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2014-06-27 夏休みのため、しばらく更新を停止します

Europedia2014-06-27

[] 夏休みのため、しばらく更新を停止します

下記は、わが家の庭の写真で。ヨーロッパの旅から帰ってくると雑草が伸び放題。収穫することのできなかったハーブ類に花が咲いていた。これから、種を取っていく予定。写真のブーゲンビリアは、3日前に、イチジクやオリーヴ、甘夏、枇杷などといっしょに専門家に剪定を済ませてもらい、今ではさっぱりとした夏支度の姿に変わっている。

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下の「赫獣(かくじゅう) 」は、長崎のわが家の近くの鍋冠山を中心に大浦地区が舞台となった、読むと背筋が冷たくなるようなミステリーのようだ。夏休み中に読む予定。

赫獣(かくじゅう)

赫獣(かくじゅう)

2014-06-26 ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その2

Europedia2014-06-26

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その2

今回の旅のテーマは2つあった。

 ひとつは、ユーレイルパスを使った最後の鉄道周遊旅行を行うことだ。

「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005で紹介した旅から最近まで、振り返ってみるとユーレイルパスを初めとする欧州の鉄道パス利用期間(フレキシパスの有効期間ではなく)の合計は2年近くになる。若い頃には、3ヶ月有効のパスを2回使ったこともあった。

しかし、インターネットでの区間チケット予約が簡単になり、事前予約割引などの特典が増えた現在、よほど行き当たりばったりの旅を目指す人以外、ユーレイルパスの利用価値はなくなってきた。1974年にしたように「行き当たりばったりで1泊千〜2千円の安宿を探し、学生食堂などで1食100〜300円ほどで済ますという倹約旅行を続け」られる年齢でもないので、最後に「ユーレイルパス卒業旅行」をさせてもらった次第だ。

今回の旅行は28日間。「春のヨーロッパ鉄道旅行計画」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140415で書いたようにボーナス期間の2日間を加えても17日の有効期間のパスなので、到着都市パリでの4泊、最終目的地のハイデルベルクでの4泊を除いても、有効期間が足りなくなる。そこで、旅の5日目のパリからアムステルダムへの移動から使い始め、21日目のフィレンツェからチューリッヒまでの移動日が最終日となる17日間を使うことにした。

 23日目のチューリッヒからハイデルベルクへの移動はスイス鉄道のサイトで事前割引チケット(1等予約料込み 66スイスフラン=7,724円)を日本から購入しておいた。

 27日目にハイデルベルクからフランクフルトまでの移動が残るが、ここは鉄道にせずハイデルベルクの中心にあるCrowne Plaza Hotelからフランクフルト空港まで直行するシャトル・バスhttp://www.transcontinental-group.com/en/frankfurt-airport-shuttlesを利用することにした。これも日本からのインターネット事前購入割引で14.40ユーロ(2,059円)。所要1時間で、おみやげが詰まった重い荷物2個+機内持ち込み1個で計68kgを持って乗り換えをする必要もなくラクだった。

列車での周遊旅行中も、パリで買った本や友人達への日本からのおみやげなどもあり30kg近い重さのスーツケースを持ち運んだのだが、重すぎて棚に上げることができなかった。幸い、すべての区間で荷物置き場や空席の間に置くことができたので助かった。

後から考えると、パリ→アムステルダム間を別個に購入して、7日目のベルリンへの移動から23日目のハイデルベルクまでをパス通用期間としておけばよかったと後悔した。というのは、旅行前から難所と思っていたユーレイルパス保持者向けのThalys新幹線 https://www.thalys.com/be/en/のパリ→アムステルダム間(所要3時間17分)のチケットが現地では売り切れとなっており、ユーレイルパス保持者向けでないチケットなら日本からも現地でも1等が1万5千円前後で買えたからだ。

結局、パリ北駅でブリュッセル行きをユーレイルパス保持者向け追加料金42ユーロで購入、ブリュッセルからは予約なしで乗れるEC特急をロッテルダムでIC特急に乗り換えて所要合計4時間25分ほどでアムステルダムに着く予定だった。

