Europedia の インターネット・トラベルNEWS

■「ユーロペディア」トップページへ■  ■サイト・マップに代えて■ Since 2004 February 15, 1884108
 

2013-12-27   入手困難になりつつあるカセットデッキを購入

Europedia2013-12-27

[]入手困難になりつつあるカセットデッキを購入

1984年に購入したSONYのクローズドループ・デュアルキャプスタン方式3ヘッドカセットデッキTC-K555ESIIをだましだまし使っていたが、カセットのイジェクト部分が壊れ、部品の経年劣化による音質の低下もあったため思い切って買い換えることにした。TC-K555ESIIは人気が高く、今でも“新旧や性能を問わず、名機からエントリークラスの機種の情報、懐かしいオーディオ広告まで”紹介する「オーディオの足跡」http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-k555esii.htmlといったサイトで取り上げられている。私のTC-K555ESIIも放送機器に詳しい友人が喜んで引き取ってくれた上に、イジェクト部分も修理して動体保存してくれることになった。

 買い換えたカセットデッキは、TEACのAD-RW900 http://teac.jp/product/ad-800/という機種で、amazonでは、メーカー希望小売価格68,250円が27,725円(通常配送無料)となっていた。

 この機種は、“カセットレコーダーとCDレコーダーを中心に、様々なメディアをデジタル化またはカセットへ録音することができるコンビネーションレコーダー。録りためたカセットテープ音楽CD-R/RWに録音することが可能なほか、USBメモリーにMP3フォーマットで録音することもできる。本体背面に装備されたUSB端子を使って、デジタル化されたオーディオデータをパソコン転送することも可能”というものだ。

まだ、カセットの再生機としてしか使っていないが、充分満足のいく性能だ。

当欄の「旅の思い出を甦らせる音のアルバムhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051206でも書いたが、1974年に生まれて初めての海外旅行でヨーロッパを一周したとき世界最初のポータブルカセット録音機といわれるアイワの録音機能付きラジカセで蚤の市などで大道芸やフラメンコのタブラオの音を録ったりしていた。その40年前のカセットも見事に再生してくれる。デッキの性能もだが、40年とくに大切に保存しておいたわけでもないテープがよく保つものだと感心する。

 40年前の深夜放送や落語を録ったテープを初め、1970年代後半に3年ほど住んだウィーンでFM生放送を録音した貴重な巨匠時代コンサートオペラなど1,000本ほどのカセットテープが手元にあるのでこれからバックグラウンドミュージックとして聴き直していきたいと思っている。

話は変わるが、当欄「フルHDの4倍緻密な映像を目指す4Kテレビ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20130805でふれた東芝の65インチ4KテレビRegza 65Z8X http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/z8x/index_j.html で、BS-TBSが放送した「THE世界遺産 3D フィレンツェ歴史地区」という番組を見た。それまで3Dは子供だましと敬遠していたが、遠近感を出すためにルネッサンス期の芸術家が錯覚を利用して設計した教会建築や彫刻などが見事に再現されていた。専用の眼鏡をかけなければならない煩わしさがあるが、大人も嵌ってしまう楽しさがある。

BS-TBSが放送した「THE世界遺産 4K Premium Edition ラヴェンナ」という番組も見た。こちらはSONYの4Kカメラで撮影した画像で、3Dの眼鏡を掛ける必要はないが、奥行きさえ感じられる精細な画像に驚かされた。Regzaのような4Kテレビ の楽しみ方がやっと分かってきた。

当欄関連過去記事:

「そろそろカセットデッキを確保しておきたい」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110114

「カセット再生機器が市場から消えていく」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070910

「旅の思い出を甦らせる音のアルバムhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20051206

「フルデジタルステレオアンプの衝撃」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060905

「旅行関連のラジオ番組やCDを旅先に携行するための便利な機材」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070330

「旅行や語学のラジオ番組の録音に便利なSONYのネットジューク」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071211

「旅に欠かせなくなったデジタル・ウォークマン」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100410

「“海外旅行の効用”でオーディオの泥沼から脱出http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050207

