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2005-12-30 JTBと東京電力の「TEPCOひかり」がジョイントで動画放映

Europedia2005-12-30

[]JTBと東京電力の「TEPCOひかり」がジョイントで動画放映

JTBは、光ファイバー「TEPCOひかり」東京電力と吉本興業の共同サイト「キャスティ」http://casty.jp/上で、「旅の情報を24時間オンエアで届ける新感覚双方向番組」“JTBチャンネル”http://casty.jp/jtb/を開設した。

 内容は、ルックJTB・エースJTB・旅物語などの旅行商品企画者主催の「旅行商品説明会」の模様や、話題の女将が自慢のお宿を紹介する「女将さんチャンネル」、世界各地や日本各地の美しい映像を見せる「世界の観光地」など。各政府観光局提供の観光地映像なども放映している。ここでしか得られない「お得な情報や、パンフレットには載ってない情報」を売りにしたり、毎日閲覧することによって集めたキーワードで商品が当たるなどのレピーター確保のプロモーションにも力を入れている。

 掲示板を使って旅に関する疑問を直接質問することもでき、TEPCOひかりユーザー向けにはルックJTBの優待プランも用意されている。  

 視聴にはWindows Media Playerが必要。TEPCOひかりユーザー向けには2Mbpsの高画質で配信されるそうだ。

 個人情報保護のため、相手のメールアドレスを取得しないでも「JTBチャンネルの番組や懸賞、プレゼントなどのキャンペーン情報が更新されると、あなたの パソコンデスクトップにお知らせする『お届けくん』」も組み入れている。

 JALTV http://www.jal.co.jp/jaltv/リクルートのAct On TV http://www.actontv.com/tv/resort/index.html、 USENのGyaO http://www.gyao.jp/など既存のインターネットTVサイトも旅行番組の充実が続いている。

☆写真は 日光金谷ホテル別館 http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/index.html

2005-12-29  年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年始編

Europedia2005-12-29

[]年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年始編

 2006年1月1日には、恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサートNHK総合テレビで19:20より中継放送される。NHKの番組表の「ニューイヤー・コンサート 2006」のページhttp://www.nhk.or.jp/bsclassic/special/wp-neujahr_2006.htmlには詳細な演目や再放送予定が紹介されているが19:20〜20:15 の第一部は“時差放送”と書かれている。ちょっと意味不明だが、正真正銘のライヴでという方はウィーンから19:15(現地時間午前11:15)に始まるインターネット生中継を聴くとよいだろう。聴き方については当欄過去記事の「ウィーン・フィル を日本で聴く」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050127を参照していただきたい。

 今年の指揮者はマリス・ヤンソンスで、今年はシュトラウス一家のワルツのほか、モーツァルト生誕250周年を記念して「フィガロの結婚」序曲も演奏される予定だ。

 年末のうちだが、NHK BS-1で12月30日に再放送される「戦後60年 歴史を変えた戦場」のシリーズで23:10からの「ボスニア内戦 10年目の真実」http://www.nhk.or.jp/winter/106.htmは、すべての同時代者にぜひ見て欲しい番組だ。衝撃の虐殺の瞬間の映像が含まれており、18:10からの「ハンガリー動乱〜ブダペストの13日間」とともにヨーロッパ現代史の大変貴重で悲しい映像史料だ。

大晦日の深夜(元日の)零時からはNHK BS-2で「伯爵夫人ミツコ ヨーロッパに渡った明治の女性」という吉行和子さん主演の国際共同制作番組が再放送される。

 1月2日午後から夜のWOWOW http://www.wowow.co.jp/では、歴史スペクタクル映画の特集が組まれ「トロイ」、「キング・アーサー」、「アレキサンダー」が放送される。

例年ならもっとおすすめのヨーロッパ旅行に関する番組があるのだが、来年は不作のようだ。細かくチェックしたい方は、旅チャンネルhttp://www.tabi-ch.net/b/index.htmlNHK番組表http://www.nhk.or.jp/hensei/、Discovery Channel http://japan.discovery.com/schedules/index.htmlをご覧いただきたい。地上波や衛星放送の旅行番組を探すにはInternet TV Guideのサーチ機能http://www.tvguide.or.jp/cgi-bin/search.cgi のプルダウンメニューのサーチ欄で「すべての放送メディア」を選択し、次のジャンルを選択で「旅行・食べ歩き」を選んで検索するとよい。

☆写真は ブダペストのレーニン大通りがエリザベート皇后大通りと旧名に復されたことを示す標識(1990年撮影)

ボスニア戦記

ボスニア戦記

2005-12-28 団塊世代向けのインターネットサービスが続々登場

Europedia2005-12-28

[]団塊世代向けのインターネットサービスが続々登場

 NECのインターネットサービス「BIGLOBE」は、団塊世代を含む50代のアクティブシニア向けに厳選した情報を提供するポータルサイト「BIGLOBE Station50」(ビッグローブ ステーション50)http://station50.biglobe.ne.jp/ を開設した。

趣味情報に加え、金融や旅行などの生活情報紹介、ブログなどのコミュニケーションサービス、関連商品の販売など、多様な情報サービスを集めたポータルサイトとなっている。

 旅行情報は、団塊世代に人気の高いエリアの、利用率の高いツアーだけを特集するほか、旅行先の現地情報提供、ツアー情報、チケット予約まで複数の旅行専門会社と連携して常に最新情報に入れ替えられる態勢を取っているようだ。

 今後は、健康、クルマ、映画音楽、などの団塊世代に人気のあるジャンルのコンテンツを拡充予定という。

 BIGLOBEは、すでに3月から小学館と共に、趣味に関するコンテンツを集めた団塊の世代向けのブロードバンドコンテンツ「おとなのたまり場 ボンビバン、以下 ボンビバン」http://bv-bb.net/も提供している。こちらは、小学館雑誌ラピタ」や「BE-PAL」とジョイントしており、サイクリングやオーディオなど個人的に興味を持てる話題も多い。

 一方、12月26日にNTTレゾナントhttp://www.nttr.co.jp/と三菱総合研究所の「gooリサーチ」が「シニア世代の3人に1人がホームページやブログでの情報収集意向を示す」といった内容の「シニア世代の旅行動向」調査結果http://research.goo.ne.jp/Result/000226/index.htmlを発表した。

 調査結果では、50歳以上のシニア層では、国内については年に2回程度、海外については年に1回程度旅行にでかけているとする回答者がそれぞれ30%以上を占めており、シニア層の旺盛な旅行に対する意識がうかがえるという。「観光・リゾート目的が依然中心だが、海外旅行については、語学などを学ぶ目的への期待が高まっている」、「情報収集手段としては、ホームページ・ブログ等への期待度が高まっている」などのレポートもある。

同じくNTT系のNTTデータhttp://www.nttdata.co.jp/は「コミュニティにおけるコンシェルジュサービス」で、「団塊世代企業退職者向けに、生活全般の"よろず"相談を対応するエージェントサービスhttp://www.nttdata.co.jp/release/2005/100300.htmlを開始しようとして準備実験を行っているようだ。ここでも、「旅行」がサービスの重要アイテムになることは間違いないだろう。

 ヤフーも団塊世代を中心とした中高年向けのポータルサイト「YAHOO! セカンドライフhttp://secondlife.yahoo.co.jp/を4月1日に開設し、旅行や趣味、健康などの情報提供を開始した。

☆写真はクロアチアの世界遺産都市ドブロヴニク旧市街にて

団塊世代を総括する

団塊世代を総括する

2005-12-27 バーコードリーダーと携帯で詳細な観光ガイド

Europedia2005-12-27

[]バーコードリーダーと携帯で詳細な観光ガイド

最近は、「フォートラベル」http://4travel.jp/overseas/や、国際的に注目を集めている「フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)』」Wiki http://www.wikipedia.org/などのようなボランティア・パワーを活用した、旅に役立つコンテンツが充実してきている。

