深町秋生の序二段日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-04-22 今週のスピリッツ。闇金ウシジマくん。 このエントリーを含むブックマーク

闇金ウシジマくん 30 (30) (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん 30 (30) (ビッグコミックス)


昨日発売の「ビッグコミックスピリッツ」に、『闇金ウシジマくん』連載10周年記念ということで、お祝いの言葉をかねて、短いコラムを寄せております。


堅苦しい現代社会うんぬんという話は、本誌を読んでいただくとして、とにかくハートキャッチされたのは2巻に収録されている場面でありました。ウシジマの部下になるマサルが、ゾクの親玉ヤンキー愛沢にボコボコにリンチされ、ガムテープでぐるぐる巻きにされたあげく、アナルに木の枝を華道みたいに突っ込まれているシーン。殺伐としたキャラ風景、掛け合いなどなど、「これはただものではない……」と冷汗が出たものです。


その後も進歩的すぎる暴力シーンに感動と嫉妬を感じたものでした。皮膚がベロベロになるまで熱湯シャワーをかけ、百円ショップの安い包丁で襲いかかるキチガイ。ブラジャー型に根性焼きをして恥辱を与えるヤンキー。人間の顔にゴルフ球を置いてフルスイングをするヤクザ(案の定、ダフって唇や歯を吹き飛ばす)などなど。拷問アドバイザーでもいるんだろうかと舌を巻いたものであります。鰐戸三兄弟の末路とか、すばらしいものがありました。


北斗の拳ドーベルマン刑事も、「よくこんなひどい人間たちを」と、ガキのころに思ったものですが、ここはふんばって目を覆うような地獄や悪党を作り出したいものです。頑張ります。


6月4日に「ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤ疾走(仮)」という連作短編宝島社文庫から発売される予定です。


何本もの刃物で常に武装し、スラムやストリートでは敵なしのズべ公“切り裂きマヤ”が、正義面したレイシスト集団や、山形のド田舎に巣食う“人食い”グループ、ムショから出たばかりの怪力ヤクザなどと対決するアクション活劇です。カミソリで悪党のアキレス腱を切ったり、股間を蹴ってキンタマ潰したり、地下格闘技場で飛び膝蹴りをかますという話です。どうぞよろしく。

2014-04-15 新年度じゃないですか このエントリーを含むブックマーク

シャブ極道 [DVD]

シャブ極道 [DVD]


えーと、今日は何月何日の何曜日だ……。


という、あやしい感覚のなかで生きております。おそらく6月あたりに連作短編文庫で発売されるのではないかと思います。ナイフを得意としたアウトロー少女・桐崎マヤ(きりさきまや)が、町や田舎のダニどもと対決するというアクションスケバン小説であります。そのうち、詳しく紹介できればと思います。


映画といえば、「渇き。」であります。一足はやく見ることができました。感想はツイッターのほうで書きましたが、豪快に突き抜けたロックンロールなド傑作でありました。原作がアレなので鬼畜な話なわけですが、ユーモアや洒落も満載。音楽セレクトもバツグンでありまして、ラストは思わず涙があふれました。


白スーツの役所さんが、ひたすら「クソが!」「死ね!」「ぶっ殺す!」と連呼する姿はスカーフェイスのパチーノのようであります。じつに心の温まらない話でありますが、愛の形の表し方をかなり間違えた人々による純愛物語と考えております。そのあたりが大量の血と暴力と怒号と、中島監督らしい密度の高い映像美で、巧みに表現されていたと思います。


最大のポイントひとつは、小松菜奈嬢の妖しすぎる美少女ぶりで、「そりゃ、みんな振り回されるでえ」と納得させるカリスマ性がすさまじかったです。あたくしも一発でファンになってしまいました。予告編も公開されました。7月4日公開であります。どうぞよろしく。




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あと、あいかわらず地元さくらんぼテレビサイトにて、コミックストリートも書いております。うれしい傑作に次々出会えて感動しているところです。あと個人的な話ですが、近々でかい報告ができそうです。新年度もどうぞよろしく。

http://www.sakuranbo.co.jp/livres/cs/index.html