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2008-04-28 ヨーロッパ旅行 最新両替事情

Europedia2008-04-28

[] ヨーロッパ旅行 最新両替事情

 今回は、3月10日より4月8日まで29日間の、「欧州鉄道旅行」の両替の準備と帰国後のクレジット・カード請求などに関してレポートしたい。なお、お約束した「旅のレポート」は、少し遅れてゴールデンウィーク明けには当ブログの当該日に遡って書き込んでいく予定です。

出発前に、ユーロの現金とトラヴェラーズ・チェックを購入したが、これはある銀行の会員サービスで若干有利な両替をすることができた。といっても、ユーロキャッシュ購入は1ユーロ当たり0.25円程度有利になるというわずかなものだ。トラヴェラーズ・チェックの方は、1%の発行手数料が免除となった。購入レートはキャッシュが161.14円。トラヴェラーズ・チェックが158.94円だった。トラヴェラーズ・チェックはアメックスのもので、現地で両替するときは直営支店で行えば手数料を取られないはずだ。

参考まで、本日現在の「ある銀行」の一般向けユーロ・レートを挙げておくと、キャッシュ購入が167.62円、トラヴェラーズ・チェックが165.12円(+1%の発行手数料)だ。

キャッシュは、交通費やチップ、細かな買い物、大衆的なレストランなどでの使用が主で、あくまで補助的な支出用と考えていた。また、結果的にトラヴェラーズ・チェックは一度も使用しなかったが、現在、購入時よりもユーロ高になっているので次回の旅行用に取っておくことにした。

現地での支出の多くは、クレジット・カードにするつもりだった。実際、現地では4〜5年前にはクレジット・カードお断りだった大衆的なレストランやショップの多くもカード支払いを受けるようになっていた。プレイガイドや劇場、鉄道、郵便局、ミュージアムショップなどでもクレジット・カードが使えた。

 使用したクレジット・カードは当欄の「ユーロを少しでも安く調達するには」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060612、「1€=150円超時代の両替テクニック」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060830 などでふれた「アルキカタMasterCard」とマイレージに加算できるJAL CARD(Master)だ。

「アルキカタMasterCard」は、海外利用金額の5.55%がキャッシュバックされるという大きなメリットがあり、通常のクレジット・カード精算レートが160円とすると、こちらは151円強で済むのだ。残念ながらこの特典付きカードは新規受付を昨年6月で中止し、私のカードもこの6月で期限切れとなるので最後の駆け込み利用となった。私の場合このカードのショッピング利用限度額は30万円で、これを超えた支出はJAL CARDで支払った。

 面白かったのは、「アルキカタ」の利用限度を迎えたのがウィーンの書店だったのだが、3階では使えたものが1階での支払いでは使えなくなっていた。帰国後にチェックしてみると、正確な日本円での利用合計は307,879円で、キャッシュバック額は15,648円だった。

 このユーロ高の中で、ユーロが151円強で済んだメリットは経済的にも心理的にも大きい。次の旅行までに、これに変わるユーロ割安調達法を早急に見つけなければと少々焦っている。

出発前の、飛行機代や鉄道パス、ホテルの支払いもほとんどJAL CARDで支払いを済ませていた。書籍や食材、家庭用品などのおみやげが多くなったせいもあるが、今回の旅での支出で夏休みの沖縄往復分のマイレージが貯まりそうだ。


■今日のブックマーク&記事■

□日本の重要湿地500 http://www.sizenken.biodic.go.jp/wetland/

環境省が運営する日本全国の重要な湿地帯500箇所を紹介するサイト。私の好きな奥日光の戦場ヶ原http://www.yutaki.com/hikingmap.htmlリストに入っていた。

□NIKKEI NET IT+PLUS記事

「フルHDテレビで雑誌を“立ち読み”、NTTコムと凸版印刷が新サービス

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITef000022042008

NTTコミュニケーションズと凸版印刷が「DoTV」http://dotv.jp/を利用して始めたサービスを紹介。

□ラ・カーサ・ミーア http://www.lacasamia.jp/

フィレンツェで短期滞在型アパート、B&B、アグリツーリズモ情報を発信しているサイト。フィレンツェの滞在をより楽しくするクチコミ情報も満載。

☆右上の写真はマドリッドのホテルのクローゼットに置かれていたセーフティーボックス。これは、自分のクレジット・カードの磁気コードを記憶させて開閉する方式だが、クレジット・カードでも、自分の設定する任意の数字暗証番号のどちらでもOKという新型も登場していた。