 東大教授坂村健さんが99年9月20日付日経新聞朝刊の記事に書かれた「ボランティアにはボランティアの経済モデルがある。それをドライブしているのが物欲ではなく敬意欲。そこでの情報流通基盤は資本主義モデルにおける共通価値流通基盤、つまり貨幣システムに等しい。だから、無償の活動を組み込めない経済モデルはいずれ時代遅れになる」との予言の通りに世の中は変わってきているようだ。同氏は05年8月26日の日経新聞朝刊にも、WIKIやブログなどの「知の創造システム」が「『知』が不特定多数者が生む、開放的・動的なものに大転換する」と説いておられる。

さて、坂村健さん99年に書かれた記事には「由緒ある寺のお地蔵さんが目にとまる。すると、地蔵に張り付けられたチップと携帯端末が交信し、丁寧な歴史解説と関連情報へのリンクが表示される」未来像を紹介されていたが、これが、インターネットを通じてではあるが現実の物となってきたようだ。

 日経BP ネットビジネスに「Wikipedia +2次元バーコード、ケータイで観光ガイドを」http://weblogs.nikkeibp.jp/mediawatch/2005/11/wikipedia_2_56a1.htmlという記事があり、「Wikipedia」と2次元バーコード活用でケータイで観光ガイドを行うシステムがオーストリアのウィーンで開かれWikiシステム関連の学会Wikiposiumで紹介されたそうだ。記事の例では、ウィーンの有名なホーフブルク王宮を解説したWikipediaのドイツ語ページのURL http://de.wikipedia.org/wiki/Hofburg が取り上げられている。Semanpedia.org http://www.semapedia.org/ のページで、そのURLを入力して“Create Tags”をクリックするだけで、ホーフブルク王宮を説明したWikipediaページにアクセスするための2次元バーコードがすぐに得られるという。その2次元バーコードプリンターで打ち出し、その用紙を王宮の掲示板あたりに貼り付ければよい。利用者は2次元バーコードリーダーソフトをケータイにダウンロードしておけば、ホーフブルク王宮の現場で、Wikipediaの説明を閲覧できるわけだ。記事では、ウィーンでの実験を紹介したSemanpedia.orgのwalkthrough というページhttp://www.semapedia.net/wiki/doku.php?id=walkthrough&DokuWiki=7a2b8588f8f2430b896a0df9ea7a5c8bにもリンクが張られていた。

 すでにこのシステムは、欧米の各地で試されており、その様子は写真共有サービスFrickr http://www.flickr.com/photos/tags/semapedia/で見ることができる。

☆写真は ウィーン・ホーフブルク王宮のミヒャエル門

結城浩のWiki入門 ~YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト~

結城浩のWiki入門 ~YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト~

2005-12-26  航空会社の座席配置とサービスを知るのに便利なサイト その2

Europedia2005-12-26

[]航空会社の座席配置とサービスを知るのに便利なサイト その2

 以前、Seatguru.com http://www.seatguru.com/という、主要航空会社25社が採用しているほとんどの機種の座席配置図を閲覧できる便利な英語サイトを紹介したが(http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050216)、それにまさるとも劣らぬサイトを見つけた。その名もLoveMySeat.com http://www.lovemyseat.com/で、50以上の航空会社の総計350機種のシート・マップが掲載されており、マウスでシート・マップの適当な場所にポイントするとコメント欄が現れ、その位置の座席の注意事項などが書かれている。シート・マップの右にはExcellent、Caution、Avoidなどシート・マップ上の記号の解説欄がある。

 また、シート・マップの下には、各航空会社の食事やビデオのサービス案内ページへのリンクも張られている。

残念ながら日本航空の掲載機種はBoeing 747 -400D のみで、マウス・ポイントのコメント欄も機能していない。一方、全日空は7機種が取り上げられておりマウス・ポイントも機能している。

もう一つ航空機関連で興味深いサイトを見つけた。ボーイング社の777.newairplane.com http://www.777.newairplane.com/で、新機種777-200LRが打ち立てた民間航空機による航続距離の新記録を誇らしげにアッピールしている。香港から東回りにロンドンまでノンストップで飛んだ距離は18,770kmだそうだ。ついでにAirbus社の最新鋭機種を紹介するページ A380 Navigator http://events.airbus.com/A380/default1.aspxも紹介しておこう。

☆写真は 世界旅行博における日本航空のエグゼクティブクラス・シート体験コーナー

Boeing 777: The Technical Marvel (Jetliner history)

Boeing 777: The Technical Marvel (Jetliner history)

Airbus A380: Superjumbo of the 21st Century

Airbus A380: Superjumbo of the 21st Century

2005-12-22 北米航空宇宙防衛局ノーラッドのサンタクロース追跡プログラム

Europedia2005-12-22

[]北米航空宇宙防衛局ノーラッドのサンタクロース追跡プログラム

 NORAD(ノーラッド)は、日常は北米大陸をミサイル攻撃から守るため衛星やレーダー探査機で探知活動をしている軍事組織だが、クリスマスにはその“総力”を挙げて、出発準備段階から北極への帰還までトナカイにひかせて飛び回るサンタクロースの追跡プログラムhttp://www.noradsanta.org/index.phpを稼働し、サンタさんの移動映像を大胆にもウェブ上でストリーミング生中継してくれる。それも、日本語のページhttp://www.noradsanta.org/jp/default.phpで。追跡実況中継のアナウンスも日本語だ。

ホームページの「どうやって追跡するの!」のページには「サンタさんが出発したのをレーダーが捉えた瞬間から、私たちは北米に向けて発射される恐れのあるミサイルの警告に使用するものと同じサテライトを使い始めます。このサテライトは、地球の上空22,300マイルにある地球静止軌道(サテライトは、常に地球上の同じ地点に固定されているという意味です)に設置され、また熱が見える赤外線感知器を搭載しています。ロケットやミサイルが発射されるとき、ものすごい量の熱が放出され、サテライトはその熱を感知する事ができるのです。ルドルフの鼻は、ミサイルが発射されるときに放出するものに似た赤外線を放ちます。サテライトは、問題無くルドルフの真っ赤な鼻を感知できます」と書かれている。

 その能力はキリスト様生誕の地近くの平和維持に役立ててもらった方が世のためになるとは思うのだが、ここ毎年12月24日の夕方(日本時間)から丸一日つき合ってしまっている。

24日以前でも、「かっこいいダウンロード」のページには、追跡の模様を紹介する「Promotion Video:」やウェブ上のジグゾーパズル「Santa Puzzle」や塗り絵、クリスマスの追跡開始までの「Countdown to Christmas」、クリスマスソングの音声ファイルなどを楽しむことが出来る。

 サンタに関するサイトリンク集Santa Claus on the Internet http://www.santaclaus.com/も紹介しておこう。

空飛ぶトナカイの物語

空飛ぶトナカイの物語

2005-12-21 Googleの旅に役立つ特殊検索機能を2つ紹介

Europedia2005-12-21

[]Googleの旅に役立つ特殊検索機能を2つ紹介

 今まで、通貨の換算をするときは164種の通貨を相互換算できるOANDA.com http://www.oanda.com/ をいちいち開いて換算していたが、日本版Google http://www.google.co.jp/の検索ボックスに“自然文”で質問しても簡単にレートが出てくることが分かった。友人の餞別に残っていたハンガリーの紙幣で1000フォリントをあげるとき、今、日本円でいくらになるか確認しておこうと思って使ってみて初めて分かった。「1000円をフォリントに」、「1円は何フォリント」、「1フォリントは何円」のいずれも有効だった。ちなみに1000フォリントは1,805円。1フォリントは0.5539円だった。Googleホームページの「Googleの特殊機能」にある「通貨換算」を見ると、「1000 円を米ドルに」、「ブラジルの通貨をマレーシアの通貨に」、「5 英ポンドを韓国のお金に」、「2.5 USD/ガロンを JPY/リットルで」といった設問もOKと出ていた。