■今日のブックマーク&記事■

□Novica.com http://www.novica.com/

Web Firm Profits by Enriching Both Artisans and Buyers


TEAC CD/カセットレコーダー USB接続対応 シルバー AD-RW900-S

TEAC CD/カセットレコーダー USB接続対応 シルバー AD-RW900-S

2013-12-16    「ウィーン・ブダペストの旅 番外編 その2 ワインリスト」

Europedia2013-12-16

[]「ウィーン・ブダペストの旅 番外編 その2 ワインリスト

 ウィーンのワインショップVinothek St. Stephanホームページの Preisliste 2013 (Dezember)http://www.ststephan.at/catalog.phpなどを参照しながら2013年10月に購入した白ワイン18種をリストアップしました。各行末尾の数字は、付加価値税(16〜17%)抜きの今回購入時のユーロ価格。


BRÜNDLMAYER Grüner Veltliner Käferberg Reserve DAC Kamptal 75 cl 2012 32,33

SCHLOSS GOBELSBURG Grüner Veltliner Lamm Erste Lage Reserve DAC Kamptal 75 cl 2011 24,83

SCHLOSS GOBELSBURG Riesling Zöbinger Heiligenstein Erste Lage Reserve DAC Kamptal 75 cl 2011 24,83

Weszeli Grüner Veltliner Schenkenbichl Kamptal DAC Reserve 2011 25,67

Weszeli Riesling Seeberg Kamptal DAC Reserve 2011 75 cl 35,00

Sepp Moser Muskatt-Ottonel trocken 2010 75 cl 7,33

PLODER ROSENBERG Linea Pinot Gris - Holzfasslagerung Südoststeiermark 75 cl 2009 21,25

GROSS Gewürztraminer Nussberg - halbtrocken Südsteiermark 75 cl 2011 43,33

GROSS Welschriesling Steirische Klassik Südsteiermark 75 cl 2012 8,17

TEMENT Gelber Muskateller Klassik Südsteiermark 75 cl 2012 11,25

KNOLL Grüner Veltliner Schütt Smaragd Wachau 75 cl 2011 24,00

KNOLL Gelber Traminer Smaragd 50 cl 2011 16,50

KNOLL Grüner Veltliner Loibenberg Smaragd Wachau 75 cl 2011 24,00

PRAGER Riesling Smaragd Klaus Wachau 75 cl 2011   31,50

VEYDER-MALBERG Grüner Veltliner Liebedich Wachau 75 cl 2012 19,83

Fritsch Riesling Kapuzinerberg 75 cl 2012 15,67

ZAHEL Orange "T" - Orangetraube Wien 75 cl 2013 10,00

SCHWARZBÖCK Grauburgunder Weinviertel 75 cl 2012 12,33

参考サイト:

■Smaragd  http://www.austrianwine.jp/unser-wein/weinbaugebiete/niederoesterreich/wachau/

DACワイン http://www.austrianwine.jp/unser-wein/dac-districtus-austriae-controllatus/dac-wein-was-ist-das/


当欄関連過去記事:

「旅先でも我が家でもテーブル・ワインをエンジョイしよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050901

「グルメとワインの旅に役立つホームページhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050622

Wine 2.0がワインの楽しみ方を変える?」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071114

「ワインと旅のウンチク・ページ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070405

「優れたワイン・ヴィンテージ・チャートhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050915

「ワイン・ツーリズムという旅のスタイル」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050325

「旅先でワインを楽しむために役立つホームページ(国内編)」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040621

「旅先でワインを楽しむために役立つホームページ(海外編)」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040618


2013-12-12 「ウィーン・ブダペストの旅 番外編 その1 ワインの別送」

Europedia2013-12-12

[]「ウィーン・ブダペストの旅 番外編 その1 ワインの別送」

 行きつけのワイン・ショップVinothek St. Stephan http://www.ststephan.at/で、白ワインを18種54本購入し“別送扱い”で日本に送ってもらった件を報告しておきたい。

Vinothekで、好みのテイストと葡萄の種類、生産地を女性のマネージャーに話すと、次から次へと候補のワインを見せてくれた。薦めてくれたワインの中にも昔味わった経験からノーと断るものもいくつかあったが、嫌な顔せずというよりも、駄目出しをむしろ喜ぶようにワイン選びを手伝ってくれた。

 最初は2ケース24本程度と考えていたが、魅力的なワインが次々に目の前に現れるので、これを3本、これを2本といった具合に選び重ねていくとあっという間に予定数オーバー。マネージャーの「ひとケース18本単位が合理的」との悪魔の囁きもあって、とうとう3ケース54本になってしまった。