2008-04-14  1974年の“欧州鉄道旅行再現の旅”から帰国しました

Europedia2008-04-14

[]1974年の“欧州鉄道旅行再現の旅”から帰国しました

3月10日より4月8日までの29日間、「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005、「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」 その1http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118〜3http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080222などで取り上げた学生旅行の復刻版の旅に出かけて、無事帰国しました。

旅の印象をひと言で言うと“グローバリゼーション”。どの街も繁華街にはスターバックス、H&M、ZARA、マクドナルドなど世界規模の展開を行っている企業の店舗が並んでいて、ちょっと見た目にはどの都市か判別できないほどだ。スペインやイタリアのシェスタの美風も少なくとも都市においては消滅。中欧の手刺繍や伝統的民芸品作りも滅びの道を歩んでいるように思われた。EU圏とシェンゲン条約加盟国の拡大によって国境を感じることもなく、国ごとの通貨両替による目減りもなくなった代わりに、物価が高値で均一化していっていた。とくに、昔物価が安かったスペインの物価が一番高く感じられ、好景気のバルセロナはパリより高いと実感した。

 一方で、34年前の宿や安食堂、市場、親しくなったいくつかの店は健在で、中には22年ぶりにふらりと入ったのに店主が飛んできて握手を求めにきてくれたブダペストのアンティーク・フォークロア・ッショップのような店もあった。そのほぼ同い歳の店主は、昔、片言のドイツ語しかできなかったのに流ちょうに英語やイタリア語まで話すようになっていた。その理由を聞くと「グローバリゼーションだよ」と22年前の彼から想像もできない返事が返ってきた。思えば最後にあったのはチェルノブイリの1986年。私が、ハンガリーの友達の子供たちに甲状腺癌を予防することができるとされたヨード剤を配りに来たときのことhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20061117。もちろん東西の壁が崩れる前のことだ。ひとしきり“グローバリゼーション”談義を交わし、お互いの空白を埋め合ったものだ。

各地のレストランもグローバル化の波に抗しきれず、メニューを変に“国際化”してみたり、小手先の“健康志向”への変身などで失望させられたところも多かった。他方、良質な素材を使い、人件費も惜しまなかったレストランがいくつか閉店に追い込まれていた。レストランでのひとつの嬉しい発見はしっかりした哲学を持った何人かのオーナー・シェフが時代に流されない賢明な対応策を見出していたことだ。これについては、後日報告したい。

34年前の旅では自らはカメラを持って行かなかったので、その分情景が網膜に未だに強く焼き付いているのだが、行き帰りの飛行機で一緒だった友人と偶然街角で出くわし、撮ってもらった写真が数葉残っている。別の友人に旅立つ前に勧められた「同じアングルで写真を撮ってきて見比べてみる」こともやってみた。先の、22年ぶりに会った店主も22年前と同じアングルで撮らせてもらったので、このブログで比較写真を公開したいと思う。

 当欄の「海外旅行に持って行きたいデジカメとスーツケースなど」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080229で紹介した、デジカメやスーツケースも大活躍してくれた。とくに、パナソニックのルミックス FX35 http://panasonic.jp/dc/fx35/index.htmlは思った以上に旅にぴったりなデジカメで、フラッシュを使わずにも料理写真が撮れるモードが重宝し、結局全ての食事をデジカメに収めることができた。

 今回は、取材の仕事ではないので仕事用の写真は撮る必要はないと自分に言い聞かせながらも、つい取材癖がもたげてしまい、結局1,400枚ほどの写真を撮る羽目になった。

 なお、旅のレポートは、来週から当ブログの当該日に遡ってボチボチ書き込んでいく予定です。

■今日のブックマーク&記事■

□UNHCR's Google Earth maps  http://www.unhcr.org/googleearth

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がGoogleと提携し、世界の難民の状況をネット上のGoogle Mapで見られるようにしたサイト


 下記の本は、拙著「ウィーン旅の雑学ノート」のテキストと江原美紀男さんのイラストマップに新たに撮影した写真を加えてリメイクし4月11日にダイヤモンド社より発売された「ウィーン旧市街 とっておきの散歩道」(1,575円 発行「地球の歩き方」)です。

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