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2014-01-16   ギリシャの小島へのノスタルジック・ジャーニー計画

Europedia2014-01-16

[]ギリシャの小島へのノスタルジック・ジャーニー計画

昨夜、ハードディスク録画していたミュージカル映画「マンマ・ミーア!(MAMMA MIA!)」http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/mammamia//を初めて見て、無性に舞台となったSkopelos島を訪ねたくなった。と言っても、映画に感動してその舞台を訪れたいと思ったわけではない。

映画は、2007年にこの島を中心にロケ http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/mammamia//locationmap.htmlされたものだが、実は、私自身は偶然のことから1979年の夏にこの当時はまったく無名だったギリシャ中東部のスポラデス諸島の小島Skopelosを訪れたことがあったのだ。

 手元に残っている当時の旅の小遣い帳を見ると、7月5日に、当時住んでいたウィーンを出発し、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、トルコ、ギリシャとヒッチハイクを交えながらの旅をして、最終的に8月6日にアテネからの長距離バスでウィーンに戻っていた。

その旅の途中で、ヒッチハイクでトルコとギリシャの国境までたどり着き、徒歩で国境の橋を越えて入国。そこからさらにヒッチハイクをしてKomotiniという地方都市で1泊。そこから夜行列車でアテネを目指した。ところが、車中で知り合ったアジア系アメリカ人の若者に「Skopelosという島が面白いらしい」と聞き、途中下車していっしょにVolosという港から船で渡ってみることになった。

 島へ向かう船の甲板でサイクリング旅行中のドイツの若者たちがMartin Velbinger http://www.velbinger.com/home/news.html という面白そうなドイツ語のガイドブックを持っているのに気がついた。頼んで見せてもらうと、これが実によくできており、スコペロス島のことも「山奥に点在するギリシャ正教の修道院や庵を訪ね歩くとよい」などと詳しく紹介されていた。ユーモラスなイラストやわざわざメモ風に手書き文字で書き込んだ追加情報などにもいっぺんに魅せられてしまった。なによりも、ゲルマン的正確さと手抜きをしない網羅性が気に入った。不謹慎かもしれないが、ナチスがギリシャに侵攻するときもこのような綿密な事前調査をしたいたに違いないと思ってしまった。

その時以降、ヨーロッパの旅に出る際はVelbinger のガイドブックを頼ることになり、今でも手元に15冊ほどのシリーズが残っている。

 当時、この島はトルコとの緊張関係にあったギリシャに多く設定されていた立入り制限軍事区域の指定が解除されたばかりで、リゾートとしての開発が始まったところだった。島の観光案内所は年間降雨が3〜4日しかない好天を売り物にしており、民家の屋上に泊まる民宿の斡旋もしていた。そのときたまたま雨が降り、濡れた寝袋を干した後で大勢のバックパッカーが案内所に「話が違うじゃないか」と抗議に行ったら観光案内所の所長に「君たちは実にラッキーだ、この島で滅多に降らない雨に出会えたのだから」と妙な説得のされ方をしてすごすごと引き上げていったのを覚えている。

島の民宿で4泊したのだが、ヌーディストビーチで泳いだり、夜にはそこで知り合った人たちと“服を着て”ディナーを楽しんだり、島の若者と夜遅くまで騒いだりとハプニング続きであっというまの4泊5日だった。

帰り道の船で船員に「日本人観光客とまったく出会わない孤島の旅は楽しかった」と話していると、「何を言っているんだ、このさらに先の島で日本人の女子大生がテニス合宿しているよ」と言われて驚いたこともよい思い出だ。そう言えば、その船自体も日本からの払い下げ中古船で、船内の表記が日本語のままだった。

映画は、メリル・ストリープが演じるプチホテルを営むシングルマザーの母に育てられた一人娘が、自分の結婚式にまだ見ぬアメリカ人の父親候補3人を招待して始まるドタバタ劇だが、ABBAのヒットナンバーを覚えている人は多いだろう。一人娘の結婚相手が、「これからホームページを設けて世界中からホテルの客を集める」と意気込む姿もほほえましかった。

映画を見て思い出に浸っているうちに、私にも島から結婚式の招待状が来たらどうしようと思ってしまった。そんなことはある分けがない、多分。

招待状が来ないとなると、行ってみるしかない。そこで、ギリシャ旅行をプランニングしてみることにした。

 行ってみたいのはスコペロス島と昔から歴史を訪ねたいと思っていたロードス島だ。長崎からの出発に便利なJALとANAウェブで調べてみると、事前購入割引の航空券(PEX)でわずかな追加料金で乗り継げることが分かった。ただし、JALはアテネとテッサロニキのみが可能で、一方、ANAはロードスやイラクリオン、サントリーニ、ミコノスなどギリシャ国内13の空港が可能だ。ほかのヨーロッパの国でもANAの方がJALより事前購入割引設定都市が多かった。また、ANAは事前購入割引の運賃規則https://www.ana.co.jp/int_farerule/jpn/tc2/2013a/eu_y_ja.html#seを詳しく解説したページがあったが、JALはダイナミックセイバー http://www.jal.co.jp/dynamic/の概要を説明するページしか見つからなかった。

