.or.jp/nkks/index.htmlの「いい旅探そう!旅の情報検索ツール」のページは、「見る」「イベント」「遊ぶ」「泊まる」「食べる」など7つのジャンルに分けられた16万件以上ののデータベースが用意されている。

 データーベースは「温泉めぐり」などのキーワード検索も可能。「温泉めぐり」を選択すると、さらに「外湯めぐり」「露天風呂が名物の温泉」「クアハウスなど」「温泉浴+自然観察」といった7つの選択肢が出てくる。

 地方自治情報センターが中心となって運営する「NIPPON-Net」http://www.nippon-net.ne.jp/は、地方公共団体のホームページを対象とした全文検索可能なデータベース「地域発見」と全国の自治体の観光ホームページ等を地図から検索できる「全国自治体マップ検索」の2つの機能を提供。「地域発見」では「温泉+雪見酒」、「温泉+長期滞在」「温泉+花見」といった情報を都道府県を指定して探し出すこともできる。

 「発見!観光宝探しデータベースhttp://www.kanko-otakara.jp/jp/index.htmlは国土交通省が「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として日本の埋もれた魅力的な観光資源を発掘しようと言う目的で開かれたサイトだ。自薦、他薦を問わず「お宝」を投稿することができる点もユニークだ。「宝探し」は都道府県単位のほか、キーワードや、「温泉」などの目的別の3通りの検索で楽しむことができる。

 旅行会社蠕こΠ貅堂が運営する「大好き日本」http://www.gojapan.jp/は、トップに「シーズン到来。スキー場情報」など旬の情報を置いて季節感を選出している。「テーマから探す」の「宿泊施設」には「温泉地」の項が設けられている。「テーマから」には「各種協会」のページもあり「日本温泉協会」などがリンクされている。

 岐阜県郡上八幡市でインターネット関連事業を営むパブリックシステム蠅運営する「地域情報マガジン・winds!ウィンズ」http://www.windsnet.ne.jp/は、「地域スタッフ」のヴォランティアパワーでYahoo!のようなポータルサイトを全国市区町村3,300が各個に展開することを目指している。各市町村のポータル・ページの「観光&特産物」の「宿泊」を開くと地域の温泉ホテルなどが見つかるだろう。また、Googleを使った「サイト内検索」で「温泉」と検索してみるのもよいうだろう。

デジタルコンテンツネットワークが松下電器産業の協力を得て運営する「ニッポン地元通情報 GANSO 」http://www.gansodesu.net/は、全国のタウン誌と提携しフレッシュな地元情報を全国に発信するというユニークなサイトだ。とくに、タウン誌の地元スタッフが選りすぐった温泉施設の中から、目的の温泉を検索できる「温泉施設GENSENガイド」が貴重だ。「温泉のふ〜ん」という温泉雑学集も面白い。

☆写真は中禅寺湖から奥日光湯元温泉に向かう途中にある「竜頭の滝」

2004-12-03  海外でノンビリと温泉ライフを楽しもう その2

Europedia2004-12-03

[] 海外でノンビリと温泉ライフを楽しもう その2

ヨーロッパの温泉がおすすめなのはいくつか理由がある。まず、ヨーロッパの主要な温泉はローマ軍が見つけている点だ。温泉好きのローマの兵士達は、むしろ、温泉があるところに駐屯地を設けたと言えるだろう。その結果、有名な温泉は歴史と伝統があり、世界遺産に指定されたところも多い。したがって、見どころが多いことはもちろん、宿泊施設や交通などの観光インフラも整備されている。

幸いなことに、葡萄造りは乾燥した土壌が適しており、他の農作物に適しない火山性土壌も葡萄なら大丈夫。そして、これがローマ人とわれわれ日本人にもうひとつの楽しみを追加してくれることになったのだ。つまり、温泉保養地の多くはワインの名産地でもあり、飲む楽しみも味わえるのだ。

たとえば、フランスのエクサン・プロヴァンスやボルドー地方、ハンガリーのバラトン湖周辺、ドイツのバーデン・バーデン、スイスのバーデン、オーストリアのバーデンなどの温泉地は周囲に広大な葡萄畑を抱えている。

ワインの名産地は、ローマ人によって早くから拓かれたこともあって、その長い歴史とワイン造りの文化の故に世界遺産に指定されているところも多い。したがって、歴史ファンの人々も魅了して止まないことだろう。ハンガリーのトカイ、オーストリアのヴァッハウ渓谷、両国国境にあるノイジードラー湖、ドイツのライン渓谷、フランスのサンテ・ミリオン地区、ポルトガルのアルト・ドウロ・ワイン生産地域などが世界文化遺産に指定されている。