一番のお目当てだった辛口のMuskatt-Ottonel種のワインは在庫の1本しか無く、追加仕入れの見込みもないとのことだった。

18種54本のワインを選び終わると、すぐにインヴォイスプリントアウトされた。価格を見ると平均16.6%かかるはずの付加価値税が免税とされていて、合計1,156.83 Euro。そのときの1Euroが約135円だったので、計156,172円。単純に54本で割ると1本当たり平均2,892円だ。

 航空郵便送料は、Standard扱い(航空機貨物スペースの空き具合で積載される優先度の低い扱い)で、段ボール箱3箱(平均1箱あたり25kg)合計で555 Euro(74,925円)だ。これも単純に54本で割ると1,388円。1本当たりのワイン平均価格プラス送料は4,217円になる。

 

 帰国時に、別送扱いという個人輸入に比べ有利な税率にするためには、梱包上にUnaccompanied Baggage(別送品)と明記してもらう必要があるため、マネージャーに念を押しておいた。

マネージャーは「日本からインターネット経由で注文を受けられます」と言って、店のホームページアドレス入りのカードを渡してくれた。


 帰国便の機内では、通常1枚で済む「携帯品・別送品申告書」を2通書き込んで、到着時に税関に提出した。「申告書」には、ウィーンの空港で買った3本のワインとスーツケースに入れた0.5リットルのハンガリー産貴腐ワインも記入しておいた。

税関の係員からは、「免税枠内の3本のワインをオーバーする分が本来、課税対象ですが税額が100円未満ですので、今回は結構です」と言われ、「申告書」のうちの1通に確認印を押して「別送品を申告された皆様へ」という書面と一緒に返してくれた。

10月9日にウィーンで購入・発送依頼したワインだが、思いのほか早く大阪税関から10月16日付けの「外国から到着した郵便物の税関手続きのお知らせ」という通知が長崎に翌17日に届いた。通知に添付されたハガキに必要事項を記入し、帰国時に確認印を押してもらった「携帯品・別送品申告書」を同封して翌18日に大阪税関へ返送。

 10月21日に大阪税関より、商用でない旨の確認と思われる電話が入り、個人消費であることを説明。そのとき、税額も聞かされたが、当初1リットル当たり200円の簡易税率が適用されるものと思っていたが、関税・酒税・消費税・地方消費税があると説明される。合計税額が10,800円とのこと。予想額より約2,000円高いだけだったので、「よろしくお願いします」と返事をしておいた。

ワインは22日の夕刻には長崎の自宅に着いた。その場で、郵便局の人に税額10,800円と通関料600円を払って荷物を受け取る。段ボール3個を開けていくと、見事なプロのワザでエアークッション(プチプチ)に厳重にくるまれ、その上に幅広のテープが掛けられ、さらに隙間には発泡スチロールの球が詰められてワインが出てきた。もちろん、すべて無事で破損は全くなかった。ただし、54本梱包を解くのに2時間以上かかった。

「国際郵便物課税通知書」を見ると、関税 1リットルあたり70円(0.75リットル 52.5円)、酒税 1リットルあたり80円(0.75リットル 60円)、消費税・地方消費税(現地小売価格の6割程度を課税価格と想定しているものと思われる)が課税されていた。

関税は、40.5 リットルで2,835円。酒税は、3,240円。消費税・地方消費税は、4,800円、おのおの100円未満が切り捨てで合計で10,800円だ。

実は、ブログを書くに当たって、書類等を再度チェックしていて、昔、「一般旅行業務取扱主任者試験」の受験勉強をしたときに確か「別送品も商用と見なされない限り、免税枠を越えた分は携行品と同じ簡易税率で計算される」とされていたことを思い出した。税関ホームページの「別送品手続(渡航先から荷物を送る)」http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/bessouhin.htmを読み返してみると、

 {別送品の外装に「別送品」の表示がない場合には、一般の郵便物として取り扱われ「国際郵便物課税通知書」(関税等の納付額や納付手続などを通知する書類)が郵送されることがあります。この場合、税金を納付する前に課税通知書を差し出した税関外郵出張所に免税適用の可否などをお問い合わせ下さい。なお、別送品に係る税金を納付してしまった場合には、税関外郵出張所にご相談下さい}とあった。

