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2018-11-16   秋のウィーン・ブダペスト22日間の旅 その2

Europedia2018-11-16

[]秋のウィーン・ブダペスト22日間の旅 その2

 前回もふれたが、今年の旅の主要テーマは、昨年同様“秋の音楽シーズンのコンサート鑑賞旅行”だ。ウィーン・フィルウィーン交響楽団演奏会のほか、客演公演のあるサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(旧レニングラードフィルハーモニー交響楽団)、南西ドイツ放送交響楽団(SWR Sinfonieorchester)が聴けるのでこの時期を選んだ。

実質19日間の滞在期間の間に14回のコンサートを鑑賞することができた。そのほかに、ブダペストでは2晩続けてジプシー音楽民俗ダンス付きのディナーを老舗レストランKarpatiaとMatyas Pinceで楽しんだ。

 いつもなら、音楽会シーズンが本格化する10月後半に出かけることが多かったのだが、今年は聴きたい演目の関係から早めに出かけることになった。

 音楽会のチケット手配は、日本から、それぞれの演奏団体もしくは演奏会場のホームページ経由で8月に入ってからの一般売り出し開始日に時差を計算して行ない、おおむね希望の席が確保できた。

 10月6日のウィーン・フィルhttp://www.wienerphilharmoniker.at/jpの定期公演は、残席の一般売り開始日は10月1日で、ちょうどブダペスト滞在中だったので、ウィーンに戻った翌日の10月3日にKärntner Ring 12番地にあるウィーン・フィルのチケット・オフィスで購入した。

 終身会員に年間席が完売のはずのウィーン・フィル定期も、会員の高齢化とその子供たちのクラシック離れのおかげで、プレミアム無しでキャンセル・チケットが確保できるようになったのは有り難い限りだ。昨年は、日本出発前(公演の1週間前)に残席が売り出されたのでインターネットで購入することができた。

 10月6日は、15:30からウィーン・フィルの定期、19:30 からはサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団演奏会と慌ただしい日となった。しかも、Prokofjewの“Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2”を1日で2回聴くことになった。10月5日のウィーン・フィルの公開練習を含めれば3回聴いたことになる。

唯一希望してチケットが手に入らなかったのは9月23日の国立オペラhttp://www.wiener-staatsoper.at/での「椿姫」だ。旅行計画が固まった4月末には既に売り切れで、キャンセル待ち状態だったが、出発前日まで待ったが取れなかったの。ウィーン到着後、オペラ座脇にある Goethegasse 1 番地の国立劇場連盟や、その隣のプレイガイド(Kartenbüro)でも探したが手に入らなかった。当日開演前に劇場のAbendkassaに行けば手に入ったと思うが、そこまでの情熱がなかった。

ウィーンで鑑賞したコンサートの概要と座った席、価格は以下の通り、

○22 Sep Sat.19:00 Die Csárdásfürstin Emmerich Kálmán VOLKSOPER

 GALERIE RECHTS | Reihe 1 | Platz 11 €63=8,186円


○24 Sep Mon19:30 Jonas Kaufmann, Tenor, Konzerthaus Helmut Deutsch, Klavier, Franz Liszt Ausgewählte Lieder nach  Texten von GoetheGustav Mahler Fünf Lieder nach Gedichten von Friedrich Rückert 、ausgewählte Lieder von Hugo Wolf und Richard Strauss Balkon Rechts | Reihe 7 | Sitz 9  € 99=13,182円 


○25 Sep Tue.19:30 SWR Sinfonieorchester  Konzerthaus  Dir.Currentzis Gustav Mahler Symphonie Nr. 3 d-moll für großes Orchester Balkon Rechts | Reihe 5 | Sitz 4  € 58=7,723円


○26Sep Wed.19:30 ORGAN CONCERT STEFAN DONNER at Peterskirche、 Jan Pieterszoon Sweelinck、 Johann Sebastian BachMax Reger Free Entrance


○28 Sep Fri. 19:00 Wiener Symphoniker Konzerthaus  Dirigent David Zinman, Mahler “Symphonie Nr. 2” Sopran Dorothea Röschmann Balkon Rechts | Reihe 1 | Sitz 3 € 56=7,346円


○29 Sep Sat. 20:00 Budapest Gala Concert at Danube Palace

Berlioz: Rákóczi March, Brahms: Hungarian Dances No. 5., Bartók: Roumanian Folk Dances, Liszt: Hungarian Rhapsody No. 2., Lehár: Eva-Waltz, Kálmán:The Czardas Queen– "Dasist die Liebe", Countess Mariza– "Komm mit nach Varazdin""Braunes Mädel von der Pussta", Lehár: The Merry Widow- Medley, Monti: Czardas, etc. Left |Row 5 | Seat 3 11,200 Forint= 4,700円


○02 Oct Tue. 19:30 Wiener Philharmoniker Musikverein Dir. Herbert Blomstedt, Franz Berwald“Symphonie Nr. 3 C-Dur, Symphonie singulière”, Dvořák “Symphonie Nr. 7 ”in D minor, op. 70 Balkon-Mitte Links | Reihe 2 | Sitz 11 € 92=12,069円

 

○03 Oct Wed. 19:30 Wiener Symphoniker Musikverein Dir. Stéphane Denève, Violine Renaud Capuçon, Ibert “Escales”Guillaume Connesson“Violinkonzert”(Österreich. Erstaufführung) , BerliozLe Carnaval Romain. Ouvertüre, op. 9”, Respighi“Pini di Roma. Symphonische Dichtung”Galerie Rechts | Reihe 1 | Sitz 4 € 39=5,116 円


○05 Oct. Fri. 15:00 Musikverein Jeunesse ÖFFENTLICHE PROBE DER WIENER PHILHARMONIKER

Klavier:Denis Matsuev Dirigent:Valery Gergiev, Prokofjew Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 g-Moll op. 16

Parterre Rechts |Reihe 23| Sitz: 8 € 34,00=4,517円


○06 Oct Sat. 15:30 Wiener Philharmoniker 2nd Subscription Concert Valery Gergiev PIANO Denis Matsuev

Prokofjew "Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 g-Moll op. 16"

Prokofiev "Romeo and Juliet" "Konzert für Klavier Nr. 2 in g-Moll, Symphonie Nr. 6 in es-Moll"

Balkon-Loge Links 5 |Reihe 2|Platz 5 € 42=5,678円


○06 Oct Sat. 19:30 St. Petersburger Philharmoniker Musikverein Rimskij-Korsakow Die Legende von der unsichtbaren Stadt Kitesch und der Jungfrau Fewronia arrangiert von Maximilian Steinberg, Prokofjew Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 g-Moll, op. 16, Tschaikowskij Suite aus dem Ballett „Schwanensee”, op. 20

Galerie Rechts |Reihe 2| Sitz: 4 € 56=7,281円 


○07 Oct Sun. 18:30 Symphonisches Schrammelquintett Wien Konzerthaus

Mozart-Saal Balkon Links | Reihe 4 | Sitz 6 € 19=2,492円


○08 Oct Mon. 19:30 St. Petersburger Philharmoniker  Musikverein Dir. Yuri Temirkanov Violi. Emmanuel Tjeknavorian

Sibelius Konzert für Violine und Orchester d-Moll, op. 47, Schostakowitsch Symphonie Nr. 13 „Babij JarBass Petr Migunov

Balkon-Mitte Rechts | Reihe 2 | Sitz 11 € 68=8,810円  


○10 Oct Wed. 19:30 Junge Philharmonie in the MuTh “And the Bridge is Love”MuTH Dir.Michael Lessky, 

Gustav Mahler: Symphonic prelude, Alma Mahler: Seven songs (arranged by David and Colin Matthews), Gustav Mahler: Tenth Symphony (Deryck Cooke version) Parterre Mitte Links | Reihe 6 | Sitz 5 € 38=5,064円



■今日のブックマーク&記事■

□Guide Tour Vayable https://www.vayable.com/

□Eatwith https://www.eatwith.com/(EXCEPTIONAL CULINARY EXPERIENCES WORLDWIDE Share unique dinners, cooking classes, food tours & supper clubs with hand-selected hosts)

東洋経済ONLINE記事「チェコで台頭『新規参入組」鉄道会社の光と影 サービス向上も、価格競争『我慢比べ』」に懸念 https://toyokeizai.net/articles/-/248153

上記は、チェコの友人 https://picmoch.hatenablog.com/ が教えてくれた記事)

□「トラベルボイス」11月15日記事「トリップアドバイザーhttps://www.tripadvisor.jp/が3つの新機能で大幅サイト刷新、ソーシャル化で旅行計画を後押し、位置情報に紐づくコンテンツ表示やリスト化など」

https://www.travelvoice.jp/20181114-121248


ホロストフスキー:ウィーン国立歌劇場 ライヴ録音集

2018-10-31   秋のウィーン・ブダペスト22日間の旅 その1

Europedia2018-10-31

[] 秋のウィーン・ブダペスト22日間の旅 その1

2008年以降、2012年を除き毎年、秋にヨーロッパ旅行http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20121209に出かけているが、今年も9月21日(金)から10月12日(金)までの22日間、ウィーンとブダペストを訪れる旅に出かけてきた。

長崎の家は、旅行中に直撃ではないものの2つの台風が西方海上を通過し、オリーヴの樹や甘夏ミカンの木がかなりの被害を受けていた。帰国後その処理や、伸び放題となっていた芝生や雑草の刈り込み作業などもあってレポートが遅れてしまった。

遅れたのにはもうひとつ理由がある、数日前にレポートは書き上げていたのだが、当ブログが利用している「はてなダイアリー」に頻繁に障害が発生しているのだ。


 不在の間に、枯れたシャンツァイやディルからとった種を庭に蒔いておいたら、広い範囲に渡って成長していた。とくにシャンツァイはとても使い切れないほどだ。このほか、2メートル四方のハーブガーデンに種まきしておいたサラダ・ミックスも豊作で、年末まではサラダに不自由しないで済みそうだ。帰国後に、3つの畝に蒔いたルッコラの種も早くも元気に芽を出し始めている。

また、港に面した側の庭ではコスモスも花盛り。落とし種から芽を出した何本かのヒマワリも開花している。



 初回の今日は、フライト選択と利用体験を中心に書いてみる。記事の一部は2016年秋のフィンエアー利用の旅レポートから流用させてもらう。

 今週末から、これまた恒例で、生まれ故郷の唐津に“おくんち”http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20161109見物に出かけるので、次回以降のレポートは大幅に遅れるかも知れない。

 今回の旅の主要テーマは、昨年同様“秋の音楽シーズン−コンサート鑑賞旅行”といったところだ。ウィーン・フィルウィーン交響楽団演奏会のほか、ウィーンでの客演公演のあるサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(旧レニングラードフィルハーモニー交響楽団)、南西ドイツ放送交響楽団(SWR Sinfonieorchester)が聴けるのでこの時期を選んだ。この期間にグスタフ・マーラーコンサートが4回も聴けるのも理由ひとつだ。

実質19日間の滞在期間の間に14回のコンサートを鑑賞することができた。いつもなら、音楽会シーズンが本格化する10月後半に出かけることが多かったのだが、今年は聴きたい演目の関係から早めに出かけることになった。おかげで、ホテル料金は高い時期に当たり、しかもこのところ定宿としているHotel Royal http://www.kremslehnerhotels.at/en/hotel-royal-vienna/は旅程の最初の部分が満室だった。結果的には8月末にすべてRoyalで取れたのだが。ウィーンのホテルの手配は10%ほどのリピーター割引が効くアップルワールド(サイト名はホテリスタに変わった)http://hotelista.jp/を利用した。

 時期を考慮してもウィーンの便利なロケーションにあるホテルの値段は毎年高騰を続けている。グルテンフリーの食生活をしていることと、ウィーンに住んでいた頃のように市場で買い込んだ食材を自分で料理したいという思いもあるので、来年からはキチネット付きのホテルやアパートメントでの滞在を考えてみたいと思う。


 今回、利用したフライトは、2016年http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20161020同様フィンエアーhttps://www.finnair.comで、本欄「JALマイレージを利用して提携航空会社の運航便を利用」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20160226で紹介した「フィンエアーのページ」https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/ay/に出ていた福岡−ヘルシンキ−ウィーンという往復旅程。必要とするJALマイレージはエコノミーで50,000マイル、ビジネスで80,000マイルだった。JALのマイレージが貯まっていたので、今回もビジネスクラスを利用。80,000マイルのほかに、燃油サーチャージが21,000円、空港税や保安料などが18,580円、計39,580円がかかった。

JALのマイレージは、2年に一度はヨーロッパ・ビジネスクラス往復が利用できるほど貯まる。と言ってもJAL便を頻繁に利用しているわけではなく(例年国内線を2往復する程度だ)、いわゆる“陸マイラー”だ。

 公共料金を含め日常の支出は極力、日本航空のマイルが貯まるJALカード(ショッピングマイル・プレミアム)http://www.jal.co.jp/jalcard/function/jpp.html を使っている。このカードは海外でのショッピングでも100円に付き1マイルが付くので、(1マイルがいくらに相当するかは1マイル5円など諸説あるが、私は1マイル3円と評価している)100円の利用で3%得するとも考えられるわけだ。

 さらに、マイルが2倍たまる特約店 http://partner.jal.co.jp/site/tokuyakuten/インターネット経由などで利用すれば“6%得する”ことになる。書籍や食料品、ワイン、ホテルなどの旅行関連商品、パソコンなどの電気製品も“割高でなければ”JALカード特約店で買うようにしている。ちなみに上記、特典航空券の燃油サーチャージ、空港税&保安料のJALに対する39,580円の支払は特約店扱いなので倍の792マイルが付与された。

 JALは成田発のヘルシンキ線http://www.jal.co.jp/inter/route/helsinki/を、ボーイング787-8の機材で毎日運航しているが、JALのマイレージ利用の場合、ヘルシンキまでは 利用できても、それから先のウィーンなどを組み込むには、JALマイレージバンクの提携社特典航空券>フィンエアーhttps://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/ay/にある「モデルプラン」で別途マイレージを交換しなければならない。この時期、ヘルシンキ−ウィーンのビジネスクラス往復は35,000マイルだった。

実は、今回のフライトもJAL自身のヘルシンキ線やフランクフルト線を使おうとしたのだが、ビジネスクラスは例年になく混んでいるようで、待っていてもマイレージ特典に割り当てられた席が空いてくる見込みが立たなかった。

 本欄、「ビジネスクラスを割安に利用する方法を発見」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20150930で紹介したJAL海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)https://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/を利用し、ヘルシンキやフランクフルトへ飛び、到着地で一泊した後、別途手配でウィーンに入るするケースも考えたが、ビジネスクラスは同様に混んでいて、早期にフライトを確定することはできなかった。

フィンエアーも旅行手配を始めた3月の段階では、マイレージに割り当てられた席が空いていなかったが、諦めずに時々空席状況をJALのJMB提携航空会社特典航空券予約画面https://www.jal.co.jp/jmb/award_inter/booking/partner/や国際線 特典航空券の申し込み電話窓口に電話していたら、4月中旬になって、予定より長期の22日間なら取れるようになっていた。9月21日の出発では留守宅の台風被害が気になったが、予約が遅れると取れなくなる可能性があったので、思い切ってフライトを確保した。


なお、帰国してからすぐに、「来年の2月17日より、羽田からウィーン直行便が毎日運航!」https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/promotions/hnd-vie/?cid=EMM180480atmというANAの発表があった。羽田を01:55に出て、ウィーン着06:00 、帰りはウィーン発11:50 、羽田着翌日の06:55というスケジュールだ。これなら、長崎からも前泊することなく楽に接続できる。料金次第だが来年からは選択肢のひとつだ。

 ANA プレスリリースhttps://www.ana.co.jp/group/pr/201810/20181015-1.htmlでは、「羽田=ウィーン線を新規開設」となっていたが、ANAは一時期、成田=ウィーン線を自社のジャンボ機で定期運航していた。インターネットで調べてみてもその時期は判明しないが、 ANAグループ企業一覧−年表詳細https://www.ana.co.jp/group/company/ana/chronology/1990.htmlに「1996年3/31 東京−ウィーン−パリ線開設」と書かれている。


 福岡空港国際線ターミナルは、私の住む長崎から高速バスで2時間20分ほど。午前5時半発の始発に乗れば、7時50分に国際線ターミナルに着くので、出発当日の移動にすることもできるのだが、早起きが苦手なことと、台風シーズンであることも考えて前日の内にJRの特急「かもめ」で博多まで移動し、前泊する旅程を組んでおいた。

 ヘルシンキ行きAY76便は9月21日09:54に福岡を出発し、14:37にヘルシンキへ到着(日本との時差6時間)。ここで、シェンゲン協定国への入国審査を受け3時間弱の待ち合わせ時間をビジネスクラス・ラウンジや免税店の下見で過ごし、ウィーン行きのAY767便で17:26にヘルシンキを出発し、18:41(ウィーンとの時差1時間)にウィーン着。

 フィンエアー福岡発着便の運航日は福岡行きが火曜と木曜、土曜、ヘルシンキ行きは水曜と金曜、日曜となる(9月26日からは福岡行きが火・木、ヘルシンキ行きが水・金で、10月27日までの季節運航。2019年は4月25日から運航再開の予定)。ちなみにフィンエアーの2レターコードAYは旧社名のAero Oyに由来する。航空関係の略号は知っておいた方がなにかと便利なので興味のある方は本欄の「航空・旅行業界で使う略号をマスターしてみよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050208をご参照のこと。

 AY76便の機材はエアバスA330-300型機で、座席数は263席(ビジネス45席、エコノミー218席)。ビジネスクラスのシートhttps://www.finnair.com/jp/jp/business-class-long-haul は、フルフラットだがJALやANAのようなパーテイションによる個室感はない。また、食事や飲み物などのサービスも北欧らしいシンプルさで、個人的には好感が持てた。しかし、日本の航空会社やエールフランスのような競争によって磨き上げられた洗練さは期待しない方が良いようだ。


 食事は、フィンエアーのウェブ上から、好みのものを予約しておいた。航空券はJALのウェブで“特典予約”したが、予約後はフィンエアーのウェブ名前と予約番号を入力すると、食事の指定、座席の変更、送迎などの諸手配が可能となるのだ。

 福岡→ヘルシンキの昼食の主菜は、「蒸し寿司−穴子、錦糸卵、帆立、厚揚げと海老の煮物」、到着前の軽食は機上での選択で「懐石弁当、味噌汁+フレッシュ・フルーツ」。ヘルシンキ→ウィーンの軽食は「Gulten Free Diet」を事前注文。平目のグリルがメインで、グルテンフリーのパンが2種類添えられていた。

 帰りの、ウィーン→ヘルシンキの便も事前注文で「Gulten Free Diet」。苦手なチキンのカレーライスがメインだった。図らずもダイエットする結果となった。ヘルシンキ→福岡の夕食の主菜は「牛肉のステーキ 味噌ソース、スウェーデンの蕪のグリル、しめじ炒め、御飯」を事前予約。到着の前に機上での選択で「サーモン塩焼き、煮物、御飯、香の物」の軽食をとった。

 当欄の「機内食のグルテンフリー、アレルギー対応」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20180513でもふれたが、小麦アレルギーなので、できるだけグルテンフリーの食生活を送るようにしているが、いずれの航空会社もグルテンフリーやアレルゲン対応ミールの写真を見ると余り食欲をそそられない。そこで、欧州域内の乗り継ぎ便だけグルテンフリーの食事を予約し、長距離便の食事はグルテンフリーにこだわらず、パンだけライ麦パンを選ぶようにした。


 一昨年フィンエアを利用した時は、フィンエアーのウィーン空港送迎を事前に予約しておいた。しかし、空港の通関後のゲート前でネームボードを掲げて迎えてくれるということだったが見つけるのに15分ほどかかった。また、料金も空港のCity Transfer counterで頼む定額ハイヤー料金よりも高かったので、今回は予約をせず、直接カウンターで料金€36の定額ハイヤーを頼んだ。

 数年前まで、ウィーン・ミッテ駅までノンストップで16分のシティ・エアポート・トレイン(CAT €12 事前インターネット購入は€11)https://www.cityairporttrain.com/de/homeと地下鉄かタクシーでホテルへ向かっていたのだが、日本時間にすると午前2時頃の移動となるので、年齢と疲れを考慮してハイヤーにした。料金的にもシティ・エアポート・トレインの到着駅からタクシーを利用すると合わせて30ユーロ近くになるのでハイヤーと大差はない。

ハイヤーのドライバーはトルコのイズミールの出身で、私が「40年ほど前にウィーンからイスタンブールまでヒッチハイクで行き、イスタンブールのブルーモスク裏のユースホステルに滞在して、ワインと食事代を含めても1日$3で過ごせた」ことを話すと、トルコの現状を詳しく聞かせてくれて、「若者の安宿滞在でも$30は必要だ」と言われた。楽しい昔話ができたので、ホテルに着いたときに「昔の1日分の生活費」と言って、たまたま持ち合わせていた$1札を3枚チップとして渡すと大笑いしながら受け取り、握手を求められた。


 続いて、帰途のフライトの話も書いておこう。

いつものことながら帰りの荷物は、ウィーンやブダペストで買い込んだ土産物で大変な量になる。今回は、23kgの荷物を3個まで預けられたので、安心して買い込み、いつもよりさらに多めの荷物になってしまった。

 一番大変だったのは、ブダペストで買ったヘレンドの大皿やスープ皿など11枚の皿だ。このほかにも、ハンガリーのカローチャ刺繍のテーブルクロス4枚、ウィーンのホイリゲで出される1/4リットルのワインジョッキー。パプリカの粉やスープの素、ウィーンの森の蜂蜜、コーヒー豆、チョコレート類、フィンランドのライ麦クリスピーブレッド、果物をマスタード風味のシロップにつけたMostardaの瓶詰めなどの食材。木箱入りのザッハートルテ3個、音楽CD50枚、書籍類などなどだ。

これらの大荷物を、大型スーツケースと行きは機内持ち込みにしたキャリーバッグ、キャリーバッグのハンドルに取り付けられるソフトバッグの3つに分け、ヘレンドでも貴重な大皿などを機内持ち込みのバックパックに入れた。預けた荷物の総重量は50キロほどだ。

大荷物なので、ホテルと契約している空港タクシー(€44)を呼んでもらった。

 フィンエアーのウィーン空港でのチェックインは、専用カウンターでの手続きなので、自動チェックインのように戸惑うこともなく極めてスムーズだった。よせば良いのに、ウィーンの空港の免税店でさらに、リンツァートルテというアーモンドをまぶした名物ケーキなどを買い込んでしまった。


 ヘルシンキ行きAY1472便は10月11日11:16に飛び立ち、14:37(ウィーンとの時差1時間)にヘルシンキ空港に到着。ターミナルを移動し、セキュリティー・チェックや出入国管理などを通過し、ラウンジでひと休みした後、出発ゲートへ向かう。ヘルシンキ空港はよくできていて、ターミナル間の移動中に免税店の中を横切らなければならない仕掛けだ。ここで、チーズ3種類詰め合わせや、愛用のオーデコロンの大瓶、ライ麦クリスピーブレッドなどを購入する羽目になった。

 福岡行きのAY075便は、沖止めでバスに乗っての搭乗となった。座席には免税ビニールバッグに入れられたワイン3本やオリーヴオイル、フィンランド製スィーツの瓶詰め3個、頼まれていたフィンランド製クリーム瓶などが鎮座していた。

 これは、2年前の旅でも利用した便利なフィンエアーのサービスで、今回は、帰国便出発の一週間ほど前に、フィンエアーのサイトで事前注文しておいた。注文できる免税品は旅立つ前にフィンエアーのサイトで見当をつけておいた。機内誌にも商品の案内が出ていた。重たい免税品を持って空港を移動する必要がないので便利な制度だ。