 海外の温泉について知るには「健康と温泉FORUM」http://www.onsen-forum.co.jp/というホームページの「海外温泉地情報http://www.onsen-forum.co.jp/column/foreigninfo/がおすすめだ。ヨーロッパを中心とする世界の温泉地情報を集めたサイトで、温泉を画像やアクセス、泉質などとともに紹介している。“温泉パッケージ”や問い合わせ先を記載しているものもある。膨大な数の「バックナンバー」も閲覧できる。「世界の温泉地データ」や 海外の滞在型旅行のお薦めスポット紹介やアグリツーリズムや体験型の新しいバケーションスタイルの提案などを行っている「ロングステイ情報」のページもある。

海外の温泉事情を述べた本もいくつか出ている。手元には池内紀氏の「西洋温泉事情」(鹿島出版会)という本があるが、温泉の歴史や文化、著名人のエピソードなどが豊富な写真と図版を交えて描かれている。Amazonで調べてみると¥2,900で在庫もあるようだ。ついでに洋書検索で「Spa」を引いてみるとよい。

 もうひとつ、「日経マスターズクラブ」の連載コラム世界の名湯&癒しのスパ」 http://nb.nikkeibp.co.jp/masters/members/COLUMN/NUMBERS/hot/ も海外温泉体験旅行の計画作りに役立つだろう。なお、母体の月刊誌「日経マスターズ」の12月号には、連載「賢い大人の旅行術」の一環として国内の「旅行情報インターネット収集術」を山口が書かせてもらっている。

☆写真はオーストリア中部の温泉保養地バート・イシュルのカイザー・ヴィラ(ハプスブルク家の別荘)

西洋温泉事情

西洋温泉事情

2004-12-02  海外でノンビリと温泉ライフを楽しもう その1

Europedia2004-12-02

[] 海外でノンビリと温泉ライフを楽しもう その1

 海外で温泉を楽しもうとすると、少々日本とは習慣が違うようなので敷居が高いと感じている人も多いのではないだろうか。

 私も、初めてブダペストで温泉に入ったときは大いに戸惑ったものだ。ブダペスト市内には30カ所近い泉源があり、公衆浴場も多いが、旅行者にとって便利なのは温泉付きホテルの滞在だろう。

 秋から冬にかけて、ウィーンの旅行会社のウィンドウを覗くと国内は元よりハンガリーやチェコの温泉保養地への格安な“温泉パック”が張り出してある。ホテルの格によっても値段は異なるがブダペストの場合、5年ほど前の料金だが、2泊3日でウィーンからの往復交通費、温泉利用料込みの宿泊費、オペラ鑑賞、1回のジプシー音楽付きディナーがパッケージとなって1人3万円前後からあった。

このようなパッケージでブダペストを代表するアール・ヌーヴォー建築としても有名なゲレルト温泉ホテルhttp://www.srs-worldhotels.com/hungary/budapest/hotel_budgel.htmlに泊まったときのことをお話ししよう。15年ほど前なのだが、料金は2泊3日で2万円以下だったと記憶している。

客室から温泉へは専用のエレヴェーターで降りていく仕組みで、降りてから部屋番号等を受付カウンターに告げると、希望のコースへ案内してもらえる。当時は、英語はおろかドイツ語も通じなかったので苦労したが、日本の褌に似たエプロンを渡されそれに着替えて、先ずはマッサージ・コーナーに行ってみた。そこにはユセフ・トルコのような(昔のプロレスラーです)大男が待ちかまえていて、マサージ台に案内し有無を言わさずマッサージを始めた。ところが、これが全くツボを心得ていないで、力任せに身体を揉むばかり。思わず、ツボを教えようかと思ったが、いかめしい面構えを見ると、言葉が喉に詰まってしまった。そして、英語が話せないはずのユセフ氏は、マッサージが終わり近くになると「Good massage、Good tips」と呪文のように繰り返し始める。マッサージ代金も“温泉パック”に含まれているはずなのだが、小心者の私はGood tipsを払ってしまった。

 その後で、観光ポスターにもなっているアール・ヌーヴォー様式の大温泉に浸かることにした。確か、このプールでは水着に着替えたと思う。

 ポスターでは幻想的な美しさをたたえていたのだが、入ってみるとヌルヌルとしていて、結構不気味なものがあった。しかし、低い温度のコーナーでは、一日中本を読んでいたり、チェスに興じている人々も居た。

ハンガリーの名誉のために言っておくと、最近の温泉は整備され、清潔で近代的なクアハウスも続々と生まれているし、英語も通じるようになった。7〜8年前に泊まったGrand Hotel Margitsziget http://www.srs-worldhotels.com/hungary/budapest/hotel_budgra.htmlとThermal Hotel Helia http://www.srs-worldhotels.com/hungary/budapest/hotel_budthh.htmlはいずれも、清潔感に溢れ外国人の利用がしやすいように英語のガイダンスもしっかりしていた。

