Europedia の インターネット・トラベルNEWS

■「ユーロペディア」トップページへ■  ■サイト・マップに代えて■ Since 2004 February 15, 1884583
 

2008-03-25 第15日目 フィレンツェ滞在

Europedia2008-03-25

[] 第15日目 フィレンツェ滞在

 この日は、友人の車でフィレンツェ市内から30キロ、車で1時間ほどほど離れたムジェッロ地方にあるMcArthurGlen Barberino Outlet http://www.mcarthurglen.it/barberino/home/home.php?lang=enというほとんど地元の人しか訪れないアウトレット・モールに連れて行ってもらった。ビジネスで多忙な友人だが、アウトレットにはWifi環境があるのでモバイルPCを持って行って私がショッピングしている間仕事をしているという有り難いお言葉。

フィレンツェ周辺のアウトレットには何度か行っているが、どれも現在は海外旅行中の貴重な時間を割いていくほどの安さや商品の多様さはない。そう言う話をしているところに友人夫妻から“最近見つけたムジェッロのアウトレットはぼくたちにとっても安くて魅力的だよ”と言われたのだ。

 行ってみると、ちょうど御殿場のプレミアム・アウトレットhttp://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/お一回り小さくした感じで、御殿場の165店舗に対してこちらは100店舗ほどだった。しかし、Calvin Klein、Roberto Cavalli、D&G、Guess、Jean's Paul Gaultier、Missoni、Pinko、Ralph Loren、Stefanel、Timberland、Benetton、Grigio Perla、Adidas、Fila、Puma、Robe di Kappa、Bruno Magli、Furla、Moreschi、Pollini、Pradaといった有名どころがずらりと揃っていた。

 私も、ここぞとばかり実用衣料やバッグ、靴などを買いまくり、大きな紙袋を5つほど抱えて、仕事に没頭している友人が待つモール内のカフェテリアに戻った。

 使用したクレジット・カードは当欄の「ユーロを少しでも安く調達するには」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060612、「1€=150円超時代の両替テクニック」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060830 などでふれた「アルキカタMasterCard」とマイレージに加算できるJAL CARD(Master)だ。「アルキカタMasterCard」は、海外利用金額の5.55%がキャッシュバックされるという大きなメリットがあり、通常のクレジット・カード精算レートが160円とすると、こちらは151円強で済むのだ。残念ながらこの特典付きカードは新規受付を昨年6月で中止し、私のカードもこの6月で期限切れとなるので最後の駆け込み利用となった。

なお、このBarberino Outlet までは、他のアウトレットのように旅行者向けの送迎バスツアーはなく、季節によるらしいが週末だけ、フィレンツェ駅前からバスが出ているようだ。

 ヨーロッパのファクトリー・アウトレット・ポータルFactory-Outlet-Center http://www.factory-outlet-center.biz/index.php/language/GB/もあらためて紹介しておこう。ドイツのSKom社が運営するドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、フランスなどヨーロッパ15カ国のファクトリー・アウトレットを紹介するポータルサイトだ。左フレームのCategoryからはcar & travel、office equipment、handicraft、book, video & CD、computer、electronic、erotic、eat & drink、photo & optics、hobby、gifts、fit & beautiful、mobile & phone、house & living、child & baby、fashion、software、toys、sports、tv, hi-fi & videoという商品種別の検索ができる。また、CategoryのトップにあるComplete listを開けばCountryの横のプルダウン・メニューから国別の検索をかけることもできる。


この日の夕食は友人のカップルを誘って、日本人オーナー・シェフが腕をふるっているホテルから一本道をまっすぐ東に12分ほど歩いたところにあるトラットリアAccadi(VIA BORGO PINTI,56r Tel 055-2478410)へ。4〜5年前に来たときは日本からの個人旅行客でいっぱいだったが、今は昔のように地元客や欧米の観光客が目立った。この店は、「ぐるなびご当地グルメ」海外版 http://www.gnavi.co.jp/world/europe/firenze/w303021/にも取り上げられていて、地図や値段入りメニューも見ることができる。

Accadiでは、幅広パスタの猪肉ソース、すずきのグリル、ペッコリーノチーズ、ティラミスを食す。

f:id:Europedia:20080325104852j:imagef:id:Europedia:20080325131657j:imagef:id:Europedia:20080325132728j:imagef:id:Europedia:20080325203829j:imagef:id:Europedia:20080325213159j:image

2008-03-24 第14日目 フィレンツェ滞在

Europedia2008-03-24

[] 第14日目 フィレンツェ滞在

この日も1日小雨が続いたが、ウィンドウショッピングや古本屋巡りで過ごす。昼食時に、昨日同様「フィレンツェ旅の雑学ノート」で取り上げたトラットリアを数軒覗いたがどこも満席で入れずご同慶の至り。仕方なく、友人から安くて美味しいと聞いていたショッピングストリートのトルナブオーニ通り裏にあるTrattoria al Trebbio(Via delle Belle Donne 47/49r)に飛び込む。好物のポルペッティーノ(フィレンツェ風ミートボール)のマッシュポテト添え(€8.5)が美味しかった。

 夜は、街外れのセッティニャーノの丘にあるEnoteca "La Sosta del Rossellino" http://www.rossellino.com/italiano/index.htmlに友人と車で向かう。

この店は4度目だが、来るたびに新趣向で驚かされる。今回は、経営方針をがらりと変え、高級路線から戦略的撤退をして家族のみで運営し、料理の種類も絞り込み、その代わり値段を安くするという大胆な方針転換を行っていた。前菜が€6、パスタ類が€10、メインが€10〜18という現在のフィレンツェでは大衆価格になっていた。

 ヨーロッパの良心的なレストランがコスト高と消費者の高級店離れによりどんどん潰れている現状を見れば、生き延びる賢明な方策と思える。

ここでは、3種類のパスタを別々の皿でいただき、メインを子羊のグリル・オレンジソースとした。デザートの第1弾は店の名物である、チーズの盛り合わせにトリュッフ入りの蜂蜜やジャム、マスタードを攪拌したソースSalsa di Meleなどを添えたものをいただいた。最後の仕上げは、“ヴィーナスキス”という名のフルーツ・タルトだ。

おみやげに、この店が発明したデカンタ効果のあるワインの注ぎ口versovino http://www.versovino.com/e/index.htmlを頂戴してしまった。これは、わが家でのホームパーティーで大活躍している。

f:id:Europedia:20080324123926j:imagef:id:Europedia:20080324130817j:imagef:id:Europedia:20080324211220j:imagef:id:Europedia:20080324205004j:imagef:id:Europedia:20080324214530j:imagef:id:Europedia:20080324214200j:imagef:id:Europedia:20080324223021j:image

アメリカAmazonのキーワード検索で"La Sosta del Rossellino"をサーチしたら下記の2つの本でもRossellinoが紹介されていることが分かった。

Ciao Italia in Tuscany: Traditional Recipes from One of Italy's Most Famous Regions

Ciao Italia in Tuscany: Traditional Recipes from One of Italy's Most Famous Regions

Sunflower Guide Tuscany (Sunflower Guides Tuscany)

Sunflower Guide Tuscany (Sunflower Guides Tuscany)

2008-03-23 第13日目 フィレンツェ滞在

Europedia2008-03-23

[] 第13日目 フィレンツェ滞在

 朝、ベランダに出てみると遠くにドゥオーモの丸屋根が見えた。朝食の後、そのドゥオーモまで歩くと、サン・ジョバンニ洗礼堂の前で、復活祭の日曜日恒例のスコッピオ・デル・カッロの祭りが繰り広げられていた。山車に仕掛けた花火に火をつけてキリストの復活と農作物の豊穣を祝う祭りだ。あいにく、雨模様だったが人並みの間から花火を垣間見ることができた。

