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2011-12-19   ブダペスト・ウィーン24日間の旅から帰還 その4

Europedia2011-12-19

[]ブダペスト・ウィーン24日間の旅から帰還 その4

 11月14日(月)から帰国便に乗る11月17日(木)までの交通パスをどれにしようかと迷っていたのだが、見残した美術館があることと、最後のショッピングを楽しみたいので、美術館やショッピング、レストランなどの割引特典が付いたウィーン・カード(18.5ユーロhttp://www.wien.info/ja/travel-info/vienna-cardを利用することにした。ウィーン・カードは72時間交通機関乗り放題フリーパスと4日間有効の各種割引特典を併せ持ったカードで、割引クーポンや適用施設を紹介する小冊子も付いてくる。

ウィーン・カードの割引が効くショップには、“ウィーン商工会議所がウィーンで育まれた伝統的手づくりの技術と確かな経験をもつ優良企業を「WIEN PRODUCTS」http://www.wienproducts.at/ という統一トレードマークで認定”した老舗が多い。詳細は、ウィーン市観光局の「ウィーン・プロダクツ」 http://www.wien.info/ja/shopping-wining-dining/shopping/wien-productsにも掲載されている。

真っ先に覗いてみた店はマリア・ヒルファー通りの裏手にある「ウィーン・プロダクツ」メンバーの“銀細工専門のウィーン最古の工房”Jarosinski & Vaugoin http://www.vaugoin.com/だ。ここは、15年ほど前に取材したこともあり、そのとき印象に残ったモーツァルトのレリーフが刻まれたワインテイスティングにも使えそうな銀の小皿が目的だった。店で以前の取材でその小皿を見せてもらったというと若いオーナーが「応対したのは私の父でしょう。残念ながらその小皿は日本で展示中で、予備の在庫はありません」とのことだった。仕方なく、表のウィンドウにあった銀の定規を見せてもらおうとしたら、「それでしたら、こちらもお気にいっていただけるのでは」と奥のケースから持ってきてくれたのが“鞘に収めると定規になる銀のペーパーナイフ”だった。気に入ったので、ウィーン・カード割引とTax Freeを併用して購入。合わせて2割引ほどになった。

この店の帰りにRadlager http://www.radlager.at/というオープンしたばかりの、今はクラシックな存在であるスティール系のロードレーサーを集めて展示しているカフェ兼工房を見つけ、飛び込んでみた。私もスティール系ロードレーサーの愛好家http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100824なのでオーナーと話が弾み、美味しいエスプレッソを振る舞ってもらった。

もうひとつ、「ウィーン・プロダクツ」メンバーでウィーン・カード割引の効くBackhausen http://www.backhausen.at/も覗いてみた。ここは、アール・ヌーヴォー期のパターンを使ったインテリア・テキスタイルで名高い店だが、買ったのは、アール・ヌーヴォー風のワイングラスだった。プラハに行くたびに少しずつ買い集めているMoser社http://www.moser-glass.com/en/のワイングラスhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100225にどことなく似ていたが価格は二重の割引適用もあって1/6ほどだった。

「ウィーン・プロダクツ」メンバーではないが、ドイツのハウスウェアメーカーWMF http://www.wmf.at/でも、ニンニク潰しやワインの栓抜き、爪切り、皮むき、ナフキン・リングなどの日本では結構高価な家庭用品をTax Freeで購入。

このほかに、ウィーンで買った物といえば、蚤の市で見つけたウィーン幻想派の画家エルンスト・フックスのリトグラフを買った。全体の刷り部数の何枚目かが表に鉛筆書きされてなかったので、いい値切る口実になると思い、店主に聞いてみると「おまえさんいいところを突いたね、ほら裏にちゃんと版元のシール付きで書いてあるよ」と答えられてしまった。それでも、150ユーロの言い値を115ユーロに値切って購入。

 ハンガリーでの買い物やウィーンで買った本や画集、CD、スープの素やハーブ、ホットワインの素などを合わせると荷物は、飛行機の無料手荷物許容量http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110414ギリギリの45キロほどになってしまった。機内持ち込みのリュックにも陶磁器などの割れ物があり、こちらも15キロほどの重さだ。

 そこで、チェックアウトの日には、スムーズに空港に行けるようにホテルが契約しているエアポートタクシー(実質は白タクのようだ)を頼んでおいた。料金は38ユーロの定額制だ。

 帰りのタクシーではラジオから私の愛するマーラーhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080805の「交響曲第9番」が流れていた。ひょっとしたら、これが最後のウィーン訪問になるのかなと、思わず感傷に浸ってしまった。