と言うことは「国際郵便物課税通知書」が送られたのだから、“一般の郵便物として取り扱われ”たわけだ。税関からの電話で、梱包上にUnaccompanied Baggageと明記した別送品であることも確認し、確認印のある「携帯品・別送品申告書」も返送したにもかかわらず一般郵便物扱いになっていたのだ。

そこで、2ヶ月弱経ってしまった12月11日に大阪税関に問い合わせたところ、「課税通知番号を元に調べ直してご連絡します」と言われた。今朝(12月12日)になって電話があり、丁重に「手違いで、課税扱いになってしまいました。本来は、簡易税率で計算すべきものでした。簡易税率では40.5リットル×200円で合計8,100円です。差額の2,700円は還付手続きに応じていただければ返金します」とのことだった。わずか、2,700円かも知れないが、精神衛生上よろしくないし、勉強にもなると思い、「お手数ですが手続きを進めてください」と返事をしておいた。「勉強になるので」と言ったせいか、係の人は、「今回はワインの単価が比較的高かった(1本2,892円)ので、簡易税率が有利ですが、単価が低ければ(価格に応じてかかる)消費税等を払ってもらった一般郵便物扱いの方が有利になることもあります」と教えてくれた。

というわけで、現在、還付手続き待ちだが、簡易税率扱いとして、かかった送料や税金・通関料を計算すると。1本あたり税金・通関料161円、1本あたり送料1,388円、合計1,549円となる。

東京に行った折り、デパートのオーストリア・ワインの棚で自分の買ったワインが2種類ほど見つかった。また、ウェブ上でもいくつか見つけた。値段を比べてみると諸費用を合計した価格よりデパートの売値は1〜2割高い程度だった。個人で別送するメリットは価格面では少ないが、日本に輸入されていない個性的で好みにあったワインを自由に選べるという点では大いにメリットがあると言えるだろう。

 また、旅行時に「別送品」で送る場合と、日本からインターネット経由で注文して“一般の郵便物として取り扱われ”る場合の税金等の諸費用が大差ないことも発見だ。これからは、飲み干す前にネット注文しておくことにしよう。

 次回は、興味のある方と自分自身のために買ったワイン18種のリストと付加価値税抜きの価格の一覧を掲載させていただく予定だ。

私が買った Vinothek St. Stephan http://www.ststephan.at/では日本からのネット注文も受けますと言ってくれた。日本からの注文で、実際の費用がいくらかかり、手間がどの程度なのかは未知の領域なので他人様には余りすすめられないがいずれ実験してみようと思う。


■今日のブックマーク&記事■

□Cleartrip http://www.cleartrip.com/collections/

  Visually-appealing travel guides

□ROBIN BENZLE .com For the love of food and travel http://robinbenzle.com/index.asp

□Hostelz.com http://www.hostelz.com/

(“world's largest hostels database”54,178 listings in 9,534 cities.)

 JOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/メールマガジンで紹介さたサイト

Austrian Wines: An Overview, History, Grape Varieties, and Wine Regions

Austrian Wines: An Overview, History, Grape Varieties, and Wine Regions

2013-12-01    「ウィーン・ブダペスト15日間の旅 その5」

Europedia2013-12-01

[]「ウィーン・ブダペスト15日間の旅 その5」

10月11日(金)の午前中は、ベルヴェデーレ宮殿下宮にある美術館で“オーストリア象徴主義の視点から”という副題の付いた「Dekadenz」展http://www.youtube.com/watch?v=tZUJiYVHLxkを鑑賞クリムトやシュトゥック、ホドラー、ベックリン、ココシュカ、エゴン・シーレ、コロマン・モゼール、セガンティーニ、ギュスターヴ・モローなどの作品が出展されていた。「Dekadenz」という言葉が今のヨーロッパに漂う方向感の見いだせない戸惑いを表しているような気がした。この時期にウィーンを訪れたよい記念になると思い、52 Euroもする全314ページの重いカタログも買ってしまった。

午後は、15:30から始まるウィーン・フィル定期演奏会の公開練習に出かける。演目はブルックナーの交響曲第5番だ。Jeuness http://www.jeunesse.at/という青少年向けの音楽鑑賞組織が主催する公演で、日本からJeunessのホームページを通じて9月の中旬にチケットは確保済み。支払いもクレジット・カードで済ませていた。席は、2階席中央2列目という絶好のポジションで料金は42 Euroだった。