 祭りの後で、雨脚が強くなってきたので、拙著「フィレンツェ旅の雑学ノート」で紹介したレストランのどれかに入ろうとしたが、10軒ほど続けて満席で断られた。最後に訪れた、中央市場裏手のZAZA http://www.trattoriazaza.it/にかろうじて入ることができた。広場に設けられたテラス席を厚手のビニールで覆った作りだが、折からの豪雨で雨漏りがしてきた。

 復活祭のシーズンは、イタリア国内や近隣諸国の人々の観光シーズンでもあるので、街中が混み合っていたのだ。

 ZAZAでは、ポルチーニ茸のタリアテーレと仔牛の肋肉のローストをとる。この店は、レシピを日本語で出版している有名店でもあるのだが、昔は手頃な値段だった。今回は、カラフェのワイン1リットルとサラダ、ティラミスを加えて、チップ込みで€50。日本円にすると4年前の倍ほどだ。

f:id:Europedia:20080327104434j:imagef:id:Europedia:20080323111033j:imagef:id:Europedia:20080323134907j:imagef:id:Europedia:20080323135750j:imagef:id:Europedia:20080323144710j:imagef:id:Europedia:20080323150614j:image

イタリアの市場を食べ歩く

イタリアの市場を食べ歩く

2008-03-22 第12日目 ニースからフィレンツェへ

Europedia2008-03-22

[] 第12日目 ニースからフィレンツェへ

ニースのホテルの朝食には、トルティージャ(ポテト入りオムレツ)とクレープがあり、スペインからフランスへの架け橋的な朝食だった。

 モダンな市電が走っていたが、34年前には記憶がない。環境を考えて新たに敷かれたものだろうか。

 ニース駅の、列車車両編成表示板もデジタル化されて、見やすくなっていた。この日はおおむね晴れ。コートダジュールの風景を満喫することができた。

 ニース10:05発のEurocity急行は、14:55にミラノ到着。16:00発のイタリア新幹線 EuroStar を待つ間、ニース風サンドイッチを売店で買って昼食にした。

フィレンツェ到着は18:44。友人の出迎えがあり、一緒に歩いて最近の定宿であるホテル・バジレアhttp://www.florenceitaly.net/pagine/basilea/index.aspにチェックイン。

 夕食は、友人の家でラザニエの前菜と鯛のグリルをいただく。実に美味。ブラウブルグンド種の赤ワインを大好物のペッコリーノ・チーズと一緒に堪能。

f:id:Europedia:20080322072440j:imagef:id:Europedia:20080322091928j:imagef:id:Europedia:20080322093252j:imagef:id:Europedia:20080322093902j:imagef:id:Europedia:20080322101553j:imagef:id:Europedia:20080322120306j:imagef:id:Europedia:20080322160013j:imagef:id:Europedia:20080322201738j:imagef:id:Europedia:20080322204846j:image

フィレンツェ 旅の雑学ノート―メディチ家の舞台裏をのぞく

フィレンツェ 旅の雑学ノート―メディチ家の舞台裏をのぞく

2008-03-21 第11日目 バルセロナからニースへ

Europedia2008-03-21

[] 第11日目 バルセロナからニースへ

 Barcelona Franca駅08:45発のタルゴ列車で南仏の古都モンペリエに向かい、急行列車に乗り換えて宿泊予定地ニースに至る。

駅のホームに着いてみると、なんと34年前にも走っていた「カタラン・タルゴ号」の旧型車両が現役だった。タルゴ列車の歴史を解説したホームページhttp://www.talgo.com/htm/English/historia1.htmによれば、この車両タイプは1969年の導入。乗車してみると老朽化が著しい。座席が台座から外れかかっていると車掌さんに言うと、慣れた足つきで蹴飛ばし、一撃で直して何もなかったかのように去っていった。

パリからの夜行列車「フランシスコ・デ・ゴヤ号」同様、代車の軌道幅が国境で自動変換されるのでジャッキアップや乗り換えの必要もない。

 昔の「カタラン・タルゴ号」は、バルセロナ−ジュネーヴ間を結んだもので、30数年の間に4〜5回利用したことがある懐かしい列車だが、現在は、モンペリエまで4時間半余りの旅でうちきりになっていた。

モンペリエの駅では2時間弱の待ち時間があり、駅のビュッフェでハム・サラダとカタランクレーム、ワインのセット(€12)をゆっくりと味わう。

わざわざ、ニースで1泊する旅程としたのは、南仏の車窓風景を楽しみたいためと、ウィーンに住んでいた頃、2年続けて夏休みに立ち寄ったことがあったからだ。ニースは一般のイメージと異なり、金持ちたちのリゾートであるばかりでなく貧乏学生にも人気のビーチリゾートで、実際に学生の休暇旅行のための宿も駅前を中心に豊富にあった。

 残念ながら、この日は、曇りがちな天候だったが、カマルグの湿地帯では、白馬の群れやフラミンゴを見ることができた。

 ニースでの1泊は、昔と同様、駅の周辺エリアにあるIbis Centre Notre-Dameという3つ星を予約していた。ニースでは元気があれば日本人シェフが経営するフランス料理店Keisuke Matsushima http://keisukematsushima.com/index.htmlで夕食を楽しみたいと思っていたが、ホテル・チェックアインが20:00近く、疲れていたので諦めた。 

f:id:Europedia:20080321081252j:imagef:id:Europedia:20080321081152j:imagef:id:Europedia:20080321081618j:imagef:id:Europedia:20080321121322j:imagef:id:Europedia:20080321133907j:imagef:id:Europedia:20080321143439j:imagef:id:Europedia:20080321152426j:imagef:id:Europedia:20080321194622j:image

The Best Book of Trains

The Best Book of Trains

2008-03-20 第10日目 バルセロナ滞在

Europedia2008-03-20

[] 第10日目 バルセロナ滞在

 午前中、海洋博物館(Museu Marítimhttp://www.museumaritimbarcelona.org/を見学。さすが、コロンブスゆかりの港。大航海時代の豊富な展示物に感動。英語の音声ガイドを借りるのにパスポートが必要と言われたが、パスポートのコピーにホテルのスタンプを押したもので勘弁してもらえた。

 

13:00には、朝一番で予約しておいたカタロニア音楽http://www.palaumusica.org/のガイドツアーに参加(€8)。

 15:00過ぎに、友人のお薦めの資料にあった海岸に面した魚介料理レストランCan Majo http://www.barcelona.com/barcelona_directory/restaurants/fish_and_seafood/can_majo/にたどり着き、遅めの昼食。山羊のチーズの前菜とカタロニア風ブイヤーベース(€19.9)が美味。

前日、ピカソ美術館http://www.museupicasso.bcn.cat/en/の前を通ったとき行列の長さに圧倒されたが、係の女性に聞くと18:00頃ならあまり並ばなくて済むと言われシエスタの後で出かける。34年前と比べ隣接する建物も利用し、ゆったりとした作りに変わっていた。

f:id:Europedia:20080320104225j:imagef:id:Europedia:20080320105145j:imagef:id:Europedia:20080320110144j:imagef:id:Europedia:20080320111104j:imagef:id:Europedia:20080320121239j:imagef:id:Europedia:20080320140230j:imagef:id:Europedia:20080320153120j:imagef:id:Europedia:20080320154531j:imagef:id:Europedia:20080320152331j:imagef:id:Europedia:20080320164548j:imagef:id:Europedia:20080320193821j:image

Medieval Naval Warfare 1000-1500 (Warfare and History)

Medieval Naval Warfare 1000-1500 (Warfare and History)

2008-03-19 第9日目 バルセロナ滞在

Europedia2008-03-19

[] 第9日目 バルセロナ滞在

34年前のバルセロナの印象は「ここは、スペイン(カスティリア)ではなく、別の国だ」と思わせるほど、芸術的なインスピレーションや商店のウィンドウ、大衆食堂の料理に至るまで異なっていた。実際、ヨーロッパではカタロニアをひとつの国家として遇するところも多い。東京にもカタルーニャ州政府代表事務所http://www.cidemtokyo.com/があるほどだ。

 今回も、経済発展が著しくさらに華やかになった印象を与えられた。もっとも、実感する旅行者物価もパリ以上だ!