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■今日のブックマーク&記事■

□“Head in the cloud: The future of travel tech”Travolution December 8記事 by Elliott Pritchard

http://www.travolution.co.uk/articles/2011/12/08/5257/head-in-the-cloud-the-future-of-travel-tech.html

□“Who advised your trip? Reviewing the top travel review sites”Crikey (blog) December 19記事

http://blogs.crikey.com.au/back-in-a-bit/2011/12/19/who-advised-your-trip-reviewing-the-top-travel-review-sites/

□「スマートフォンで旅行が変わる?」毎日新聞Dec 12記事‎

http://mainichi.jp/select/science/nationalgeo/archive/2011/12/12/ngeo20111212001.html

Wiener Werkstatte Jewelry

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2011-12-07 ブダペスト・ウィーン24日間の旅から帰還 その3

Europedia2011-12-07

[]ブダペスト・ウィーン24日間の旅から帰還 その3

 今回の旅行目的のひとつは、オーストリア・ワインhttp://www.austrianwine.jp/の新酒ホイリゲを賞味することだ。新酒ホイリゲは毎年11月11日の聖マルティンの日に解禁される。どこかの国と違って、新酒を商売に利用しようという気はさらさらないようで、葡萄畑に隣接した造り酒屋の一部がその日から、市民に飲ませるためのお店(これもホイリゲと呼ぶ)を再開したりする程度だ。

 解禁初日ではないが13日の日曜日に、ウィーン在住の友人夫婦に連れられてドナウを見下ろすKahlenberger通りの周辺にあるホイリゲの飲み歩きに出かけてみた。行きつけのホイリゲSirbu http://members.aon.at/jsirbu/は解禁日の週だというのにしっかりと“日曜定休”を守って閉店。その代わりに、店の斜め前の牧場が野外仮設ホイリゲとしてオープン。その日は、非常に寒かったが、白い息を吐きながら新酒を傾ける人々で賑わっていた。

 私たちは、もう一軒の行きつけHirtへ足を伸ばした。ここも常連客で込んでいたが、店の人が顔を覚えてくれていて、ドナウを真下に見下ろす席を確保することができた。ここは、新酒も美味だが、ウィーン風ハンバーグや肉まんじゅう、野菜のパイ焼きなどつまみが絶品。店に備え付けの座布団と毛布で寒さを防いだが、時間が経つとつまみ類がフリーズしてきた。葡萄畑の紅葉とそれを覆う柔らかな霧が息を呑むほどの美しさ。寒さに震えながらも席を立つに忍びなかった。

ホイリゲについての詳細は当欄「来る、11月11日はオーストリアの新酒ホイリゲの解禁日」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071107も参照いただきたい。


ウィーンでのもうひとつのワインの楽しみ方は、旧市街の地下深くにある古色蒼然としたワイン酒場(Weinkeller)だ。お気に入りは、地下が4層になっている16世紀のバロック建築にあるZwölf Apostelkeller(12使徒ケラー) http://www.zwoelf-apostelkeller.at/index-en.htmだ。地下にはローマ時代の城壁や井戸の跡も残っている。最近は、ツーリスト向けに模様替えをしてウィナー・シュニッツエルやグラーシュ・スープなど温かい食事も出すようになり、照明も明るくなった。

ウィーンらしいワインケラーは減る一方で、昔は、旧市街の中だけで8軒ほどあったが、今は、4軒ほどに減ってしまった。

 ウィーンのワイン酒場の常で、ここでは1/4リットルのジョッキーでワインを飲むことになる。1/4 で2.9ユーロから、ボトルでとっても14.5ユーロからと値段は手頃。ツマミには名物のとろけるような牛タンのハムに西洋わさびを添えたもの(Zunge mit Kren 6.30)や卵入りのお団子をスライスして炒めサラダを添えたもの(Eiernockerln mit grünem Salat 6.8)、チロル風のポテトとベーコンなどを炒めた料理(Tiroler Gröstl mit Krautsalat 8.2)、ウィーン風肉まんじゅう(Fleischknödel mit Speckkrautsalat 8.8)などがある。

ここには、滞在中二度通ったが、一度はウィーンに住む日本の友人たちが集まってくれて盛り上がった。日本語情報紙「月刊ウィーン」http://gekkanwien.blog14.fc2.com/編集長さんも駆けつけてくださった。

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新自然派ワインを求めて―オーストリアワインの魅力

新自然派ワインを求めて―オーストリアワインの魅力

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