また、ヨーロッパでも国によっては、ひたすら温泉水を飲むだけだったり、温水プールの中をゆっくりと歩いたりとさまざまな利用方法がある。本来、温泉は療養なのだから、1週間単位の滞在で最初に医師の診断を受けてから治療プログラムを作り上げるという方式をとっているところも多い。

 ハンガリーの68軒のホテルが参加している日本語を含めた6カ国語で予約できるHotelTelNet http://www.hoteltelnet.hu/jp/ は、ゲレルトも含めた温泉付きホテルが温泉療養と音楽会鑑賞、ディナーショーなどを組み合わせた2〜7泊の企画パッケージを提供するといったホテルの個性を活かしたお得なパッケージを用意している点がユニーク。ほかにも,F1観戦や乗馬、ハンティング、釣り、料理教室、グルメ体験、ワインテイスティングなどさまざまな趣味嗜好に合わせたパッケージをサイト上で探すことができる。

欧米の温泉ホテルの多くは、インターネット割引や“温泉パック”をインターネット公開しているので検索エンジンでThermal Budapest、Spa Czech、Hot spring Italyといった検索を行ってみるとよい。もちろん、温泉ホテルの名が分かっていればそれで検索するのが近道だ。

温泉が湧く国々の政府観光局に行けば温泉に関するパンフレットも用意されているだろう。スイス政府観光局http://www.myswiss.jp/ のホームページを見ると左フレームの「EXPERIENCE」にちゃんと「スパリゾート」という項目も用意されている。他の政府観光局ホームページもチェックしてみるとよい。

☆写真はハンガリーの首都ブダペストのゲレルト温泉ホテル

2004-12-01 欧州からの帰国便にたいする無料手荷物許容量チェックが厳しくなっ

Europedia2004-12-01

[]欧州からの帰国便にたいする無料手荷物許容量チェックが厳しくなった

 日本海外ツアーオペレーター協会のホームページOTOA.com http://www.otoa.com/の「新着海外情報」に「イタリア / 飛行機チェックイン時のスーツケース等の重量制限について」という記事があった。

旅行業界や添乗員の友人の話でも、ヨーロッパから日本への帰国便の荷物の重量チェックが非常に厳しくなっているようで、「20キロ越えてる人は全員荷物から物を取り出させられて、手荷物に移しかえさせられた」といった話も聞く。私の体験では、この機内持ち込み手荷物に対する個数やサイズ、重量のチェックも厳しくなっており、パリの空港ではチェックイン後、サテライトに入っていく際に厳しくチェックしていたのを覚えている。

エールフランスhttp://www.airfrance.co.jp/ホームページを見ると「無料受託手荷物の重量の変更(2004年10月19日より)」という記事があった。

10年以上前には、70キロ近い荷物を追加料金無しで持ち帰ったこともたびたびだが、今はそのような“担ぎ屋”行為は望むべくもない。

こうなると、スーツケース自体を軽いものにする必要が出てくる。私の愛用しているマルエム松崎http://www.maruem.co.jp/製“コラーニX”は67×50×24cmの大きさで6.8キロもある。旅行中の重荷であるばかりか、これではエコノミークラスの無料手荷物許容量20キロの1/3も占めてしまうことになる。

そこで、最新の軽量スーツケースをデパートの旅行用品売り場やインターネット上で探してみた。見つかった範囲で一番軽量なものはドイツのメーカーRIMOWA http://www.rimowa.de/がチェコで作っているSALSAというシリーズのようだ。これは、ポリカーボネイト素材というもので作られており、66×45×25のもので3.3キロという軽さ。価格は、3万6000円という標準価格が設定されているようだ。外部からの衝撃や圧力により押しつぶされても元の形状に戻る復元力も強いという。

しかし、RIMOWAのSALSAシリーズは日本での人気が急速に高まってしまい、品薄気味で、多くのデパートで入荷待ち状態だった。したがって、ディスカウント・ショップなどでの値引率も最大で10%ほどのようだ。日本でのRIMOWAの売値は「楽天市場カバンのセレクション」 http://www.rakuten.co.jp/selection/index.htmlをチェックするとよい。新宿駅西口から歩いて5分の店舗http://www.rakuten.co.jp/selection/416949/まで出向けば特別価格があるかも。

インターネットで検索するとこのSALSAに関する掲示板の書き込みもたくさんあった。中には、「欧米では日本の価格の半額で買える」、「欧米で買ったものは日本の総代理店で修理してもらえなかった」などの書き込みもあった。

☆写真の網棚にあるのは愛用のスーツケース“コラーニX”

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