 予約時の書面をプリントアウトしたものを持って、楽友協会の側面にあるJeuness事務局に出向きチケットと交換する必要があるので念のために開演の1時間前に出かけた。昔は、Jeunessの“公開練習”は、コンサート同様に正装したメンバーが本番と変わりない演奏を聴かせてくれたものだが、今回は、指揮者Herbert Blomstedt氏の細かな指示が演奏の前後にあり、メンバーもTシャツやジャケット姿といったまさに練習風景の観賞だった。

そう言えば、1970年代にウィーンに住んでいた頃、指揮科の友人に連れられてウィーン・フィルの実際の練習を聴きに行っていたのを思い出した。バーンスタイン氏は指揮科の学生が聴いているのを見つけると、学生に今どのような指示を出しているのかを分かりやすく“教育”してくれたのを覚えている。

 反対に、ジョルジュ・ショルティ氏の場合は、隅で聴いていた私たちにマネージャーを差し向け丁重に「マエストロは皆さんにご見学をご遠慮くださいとおっしゃっておられます」と退出を求められた記憶が甦った。

10月12日は、朝11時からのスペイン乗馬学校http://www.srs.at/白馬舞踏会とも呼ぶべき華麗なショーへ出かける。取材で朝の練習を見たことはあるが、正式な公演は初めてだった。あわよくば、午年の年賀状に使う写真をと思っていたが、厳しく撮影が禁止されていたのでそれは叶わなかった。

乗馬学校の後は、地下鉄で蚤の市の中心あるKettenbrückengasse駅に向かい、蚤の市を見物。昔は、友人達を誘い合って不要品を売る店を開いたこともある。当時の出店者の半分ほどは素人の不要品販売で、客とのやり取りを楽しむ一種のリクレーションだったが、最近はアンティーク業者などプロが増えているようだ。

この日も、以前買ったウィーン幻想派のリトグラフがないかと思って探してみたが良質のものは見つからなかった。また、長崎を東洋の母港と考えていたオーストリア・ハンガリー二重帝国時代の海軍に関した絵はがきや史料も当たってみたが収穫はゼロだった。蚤の市の帰り道にナッシュマルクトの生鮮食品市場でトルコの香辛料類を購入。近くのワインショップWEIN & CO http://www.weinco.at/で日本では見かけないアイスノンをボトルに巻き付ける形のワインクーラーを10.99 Euroで購入。

 蚤の市の後は、ウィーンを代表するデリカテッセンJulius Meinl http://www.meinlamgraben.at/page.aspxやスーパーBilla https://www.billa.at/で食材を中心としたショッピングに回る。昔と違い、土曜の午後もほとんどの商店が開いているので助かる。グラーシュやウィーン風ハンバーグの素、イタリアのトリュッフを使った調味料やイチジクのマスタード漬けなどを買い込んだ。

 買い物に疲れたので、ホテルに戻ってスーパーで買ったサンドイッチとサラダで昼食を取った後、しばし昼寝。

 夕方からは、友人との早めの夕食にヴェトナム料理のSaigon Restaurant http://www.saigon.at/home.phpに出かけた。

10月13日は、午前中からウィーンの森の散歩に出かける。ドナウの本流を見下ろすLeopoldsbergの丘は城跡がホテル建設のための工事中で、城壁の周囲を巡る散策路からウィーン平原のパノラマを見物。

森を歩いて葡萄畑に囲まれた行きつけのホイリゲ(ワイン居酒屋)Hirt http://heuriger-hirt.at/に向かう。ここで、友人5人と合流。ウィーンならではの1/4リットルのジョッキーでSturm(濁り酒)やワインを好物のウィーン風ハンバーグや肉まんじゅう、野菜のパイ焼きなどつまみと一緒に味わう。2年前の11月に訪れたときhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20111207は、店に備え付けの座布団と毛布で寒さを防ぎ、時間が経つとつまみ類が目の前でフリーズしていったが、この日は好天に恵まれ、始まったばかりの紅葉も楽しむことができた。

ホテルに戻る前にHotel Sacherで名物のザッハー・トルテhttp://www.sacher.com/original-sacher-torte/をおみやげに購入。

f:id:Europedia:20131013214414j:imagef:id:Europedia:20131013211910j:imagef:id:Europedia:20131013204246j:image

f:id:Europedia:20131013223821j:imagef:id:Europedia:20131013222500j:imagef:id:Europedia:20131013215205j:image