 これらの品を含めた機内持ち込みの総重量は機内持ち込みのバックパックとショルダーバッグ、途中で買った免税品や座席に届けられていた免税品を含めると36キロもあった。預けた荷物と合わせると86キロのお持ち帰りだ。

AY075便は、16:47にヘルシンキを出発。翌10月12日(金)の朝08:03に無事福岡空港に到着した。預けていた荷物の方は無事では済まず、詰め込みすぎたせいかキャリーバッグのファスナーが外れ“パンク”した状態だった。フィンエアーのテープが何重にも巻かれていたのでヘルシンキの空港でパンクが目に止まったのだろう。担当者から「手荷物事故報告書」をもらい、帰宅後、保険の手続きをし、3週間後の現在も修理に出たままだ。

 昨年の帰路は、ウィーンからオーストリア航空でフランクフルトに飛び、JAL便で成田、羽田から国内線で長崎というルートだったが、事前に危惧していたとおりにロストバゲージの憂き目に遭った。同一航空会社の乗り継ぎなら安心と思っていたら、どのような乗り継ぎ便を利用したか分からないが、フィンエアーの同じ便で福岡に着いたヨーロッパのカップルはロストバゲージに遭い、「大事なイヴェントに出席するためのフォーマルウェアーが間に合わない」と嘆いていた。

 福岡空港のヤマト宅急便カウンターでは、2つの預託荷物を預けた。メインのスーツケースは行きに長崎の自宅から「クロネコ空港宅急便」で空港に往復割引を利用して送った。往復で、4,508円だ。追加のソフトバッグは片道で1,477円。

 行きはJRの特急「かもめ」で長崎から博多駅まで移動したが、帰りは福岡空港国際線ターミナル前から出ている長崎駅行きの高速バスを利用した。所要2時間半。料金は2,700円だが、回数券を持っていたので2,057円で済んだ。

実は、ヘレンドのスープ皿5枚やワインジョッキー2客、瓶詰めなどの割れ物もメインのスーツケースやトロリーバッグにエアクッションなどで厳重にくるんで入れておいた。帰宅して荷ほどきをしてみると、有り難いことにいずれも無事だった。

次回は、いつになるか自信がないが、音楽会の演目やチケットの入手方法などについてふれてみたい。

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■今日のブックマーク&記事■

□2019年1月19日香港エクスプレス 長崎便運航開始(就航記念の特別運賃を片道3,250円から)

https://www.hkexpress.com/ja/promos/nagasaki?utm_source=AD&utm_medium=facebook&utm_campaign=20181024_nagasaki_launch


2018-05-30   ヨーロッパでの「アレルギー」、「グルテンフリー」対処方法

Europedia2018-05-30

[]ヨーロッパでの「アレルギー」、「グルテンフリー」対処方法

ヨーロッパ(EU加盟国)では、2014年頃から徐々にレストランのメニューなどでアレルゲン表示をするところが増えてきた。

その内容と経緯については、以下の日本政府のサイトでも知ることができる。

 電子政府の総合窓口(e-Gov)の「平成27年度 食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価の案件候補について(案)」http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000140270 を見ると、

欧州における食物アレルギー表示対象として、“2015 年現在は以下の 14 アレルゲンを規定している(EU 規則 No.1169/2011)。1.グルテンを含む穀類、2.甲殻類、3.卵、4.魚類、5.ピ−ナッツ、6.大豆、7.乳、8.ナッツ類、9.セロリ、10.マスタード、11.ゴマ、12.二酸化硫黄と亜硫酸塩(10mg/kg または 10mg/L 超の場合)、13.ルピナス(ハウチワ豆)、14.軟体動物”と書かれている。

 同じく、電子政府の総合窓口にリンクされていたジェトロ・ブリュッセル事務所の「EU における食品ラベル表示に関する規制」https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001670/report_food_label.pdf も参考になるだろう。

上記13.の、聞き慣れないルピナス(ハウチワ豆)については、内閣府 食品安全委員会の「欧州食品安全機関(EFSA)、ラベル表示目的でのルピナスの評価に関する科学パネルの意見書を公表」 http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu01250690149 で詳細を知ることができる。「大豆アレルギーを回避するための代用食品の原料にも用いられる。豆科植物ルピナスは、昔から食料や飼料として用いられてきた。1990年代に、栄養上の理由小麦粉にルピナス粉末を混入して使用するようになってから、欧州ではより広く消費されるようになった」と記載されている。


 ヨーロッパでは、メニューなどの横にアルファベット一文字で上記アレルゲンを表示することがあるが、われわれ日本人にとって分かりやすい写真入りの日本語解説ページがオーストリア南部の「ケルンテン州商工会議所」の「法令勧告に基づく アレルギー情報」 http://www.wkk.or.at/tourismus/hygiene/download/WKO_ALLERGENE_PLAKAT_A4_sprachenmutation_japanisch.pdf というページにあった。それによれば、Aグルテン含有穀物、B甲殻類、C卵、D魚、E落花生、F大豆、G牛乳または乳糖、 H種実類(食用ナッツ)、Lセロリ、Mマスタード、N胡麻、O亜硫酸塩、Pルピナス、R軟体動物と分類差表記されている。


 食品アレルギーを抱える人は、各国の言語の表記を知りたいと思うが、イギリスのAnaphylaxis Campaignという団体のサイトにTranslation Cards https://www.anaphylaxis.org.uk/living-with-anaphylaxis/travelling/translation-cards/というページがあり、ここからいくつかのアレルゲン対訳表ページを開くことができる。

 

 旅行目的地のレストランのメニューでアレルゲン表示の有無を事前チェックしておくのもよいだろう。私がよく行くウィーンでは、Falterという雑誌社の“Wien, wie es isst”https://www.falter.at/lokalfuehrerというレストラン・ガイドを愛用していたが、このサイトのレストラン紹介ページから各レストランのホームページを開き、メニューページを見ると多くのレストランがアルファベット一文字でアレルゲンを表示していることが分かる。

 私が、演奏会の帰りに遅い夕食を取る生パスタの世界的チェーンVapianoのメニューhttps://at.vapiano.com/fileadmin/media/user_upload/at.vapiano.com/documents/menu/AT_Menu_Bar_WEB_DEUTSCH.pdf#page=1&zoom=100,100,850にもしっかりとアレルゲン表示があり、グルテンフリーの料理も提供と書かれていた。  

「allergy」や「allergies」、「Anaphylaxis」(過敏症)とTravelあるいは、都市名の検索も有効で、パリやロンドンなどの大都市ではガイドブックの類も出版されているようだ。この検索でHow to Travel With Food Allergies https://www.wheretraveler.com/advice/how-travel-food-allergiesページも見つかった。


グルテン・アレルギーやグルテンフリーの食生活を心がけている人は、Gluten free&都市名で検索しても、かなりの関連サイトが見つかる。ウィーンでは、Find Me Gluten FreeというサイトのAustria https://www.findmeglutenfree.com/at/viennaで“Gluten-Free Restaurants in Vienna”というページが見つかった。 また、Tripadvisorでは多くの都市で「グルテンを含まない料理のレストラン」というページを設けているようで、ウィーンhttps://www.tripadvisor.com/Restaurants-g190454-zfz10992-Vienna.html のページもある。  

f:id:Europedia:20171025190614j:imagef:id:Europedia:20160929185423j:image

■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス記事「いよいよ始まる欧州のGDPRで、何がどう変わるのか? 観光産業に与える影響と今後を考えた【外電コラム】」https://www.travelvoice.jp/20180525-111515



Gluten-Free Guide to France

Gluten-Free Guide to France

2018-05-13   機内食のグルテンフリー、アレルギー対応

Europedia2018-05-13

[]機内食のグルテンフリー、アレルギー対応

前回の記事でも触れたようにグルテンフリー(Gluten Free)とアレルゲン(Allergen)食物を極力避ける食生活を始めている。はたと気づいたのが、海外旅行中のグルテンフリーとアレルゲン食物の回避方法だ。

 まず、機内食で調べてみるとJALは、機内特別食のページhttps://www.jal.co.jp/inter/service/meal/special/menu/に「低グルテンミール」(グルテンの摂取を控えているお客さまのためのお食事です。小麦ライ麦・オート麦などを原材料に使用しておりません)があった。完全なグルテンフリーとなると、どうしても美味しさが犠牲になる気がするので、むしろ「低グルテンミール」の方が旅行者には良いのかも知れない。

ANAの場合、特別機内食のページhttps://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/inflight/spmeal/に「グルテン対応ミール(GFML)」(グルテン不耐症に配慮したお食事です。グルテンを含む原料や食品を含まないメニューです。グルテンを含む穀物類(小麦ライ麦、カラス麦、大麦、ライ小麦、スペルト小麦)、グルテンを含む穀物を原料とした食品《粉、スターチ、セモリナ》は使用しておりません)がある。

最近利用するようになった福岡発着便があるフィンエアーの特別食のページhttps://www.finnair.com/jp/jp/information-services/on-the-aircraft/food-and-drink-on-board/special-mealsには「無グルテン食(GFML)」(グルテンフリーの小麦でんぷんおよびグルテンフリーのオート麦が含まれている場合があります。小麦関連作物にアレルギーのあるお客様には適しません)があった。小麦アレルギーもある私には適さないようだ。

機内食に関しては、個人のグルテンフリー食体験を綴ったページが検索で結構見つかる。フィンエアーの場合、「現在フィンランドに留学中の大学4年生。日々の暮らしを綴ります」という「かずさんぽ」には「フィンエアー機内食!#2:グルテンフリーミール編」http://azzk107.hatenablog.com/entry/2018/03/02/190000 という記事があった。


ほとんどの航空会社は特別食として「アレルギー対応食」も用意しているようだ。JALのホームページを見ると「アレルギー対応食」は、「メインディッシュは辻安全食品と共同開発したJALオリジナルのメニューです。サラダ・フルーツ以外はすべてアレルギー専用キッチンで調製したお食事です」とあり、

 「7品目アレルゲン対応ミール」(えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生を使用していないお食事)、「27品目アレルゲン対応ミール」(7大アレルゲンに加え、あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツを使用していないお食事)などが用意されている。

 しかし、私のようにアレルゲンが多岐にわたっている者はこれらの組み合わせでは意味をなさない。また、いずれの航空会社もグルテンフリーやアレルゲン対応ミールの写真を見ると余り食欲をそそられない。

個人的には、通常の機内食を選んで、その中からアレルギー反応の高い食材を残していった方が良さそうだ。

 食欲をそそる?機内食の写真を見たい方は、以前紹介した、世界の231航空会社の10,612の機内食を収録した「機内食・ドットコム〜機上の晩餐〜」http://www.kinaishoku.com/ の検索ボックスで「グルテンフリー」、「アレルギー」と検索してみると良いだろう。

海外の機内食関連サイトではAirlineMeals.net http://www.airlinemeals.net/のSearch機能を利用して「Gluten free」と検索してみると良いだろう。どういうわけか「allergy」や「allergies」では検索結果ゼロだ。

 Googleで「allergy Airline meals」と検索してみるのも良いだろう。その検索で、“Airline website links for passengers with food allergy”http://www.allergy.org.nz/site/allergynz/Table%20of%20Airlines%20and%20Links.pdfという各航空会社のアレルギー対応食にリンクを張っている便利なページも見つかった。

 次回は、ヨーロッパ現地での「グルテンフリー」、「アレルギー」対処方法を調べてみたい。


■今日のブックマーク&記事■

□The world's 50 best foods

CNN Travel staff Updated 15th March 2018 https://edition.cnn.com/travel/article/world-best-food-dishes/index.html


□チェコ旅カフェ https://www.facebook.com/czechotabicafe/ 

□RegioJet https://www.regiojet.com/

RegioJetは、プラハ、ウィーン、ベルリン、ブタペスト、ブラチスラヴァその他の都市間を洗練されたサービスで結ぶ、電車とバスを運行している会社です。プラハ―ウィーン間は1日4往復の鉄道便、またプラハ―ベルリン間は1日8往復のバス便を運行しています。またレギオジェットは、ウィーン、プラハ、ドレスデン、ブタペスト、ベルリンの空港便も便利です。そしてプラハよりチェスキー・クルムロフ、プルゼニュ(ピルゼン)、カルロヴィ・ヴァリといった国内の主要な町への交通も充実しています。(上記は、チェコの友人 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/が教えてくれたサイト


□FlixBus https://www.flixbus.com/

(FlixMobility is a young mobility provider that has been changing the way millions of people travel in Europe since 2013 via its FlixBus brand. As a unique combination of tech-startup, e-commerce platform and transportation company, FlixBus quickly became Europe’s largest intercity bus network, helping over 100 million people reach their destinations. )


□Matcha https://matcha-jp.com/jp/

MATCHA - JAPAN TRAVEL WEB MAGAZINE

MATCHAは訪日旅行者に向けて日本の情報を発信するWEBマガジン。 東京・京都などの有名観光地はもちろん、北は北海道から南は沖縄まで日本全国を紹介。 オススメの観光スポット情報のほか、グルメ・お買い物・宿泊情報、有名観光地までの行き方・日本旅行前に知っておきたい便利情報まで、日本の観光を総合的にサポート。 日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語、スペイン語、そして外国人にも読みやすい日本語(やさしい日本語)の10言語で展開。


□Paris : une exposition numérique immersive sur Gustav Klimt.

 Du 13 avril au 11 novembre 2018. 38 rue Saint Maur 75 011 Paris.

 http://golem13.fr/klimt-atelier-des-lumieres


世界の機内食 (イカロス・ムック)

世界の機内食 (イカロス・ムック)

2018-02-23   日本の航空会社の航空豆知識サイト 

Europedia2018-02-23

[]日本の航空会社の航空豆知識サイト その2

当欄で2010年3月に同じタイトルで記事http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100325を書いたが、JALカードの会員誌「アゴラ」https://www.jal.co.jp/jalcard/agora/を読むと、その記事で紹介した「コックピット日記」http://www.jal.co.jp/entertainment/cockpit/の連載が今でも続いていることが分かった。

「コックピット日記」は、5人の機長が毎月交替で、パイロットや飛行機に関する話、日常の乗務で出合ったこと、役立つ情報などを取り上げるエッセイだ。連載と同時にウェブでも公開されバックナンバーも読める。現在、164話まで読むことができる。

内容は、前回、「空から桜を眺めると」、「機長流、時差ぼけ克服法とは」、「離着陸時に、機内を暗くするのはなぜ」、「太陽が西から昇る!?」、「行きつけは“お袋の味”」、「乗客ゼロのフライト」、「スター軍団を乗せたチャーター便」、「ペットも大切なお客様」、「“翼”と“花”の良い関係」、「空の女神たち」、「フライト・ナンバー」、「“ドアモード”って何!?」、「空から森林を守る」、「“早食い”の習慣」、「子供たちの未来へ」、「海を飛ぶ高速船」、「管制官との交信」、「星空のフライト」、「旅客機にもカーナビ」、「日々、エコフライト」などの興味深い記事が並ぶと紹介していたが、最近の記事にも読みたくなるものが多い。

最近のバックナンバーには、「雲に学ぶ」、「航空機の不思議」、「知られざるエンブラエル170」、「右席と左席」、「厳選、美しき日本の風景」、「フライトバッグに憧れて」、「滑走路の標識」、「夜間飛行の美景」、「チャーター便」、「787の機長として」、「着陸から駐機まで」といった個人的に興味が湧くタイトルが並んでいた。

 日本航空には、「コックピット日記」の上位ページでもある「JALを知る・楽しむ」http://www.jal.co.jp/entertainment/ というページがあり、JALTV、航空機コレクション、こども航空教室、JAL's History、航空実用事典、などのコンテンツがあったが、8年ぶりに見ると時の流れを反映して「JALスマートフォンアプリ一覧」、「 JALパノラマギャラリー」、「JAL ソーシャルメディア 公式アカウント」、「壁紙・デジタルグッズ」などの項目が追加されていた。

「JALを知る・楽しむ」からもリンクが張られている「航空豆知識」http://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/には、「飛行機の窓は開くの?」、「飛行機はなぜ、左側から乗るの?」、「飛行機はなぜ飛ぶのか?」「飛行機はなぜ迷子にならないのか?」「離発着時に機内の照明を暗くするのはなぜか?」、「飛行機の機内が乾燥するのはなぜか?」、「出発時刻はいつを指すのか?」、「空港を表す三文字とは?」、「飛行中の機体は、どう撮るの?」など航空機に関する60ものユーモラスな蘊蓄話が掲載されている。よく見ると8年前のままで、追加記事はないようだ。

一方、全日空には、航空に関する基礎知識を楽しく紹介するサイトANA WEB 航空教室」http://www.ana.co.jp/classroom/というサイトが有り、クイズ形式で紹介する「ANA航空検定」や、全日空でのさまざまな仕事内容をアニメーションで説明する「お仕事図鑑」、パイロットしか知らない、空の旅の見どころやフライト豆知識について毎月ご紹介していく、CaptainからのRoute Informationなどのコンテンツがある。「お仕事図鑑」には、「パイロット編」、「キャビンアテンダント(国際線)編」、「整備士編」、「グランドスタッフ編」の4の職種に別れ、アニメーションで仕事内容を紹介している。

 全日空には、キャビンアテンダント(CA-客室乗務員)が現地で体験したお店や街の最新情報、おすすめスポット、旅の裏ワザ、世界各地のおみやげなどを紹介するANA Latteというページがあったが、開いてみると「ANA Travel&Life」http://www.ana.co.jp/travelandlife/ca/ というページに模様替えをしていて「国内外の空で活躍するCA。さまざまな土地に触れてきた彼女たちの視点で、旅に役立つ各地の情報やグルメ、美容まで幅広い情報を届ける」内容に変更されていた。

2018-02-15   旅のスーヴェニール 絵はがきで自作タロットを

Europedia2018-02-15

[]旅のスーヴェニール 絵はがきで自作タロットを

前回の「ウィーン オペラ・オペレッタ鑑賞記録」を書くために引っ張り出してきた40年ほど前のウィーン滞在中のメモを読み返してみて、書き留めておきたい旅の思い出や“小ネタ”が見つかったので何回かに分けて紹介しておきたい。

最初は、スイスの田舎町で教えてもらった占いの話だ。

 1978年の8月末から3週間ほどかけて2人の友人と車でウィーン→チューリッヒ→ベルン→ツェルマット→シャモニー→ニース→レ・ボー(アルル近郊)→カルカッソンヌ→アンドラ→バルセロナ→マドリッドとユースや安宿に泊まりながら旅したときのことだ。

チューリッヒからベルンへ高速道路で移動中、Wangenという高速インターで一般道に降りてHerzogenbuchsee http://www.herzogenbuchsee.ch/という田舎町のユースに泊まることになった。町の居酒屋で夕食を兼ねて飲んでいると20代後半のヒッピー風の若者が声をかけてきて、彼の住まいとする“仙人小屋”で自家製食後酒を振る舞ってもらった。

そのとき、薄暗い石油ランプの明かりの下で教えてもらったのが、自作のタロットで自分の過去現在未来を占うやり方だ。彼いわく、「誰でも、ひとつの美術館や博物館で1点は心動かされる作品が見つかるはず。その作品の絵はがきを50枚集めてタロットカードにしてごらん。驚くほど自分の人生の過去、現在、未来を言い当てられるから」と言い、集めたカードをピラミッド型に並べる占い方まで伝授してくれた。当然と言えば当然なのかもしれないが、自分の情念に訴えかける絵はがきを使っての占いはよく当たった(気がした)。

そのことを気にかけながら美術館を巡るようになると、美術館での鑑賞の集中度が高まり、必ず気になる1点が見つかった。お師匠さんの話では「ひとつの美術館で2点以上を選んではだめ」ということだったが、50枚の絵はがきは簡単に集まり、今でも何順めかのタロット・セットを集めているところだ。

集めたタロットは市販のウォールポケットに入れて家の壁に3つほど飾り、ときおりカードを入れ替えている。ちょうど、季節によって掛け替える掛け軸のように。心に突き刺さる絵柄を眺めているとそのときの旅の思い出も蘇るので、何年経っても見飽きることがない。

■今日のブックマーク&記事■

□観光産業ニュース“トラベルボイス”2018年2月4日記事

旅行分野で続伸するグーグルやフェイスブックにどう対処するのか? 航空会社がすべき顧客との関係づくりを考えた【外電コラム】https://www.travelvoice.jp/20180204-102364 

□エイチ・アイ・エス 2018/02/15 プレスリリース

 H.I.S.×日本通信 スマホ・サービスの新会社設立~ 格安スマホで、旅はもっと楽しくなる! ~

https://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20180215.pdf

□Skyscanner https://www.skyscanner.jp/

2017-12-29

Europedia2017-12-29

[]秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その5

今回の旅のレポートの最終回として、ウィーンから日帰りで訪れたスロヴァキアの首都ブラティスラヴァへの列車と印象深いドナウの船旅について書いておきたい。

 ブラティスラヴァを最初に訪れたのは1978年11月のこと。その時は、ウィーンからブラティスラヴァへ列車で入り、そこから夜行列車でプラハへ行き2泊ほどした後、最終目的地ワルシャワに向かうというものだった。オーストリアから当時のチェコ・スロヴァキアに入国するときの国境検査が異常に厳しかったことを覚えている。

 その反面、ブラティスラヴァ城からの帰り道、夕食を終えた若い修道士の一団が堂々と公道を行進して宿舎に戻る姿も目撃し、冷戦時代の社会主義国の複雑な内情も垣間見ることができた。

その後もスロヴァキアがEUに加盟してから2度ほど訪れたが、いずれも陸路の往復だった。今回は、ウィーン市観光局で手にした日帰りツアーのパンフレットに紹介されていた、復路のドナウの船旅と往路の列車の旅を組み合わせてみた。

日帰りの旅は10月24日(火)に行った。この日にしたのは航路を双胴船(カタマラン)で運航するTwin City Liner https://www.twincityliner.com/が60歳以上を対象にSuper Tuesday50%割引を実施していたからだ。

ブラティスラヴァからウィーンまで遡行する片道料金は座席指定料も含め€19.3。展望の良い最前列中央の席を1週間前に予約することが出来た。

往路は、オーストリア連邦鉄道が発行しているBratisloverというシャレタ名前のブラティスラヴァ市内交通乗り放題(€3.50 相当)付きの往復パス(€16)を利用し、復路は権利放棄した。片道料金でも€14なのでパス利用の方が有利だった。

ウィーン中央駅10:16発の列車に乗って、ブラティスラヴァ中央駅には11:23着。約70kmの距離を所要1時間7分で着いた。

中央駅からはトロリーバスで5分ほどで街の中心へ。城壁内の旧市街を散策しながら、ブラティスラヴァ城へ歩いて登り、ドナウの眺めを満喫してから城内を見学。

城から公園内を通って再び旧市街に降り、市の観光インフォメーションへ。日本語の旧市街ガイドブックを買ったついでに、カウンターで市場の場所を聞いたら、「とっくに閉鎖されて、その代わりにショッピング・センターが出来ている」とのこと。ショッピング・センター地下のスーパーTescoでハンガリー産のパプリカ粉やサフラン、グラーシュの素などを大量に買い込む。今回は、ハンガリーまで買い出しに行けないので、ハンガリー系の人が多く住むブラティスラヴァで買い込むことにした。

 買い物の後、歩いて7分ほどのところにあるアール・ヌーヴォー様式の聖エリザベート教会(通称青の教会)を見物。その後、再び旧市街に戻り、緑地に沿ったプロムナードとなっているフヴィエズドスラヴォヴォ広場とその周辺を歩く。

15:15頃には、船着き場に行き、ラウンジでコーヒーを飲みながら乗船時刻までドナウの流れを眺めながら過ごす。

 15:50に乗船し、16:05分に出航。ブラティスラヴァ城やナポレオンに攻め落とされたまま廃虚になっているディーン城などを眺めているうちに、オーストリア領のドナウ自然保護区に入る。驚いたことに1990年4月にウィーンからブダペストまで川下りをしたときと風景がほとんど変わっていなかった。90年に見かけた、野生の鹿の群れこそ見なかったが、水鳥の多さも昔のままだった。

