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2015-04-07    JR九州ハッピーバースデイ・パスで九州縦断

Europedia2015-04-07

[]JR九州ハッピーバースデイ・パスで九州縦断

JR九州ハッピーバースデイ・パス(3日間有効 20,570円)という、九州新幹線(みずほ除く)・特急列車の全てのグリーン車が6回利用できるフリーパスを利用して「九州ジグザク縦断3日間の旅」に出かけてきた。今回は7区間の予約を事前に取ったので、後述する「いさぶろう3号」の指定席券代を追加で510円支払った。

1日目は、08:46長崎発「かもめ10号」で10:30鳥栖着、10:50鳥栖発の「ゆふいんの森3号」に乗り換えて久大線(ゆふ高原線)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E7%B7%9Aを通って日田、由布院経由で別府13:35着。別府で「眺望の宿しおりhttp://www.yado-shiori.jp/に宿泊。

このパスはグリーン車の中でもワンランク上の「デラックス・グリーン」が利用できるため「かもめ」では、運転室寄りに設けられた「DXグリーン席」を利用。

 今回の旅行では沿線風景が楽しみだったのでネット上のクチコミを調べて景色の良い側を予約していった。「ゆふいんの森」では、進行方向右窓側の席を取ってもらった。

2日目は、11:44別府発の「九州横断特急3号」で、日豊本線・豊肥本線・鹿児島本線・肥薩線を経由して 16:23人吉着。途中、「SL人吉」とすれ違った。この列車にはグリーン席は設けられておらず進行方向左窓側の普通席を利用。

雄大な阿蘇のカルデラを通り、スイッチバックで熊本方面に降りて行くこの路線は30年ほど前にも利用したことがある。実は、2013年の誕生月にもこの路線を利用したかったのだが、2012年7月の九州北部豪雨で一部区間が運休となり、2013年8月4日まで全区間運行を休止していた。

人吉では、「人吉温泉 ホテル朝陽館」 http://www.choyokan.co.jp/に宿泊。夜は、宿のおすすめのひとつ「味閣妙勝」http://r.gnavi.co.jp/n8kpvkne0000/で刺身や若竹煮、蕎麦の山かけなどをツマミに球磨焼酎を3種ほど味わう。学生時代に飲んだ球磨焼酎はもっと匂いがきつく度数も高かった気がしたが、時代とともに飲みやすいものに変わっていったようだ。店のご主人の話では、「人吉藩は幕府に報告した表の石高は2万2000石だが、実際には新田の開発などで多くの隠し田を有し、5万石を超えていた。そこで、おおっぴらに売り渡せず、しかも、当時は貴重な米の一部を焼酎に変えていった」という歴史があったそうだ。店からの帰りに開いている酒屋があったので、店で飲んだ「球磨の泉 常圧古酒」http://jp.kumashochu.or.jp/page0128.htmlをおみやげに購入。

3日目は、午前中、宿から歩いて国宝の青井阿蘇神社、西南の役の際に西郷軍の本陣が置かれた永国寺、人吉城歴史観、人吉城趾などを見物。

 午後からは、今回の列車の旅のハイライトとも言える、熊本、宮崎、鹿児島の3県にわたる肥薩線(えびの高原線)での峠越え。ループ線やスイッチバックが楽しめる山岳観光列車の旅だ。

まず、13:21人吉発の「いさぶろう3号」で、14:47吉松着。途中、300mの半径を描くループ線や2つのスイッチバックや海抜537mにある矢岳駅では、D51などが公開されている「SL展示館」が見学できる。目にする風景は異なるが、スイス各地の山岳鉄道を思い出した。

 15:03 吉松発の「はやとの風3号」に乗り換えて、16:32鹿児島中央着。この2つの列車にもグリーン席は設けられておらず、それぞれ進行方向左窓側の普通席を利用。

 次に、17:05鹿児島中央発の新幹線「さくら568号」に乗り換えて、18:26新鳥栖着。さらに、18:42新鳥栖発の「かもめ41号」に乗り換えて20:23長崎着で、3日間の旅を終えた。

あいにくの花曇りではあったが、すべての区間の沿線は桜が満開で、菜の花の黄色とのコントラストが美しかった。今回の列車の旅でJR九州の路線は、枕崎線と三角線以外はすべて乗ったことになる。来年の誕生月には残りの路線も走破したい。

 今回鉄道の旅をしていて、1977年にブルガリアの寒村アルバナッシ(今は一大リゾート)で、出会ったアメリカの若者L.D.君を思い出した。彼は、まだJRが国鉄だった35年ほど前に来日し、数ヶ月で日本のすべての国鉄路線を乗りつくし、帰国後その体験を本にまとめ、その中で「国鉄はいずれ民営化しなければやっていけなくなるだろう」という予言まで記していた。

もうひとつ思い出した。1977年当時は交通が不便だったアルバナッシの村から近くの町ヴェリコ・ティルノヴォへ戻ろうとしたとき、帰りのバスの停留所がどうしても見つからなかった。通りがかったご老人にお互いが話せるすべての言語で「バス停はどこ」と聞いたがまったく通じなかった。最後に彼がお祖父さんから教わったというイラクで話されていたヘブライ語で尋ねると、何と通じたのだ。

 彼が「ところでご先祖はイラクからブルガリアに移住されたのですか」と聞くと「(直接ではなく)エジプト、マグレブ、モロッコスペインと何世代もかかって移動し、最後にブルガリアにたどり着いたのさ」との答えに2人で顔を見合わせてビックリしたのも覚えている。

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□2013年「JR九州のバースデーパスで九州一周3日間の旅」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20130426

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