深い陰影・・・。

凱旋門賞、NHKが地上波では異例の生中継を行う中、
日本中の期待を背負って登場したディープインパクト


だが・・・orz


冷静に考えれば、元々、地元の欧州馬でも
古馬になると勝つのが難しいレース*1


それに加えて、日本馬のためにペースをお膳立てしてくれるような
お人よしの欧州馬がいるわけでもなく、
慣れない先行策で、道中のロスは相当のものだったはず。


それでも、戦前に三強といわれた馬達の中では
最先着なのだから*2、堂々と胸を張れ!
と言いたいところなのだが、
武豊ジョッキーの下馬後の“インタビュー拒否”が語るように、
関係者の受けた衝撃は計り知れないものがあるのだろう。


No.1ホースとして、国内の競馬人気を維持する、
という使命を負わされていたがゆえ、ということもあったのだろうが、
個人的には、きちんと欧州でのステップレースを使って欲しかった、
と思っている*3
宝塚記念でファンに義理返ししたのが、
仇になった感があるのは否めない。


まぁ、過ぎたことを言っても仕方がないから、
ジャパンC有馬記念でぶっちぎる姿をファンとしては
期待するほかないのであるが。


ちなみに、2着・プライドに、
さりげなーくルメール騎手が乗っていたのは笑った*4

*1:勝ったレールリンク(3歳馬)との斤量差3.5キロはやはりでかい、というほかない。

*2:ハリケーンランは4着、シロッコは最下位8着。

*3:多頭数、しかもスローペースで先頭に立たされ、終始標的にされつつも2着に粘ったかつてのエルコンドルパサーとの差は、まさにそこにあったと思われる。

*4:日本でも人気者なのだから、ちゃんと突っ込んであげてくださいな>NHK様。

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