10月14日(月)は、帰国便出発当日。トリュッフ入りオリーヴ・オイルやハンガリーで買ってきた貴腐ワインなどを慎重に梱包。預けるスーツケースとソフトバッグは合わせて45kgほどの重さになった。機内持ち込みのPatagoniaのリュックにはヘレンドの磁器やLobmeyr http://www.lobmeyr.at/で買ったジョッキーなどの壊れ物を詰め、重さは20kgほど。計65kgの大荷物だ。

09:50に、前述したレッドキャブリムジンが迎えに来て、10:20には空港に到着。自動チェックイン機で手続きを済ませた後、手荷物預かり専用カウンター(bag drop)で2つの荷物を預ける。その際、往路と同様「非常口前のお座席を70ユーロにてご利用いただける」red legroomサービスで座席を変更してもらった。困ったのは、その料金を支払う窓口が別で、30分ほど行列に並ばされたことだ。ウェブ・チェックインすれば、その面倒はなくなるのだが、PCプリンタースマートフォンも持っていなかったので、利用できなかった。

 困ったと言えば、空港での自動チェックインを初め、各国のICチップ入り市内交通パススマートフォン活用の観光案内や各種予約などIT化が進んでいるので、戸惑うことが多い点だ。

パスポート・コントロールを通過して、税関でLobmeyr で買ったジョッキーの免税手続きを済ませ、近くのAMEX窓口で付加価値税の還付を受ける。以前は、不明朗な手数料を引かれ、レシートも出なかった。今回は、事前にいくら戻ってくるか聞いたところ、免税書類に書かれている金額通りだったのでここで手続きを済ませた。昔は、成田の窓口の方が手数料が少なかったのだが、今後はウィーンの空港で済ませることにしよう。

新しくなった空港ターミナルは、むしろショッピング・モールが縮小してしまい、お目当てのチーズが置かれなくなっていた。それでも、オーストリア・ワインを3本、さらに追加購入。

余った時間は、持っているクレジット・カードが有効な“SKY Lounge”で過ごす。サンドイッチなどの軽食もあり、慌ただしい出国前後のプロセスで疲れた身体をゆっくり休めることができた。

 オーストリア航空51 便は、定刻の13:30出発。日本を通過中の台風26号の影響が気になったが翌15日(火)の07:19成田到着。到着は定刻より21分早かった。台風は予想より早く通過したため着陸に影響はなかった。

 ウィーンの空港では預託荷物のクレイム・タグがFUK(福岡)行きとなっていたが、成田の地上スタッフに確かめると、成田空港のターンテーブルピックアップして国内線に自分で再チェックインする必要があるとのこと。

OS 8571便(NH2141)福岡行きは定刻通り10:25発。福岡空港には定刻より7分早い12:18着。空港から長崎までは高速バスを利用した。大荷物を抱えて、バス停のある福岡空港国際線ターミナルまで無料循環バスで移動。ここから、14:05発の長崎駅前バスターミナル行きに乗り、長崎到着は16:30。タクシーで自宅に向かう。空港での買い物も含めると70kgの大荷物。タクシーの下車地点から、車道の通じていないわが家までの80mほどの坂道が最後の難関だった。

■今日のブックマーク&記事■

□航空旅行 燃油サーチャージ比較表(ヨーロッパ・中東路線)

http://homepage3.nifty.com/timetravel/fuelsurchargelist.htm#europe 

□日刊トラベルビジョン11月25日記事

 「総合旅行業務取扱管理者、13年度合格者は2781名−合格率25.7%」

  http://www3.travelvision.jp/c?c=28398&m=33101157&v=bcd90bf6

□エアライングッズ市場 「チャイケロ」

http://cch-fness.ocnk.net/

□Lonely Planet記事 “Sights to make you feel small”

http://www.lonelyplanet.com/travel-tips-and-articles/sights-to-make-you-feel-small?affil=EML_EDITORIALNEWS_47

□CNN記事“Postcards vs. the Future: 10 'endangered' travel items”

http://edition.cnn.com/2013/11/23/travel/endangered-travel-items/

クイック ワインクーラー

クイック ワインクーラー

 

2004 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |

  • 「ユーロペディア」トップページへ