知財高裁人事異動

11日付けの日経新聞記事によると、5月23日付で、篠原勝美・現知財高裁所長が福岡高裁長官に就任(北山元章・福岡高裁長官の退官に伴うもの)。

「篠原氏の後任の知財高裁所長には塚原朋一・知財高裁部総括判事を充てる」

ということである。


平成17年の立ち上げ時からずっと対外的な“顔”として知財高裁をPRしてこられた篠原所長の交替それ自体が、一つのエポックメイキングな出来事なのであるが、第2代の所長に「塚原コート」の部総括(笑)が就任されるとは・・・。


知財高裁の新たな方向性を予感させる出来事として、余計に興味深さを増す中身になっているといえるだろう*1


なお、新たな知財高裁部総括判事としては、田中信義・長野地裁所長が就任予定とのこと*2

*1:これで審決取消訴訟におけるいわゆる「第4部方式」もデフォルトになっていくのだろうか・・・?

*2:以前東京高裁の知財担当部の陪席、その後、東京地裁の建築訴訟集中部(民事第22部)の部総括判事などを務められた経歴をお持ちの方である。

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