ウィーンに近づくにつれて、川沿いに立つウィークエンドハウス(Kleingarten)http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050107が目立ってくる。昔通りに、大木の枝の上に小屋がけをしたり、船をかたどったり、仕掛け網を河面に巻き上げたりと遊び心溢れる小屋が並んでいた。

船は、ドナウ本流からドナウ運河に入り、ホテルからも近いシュヴェーデンプラッツの船着き場に定刻より17分遅れの17:47に到着。

 ホテルに戻って、ひと休みする間もなく楽友協会で19:30から始まるTonkünstler-Orchester NiederösterreichのMahler Symphonie No.7 e-Moll を鑑賞。演奏会の後は、楽友協会から歩いて10分ほどにあるヴェトナム料理店Saigon http://www.saigon.at/home.php?lc=enで、シュリンプサラダ(€5.9)と牛肉入りライスヌードル炒め(€13.5)を、グリューナー・フェルトリーナーの白ワインで食す。

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当欄関連過去記事:

「ドナウ河の旅に役立つホームページhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050913

ドナウ ある川の伝記

ドナウ ある川の伝記

ドナウ河―流域の文学と文化

ドナウ河―流域の文学と文化

Danube Bike Trail 3 Vienna - Budapest 2017

Danube Bike Trail 3 Vienna - Budapest 2017

2017-12-24 秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その4

Europedia2017-12-24

[]秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その4

今回は、ウィーンからプラハへの4泊5日の小旅行についてレポートしたい。ウィーンからプラハの往復は、日本からインターネットでオーストリア連邦鉄道(ÖBB)のサイトhttp://www.oebb.at/en/で8月上旬に予約した。早期予約割引料金で2等と余り変わりがなかったので行きはRJ 特急Franz Schubert号のBusiness Klasse (€49)で予約。ウィーン中央駅を10月17日の11:10に出発して、プラハ中央駅に15:10到着。所要4時間だ。

 帰りも同じFranz Schubert号で、こちらはBusiness Klasse がなかったため1. Klasse (€37)で予約を取っておいた。10月21日の10:53プラハ中央駅発で、ウィーン中央駅14:54着の所要4時間1分。

プラハ中央駅到着後、駅のホールにあるČeská spořitelna(チェコ貯蓄銀行)https://www.csas.cz/en/のATMでクレジット・カードを使って2000チェコ・コルナ(Kč)をキャッシング。帰国後まわってきた精算レートは1Kč=5.135円。この日使ったクレジット・カードの精算レートは1Kčは5.252円だったので、キャッシングの方が若干有利だった。

プラハ中央駅の目の前にあり、ヴァツラフ広場へも歩いて10分ほどの定宿987 Design Prague Hotel http://www.987praguehotel.com/en/にチェックイン。ホテルでひと休みした後、駅とその周辺を散歩。駅では、72時間有効の市内公共交通パスhttp://www.dpp.cz/en/fares-in-prague/(310 Kč)をクレジット・カードで購入。

夜は、チェコの友人 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/と待ち合わせて、ホテル近くのワイン・レストランVinograf https://vinograf.cz/?lng=enで夕食。mouflon種羊肉テンダーロインのブルゴーニュ風オオムギ・リゾット添え(425 Kč)やLeaf salad with grilled cheese "Halloumi", marinated peppers, green olives(235 Kč)に、 トラミネールとミュラー・トゥルガウの混合種Pálava 葡萄を使ったセミ・ドライの白ワインSonberk Pálavaやチェコ南部ズノイモ地方のピノ・ノワール種の赤ワインを味わった。フルーティーで香り豊かなPálava種のワインは気に入ったので、お店で飲んだ1本(655 Kč)の他にもう1本を割安なお持ち帰り価格459 Kčで購入。プラハ滞在中、ほかの店でもこの葡萄を使ったワインを飲みまくることになった。

当初の計画ではプラハ滞在中に、プラハの東70kmほどにある世界遺産都市Kutná Hora(クトナー・ホラ)http://www.myczechrepublic.com/kutna-hora/ を訪ねる計画だったが、思い直してプラハの名所旧跡でしばらく行っていない辺りをジックリ歩いてみることにした。

 10月18日の朝に、地下鉄で真っ先に訪ねてみたのは、30年ほど前にグループ旅行で訪れたプラハ発祥の地のひとつであるヴィシェフラド(プラハ旧城趾)の丘だhttp://www.prague.eu/ja/object/places/137/vysehrad?back=1。スメタナの交響詩「我が祖国」の第1楽章「ヴィシェフラド(高い丘)」に描かれた場所でもある。霧の立ちこめる要塞跡からヴルタヴァ河(モルダウ)を見下ろし、ふもとにあるキュービズム建築を眺める。

 ヴィシェフラド墓地では、スメタナやドボルザーク、ムハ(ミュシャ)、指揮者のラファエル・クーベリック、カレル・アンチェル、ヴァイオリニストのヨゼフ・スークなどの墓参りができた。

指揮者ヴァツラフ・ノイマンの墓がここにないようなので、チェコの友人と一緒に探してみたら、「プラハ音楽紀行」http://www.geocities.jp/czechphilhamonic/praha060503.htmにプラハの南南東25kmほどのところにあるVelke Popovice (フェルケー・ポポヴィツェ)の墓地に埋葬されていることが書かれており、墓碑の写真も掲載されていた。その記事によれば、グスタフ・マーラーが少年時代の夏休みを過ごしたという家も同地にあるとのこと。機会があれば訪れてみたい。

午後は、旧市街でMoser社http://www.moser-glass.com/en/のワイングラスを探した。お目当ては以前数脚買っていたアール・デコ風のワイングラスhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100225の追加購入だが、Moser本店で聞くと、もうそのワイングラスを作れる技術(とくにステムの部分)の継承がなく、博物館にしか置いていないとのことだった。そこで、一昨年、同じワイングラスを特設コーナーに飾ってあったボヘミアン・グラスの専門店Erpet http://www.erpet.cz/crystal/index_en.htmにも行ってみたが、すでに売れてしまっていた。

Erpetからティーン教会裏にあるナチュラル・コスメのショップBotanicus http://www.botanicus.cz/en/に向かい、アルガン・オイルや低刺激の石鹸、蜜蝋などを購入。 

夕食は、このところプラハに来る度に訪れているレストランLuka Lu http://www.lukalu.cz/en/で。ここは、クロアチア料理が名物のレストラン。いつもここで注文するクロアチア風ハンバーグ“Pljeskavice”(minced beef, bacon, Eidam cheese, chili peppers 275 Kč)とBalkan salad (peppers, tomatoes, cucumber, Balkan cheese 95 Kč) をマケドニアのシャルドネ(0.5リットル 295 Kč)とともにいただく。この店は、大衆的な佇まいの割にワインが高く、Pálava種も置いてなかったので控えめにカラフェのハウスワインにした。

 先祖が神戸でワインの輸入をしていたためか、わが家には「ハーフボトルを頼んで後悔するよりも、フルボトルを頼んで後悔しろ」という有り難い家訓があるのだが。

翌10月19日は、路面電車を乗り継いでプラハ城の裏手にあるMalovanka停留所まで行き、ロレッタ教会を下ったところにあるNový Svět通りなどの路地裏散歩を楽しむ。その後、プラハ城、ベルヴェデーレ離宮などを見て、カレル橋に向かった。プラハに限らず旧市街の散策に役立つのが1990年代にガリマール社の「Guides Gallimard」の日本語訳として同朋舎より出された「望遠郷」シリーズだ。今回、「プラハ」を持ち歩いたが1995年の出版にもかかわらず大いに役立った。

この日の夜は、友人に誘われて街外れにある評判のレストランNa Kopci http://www.nakopci.com/に足を伸ばした。店は、地下鉄B線のAnděla 駅から231番のバスで30分ほど行ったところの住宅街にあった。いただいたのはDegustationのコース(750 Kč)で、突き出しのタコのレンズ豆ソース・プラム添え、続いて、MARINATED SWORDFISH(太刀魚のカルパッチョ)IN BEETROOT VINAIGRAITTE WITH GREEN LENTILS PURÉE、DUCK CROQUETTE WITH FOIE GRAS AND PISTACHIOS、GLAZED APPLES WITH CALVADOS、GRILLED PIKEPERCH(カマス) WITH SAGE AND PARMA HAM、PUMPKIN RISOTTO AND RUCOLA、NOUGAT & GINGERBREAD DUMPLINGS WITH PLUM SWEET SAUCE。プラハでは89年前後からヌーヴェル・キュジーヌ系の料理が流行ったが、ここもその系統の創意溢れる料理。軽い味付けの料理になれている私にとっては好ましい料理の連続だった。ワインは、もちろんPálava種のセミ・ドライ(550 Kč)。

交通不便な名物レストランということでは、ハンガリーのブダペスト郊外にあるNancsi Neni http://nancsineni.hu/en/frontpage/を思い出してしまった。ここへは、1970年代と80年代に2度ほど行ったことがあるが、最近は世界的に有名なレストランとなってしまっているようだ。この店は、Na Kopci と違って、家庭的な伝統料理を最高の素材で出すことで評判だった。今も変わっていなければぜひもう一度訪れたいレストランだ。

10月20日は、朝から以前友人に連れて行ってもらったことがある、昔、葡萄畑が広がっていたというVinohrady地区に足を伸ばした。ここには、レストランや展望台も併設された216mの高さのジシュコフテレビ塔https://towerpark.cz/があり、世紀末様式の面影のある“聖なる御心教会” (Kostel Nejsvětějšího Srdce Páně) http://www.prague.eu/ja/object/places/459/kostel-nejsvetejsiho-srdce-pane?back=1など見どころも多い。

オープンマーケットも開かれており、手作り風の黒パンやジャム、チーズを購入。早々とクリスマスツリーやリースなども売られていた。

夜は、前述したチェコ・フィルの秋の音楽シーズンのオープニング・コンサートへ出かける。ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲1番とマーラーの交響曲第4番という演目だが、チェコ・フィルのマーラー交響曲第4番は、2年前の11月18日にも同じプラハのRudolfinum Dvorak Hallでイタリア系イギリス人Robin Ticciatiの指揮する演奏を聴いていた。

コンサートが終わったのは22:00時近く。プラハは、夜遅くまで開いているレストランが意外と少なくコンサート帰りの食事はいつも困るのだが、ホテル近くの夜遅くまで空いているレストランをいくつかコンシェルジュに聞いておいたので、その中から大衆的な店Hybernia https://www.hybernia.cz/を選んで入った。値段の割に味は悪くなかったが、ワインの品揃えが少なかったのが難点。“Entrecote salad”(grilled beef steak with a variation of green salads and red tomatoes with orange dressing 235 Kč)、Spaghetti “Hybernia”(fresh pasta with beef sirloin, dried tomatoes, herb pesto and parmesan cheese 240 Kč)をトラミーナー種の白ワインをカラフェ(0.5リットル 158 Kč)でいただいた。

10月21日の朝は、10:53プラハ中央駅発のFranz Schubert号で、へ向かい、ウィーン中央駅14:54到着。

同じホテルRoyalに再チェックインしてひと休みしてから、楽友協会に向かいクリーヴランド交響楽団コンサートを鑑賞した。疲れていたが演目が少々喧しいストラヴィンスキーの“春の祭典”だったので居眠りをしなくて済んだ。


■今日のブックマーク&記事■

□チェコの情報 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/

□Dayuse.com https://www.dayuse.com/

上記はJOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/で紹介されていたサイト。海外で早朝に異国の都市に到着したり、夜便で帰国する際などに、デイユースを提供するホテルを探すのに大変便利》

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2017-12-06 秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その3

Europedia2017-12-06

[]秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その3

今回はウィーン滞在中に気づいたことやレストラン、両替などについて書かせてもらう。

ウィーン到着の10月14日(土)、ホテルに到着したのは20時、日本時間では翌日の午前3時だ。フランクフルトからウィーンへのフライトでスナックが出たこともあり、この日はあらためて夕食はとらなかった。夜、寝ているときに水が飲みたくなると時のことを考えて、機内でもらったペットボトルを空の状態で持ってきて、ホテルの水道水を詰め直してミニバーに入れておいた。

昔、ウィーンのホテルのミニバーに炭酸抜きのミネラルウォーターが置いていないのを不思議に思って、知り合いのホテルマネージャーに理由を聞いたことを思いだした。「客室の水道の蛇口をひねればよく冷えたアルプスの雪解け水が流れてくるのに、誰が高い金を出して水を買うんだ」とのことだった。

前回、ヨーロッパへのフライトを10月14日にした理由を書き忘れた。15日の朝にウィーン・フィルコンサートがあったので、本来はもう1日余裕を持って13日の到着としたかったのだが、昔からの習慣というか験担ぎで、13日の金曜日には国際線に乗らないと決めていたからだ。朝起きるのが辛いかと案じていたが、現地時間22時に寝て、翌朝の6時には目が覚め、疲れも感じなかった。

ウィーンでは、毎回来るたびの習慣で、15日の午前のコンサートのあと、友人たちと、ドナウの本流を見下ろすKahlenbergの丘から葡萄畑に降りて行く途中にある行きつけのホイリゲ(ワイン居酒屋)Hirt http://heuriger-hirt.at/で乾杯。ウィーンならではの1/4リットルのジョッキーでちょうど時期のSturm(濁り酒)やワインの新酒を好物のウィーン風ハンバーグや肉まんじゅう、野菜のパイ焼き、ポークのクミン風味グリルなどのつまみと一緒に味わう。陽光の下、快適に飲めるのは、おそらく週末として今年最後となるようで、予約をしていなければ入れなかった賑わいぶりだった。

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ウィーンでの友人たちとのもうひとつの恒例行事は、旧市街の16世紀のバロック建築の地下深くにあるワインケラーZwölf-Apostelkeller(十二使徒ケラー)http://www.zwoelf-apostelkeller.at/での飲み会だ。最初にこのケラーに来たのは1974年のことだから43年前になる。実は、そのときから、毎年のようにここのメニューを集めていて今でも20枚ほど手元にあり、メニュー内容はほとんど変わりがないものの価格がオーストリア・シリングからユーロになったり、43年前と比べると4倍ほどだったりと変遷を振り返ることが出来る。ちなみに、今年は去年と値段がまったく変わっていなかった。

 ウィーンのワイン酒場の常で、ここでは1/4リットルのジョッキーでワインを飲むことになる。1/4 で3.9 Euroから、ボトルでとっても17.9 Euroからと値段は手頃。ツマミには名物のとろけるような牛タンのハムに西洋わさびを添えたもの(Zunge mit Kren 7.2)や卵入りのお団子をスライスして炒めサラダを添えたもの(Eiernockerln mit grünem Salat 8.7)、野菜の重ね焼きGemüsestrudel 8.9)、ソーセージやハムなどの盛り合わせ(Apostelplatte 14.5)、仔牛のウィナー・シュニッツエル(19.9)などを頼み、小皿に取り分けて食べた。

料理の味はほとんど変わっていないようだが、友人たちと一緒に気づいたのは、ジョッキーのワインがどれも水で薄めたかのように不味く感じられたことだ。値段に大幅な違いがないので、少々情緒にかけるが、これからはボトルで頼んで小さなワイングラスで乾杯することにしよう。

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今回の旅では、ヨーロッパでの15泊中7回のコンサートがあったので、夕食はコンサート終了後の遅い時刻となることが多かった。行った店は、オペラ座裏手のワイン・レストラン Augustinerkeller https://www.bitzinger.at/de/augustinerkeller/、生パスタのセルフサービス・チェーンVapiano http://at.vapiano.com/de/restaurants/vapiano-moulin-rouge-walfischgasse-11/、楽友協会から歩いて10分ほどにあるヴェトナム料理店Saigon http://www.saigon.at/home.php?lc=en、ミシュランにも掲載されているシュテファン寺院近くの老舗レストランZum Weissen Rauchfangkehrer http://www.weisser-rauchfangkehrer.at/jp/などだ。

 コンサートのないときに行ったお店では、ワイン・ケラーEsterhazy-Keller https://www.esterhazykeller.at/esterhazykellerのオペレッタやウィーン民謡などの生演奏(アコーディオンとヴァイオリンのデュオ)が良かった。拙著「ウィーン旅の雑学ノート」の古い記事を部分引用しておこう。

エステルハージー侯爵家のワインケラー

左手に鋳物の看板をくぐってゆるやかに下るスロープがあり、ハールホフ(Haarhof)という小さな広場に出る。この高低差は、防壁の外に堀があったころの名残でもある。さて、私が嵌まるのは堀ではなく、スロープの左手途中にあるエステルハージー・ケラーだ。このワインケラーは旧市街では一番安く、しかも、午前十一時から営業という不謹慎さだ。このケラーが慎みを忘れてしまったことには同情の余地がある。ケラーのある建物はエステルハージー侯爵家の持ち物だった。トルコ軍の十七世紀の第二次包囲の際に市民防衛隊の面々はもっぱらここで会議を開いたが、お目当ては侯爵がふるまうただ酒だったとか。しかし、お堅いマリア・テレジアは飲み屋としての営業許可をなかなか与えず、ついに、折れて与えたときも夕刻四時の開店、夜九時の閉店を条件とした。そして、この厳しい条件をこの店はなんと一九八〇年代まで守り通したのだ。朝っぱらからの営業に誰が文句をいえよう。

 ケラーは大きな部屋だけでも三つあり、奥は、地下水路につながっている。わがコルプ先生の話では、ナチ併合時代にレジスタンスがこのケラーから出入りし地下水路を伝わって連絡を取り合っていたことにゲシュタポもまったく気づかなかったそうだ。

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 友人に車で連れて行ってもらった郊外のワイン造りの町Gumpoldskirchenは、10数年ぶりの訪問だったが、教会と葡萄畑、町役場を中心とした古い町並みが昔のまま残っていて感激した。 Straitz http://www.straitz.com/straitz/Heurigentermine.html という広い中庭を持つ昔ながらのホイリゲで食事とワインを楽しんだ。

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最後に、今回の旅での両替方法とレート、並びに貯まったマイレージについてレポートしておく。

昨年の「初秋のウィーン・ブダペスト16日間の旅 その5」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20161225 で“「ソニー銀行のキャッシュカード」と「Visaデビット」がひとつになりました”というSony Bank WALLET http://moneykit.net/visitor/sbw/を利用してみた結果を報告した。今回もこのカードを使おうと思ってユーロ預金の残金も確認しておいたのだが、うかつにもカードを持ってくるのを忘れてしまった。

 そのため、現地での支出のほとんどは、日本航空のマイルが貯まるJALカード(ショッピングマイル・プレミアム)http://www.jal.co.jp/jalcard/function/jpp.html を使った。前回の報告にもあるが、このカードは海外でのショッピングでも100円に付き1マイルが付くので、(1マイルがいくらに相当するかは1マイル5円など諸説あるが、私は1マイル3円と評価している)100円の利用で3%得するとも考えられるわけだ。そう考えると、マイル加算を犠牲にしてまでSony Bank WALLETを使うメリットはないように思われるので、かえって良かった気がする。

今回のカード使用で得たマイルは、5,164マイル。これに、JALの航空券購入で得た4,318マイルとJAL便搭乗の10,419マイルを合わせると19,901マイルが貯まったことになる。自分流に換算すると6万円弱だ。

帰国後に確認したクレジット・カードの換算レートは、旅行期間中にユーロの変動もあったので135.264円〜137.588円の間だった。クレジット・カードが使えないときの支払には、前回の使い残しのユーロ現金を充てたが、10月16日に、銀行で日本円からユーロに両替したことがあり、1ユーロが135.89円というレートで、クレジット・カードのその日のレートが135.334円だったので、ほとんど差はない。その銀行はシュテファン寺院の裏手にある Schelhammer & Schattera https://www.schelhammer.at/というところで、ウィーン在住の外国人の間ではレートが比較的良いことで知られている。

 

■今日のブックマーク&記事■

□“The Best Bilingual Food Guide to Japan . Bento.com” http://bento.com/

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

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2017-11-26   秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その2

ウィーン 楽友協会

[]秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その2

ウィーンとプラハのホテル手配は、価格比較サイトなどで値段を調べたが、結局、いつものように、アップルワールド(ホテリスタ)https://hotelista.jp/とエクスペディアhttps://www.expedia.co.jp/を併用することになった。

ウィーンでの滞在は、このところ満室でない限り使っている街の中心シュテファン寺院のお膝元にあるHotel Royal http://www.kremslehnerhotels.at/en/hotel-royal-vienna/。手配は、アップルで行った。アップルは毎年利用しているおかげで10%ほどのリピーター割引も効いた。

 アップルの場合、バスタブ付きをリクエストできるので有り難い(必ずしもギャランティーされるわけではないが、今回は20時という遅いチェックインでもバスタブ付きが確保されていた)。ここは、最初に3泊、プラハ旅行から帰ってから8泊した。プラハに行っている間はいつものように不要な荷物は預かっておいてもらった。

プラハは、ウィーンからの列車も到着するプラハ中央駅の目の前にあり、ヴァツラフ広場へも歩いて10分ほどの定宿987 Design Prague Hotel http://www.987praguehotel.com/en/にした。ここは、エクスペディアの8月時点でのキャンペーン対象で11%引きの上、常用しているクレジット・カード会社のメンバー割引9%も併用された。

いずれのホテルの支払いも日本での予約時からキャンセル料全額がかかるクレジット・カード事前払い。JALのマイレージも100円で1ポイントが加算された。JALのホテル予約ページhttps://www.jal.co.jp/inter/option/から予約すれば、アップルやエクスペディア他の会社のホテルの料金も一度に比較でき、“マイル3倍”となるホテルを選べるが、今回のホテルはJAL経由でアップル、エクスペディアの同じホテルを選んでも3倍対象ではあったが結果的に安くはなかった。おそらく、JALの予約システム経由では“予約即キャンセルチャージ全額”の一番安いプランが選べないからだろう。


音楽会の手配は、日本から、それぞれの演奏団体もしくは演奏会場のホームページ経由で8月に入ってからの一般売り出し開始日に時差を計算して行った。

10月15日のウィーン・フィルhttp://www.wienerphilharmoniker.at/jpの定期公演は、一般売り開始日には好みの席がなかったので、念のために€5の立ち見席を確保しておいて、出発直前の10月12日に再度チェックすると、キャンセル分が回ってきたようで平土間を見下ろすParterre-Logeの席が € 90で取れた。立ち見席券の方は当日会場前で地元の若者に買い取ってもらった。

 終身会員に年間席が完売のはずのウィーン・フィル定期も、会員の高齢化とその子供たちのクラシック離れのおかげで、プレミアム無しで日本に居ながらキャンセル・チケットが確保できるようになったのは有り難い限りだ。

 10月16日のWiener Symphonikerのチケットは、当初行く予定がなかったが、会場であるKonzerthaus https://konzerthaus.at/の近くのArnold Schönberg Center http://www.schoenberg.at/index.php/en/で“ARNOLD SCHÖNBERG IN FOCUS. PHOTOGRAPHS 1880 – 1950”http://www.schoenberg.at/index.php/en/ausstellungen-2という興味深い写真展が行われていて、その見学後、たまたまKonzerthausに立ち寄ると、その日の演目に大好きなMozart の“Symphonie No.40”が入っていたので当日残席のGalerie Links1列目の席を€ 55で購入した。

10月23日のVolksoper https://www.volksoper.at/ „Die lustige Witwe“は、インターネット予約を試みた8月25日時点ですでに完売だったが、サイト上で“空席待ち”が出来たので、希望価格を 下限€ 3、上限€ 44でスタンバイしていたら、9月1日には上限の€ 44でGallerie Loge のボックス席が取れたと連絡が入った。どうやらスタンバイでは高めの席が取れてくるという商売上手な設定になっているようだ。


 今回の音楽鑑賞記録を、下に記しておく。

なお、今回、ウィーンの音楽関係のサイトをチェックして気がついたのだが、ウィーン滞在中の「1976年9月〜1979年10月ウィーン音楽会鑑賞記録」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040201を書いたときには、ホームページ上に掲載されていなかったウィーン国立オペラhttps://www.wiener-staatsoper.at/の過去の公演記録がARCHIV https://archiv.wiener-staatsoper.at/に掲載されていた。また、1869年から1955 年の記録も“Spielplan der Wiener Oper 1869 bis 1955” https://www.mdw.ac.at/imi/operapolitics/spielplan-wiener-oper/web/というページで見ることができるようになっていた。

私の「ウィーン音楽会鑑賞記録」にはオペラ、オペレッタの記録が抜けていたが、3年間に渡るウィーン滞在期間中に鑑賞したオペラ、オペレッタの鑑賞メモと入場券や公演プログラムは残っているので時間があるときに国立オペラでの鑑賞履歴も追加しておきたい。

残念ながらVOLKSOPERの方はArchiv https://www.volksoper.at/archiv/saison-1999-2000.de.htmlに過去の公演記録を掲載し始めたものの未だ私が住んでいた1977年代はカバーしていない。


 「ウィーン音楽会鑑賞記録」を見直してみてもうひとつ気づいたことがある。今から41年前の1976年10月22日にウィーン・フィル第3回定期演奏会で、Leonard Bernstein指揮のウィーン・フィルで、マーラーの交響曲第6番“悲劇的"を聴いていたのだ。

 当時、ウィーン・フィルの前日のプローベを音楽アカデミーの指揮科の学生に紛れて客席で聴かせてもらっていたとき、巨匠バーンスタインが、指揮科の学生たちを振り向いて、「ここはこういう理由で敢えてこういう指示をしているんだよ」と優しく語りかけていたことを思い出した。

 奇しくも41年後の同月同日、同じ会場で同じ曲をThe Cleveland Orchestraの演奏で聴くことになった。嗚呼、あれから41年とは!