午前中、バルセロナ市観光局http://www.barcelonaturisme.com/が運営する乗り降り自由の日本語音声ガイド付き2階建てバスの一日券(€20)を使って観光。3ルート、44のバスストップがあり、グエル庭園で途中下車した。

 観光の後、15:00頃に遅めの昼食をとる。友人が勧める店を何軒か当たったがどこも復活祭前の休暇に入ってお休みだった。最後の一軒と思ってカテドラルからもそう遠くないSenyor Paralleda http://www.senyorparellada.com/sitio/ingles/parellada.html に滑り込んだ。ここが、実に美味しかった。ここも今回の旅の“5本の指”に入れさせてもらおう。ポテトで挟んだ挽肉の前菜から初め、カタロニア風の繊細なロールキャベツ、サラダにセミフレードのデザートと胃の不調も完全回復の勢い。ハウスワインの赤がボトルで€4.8というのも胃に良かった。

 夜は、近くのBasilica de Pi教会でのギターコンサート(€15)へ出かける。Alejandro Garagaというギタリストアルベニスやタレガ、グラナドスなどのお馴染みの名曲を聴いた。

f:id:Europedia:20080319112049j:imagef:id:Europedia:20080319113204j:imagef:id:Europedia:20080319115730j:imagef:id:Europedia:20080319120324j:imagef:id:Europedia:20080319115442j:imagef:id:Europedia:20080319124330j:imagef:id:Europedia:20080319150305j:imagef:id:Europedia:20080319161823j:imagef:id:Europedia:20080319215527j:image

Catalan Cuisine: Europe's Last Great Culinary Secret

Catalan Cuisine: Europe's Last Great Culinary Secret

2008-03-18 第8日目 マドリッドから新幹線でバルセロナへ

Europedia2008-03-18

[] 第8日目 マドリッドから新幹線でバルセロナへ

34年前には夜行列車で移動したルートを全線開通したばかりのスペイン国鉄http://www.renfe.es/horarios/english/index.html新幹線で移動。昼間の時間帯は“のぞみ”がなく“こだま”のみだったので、最短で2時間38分のところが3時間24分かかった。

マドリドのアトーチャ駅が植物園のようにイメージチェンジしているのに驚かされた.また、通過駅サラゴサの駅舎の斬新なデザインにも感動した。

 新幹線のチケットには軽食代金も含まれており、ワインの小瓶まで付いていた。

 バルセロナでは、カテドラルの広場に面したHotel Colon http://www.hotelcolon.es/eng/hotel/index.aspを予約していた。実は、バルセロナに関してはこの土地に詳しい小学校から大学まで一緒という友人からグルメ情報を仕入れていた。その中に「君のホテルの裏だけど必要ないよね」と日本料理の店「旬香」もリストアップされていた。胃の不調が続く身にとってはなによりの“ご推薦”だった。

ホテルでシエスタの後、「旬香」を予約。満席とのことだったがかろうじて滑り込ませてもらえた。食事までの時間を繁華街ランブラス通りと市場まで散策。

f:id:Europedia:20080318103414j:imagef:id:Europedia:20080318110829j:imagef:id:Europedia:20080318111029j:imagef:id:Europedia:20080318131437j:imagef:id:Europedia:20080318125717j:imagef:id:Europedia:20080318151757j:imagef:id:Europedia:20080318172103j:imagef:id:Europedia:20080318172144j:imagef:id:Europedia:20080318172916j:image

毎日がバルセロナ―暮らしてみた普段着の街 (旅の絵本)

毎日がバルセロナ―暮らしてみた普段着の街 (旅の絵本)

2008-03-17 第7日目 マドリッド滞在

Europedia2008-03-17

[] 第7日目 マドリッド滞在

前日の朝食では、用意されていた日本食に「スペインまできて和朝食かよ」などと毒づいていたが、胃をやられてしまって、つくづく和食のありがたさが身にしみた。

今晩は、34年前に訪れたフラメンコの老舗タブラオCorral de la Moreria http://www.corraldelamoreria.com/をに行く予定。体力の回復を願って終日シエスタ。合間を見てホテル近くのJCBプラザ・マドリード http://www.jcb-global.com/plaza/madrid.htmlに出かけてタブラオの予約を依頼。ここではクレジット・カード会員にはエクスカーションなどの割引があり、ドリンク付きのフラメンコも€35のところが€3の割引になった。

 このタブラオのサイトを開いてみると“1000 PLACES TO SEE BEFORE YOU DIE”という本でも取り上げられていると書かれていた。

 当欄の「旅の思い出を甦らせる音のアルバムhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051206でも書いたが、1974年に生まれて初めての海外旅行でヨーロッパを一周したとき、世界最初のポータブルカセット録音機といわれるアイワの録音機能付きラジカセでラストロの蚤の市などで大道芸の音を録ったりしていた。このタブラオでの音も残っており、今回は、ウォークマンに転送して持参した。

 34年前のフラメンコの熱演は、朝4時近くまで続いた。タクシーを拾おうと帰り道を歩いていると、土嚢を積み上げた銃座で機関銃を構えた兵士が不気味にこちらをにらんでいた。そう、未だフランコ総統独裁の時代だったのだ。

今回は、体調のこともあり22:30から01:00までの鑑賞。帰りには小雨が降っていたが、タブラオの黒服が親切にも大通りまで出てタクシーをつかまえてくれたので、10分後にはホテルに着いていた。

そういえば、34年前には、ホスタル・レジデンシアと呼ばれるビルの建物の一部のフロアーを使った宿は、玄関が閉まっており、通りで手をポンとたたいてセラーノという夜警を呼んで鍵を開けてもらうという習慣があった。セラーノは手をたたいた音を聴いたという返事代わりに、多数の鍵束を付けた杓杖のようなものを地面にポンとたたいて町中に響かせたものだ。今は、ホテルの玄関でインターホンを使って開けるようになっていた。何とも味気ない。

f:id:Europedia:20080316083303j:imagef:id:Europedia:20080317072448j:imagef:id:Europedia:20080317172410j:imagef:id:Europedia:20080317223600j:imagef:id:Europedia:20080318000634j:imagef:id:Europedia:20080318004042j:imagef:id:Europedia:20080318005533j:image

2008-03-16 第6日目 マドリッド滞在

Europedia2008-03-16

[] 第6日目 マドリッド滞在

 この日は、午前中 ラストロの蚤の市を見物。34年前のフランコ時代もそうだったが、警官がやたらと目立った。

昼は、もう一ティッセン・ボルネミサ美術館を訪れてから、斜め向かいの度海軍博物館http://www.museonavalmadrid.com/index.aspを見学。今回の旅のテーマのひとつでもある“ハプスブルク海軍史”の資料を探すのが目的だ。スペインは1517年から1700年までの大海洋国家の時代ハプスブルク家の統治下にあった。残念ながらミュージアム・ショップがクローズで収穫は少なかった。

 昼の新スペイン料理のレストランでオードヴルの寿司とタイココナッツ・パスタの食べ合わせが悪かったのか、胃をやられて吐いてしまった。

f:id:Europedia:20080316103603j:imagef:id:Europedia:20080316103755j:imagef:id:Europedia:20080316103850j:imagef:id:Europedia:20080316151113j:image