しかし、実際にはあてにしていたEC特急が「オランダ国鉄の(勝手な)都合により運行中止」となり、ブリュッセルからアントワープ、アントワープからオランダ側のRoosendaal、さらにBredaへ、ここから東京駅のモデルと言われるアムステルダム中央駅まで、ローカル列車を4本乗り継いで所要6時間37分での長旅になてしまった。

 同じ憂き目にあったユーレイルパス利用の旅行者も大勢いて、同様の乗り継ぎを繰り返していた。Roosendaalの駅では、オランダ国鉄がお詫びのしるしにミネラル・ウォーターを配っていた。

旅行の行程をインターネット事前購入割引のチケットで購入していけば、ユーレイルパスを買うよりも安く済んだこともよく分かり、文字通りの「ユーレイルパス卒業旅行」となった。

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さて、この旅のもうひとつのテーマは「第一次大戦開戦100周年」を記念して各地で催される記念展や軍事博物館などでの特別展示を見て歩くことだ。

 パリのリュクサンブール公園の北側にある宮殿の裏手には、第一次世界大戦の戦場を描いた巨大地図が無料で公開されている。フランスのタイヤ大手ミシュランがスポンサーとなっており、同社が戦争中にいかにフランスに貢献したかを示す当時の戦意高揚のイラストや写真も併せて展示されている。

 地図には、アジアや太平洋での戦況も描かれており、帰国して調べ直したい課題が多く見つかった。いつもなら、ヨーロッパの旅には「世界歴史地図」を持参しているのだが忘れてしまったのが残念だ。結局、ウィーンの書店で買うことになったのだが。

この展示は、8月まで行われているようだ。

パリ以外でも、各地の歴史博物館や軍事史博物館を訪れたが、大戦勃発が1914年の7月28日だったので、これから特別展を始めるという都市も多かった。

ウィーンに住んでいた1970年代には“前の大戦”というと第二次世界大戦ではなく、第一次世界大戦のことと考えているお年寄りが多かったことに驚かされた。第二次大戦のあまりの悲惨さを直視したくないとの思いもあったのだろうが、世界初の総力戦で、しかも、ハプスブルク帝国が滅びた第一次大戦の方が時代の大変革として頭に焼き付いていたのだろう。

意外に思われるかも知れないが、イギリス、フランス、イタリアに限れば、第一次大戦の戦死者の数は、第二次世界大戦の戦死者数より多かったのだ。

 そう言えば、2014年1月19日の日経新聞が「第一次大戦の源泉とは」という社説を掲げていたが、その末尾に「第一次大戦の負債をドイツが完済したのは、今からほんの四年前のことです」と書かれていた。ヨーロッパは100年経った今も第一次大戦を引きずっているのだ。

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関連ウェブサイト

□firstworldwar.com http://www.firstworldwar.com/ 

□BBC History - World War One Centenary  http://www.bbc.co.uk/history/0/ww1/

□Lives of the First World War(Imperial War Museums)https://livesofthefirstworldwar.org/

AP News “Luxembourg Gardens Fields of Battle – Lands of Peace 14-18 2 Paris exhibits shed light on First World War”http://bigstory.ap.org/article/2-paris-exhibits-shed-light-first-world-war 

□サイクルスタイル記事【山口和幸の茶輪記】“第一次世界大戦から100年目のツール・ド・フランスになに思う…” http://cyclestyle.net/article/2014/06/25/10936.html


■今日のブックマーク&記事■

□Lonely Planet's Best in Europe 2014 http://www.lonelyplanet.com/europe/travel-tips-and-articles/lonely-planets-best-in-europe-2014?affil=EML_EDITORIALNEWS_74

Google.com/flights/ https://www.google.com/flights/

ヨーロッパ鉄道時刻表2014年夏ダイヤ号

ヨーロッパ鉄道時刻表2014年夏ダイヤ号

2014-06-10   ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その1

Europedia2014-06-10

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その1

4月30日から5月28日までヨーロッパ7カ国ユーレイル・グローバルパス(15日間+2日間のキャンペーンボーナス)利用の鉄道旅行に出かけてきました。何回かに分けて自分の備忘録としてレポートを書いてみます。