○10月15日11:00 Wienerphilharmoniker 第1回定期演奏会【Musikverein Großer Saal】

Beethoven Symphonie Nr. 8, Symphonie Nr. 7 Dirigent:Andris Nelsons

Parterre-Loge 9 Links,Reihe 1, Platz 4 € 90=12,239円


○10月16日 19:30 Wiener Symphoniker【Konzerthaus Großer Saal】

Prokofjew Symphonie Nr. 1, Sibelius Konzert für Violine und Orchester d-moll op. 47, Bach Partita Nr. 3,

 Mozart Symphonie No.40 g-moll K 550 Dirigent:Lahav Shani, Violine:Joshua Bell  

 Galerie Links Reihe 1 Platz 8  € 55=7,444円


○10月20日 19:30 Czech Philharmonic Opening Concert of 122nd season【Praha-Rudolfinum Dvorak Hall】

Shostakovich Violin Concerto No. 1 in A Minor, Op. 77, Mahler Symphony No. 4 in G Major

conductor:Jakub Hrůša violin:Leonidas Kavakos soprano:Marta Reichelová

Parterre Side: right Row: 5 Seat: 31 900 Kč=4,599円


○10月21日 19:30 The Cleveland Orchestra 【Musikverein Großer Saal】

Beethoven Streichquartett a-Moll, op. 132, Strawinsky „Sacre du Printemps”

Zugabe(アンコール)Wagner aus dem Bühnenweihfestspiel „Parsifal”

 Dirigent:Franz Welser-Möst   Galerie Rechts 6 Platz 3 €55=7,423円


○10月22日 19:30 The Cleveland Orchestra【Musikverein Großer Saal】

Mahler Symphonie No.6 a-Moll, „Tragische“ Dirigent:Franz Welser Möst

Parterre Rechts Reihe 22 Platz 11 €67=9,042円


○10月23日19:00 Volksoper 【Volksoper】

Franz Lehár „Die lustige Witwe“

Dirigent:Alfred Eschwé Hanna:Ursula Pfitzner Danilo:Carsten Süss Valencienne:Rebecca Nelsen

Gallerie Loge Rechts 3 Reihe 1 Platz 3 €44=5,912円


○10月24日19:30 Tonkünstler-Orchester Niederösterreich【Musikverein Großer Saal】

Mahler Symphonie No.7 e-Moll Dirigent:Robert Trevino  Balkon-Mitte Rechts Reihe 3 Platz 10 €35=4,712円



 長崎に戻ってからも、2つの質の高い客演コンサートを聴くことができたので、最後にそれもリストに加えておこう。


○11月8日 ウィーン弦楽四重奏団 長崎大学医学部創立160周年記念コンサート 【長崎大学中部講堂】http://www.congre.co.jp/jsre40/main/concert_0926.pdf

 モーツァルト弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調「狩」

 ドヴォルザーク弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」

 シューベルト 弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調「死と乙女」

  アンコール 弦楽四重奏版「マダム・バタフライより ある晴れた日に」

 ヴァイオリン:ウェルナー・ヒンク、フーベルト・クロイザマー

 ヴィオラ:ペーター・オクセンホファー チェロ:エディソン・パシュコ

   無料


○11月23日 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団  出島表門橋 完成記念公演 http://rco-nagasaki.jp/【長崎ブリックホール】

 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品 61

 ブラームス:交響曲第一番ハ短調

  アンコール バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番

 指揮=ダニエレ・ガッティ ヴァイオリン独奏=ペーター・ツィンマーマン B席/10,000円


当欄関連過去記事:

「2008年以降の海外旅行履歴」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20121209

2014年「10月 ブダペスト・ウィーン16日間の旅 その1」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20141229

2015年「3週間の“中欧音楽鑑賞旅行”から帰国」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20151213

2016年「初秋のウィーン・ブダペスト16日間の旅 その1」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20161020 


■今日のブックマーク&記事■

□チェコモラヴィアワインの店 https://www.chekosake.com/

□観光産業ニュース−「トラベルボイス」 11月21日記事

 “旅行比較サイト「スカイスキャナー」、国内ホテルの直販システムと連携、公式サイトの料金と比較しやすく” https://www.travelvoice.jp/20171121-100974

□「スカイスキャナー」 https://www.skyscanner.jp/



2017-11-15   秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その1

Europedia2017-11-15

[]秋のウィーン・プラハ18日間の旅 その1

今年も10月13日から10月30日までの18日間、ウィーンとプラハを訪れる旅行に出かけてきた。

これで、2008年以降、2012年を除き毎年、秋にヨーロッパ旅行http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20121209に出かけたことになる。

 帰国後、生まれ故郷の唐津に“おくんち”http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20161109見物に出かけたり、放っておいた家庭菜園の手入れに時間を取られていたため報告が遅れてしまったが、今日から何回かに分けてそのレポートを記していきたい。

 初回の今日は、フライト選択と利用体験を中心に書いてみる。


今回の旅の主要テーマは“秋の音楽シーズンのオープニング・コンサート鑑賞旅行”といったところだ。ウィーン・フィル、チェコ・フィルのオープニング・コンサートのほかウィーンに客演していたクリーヴランド交響楽団など7つのコンサートやオペレッタを鑑賞することが出来た。

旅程は、長崎−羽田/成田(1泊)−フランクフルト−ウィーン(3泊)−プラハ(4泊)−ウィーン(8泊)−フランクフルト−機中(1泊)−成田/羽田−長崎という17泊18日間のコースだ。後半のウィーン滞在中に、スロヴァキアの首都ブラティスラヴァに日帰り旅行をしたため正確には3カ国の旅だ。


今回利用したフライトは、日本航空で、フランクフルト−ウィーン間はオーストリア航空での乗り継ぎ便となった。日本航空の予約は、7月末に行い行きはエコノミーで、帰りは貯まったマイレージ27,000マイルを使ってビジネスクラスにアップグレード(フランクフルト→成田)してもらった。

 初めインターネット上で予約を行っていたが、アップグレードできる便がなかなか見つからなかったので、「JALマイレージバンク(JMB)会員の方お問い合わせ電話」に電話してPNR(予約記録 Passenger Name Record)を作ってもらった。電話の際も、乗り継ぎのトラブル発生確率を低減するために、なるべくパリやロンドン、ヘルシンキなどコードシェア便や同一アライアンス(oneworld)の便で乗り継ぎできるフライトを探してもらったが、あいにくアップグレードの対象となる席はフランクフルト便にしかなかった。


 アップグレードの対象となる正規割引航空券は、通常のものより割高で、215,920円となった。内訳は、航空券が183,000円。税金や保険料、空港使用料、保安料、燃油特別付加運賃などが合わせて32,920円だ。このうち、JAL分の燃油特別付加運賃は、往復で7,000円。付加運賃は、7月発券までは倍近くの値段だったので、7月末に予約を完了して、発券は付加運賃が下がる8月1日に行った。


 215,920円(+マイレージ27,000マイル)というと割高に思えるが、クレジット・カード利用で日本航空のマイルが貯まるJALカードショッピングマイル・プレミアムhttp://www.jal.co.jp/jalcard/function/jpp.htmlで購入したので、特約店扱いであるJALでの購入は、通常の100円で1マイルの2倍のマイルがつき、今回の場合4,318マイルが加算された。

 これとは別に、JALの搭乗マイルも加算され、長崎-羽田間が往復で1,526マイル、成田→フランクフルトのエコノミー区間が3,705マイル、帰りのフランクフルト→成田 のビジネスクラスが5,188 マイル、計10,419マイルが加算された。

 購入分と合わせると14,737マイルとなった。以前にも書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20151213、1マイルがいくらに相当するかは1マイル5円など諸説あるが、私は1マイル3円と評価しているので、44,211円相当が値引きされたと考えることにした。

フライトを選ぶに当たっては、できれば昨年同様、JALマイレージを利用しての福岡発着フィンエアー・ビジネスクラスの利用をしたかったのだが、今年は10月9日(福岡発)が夏期運航の最終便となるため“秋のオープニング・コンサート鑑賞旅行”には使えなかった。福岡発着フィンエアーは人気が定着してきているためか来年は、4月26日(木)ヘルシンキ発〜10月26日(金)福岡発まで運航するようだ。

来年は、現在運休中のオーストリア航空も成田−ウィーン間に5月15日から週5便で再就航する予定なので、こちらも選択肢になるだろう。

フライトを選ぶに当たって、避けたかったのはヨーロッパ内での乗り継ぎ便が、JALと異なるアライアンスの便やJALとのコードシェアではない便を使うことだ。これは、乗り継ぎ地でのボーディング・パス(搭乗券)の取得や預けたバゲージの積み替えでトラブル発生の確率が高くなるからだ。


10月14日の成田でのチェックイン時には、ロストバゲージの発生確率を考えて、機内持ち込み許容範囲ギリギリのキャスター付きスーツケースに着替えやダウンジャケット、常備薬、洗面具など必要最低限のものを持ち込んだ。

また、チェックイン・カウンターでは、フランクフルト→ウィーン間のボーディング・パスが渡されなかったので、「パスをフランクフルト空港のどこで受け取るのか、預けたバゲージに関しての手続きは必要か」と質問したが、明確な答えはもらえなかったので、到着時にJAL係員に確認することにした。


行きはエコノミーだが、Boeing787 のために開発された「新・間隔エコノミー」https://www.jal.co.jp/inter/service/economy/seat/skywider2.htmlなるものを初体験した。確かに、昔のエコノミーよりゆったり感はあるが、今までKLMやオーストリアのエコノミーで“若干の追加料金でゆったりとした席を選べる”システムを利用していたので、格別快適という印象はなかった。

往路に、フランクフルトで飛行機を降りると、私のネームボードを持ったJALのドイツ人スタッフが、乗り継ぎフライトのボーディング・パスを持って待ち構えていた。預けた荷物のチェックについて尋ねると「もう済ませているのでご安心を」とのことだった。「ほかにも乗り継ぎ客はいるはずなのになぜ私だけ」と思ったが、ターミナルを移動しなければならないので、理由を尋ねることはしなかった。ひょっとすると、成田でのチェックインの際、細かく質問したので連絡が行っていたのだろうか。このときの乗り継ぎ時間は75分の余裕があったが、構内電車でのターミナル移動と保安検査で手間取り、オーストリア航空出発便のゲートに着いたのは出発の30分前で、すぐに搭乗が開始された。

 ウィーンの空港に定刻の19:20より20分弱早く着き、預けた荷物を若干の不安を抱きながらターンテーブルで待っていると、なんと真っ先に自分のスーツケースが流れてきた。

ホテルへ行くのはCATというノンストップ列車にしようかとも思っていたが、疲れているのと、CATを利用したとしても到着駅からホテルまでタクシーで行くと、合わせて30ユーロ近くになるので、固定料金(36ユーロ)の車を税関を抜けたホールにあるCity Transfer counterデスクで手配してもらい、19:25には空港を出発、ホテル到着は現地時間の20:00、日本時間の翌日深夜03:00だ。


と、往路は順調だったのだが、10月29日の帰路には久しぶりにロスト・バゲージの憂き目に遭った。ウィーンの空港でオーストリア航空にチェックインすると、予想通り「預託荷物は成田までスルーだが、ボーディング・パスはフランクフルトのJALカウンターでもらって下さい」とのことだった。預ける荷物はスーツケースと土産物の食材や本が詰まったソフトバッグのふたつ。預託荷物の規定は、エコノミー扱いなので“2個、1個当たりの重量23キロ”。カウンターで計量するとスーツケースが26kgでソフトバッグが16kg。スーツケースが規定オーバーだったので、その場で荷物を移し替えた。あらかじめ、オーバーしたときのことを考えてスーツケースに万一の時移し替えるものをひと袋にまとめていたので、スムーズに移し替えられた。しかし、昔は、重量の手持ち感覚で1キロと狂うことがなかったのに、感覚が鈍ってきているのに少々ショックを受けた。万一のことを考えて、帰国後すぐに必要な物は、機内持ち込みにしておいた。


ゲートで搭乗を待っていると15:10発のオーストリア航空フランクフルト行きが機材繰りで1時間5分遅れるとのこと。それでも、ミニマムコネクション・タイムに充分すぎる余裕の90分以上の乗り継ぎ時間が合ったので不安はなかったが、同じJAL便に乗り継ぐ人が数人いたこともあったので、さらなる遅れも考慮して念のために控えていたフランクフルトのJALの電話番号に電話をしてみた。

 電話は、東京への自動転送になっていたようだが、担当者はすぐに事情を飲み込んで、フランクフルト空港への連絡を引き受けてくれた上で、荷物の確認に必要なクレイム・タグ番号も聞いてきたのでひと安心。

結局、オーストリア航空の出発は16:34の1時間24分遅れ。フランクフルト空港到着は17:59。それでもJAL便の出発の19:30までは91分という余裕があった。

ターミナルの移動途中の保安検査場の手前で、ボーディング・パスを見せろと言われたが未入手なので、e-Ticket控えを見せて通過、続いて、構内電車に乗ってJAL便の出る第2ターミナルに移動し、出国手続きも無事通過。途中、ターミナルの移動が必要なことを知らず、戸惑っていた同じ乗り継ぎ便の同胞にも声をかけて同行した。

 私もウッカリしていたのだが、考えてみると、ボーディング・パスを受け取るべきJALのカウンターは乗り継ぎエリアにはない。どうせビジネスクラスのラウンジを利用するのでJALのサクラ・ラウンジに行き尋ねると、エコノミークラスも含めラウンジのカウンターでボーディング・パスの発行を行っているとのこと。

ここでも、念のため「くれぐれも預託荷物のチェックをお願いします」と言ってクレイム・タグ番号を控えてもらった。

 この時点で残り時間は35分ほどだったが、ラウンジで休む間もなく、免税手続きに必要なボーディング・パスをもらって、免税ショップに戻り、ドイツの白ワインなどを購入。

ビジネスクラスの席は、JAL SKY SUITE 787 https://www.jal.co.jp/inter/service/business/seat/skysuite.html。何回か利用しているが、やはりエコノミーともヨーロッパ系航空会社のビジネスクラスとも違いリラックスできる。おかげで、ワインを存分に楽しんだ以外は、熟睡してしまい、ビジネスならではのサービスはあまり味わえなかった。


成田空港到着は予定より10分ほど遅れて翌10月30日の15:01。荷物を受け取りにターンテーブルまで行くと、またまたネームボードに自分と数人の名前が掲げられ、係に連絡をとのこと。あれだけチェックを重ねたのに見事にロスト・バゲージ。ロスト・バゲージは何回か経験していたので、すぐに機内持ち込み荷物の中から、ファイルを取り出す。そこには、スーツケースやソフトバッグを購入した時に取っておいた、バッグ類のカタログの切り抜きを入れておいたので、ロスト・バゲージの際に必要な荷物の形状の申告もスムーズに行なえた。また、今後の唐津くんちなどの旅程表も入れてあった。

 ちなみに、今回に限らず、滞在ホテルや携帯電話番号などを明記した詳細な旅程表は、ロストバゲージや空港での入国管理時の審査、旅行保険の申請などのために英文で用意しておいた。また、e-Ticket控えやホテルの予約ヴァウチャーも日本語混じりの英文版でなく、英語だけの外国人向けをプリントアウトしておいた。経験から日本語漢字混じりの欧文書面を見るのを嫌がる輩がいることを知っていたからだ。

さて、係の人に、確認すると、荷物自体はJALフランクフルトがすでに確保しているとのこと。長崎の自宅に届くのは11月2日になるというので、2日午後に出発する唐津行きの旅程表を見せて、2日の午前中に届かないと困る旨を念を押した。JAL ABC https://www.jalabc.com/delivery_service.htmlの往復宅配を申しこんでいたので、帰りのスーツケース1個分の払い戻しを受けがてら、JAL係員にABCで送られる荷物の2日午前中必着を再確認してもらった。


 結果的には、機内持ち込み荷物と免税で買ったワインだけを持って、成田から羽田へリムジンで移動し、長崎便でその日の夜、21:40長崎空港着となり、預けた重いソフトバッグの荷物を持っての移動から解放された。

ロスト・バゲージの方は、予定通り11月2日の朝一番に無事自宅に届き、荷物に入れておいたパソコンや衣類、洗面具を詰め替えて、唐津へと旅立つことが出来た。

 今回のフライト経験であらためて思ったのは、昔の仕事柄旅慣れていると思った自分でさえ、これだけ乗り継ぎやチェックインで振り回されるので、起こりうるトラブルに対しての予防策を想像できない旅行経験の少ない人々は、戸惑うことがさぞかし多いことだろうと思った。言葉も通じない異国で、自動チェックイン化やウェブ・チェックイン化がさらに進んでいけば、テロ対策の強化と相まって個人旅行はますます難しくなるのではないだろうか。

 もうひとつ感じたのは、これまで携帯電話(使いたくない言葉だがガラケイ)で済ませてきたが、旅行中のトラブルに即応するためにはスマートフォンに転向するしかないと痛切に思った。海外旅行中のアクセスやレストラン、観光スポットなどの情報検索はもちろん、市内交通パスや美術館やコンサートの手配、スタンバイチケットの利用にもスマートフォンが欠かせなくなりつつある。リタイアしてからは極力デジタル離れしようと心に決めていたが、今回の旅の経験から海外旅行に出かけ続ける限りは、宗旨変えもやむを得ないと考えるようになった。近いうちにiPhone召旅愼予約をしようかと思っている。

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2017-02-17 愛用した海外旅行関連サイトの追跡調査

Europedia2017-02-17

[] 愛用した海外旅行関連サイトの追跡調査

2007年の1月に、当欄で「1994年から2001年までの8年間にブックマークした旅行関連サイトの生き残り具合を」レポートしたが、今回それらの老舗サイトを中心に、再度チェックしてみた。生存率は、1/2程度。その中でも活発に充実・更新しているものはさらに1/2。つまり2007年1月に残っていたサイトが実質的に1/4に減ったことになる。

生き残ったサイトの多くは、FacebookやTwitter、Instagramなどを並行して開いているようだ。

サイトのコメント欄は“2007年1月”のままのものもあり、現状と異なっているかも知れないことをご承知願いたい。

□Travlang http://www.travlang.com/ 目立った変更や発展はないが現存。

 アメリカで設けられている旅行会話の膨大なサイト。日本人のためのハンガリー語旅行会話など多様な会話集が収められている。簡単な電子辞書も無料で利用できる。旅行一般のリンク集も充実しており、とくに、世界の祝祭日、イベントなどのカレンダー検索が役立つ。

□日本も含めた世界60カ国の数千に及ぶスキー・リゾートの情報を網羅していたGoSki  http://www.goski.com/ は、アウトドア・スポーツ全般を動画で紹介するOutside TV http://www.outsidetv.com/ に移行していた。

□Zagat Survey http://www.zagat.com/  カバー範囲を縮小しながら現存。

 アメリカのレストラン・ガイドブックZagatのサイト。以前は、アメリカのほか海外の主要都市のおすすめレストランを網羅していたが、現在はアメリカに絞り込んで展開しているようだ。

□Hostels.com http://www.hostels.com/  情報をさらに充実・更新させながら現存。

 ユースホステル組織とは無関係なグループが中立的立場で世界中のホステルを紹介しているサイト。長崎市内の6軒のホステルも紹介されていた。

□旅行人 http://www.ryokojin.co.jp/index.html 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 世界中を歩き回る個人旅行者から送られてくる旅行情報を元に発行されている月刊誌「旅行人」(今は休刊中のようだ)のサイト。「混明にある日本料理店」や「ベトナム・ラオス国境の越え方」などユーラシア大陸を中心とした臨場感溢れる情報が紹介されている。リンク集も充実している。

□World Travel Guide  http://www.worldtravelguide.net/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 イギリスの出版社コロンバス・プレスが世界各国の基本旅行情報を網羅したサイト

□Projectvisa.com  http://www.projectvisa.com/  情報をさらに充実・更新させながら現存。

 海外の大使館のアドレスやホームページを調べたいときに便利な外交関連機関のリンク集。シアトルにあるロシア領事館や東京にあるカンボジア大使館のホームページを見たいといったときにも役に立つ。通商代表部や国連機関、通信社などもリンクしている。

□国際観光振興機構 http://www.jnto.go.jp/info/  情報をさらに充実・更新させながら現存。

日本政府観光局と名称を変えて情報をさらに充実・更新させながら存続。

□The best Hawaii travel guide on the net! http://www.discoveringhawaii.com/  現存するが出版活動は低調。

 ハワイに関するガイドブックで定評のあるSullivan社のサイトだったが、名称が montgomery ewing publishersに変わったようだ。ハワイの孤島、知られざるビーチ、隠れた滝、容赦ないホテル・レストラン評価など、ハワイ通を自称する人が目から鱗の思いをするフレッシュな情報を満載。各島ごとの記述の中にリンクも張られている。

□Shaw Guides http://www.shawguides.com/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 各国の語学学校から、トスカナでの料理やワイン教室、西海岸でのゴルフ・レッスンまで3300に及ぶ教育と実習のツアープログラムをリンクした米国の業者のリンク集。転職の合間の時間を利用した充電旅行やキャリアアップのプログラムを探すのに役立つだろう。Cultural Travelの項には、教養文化旅行のプランや主催会社がリンクされている。

□The Original Tipping Page http://www.tipping.org/index.shtml 現存。

 米国のチップ相場を知るのに絶好のサイト。空港やホテル、列車、カジノ、クルーズ、レストランなどシチュエーション別に参考相場とチップをやらなくてもよい相手の区別など詳細が分かる。米国の好景気を反映してか高めに思えるが?他の国の相場の頁もある。

□ASEAN Centre (日本語)http://www.asean.or.jp/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 アセアン10カ国と日本の間の貿易、投資、観光の促進のために設立されたアセアンセンターのサイト。「ASEANへの旅と交流」ページにはアジアの周遊に便利なアセアン・エア・パスや3カ国を貫くマレー鉄道、各地の雨期・天気予報、イベントと祝祭日、各国の観光リンクなどがある。