Patrick O'Brian's Navy

Patrick O'Brian's Navy

2008-03-15 第5日目 夜行列車でマドリッド到着

Europedia2008-03-15

[] 第5日目 夜行列車でマドリッド到着

ホテルトレイン「フランシスコ・デ・ゴヤ号」で朝を迎え、07:30より食堂車で朝食。朝焼けの車窓からの景色には、ドン・キ・ホーテの風車に変わって風力発電の風車が多数遠望できた。

 09:25マドリッド・チャマルティン駅到着。タクシーにてホテル・アローザへ。ホテルには10時前に到着したが、アーリーチェックインをさせてくれたので大助かり。

 マドリッド滞在以降、フィレンツェを除く6都市7軒のホテルは、「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現 その3」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080222で書いたように、海外ホテル予約専門サイト アップルワールドhttp://appleworld.com/apl/index.htmlで予約した。アップルワールドは、以前にも利用したことがあるが、インターネットでの申し込みは初めてだった。

旅行会社に勤めていた頃は、自分で売っていていうのもなんだが日本のホテル予約業者のヴァウチャーが個人旅行者が利用してスムーズに機能するかというと、疑問な点も多々あった。これは、宿泊ヴァウチャーというものの性格を販売側も旅行者側もよく理解していなかったことにも起因する。その当時は、ヴァウチャーに「オーバーブックで泊まれないこともありますよ」といった文言が小さな字で書かれていた。

 しかし、今回は、ピーク時期でなかったことと、なるべく日本人の評判のよいホテルをサイト上のクチコミなどから判断して選んだこともあってか、不快な思いをしたことはなかった。

これは、アップルを初めとする日本のホテル予約業者が長い時間を掛けてトラブル発生の芽を摘んでいく地道な作業を重ねていった成果だろう。旅行業界のOBとして敬意を表したい。

マドリッドのメインストリートGran Viaに面したホテル・アローザhttp://www.hotelarosa.com/index.jp.html(日本語ホームページ)を選んだ理由は、「Appleオススメホテル」であったことと「クチコミから選ぶ」の評判がよかったこともあるが、最大の理由は、74年に泊まった3つ星のホテルLope De Vegaに近かったからだ。Gran Via 59番地にあったこのホテルには、その後も3〜4回泊まることになったが、10年ほど前に廃業してしまったようだ。

f:id:Europedia:20080315101138j:imagef:id:Europedia:20080316112811j:image


 当時のスペインの物価の安さはヨーロッパでも際だっていた。しかし、日本円の使い出があるので、節約旅行者の多くはつい贅沢をしてしまい、結果的にスペインで一番散財してしまうという若者が多かったようだ。Lope De Vegaもバスタブもあり広々とした間取りで、1泊300ペセタ(1ペセタ=約5円)だった。節約旅行をしていた私も、スペインではフルコースの食事をとっていたが、メモを読み返すとそれでも1食80〜150ペセタという安さだった。

さて、アーリーチェックインしたホテルでシャワーを浴びて、11:00のNHKテレビのニュースを見てからhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070220、マドリッドでの目的の一つティッセン・ボルネミサ美術館 http://www.museothyssen.org/thyssen_ing/home.htmlに地下鉄で向かった。地下鉄は3日間パス(€9.6)を購入。ホームに降りてみると昔とは大違いのモダンな車両と、全面禁煙になったせいで、かつては充満していた黒タバコの匂いが皆無なことに驚いた。

ティッセン・ボルネミサ美術館は、かつてスイスのルガーノ湖畔の別荘にあり、1986年に訪れたこともある。しかし、当主の死去に伴い奥さんの実家のあるスペインのマドリードに美術館ごと引っ越したというものだ。ティチアーノからラファエロ、フラ・アンジェリコ、カラバッジオ、レンブラント、ルーベンス、デューラー、ゴヤ、クラナッハ、ゴーギャンなど美術の教科書に載るような代表的傑作が揃っている。このときは、モジリアーニの特別展も開かれていた。美術館を訪れてみると、欧米の観光客は大勢鑑賞に来ているのに、日本では余り知られていないせいかわが同胞とおぼしき顔は見かけなかった。

遅めの昼食は、美術館からホテルへ歩いて戻る途中にあるHotel María Elena Palace http://chh.es/mariaelena/default-en.htmlのレストランMep http://chh.es/mariaelena/dining-en.htmlでとった。ここも、以前書いたようにhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080125、ほかの都市同様ミシュランガイドブックのサイトViaMichelin http://www.viamichelin.com/であらかじめ見つけておいた候補のひとつだ。出される料理はアジアン・テイストを取り入れたモダンなスペイン料理といったところ。

ハモンセラノと羊のチーズにレタスセロリウドのようなものを盛り合わせたMep Salad(€8.5)を前菜に舌平目をムース状にしてシャンペン・クリームソースをかけたメイン(€18.5)をVerdejo種の葡萄から作ったRuedaの白ワイン(€10)で味わった。デザートも欲張り、パッションフルーツとマンゴを使ったトロピカル・ティラミスなるものを所望。ここの料理もパリのビストロLe Petit Vatelに引き続いて今回の旅で5本の指に入れたい満足度だった。

f:id:Europedia:20080315144821j:imagef:id:Europedia:20080315150532j:image

 ソル広場近くのデパートCorte Inglesの地下のスーパーで水や夜食のサンドイッチを買ってホテルに戻り、17:00頃からシエスタとした。

 疲れていたのか目が覚めたのは21:00過ぎ。サンドイッチをパリで買ったボルドーの残りで食べて腹ごしらえの後、Gran Via周辺を夜の散歩。ホテルとは反対側のGran Viaの脇道Calle de Barcoにも足を伸ばした。74年当時も安レストランの集まる一角で、日本人が泊まる安宿も集まっていた界隈だが、昔の賑わいと猥雑さが残っていてホットした。

Carmen Thyssen-Bornemisza Collection

Carmen Thyssen-Bornemisza Collection

2008-03-14

Europedia2008-03-14

[] 第4日目 パリから夜行列車でマドリッドへ

午前中、荷造りをして11:30にホテルをチェックアウト。荷物は、夕刻までホテルに預かってもらうことにした。

 思い出のBuci通り界隈の最後の散策を兼ねて昼食のレストランをハンティング。数店のメニューを見比べた結果、ミシュラン一つ星Jacques Cagna http://www.jacquescagna.com/indexus.htm系列の、いわゆるセカンド店la Rôtisserie d'En Face http://www.jacquescagna.com/usardf.htmに入った。

 前菜とメインの2皿のランチコースは€28。アーティチョークのミルフィーユを前菜にサーモングリルのゴマ掛けキャベツ添えをメインとし、白ワインPOUILLY-FUME をグラスで2杯(€10)もらった。

f:id:Europedia:20080314125319j:imagef:id:Europedia:20080314170342j:image

 食後、オペラ座近くのインターネット・カフェでメールをチェックしてから、偶然見つけたブックオフhttp://www.bookoff.co.jp/shop/shop7005.htmlを冷やかす。

 その後、シテ島の蚤の市やサン・ルイ島を見物して、バス67番でPlace d'Italyへ向かう。この広場の周辺にはチャイナタウンの趣があり、昔、取材して雑誌「ぴあ」にイラストマップを掲載したこともあった。以前と異なり高層マンションが建ち並び、ショッピング・モールなどもできてチョット勝手が違った。

18:10頃、ホテルに戻って荷物をピックアップしタクシーでオステルリッツ駅へ向かう。18:40分に駅に着くと19:43発 Hotel Trainゴヤ号http://www.elipsos.com/htm/intro.htmは既にホームに入っていた。