 気になるのは表示される換算レートが何に基づくかだが、換算結果の下に出てくる「 免責事項を参照してください」を開くと「Google は、通貨換算機能で使用する為替レートの正確性を保証いたしかねます。実際に為替レートの変更によって影響を受ける取引を行う際は、現在のレートを確認する必要があります。 Google では、Citibank N.A. から提供される外国為替レートを同社の許可を得て使用しています。これらのレートは、情報提供の目的のみで使用され、予告なく変更される場合があります。実際の取引の際は異なるレートが適用される場合があり、Citibank は表示されているレートでの取引を提供するものではありません」と出ていた。

一方、米Google http://www.google.com/は、その検索ボックスに2都市の名前を入れると検索結果の最上位に、航空券価格検索ウィンドウを表示する機能を10月中旬に追加した。

「New York Chicago」と入れて検索すると検索結果一覧の最上位に「Flights from New York, NY to Chicago, IL Departing: 01/03 Returning: 01/10」と現れ、Search: の行に、Expedia Hotwire Orbitz Pricelineの4つのオンライン販売サイトへの検索キーが並んでいる。4つのうちどちらかを選ぶと、そのサイトに飛んで検索が始まるという仕組みだ。ほとんどの検索結果では Expedia Hotwire Orbitz Pricelineの4社への検索ボタンが表示されるが、現段階では各社からアフィリエイト収入等を得ていないという話だ。しかし、専門家の間では時間の問題で収益化を図るだろうし、それに乗ってくるオンライン販売サイトもあるだろうと言われているようだ。

2005-12-20 英語のウェブ・ガイドブックで昔の旅を“復元”その4

Europedia2005-12-20

[]英語のウェブガイドブックで昔の旅を“復元”その4

旅行関係の本で実現したい企画が2つある。ひとつは、架空の国のガイドブックだ。写真のねつ造(コラージュ)は元より、その国の歴史から宗教、芸術、食文化に至るまで作り上げ、もちろん詳細な地図も載せる。そこまで行く航空券や現地での交通、通貨、言語、文字も作るのだ。この本を完成するには私自身の貧しい想像力や怠け癖では心許ないが、よい解決法に思い当たった。まず、ホームページを立ち上げ、そこに各分野の専門家や趣味人の協力を得て作業分担してもらうのである。そして、その記事には通し番号を打って、若い番号の記事と矛盾した内容は御法度とすれば、その国のイメージが支離滅裂になる心配もない。

もうひとつの企画は、今はなくなった美術館やモニュメント、レストラン、ホテル、老舗、名物列車、倒産した航空会社などを内容とするガイドブックを作るというものだ。悪貨は良貨を駆逐するで、コストをかけた料理を出すレストランや優秀な人材を集めた細やかなサービスのホテルがどんどん潰れていっている今、警鐘とは言わないが、「こんな店を潰していいのか」と注意を喚起することにはなるだろう。

かつてスイスのルガーノ郊外にあり、今は相続人の実家のあるマドリードのThe Thyssen-Bornemisza Museum http://www.museothyssen.org/indexi.htmにコレクションが移ってしまった「ヴィラ・ファヴォリータ美術館」やウィーンにあった素敵なハンガリー料理店「パタキー」など、残念ながら取り上げたい失われた観光スポット、名店、名ホテルが数限りなく頭に浮かんでくる。

今はなくなったノスタルジックなヨーロッパ横断特急(TEE)は、ファンのページThe Trans Europ Express http://homepages.cwi.nl/~dik/english/public_transport/TEE/で、「ラインの黄金」、「青い鳥」など懐かしいニックネーム付きの名物列車を振り返ることができる。

飛行機や空の旅に興味を持つ人必見の画像満載サイトAirliners.net http://www.airliners.net/には

古き良き日の航空機を集めたClassic Airliners http://www.airliners.net/search/photo.search?static=yes&specialsearch=CLASSIC というページがありエアーラインをアルファベット純に並び換えて古き良き日の機体を眺めることもできる。

さて、インターネットが一般に使われるようになって15年近く経つと、独自のホームページを持っていたホテルやレストラン、ショップの中にも潰れるところは出てくる。そのようなときに失われたホームページを探すのに便利なのがInternet Archive http://www.archive.org/というサイトののWayback Machineという機能だ。検索ボックスに見たいホームページURLを入れると、なんと、世界中のほとんどのホームページの過去の状態がそのまま保存されているのだ。下層ページや画像ページなど一部見られないケースもあるが、失われた情報を振り返りたいときには実に便利だ。

 実例をひとつ挙げると、ウィーンにあったRestaurant Altwienerhof http://www.altwienerhof.at/ というレストランは私の大好きな「新ウィーン料理」(ヌーヴェル・キュジーヌのウィーン料理版)の旗振り役を担った店だがオーナー・シェフが大病を患って閉店となってしまった。現在は、別のシェフが同じ名前で店をやっているようだが、昔の店のワイン・リストを見たくなってWayback Machineの検索ボックスにhttp://www.altwienerhof.at/ というそのホームページURLを入力して「Take me back」というボタンを押してみると、2000年4月5日に遡ってヨーロッパの国別に地図で分類されたWeinkarte を開くことができた。

Wayback Machineは、ウェブガイドブックの過去のヴァージョンを見たり、観光局サイトの数年前のイベントを振り返ったりするのにも使える。

 構造建築問題で騒がれている企業の事件発覚前のホームページや政治家の選挙前のサイト上の公約、当「ユーロペディア」の過去のページなども見ることができるのだから考えてみればちょっと恐ろしくもある。もっとも、過去のページを保存してくれないようにと運営者に頼み込むこともできるし、トップページなどが見られても下位ページはリンク切れといったケースも多い。

Highlights of Art: Thyssen-Bornemisza Museum, Madrid (Klotz S.)

Highlights of Art: Thyssen-Bornemisza Museum, Madrid (Klotz S.)

2005-12-19 英語のウェブ・ガイドブックで昔の旅を“復元”その3

Europedia2005-12-19

[]英語のウェブガイドブックで昔の旅を“復元”その3

 昔泊まったホテルを割り出したり、旅先の海外で帰りそびれてそのまま永住といった友達を捜すときもインターネットが役に立つ。以前にも紹介したInfobel World Telephone Directories http://www.infobel.com/teldir/ は、世界各国の電子電話帳(オンライン電話帳)をリンクし、その特徴や機能についてのコメントを英語で加えている便利なサイトだ。大陸別の地図を選択して、国別の選択画面に移行し、目的の国を選ぶ。多くの国が複数の電子電話帳をリンクしており、星の数でその評価を加えている。一部の国の電話帳は地図上に位置を表示するほか、メールアドレスURLファックスの番号まで検索することができる。

 フランステレコムの子会社PagesJaunes社の電子電話帳もパリの裏通りに至るまで地図や航空写真を掲載しており、建物の写真や一軒一軒の商店なども細かくチェックできる。

 試しに、PagesJaunesの英語版で1974年に泊まった安宿Hotel de Buciを調べてみよう。トップバーにはYellow Pages、White pages、Whose number is this ?、World Directories といった一般的な電子電話帳の機能ボタンが並ぶ。それぞれ、企業電子電話帳、個人電子電話帳、電話番号からの逆引き電子電話帳、日本のNTT英語版電子電話帳など世界電子電話帳のリンクページの機能を備えている。PagesJaunesの電話帳に慣れたらWorld Directoriesから他の国の電話帳を開いてその機能を見比べてみるのも面白いだろう。

 PagesJaunesのトップページhttp://www.pagesjaunes.voila.fr/pj.cgi?lang=enのActivité(Business type)にHotelと入れ、Nom(Name)にHotel De Buci、Numero (Number)に半角数字で22と入れ、Rue(Street)の欄にカルチェラタンにあるRue de Buciという通りの名を入れ、Localite(Town) にparis、Departement ou region(Dept district or region) の欄にもparisと入れRechercher(Search)ボタンを押すと、22番地の4つ星ホテルHotel de Buci http://www.hotelbuci.fr/の詳細が現れる。地図や建物の正面写真、ホテルのオリジナル・ホームページへのリンクなども並んでいる。

 itinéraireの文字をクリックすると空港や鉄道駅など任意の地点からHotel de Buci までの行き方が表示される。電話番号の下にPlan/Itinéraire横のPhotoをクリックすると建物の正面写真が現れ、写真の右の矢印をクリックすることで周辺の建物の写真を眺めることもできる。