 旅程は以下の通り、

長崎→羽田(1泊)→パリ(4泊)→アムステルダム(2泊)→ベルリン(1泊)→プラハ(2泊)→ウィーン(3泊)→フィラッハ(1泊)→ヴェネチア(2泊)→ローマ(2泊)→フィレンツェ(3泊)→チューリッヒ(2泊)→ハイデルベルク(4泊)→フランクフルト(機中1泊)→成田→羽田→長崎


 往きは、長崎から羽田に飛び、空港内のホテルで1泊できるようにスケジューリングした。尊敬する青木敏郎画伯の展覧会http://toshiroaoki.wordpress.com/ が4月30日から三越本店で開かれるので、それを鑑賞させてもらうためだ。

今回の航空券は2年近くで貯まったJALのマイレージを使ったビジネスクラス特典航空券だ。国内線部分も含めて84,000Milesを充当し、別に燃油追加料金・空港使用料・保安料など64,830円が徴収された。

 ゴールデン・ウィーク絡みの予約だったため第一希望フライトが確保できたのは出発の3週間ほど前だった。

 5月1日(木)10:35羽田発、同日16:10パリ着のJL 045便と復路のフランクフルトからのJL408はBoeing777-300ERの機材で、ビジネスクラスはSKY SUITE 777 http://www.jal.co.jp/inflight/inter/business/c_seat/index4.htmlと呼ばれる個室感の高いフルフラット・シート仕様だ。往復ともに事前に窓側の席を確保することができた。窓側の席も隣の席を横切ることなく通路に出られる迷路のような配置で、離着陸時以外は隣席との間にパーテーションを上げてプライバシーを確保することもできる。オットマン(足のせ台)下に大型収納スペースがあるので機内持ち込みの荷物をいちいち上の棚まで取りに立つ必要もない。シート幅が若干狭いのが難点だが、このシートを味わってしまうと、今後エコノミークラスのシートを苦痛に感じてしまうのではと不安だ。

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パリ・ドゴール空港には予定より25分早い15:45に到着。スムーズに通関、荷物のピックアップが済んだので、前回の旅http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20101227同様、高速郊外鉄道RERのB線16:36空港発に乗ることができた。前回は、怖いお兄さん達も乗り降りするという噂の各駅停車だったが、今回は事前に電子時刻表http://www.ratp.fr/informer/pdf/orienter/f_horaire.php?nompdf=b_jo_rob&loc=horairesで調べておいたので、迷わずに北駅まで31分のノンストップ列車に乗ることができた。9.75ユーロのチケットはクレジット・カードで自動販売機から購入。

前回の旅では、同じB線でサン・ミッシェル駅まで行き、いつも泊まるカルチェラタン近くのBuci通り界隈にホテルに向かったのだが、今回は2つの理由から北駅近くのホテルにした。ひとつは、Buci通り界隈の馴染みのホテル代が軒並み高騰していて手が出なかったことと、もうひとつは空港からの足が便利で次の目的地アムステルダムへの出発駅も北駅だったからだ。

4連泊に選んだ宿は3つ星のHotel Best Western Albert 1er http://www.albert1erhotel.com/en/。北駅から歩いて5分とかからない。近くには、昔何回か行ったサン・カンタンの市場やサン・マルタン運河もあり、散策も楽しむことができた。

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 今回の旅のホテルは、友人のホテル以外は原則としてExpedia http://www.expedia.co.jp/で手配した。たまたま大学の校友会誌で期間限定で8%引となる割引クーポンの案内を見つけたからだ。

 ただし、パリとアムステルダムのホテルだけは、キャンセル不可の料金がExpediaの8%引きより安かったのでホテルに直接インターネット予約した。

ホテルのインターネット接続環境は、ベルリンが有料、ヴェネチアが回線設備なしということだったが、行ってみると前者は“無料キャンペーン中”、後者はExpedia には未通知ながら無料Wifi敷設済みだった。結果的にすべてのホテルで持参のPCで無料Wifiが問題なく利用できた。

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