なお、長崎に近い福岡空港からアムステルダムに飛んでいるKLMもアテネへの乗り継ぎが利用可能だ。

とりあえず、5月15日(木)長崎発、27日(火)ギリシャ発の14日間で調べてみた。

 JALでは長崎を5月15日の19:50発で羽田21:30着、16日00:40羽田発 06:20パリ着、09:50パリ発のエールフランス便で14:05アテネ着という旅程が組めた。

 帰りの27日発も06:35の早朝アテネ発だがパリ、羽田と乗り継いで翌28日の11:55には長崎に着く。

このスケジュールでは羽田での国際線接続なので成田まで行く手間がかからないのが有り難い。

料金はJAL/BAダイナミックセイバー7(行き帰り:タイプF)というタイプで、運賃は90,000円で燃油・空港税等を含むと159,540円だ。

 ANAでは長崎を15日の19:00発で羽田20:40着、翌16日10:25羽田発で15:45パリ着、18:30パリ発

エーゲ航空(Aegean Airlines)便で23:00ロードス着となる。帰りは、27日ロードス15:00発でパリ乗り継ぎ羽田経由で翌28日20:50長崎着となる。

 料金は、スーパー エコ割(行き帰り:タイプC)で運賃は120,000円、燃油・空港税等を含むと181,500円だ。

ANAには、長崎→羽田→ミュンヘン→アテネ→ロードスという旅程も組めるが、この場合、エコ割(行き帰り:タイプB)で燃油・空港税等を含むと423,290円という高額となる。JALでも同様だが、事前購入運賃(PEX)は需給により細かく料金が変動するので、便を「自由に旅程を検索」などの機能を使って自分の好みで便やルートを選択すると価格がいきなり跳ね上がることがよくある。

 一方KLMの場合、自分の好みで便やルートを選択してもPEXの規定に従った接続であれば料金が変わらなかった。Web上で福岡発アテネ行きの予約を組もうとすると、福岡からアムステルダムまでの直行便がありながら、それを使わず東京やソウル経由の便を選んでくる。コールセンターに電話すると「単純往復の旅程でも“周遊旅行”の機能を使えば好みの便が選択できて規定に沿う限り料金も変わらないはずです」と教えてくれた。

その通りにやってみると、5月15日10:25 福岡発15:10 アムステルダム着、翌16日の08:40 アムステルダム発 12:55 アテネ着。帰りも、27日17:15 アテネ発 19:45 アムステルダム着、翌日14:45 アムステルダム発 28日08:20 福岡着という旅程が組めて燃油・空港税等を含む料金が159,540円と出た。

ギリシャは不安定な経済情勢からフライトやフェリーに変更キャンセルが多発することもあるようだ。そこで、今回は、飛行機のみこちらで手配して、ホテルやギリシャ内の交通手段は現地の旅行会社に頼むことにする予定だ。そうすれば、個人で移動手段の変更に対処したり、ホテルのキャンセル・追加予約に奔走したり、チケットを事前ピックアップに出かけたりという手間を極力軽減することができる。

□Skopelos Web http://www.skopelosweb.gr/skopelos.html 

□Municipality of SKOPELOS http://www.skopelos.gr/ 

www.skopelos.net   http://www.skopelos.net/ 


■今日のブックマーク&記事■

(下記の3つの地図サイトアメリカの友人がFacebookで紹介してくれたものだ)

□Washingtonpost.com記事 “40 more maps that explain the world

 http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2014/01/13/40-more-maps-that-explain-the-world/?tid=pm_pop

□A Sheep No More記事 “40 Maps That Will Help You Make Sense of the World

http://asheepnomore.net/2013/12/29/40-maps-will-help-make-sense-world/

□Bored Panda 記事 “40 Maps They Didn't Teach You In School”

http://www.boredpanda.com/fun-maps-they-didnt-teach-you-in-school/

□ウィーン市観光局プレスインフォメーション 2014年1月号「第一次世界大戦を振り返る年」

http://b2b.wien.info/en/press-media-services/pressservice/2014/01/01-ja/world-war-one-100th-anniversary?utm_source=vienna-media-news&utm_medium=newsletter&utm_term=ja&utm_campaign=allgemein

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