□海外支援センター http://www.kaigai.co.jp/index.html 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 200社以上の法人の海外赴任者を支援してきた企業のサイト。一応、会員(有料)向けではあるが、サービス内容を見ると海外赴任にどのような準備が必要か、赴任中はどのようなサポートを必要とするかが把握できる。「海外へ行く人に役立つリンク集」も充実している。

□Photo.net  http://www.photo.net/   情報をさらに充実・更新させながら現存。

 トラベル・ライターで写真家である個人のウェブ・マガジンがいつのまにか、10万人の写真家が集まるフォト・ポータルに変貌していた。

□国境なき医師団日本ホームページ http://www.msf.or.jp 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 99年度のノーベル平和賞を受賞した国際医療援助団体「国境なき医師団」の日本事務局のサイト。最新現地情報やレポート、フォト・ギャラリーを見ると紛争地帯の生々しい現場の様子が伝わってくる。各国組織へのリンクや一般市民への支援の呼びかけもある。

□日本在外企業協会 http://www.joea.or.jp/   情報をさらに充実・更新させながら現存。

 企業が海外展開で遭遇する課題に取り組む協会のサイト。赴任者や安全担当者向けのセミナーの案内、「海外派遣者ハンドブック」の抜粋が紹介されている。海外での医療や教育、安全に関するリンクもある。

□Sunrise, Sunset Calendars http://www.sunrisesunset.com/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 世界56都市の日の出・日の入りの時刻を月間カレンダーで表示してくれるサイト。到着空港から明るいうちにホテルへたどり着きたい、日が昇ればすぐに散歩に出たい、自然光が差し込むうちに美術館で鑑賞したい、見学時間が終了する廃墟での日没時間を事前に知りたいといったときに便利なのがこのSunrise, Sunset Calendarsだ。

 トップには世界56都市の現在時刻と日の出・日の入りの時刻が表示されており、各都市のCalendarの文字をクリックすると1ヶ月の一覧表が出てくる。Custom Sunrise Sunset Calendarのページにはより多くの都市がリストアップされており、過去・未来のカレンダーや月齢の表示も可能だ。

□About.com Europe for Visitors http://goeurope.about.com/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 ヨーロッパ旅行計画に役立つヒントや旬の情報を満載している。紙のページに換算するとおそらく数万ページに及ぶ内容だろう。トップページにはヨーロッパ旅行のトレンドや注目デスティネーション、安全対策などの特集記事が随時掲載される。左フレームにはEuropean Vacation Planning Mapなど計画作りに役立つページも豊富。Topics枠から各国のページ→都市と開くとそれぞれの“ガイド”が案内するポータルに導かれる。外部サイトの旅行関連記事や役立つ情報源も多数リンクされている。おすすめのガイドブック一覧も役立つだろう。

□「機内食・ドットコム〜機上の晩餐〜」http://www.kinaishoku.com/ 情報をさらに充実・更新させながら現存。

 世界の機内食や空港ラウンジの食事をブログで紹介するサイト。広く一般からの投稿を求めており、今後の充実が期待できる。右フレームから航空会社ごと、月別、最新投稿などの記事を早引きすることもできる。世界206航空会社、8,956機内食を収録、掲載写真数26,422枚、投稿者数4,153名とのこと。


当欄関連過去記事:

■昔、愛用した旅行関連サイトの追跡調査 その3 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070119 

その2 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070118 

その1 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070117 

■ストリート・マップ・サイトが消えてゆく http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070216

■海外旅行出発間際に要チェックのサイト http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100125 

■“巡回閲覧”したい旅行サイト http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100124 

■[暫定版Europedia] http://d.hatena.ne.jp/Europedia/searchdiary?word=%2A%5B%BB%C3%C4%EA%C8%C7Europedia%5D 


■今日のブックマーク&記事■

□Team Europe http://www.jata-net.or.jp/team-europe/index.html

□About.com 記事“10 Cheap Airlines Based in Europe”

http://airtravel.about.com/od/airlines/tp/10-Cheap-Airlines-Based-in-Europe.htm

上記は、チェコの友人 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/が教えてくれたサイトです)

□Wikitravel“Discount airlines in Europe” http://wikitravel.org/en/Discount_airlines_in_Europe

□ながさき旅ネット 映画『沈黙−サイレンス−』原作ゆかりの地 特設サイト

http://www.nagasaki-tabinet.com/silence/

□国立新美術館 ミュシャ展  http://www.mucha2017.jp/

□Interest in Travel to US Dropped Sharply After Trump's Inauguration, Booking Site Says

“Heat Street”February 8 記事 http://heatst.com/politics/interest-in-travel-to-us-dropped-sharply-after-trumps-inauguration-booking-site-says/

□KURIER LIFESTYLE記事 10 neue Restaurants haben eröffnet

https://kurier.at/genuss/neue-restaurants-wien-10-neue-restaurants-haben-eroeffnet/245.138.694

Driving & Discovering Hawaii: Maui & Molokai (Driving and Discovering Hawaii Series)

Driving & Discovering Hawaii: Maui & Molokai (Driving and Discovering Hawaii Series)

2017-01-18    42年分の海外旅行の記録を整理してみた

Europedia2017-01-18

[]42年分の海外旅行の記録を整理してみた

 年末年始の余った時間に海外旅行を中心とした1974年からの旅日記と旅先で集めたレシートや地図、博物館等の入場券、ホテルや観光地のパンフレット、レストランのメニューなどの整理をほぼ終えた。本来、5年前に東京から長崎まで引っ越す前にすべき作業だったが、引っ越し間際には時間もなく、エイヤっとばかり段ボールに詰めてそのままになっていた。

 整理を始めて見ると、1974年のヨーロッパ一周鉄道旅行http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005や1979年のバルカン半島縦断旅行http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140116などの日記や領収書・パンフレット類も出てきた。

 バルカン半島縦断の旅では、その後ミュージカル映画「マンマ・ミーア!(MAMMA MIA!)」http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/mammamia//の舞台として有名になった当時無名のギリシャの小島Skopelos島も訪れていたのだが、その資料も見つかった。この島にはもう一度ぜひ行ってみたいと思っているので、昔の旅の足跡をたどるのに大いに役立つだろう。


 「旅日記の代わりに小遣い帳をつけることをすすめる」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050210で紹介したように、1987年以降旅行中はバイブルサイズのシステム手帖を持ち歩き、昔、考え出した1日見開きのリフィルに旅日記を書いている。1987年以前も、1974年の最初の旅も含め能率手帖など別サイズの手帖に書き込んでいた。

 一時期は、シャープのザウルスのような情報端末を使い、帰国後プリントアウトするといった方法も試したが、旅行中の忙しい時間に入力するのは大変だし時間の無駄でもあった。

見開きのリフィルには、左側に昼食・夕食を店名、飲んだワイン、食べた料理、価格、自分流の星印評価を加えて記入。両替や小遣帳、観劇などもこの面に記した。右側には時系列で追ったダイアリーとフィルムの使用連番(デジカメ時代には不要だが)、滞在ホテル(部屋番号等も)とその評価などを記入するように作った。このリフィルについては、拙著「ヨーロッパ個人旅行マニュアル」(ダイヤモンドビッグ社刊 絶版)でも紹介したことがある。

記入の際は、4色ボールペンで異なる種類の情報が後で見やすいように色分けして記入していた。このリフィル旅日記は後に、「ウィーン旅の雑学ノート」や「フィレンツェ旅の雑学ノート」などを執筆する際に大変役立った。

 おかげで、「フィレンツェ旅の雑学ノート」では、1974年から2000年まで数十回訪れた街の厳選した40軒あまりのレストランでの食事記録を料理・ワイン・値段をほぼ漏れなく書き込むことが出来た。

旅日記を整理していて困ったのは、日付けと曜日は書き込んでいるものの、年度を書いていないものが意外と多かったことだ。ここ数年は冒頭ページに西暦を必ず書き込むことにしているのだが。

そこで役立ったのが、見当を付けた年度を開けば日付けと曜日から年度を確定できる「便利コム」の「カレンダー西暦リストhttp://www.benri.com/calendar/list.htmlだった。もちろん、同じ曜日配列の年度が前後にある可能性があるが、そのチェックも素早くできた。

リフィル旅日記は、パソコンで作った詳細な旅程表と一緒に2〜3年ごとにリフィルファイルに綴じ込んで本棚に並べている。このリフィルファイルは東急ハンズのポイント交換でもらったものだが、最近は見かけないが昔は百円ショップでも売っていた。

過去の旅の記録が整理できたので、各旅行の概要だけでも当欄の「2008年以降の海外旅行履歴」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20121209の「2007年以前」版を作ってまとめたいとは思っている。

この見開きリフィルも残り少なくなっており、“増刷”するかどうか迷っている。というのもフィンテックの技術を使ってスマートフォンで自動的にお金の出入りが管理できる家計簿アプリも登場しており、附属のデジカメで“絵日記”と組み合わせた“クラウド・トラヴェル・ダイアリー”にした方が楽かも知れないと思い始めたからだ。もう、取材のための旅行をすることもないだろうし。

 もっとも、スマートフォンは“リア充生活”の妨げになると思って未だに利用していないのだが。


当欄関連過去記事:

「個人のフライト履歴を保存・図示できるサイトhttp://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070612


■今日のブックマーク&記事■

□便利コム http://www.benri.com/calendar/list.html

□THE TRUE SIZE OF ... http://thetruesize.com/ 

It is hard to represent our spherical world on flat piece of paper. Cartographers use something called a "projection" to morph the globe into 2D map.

□Realm of History http://www.realmofhistory.com/

 Realm of History is intended as an online compendium dedicated entirely to the fascinating study of history. Our aim is to celebrate the extraordinary human triumphs, unravel the myriad of mysteries and scrutinize the major failures – all noted in the annals of history. After all, the destiny of humankind’s future endeavors are guided by the workings of our past.

□National Review記事“Travel Is So Much Better Than It Was”

http://www.nationalreview.com/article/443446/international-travel-today-much-easier-cheaper-it-was

 But I'm old enough to remember what travel was like in the pre-Internet age, and we are so much better off today. Before we grumble, we should count .

□CNN記事“The world's most punctual airports and airlines in 2017 are ...”

http://edition.cnn.com/2017/01/04/aviation/most-punctual-airline-and-airports-2017/index.html


フィレンツェ 旅の雑学ノート―メディチ家の舞台裏をのぞく

フィレンツェ 旅の雑学ノート―メディチ家の舞台裏をのぞく

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

2016-09-20 ヨーロッパ往復15,000円から!?

Europedia2016-09-20

[] ヨーロッパ往復15,000円から!?

 当欄の「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005でも書いたが1974年のエールフランス南回りヨーロッパ往復の格安航空券代は119,000円だった。当時の大卒初任給が3万円代だったことを考えると、サーチャージや空港税等を抜きの欧州往復格安航空券は、実感として42年前の1/8ぐらいの価格と言えるだろう。

ここ数ヶ月は、燃油サーチャージもゼロになっていることから、ヨーロッパへの行き時かもしれない。

 インターネット航空券販売会社のウェブやメールマガジンを見ていると、どっきりとするような価格も目にする。

先日も、DeNAトラベルhttp://www.skygate.co.jp/サイトでロンドン行き 成田・羽田(東京) 発 格安航空券をオフシーンズンで「料金が安い順」で検索すると、航空券web価格¥15,000というものが先頭に出てきた。

詳細を見ると、中国国際航空の北京乗り継ぎで、航空券代金は¥15,000だが、海外諸税が¥40,960、空港施設使用料¥2,670、取扱手数料¥5,400が加算され、総計では¥64,030だった。

DeNAトラベルでは、「ターキッシュエアラインズ サンタクロースフェア」http://sml.skygate.co.jp/c/ahuVaToUrSgzf7ac なるものも開催中で、オフシーンズンは「ロンドン、バルセロナ、ローマなど60都市がなんと29,800円から!」とあり、さらに「先着で追加割引あり!2,000円OFF」となっており、往復が27,800円となるようだ。

 このケースでも追加料金があり、ロンドンの場合、海外諸税¥26,280、空港施設使用料¥2,610、取扱手数料¥5,400を足すと、¥62,090となる。

当欄関連過去記事:

「ノスタルジック・ジャーニー・オン・ザ・ウェッブ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050606

「1974年の欧州鉄道旅行をいよいよ再現」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080118

2016-06-19   海外旅行にも役立つ?「作戦航法図」と「戦術的航法図」

Europedia2016-06-19

[]海外旅行にも役立つ?「作戦航法図」と「戦術的航法図」

 シベリア上空通過フライトに搭乗するときなど、高々度を飛んでいても眼下に大地が眺められることがある。このようなときに、機内のデジタルマップより詳しい地図があれば眼下の河川や湖、山脈、大都市、コンビナートなどが識別できて楽しいのに、と思うことがよくある。当欄の12月21日の記事「世界歴史地図を持って時間軸をさかのぼる旅を旅しよう」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20041221 で紹介した世界歴史地図や旅行者向けの世界地図帳を持って行くのもよいが、アメリカ防衛地図局航空宇宙センター発行の本来空軍パイロットが爆撃に使うというちょっと物騒な地図があると、空の長旅が俄然面白くなる。

 この地図には、100万分の1の作戦航法図(ONC-Operational Navigation Chart)と50万分の1の戦術的航法図(TPC-Tactical Pilotage Chart)の2種類がある。いずれも等高線が書き込まれ陰影法と段彩法という地図技法を駆使して、爆撃機のコクピットから肉眼で見た景色に近いリアルな立体感が地図上で再現されている。高層建築や工場の煙突、橋、高圧電線、滑走路などの地上の目標も書き込まれており、自分が現在どの辺りを飛んでいるかということも分かるだろう。なにしろ、スパイ衛星を駆使して冷戦時代に作った代物だから正確なことはこの上ない。世界中をカバーしているので、自分の目的空港の周辺図を買っていけば、乗っている飛行機が高度を下げ始めてからの眼下の景色が鮮明に見て取れる。

この地図に関しては苦い思い出がある。冷戦末期にアエロフロートの機内で「作戦航法図」を開いていると当時必ず搭乗していたKGBの保安要員とおぼしきお方が険しい目でのぞき込んできたのだ。冷戦も終わろうとしていた時期だったせいか、お咎めはなかったのだが、迂闊だった。

 この地図は、東京神田の地図専門店マップ・ハウス http://www.maphouse.co.jp/で売られており、何枚か購入したことがあるが、同社のホームページの「世界地図」の中にある「世界航空地形図」を見ると「紙媒体の供給は2011年をもって終了しておりますが、図面によっては在庫が残っております」と書かれ、基本はTIFFファイル形式のDVD-RWによる販売となっていた。amazonでも調べてみたが、一部がusedで販売されているだけだった。

 実は、「作戦航法図」と「戦術的航法図」は、テキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection http://www.lib.utexas.edu/maps/サイトで10年以上前から公開されていた。しかし、公開当時はこちらのパソコンの性能やインターネット回線の限界により、容量が大きすぎて閲覧が困難だった。

久しぶりに覗いてみると、6年以上前に購入したわが家のパソコンでもスムーズに開くことができた。

 近々、空の旅を計画している方は、下記の一覧ページからご覧になってみてはいかがだろう。

Operational Navigation Chart Series http://www.lib.utexas.edu/maps/onc/ 

Tactical Pilotage Chart Series http://www.lib.utexas.edu/maps/tpc/

個人的には長崎が含まれているONC G-10 China; Japan; North Korea; South Korea http://www.lib.utexas.edu/maps/onc/txu-pclmaps-oclc-8322829_g_10.jpgやTPC G-10C Japan; South Korea http://www.lib.utexas.edu/maps/tpc/txu-pclmaps-oclc-22834566_g-10c.jpg が興味深かった。

八重山諸島や尖閣列島がカバーされているTPC H-12C China; Japan; Taiwan http://www.lib.utexas.edu/maps/tpc/txu-pclmaps-oclc-22834566_h-12c.jpgを開くと、SENKAKU RETTOが(JAPAN)と表記されていた。この地図は改訂が1996年なので、石垣島の新空港は載っていなかった。

なお、日本国内の航空図としてはJAPA(日本航空機操縦士協会)の区分航空図(1:500,000)、T.C.Aチャート(ターミナルエリアチャート)(1:250,000)があり、マップショップhttp://www.mapshop.co.jp/products/list.php?category_id=350やamazonで販売されている。


当欄関連過去記事:

    「飛行機から地上の景色を楽しむのに役立つ地図」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050214

    「インターネット活用危機管理術」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060227


航空図のはなし (交通ブックス)

航空図のはなし (交通ブックス)

地図で訪ねる歴史の舞台 世界

地図で訪ねる歴史の舞台 世界

2016-02-26 マイレージを利用して提携航空会社の運航便を利用

Europedia2016-02-26

[]マイレージを利用して提携航空会社の運航便を利用

航空会社のマイレージを利用して、その提携航空会社も利用することができることは知っていたが、具体例が今ひとつ分からなかった。たとえば、欧州域内のみの周遊利用もできるのか。アライアンス・メンバー以外の航空会社も利用できるのか。日本発から提携航空会社の“競合路線”を利用できるのかといったことだ。

たまたま、古い雑誌や新聞のスクラップをしていると、JALカードの会員誌「アゴラ」https://www.jal.co.jp/jalcard/agora/ 2015年7月号の「JALマイレージバンクの『提携社特典航空券』」という記事が目に入った。記事では、日本発着だけではなく現地発着の「おすすめモデルプラン」を紹介していた。「提携社特典航空券ページ」https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/で「モデルプラン」の詳細が見られるとも書き添えられていた。

また、JALマイレージバンクでは、通常より少ないマイル数で他社便の特典交換ができる“ディスカウントマイルキャンペーン”も随時実施しているということだ。

 早速、モデルプランの「ミュンヘン・ウィーン 憧れのロマンチック街道と音楽の都を訪ねる旅」https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/ab/#PLAN02を開いてみると、デュッセルドルフ−ベルリン−ミュンヘン−ウィーン−デュッセルドルフという現地発着のコースがエコノミークラス通常20,000マイルのところ、12,000マイルのキャンペーンが利用できるとあった。

 日本発着のものではフィンエアー利用のディスカウントマイルキャンペーン「ヘルシンキ経由ミラノ・ローマ」https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/ay/#PLAN01があり、東京(成田)/名古屋/大阪(関西)/福岡−ヘルシンキ−ミラノ−(地上移動)−ローマ−ヘルシンキ−東京(成田)/名古屋/大阪(関西)/福岡というコースでエコノミークラス通常55,000マイルが50,000マイルで利用できるとあった。ビジネスは85,000マイルだ。

 東京(羽田・成田)/大阪(関西)発着のエールフランス航空利用「パリ経由ヴェネツィア・フィレンツェ」https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/af/#PLAN01 もエコノミークラス55,000マイル、ビジネスで85,000マイルで利用できる


 「目的地から探す ヨーロッパ・中近東・アフリカ」のページhttps://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/area/eur/には、20ほどのモデルプランがあった。「目的地」以外にも「提携会社」、「マイル数」、「みんなのおすすめ」からも探すことができる。

「フィンエアー」のページhttps://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/partner/ay/を開いてみると、名古屋/大阪(関西)/福岡−ヘルシンキ−プラハ、福岡−ヘルシンキ−ウィーンという往復旅程がエコノミーで50,000マイル、ビジネスで80,000マイルで利用できることが分かった。

私の住む長崎から高速バスで2時間ほどの福岡空港発ヘルシンキ便が5月7日から運行されるので、次回は、これを使ってウィーンかプラハを往復してみようか。

ANAにも同様のページがあるかと思い、調べてみると「ANA提携航空会社特典航空券」 http://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/teikeiair_1.htmlというページがあった。スター アライアンス加盟航空会社運航便を中心とする提携各社の利用方法が書かれていたが、モデルプランのような具体例は見つからなかった。


■今日のブックマーク&記事■

□トラベルボイス 2月 12日記事“もうすぐやってくる「Web 4.0」時代、デジタルエージェントは何をしてくれるのか?” http://www.travelvoice.jp/20160212-60021


□FOODIE記事“リーデル店長が教える。割れない!ワイングラスの正しいお手入れ方法”

 「飲んだら、その日は洗わない!」  http://mi-journey.jp/foodie/17000/

□Passport Index(PASSPORT POWER RANK)

  https://www.passportindex.org/byRank.php

  《上記はJOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/で紹介されていたサイト

□Hospitality Net記事“PolyU Study Finds Smartphones Transform the Travel Experience” http://www.hospitalitynet.org/news/4074440.html

海の上の世界地図――欧州航路紀行史

海の上の世界地図――欧州航路紀行史

2015-12-13    3週間の“中欧音楽鑑賞旅行”から帰国 Part1

Europedia2015-12-13

[] 3週間の“中欧音楽鑑賞旅行”から帰国 Part1

11月11日(成田前泊)から12月2日までの3週間のウィーンを中心とする中欧旅行に出かけてきた。今日から何回かに分けてそのレポートを記していきたい。おそらく私のことだから完結は年を越すことになるだろう。今までの例から続編を書くかどうかさえも怪しいのだが!?

初回の今日は、旅程や旅行手配の仕方、費用、旅の目的などの概要を書いていきたい。費用明細まで細かく書くのは控えようかと思ったが、これから個人旅行を計画する人の役に立つと思い敢えて詳述した。


 旅程は、長崎−東京(1泊)−フランクフルト(1泊)−ウィーン(4泊)−プラハ(2泊)−ブダペスト(3泊)−ウィーン(8泊)−フランクフルト(1泊)−機中(1泊)−東京−長崎という21泊22日間のコースだ。

利用したフライトは、本欄「ビジネスクラスを割安に利用する方法を発見」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20150930で紹介した“JALダイナミックパッケージ”http://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/を使った。11月12日出発・12月2日帰国で長崎発フランクフルト・ビジネスクラス往復・ホテル2泊付きが1万円のキャンペーン割引適用で263,380円だった。

 料金の内訳は、税金等が14,480円、燃油特別付加運賃が21,000円、ホテル2泊分(朝食付き)が推定2万円とすると、正味のビジネスクラス往復料金部分は207,900円程度と思われる。

ダイナミックパッケージには、正規割引運賃ほどではないが12,054マイルのマイレージも積算された。1マイルがいくらに相当するかは使い方によって諸説あるが、私は1マイル3円と評価している。

その分36,162円を前記の料金207,900円から引くと171,738円だ。台湾の中華航空など一部アジア系の航空会社が日本市場に出しているビジネスクラスの格安航空券料金とほとんど変わりがない。

1マイルがいくらに相当するかについて興味のある人は、クレジットカードの利用方法等を紹介するサイト BENRISTAの記事 「JALやANAの1マイルあたりの価値はいくらなのか?」http://card.benrista.com/mile-kachi-matome/を見るとよい。

 なお、JALの機材は本欄「ボーイング787 は身体に優しい機材!?」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20151029 で紹介したボーイング787-9の最新機材で、確かに従来の機材に比べ気圧による耳の変調や空気の乾燥は少なく、足のむくみなどもほとんど感じず、窓も大きく快適だった。

 食前酒が出されるときにキャビン・アテンダントに「機内の低い気圧では酒の酔いが地上の3倍まわるというのも、この機材なら2倍ぐらいで済みますよね」と言ったら、「そのようなご指摘を頂いたのは初めてですが、その通りかも知れませんね」と苦笑された。その後ワインや食後酒を頼む度に、なみなみと大盛りにされ、まるで最新機材乗客のアルコール耐性実験材料にされているようで、嬉しかった!?


