毎日何かしら記事を書いている(ように見える)*1せいか良く誤解されるのだが、自分は決して筆が速い方ではない。
・・・というか、明らかに遅筆だ。
いったん書き始めれば勢いに乗ってそのままいけることもあるのだが、大概は出だしで迷って躓いて、そのうち何を書けばいいのか分からなく、なんてことも一度や二度ではない。
一番ひどかったのは数年前に学位論文を書いた時だったが、某試験の論文などでも、始まってから60分間、最初の二行から一歩も前に進まなかったりするなんてことがあった。
もちろん本番で(苦笑)。
変なところで完璧主義の虫がうずいてしまうせいか(成果のクオリティには至って無頓着なクセに・・・)、それとも、調子の波が激しすぎるせいか・・・
理由は自分でも良く分からないのだけれど、とにかく筆が進まない、そんなことが多いのだ。
そう考えると、毎月法律雑誌に連載で記事を書いている先生方の何と偉大なことか。そして、それを所与のこと、としか考えていなかった自分は何と罪深いことだろう・・・
*1:実際には、後でまとめて書いたりもしているので・・・。