 1974年の旅では、同じオステルリッツ駅発の夜行列車“Puerta del Sol”号は、深夜にフランス側の国境駅アンダーユに着いた。ここで、寝台車はジャッキアップされて軌道幅が広いスペイン国鉄のサイズの台車に乗せ替えられるのだが、私の乗った座席の車両の客は歩いてスペイン国鉄の車両に乗り換えることになった。

 今回のホテルトレイン「フランシスコ・デ・ゴヤ号」(EuroNight409)は、昔のタルゴ特急列車http://www.talgo.com/htm/English/English.htmの流れを汲む車両を使用している。こちらは、ユーレイルパス等利用の場合、追加料金と個室寝台利用料http://www.arukikata.co.jp/travel/europe_rail/sta/elipsos.htmlが必要となる。所要13時間30分だ。タルゴ・タイプの列車は代車の軌道幅が国境で変換されるのでジャッキアップの必要もない。

 シャワー・トイレ付きの「グランクラス1名部屋」を予約しておいたが、想像通り、個室は狭く、シャワーのお湯の出もシャンプーが満足にできるほどではなかった。ユーレイルパス所持者の「グランクラス」利用料金はパリの4つ星ホテルと余り変わりないが、ディナー・ワイン代(朝食も)が含まれるので、少しお得な気がする。飛行機並に可愛いアメニティーグッズのセットやミネラルウォーターも付いていた(下記写真参照)。

f:id:Europedia:20080314214434j:imagef:id:Europedia:20080314191121j:imagef:id:Europedia:20080314191604j:image

夕食は二部制で、乗車時に20:00からの早い回を予約しておいた。前菜に小海老のオムレツ、メインにイベリコ豚のマスタード・ソースを頼み、ワインはリオハの白と赤をハーフボトルで一本ずつもらった。

f:id:Europedia:20080314203452j:imagef:id:Europedia:20080314205038j:image

1 ヨーロッパ鉄道の旅―2007~2008 (地球の歩き方BY TRAIN)

1 ヨーロッパ鉄道の旅―2007~2008 (地球の歩き方BY TRAIN)

2008-03-13 第3日目 パリ滞在

Europedia2008-03-13

[] 第3日目 パリ滞在

 この日は、パリでの宿題であるアンティーク・ドールのコスチューム購入に動く。実は、1974年の旅行で飛行機とパリでの滞在だけ同行した友人が、当時ジュモーのアンティーク・ドールを買ってきていた。その34年前のコスチュームがボロボロになったというので、買った店に行ってコスチュームを買ってくるという仕事だ。

前日、界隈を歩いたときにアンティーク・ドールを買った店があったところがスターバックスに変わっていた。5年前には残っていたのに惜しかった。

そこで、ホテルの若いコンシェルジュにどこで買えるかと尋ねたところ、即座にネット検索して、Musée de la Poupée(人形博物館)http://www.museedelapoupeeparis.com/といくつかの専門店のホームページプリントアウトしてくれた。昔の博識のヴェテラン・コンシェルジュは今いずこと嘆息したが、IT社会では無理もないと思うべきだろう。

 さっそく、ポンピドー・センター近くの人形博物館に出かけてみた。展示された人形を見ると、ジュモーのアンティーク・ドールなどは片隅にあるだけで、プラスティック製のモダンな人形や外国人形が大手を振っていた。併設されたショップで売られていたコスチュームも現代の人形向けのものばかりだった。

アンティーク・ドールばかりでなく、昔は大いに賑わっていた骨董品屋も目立たなくなっていた。ご時世だから仕方ない。日本にいくつかあるアンティーク・ドール博物館や専門店の方が立派なコレクションを持っている。コスチュームは帰国してから神戸の専門店ででも買うことにした。

人形博物館の脇にアンネ・フランク公園が新たに設けられているのに気づき、ここでひと休み。パリは都心にこういう静かな空間が数多くあるので有り難い。

f:id:Europedia:20080313103204j:imagef:id:Europedia:20080313104131j:image

 地下鉄を乗り継いで、ヴォージュ広場を横切ってユダヤ人街でもあるロジエ通りへ昼食へ向かう。残念なことに、4年前に訪れて温かくもてなしてくれたChez Jeannotが廃業してブティックに変わっていた。そこで、「パリで出会ったエスニック料理」という本に出ていた中欧ユダヤ料理の店Chez Marianneに入った。ここは、Zakouskiというアラカルトで選べる前菜の盛り合わせが名物。ミートボールや羊のチーズ、タラモサラダなど6点盛り(右上の写真)とハーフのハウスワイン(白)をいただく。計€23。

食事の後、74年にも訪れたGustave-Moreau美術館http://www.musee-moreau.fr/を訪問。74年には1.5フラン(約90円)の入場料(学割)だったが、現在は€5(一般)。

 16:00頃ホテルへ戻って1時間半ほど昼寝。夕暮れ時に、パリで2番目に好きな通りMouffetard通りとその周辺を散策。サンミシェルに下って、当欄でもふれたhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060428イーサン・ホークジュリー・デルピー主演のウィーンを舞台にした映画恋人までの距離(ビフォア・サンライズ」のパリに舞台を移した続編「ビフォア・サンセット」の舞台となった書店Shakespeare & Co Bookshop http://www.shakespeareco.org/を覗いた。

 胃の調子が悪かったので、夕食は、ホテル近くのスーパーで買ったサンドイッチ3切れ(€2.39)とミネラルウォーターを部屋でとって済ませる。

f:id:Europedia:20080313133256j:imagef:id:Europedia:20080313154605j:image

パリで出会ったエスニック料理

パリで出会ったエスニック料理

ビフォア・サンセット [DVD]

ビフォア・サンセット [DVD]

2008-03-12 第2日目 パリ滞在

Europedia2008-03-12

[] 第2日目 パリ滞在

この日の午前中は、Rue de Buci通りとその周辺を歩き回る。74年当時賑わっていた朝市は通りに面する店が減ったせいもあって、以前ほどの賑わいはなくなっていた。ホテルの斜め向かいのスーパーは縮小して、Buci通りに面した部分をナントあの日本でも展開している http://www.pasconet.co.jp/paul/index.htmlパン屋のPaul http://www.paul.fr/に譲っていた。ちなみに、Paulのはす向かいにはHaagen-Dazsができていた。

 サン・ミッシェル広場にある本屋Gibert Jeune http://www.gibertjeune.fr/で面白い旅行ガイドブックは出ていないかと探したがめぼしいものはなかった。

 サン・ミッシェルメトロ駅でメトロ、RER、バス、モンマルトルのケーブルカー、モンマルトル地区をはしるモンマルトルバスなどに有効な市内交通フリーパスParis Visite http://www.ratp.info/touristes/の1-3ゾーン有効3日間券€19を購入。10枚綴りの回数券Carnetは€11.1だった。74年当時あったメトロの1等車両はとっくに廃止になっていた。

f:id:Europedia:20080312100518j:image:left

f:id:Europedia:20080312100935j:image:right

さっそく、Paris Visiteを使ってSt.Placide駅に移動。本やCDオーディオ製品などを売るFnacやデパートBon Marcheなどを冷やかして歩く。

Saint Placide駅付近からオペラ座方面行きのバスをつかまえて地上見物をしながらセーヌ川を渡ってオペラ座へ。雨が降ってきたので、雨宿りを兼ねて近くのJCBプラザ パリhttp://plaza.jcb.co.jp/travel/chiiki_travel_m/paris.htmlに立ち寄る。ここでは、地元のミニコミ誌や観光ツアー(割引もある)、インターネット・カフェなどの情報が得られる。日本の新聞の衛星版も閲覧可能だ。求人情報や貸しアパートの掲示板が面白かった。