オリジナル・ホームページを開くと1つ星だったはずのその宿は4つ星に出世しており、インターネットでの予約客にはさまざまな割引企画パッケージの提案があるが、それでもとても手が出ない値段になっていた。

 パリへの旅から戻ってきた友人のおすすめのワイン・レストランを割り出すのにこのPagesJaunesが役だったこともある。よくある話で、友人の記憶は「あそこの大通りを右に曲がって煙草屋の角から2〜3軒目だよ。名前はシャブリなんとかと言っていたな」という程度。ふつうなら諦めてしまうのだが、どうしてもその店に行きたくなったので、PagesJaunesのShops by street(商店街のスクロール・マップ−現在運用中止中)を使ってたどるとルーブル近くのRelais Chablisien (4, r. Bertin-Poiree 1区 現在はLes Dessous de la Robeというレストランに変わっている)を見つけることが出来た。残念ながらレストランのホームページはなかったが、店の正式名称をGoogleに入れて検索すると、その評判や値段の目安まで一目瞭然だった。

 PagesJaunesのトップページ右フレームのPhotos of citiesのプルダウンメニューからはパリのほかニースやリヨン、ストラスブールなど10都市の300万点を超える街角の写真が検索可能だ。この機能は、スペインのマドリードやバルセロナ、セヴィリヤ、ヴァレンシアなど周辺国の都市でも普及し始めており、今後急速にヨーロッパ中に広がっていくことになるだろう。

 同じく右フレームのparis.planresto.fr(仏語)を開くと、パリの9,000に及ぶレストランを地図上から、あるいは料理別、価格帯別などで選ぶことができる。また、画像と音声で個々のレストランが自己紹介する機能も一部の店にはある。

☆写真はカルチェラタンの4つ星ホテルHotel de Buci http://www.hotelbuci.fr/

2005-12-16  英語のウェブ・ガイドブックで昔の旅を“復元”その2

Europedia2005-12-16

[]英語のウェブガイドブックで昔の旅を“復元”その2

旅行に関する記事などを書いているときに、かつて訪れた店の正確な住所や名称、地図位置を確認したくなることがよくある。先日も、ブダペストの中心広場にあるレコード店を調べる必要が出てきたが、そのようなときに便利なのがオンライン・ガイドブックwCities.com http://www.wcities.com/だ。以前にも取り上げたがwCities.comは、アメリカの大手旅行販売サイトOrbitzのほかAmericanAirlinesやYAHOO!TRAVEL、AMADEUS、Pegasus、RailEurope、日本のジョルダンなど30数社を顧客として抱えている。これは、情報の相互交換に便利なXML言語でコンテンツを提供しているからできることだ。

 wCities.com のトップページからは、70カ国に及ぶ三百数十都市の情報のすばらしさをフルに見ることができる。

 試しに、トップページの世界地図からヨーロッパを開いてみよう。ヨーロッパの地図上の都市から情報を開くこともできるが、地図にない都市も情報提供しているので、左上のChoose A City 下のview allをクリックしてフル・リストを出すとよい。国旗のアイコンで整理された国と都市の一覧表が現れる。ハンガリーのブダペストを開いてみよう。右上のOverall Guidesには、歴史背景や宿泊事情、食事情報などのオリエンテーションが掲載されている。wCitiesのメイン・コンテンツは左フレームのExploreから開くことができる。上部に都市情報検索ボックスがあり、その下にAccommodation、Dining、Bars, Cafés & Nightlife、Visiting the City、Business Essentials、Shopping、Practical Informationと項目が並ぶ。そこで、Shopping→Specialty→Otherと開くとお目当てのレコード・ショップが見つかった。各物件名をクリックしてみると写真とともに住所や概要などの記事が現れ、アイコン付きでWebsite、Mapという表示も出てくる。Websiteをクリックすると店のオリジナル・ホームページが表示される。Mapをクリックすると店を中心とする地図が現れ、周辺の見どころやご近所のレストラン、ホテルのクリッカブルアイコンが現れ、個々の周辺物件をクリックすることにより詳細やそのオリジナル・サイト、Reviews(口コミ情報)を見ていくことができる。都市によっては地図をズームアップしなければクリッカブルにならないケースもある。

 wCities.com の機能の充実ぶりはServices http://corporate.wcities.com/services.html のページで詳細に見ることができる。英仏独伊西の五カ国語を基本に、一部は日本語を含むさらに多くの言語でも提供されている。携帯情報端末やモバイルへの対応、イヴェント情報の提供、ルーティング機能、ヴァーチャル・ツアー、天気予報、ホテル予約などカスタマイズ次第でさらに多様な機能が活用できることが分かる。

wCities.comは、旧東欧やバルト三国には弱いが、そういうときは1995年から稼働しているバルト三国から発信する世界初の本格的ウェブガイドブック“In Your Pocket City Guides”のサイト(英語)http://www.inyourpocket.com/が頼りになる。「In Your Pocket City Guides」は印刷されたシティー・ガイドとしても出版されており、2ヶ月に1回改訂されバルト三国や中欧諸都市のキオスクで売られている。

 現物を見るとヨーロッパの大都市でよく見かける観光客向けの広告入りタウン・ガイド誌に似た形式をとっていた。しかし、「記事は広告に左右されない」と言うだけあって批判精神溢れる記述は今時珍しい見上げたガイドブックだ。今回の旅では行き先ごとにこのガイドブックを手に入れたが、実に役に立った。

 このガイドブックはヴィリニュスに本社を置く出版社から出版されており、バルトの三都のほかBerlin、Bucharest、Budapest、Frankfurt、Gdansk、Gdynia、Ignalina、Kaunas、Klaipëda、Krakow、Kyiv、Minsk、Munich、Pärnu、Poznan、Prague、St. Petersburg、Warsaw、Wroclaw、Zagreb の中欧を中心とする計23都市で印刷版が隔月刊で出されている。一都市版が複数の都市をカバーしているものもあるので総計12カ国40都市がカバーされている。

 In Your Pocket City Guidesのトップページの右にはヨーロッパの地図が表示されここから各国のガイドブックを開いていくこともできるし、右下の Cities In Your Pocket と表示された都市メニューから都市を選択していくこともできる。残念ながら個別物件の地図との連動はない。

☆写真は リトアニアの首都ヴィリニュスの旧市街

2005-12-15 英語のウェブ・ガイドブックで昔の旅を“復元”その1

Europedia2005-12-15

[]英語のウェブガイドブックで昔の旅を“復元”その1

 1974年に初めて海外旅行に出たとき、個人旅行に役立つ日本のガイドブックは皆無であった。なにしろ、ガイドブックのほとんどは大手の旅行会社か航空会社がスポンサーとなって出版されており、パック旅行参加者への副読本的なものばかりであり、見知らぬ異国でのホテルの取り方や食費などの物価、公共交通機関の乗り方などにふれたものは全くなかった。そのような時代に頼りになったのはアメリカのアーサー・フロンマー氏が出していた「1日$○○の旅」シリーズのガイドブックだった。学生食堂の利用の仕方から学生寮の泊まり方、鉄道や観光バスの割引特典の活用法など「目から鱗」の情報に大感激したものだった。しかし、最初は1日$5だったシリーズも$10、$15、$20、$30と順調に予算アップし、最新の2004年版(第46版)ではFrommer's Europe from $85 a Dayと「$85以上の旅」という表現になってしまっていた。これは、インフレを反映しているばかりではなく、著者と読者が豊かになり扱うホテルやレストランも高級化していったせいでもある。同シリーズの高級化とともに、個人的にはよりバックパッカー向けのLet' Goシリーズやオーストラリアのロンリー・プラネット社のShoe Stringsシリーズなどのガイドブックの方を愛用するようになった。旅行予算に少し余裕のある人には世界最大の旅行書出版社Fodor'sのガイドブックもおすすめだ。