 ヨーロッパ内の移動は鉄道を使った。当初は、チェコ・スロバキア・オーストリア・ハンガリーの4ヶ国で有効なヨーロピアンイーストパス(1等1ヶ月以内の6日間有効39,200円)か、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、チェコに有効なユーレイルセレクトパス(1等2ヶ月以内の5日間有効)59,100円を使うことを検討した。いずれのパスも旅程の1区間はカバーされないので、その部分は区間チケットを買い足す必要がある。

 パスの利用を考えた理由は、旅行手配開始中の9月に、中近東を中心とした避難民の人々が鉄道や駅で難渋している姿をテレビ報道などで見て、列車移動の困難が予想され、インターネットで各国鉄道に手配する列車指定・変更不可の区間割引チケットでは、臨機応変の列車や移動ルートの変更ができないと思ったからだ。

 結果的には、鉄道手配を始めなければいけない10月上旬には、避難民問題も沈静化してきたようなので、インターネットで列車指定の区間割引チケットを手配し始めた。なお、列車のほか、後述するホテルやコンサート・チケットもすべてクレジット・カードで支払った。鉄道やコンサート・チケットは利用時に支払いに使ったクレジット・カードの提示を求められることがあるので、携帯が必要だ。

実は、7月にクレジット・カード会社から「私のクレジット・カードがアメリカで不正使用未遂の形跡がある」との電話があり、カードと番号が変更され、引き落としなどの再手続きで大苦労したところだった。旅行手配を済ませた後にそのようなことがあれば大変な手間と労力がかかる。


手配を終えてみると、1等の割引チケットは、2等の正規料金とあまり変わらない値段で、1等の鉄道パスを使うよりもかなり割安になった。チケットは自宅のパソコンからプリントアウトしたいわゆるe-ticketでそのまま乗車できた。ハンガリーだけは駅の券売機に日本からの予約時に送られた紹介番号をインプットして自分で発券する手間がかかった。

 手配した列車と料金は以下の通り。所要時間7時間弱の区間が3回あるが「“ノリ鉄”には一向に苦にならない」と言いたいところだが、年齢のせいか少々きつかった。

後日レポートするが、最後のウィーンからフランクフルトへのICE特急は、予約しておいたはずの1等車両が連結されない、鈍行と同じ2等車両が4両来ただけで、すし詰め状態。しかも、ドイツ側の国境駅Passauで運行は打ち切られ、接続の列車も待っていなかった。乗員に聞いても「テクニカル・プロブレム」というばかり。他の乗客はその言い訳にまたかといった表情で苦笑するだけでクレイムをする人もいなかった。

 Passau駅でのことは、後で詳しく紹介するつもりだが(多分?)、運行打ち切りとなってすぐにしたことは、駅の鉄道窓口に行って(行った時点で長い行列ができていたが)、e-Ticketに「運行打ち切り」の証明をしてもらうことだ。今までの経験からも、列車限定の割引チケットを利用していて何らかの理由でその列車で目的地まで行けなかった場合は、責任を書面で明確にしてもらわないとトラブルの種になりかねない。30分ほど列に並んで自分の番が来ると、証明と次のICE特急の予約を申し出た。e-Ticket上には、スタンプで“Zugbindung aufgehoben”(運行継続中止)と押してもらい、ICE26号列車のケースと手書きされ、鉄道窓口のスタンプと担当者のサインがあることを確認した。次のICE特急は臨時編成なので予約不要のフリーシートだとも告げられた。ついでに、フランクフルトまでの接続時刻表をもらっておいた。初めて知ったが、ドイツ語で運行中止は哲学用語の止揚と同じアウフヘーベンなのだ。そのときは、なにやら良きことをされたような気がしてしまったが、後で考えると1等との差額はどこに消えたのだろうか?

 なお、Passauで2時間後に乗り継いだ列車はフランクフルトに行くためには途中のヴュルツブルクで乗り換える必要があった。駅で証明をもらわずに乗り換えた外国人旅行者は、ヴュルツブルクからの列車の車掌への説明に苦労していた。

ウィーンの友人に後で聞いてみると「3ヶ月ほど前から始まった難民大移動は連日一万人近くがドイツへの国境に押しかけたため、日に日にチェックなどが厳しくなり、しまいには収集がつかなくなり、旅行客も含めた全員がいったん国境で乗換えと聞いていましたが、まだそれが続いているとは知りませんでした」とのこと。どうやら、テクニカル・プロブレムではなくポリティカル・プロブレムだったようだ。両国ともEU圏内の自由通行を認めたシェンゲン条約に加盟しているため、あからさまに直通列車の運休はできないが、実際上はテクニカル・プロブレムとの言い訳で自由通行に制限を設けていたのだ。その証拠に、2時間後のウィーンからのICE特急は、やはりPassauで運行打ち切りになり、別の列車に、駅で2時間待ちしていた私たちと一緒に乗り換えさせられた。乗り換え列車は、臨時編成ということですべて早い者勝ちの自由席だった。

13 Nov Fri Frankfurt 08:19−Wien Hbf 15:12 ICE 23 €79 10,809円

17 Nov Tue Wien Hbf 11:07 −Praha15:18 RJ 74 €47 6,433円

19 Nov Thr Praha hln 09:42−Budapest 16 :35 EC 277 €38(1,049Kc) 5,252円

22 Nov Sun Budapest-Keleti 11:10 −Wien Hbf 13:45 RJ 64 €29 (9,135 Ft ) 3,974円

30 Nov Mon Wien Hbf 10:44−FrankfurtHb 17:36 ICE 26 €79 10,813円

      計€272 計37,281円   €1=137.06円

私は験を担ぐ方で、13日の金曜日に移動するのは極力避けたかったが、自分のスケジュールと聴きたいコンサートの兼ね合いで、13日を飛行機か列車のどちらかの移動日にせざるを得なかった。そこで、より所要時間の短いフランクフルト−ウィーン間の列車移動を13日にした。

 不幸なことにパリの銃撃・爆破事件が13日の夜に起き、ウィーン到着の翌日から街には緊張感が漂うようになった。


ホテルの手配は、いつものようにExpedia https://www.expedia.com/アップルワールドhttp://appleworld.com/apl/index.htmlを併用した。朝食付きのプランが良いのだが、Expedia は中欧のホテルなどでは朝食付きのプランが少ないが、個々のホテルが設定しているキャンペーンや割引を反映しているのが魅力だ。今回のウィーンのホテルも4泊単位で割引が効くので、4泊+8泊をExpediaで手配した。アップルは日本市場に合わせた朝食付き等のプランが多いのと、リピーター割引が効くのでいつも併用している。今回は、プラハとブダペストの手配をアップルに頼んだ。

11/11 成田Airport Resthouse 1泊    6,700 円

11/12 Frankfurt EXCELSIOR HOTEL 1泊 10,000円

11/13〜17 Vienna Hotel Royal  4泊   36,200円

11/17〜19 987 Design Prague Hotel  2泊 14,296円

11/19〜22 Sofitel Budapest Chain Bridge 3泊 44,280円

11/22〜30 Vienna Hotel Royal  8泊 101,876円

11/30  Frankfurt EXCELSIOR HOTEL 1泊 10,000円

計223,352円  1泊平均10,600円

今回、旅を思い立ったのは、8月になにげなく秋のウィーンなどのコンサート・スケジュールをチェックしていて、聴きたいコンサートが3週間の間に8つも集中していることに気づいたからだ。

実は、友人たちから「今年はヨーロッパの雲行きが怪しいから行かない方がいいんじゃない」と引き留められ、見送るつもりでいたのだが、コンサート・スケジュールを見て、急きょ旅行スケジュールを組み始めた次第だ。

サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルのベートーヴェン交響曲全曲演奏チクルスが11月10日から始まるが、それには間に合わないものの、最後の2日間で交響曲4番、7番、9番を聴くことができた。

このほかのお目当ては、演奏者はそれぞれ異なるがマーラーの交響曲9番、5番、4番、7番の演奏会だ。また、ブダペストではオペレッタ“チャルダッシュの女王”も鑑賞できた。

旅行期間中のコンサートで聴き逃してしまったものがひとつある。11月21日にウィーンのコンツェルトハウスで、演奏されることが珍しいマーラー16歳の時の作品“ピアノ四重奏断章 イ短調”と哲学者テオドール・ドルノの“弦楽四重奏のための二つの作品”などの演奏会があったのだ。旅程作成中の8月にマーラーに関する中欧でのコンサートを検索したのだがその時点では演奏会のスケジュールは見つからなかった。もし見つかっていればブダペスト滞在を繰り上げて聴くことができたのだが。出発前にもう一度コンサート・スケジュールのチェックをしていれば良かったのだが。

 音楽会のチケット手配は、すべて9月〜10月のチケット一般売り開始時刻にインターネットで行ない、一部を除いて同時に入場券をプリントアウトスすることができた。ほとんどのチケットが1〜2週間前に各演奏会場の会員向けに先行発売されていたので、開始時刻であっても良い席は残されていなかった。たいていは、バルコンやガラリーの後方席になった。開始時刻の手配を怠っていたら、おそらくほとんどのチケットが事前入手できず、旅行も諦めていただろう。

 結果的には、現地ではほとんどのコンサートのチケットがプレイガイドなどで入手可能で、中には当日会場で入手できるものもあった。

 しかし、昔に比べ料金が高くなったものだ。もっとも、これらのオーケストラが来日公演したときには3〜4倍にはなるだろう。

●13 Nov Fri Musikverein: Berliner Philharmoniker Beethoven Symphonie Nr.4&7 Simon Rattle  €65 8,866円

●14 Nov Sat Musikverein: Berliner Philharmoniker Beethoven Symphonie Nr. 9 €65 8,866円

●15 Nov Sun Musikverein: Lucerne Festival Orchestra Mahler Symph. Nr. 5 €76 10,371円

●16 Nov Mon Konzerthaus: Vienna Philharmonic Orchestra Mahler, Symphony no. 9 €127 17,926円

●18 Nov Wed Rudolfinum: Czech Philharmonic Orchestra Mahler, Symphony no. 4 750Kc 3,841円

●19 Nov Thr Budapesti Operettszinhaz Emmerich Kalman Die Csardasfurstin 3600 Ft 1,614円

●27 NOV Fri Musikverein: Wiener Philharmoniker Strawinsky Symphonie de Psaumes,

Schostakowitsch Symphonie Nr. 10 €44 6,059円

●28 NOV Sat Musikverein: Vienna Symphony Orchestra Mozart, Piano Concerto no. 23 K488,

Mahler Symphony no. 7 Adam Fischer, Conductor €52  7,159円

計64,702円

音楽鑑賞以外の目的としては、3都市の古い友人に会ったり、毎年行くたびに行っている自分が書いたウィーンに関する本やその派生本の記事内容の変更点チェック(こちらは、仕事と言うより趣味の領域だ)、そして、日本では買えない食材類・食器・書籍・CDの買い出しがある。もう一つ忘れてはならない目的があった、11月11日に解禁されるウィーンとその周辺で造られる新酒(ホイリゲ)を味わうことだ。

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ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

ウィーン 旅の雑学ノート―ハプスブルクの迷宮を極める

2015-10-29    ボーイング787 は身体に優しい機材!?

Europedia2015-10-29

[]ボーイング787 は身体に優しい機材!? 

東レ製の炭素繊維(カーボン)等の複合材料の使用比率が約50%と言われるボーイング787 は、複合材の特性を活かしたジェット旅客機としては画期的な設計がなされているようだ。

従来の機材は耐腐食性等の問題があり、金属を錆びさせる原因となる加湿器を客室部分で稼働させることが難しかった。B787は、機体に複合剤を使用しているため加湿器を客室部分にも搭載することが可能となり、これまでの航空機が湿度を10%以下にしていたのに比べ、20〜30%に保つことができるようになった。また、「気体フィルター」と呼ばれる新型フィルターを搭載し、従来のフィルターでは除去できなかった気体分子も除去できるようになっている。これらの改良により、乾燥などによる喉の痛みは、従来機に比べ発生しにくくなっているようだ。

 また、ジェット機の通常の飛行高度約1万mの上空では、0.2気圧、地上の5分の1にまで下がっているが、機内の気圧は地上より低い 0.7〜0.8気圧で、標高2,000〜2,500mの山の気圧に等しい。従来の機材では、胴体の強度の問題があり、それ以上高い気圧にすることができなかった。B787は、複合材の使用により標高1,800m前後の気圧まで高めることができる。これにより、耳が痛くなるといった気圧の変化による不快感も少しは軽減されるはずた。さらに、機体強度の向上により、窓の大きさも従来のジェット機よりも約1.2〜1.65倍も大きくすることが可能となった。

個人的には、低い気圧では「酒の酔いが地上の3倍まわる」という点が、少しでも解消されるのではと期待している。また、足のむくみなども軽減されるという説もあるようだ。

このような理由で、プロの歌手など、湿度に敏感な人や気圧の変化に弱い人の中には、極力ボーイング787のフライトを利用するという人が増えているという。

 ボーイング社B787 型機の概要http://www.boeing.jp/787、Wikipediaボーイング787 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0787 などのページも参照のこと。

今現在、世界を飛んでいるB787の3Dマップは同社のflight tracker http://www.boeing.com/commercial/787/#/flight-trackerで見ることができる。導入航空会社別の表示も可能だ。


 航空関係の話題をもうひとつ

 長崎在住の者として、長崎市内から高速バスで2時間20分ほどの福岡空港からアムステルダムに週3便運航していたKLMは貴重な存在であったが、10月25日から始まった冬スケジュールでは、週2便に減便され、さらに、2016年1月4日福岡発を最後に福岡〜アムステルダム線を運休すると発表があった。

捨てる神有れば、拾う神で、KLMの代わりにフィンエアー(フィンランド航空)が2016年春から福岡−ヘルシンキ線を週3便開設するという発表もあった。就航日は5月8日を予定しているらしいが、早期就航を要望する声が多いため「ゴールデンウィーク前には就航したい」とのことだ。

 フィンエアーは、日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズの共同事業の一環として運航するとのことなので、もし、JALとのコードシェアになれば、JALマイレージでの利用が可能になるかも知れない。

ヘルシンキが、ヨーロッパと日本を最短で結ぶシベリア上空通過路線上にあるため、ヨーロッパ各都市への乗り継ぎも大変便利だ。

予定される運航スケジュールは、下記の通り。使用機材はエアバスA330型機を予定。

AY076便 (水・金・日)福岡 09時30分発/ヘルシンキ 13時55分着

AY075便 (火・木・土)ヘルシンキ 16時30分発/福岡 翌08時00分着 

■今日のブックマーク&記事■

□JAL航空豆知識「飛行機に乗ると耳が痛くなることがあるのはなぜですか」               https://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora12.html

□トラベルビジョン10月25日付記事 「フィンエアー、福岡線開設で記者発表会、支店開設計画も」 http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=69663

□トラベルボイス http://www.travelvoice.jp/

旅行・観光ビジネスに関する内外の注目情報をまとめた「今日のヘッドライン」という無料メールマガジンhttp://www.travelvoice.jp/headlineを発行。


航空医学

航空医学

2015-09-30 ビジネスクラスを割安に利用する方法を発見

Europedia2015-09-30

[]ビジネスクラスを割安に利用する方法を発見

歳を重ねるにつれ、ヨーロッパまでの長時間のフライトをできるだけ身体に優しいものを選びたいと思うようになった。

 数年前までは、「ウィーン・ブダペスト15日間の旅 その1」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20131021 でもふれたように、追加料金で足が伸ばせるエコノミー席を確保、クレジット・カード会社提携のビジネスクラス・ラウンジを無料で利用、帰りの預託手荷物を事前割引予約で1個追加などのオプションで“ビジネスクラスもどき”の“マイ・プレミア・クラス”にグレードアップさせる工夫をして済ませていた。そして、エコノミーとビジネスの差額 約30万円を、現地のホテルの格上げや食事代、ワインなどのおみやげに充てたつもりになっていた。

しかし、「ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その1」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140610で書いたようにJALのマイレージを使ったビジネスクラス特典航空券で、Boeing777-300ERのビジネスクラスSKY SUITE 777 http://www.jal.co.jp/inflight/inter/business/c_seat/index4.html を利用し、個室感の高いフルフラット・シート仕様、窓側の席も隣の席を横切ることなく通路に出られる迷路のような配置、離着陸時以外は隣席との間にパーテーションを上げてプライバシーを確保することもでき、オットマン(足のせ台)下に大型収納スペースがあるので機内持ち込みの荷物をいちいち上の棚まで取りに立つ必要もないというビジネスクラスを利用してから「このシートを味わってしまうと、今後エコノミークラスのシートを苦痛に感じてしまうのではと不安だ」が的中してしまった。

 最近は、友人たちからも健康問題などから、「ビジネスクラスの賢い買い方」はないかとの相談もよく受ける。そこで、次回の旅行のためにもJALに限らず割安にヨーロッパ往復のビジネスクラスを利用する方法がないものかと当たってみた。

 まず、JALのサイトで見ると“JALビジネススペシャル Winter”というスペシャル運賃https://www.jal.co.jp/inter/fare/table/15a_eur_b_sp_winter.htmlが見つかった。2015年11月1日〜2016年2月29日の東京/大阪/名古屋発で、料金は330,000円からだ。東京−ウィーンの往復で11月の料金を調べると運賃は330,000円、税金・燃油特別付加運賃が42,620円(経由地によって税金等は異なる)、計372,620円というものがあった。

ANAの場合、今日の時点ではビジネスクラス・スペシャル運賃は見つからなかったが、期間限定PREMIUM ECONOMYおトクな運賃181,600円(税金・燃油特別付加運賃を含む)〜というものがあった。

 また、ANA“ファーストクラスのヨーロッパ行き割引航空券”http://www.ana.co.jp/int/fare/promotion/limited/15a_0209firstsp.htmlが1,200,000円(税金・燃油特別付加運賃を含まず)〜というものも見つかった。

日本の航空会社やヨーロッパ系航空会社のビジネスクラス・スペシャル運賃はだいたい330,000円前後からのようだ。

 航空会社のサイトで見つけた、より割安なビジネスクラスは、台湾の中華航空は、台北乗り継ぎで180,000円(税金・燃油特別付加運賃を含まず)ぐらいだ。

スペシャル運賃を見つけるには、各航空会社のホームページに現れる“キャンペーン”をこまめにチェックするのも手だが、各航空会社のメール会員になり、“メール読者限定”や“先行予約”などの案内をもらうという方法もある。

 ヨーロッパの航空会社をひととおりチェックしたい人には「旅行リンク Travel Page」 > ヨーロッパの航空会社/エアライン/格安航空(LCC)/就航先 一覧のページ http://www.ryokolink.com/travel/air_europe.htm が便利だ。

 昔は、ビジネスクラスの格安航空券があり、航空会社直接ではなく旅行会社経由で買えたが、最近はほとんどなくなったようだ。「旅行リンク」のサイト内検索で「ビジネスクラス」と検索すると、ビジネスクラスの航空券を扱う旅行会社が数社出てくる。アジアなどで乗り継ぎのある航空会社のビジネスクラス格安航空券が見つかるかも知れない。


実は、JALやANAで割安なビジネスクラスを利用する方法を見つけた。航空会社系列の旅行会社が作る航空券+宿泊(最低2泊)のスケルトン・パッケージを利用する方法だ。JALの場合、国際線ホームページからJAL海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)https://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/を開き、出発地、目的地、出発日、帰国日等を選び、クラスをビジネスクラスにして検索する。

ホテル選択画面まで行ったら、右側にある「日ごとに異なるホテルをご選択いただけます」の「ご希望の方はこちら」をクリックする。到着時のホテルの「チェックイン日、チェックアウト日」を1泊だけに変更し、好みのホテルを選んで「選択」ボタンを押す。次に「お客さま手配」となっているところを「追加する」ボタンを押し帰国前日の1泊を選んで「検索する」を押し、同じように「選択」し、次の画面で、「お支払金額総額」などが出てくる。ホテルは2泊以上付けなければならない決まりだ。もちろん、到着地にずっと滞在するのであれば、全期間のホテルをとってもいいが、他のホテル予約サイトに比べおおむね若干割高なようだ。

 試しで、オフ・シーズンの11月の出発・帰国で長崎発フランクフルト往復で料金を見ると税金・燃油特別付加運賃を含んだ総額は269,580円と出た。税金等が14,480円、燃油特別付加運賃が21,000円、ホテル2泊分(朝食付き)が推定2万円とすると、正味のビジネスクラス往復料金部分は214,100円程度と思われる。“JALビジネススペシャル Winter”の例330,000円と、ホテル代2泊分抜きのダイナミックパッケージ料金(いずれも税金・燃油特別付加運賃別)と比べると11万5,900円ほど安くなる計算だ。しかも、私の場合、長崎発着の国内線が必要なので、長崎発着が組み込めない“ビジネススペシャル”よりさらに有利となる。もっとも、ビジネスクラス利用のダイナミックパッケージは最終目的地をJAL未就航のウィーンとすることはできないのだが。

また、ダイナミックパッケージはときおりキャンペーンも行っており、夏にも「先着順!最大10,000円割引!JAL海外ダイナミックパッケージ リニューアルキャンペーン」というのがあった。今日現在も「タイムセール」https://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/timesale/を行っている。

なお、ビジネスクラス利用のダイナミックパッケージは目的都市をJAL就航のフランクフルト、パリ、ロンドン、ヘルシンキから選ばなくてはならないが、エコノミークラスの場合は、ウィーンなどヨーロッパの主要都市を目的地として選べる。

ANAにも航空券+宿泊の“旅作”http://www.ana.co.jp/domtour/dp/という商品があり、JAL同様に、ビジネスクラス+2泊の旅程が組める。試したところ、ビジネスクラス利用ではJALより10万円前後高くなるようだ。


当欄関連過去記事:

「航空券のボトムプライスや周遊割引を探す」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140222


■今日のブックマーク&記事■

ANA SKY LIVE TV http://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/inflight/guide/sky_live_tv/

ANAのB787-9、B787-8で運航する一部機材で利用できる機内のシートモニターで、衛星テレビの  最新ニュース、スポーツ中継などをリアルタイムでを視聴できるサービス


新書779空の上の格差社会 (平凡社新書)

新書779空の上の格差社会 (平凡社新書)

2015-09-16   旅のスペシャリストが列挙する20の必需品

Europedia2015-09-16

[]旅のスペシャリストが列挙する20の必需品

 当ブログで、たびたび紹介させてもらっている個人運営のアメリカの旅行ポータル「JOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL」http://www.johnnyjet.com/ は、膨大な旅行関連サイトのリンク集“Travel Portal”http://www.johnnyjet.com/travel-resources/でもあり、旅の準備に活用させてもらっている。

 興味のある方はトップページ下部のKeep up with Johnny欄からリンクされているFacebookやTwitter、Google+などのSNSも覗いてみるとよいだろう。

“Johnny’s Free Newsletter”という無料メールマガジンも、「インターネット旅行術」の宝庫だ。とくに、Travel Website of the Weekの項では、旅に役立つウェブサイトを毎週教えてくれるので見逃せない。“Johnny’s Free Newsletter”は Newsletter Archive http://www.johnnyjet.com/news/newsletter-archive/ のページでバックナンバーの閲覧もできる。また、Travel Website of the Weekのバックナンバーが一覧できるページhttp://www.johnnyjet.com/category/website-of-the-week/も設けられている。

 その、JohnnyJet.comのNewsletterで“20 Products I Never Leave Home Without”http://www.johnnyjet.com/2015/07/20-products-i-never-leave-home-without/というJohnnyJetが旅に欠かせない必需品20点を紹介している記事があった。iPhone 6 PlusやAspire S7 Series Ultrabook、External Hard Driveなどのディジタル器機から Noise Cancelling Earphones、電源プラグアダプター、サングラス、バッグ、帽子、Antibacterial Wipesなどの愛用品がJohnnyJetらしく、その購入先へのリンクと共に紹介されている。最後に上げていたのがちょっとしたプレゼントにも使えるHershey Kissesというのがご愛敬だ。