 今回の旅ではパリやフィレンツェで雨に見舞われることが多かったが、フード付きのレインコートを持ってきていたのでずいぶん助かった。厚手のコートでは大げさだしかさばるのでと思って、ウィンドウブレーカー代わりに持ってきたのだが、結果的にちょうどよかった。

 JCBから、再び、メトロでホテル近くのSt.Germain駅に戻って、サン・ジェルマン市場近くのrue LobineauにあるビストロLe Petit Vatelに向かう。13:00過ぎに着いてみると22席ほどの店内は満席。市場に併設されたショッピング・センターを見物して戻ると、市場側に面したカウンター席が1席だけ空いていた。

ここは、地中海風の“食堂”で野菜をふんだんに使った料理が評判の店。パリのミニコミ誌ilyfunetのホームページhttp://www.ilyfunet.com/ovni/2000/469/resto.phpには、主人の「サン・ジェルマンで一番安い店」との発言が載っていたが、実際に、前菜とメインで€13という値段は、見て回った限りでは一番安かった。そう€13というと2千円だが、これが現在のサン・ジェルマンでのランチのボトムプライスなのだ。

グリーンサラダのチーズ乗せを前菜に、大好物のトマトの挽肉詰めをピラフのようなものに重ねたものをメインとし(左下の写真)、デザートにカルバドス酒にたっぷりと付けたスポンジケーキBabaをもらった。ワインはハウスワインの赤を1/4+1/8リットル。チップ込みで合計€25。コストパーフォーマンスも考慮した満足度は、温かいもてなしもあって今回の旅で5本の指に入る。

 食後、歩いてホテルに向かい、途中、ワインショップNICOLAS http://www.nicolas.tm.fr/ のBuci通りにある支店で、Pauillac村のChâteau Pichon Longueville http://www.pichon-lalande.com/jp/history/index.htmのLes Tourelles de Longueville 2005年ものを€35.2で寝酒用に買った。

 ホテルに戻ってから昼寝。今回の旅では昔のヨーロッパでは習慣化していたシェスタ(昼寝)を個人的に復活させることとした。74年当時と違って疲れやすくなっていることと、夜の散歩で注意力散漫になることを避けたいためだ。

 ついでに、書いておくと、日本の花粉症から疎開するのもこの時期に旅した理由のひとつだが、どういうわけか、ヨーロッパに着いて4〜5日は症状が残った。点鼻薬、目薬等を持ってきていて助かった。

 18:00過ぎに“夜の散歩”へ向かった先はモンマルトルの丘だ。当欄の「旅行や語学のラジオ番組の録音に便利なSONYのネットジューク」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071211で書いたように、「旅行に出るときは、ラジオの旅番組や“ご当地音楽”をウォークマンに転送して持ち歩いてもよいだろう」と思い、今回は“ご当地音楽”をSONYウォークマンNW-S718F(8GB)にいくつか転送してきた。モンマルトルの丘ではアズナブールの“ラ・ボエーム”やピアフのシャンソンを聴きながら散歩してみた。

ホテルに戻ってから、74年にも訪れたクレープ・レストランA la Bonne Crêpe http://mmmm.free.fr/resto/860.htmlで軽い夕食。ハム・チーズのグリーンサラダ目玉焼き乗せ€7とCidre(林檎酒750cc)€10.5を先ず注文し(右下の写真)、次に、ソーセージ・チーズ・卵入りの蕎麦粉入りクレープ€9をとった。本来なら、デザートとして甘口のクレープも食べたいところだが、これで満腹。チップ込みで€28だ。74年のメモによると、当時のこの店のお勘定は、1人10フラン(600円)だった。

f:id:Europedia:20080312135949j:image:left

f:id:Europedia:20080312195836j:image:right

食後に腹ごなしの散歩に界隈を歩き回る。偶然にも2人の友達から健在を確かめてきてくれと言われた美術学校前の人気があったレストランdes Beaux-Artsを探したが、廃業してしまったようで、画廊に変わっていた。

2008-03-11  第1日目 成田からパリへ

Europedia2008-03-11

[]第1日目 成田からパリへ

3月11日より4月8日までの29日間、「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005、「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」 その1http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118〜3http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080222などで、旅行計画を書いた学生旅行の復刻版の旅に出発。その報告を、該当する日にちに遡って書き始めさせてもらうことにする。

 フライトは全日空のエコ割21WEBhttp://www.ana.co.jp/int/fare/eco/main/eu/eur/index_1421_w.htmlを使い、ノンストップ便でのパリ同日到着。帰路もウィーンから成田へのノンストップ便(オーストリア航空機材使用の共同運航便)とする合理的なスケジュールを組むことができた。

搭乗手続きは、2日ほど前にパソコンANA SKY WEBアクセスして、予約をしておいた非常口横の足が伸ばせる座席(CAとの対面席)等を確認し“スマートeチェックイン”https://www.ana.co.jp/int/checkin/checkin/smart-e/checkin/index.htmlを済ませておいたので、「優先自動チェックイン機と手荷物預けカウンター」で簡単に最終手続きを終えることができた。スーツケースの重量は20キロぴったりだった。

 NH205便は、定刻通りの11:55に出発。エコノミークラスにしては美味しい料理とワインを楽しむことができた。後日、ANAの知人にその話をすると「あまり宣伝していないが、エコノミーの料理とワインは他社に比べて力を入れている」とのことだった。

快適な飛行で、定刻より10分ほど遅い16:35に駐機場に到着。ところが、ここで、「スポッターの誘導ミス」があったとかで、飛行機がブリッジが接続できないほど行き過ぎてしまった。大型機は自力でバックできないので、牽引車が来るまで待たされ結局定刻より20分強遅れの16:48に“到着”。

 17:32発のモンパルナス行きリムジンバス(€14)に乗って、市内に向かったが空港内でさらに4カ所ほど停車したので空港を離れるまでに30分ほどかかってしまった。更に、途中の高速と市内で渋滞に巻き込まれ、モンパルナスに着いたのは19:15。到着後も、目の前にあるはずのタクシー乗り場が見つからず、小雨の中を右往左往。やっと見つかってタクシーに乗ったもののまたもや渋滞で、地下鉄で3駅ほどのホテルまで30分ほどもかかってしまった(€11.5+チップ0.5)。弱り目に祟り目で、なぜか非常線が張られていてタクシーはホテルに横付けできず、30メートルほど歩くことになった。しかも、警官が立ち入る人の荷物をチェックしており、私も小雨の中でスーツケースを開けさせられた。

 これだけの厳重な警備を敷くのは、最近再婚したあの人に違いないと思っていたら、ホテルのコンシェルジュが近くのレストランに食事に来ていると耳打ちしてくれた。

f:id:Europedia:20080312150046j:image:left

f:id:Europedia:20080314114014j:image:right

 泊まったのは、日本からインターネットで直接予約しておいたパリ6区サンジェルマン・デプレ教会近くのRue de Buci通り22番地の4つ星プチホテルHotel de Buci http://www.hotelbuci.fr/だ。分不相応な値段のホテルだが、無理をしたのは、1974年の学生旅行の時に泊まったホテルだからだ。もっとも当時は1つ星で、今回の旅にも持参した当時のメモには3人部屋で1人当たり28.5フラン(約1,700円)とあった。

 1974年に初めて海外旅行に出たとき、個人旅行に役立つ日本のガイドブックは皆無であった。なにしろ、ガイドブックのほとんどは大手の旅行会社か航空会社がスポンサーとなって出版されており、パック旅行参加者への副読本的なものばかりであり、見知らぬ異国でのホテルの取り方や食費などの物価、公共交通機関の乗り方などにふれたものは全くなかった。そのような時代に頼りになったのはアメリカのアーサー・フロンマー氏が出していた「1日$○○の旅」シリーズのガイドブックhttp://www.frommers.com/だった。学生食堂の利用の仕方から学生寮の泊まり方、鉄道や観光バスの割引特典の活用法など「目から鱗」の情報に大感激したものだった。しかし、最初は1日$5だったシリーズも$10、$15、$20、$30と順調に予算アップし、最新の2004年版(第46版)ではFrommer's Europe from $85 a Dayと「$85以上の旅」という表現になってしまっていた。これは、インフレを反映しているばかりではなく、著者と読者が豊かになり扱うホテルやレストランも高級化していったせいでもある。