Frommer'sとFodor'sのガイドブック・シリーズはウェブ上でもガイドブックの中身を無料公開しており、Frommer'sなどはホテルやレストランのURLリンクしている。また、Updatesの項目で、紙のガイドブックを出版した後の追加情報までフォローしている。

Frommer'sのサイトのDestinationsを使って30年前のヨーロッパ一周旅行をたどってみた。当時の手帳に書き留めてあった利用したホテルやレストラン、アトラクションなどをウェブ上で探してみたのだが、物件の入れ替わりも激しくさすがに生存率は30%以下だった。しかし、Googleで検索すれば50%近くの物件が生き残って営業を続けていることも分かった。

日本のガイドブック出版社で上記2社のように気前よくコンテンツを公開しているところがないのは残念だが、英語と違いローカル言語である日本語では、デジタル化して公開しても元が取れないのだろう。

Arthur Frommer's Budget Travel Online http://www.frommers.com/   

Let's Go http://www.letsgo.com/ 

Lonely Planet http://www.lonelyplanet.com/

Fodor's http://www.fodors.com/ 

Let's Go 2006 Europe (Let's Go Europe)

Let's Go 2006 Europe (Let's Go Europe)

Lonely Planet Europe On A Shoestring

Lonely Planet Europe On A Shoestring

Fodor's Europe, 59th Edition (Travel Guide)

Fodor's Europe, 59th Edition (Travel Guide)

2005-12-14  アメリカ人旅行ジャーナリストの日本滞在記

Europedia2005-12-14

[]アメリカ人旅行ジャーナリストの日本滞在記

 アメリカの個人運営旅行ポータルで膨大な旅行関連サイトリンク集を持つJOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/については、当欄でもたびたび紹介しているが、そのメールマガジンのWHERE'S JOHNNY JET ?というコラムに彼が日本航空の新ビジネスクラス・シート体験の招待と映画さゆり」公開に伴う、兵庫県(城崎温泉、香美町)と京都府のアメリカ人客誘致プロモーションの招きにより他の旅行ジャーナリストとともに来日中という記事が出ていた。今週のウェブマガジン・ページhttp://www.johnnyjet.com/bookingbuddy/letter12_14_05.asp#WebsiteWを見ると「日本で円を入手するための4つのポイント」、「言葉の壁」、「白手袋のタクシー運転手への驚き」、「左側交通への戸惑い」などが紹介されている。

日本航空の機内での体験記は彼のブログ・ページhttp://johnnyjetblog.blogspot.com/に掲載されている。また、この「旅行記」は、無料で地図と連動した画像入り旅日記を作ることのできるMyTripJournal.com.の彼のページhttp://www.mytripjournal.com/Where_is_Johnny_Jet_2005_Decに載っており、そのページの「this link 」から過去の「ヨーロッパの冒険旅行」を閲覧することもできる。

2005-12-13 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年末編 その2

Europedia2005-12-13

[]年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年末編 その2

 地上波や衛星放送の旅行番組を探すにはInternet TV Guideのサーチ機能http://www.tvguide.or.jp/cgi-bin/search.cgi  のプルダウンメニューのサーチ欄で「すべての放送メディア」を選択し、次のジャンルを選択で「旅行・食べ歩き」を選んで検索するとよい。7日分ほどしか検索できないのが残念だが効率よく旅番組を探すことができる。このほかにもYahoo! http://tv.yahoo.co.jp/Excite http://www.excite.co.jp/tv/goo http://tv.goo.ne.jp/index.htmlなどのポータルサイトにも同様の機能はある。

しかし、地上波や衛星放送の旅番組は去年に比べめぼしいものが少ないようだ。

 NHKの場合、その番組表サイトhttp://www3.nhk.or.jp/hensei/ の「ジャンルで探す」で「趣味」を選ぶと1週間分の旅行関連番組がリストアップされる。

NHK衛星第二12/14,15,16日の19:45-20:00 は、「関口知宏が行く ドイツ鉄道の旅」を放映。

 NHK総合12/15日20:00-20:45は、探検ロマン世界遺産「断崖の聖堂 はるかなる祈り〜ギリシャ・メテオラ」http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr030.htmlがある。「今回、日本のテレビ局としては初めて、6つの修道院のうちのひとつ、アギオスステファノス修道院の内部の撮影を許されました」とNHKの番組サイトにはあるが数年前にNHKで放送していた記憶がある。

 NHK衛星第二12月16日(金) 後9:10〜10:00 には「ヨーロッパ クリスマスの旅」 http://www.nhk.or.jp/bs/wdoc/ が放映される。12月をいろどるクリスマスツリーやキャロルの源流をたずねてヨーロッパ5カ国を訪ねたアメリカPBSの紀行番組。フランスの豪華なクリスマス家庭料理やイタリア・トスカーナ地方の華麗な野外劇などを通して、今なお人々の祈りとともに繰り広げられる本場のクリスマスを味わうそうだ。

 12/18 22:00-22:54には、TBSテレビ 世界ウルルン滞在記「泉谷しげるがオーストリア・アルプス最後の木の玩具職人に出会った」を放映。孫のために玩具作り、設計図作成、木材裁断ほかといった内容のようだ。

 NHK衛星第一 地球街角アングルhttp://www.nhk.or.jp/angle/で、12/18日(日)(17:20〜)は、「ベルリンのユダヤ人〜ドイツ」をアンコール放送。

 12月21日(水)午後10:00 にはWOWOW http://www.wowow.co.jp/で、後に革命家として一躍名を馳せるチェ・ゲバラが、まだ無名の若き日に親友と共に敢行した南米大陸縦断の冒険旅行を、爽やかなタッチで魅力的に綴った青春ロード・ムービーモーターサイクル・ダイアリーズ」(原題: The Motorcycle Diaries )が放映される。ゲバラがまだ無名の医学生だった時代、親友と共におんぼろバイクにまたがって南米大陸縦断の冒険旅行に出た時の様子を、彼の書き残した日記を基に映画化した話題の青春映画だ。

12月21日(水)深夜0:10 には同じWOWOWで、「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」(原題: Traveling with Che Guevara)という、若きゲバラと共に南米縦断旅行を敢行した親友アルベルトが、「モーターサイクル・ダイアリーズ」の映画撮影に同行して思い出の旅路を辿り直す、ドキュメンタリーも放映される。

旅とは直接関係ないが同じWOWOWで、12月31日23:30から「生中継!SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005 みんなが好きです!」が横浜アリーナから生中継される。

☆写真は 1989年12月に撮影したベルリンの壁。東側の兵士と西側のジャーナリストが壁に開けられた穴越に発泡酒を酌み交わしている。

2005-12-12 年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年末編 その1

Europedia2005-12-12

[]年末年始の海外旅行関連テレビ番組 年末編 その1

 毎年、年末年始には海外旅行関連の新番組や一年間に放送されたものの中から好評を博したものなどが再放送される。そこで、年始編と計4回に分けて独断と偏見のお薦め番組を気がついた範囲で紹介していきたい。

 なお、山口執筆のメールマガジン「海外個人旅行・特別講座」連載のバックナンバーでも「77号 テレビの海外旅行番組サイトを旅行計画に役立てよう」「139号 旅行専門放送局と旅行会社・航空会社とのコラボレーションが活発化」「197号 テレビ&ストリーミング 旅行関連番組最新放送事情」といった記事を書いている。興味のある方は「ユーロペディア」の「バックナンバー閲覧はこちらへ」http://www.geocities.jp/euro747/euroback.html からご覧いただきたい。

 さて、昨年同様、ケーブルテレビやデジタル衛星放送「スカイパーフェクTV!」などで見ることのできる「ディスカバリーチャンネル」http://japan.discovery.com/から取り上げよう。

 ディスカバリーチャンネルは、旅行のほか歴史、自然科学、地理など旅人の好奇心をくすぐる広い範囲をカバーしている。ディスカバリーのサイト上の番組表から「好みの番組を見逃さないようにリマインダーメールをお届けします」という便利なサービスを利用することもできる。おそらく、他の放送局や電子テレビ番組表(EPG)のサイトでも行っているのだろうが便利だ。