 私も真似てこのブログで“私の旅の必需品20”をいつか紹介してみたいと思う。もっとも、そのほとんどはここで既に紹介済みだ。モバイルPC、自作リフィルを組み込んだシステム手帖、パタゴニアのバックパック、サムソナイトの超軽量スーツケースCosmolite Spinner 、小型双眼鏡、Walkman、それから「100円ショップで揃う旅行用品」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110311で紹介した小物類などなどだ。

 そう言えば、JohnnyJetは昔、NoBaggageChallenge.com http://www.rtwblog.com/という面白いサイトも紹介してくれた。トラヴェルライターのRolf Potts 氏が2010年の8月下旬から6週間かけて5大陸12カ国を経由する世界一周の旅にスーツケースやバックパックなどの荷物を持たずにチャレンジする模様を実況中継してくれたサイトで、久しぶりに覗いてみると今も健在だ。

JohnnyJet氏が最近紹介したサイトでは、Time.is http://time.is/がシンプルで使いやすかった。原子時計と同期した正確な時刻を、こちらのコンピューターの時刻設定と連動することなく正確に知らせてくれる。日の出日没の時刻表示があるのも便利だ。

 当ブログでも昔は「旅行計画に役立つ旅の電子ツールを活用」Part 5 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070629、Part ?http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070625といった記事をよく書いたが、いつのまにか止めてしまった。スマホのアプリやガジェットが代行してくれるようになったこともある。

海外のメディアで紹介してくれた記事をついでにもうひとつ紹介しておこう。インドのハイデラバードに拠点を構えるHyderabad-based Deccan Chronicleのウェブサイトmydigitalfc.comの記事“Travel Wise”http://www.mydigitalfc.com/knowledge/travel-wise-780だ。インターネットは航空券やホテルの予約、ウェブガイドブックの閲覧ばかりでなくほかにも活用の道があるよという記事だ。World electricity guideやWorld wifi guides、Wireless securityなどに関する役立つサイトが紹介されている。中でもweb-based travel organiser TripIt https://www.tripit.com/が面白そうだ。当欄でも以前紹介したSeatGuru.com http://www.seatguru.com/も載っていたので久しぶりに開いてみると、各航空会社のシート・マップとおすすめの席の一覧がますます充実していたばかりか、旅行予約ポータルとしての機能も備え始めていた。

■今日のブックマーク&記事■

□外務省 海外安全ホームページ「欧州の一部地域:欧州への難民流入に関する注意喚起」

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C275 

□JAL旅プラスなび「ハワイ自転車運搬無料キャンペーン」

http://www.jal.co.jp/tabi/campaign/hawaii/cycle/ 

2015-06-18   この夏の国際線「燃油特別付加運賃」

Europedia2015-06-18

[]この夏の国際線「燃油特別付加運賃」

 当欄で「燃油特別付加運賃」が4月からゼロとなる可能性 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20141216についてふれたが、そのとき「スンナリとサーチャージが4月からゼロとなるかは、原油価格の動向次第で微妙なところだ」と書いた。残念ながら値下がり傾向は続くもののヨーロッパ路線ではゼロとはならなかった。しかし、LCC(ローコストキャリア)の中には、アジア路線で「燃油サーチャージ不要」とするところも出てきている。

 日本航空の場合、2015年9月30日発券分までのヨーロッパ行き往復サーチャージは21,000円となっており、他の主要航空会社もこれにほとんど横並びだが、よく調べると、スカンジナヴィア航空やキャセイパシフィック航空(香港乗り換え)など、その半額近い安さのものもある。

燃油サーチャージは、航空燃油(シンガポールケロシン)価格の一定期間の平均値が反映されるようになっている。日本航空の場合、「2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、燃油特別付加運賃を適用いたしません」としている。夏の料金の計算対象となる4月から5月にかけてのシンガポールケロシン価格は、ほぼ65〜80米ドルの範囲に収まっているようだ。

以下、「燃油サーチャージ」の比較検討に役立つサイトを紹介しておく。


日本航空 国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内https://www.jal.co.jp/inter/fuel/detail.html

日本航空 国際線「燃油特別付加運賃」(改定についての詳しい内容)https://www.jal.co.jp/inter/fuel/table.html

全日空 「燃油特別付加運賃について」 https://www.ana.co.jp/book-plan/charge/fuelsurcharge/index.html

「航空旅行」燃油サーチャージ比較表http://homepage3.nifty.com/timetravel/fuelsurchargelist.htm#europe 

「イーツアー」 燃油サーチャージおよび航空保険料 http://www.etour.co.jp/surcharge/

「フリーバード」燃油サーチャージ額一覧 https://www.free-bird.co.jp/statics/fuel/list.asp

「エイビーロード」燃油サーチャージ お得な国一覧 http://www.ab-road.net/article/surcharge/?sc_root=ar0m0002


■今日のブックマーク&記事■

□Japan Hoppers http://www.japanhoppers.jp/

□Chamade http://www.chamade.ch/


2014-12-29 ブダペスト・ウィーン16日間の旅 その1

Europedia2014-12-29

[]「10月 ブダペスト・ウィーン16日間の旅」 その1

 前にもふれたが今回の旅は、福岡空港発のKLMを利用することにした。往復4万5千円(燃油費税等は別)という価格に引かれたせいでもあるが、東京まで出かけて乗り換えるのが億劫になってきたためでもある。長崎で早起きして福岡空港まで直行の高速バスに乗れば、アムステルダム乗り継ぎでその日の夜あまり遅くない時間に、ブダペストやウィーンに着くことができる。

 今回は、無理をしないで博多駅前の定宿に前泊して、10月6日10:50に福岡空港発のKLMを利用し、アムステルダムで乗り換えて、その日の18:40にはブダペスト到着した。

 福岡空港でのチェックイン時に、ちょっとしたミスをしてしまった。クレイムタグがAMSとなっており、BUDとなっていなかったのだ。係の人に指摘すると、「大丈夫、BUDになっています」と言われ、手元のクレイムタグに手書きでBUDと書き込まれた。ふつうなら、「こちらの手元のクレイムタグの印字がAMSになっていては、万一ロストバゲージになったときクレイムのしようがないので困る」と言い張るのだが、係の女性の笑顔に負けて、そこまで抗議をしなかった。しかし、飛行中も日本の地方空港からの乗り継ぎではロストバゲージの確率も高いのではなどと気になり、精神衛生上はなはだよくなかった。反省。

KLMのフライトは、事前に追加料金(9,680円)で足が伸ばせる席を確保していたので、エコノミークラスといえども楽ができた。このシートは今までの経験では他の航空会社でも、隣の席が空席になっていた。おそらく航空会社側の配慮だろうが、今回も同様だった。窓側の席ではあるものの非常口の前なので景色は楽しめなかったが。帰りの預託手荷物も事前割引予約で1個追加(8,230円)しておいた。

 福岡空港では、持っているクレジット・カードで大韓航空のラウンジが利用できたのでひと休み。出発ゲートに行く途中、トラベレックスhttp://www.travelex.co.jp/の両替所http://www.fuk-ab.co.jp/bank_edy_insurance/#gaika を見かけたので、ダメモトでハンガリー・フォリントがあるかと聞いてみたら、その両替所にはないが同じ階にあるもう1カ所の両替所にはあるとのこと。親切にも取り寄せてくれた。ここで、9,900円を18,000フォリントに両替(1フォリント≒0.55円)。現地のATMでクレジット・カードからキャッシング(1フォリント≒0.45円)するよりもレートは悪いが、以前、ブダペストの駅でATMが見つけられず苦労した経験があるので気分的に楽になった。トラベレックスは、チェコ・コルナやポーランド・ズロチなど中欧の通貨も含む33種の外貨を取り扱っているそうだ。帰国してから知ったのだが、私もたまたま持っていた、あるクレジット・カードや某銀行のキャッシュカードを提示すれば「トラベレックス 優遇レート」が適用されたようだ。詳しくは、「トラベレックス 優遇レート」で検索を。

ブダペスト空港にはほぼ定刻通り到着。預けた荷物は、なんとターンテーブルから真っ先に出てきた。旅程を組む際、ホテルまでのアクセスの問題からブダペストに夜着くのは避けたいと思っていた。乗り合いのAirportShuttle-Minibusは、ホテルを何軒も立ち寄るので時間がかかる。ブダペストのタクシーは合法的にボッタり(メーター価格がほぼ自由に設定できた)、メーターに細工して高速回転させたりと言うことが頻繁に行われていた。しかし、ブダペスト空港 http://www.bud.hu/englishのTransportのページを見ると“From 1 September 2013 a new Taxi Decree was introduced in Hungary regulating the price of the taxis at a fixed tariff of 280 HUF/Km (0.95 EUR/Km). A ride to the city center should typically cost around 6500 HUF (22 EUR)”そして、昔から知っている良心的なFŐTAXI http://www.fotaxi.hu/が空港乗り入れを独占していることが書かれていた。

 空港で荷物を受け取ると、FŐTAXI のデスクが見つかり、タクシーの配車券のようなものを渡され、外のタクシー乗り場で配車券を渡すと、スムーズにタクシーに案内された。予約していたSofitel Budapest Chain Bridge http://www.sofitel.com/gb/hotel-3229-sofitel-budapest-chain-bridge/index.shtmlまで、所要30分。メーターは6,970フォリントとなっていたので、1,000フォリント札7枚と手持ちのコインが100フォリントだけあったのでそれを加えて渡した。たった、130フォリントのチップなのに喜ばれ、ホテルのドアまでの短くない距離を荷物運びしてもらえた。空港タクシーにチップを払う人は少ないのだろう。車内で片言のハンガリー語で会話をしたせいもあるかも知れない。

ホテルの手配は基本的にはExpediaで行なうことにしているが、ブダペストのホテルはアップルワールドhttp://appleworld.com/でSofitel Budapest Chain Bridge http://www.sofitel.com/gb/hotel-3229-sofitel-budapest-chain-bridge/index.shtmlをとった。ドナウ・ビューの部屋で朝食付きという条件では、アップルワールドが一番安かった。それに、アップルはほぼ毎年使っているので、24ヶ月以内に次の予約をすると適用される“リピート割引”が利いた。

翌朝、ホテル近くのOTP銀行(ゆうちょ銀行のようなもの)でクレジット・カードを使ってキャッシング。近くにあるMAV-Start Passenger Service Centreという“緑の窓口”でウィーンまでの鉄道チケットを購入。ハンガリー鉄道のウェブ販売割引が日本から買えなかったので割高だった。

最寄りの地下鉄駅で市内交通乗り放題のパスBudapest 72 hour travelcard(Ft 4150)を購入。

ブダペストでは4泊したが、初日は日本時間の翌早朝なので実質は3泊。10月7日は、友人のアンティーク・ショップや王宮の丘、オペラ座周辺などを巡る。夜は、昔から通っているRestaurant Karpatia http://www.karpatia.hu/ジプシー音楽を聴きながら夕食。

 翌10月8日は、朝から買い物へ出かける。先ず、Erkel Theater http://www.opera.hu/building/erkel-theatreでバレエのチケット(2,900フォリント)を購入。情報誌で見つけた演し物はレハールのオペレッタ“メリー・ウィドウ”をバレエ化したものhttp://www.opera.hu/musor/megtekint/a-vig-ozvegy/2c133300335d47e58f253b51cb4ebd68/だ。興味のある方は、このホームページでさわりの動画が鑑賞できる。

 その後、かつての公営質屋の流れを汲むオークションハウス・チェーンBÁV http://www.bav.hu/hu/index.phpのSzent István krt. 3.にある支店へ。ここは、少々難有りのB級品のヘレンド磁器などを目当てによく通っている店だ。ふだん使いように25cm径の丸皿など8枚ほどを37,000フォリントで購入。

夜は、そのバレエ鑑賞に出かけたが、もらったプログラムを見て初めて主役がウィーン国立歌劇場バレエ団でも活躍した中村祥子さんだと分かった。彼女は現在、ハンガリー国立バレエ団のプリンシパルだそうだ。私と同じ佐賀県の出身であることもあって以前からファンだった。

 公演の後、食事をと思ったが、疲れているのと、ホテルの部屋から夜景を眺めながら“部屋食”にするのも悪くないと思って、世界的生パスタチェーン店Vapiano http://www.vapiano.com/en/home/で、牛フィレ肉とルッコラを使ったタリアテッレ(2,590フォリント)とスカンピ入りミックスサラダ(2,190)をテイクアウトし、ホテル近くの24時間営業スーパーで地元の白ワインを購入して帰還。イタリアンをツマミに窓いっぱいに広がる夜景とワインを大いに楽しむことができた。

 翌10月9日は、市電で中央市場http://www.piaconline.huへ向かった。いつものようにパプリカの粉やサフランなどを1年分購入。市場の2階では刺繍やテーブルクロス、陶磁器などのおみやげが売られているが、某極東の大国からの観光客が、自国製と知ってか知らずか、おみやげの大量買いをしていた。

20年以上前に、ウィーンの国立オペラのスーヴェニール・ショップで日本製とも知らず、音楽家にまつわるグッズをまとめ買いしていた同胞を思い出してしまった。

夜は、Százéves http://www.100evesetterem.hu/eng/という1831年創業のレストランに出かけた。ここは、30年ほど前に取材したことがあり、昔の雰囲気とジプシー音楽が楽しめればと思って選んだのだが、以前のような格式はなく、大衆的な店になっていた。

 翌10月10日は、11:10 Budapest-Keleti駅発のRailJet特急列車でウィーンへ向かった。

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ブダペストの古本屋 (ちくま文庫)

ブダペストの古本屋 (ちくま文庫)

文明開化は長崎から 上

文明開化は長崎から 上

文明開化は長崎から 下

文明開化は長崎から 下

2014-12-16 「燃油特別付加運賃」4月からゼロとなる可能性

Europedia2014-12-16

[]「燃油特別付加運賃」4月からゼロとなる可能性

12月上旬に複数のメディアが、航空運賃に付加される燃油サーチャージが4月以降になくなる可能性があると報じた。

もし、そうなればオフ期のエコノミークラス欧州往復運賃は現在3万5千円ぐらいからあるので、税や空港使用料等を加えても5万5千円程度から購入できることになりそうだ。

当欄の「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005でも書いたが1974年のエールフランス南回りヨーロッパ往復の格安航空券代は119,000円だった。当時の大卒初任給が3万円代だったことを考えると、サーチャージ抜きの格安航空券は、実感として40年前の1/8ぐらいの価格と言えるだろう。燃油サーチャージは、とくに若者の海外旅行を阻害する大きな要因でもあったので、永久撤廃を期待したいところだが....。


もっとも、スンナリとサーチャージが4月からゼロとなるかは、原油価格の動向次第で微妙なところだ。日本航空の場合、4〜5月発券分のサーチャージは12月〜1月の航空燃油(シンガポールケロシン)価格の2カ月平均値が1バレル当たり60米ドルを下回った場合はゼロとすることになっている。その決定金額は2月中旬〜下旬頃に発表される。

なお、シンガポールケロシンの価格は原油よりはコストが高く、クルドオイルの価格より10ドル以上高いようだ。シンガポールケロシンの価格は、“kerosene price singapore”と検索すれば出てくるが、ほとんどが先物(future)価格のようだ。また、原油のようにバレル表示ではなく、米ガロン(@3.785リットル)表示となっていることが多い。1石油バレル(159リットル)は、42米ガロン。蛇足だが西部劇に出てくるテンガロンハットに10ガロンは入らない。


航空会社に関する話題をもうひとつANAグループは、2015年1月8日発券分の航空券より、国際線の手荷物ルールを変更し、国際線エコノミークラス利用の際の無料手荷物許容量を、従来の1個から2個へと変更する。詳しくは、 プレスリリース「ANA国際線手荷物ルールの改定について」http://www.ana.co.jp/pr/14_1012/14-085.htmlを参照のこと。

日本航空との対抗上の措置だろうが、ついでにJAL同様に手荷物の3辺(縦・横・高さ)の和も203cm以内と緩和してくれればよかったのだが、こちらは合計が158cm以内のままだ。

当欄の、「無料手荷物サイズ規則の変更に伴う買い換え」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140826でKLMを利用するために158cm以内のCosmolite Spinner スーツケース http://samsonite-store.jp/products/detail/147に買い換えたのだが、10月のブダペスト・ウィーンの旅で初使用した感想は充分満足できるものだった。一見ヤワな外観で不安だったが荷物を詰めると強度が増す作りで2.8kgという驚異的な軽さと相まって快適な旅の友となった。

 そう言えば、「10月のブダペスト・ウィーンの旅」のレポートを書くのが遅れてしまっているが、なんとか年内に2〜3回に分けて書き上げようとは思っている。


■今日のブックマーク&記事■

□ロイター2014年 12月 5日記事

「アングル:燃油サーチャージが4月以降にゼロの可能性、原油下落で」 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JJ0RB20141205

□Nikkei Tech Frontline 12/5記事「未完のサグラダ・ファミリア、IT駆使で工期150年短縮」       http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79896760Z11C14A1000000/

下記は、チェコの友人 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/がメールで教えてくれたサイトです。

□BEST CHRISTMAS MARKETS IN EUROPE http://www.europeanbestdestinations.com/christmas-markets/

FMレコパル2014 (DIME12月号増刊)

FMレコパル2014 (DIME12月号増刊)

2014-10-31   ブダペスト・ウィーン16日間の旅

Europedia2014-10-31

[]ブダペスト・ウィーン16日間の旅から戻って

「ブダペスト・ウィーン16日間の旅」から先週戻ってきました。福岡空港からのKLMを利用し、10月6日10:50に出発。アムステルダムで乗り換えて、その日の18:40にはブダペスト到着。ブダペストで4泊した後、10月10日に列車でウィーンへ。ウィーンで友人たちと合流して4日間をいっしょに過ごし、北イタリアに行く友人を見送り、私は、そのままウィーンに居残り、20日ウィーン09:20発のKLMでアムステルダムで乗り継ぎ、翌21日08:30福岡空港着という旅程でした。


 ブダペスト、ウィーンの天候は例年に比べ暖かく、好天続き。ウィーンの森歩きの後、葡萄畑に囲まれたホイリゲで濁り酒を飲み、1日おきに音楽会を楽しむといったいつもながらの味わい方でノンビリと過ごしてきました。

 旅行中、台風19号が九州南部を通過したのですが、長崎のわが家も“吹き返し”の被害を受けていました。地面には、隣家から飛んできたと思われるスレートが手裏剣のように突き刺さっていたり、あちこちにベニヤ板の切れ端が散らばっている惨状。

コスモスの花も一部がなぎ倒されていましたが、横倒しになったまま、けなげにも花を咲かせています。コスモス畑はあと2週間ほどが見頃でしょうか。ハイビスカスの木は半死の状態。折れた枝を根元から完全に切り取り、肥料を与えたところなんとか甦りつつあります。一番ショックだったのはパッションフルーツで、30近くの花に受粉を済ませていたのに、風で飛ばされたのか、残った実は3つだけでした。

建物自体は、「沖縄並みの風強度」で建ててもらったので、窓を閉めた部屋に、どこからかほこりや枯れ葉が忍び込んでいた程度でした。

 今回の旅行の報告は、5月の「ヨーロッパ28日間鉄道旅行」の続きと合わせて、11月中旬以降にしたいと思っています。


■今日のブックマーク&記事■

下記は、10月下旬にわが家に泊まったスイスの友達が、「旅行中に便利な動画サイトがある」と教えてもらったもの。

□medici.tv http://www.medici.tv/

    http://jp.medici.tv/

□CAPTVTY http://captvty.fr/

2014-09-26 JOHNNY JET’S TRAVEL PORTAL

Europedia2014-09-26

[]旅行ポータル“JOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL”

 当欄でも、たびたび紹介させてもらっている個人が運営するアメリカの旅行ポータル「JOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL」http://www.johnnyjet.com/は、膨大な旅行関連サイトのリンク集でもあり、そのカテゴリー分類のわかりやすさには見習うべきものがある。私自身の“巡回購読”先として見落とすことがないようにするためにも、再度取り上げておきたい。なお、トップページ下部のKeep up with Johnny欄からリンクされているFacebookやTwitter、Google+などのSNSも興味のある方は覗いてみるとよいだろう。

 私が主に使わせてもらっているのは、旅行関連リンク集“Travel Portal”http://www.johnnyjet.com/travel-resources/だ。最近模様替えされたリンク集は、BOOKING TRAVEL(Airline Tickets, Lodging, Ground Transport, Air Travel Essentials, Mileage Programs, Travel Phone Numbers)、TYPES OF TRAVEL(Cruise Travel, International Travel, Romantic Travel, Specialty Travel, Sports Travel, Family Travel, Adventure Travel)、TIPS FOR TRAVEL(Travel Money/Environmental, Shipping/Moving, Travel Tips & Help, Weather, Maps & Time, Travel Health, Travel News/Information, Stay in Touch)、TO DO RESOURCES(Restaurant/Food, Travel Guides, Shopping, Entertainment, Bored in Your Hotel Room?)といった項目分けがなされている。

“Johnny’s Free Newsletter”という無料メールマガジンも、「インターネット旅行術」の宝庫だ。とくに、Travel Website of the Weekの項では、旅に役立つウェブサイトを毎週教えてくれるので見逃せない。“Johnny’s Free Newsletter”は Newsletter Archive http://www.johnnyjet.com/news/newsletter-archive/のページでバックナンバーの閲覧もできる。

Travel Website of the Weekのバックナンバーが一覧できるページhttp://www.johnnyjet.com/category/website-of-the-week/もできていた。


最近、Travel Website of the Weekで紹介されたウェブサイトをいくつか挙げておこう。

□Ghost in the Data’s “Beer, Wine or Spirits?”http://ghostinthedata.com/alcoholmap/

世界各国の週単位アルコール消費量とアルコールの種類を地図から見ることができる。

□HomeExchange.com https://www.homeexchange.com/en/

□TipThisMuch.in http://www.tipthismuch.in/


■今日のブックマーク&記事■

□ツーリズムEXPOジャパン  http://t-expo.jp/index.html

2014年9月27日、28日、「旅フェア」と「JATA旅博」が統合した新しい旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン」(東京ビッグサイト東展示棟)のサイト

2014-09-24   ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その4

Europedia2014-09-24

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その4

この春の「鉄道旅行」レポートが半ばにもなっていないうちに次の旅行が近づいてきた。そこで、駆け足になるが残りの報告を4〜5回で済ませたい。

 次の旅は、福岡空港発のKLMを利用することにした。往復4万5千円(燃油費税等は別)という価格に引かれたせいでもあるが、東京まで出かけて乗り換えるのが億劫になってきたためでもある。

「ウィーン・ブダペスト15日間の旅 その1」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20131021でもふれたが、追加料金で足が伸ばせる席を確保。クレジット・カード会社提携のビジネスクラス・ラウンジを無料で利用、帰りの預託手荷物を事前割引予約で1個追加などのオプションで“ビジネスクラスもどき”の“マイ・プレミア・クラス”にグレードアップさせた。エコノミーとビジネスの差額 約35万円は、いつものように、現地のホテルの格上げや食事代、ワインなどのおみやげに充てるつもりだ。

さて、春の「鉄道旅行」の続きだが、旅行8日目の5月8日(木)、ホテル近くのベルリン中央駅地下ホームを10:36に発つEC175特急に乗車し、2泊する予定のプラハに向かった。列車予約はしていなかったが、ガラ空きで荷物を床に置くことができた。車両はハンガリーのレトロなデザインで、1980年代まで定期運行していたオリエント・エクスプレス(パリ−ブカレスト)を思い出させた。

 プラハ本駅には定刻の15:27着。Expediaで予約していた駅前の987 Design Prague Hotel http://www.987praguehotel.com/en/に歩いてチェックイン。いわゆるデザイナー・ホテルだが、この手のホテル特有のデザイン優先の使い心地の悪さがなく、快適だった。市電の停留所や地下鉄駅、観光案内所も近いので、鉄道旅行にはおすすめのホテルだ。