このHotel de Buciもアーサー・フロンマー氏のガイドブックで見つけたものだ。確か当時はFrommer's Europe $10 a Dayだったと思う。

 74年当時、このホテルの界隈は朝市が立ち、その売り声で起こされたことを覚えている。窓から通りの眺めを見ているだけでも飽きることがなかった。経営者も代わっているのだが、「34年前に泊まったBuci通りに面した朝市の声が聞こえる部屋」をリクエストしたら、メールで「facing bustling Rue de Buci」の部屋を用意したとの返事をもらっていた。

部屋に入ってみて、窓を開いてみるとまさしく74年に泊まった部屋の位置(だった気がした)。室内は相変わらず狭いものの、インテリアやバスルームは4つ星にふさわしいシャレタものだった。

ひと休みしてから、21:00前に外出、サン・ミッシェルの交差点まで歩き、昔よく利用したサンドイッチ・ショップLa Baguetteで、いつも買っていたニース風サンドを買おうとしたが売り切れ。代わりにハムとトマトのパンニーニ(€3.6)を買ってきて、1時間ほどの散歩を終え、ホテルに戻って夜食にした。

f:id:Europedia:20080314120202j:image:left

f:id:Europedia:20080314120222j:image:right

2008-03-08 都合により1ヶ月ほど更新を休ませていただきます

Europedia2008-03-08

[] 都合により1ヶ月ほど更新を休ませていただきます

都合により1ヶ月ほど更新を休ませていただきます。東京の桜が満開となった頃には再開させていただく予定です。

 拙著「ウィーン旅の雑学ノート」のテキストと江原美紀男さんのイラストマップに新たに撮影した写真を加えてリメイクした「ウィーン旧市街 とっておきの散歩道」(\1,575) が4月11日にダイヤモンド社より発売されます(発行「地球の歩き方」)。「地球の歩き方 3ヵ月先までの発行予定」http://www.arukikata.co.jp/guidebook/chikyu_schedule.html にはすでに予告されています。

 ダイヤモンド社の「地球の歩き方発行スケジュール 来月の新刊&予約」ページhttp://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp125cg?booktype=globe にも間もなく、取り上げられるはずです。

なお、原著「ウィーン旅の雑学ノート」は、amazon http://www.amazon.co.jp/gのユースド(古書)コーナーに多数出品されています。

■今日のブックマーク&記事■

Yahoo! JAPAN - お花見特集2008  http://sakura.yahoo.co.jp/

□桜前線研究所:2008年桜の開花予想・開花宣言花見情報 http://www.sakurazensen.com/

お花見特集2008−全国の桜の名所情報まっぷるnet] http://www.mapple.net/sp_sakura/

お花見特集 桜前線とれたて便2008:るるぶ. http://www.rurubu.com/season/spring/sakura/

□全国の桜の名所をご紹介 / お花見ガイド(2008年) http://ohanamig.jp/

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

2008-03-07 海外旅行出発間際に要チェックのサイト

Europedia2008-03-07

[]海外旅行出発間際に要チェックのサイト

■OTOA.com http://www.otoa.com/ 

 海外で現地手配を行っているツアーオペレーターの国際組織である日本海外ツアーオペレーター協会のホームページ。会員会社は136社に及び、世界80ヵ国・245都市、811拠点に広がるネットワークを活かし、メンバー会社の各拠点から随時送られてくる最新旅行情報が掲載されている。ただし、最近は情報更新頻度が落ちているようだ。

 トップページには「海外新着情報」の一覧があり、観光情報、現地便り、トラブル事例、渡航先速報をアイコンで区別し、各情報項目を開くと詳細情報情報提供会社名が現れる。 左フレームには外務省海外安全ホームページや厚生労働省検疫所情報、国土交通省ホームページなど安全管理に役立つリンクがあり、大事故などがあるとここに臨時の関連情報リンクが設けられることもある。

 トップバーにある「トラベルサポート」の項からは現地の安全情報基本情報を国・都市別で開いていくことができる。「旅の情報館」には、ブロードバンド対応の海外ビデオのストリーミング配信や「お役立ち豆知識」、「トラブル対処」コーナーがある。

■The Weather Underground http://www.wunderground.com/ 

 世界6万都市の気象情報や日没時間などをほぼ漏れなく網羅し、しかも日本語で表示する便利この上ない気象ポータルサイトだ。

 利用に際してはトップ画面左フレームにある「Units:」で、摂氏・センチの表示、日本語を含んだ言語選択、現在地の時間などをカスタマイズしておくとよい。場所の選択は地図からも検索ボックスからも可能。トップ画面の中央には米国全図があるが、左フレーム下方の「International」からアメリカ以外の地域をクリックすると世界各地の地域図と国名一覧が出てくる。国名を選択すると都市一覧が現れ、都市名のクリックで詳細画面が開く。

 天気予報(東京の場合7日間)のほか、体感気温、視界、気圧、湿度、風、日の出・日の入り、月の出・月の入り時刻、月齢、紫外線指数なども表示される。英語画面ではジェットストリームなどの航空気象や台風・ハリケーン情報、海洋気象、積雪情報も表示される。このほか世界各地の任意の日の星座表(Star Chart)や1994年に遡る過去の特定日の天気なども表示される。

 アメリカ方面では、土地・季節ごとの季節の植物アレルギー発生状況(Allergy Alert)、レーダーと衛星による気象画像なども表れる。

■Robert Parker Online http://www.erobertparker.com/

 著名なワイン評論家でThe Wine Advocate誌を発行するRobert Parker氏のホームページ。有料会員向けのコンテンツやワイン・データベースもあるが、MORE INFORMATION欄など無料で利用できる情報も豊富。とくに、色分けと数値による分かりやすい表示で見やすく世界的に評価の高いVintage Chart http://www.erobertparker.com/newsearch/vintagechart1.aspx(左フレーム下方)は旅立つ前にプリントアウトや携帯端末にダウンロードしておくと便利だ。私は、リフィル・サイズにカラー両面印刷してシステム手帳に綴じ込んで海外旅行に出かけている。EducationとCommercialに分類したワイン・リンク集も貴重。

  Wine Spectator http://www.winespectator.com/ は、アメリカで出されている有名なワイン雑誌ホームページ。Dining&Travel欄のHotel/Resort Searchにはワインファンへのおすすめの宿が紹介されており、Destinationには各地域のワイン記事がストックされている。また、Library(Archives)には各地のおすすめワイン・レストランなどのデータがそろっている。当たり年のVintage Chartも海外旅行に必携。

 個人的には、パリのワインショップ・チェーンNICOLAS http://www.nicolas.tm.fr/ のサイトもおすすめだ。プライス・リストやNICOLASが展開する WINE BARのページはパリに行く前にじっくりと見ておくことにしている。

ワインに関するポータルサイトとしてはWine About.com http://wine.about.com/ 、Into Wine http://www.intowine.com/ 、Wines.com http://www.wines.com/  、Wine Lovers' Page http://www.wineloverspage.com/ なども、旅立つ前にチェックしておきたいサイトだ。