 そう言えば、先週、国際観光振興機構(JNTO)http://www.jnto.go.jp/info/のプレスリリースに「JNTO、旅行ガイド『ロンリー・プラネット』社のテレビ取材に協力」という記事があった。世界有数の英字旅行ガイドブック「Lonely Planet」社http://www.lonelyplanet.com/のTV番組『Lonely Planet 6ix Degrees』http://www.lonelyplanet.com/lptv/episodes/ の「東京」特集の取材へ協力したというもので、「2,500万円以上の広報効果が見込まれる」そうだ。できあがった番組は「Discovery Networks Asia(ディスカバリーチャンネル)」で2006年6月の再放映が予定されているようだ。

 Discoveryのプレミアディスカバリー「ヒマラヤの巨塔」は、昨年末の再放送だが、フランス人探検家フレデリーク・ダラゴン女史が東チベットで見つけた、トスカーナの世界遺産都市サン・ジミニャーノにあるような石でできた600以上に及ぶ高さ46mもの塔状の不思議な建造物群を紹介してくれる。12/14(水)ほか放送。

サイエンスフロンティア「21世紀的オーロラの解明」は、未だに謎の多いオーロラの不思議な現象を題材にしたドキュメンタリー。番組では実写とドキュメンタリー的手法をミックスしその理解に焦点を当てている。暗闇の中でオーロラ研究のために6ヶ月間寝食を共にした、21世紀の科学者と市民たちの活動の様子。そして、科学がまだ発達していなかった17〜18世紀から続く、オーロラ研究とその研究者たちの歴史などを、資料とコンピューターグラフィックスを使い追体験するそうだ。12/21(水)、12/28(水)ほか。

 シリーズ:驚異の生還「自然災害から生還するために」は、突然災害に巻き込まれる可能性のある旅行者たちに、万一の危険に備えたサバイバルの秘訣をお教えしようという番組。噴火する火山の死のシャワーに襲われたらどうすべきか、また海で嵐に遭遇した場合どうすべきかなどを伝える。12/25(日)放送。

サタデーナイト・スペシャル「スチュワーデスから客室乗務員へ」は、同時多発テロ後、空の旅には常にテロの恐怖がつきまとい、機内サービスの質も低下しつつあるといわれる今、改めて客室乗務員の歴史を振り返ってみようという番組。12/31(土)、01/01(日)放送。

 シリーズ:エアバスA380 巨大旅客機の建造「エアバスA380の挑戦 3」この秋、無事初飛行を終えたエアバスA380は、史上最大の旅客機という記録をうち立てた。この番組は同機の内部や詳細、テクノロジーを見ていき、完成までに次々と起こる予期せぬ出来事を紹介する。12/25(日)、12/26(月)、12/30(金)ほか。

 神話の検証「金の羊毛」は、冒険活劇映画アルゴ探検隊の大冒険」でも描かれ、長い間神話だと思われていた黄金の羊の毛皮を求めて、危険な旅に出たイアソンと探検隊の冒険を新たに発見された資料と語り継がれてきた伝説を元に、3000年前の史実を、神話世界から掘り起こすというもの。多くのヨーロッパの芸術作品に影響を与えた神話だけに興味深い。12/21(水)、12/22(木)ほか。

 シリーズ古代遺跡「アンコール遺跡」は、1860年に偶然発見されたアンコールワットを始めとする古代遺跡のCGによる復元を試みる番組。12/15(木)、12/31(土)ほか。

 なお、2006年お正月の2日間(2日・3日)にディスカバリーチャンネルの「2005年選りすぐりの番組を48時間一挙にご覧いただける『2005ベストセレクション』」を放送します」とのこと。こちらは“新年編”で紹介しよう。お急ぎの方は、『2005ベストセレクション』http://www.japandiscovery.tv/discovery/dc25000.htmlで見ることができる。

同じく、ケーブルテレビやデジタル衛星放送で放送されている「旅チャンネル」http://www.tabi-ch.net/index.htmlもチェックしておこう。

 「2006香港旅行年」に向けて続々とオープンする香港の新しいスポットを先取り紹介する「自然!グルメ!夜景!香港再発見」は、12/17(土)から数回放映。

 日本の真裏・遥かなるアルゼンチン紀行#1「南米のパリ ブエノス・アイレス」は、広大な草原が広がる大自然アルゼンチンよりタンゴ、名物料理、ワインなどを紹介。12/15(木)ほか。

 写真家桐島ローランドが見た「アドリア海の真珠とアルプスの瞳」の前編であるクロアチア編は 12/18(日)ほか放映。ドブロブニクの、戦争に振り回された悲しい歴史に思いをはせ、優雅な船旅を楽しみながらトロギールなどに立ち寄り歴史を堪能するとか。「アルプスの瞳」といわれる湖をもつ隣国スロベニアを紹介する後編は、来年になるようだ。

日本人が経営するもてなし宿シリーズPART3「フランス 田舎の村編」は12/24(土)ほかの放映。12月中は、同シリーズの「フランス パリ周辺編」や「ローマ周辺編」、「南仏プロヴァンス周辺編」、「トスカーナ周辺編」なども再放送される。

 戸井十月の南米大陸大紀行#3「陽炎中の人々〜パンパ〜」は、12/23(金)ほかの放送。戸井十月さんの番組は特設ページhttp://www.tabi-ch.net/overseas/jugatsu_toi/index.html があり「旅日記」、「フォトギャラリー」も常時閲覧できる。

クリスマスに関してはロヴァニエミのサンタクロース村やサンタ・パークでクリスマス気分を満喫する「北欧ファンタジー紀行 サンタクロースと過ごす旅」が12月23日(休)の14:00と24日の21:00に放送される。12月24日の10:00〜12:00には白い雪景色のカナダからとっておきのスポットを紹介する「Merry Christmas in Canada」も放送される。

☆写真は トスカーナの世界遺産都市サン・ジミニャーノの巨塔群

2005-12-09  モバイル・トラヴェラー向けの便利ツール

Europedia2005-12-09

[]モバイル・トラヴェラー向けの便利ツール

iPod Photoに対応した世界主要都市の地下鉄路線図無料提供サイトが登場した。iPodSubwayMaps.com http://www.ipodsubwaymaps.com/download.phpは、Little Billというフリーウェブデザイナーが各地の協力者の助けを得て運営するもので東京メトロにも対応している。iPod Photoに対応していないパソコンでもGIF画像を開いてみることはできる。現時点での提供都市はBerlin, Bilbao, Boston, Chicago, Hong Kong, London, Los Angeles, Lyon, Melbourne, Milan, Montreal, New York, Paris, Philadelphia, Salt Lake City, San Diego, San Francisco, Seoul, Singapore, Tokyo, Toronto, Vancouver, Washington DC

 もうひとつ、Viamichelin http://www.viamichelin.co.uk/メールマガジンには、ミシュランの膨大なコンテンツをパームソフトPDAとGPS(位置情報システム)との組み合わせで活用する商品の紹介記事が掲載されていた。PDA GPSのページhttp://www.shop.viamichelin.co.uk/shopexd.asp?catalogID=519Flash demoをクリックするとPDAをカーナヴィとして活用するデモが始まり、ミシュランのホテルやレストランなどの豊富なコンテンツも活用できることが分かる。

最新 世界の地下鉄

最新 世界の地下鉄

2005-12-08 旅行計画に役立つ「スイスのページ全文検索システム」

Europedia2005-12-08

[]旅行計画に役立つ「スイスのページ全文検索システム」

 スイス旅行に関してなにか調べたいときは「スイスのページ」http://www1.linkclub.or.jp/~swiss/を運営されている鹿児島大学の堀江先生が作られた、「スイスのページ全文検索システム」http://ch.eee.kagoshima-u.ac.jp/httpdown/が実に便利だ。本欄でも何度か取り上げた「ヨーロッパアルプス峠ドライブ 写真・絵本http://www.eu-alps.com/ をはじめ「スイス地ワインとスイスの旅情報」「Swiss Happy Net」「スイス快適生活のすすめ」「スイスの風景写真」「スイスアルプスの植物」「モリアーチー教授のスイス雑学講座」「スイス個人旅行記」「徳備さんのスイス音楽紀行」などスイスに関する50近い日本語サイトが検索対象として登録されている。

