企業法務戦士の雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

この日記のはてなブックマーク数

2007-05-15

[][] あれから3年経ったのか・・・。

2回目の新司法試験が始まった。

法科大学院の修了者を対象とした2回目の新司法試験が15日、東京大阪など全国7都市の8会場で始まり、約4600人が挑戦した。今回から大学の法学部出身者以外の「法学未修者コース」(3年制)の修了者も受験。合格者は2,000人前後、合格率は約4割となる見通しだ。」(日本経済新聞2007年5月15日付夕刊・第1面)

ある日突然、「法科大学院に行くんで会社辞めます!」と笑顔で去っていった同僚を見送ってから、もうそんなに日が経ったのか、と思うと感慨深いものがある。


あえて自分が解説するまでもないが、実際には「法学部出身」であっても社会人の多くは「法学未修者コース」へと進んでいるし、逆に法学部以外の出身でも「法学既修者コース」へ入っていった者もいるから、上記記事の表現は正確とはいえないだろう。


ただ、あの時辞めていった人々の多くは、「元々司法試験を受けていた人々」というより、「学生時代は法律がそんなに好きではなかったけど、会社に入ってから法律を使う仕事の面白さに目覚めた」というタイプの人が多かったのは確かで、その意味では出身学部にかかわらず、大学という空間においては「未修者」というフラグの方がふさわしかったのかもしれない*1


以前「去られた側の本音」という女々しいエントリーを載せたことがあるが*2、あれから1年半経って、修了後の彼らの行く末に懐疑的な目が向けられるようになった今でも、自分の思いはそんなには変わっていない。


大学という空間で法律という学問に触れ、勉学に励んでいた彼/彼女たちと、実務という名のサバイバルゲームに明け暮れていた自分と、どちらが多くのものを学んだのだろうか。


これは決して勝ち負けが付く話ではないが、当代随一のナルシストと自負する筆者としては、この3年という歳月が“単にサラリーを稼いだ”という以上の何かを与えてくれた、と信じたいところであるが果たして・・・?



ちなみに、冒頭のような報道は、高校入試だろうが、センター試験だろうが、大体“頭撮り”だけして、さっさと次の話題に移ってしまうのが常であるが、実際の試験は中一日の休みも含む5日間の長丁場。


かつて同じ釜のメシを食った仲間たちには、「くれぐれも最後までペースを乱すことなく乗り切ってくれ」と祈るような気持ちで見つめている。


とりあえず、何もできない筆者としては、慰労会の準備でもしながら待つことにしよう・・・。

*1:当然自分も後者の側の人間だっただけに、なおさら受けた衝撃は大きかったわけだ。

*2http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051125/1132849234#tb

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20070515/1179247738
カスタム検索