■Sunrise, Sunset Calendars http://www.sunrisesunset.com/

 世界56都市の日の出・日の入りの時刻を月間カレンダーで表示してくれるサイト。到着空港から明るいうちにホテルへたどり着きたい、日が昇ればすぐに散歩に出たい、自然光が差し込むうちに美術館で鑑賞したい、見学時間が終了する廃墟での日没時間を事前に知りたいといったときに便利なのがこのSunrise, Sunset Calendarsだ。

 トップには世界56都市の現在時刻と日の出・日の入りの時刻が表示されており、各都市のCalendarの文字をクリックすると1ヶ月の一覧表が出てくる。Custom Sunrise Sunset Calendarのページにはより多くの都市がリストアップされており、過去・未来のカレンダーや月齢の表示も可能だ。

■そのほかのリスク・コントロールに役立つサイト

 感染症情報の収集、外国の感染症機関との情報交換、感染症予防戦略の研究、それらの情報の国民への提供を目的とする国立感染症研究所「感染症情報センター」http://idsc.nih.go.jp/index-j.html のサイトには、旅行者に役立つ感染症情報が分かりやすく掲載されている。

 97年4月に国立予防衛生研究所が「国立感染症研究所」と名称変更になり、それに伴って、感染症情報センターが発足し、後にこのサイトが開設された。

 「最新情報」には、「感染症発生動向調査週報」、「麻しん発生状況(速報グラフ) 」、「」インフルエンザ流行レベルマップ」などの情報が並び、右フレームの「フォーカス」には、「鳥インフルエンザ」などの情報を開くことができる。

 厚生労働省検疫所が運営する「海外渡航者のための感染症情報http://www.forth.go.jp/  でも、「海外渡航者が渡航先で感染症にかからないために、渡航者向け、旅行関係者、医療従事者向けに海外での感染症情報や医療情報の提供」を行っている。公式情報Topics(検疫所最新ニュース)という項を開くと、バックナンバーも含めた膨大な「感染症関連ニュースを閲覧でき、各記事から流行地域などを印した「地図入りパンフレット」も開くことができる。

 厚生労働省の「海外渡航者のための感染症情報」の「お役立ち情報」には、「世界で流行した主な感染症」の一覧や英語、仏語、ドイツ語、スペイン語、中国語(北京語&広東語)、韓国語の「医療会話集」があり便利だ。

 狂牛病(BSE)やSARS、エボラウイルスなど、動物が関係する疾病の予防と治療に関しては、独立行政法人“動物衛生研究所”http://niah.naro.affrc.go.jp/index-j.html が運営するホームページが役立つだろう。「関連リンク」には世界保険機構(WHO)や国際獣疫事務局(OIE)などがリンクされている。

 以前紹介した、海外旅行者の健康管理、旅行中の身体変化について情報提供を目的とする医師、看護婦、公衆衛生の専門家を中心とした研究組織のホームページ「日本旅行医学会」http://www.jstm.gr.jp/ にも感染症に関する情報が掲載されている。このサイトには、「お知らせ」のほか、「コラム」には「SARS Q&A」、「炭疽菌Q&A」、「高山病で死なないために」などの記事がある。さらに、「21世紀の旅行医学」のページでは、同学会が医学誌「Mebio」に連載している記事をPDF型式でウェブ上から閲覧できるようにしており、「糖尿病患者の海外旅行をサポート」「飛行機の中の旅行医学」「障害者の旅行医学」「医療アシスタンス会社から見た旅行医学」「海外旅行保険の旅行医学」など極めて貴重な記事が並んでいる。

外務省「渡航関連情報http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/index.html にも「世界の医療事情」、「感染症関連情報」等が掲載されている。「在外公館医務官情報」も覗いておこう、ここには海外で勤務中の医務官が集めた「世界の医療事情」情報レポートされており、その大半は感染症に関するものだ。関連ページの「海外安全ホームページ」を開くとさらに詳しい感染症や安全管理に関する情報が現れる。

 感染症や大災害、大規模テロが発生した場合は、テキサス大学の地図ライブラリーサイトPerry-Castañeda Library Map Collection http://www.lib.utexas.edu/maps/ を開いてみよう。冒頭のOnline Maps of Current Interestには航空機事故や治安・紛争、伝染病、自然災害など旅行者の安全に関わる最新地図がリンクされ、旅行の危機管理に大変役立つ。

 津波など自然災害に関する情報は、ハンガリーの非営利団体National Association of Radio-Distress Signalling and Infocommunications(Radio-Distress Signallingは無線遭難信号の意)http://www.rsoe.hu/が運営しているRSOE HAVARIA AlertMap http://visz.rsoe.hu/alertmap/index.php?smp=&lang=engという優れた災害地図サイトが役立つはずだ。

 Google EarthRSS/XMLなどの最新技術を駆使した優れたサイトを構築している。トップページの上部には世界地図が描かれ、アイコンで災害の種類を図示している。アイコンの説明は地図の下にあるIcon descriptionを開くとよい。

 Icon descriptionの下にあるSelect areaで地域を絞り込むこともできる。Short time events の項には最近の災害発生レポートが並んでおり、異常気象からハチの襲撃、火山の噴火、地震、交通事故、熱波、竜巻、疫病、森林火災、洪水、食中毒、地滑り、大停電、サイバー事故などありとあらゆる災害が取り上げられている。

 Short time eventsの次には、Earthquake events、Active tropical storm systems、NOAA(米国海洋大気庁) Tornado Reports、NOAA Storm Reports、NOAA Hail(ひょう・あられ) Reports 、Active volcano on Earthなど災害別、情報源別のリストも設けられている。

  

 TransitSecurityReport.comが運営する世界の事件・事故・災害・疫病などをGoogle map上から紹介するGlobalincidentMap.com http://www.globalincidentmap.com/home.phpもRSOE HAVARIA AlertMap に準じた機能を持つ。画面は310秒ごとにリロードされ地図、衛星写真の切り替えも可能。最新の30の事件を伝えるロールアップ画面や空港・航空機事故、港・海上事故、有毒食物事件、爆破事件などの専用画面もある。Search Events機能で、国や都市、時期、事件タイプなどから検索することもできるので、旅行予定先のリスク情報を事前調査するのに大いに活用しよう。

 以前紹介した、NASAが運営する火山噴火、洪水、森林火災、大気汚染、ハリケーンなど大規模自然災害を衛星から撮影した写真を中心にレポートするサイトNASA Earth Observatory - Natural Hazards http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/  も健在だ。

 「成田税関支署」と「東京税関」のページが統合され「税関」 http://www.customs.go.jp/というサイトには、カスタムスアンサー(税関手続FAQ)、実行関税率表、関税率表解説、品目分類等回答事例(検索)、外国為替相場(課税価格換算)、税関手続等(税関相談)、品目分類の事前教示、関税評価の事前教示、関税のしくみ(関税の種類)、特定輸出申告制度、輸出入禁止・規制品目などの記事がある。「海外旅行の手続」には、「バーチャルツアー(出国手続編)」もある。詳しくは、サイトマップを参照のこと。

 成田空港検疫所 http://www.forth.go.jp/keneki/narita/には、感染症流行情報や病気にならないためのアドバイス、旅行医学の知識のある人向けのより詳細な情報、旅行医学関連リンク、食品輸入のための知識などが網羅されている。また、旅行準備段階から帰国後まで検疫所が行っている感染症健康相談窓口の利用方法も詳述。

■今日のブックマーク&記事■

□「新しい大人たち」  http://otona.yomiuri.co.jp/ 

読売新聞が開設した団塊世代に向けた総合情報サイト。「LONGSTAYスタイル」など海外旅行関連記事もある。

ITmedia News 08年02月26日付け記事

“自転車をネットで楽しく SNSに一発接続の自転車メーター、ブリヂストンが発売”

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/26/news100.html

2004 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |

  • 「ユーロペディア」トップページへ