実は、Amzonなどで日本人登山家や作家ヨーロッパ・アルプスに関する古典的な著作を探していて壁に突き当たったのだが、この「検索システム」を使えば的確な情報が素早く入手できる。

一方、絶版となっている槙 有恒氏の「山行」(旺文社文庫)についてGoogleで検索していると「四国の山なみ」http://www.geocities.jp/kyoketu/index.htmlというサイトが見つかり、その「山岳文献集」に「山行」の「アイガー東山稜の初登攀」http://www.geocities.jp/kyoketu/5512.htmlの全文が掲載されていた。ここには、「マッターホルン初登攀の悲劇」http://www.geocities.jp/kyoketu/5520.htmlもあった。 

下記は今回調べた「日本人登山家や作家ヨーロッパ・アルプスに関する古典的な著作」の一部だが、「平凡社ライブラリーhttp://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/frame.cgi?page=query.cgi&series=hlが名著の復刻を地道に行っていることに改めて気付かされた。

アルプスの谷 アルプスの村 (新潮文庫)

アルプスの谷 アルプスの村 (新潮文庫)

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)

アルプス記 (平凡社ライブラリー (203))

アルプス記 (平凡社ライブラリー (203))

私のスイス (中公文庫)

私のスイス (中公文庫)

スウィス日記 (平凡社ライブラリー)

スウィス日記 (平凡社ライブラリー)

山行 (旺文社文庫 61-1)

山行 (旺文社文庫 61-1)

山の旅 大正・昭和篇 (岩波文庫)

山の旅 大正・昭和篇 (岩波文庫)

2005-12-07 年末年始のウィーンからのインターネット生中継

Europedia2005-12-07

[]年末年始のウィーンからのインターネット生中継

 オーストリアの公共放送をインターネットで聴く方法については当欄の「ウィーン・フィル を日本で聴く。それとも..... 」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050127 で説明させてもらったが、この年末年始の主な生中継番組を紹介しておこう。

12月11日(日)の現地時間午前11:03 (日本時間は+8時間で午後19:03)からは、Zubin Mehta指揮、Heinrich Schiff チェロウィーン・フィルでWolfgang Amadeus Mozart: Symphonie Es-Dur, KV 16、Otto M. Zykan: Violoncellokonzert、W. A. Mozart: Symphonie C-Dur, KV 551, "Jupiter"が楽友協会大ホールから生中継される。

12月17日(土)のウィーン現地時間午後19:30 からは、なんとニューヨークのメトロポリタン・オペラのGiuseppe Verdi: "Rigoletto"の生中継がある。指揮は、Asher Fish、テノールはこの欄でも紹介した売り出し中の若手Rolando Villazon (Herzog von Mantua)。ほかにAnna Netrebko (Gilda)、Nancy Fabiola Herrera (Maddalena)、Carlo Guelfi (Rigoletto)、Eric Halverson (Sparafucile)の出演という豪華版だ。

12月31日(土)大晦日には現地時間零時にシュテファン寺院の鐘の音の生中継があり、引き続きオーストリアの第二の国歌「美しき碧きドナウ」が流れてくる。寺院前広場などウィーン市内数カ所でこの曲で人々がワルツを踊り発泡酒やワインで乾杯を行うのが恒例の年越し風景だ。

元日の現地時間午前11:15 からは、日本でも中継されるウィーン・フィルの新年コンサートが中継される。今年の指揮者はMariss Jansonsで、今年はシュトラウス一家のワルツのほか、モーツァルト生誕250周年を記念して「フィガロの結婚」序曲も演奏される予定だ。

1月27日には小澤征爾指揮のモーツァルトの「イドメネオ」のプレミエが予定されており、オーストリア放送協会のサイトでは1月後半分のプログラムは未発表だが、通常通りなら生中継されるはずだ。

☆写真は ウィーン・フィルの本拠 楽友協会

2005-12-06 旅の思い出を甦らせる「音のアルバム」

Europedia2005-12-06

[]旅の思い出を甦らせる「音のアルバム

 旅の思い出を甦らせるものとしては、写真やビデオ、絵はがき、おみやげ、パンフレット類、地図などさまざまなアイテムがある。しかし、個人的には一番旅の思い出を鮮明によみがえらせてくれるのは、旅先で録音した生の音のような気がする。1974年に生まれて初めての海外旅行でヨーロッパを一周したとき、世界最初のポータブルカセット録音機といわれるアイワの録音機能付きラジカセを持って行った。どういうわけかカメラは持って行かなかったので生まれて初めての旅で残された“思い出”はこの生録音がすべてだ。ところが、自宅のステレオで再生すると、これが実に生々しく旅を思い出させてくれるのだ。以来、ヨーロッパ旅行のたびに小型の録音機とタイピン型のステレオ・マイクを持って行くようになった。

ヴェネチアでは運河を行くゴンドリエのカンツォーネを歌う喉があまりにも素晴らしいので、迷路のような道を追いかけて行き録音させてもらった。その場で聞き返してみるとこれがマイクの接触不良で見事に失敗。そのとき偶然にも高名な録音プロデューサー菅野沖彦氏がトレードマークのパイプをくゆらせながら近づいて来られてニヤリと笑われたという苦い思い出もある。

録音機も一時期はソニーのウォークマン・タイプ・カセット録音機を使っていたが、今では、超小型のフラッシュメモリー録音機、ハードディスク録音機、ICレコーダーなど選択肢は多様で、大きさもタバコの箱より小さいものもある。たとえば、アイリバー社http://www.iriver.co.jp/product/H340は40GBのハードディスクを内蔵しており、外部マイクも付属している。さらに、海外のFM放送をキャッチできる「ワイドバンドFMチューナー(録音可)」まで付いていて、62 mm(幅) X 103 mm(高さ)X 25 mm(奥行)、重量 約203g というコンパクトさだ。

 意外と見逃されているようだが、動画が撮れるデジカメはそのほとんどが音声も録音できる。記録メディアの容量さえ十分なら動画とともに音を録りためてもいいだろう。

高音質の録音を求める人は、ソニーが1987年に商品化したDAT(デジタル・オーディオテープレコーダー)http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/cate01.cfm?B2=54&B3=295を野外録音で愛用していたようだ。残念ながらDATは今週で出荷を終了するようだ。

 その代わりに、SONYは内蔵フラッシュメモリー(4GB)やメモリースティック PRO デュオ(Hi-Speed) 1GB を記録媒体とする携帯型 リニアPCMレコーダー「PCM-D1」http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/ を先月発売した。

 「鳥のさえずりや虫の音などの自然音や楽器演奏の高音質録音に最適な」デジタル・レコーダーで、「左右の音を広範囲にカバーし、自然なステレオイメージが伝わる音を集められる、変形X-Y型コンサーマイク」が附属し、「音楽CDよりも密度のある、豊かな音質で記録できるリニアPCM 96kHz 24ビット録音」ができるそうだ。仲間内の演奏会を生録音してCD化するときなどにも充分使えそうだ。ただし、値段も相当で Sony Style http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/PCM-D1.htmlでの販売価格は198,000円となっており、価格.com http://www.kakaku.com/で調べた最低価格でも173,974円となっていた。

ところで、上記「PCM-D1」の商品紹介ページを開いてみて驚いた、<スペシャルサイト>では、フラッシュなどをうまく使って実に上手に商品の魅力を伝えている。決して大量販売が見込める商品ではないのにここまでやるとは見事だ。ひるがえって、より高額な旅行商品の紹介サイトでこのような手法をとっているところがあるだろうか。

2005-12-05 地方や市などのローカル観光局日本語サイトも活用しよう

Europedia2005-12-05

[]観光局サイトをフルに活用しよう その4

 ローカル観光局日本語サイトを探すのに便利なのが内外の旅行に関するサイト4万8,000件を集めた日本最大の旅行リンク集「旅行リンク Travel Page」http://www.ryokolink.com/だ。リンク先に関する簡単なコメントや見やすいおすすめマークもある。