ひと休みした後、駅で24時間交通パスhttp://www.dpp.cz/en/fares-in-prague/ 110コルナ(1コルナ=約5円)を買って市電でプラハ城の麓のマラー・ストラナ地区へ出て、散策。

18:30にチェコの友人 http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/と待ち合わせていたレストランLuka Lu http://www.lukalu.cz/en/に到着。ここは、クロアチア料理が名物のレストラン。いつもここで注文するクロアチア風ハンバーグ“Pljeskavice”(235コルナ)を赤ワインでいただく。

翌朝は、今回の旅のテーマである「第一次世界大戦の足跡を訪ねる」に即して、プラハ軍事史博物館http://www.vhu.cz/english-summary/http://d.hatena.ne.jp/Picmoch/20130127/1359270544)へ出かけてみた。とくに、第一次大戦の特別展は開かれていなかったが、常設の第一次大戦のコーナーが充実していた。当欄の「オーストリア海軍の歴史 その4」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060721でもふれた「サウンド・オブ・ミュージック」で有名な“トラップ海軍大佐”の活躍ぶりが写真と共に大きく紹介されていたのが興味深かった。

18:00に友人とプラハ城の丘にあるロレッタ教会http://loreta.cz/en/index.htmで待ち合わせ。この教会のカリヨンの鐘を聴くのが好きで、早めに出かけた。昔、教会の売店で買った鐘の音と教会音楽のCDは今でもときおり聴いている。興味のある方は、上記教会のホームページのCarillon http://loreta.cz/en/zvonkohra.htmのページの鐘をクリックしてみるか、YoutubeでLoreta Monastery Carillonと検索してみるとよいだろう。

ロレタ教会から散策しながらレストランをあたってみた。第1候補のLví dvur http://www.lvidvur.cz/en/が貸し切りで入れなかったので、ヴルダヴァ川を見下ろすレトナー公園まで足を伸ばし、Hanavský pavilon http://hanavsky-pavilon.cz/index.php?jazyk=enでプラハ旧市街の眺めを楽しみながら食事。子豚のロースト・ザウアークラウト添え(384コルナ)を、辛口の黒生ビールで味わった。

 このパヴィリオンは1891年に隣接した万博会場に建てられ、1898年に現在地に移築されたものという。鋳鉄とガラスで作られたオランダ・ネオ・バロック様式の建物は、間もなく始まるアール・ヌーヴォー様式の先駆けのようにも見える。ここからのパノラマ画像は http://stovezata.praha.eu/en-pavilion-of-hanau.htmlで眺められる。

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2014-08-26    無料手荷物サイズ規則の変更に伴う買い換え

Europedia2014-08-26

[]無料手荷物サイズ規則の変更に伴うスーツケースの買い換え

最近は、多くのヨーロッパ線運行航空会社が、預ける荷物のサイズをキャスターと持ち手の突出部分を含む3辺(縦・横・高さ)の和が158cm以内としている。エコノミー・クラスの場合、重量制限は23kg以内1個が主流だ。

JALは3辺(縦・横・高さ)の和が203cm以内としており、荷物も23kg以内を2個までとなっている。

 私は、当欄の「超軽量ハード・スーツケース最新事情」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060914とその続編http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070404で紹介したドイツのトーマス・ワーグナー社のポリカーボネイト製スーツケース「TITAN Xenonタイタンゼノン」http://www.titanjapan.com/のFlash 2wheel Lサイズ(75×57×34cm 106リットル 本体重量約4kg)を8年間愛用していた(右上の写真)。

 今年の5月のヨーロッパ旅行ではJALの利用だったので問題はなかったが、この秋に計画している旅行では福岡発着のKLMを利用したいと思い、とうとうスーツケースを買い換えた。

 できれば、「TITAN」シリーズにしたかったのだが日本で総代理店が取り扱いを止めたようで手に入りにくくなっており他社製品を検討してみた。

各メーカーは、航空会社の規則改悪に伴い158cm以内の新製品を出してきているが、ほとんどが4.5kg以上と重いものばかり。

 唯一、2.8kgという驚異的な軽さのものがサムソナイトの「コスモライト Cosmolite Spinner スーツケース サイズ75cm 容量94リットル」だった(公式オンラインショップ http://samsonite-store.jp/products/detail/147)。公式オンラインショップの価格は74,520円だ。

Cosmolite Spinner は、ポリプロピレン系の特許素材Curv(カーヴ)を使用した超軽量スーツケースで、貝殻(シェル)の強さに発想を得て開発されたという独特のフォルムは好き嫌いが分かれるかも知れない。

楽天や価格.comなどで調べてみると並行輸入品が半額近くで売られていることが分かった。私が買ったのは、楽天の“よろずやマルシェ”http://item.rakuten.co.jp/onestep/k01108/というショップ。並行輸入品なので、国内直営店の保証はつかないし、使用開始後の故障修理も販売店では受け付けてもらえないことを承知の上での購入だ。税・送料込みの価格は36,900円。1,705円相当の楽天ポイントがついたので、実質的には35,195円だ。なお、このショップでは、V22-104 94L 【2013年 NEWモデル】と表示された商品を売っており、旧製品とは、ホイールや伸縮ハンドルの形状が異なり、軽量化が図られているそうだ。スーツケース本体には誇らしげにMade in Europeと書かれたシールが貼ってあったが、内部のタグにはMade in Hungaryと書かれていた。

 愛用していたTITAN Xenonは106リットルの容量で94リットルの購入品に比べひとまわり大きいのだが、1.2kgの重量差は大きい。秋に予定している旅行で使った上で、あらためて感想を書かせてもらいたいと思う。なお、秋の旅の最初の到着国はハンガリーで、奇しくもスーツケースにとっては里帰りの旅となる。

いつものことながらブダペスト、ウィーンからは、書籍やCD、食材、香辛料、ワイン、ハンガリー刺繍、ヘレンド磁器などを目一杯持ち帰る予定なので「23kg1個」では、とても収まらない。有り難いことにKLMを初め多くの航空会社が事前ウェブ予約で追加手荷物料金の割引制度を設けているので、これを利用することにした。KLMでは帰り片道の追加料金が8,230円だった。

 ついでに、「複数の航空会社を利用する旅行に適用する手荷物規則の選択基準」の参考になるページを挙げておく。JALの「手荷物規則に関するIATA(国際航空運送協会)決議302号」https://www.jal.co.jp/other/info2011_0304iata.html。実際の摘要規則は航空会社に事前に問い合わせておいた方が良いだろう。


当欄関連過去記事:

ANA国際線無料手荷物許容量を半減」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20130509

ANAに引き続きJALも国際線受託手荷物許容量を拡大」 http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110307

ANA受託手荷物の無料手荷物許容量を拡大」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20110211 

「“超軽量スーツケース”の軽量化が進まない」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20100907 

「超軽量ハード・スーツケース最新事情 その2」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070404

■今日のブックマーク&記事■

□愛媛新聞online「ミシュラン旅行ガイド四国版ネット公開へ」

 http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20140819/news20140819683.html

□INTERNET Watch 8/20記事「電話番号で海外でも着信が無料、月額固定費も無料のTravel SIM」 

  http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140820_662886.html

2014-08-12    ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その3

Europedia2014-08-12

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その3

アムステルダムのホテルは鉄道旅行に便利な中央駅の端のホームを覆うようにそびえるibis Amsterdam Centreを予約していた。

シャワーを浴びてから近くの飾り窓地区を散策。学生時代に泊まったことのあるユースホステルを探したが見つからなかった。後で調べると5年ほど前にクローズしたようだ。

Tripadvisor http://www.tripadvisor.com/ で目星を付けていたレストランを何軒か覗いて、アジアとオランダのフュージョン料理を出すカフェ・レストランSTOUT! http://www.restaurantstout.nl/に入ってみた。Plateau STOUT!という8種類のメイン料理を懐石弁当風に出すお試しメニュー29.5Euroをオーダー。グラスワインにはちょうどいい、つまみだ。おかげで3杯も重ねてしまった。シェフにそっくりだろうとJALの和食小鉢膳の写真を見せたら驚いていた。

翌5月6日は、まず海事博物館http://www.hetscheepvaartmuseum.nlを見学。残念ながら長崎の出島や第一次世界大戦に関する展示はなかったが、海洋国家の華やかな時代を偲ばせる帆船模型や絵画が素晴らしかった。

 その後、国立美術館https://www.rijksmuseum.nl/へ。フェルメールやレンブラント、アンティーク・グラスなどを鑑賞。

 夜は、インドネシアとオランダのフュージョン料理が評判のMAX http://www.maxrestaurant.nl/へ。予約をしていかなかったがなんとか席を作ってもらえた。アラカルト・メニューから2皿を選ぶコース29Euroで、フレッシュ・サーモン・マリネにマンゴとパイナップルを添えたサラダを前菜にし、スズキのグリルをバナナの皮にのせスパイシーなレモングラスで味付けしたものをメインにし、スペインのボトル白ワイン20Euroとともに美味しくいただいた。

今回の旅で気がついたのは、スマートフォンがないと旅がし辛くなってきていることだ。美術館の事前予約や市内交通の運航状況、タクシーの予約、フライトのチェックイン、ホテル予約サイトの直前予約などなど。モバイル・パソコンを持っていても、スマートフォン・アプリでないと使えなかったり、PCではプリンターがなければバーコードなどをプリントアウトできないが、スマートフォンならそれ自体で完結する。ほかに、天気予報や両替、旅の小遣い帳管理、レストラン案内、クチコミサイトなどPCでも利用できるものの、旅先ではスマートフォンの方がいつでも利用できてより便利というケースも多い。スマートフォン利用者なら各種割引やポイント獲得もできるという場合も少なくない。

 これからも海外旅行を続けるのなら、そろそろスマートフォン購入を考えなければならない時期が来ているようだ。国内旅行やサイクリングにも役立つことだし。

 日本に戻ってから「スマートフォン アプリ 海外旅行」と検索してみると、「旅比較ねっと」のスマートフォンアプリ http://tabihikaku.net/smartphone-apps/ やECOM「海外旅行出張準備は十分?スマホに入れておきたい海外旅行アプリ12選まとめ」http://wifi.ecom-s.jp/smartphone_app_12/、Naverまとめ「絶対に入れておきたい海外旅行に役立つ無料アプリ特選まとめ」 http://matome.naver.jp/odai/2134485295296717301、DIME「達人たちのおすすめアプリ−旅の達人おすすめの海外旅行で役立つ旅アプリ10」http://dime.jp/genre/113016/などのページが見つかった。

アムステルダムで2泊した後、列車でベルリンへ向かう。ベルリンで一泊したのは、プラハまで一気に移動するのはきつかったためだ。ベルリンの壁崩壊直後の1989年12月に見たベルリンがどう変わっているかも見ておきたかった。

5月7日09:01発のIC143号でアムステルダム中央駅を出発しベルリンへ向かった。ベルリン中央駅到着予定は15:15だったが、途中で気が変わってハノーヴァーでドイツ新幹線ICE547に乗り換えた。10分ほど早くベルリンに着くだけだが250km近くの高速で走る新幹線を体験してみたかった。オランダ、ドイツではユーレイルパスがあればIC、ICEともに原則として予約なしで乗ることができるのも便利だ。

ベルリンの宿は中央駅近くのInterCityHotel Berlin Hauptbahnhof。夕方、ホテルからユーレイルパスで乗れるSバーン鉄道でZoo駅に行き、繁華街クーアフュルステンダム周辺を散策。昔の重厚な風格は失われ、通りにはZaraやH&M、スターバックス、マクドナルドなど世界中のどこの都市でも見られる店構えが並び、味気ない姿に変わり果てていた。

 味気ないと言えば、鉄道沿線のドイツ風の民家の多くが太陽光パネルをのせており、風情があった家並みも姿を変えていた。背に腹は代えられないのだろうが。

 クーアフュルステンダムのデパートで親切なソムリエが薦めてくれた寝酒のワイン(Alsaceの辛口白Muskatt 12.99ユーロ)や果物を買い込み中央駅に戻る。中央駅でレストランを物色していたがブダペストやウィーンでもお世話になった世界的生パスタチェーン店Vapiano http://www.vapiano.com/en/home/が目に入った。ワインも買ったことだし、持ち帰りできればと思って聞いてみると、「店のメニューにあるものはすべて持ち帰りOK」とのこと。Vapiano でいつも頼む牛フィレ肉とルッコラを使ったタリアテッレ(9.5ユーロ)とシーザーサラダ(7ユーロ)を持ち帰りホテルでノンビリと晩餐。レシートを見てみるとワインもVapianoの持ち帰りも消費税に相当する付加価値税が19%内税で含まれていた。デパートで買った全粒粉のパンは7%だった。

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iPadでヨーロッパひとり旅を10倍愉しんだ私の方法 (アスカビジネス)

iPadでヨーロッパひとり旅を10倍愉しんだ私の方法 (アスカビジネス)

2014-06-26 ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その2

Europedia2014-06-26

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その2

今回の旅のテーマは2つあった。

 ひとつは、ユーレイルパスを使った最後の鉄道周遊旅行を行うことだ。

「1974年の欧州鉄道旅行を今一度」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20071005で紹介した旅から最近まで、振り返ってみるとユーレイルパスを初めとする欧州の鉄道パス利用期間(フレキシーパスの有効期間ではなく)の合計は2年近くになる。若い頃には、3ヶ月有効のパスを2回使ったこともあった。

しかし、インターネットでの区間チケット予約が簡単になり、事前予約割引などの特典が増えた現在、よほど行き当たりばったりの旅を目指す人以外、ユーレイルパスの利用価値はなくなってきた。1974年にしたように「行き当たりばったりで1泊千〜2千円の安宿を探し、学生食堂などで1食100〜300円ほどで済ますという倹約旅行を続け」られる年齢でもないので、最後に「ユーレイルパス卒業旅行」をさせてもらった次第だ。

今回の旅行は28日間。「春のヨーロッパ鉄道旅行計画」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20140415で書いたようにボーナス期間の2日間を加えても17日の有効期間のパスなので、到着都市パリでの4泊、最終目的地のハイデルベルクでの4泊を除いても、有効期間が足りなくなる。そこで、旅の5日目のパリからアムステルダムへの移動から使い始め、21日目のフィレンツェからチューリッヒまでの移動日が最終日となる17日間を使うことにした。

 23日目のチューリッヒからハイデルベルクへの移動はスイス鉄道のサイトで事前割引チケット(1等予約料込み 66スイスフラン=7,724円)を日本から購入しておいた。

 27日目にハイデルベルクからフランクフルトまでの移動が残るが、ここは鉄道にせずハイデルベルクの中心にあるCrowne Plaza Hotelからフランクフルト空港まで直行するシャトル・バスhttp://www.transcontinental-group.com/en/frankfurt-airport-shuttlesを利用することにした。これも日本からのインターネット事前購入割引で14.40ユーロ(2,059円)。所要1時間で、おみやげが詰まった重い荷物2個+機内持ち込み1個で計68kgを持って乗り換えをする必要もなくラクだった。

列車での周遊旅行中も、パリで買った本や友人達への日本からのおみやげなどもあり30kg近い重さのスーツケースを持ち運んだのだが、重すぎて棚に上げることができなかった。幸い、すべての区間で荷物置き場や空席の間に置くことができたので助かった。

後から考えると、パリ→アムステルダム間を別個に購入して、7日目のベルリンへの移動から23日目のハイデルベルクまでをパス通用期間としておけばよかったと後悔した。というのは、旅行前から難所と思っていたユーレイルパス保持者向けのThalys新幹線 https://www.thalys.com/be/en/のパリ→アムステルダム間(所要3時間17分)のチケットが現地では売り切れとなっており、ユーレイルパス保持者向けでないチケットなら日本からも現地でも1等が1万5千円前後で買えたからだ。

結局、パリ北駅でブリュッセル行きをユーレイルパス保持者向け追加料金42ユーロで購入、ブリュッセルからは予約なしで乗れるEC特急をロッテルダムでIC特急に乗り換えて所要合計4時間25分ほどでアムステルダムに着く予定だった。

しかし、実際にはあてにしていたEC特急が「オランダ国鉄の(勝手な)都合により運行中止」となり、ブリュッセルからアントワープ、アントワープからオランダ側のRoosendaal、さらにBredaへ、ここから東京駅のモデルと言われるアムステルダム中央駅まで、ローカル列車を4本乗り継いで所要6時間37分での長旅になてしまった。

 同じ憂き目にあったユーレイルパス利用の旅行者も大勢いて、同様の乗り継ぎを繰り返していた。Roosendaalの駅では、オランダ国鉄がお詫びのしるしにミネラル・ウォーターを配っていた。

旅行の行程をインターネット事前購入割引のチケットで購入していけば、ユーレイルパスを買うよりも安く済んだこともよく分かり、文字通りの「ユーレイルパス卒業旅行」となった。

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さて、この旅のもうひとつのテーマは「第一次大戦開戦100周年」を記念して各地で催される記念展や軍事博物館などでの特別展示を見て歩くことだ。

 パリのリュクサンブール公園の北側にある宮殿の裏手には、第一次世界大戦の戦場を描いた巨大地図が無料で公開されている。フランスのタイヤ大手ミシュランがスポンサーとなっており、同社が戦争中にいかにフランスに貢献したかを示す当時の戦意高揚のイラストや写真も併せて展示されている。

 地図には、アジアや太平洋での戦況も描かれており、帰国して調べ直したい課題が多く見つかった。いつもなら、ヨーロッパの旅には「世界歴史地図」を持参しているのだが忘れてしまったのが残念だ。結局、ウィーンの書店で買うことになったのだが。

この展示は、8月まで行われているようだ。

パリ以外でも、各地の歴史博物館や軍事史博物館を訪れたが、大戦勃発が1914年の7月28日だったので、これから特別展を始めるという都市も多かった。

ウィーンに住んでいた1970年代には“前の大戦”というと第二次世界大戦ではなく、第一次世界大戦のことと考えているお年寄りが多かったことに驚かされた。第二次大戦のあまりの悲惨さを直視したくないとの思いもあったのだろうが、世界初の総力戦で、しかも、ハプスブルク帝国が滅びた第一次大戦の方が時代の大変革として頭に焼き付いていたのだろう。

意外に思われるかも知れないが、イギリス、フランス、イタリアに限れば、第一次大戦の戦死者の数は、第二次世界大戦の戦死者数より多かったのだ。

 そう言えば、2014年1月19日の日経新聞が「第一次大戦の源泉とは」という社説を掲げていたが、その末尾に「第一次大戦の負債をドイツが完済したのは、今からほんの四年前のことです」と書かれていた。ヨーロッパは100年経った今も第一次大戦を引きずっているのだ。

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関連ウェブサイト

□firstworldwar.com http://www.firstworldwar.com/ 

□BBC History - World War One Centenary  http://www.bbc.co.uk/history/0/ww1/

□Lives of the First World War(Imperial War Museums)https://livesofthefirstworldwar.org/

□AP News “Luxembourg Gardens Fields of Battle – Lands of Peace 14-18 2 Paris exhibits shed light on First World War”http://bigstory.ap.org/article/2-paris-exhibits-shed-light-first-world-war 

□サイクルスタイル記事【山口和幸の茶輪記】“第一次世界大戦から100年目のツール・ド・フランスになに思う…” http://cyclestyle.net/article/2014/06/25/10936.html


■今日のブックマーク&記事■

□Lonely Planet's Best in Europe 2014 http://www.lonelyplanet.com/europe/travel-tips-and-articles/lonely-planets-best-in-europe-2014?affil=EML_EDITORIALNEWS_74

□Google.com/flights/ https://www.google.com/flights/

ヨーロッパ鉄道時刻表2014年夏ダイヤ号

ヨーロッパ鉄道時刻表2014年夏ダイヤ号

2014-06-10   ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その1

Europedia2014-06-10

[]ヨーロッパ28日間鉄道旅行 その1

4月30日から5月28日までヨーロッパ7カ国ユーレイル・グローバルパス(15日間+2日間のキャンペーンボーナス)利用の鉄道旅行に出かけてきました。何回かに分けて自分の備忘録としてレポートを書いてみます。

 旅程は以下の通り、

長崎→羽田(1泊)→パリ(4泊)→アムステルダム(2泊)→ベルリン(1泊)→プラハ(2泊)→ウィーン(3泊)→フィラッハ(1泊)→ヴェネチア(2泊)→ローマ(2泊)→フィレンツェ(3泊)→チューリッヒ(2泊)→ハイデルベルク(4泊)→フランクフルト(機中1泊)→成田→羽田→長崎


 往きは、長崎から羽田に飛び、空港内のホテルで1泊できるようにスケジューリングした。尊敬する青木敏郎画伯の展覧会http://toshiroaoki.wordpress.com/ が4月30日から三越本店で開かれるので、それを鑑賞させてもらうためだ。

今回の航空券は2年近くで貯まったJALのマイレージを使ったビジネスクラス特典航空券だ。国内線部分も含めて84,000Milesを充当し、別に燃油追加料金・空港使用料・保安料など64,830円が徴収された。

 ゴールデン・ウィーク絡みの予約だったため第一希望フライトが確保できたのは出発の3週間ほど前だった。

 5月1日(木)10:35羽田発、同日16:10パリ着のJL 045便と復路のフランクフルトからのJL408はBoeing777-300ERの機材で、ビジネスクラスはSKY SUITE 777 http://www.jal.co.jp/inflight/inter/business/c_seat/index4.htmlと呼ばれる個室感の高いフルフラット・シート仕様だ。往復ともに事前に窓側の席を確保することができた。窓側の席も隣の席を横切ることなく通路に出られる迷路のような配置で、離着陸時以外は隣席との間にパーテーションを上げてプライバシーを確保することもできる。オットマン(足のせ台)下に大型収納スペースがあるので機内持ち込みの荷物をいちいち上の棚まで取りに立つ必要もない。シート幅が若干狭いのが難点だが、このシートを味わってしまうと、今後エコノミークラスのシートを苦痛に感じてしまうのではと不安だ。

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パリ・ドゴール空港には予定より25分早い15:45に到着。スムーズに通関、荷物のピックアップが済んだので、前回の旅http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20101227同様、高速郊外鉄道RERのB線16:36空港発に乗ることができた。前回は、怖いお兄さん達も乗り降りするという噂の各駅停車だったが、今回は事前に電子時刻表http://www.ratp.fr/informer/pdf/orienter/f_horaire.php?nompdf=b_jo_rob&loc=horairesで調べておいたので、迷わずに北駅まで31分のノンストップ列車に乗ることができた。9.75ユーロのチケットはクレジット・カードで自動販売機から購入。

前回の旅では、同じB線でサン・ミッシェル駅まで行き、いつも泊まるカルチェラタン近くのBuci通り界隈にホテルに向かったのだが、今回は2つの理由から北駅近くのホテルにした。ひとつは、Buci通り界隈の馴染みのホテル代が軒並み高騰していて手が出なかったことと、もうひとつは空港からの足が便利で次の目的地アムステルダムへの出発駅も北駅だったからだ。

4連泊に選んだ宿は3つ星のHotel Best Western Albert 1er http://www.albert1erhotel.com/en/。北駅から歩いて5分とかからない。近くには、昔何回か行ったサン・カンタンの市場やサン・マルタン運河もあり、散策も楽しむことができた。

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 今回の旅のホテルは、友人のホテル以外は原則としてExpedia http://www.expedia.co.jp/で手配した。たまたま、大学の校友会誌で期間限定で8%引となる割引クーポンの案内を見つけたからだ。

 ただし、パリとアムステルダムのホテルだけは、キャンセル不可の料金がExpediaの8%引きより安かったのでホテルに直接インターネット予約した。

ホテルのインターネット接続環境は、ベルリンが有料、ヴェネチアが回線設備なしということだったが、行ってみると前者は“無料キャンペーン中”、後者はExpedia には未通知ながら無料Wifi敷設済みだった。結果的にすべてのホテルで持参のPCで無料Wifiが問題なく利用できた。

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