 Local Informationには、「海外地域情報」5,478がリンクされており、「国別地域別インデックス」から目的地を選ぶことができ、地方観光局や現地発の日本語サイトなどが網羅されている。

 キーワードでサイト内検索する機能もあり、たとえば、「グリンデルワルト」で検索するとグリンデルワルト日本語観光案内所http://www.jibswiss.com/が見つかった。

 ポータルサイトディレクトリーからローカル観光局を調べるにはアメリカYahoo! Directory http://dir.yahoo.com/の Recreation > Travel > Destination Guides > Convention and Visitors Bureaus > By Region > Countries >と開いていって、たとえば France > Citiesと開くとよい。

 最後に、最近ブックマークした日本語観光局サイト等を列挙しておこう。

駐日エチオピア連邦民主共和国大使館ホームページhttp://www.ethiopia-emb.or.jp/

ケニア政府観光局 日本事務所 http://www.kenyatourist-jpn.com/

カンボジア政府観光局ホームページ http://www.fsun.co.jp/angkor-wat/

ココドコ?(フィリピン政府観光省ホームページhttp://www.premium-philippines.com/

プーケット復興委員会公式サイトhttp://www.phuket-fukko.com/

ポーランド政府観光局公式ホームページ http://www.polandkanko.org/

チェコ共和国政府観光局ホームページhttp://www.czechtourism.com/index.php?lang=8&show=003012ルーマニア政府観光局ホームページ http://www.romaniatabi.jp/

日本ルーマニア協会公式ページ http://www007.upp.so-net.ne.jp/JRS/ 

シャモニーモンブラン観光協会 http://www.chamonix.com/japonais/accueilJP.htm 

リヒテンシュタインの歩き方http://www.arukikata.li/

チロル州観光局日本担当オフィスhttp://www.tirol-info.jp/

コルティナ・ダンペッツォのホームページhttp://www.dolomiti.org/japan/jpn/cortina/index.html

こんにちは!スロヴェニア共和国 http://www.orbe.com/slovenija/

ノーザン・テリトリー政府観光局ホームページ http://www.australiasoutback.jp/

カウアイ観光局(KVB)http://jp.kauaidiscovery.com/

カリフォルニア州観光局 http://www.visitcalifornia.jp/index.html

ウィスラーMTB&SNOWガイドhttp://www.twe-whistler.com/ 

パラグアイに行こう・イグアスに行こうhttp://www.mars.dti.ne.jp/~mitsui99/index.html

☆写真は コペンハーゲンの市庁舎前広場

2005-12-02 地域ごとの観光局共同ポータル・サイトに注目

Europedia2005-12-02

[]観光局サイトをフルに活用しよう その3

一定地域の観光局が協力して“地域興し”の共同ポータルサイトを開くケースが増えてきている。

 例をいくつか挙げると。「ASEAN(東南アジア諸国連合) Japan Centre」http://www.asean.or.jp/は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ 、ブルネイ、ベトナム、ラオス、カンボジアのアセアン9カ国と日本の間の貿易、投資、観光の促進のために設立されたサイトだが、「観光情報」ページが充実している。ヴァーチャルツアーで各国のスライド・ショーが展開されるほか、ショッピングやグルメ、アジアの周遊に便利なASEANエアパス、アセアン国間の国境を越えるルートなどの情報も掲載している。「アセアンの世界遺産」では26の遺産を地図から巡ることができる。

 歴史的ルーツ、伝統を共有するチェコ、ハンガリー、ポーランド及びスロヴァキアの中欧4カ国が、1991年ハンガリーのヴィシェグラードにおいて、相互に経済援助を行い、EU加盟に向けて協調して取り組むことで合意した。そして、2004年5月1日にEU加盟は実現した。「ヨーロピアン・カルテットhttp://www.european-quartet.com/index.php?lang=01 は、この4カ国が観光促進のために開いた日本語ホームページ。歴史の町、ユネスコ文化遺産、温泉、ユダヤ遺産、主な中欧横断ルート、会議等イベント・ツアーなどの項目が設けられており、ドナウ河との関わりも深い。内容は英語だが「主な中欧横断ルート」のページは旅行計画作りの参考になるだろう。4カ国の政府観光局へリンクを張った「メンバーズ・サイト」もある。

 Danube Tourist Commission(ドナウ流域観光促進トラベルマート)はドナウ河沿岸8カ国が参加する観光促進機関だが、そのホームページ"The Danube-A River's Lure" http://www.danube-river.org/en_home.htmlには、ドナウの歴史や地理のほか、沿岸の世界遺産やサイクリングコースを紹介するコンテンツを展開している。Linksから沿岸各国の観光局などのサイトを開くことができる。

 国際機関「太平洋諸島センター」のサイトhttp://www.pic.or.jp/index.htmはフィジーやサモア、クック諸島など太平洋島嶼国12カ国2地域の「観光情報」ページを設けており、各国の旅行基本情報や各観光局へのリンクがある。

全米旅行産業協会(Travel Industry Association of America)が運営する「SeeAmerica.org」には日本語ページhttp://www.seeamerica.org/ja_index.jspが設けられており、「アメリカ旅行地図」で訪れたい州をクリックすると各州政府観光局のホームページに飛ぶことができる。また2地点間の距離を簡単に割り出せる距離計算機能や英語ページとなるが「トラベルパッケージ」「トラベル・プランニング」という優れた機能も備えている。

英語のポータルでは米国連邦政府運営の「Recreation.gov」http://www.recreation.gov/が、各州政府観光局サイトへのリンクや国立公園を中心とした景勝地の紹介、観光ルート案内などのページがあり、アクティヴィティー別で詳細な観光情報を検索することも可能だ。

アメリカ西部5州政府観光局」http://www.uswest.tv/ のように一定地域の州政府観光局が共同で開いた日本語ホームページも生まれている。キャンペーン情報や個性的なツアーを紹介するPick Upコーナー、モデル・コースなどは大いに企画の参考になるだろう。 

 同様のものとしては、カナダの大西洋に面した4州の日本語共同サイト「アトランティックカナダ4州観光局」http://www.atlanticcanada-japan.com/ といったものもある。

☆写真はデンマークのフレデリクスボー城http://www.frederiksborgmuseet.dk/にて

2005-12-01 ヨーロッパの“旬”を届けるVisitEurope Newsletter

Europedia2005-12-01

[]観光局サイトをフルに活用しよう その2

 在日外国観光局協議会(ANTOR)が共同で開いたポータルサイト「海外旅行に行こう!」http://www.kaigairyokou.net/というサイトには、網羅性は欠けるものの各政府観光局のイチオシのイヴェントが紹介され、リンクから各政府観光局のサイトに飛んで詳細を確認することもできる。このサイトのお手本となったヨーロッパの33カ国の政府観光局が結集する在ニューヨークの組織European Travel Commission在米支部が運営するホームページVisitEurope.com http://www.visiteurope.com/ がさらに使いやすくなっていた。Calendar of Events http://www.visiteurope.com/events.aspx のページは検索機能を持っており、2009年までのイヴェントが検索できるようになっている。もっとも、09年は今のところ一件も登録されていない。

VisitEuropeは、VisitEurope newsletterというメールマガジンも発行しており、これが実に巧みにヨーロッパの“旬”を紹介している。11月号では、EUROPEAN CHRISTMAS MARKETを特集しており、10月号では、ヌーヴォー・ワイン等秋のワインの収穫を特集していた。

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各国の政府観光局もその多くがメールマガジンを発行し始めているので、興味のある国のメールマガジンを申し込んでおくとよいだろう。オーストリア政府観光局 http://www.austria.info/jp/の「オーストリア・トラベル・ニュース」は、「旅行代理店」向けに発行しているようだが、バックナンバーの6号分ほどはウェブ上の「オーストリアトラベルニュース」から閲覧することができる。最新号は、クリスマス市のほか、「ホットワインこの時期、体があたたまる『グリューワイン』を作ってみよう!」という詳しいレシピを紹介する記事があった。

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