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とくめー雑記(ハーレム万歳) このページをアンテナに追加

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2009-05-15 第三世代オタクの繰言

オタクの本当の危機

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近年のライトノベルってかオタク文化全体の状況として、本当にヤバいのはコンテンツの消費速度の加速だと思うのですよ。

ゴジラは50年保つコンテンツだったわけじゃないですか。ウルトラマンライダーもこのままいけば50年くらいもちますよね。ガンダムは既に30年オタクの共通認識であり続けてる。


そういう神話世界の人たちを挙げなくても、第三世代オタクの一部はエヴァで10年以上遊んでいます。Kanonが今年で10年ですか。あかほりが関わったものでいえば、サクラ大戦が「10年戦えるコンテンツ」ですな。

……いまの作品に、それだけの力があるのがいくつあるかな。あるいは、今の世代のオタク、第四世代の人たちが、一つの作品の記憶を10年も大事に抱えていられるかな。萌えキャラは量産されてますが、10年はちと厳しいにしても、5年付き合える娘さんはどんだけいます? 10年どころか、1年、半年で(つまりコミケごとに)、業界側もオタク側も次々と作品を使い捨ててるように思うのですよ。歴史的視点で過去を振り返るのも、やめてしまいましたし。

今のオタクはコンテンツの供給過剰に流されて、第二世代オタクが考察を通じて、第三世代オタク二次創作を通じてやってきたような、ひとつの作品を骨までしゃぶりつくす貪欲な気概を失ってはいないでしょうか。

2クールどころか1クールで次々入れ替わるアニメ、過去ログの検索性が悪いブログというツール、新作に次々人が群がって旧作の淘汰が早い動画サイト、新しい情報ばかりを追いかけるニュースサイトやブックマーク、新作だけを対象とした投票企画。今世紀入ってから「新しいもの以外に興味はない」という傾向がどんどん加速されています。

中古通販やネットオークションやDVDレンタルなど、旧作を追いかけるにも都合のいい環境はできてるんですけどね。


コンテンツの消費速度の増大が、コンテンツの投入量の増加に繋がり、それがさらにコンテンツの消費速度を上げていく。出版業界でおきているのとおんなじ現象が、ゲームや映像産業まで含めたオタク文化全体で起きている。もちろんこうなれば個々のコンテンツの生産や選別を丁寧に行えなくなりますから、余裕のないところからクオリティはどんどん劣化していきます。

オタクの迎えている最大の危機はそこにあると思います。


もう少し、ひとつの作品を大切にしたほうがいいんじゃないでしょか。

1クールのアニメ作るのは、もうやめましょうや。ブロガーの皆さんは、書店の新作より、本棚に残った傑作の話をするべきです。もちろんこれから本棚に残る傑作を見つけ出せればなによりです。

エヴァ葉鍵の頃のように、1つの作品・1人のキャラクターと5年向き合って見ませんか? 何もメジャー作品を追えといっているのではありません。むしろ、気に入ったマイナー作品を打ち切りにおびえながら何年も見守り続けるのもそれはそれでよし。

いまのキャラクターが薄っぺらだといったって、それこそToHeart無印なんかシナリオも短かったし、おねかのはやたら説明不足だし、萌えキャラが「薄い」のはずっと昔からのことなんです。第三世代の皆さんは、それを個人で、あるいは互いの情報と妄想に交換しながら、ユーザーサイドで補ってきたのですよ。

女の子を魅力的にするのは、あなた自身なのです。


追記

葉鍵系時代の終了以後、「ファンがヒロインを魅力的にする」というアプローチに成功した作品は二つあると思います。

アイドルマスターと、東方シリーズです。前者は作品内にそういうシステムを作り上げ、後者は作品を取り巻く環境がそういうシステムでできている。

とーりすとーりす 2009/05/16 12:14 いまだに「天使のしっぽ」のゲームで遊んでるなぁ。おもに、仕事で疲れた時の癒しグッズとして。


疲れてきてるときは、新しい作品に触れるよりも、馴染み尽くした旧作のほうが心地よく感じるのは、自分が歳を取ったからでしょうか(笑)

FXMCFXMC 2009/05/16 22:36  歳がいくつかというより、自分がいくつのときに「故郷」となるようなものに出会えるの方が重要だと思うのです。私の場合、それに当たるのが90'sのエニクスや葉鍵で15〜18くらいのときなんですけど、本田透さんは同じ葉鍵のみさき先輩に30近くなってから出会えたわけで。
 うらやましいのがうちの弟で、生まれたばかりの頃からゴジラと慣れ親しんで、大学時代には貯金取り崩して数万円のDVDボックスを。

 次から次へと作品を食い散らかしてる皆さんに、帰るべき場所はあるのでしょうか。

めもんがめもんが 2009/05/17 01:41 ここ数年の異常なまでのアニメの放送本数と1クールで終わるアニメの多さが、
消費速度を加速させてますよね。
DVDで収益をあげるというビジネスモデルになってから
だんだんこんなことになってきたような気がします。

miyucchimiyucchi 2009/05/17 08:46 マリア様がみてる、フルメタルパニック、リボーン、銀魂、ナルトなどなど、そう悲観する事でもないと思いますよ

FXMCFXMC 2009/05/17 09:36 >めもんがさん
アニメに関していえば、DVDで収益をあげるというか、製作委員会方式がひとつの原因でしょうね。出版社(ぶっちゃけ一ツ橋グループ)がアニメ業界で強かった頃は、ドラゴンボールのように何がなんでも続けようとしましたから。いまのアニメでいえば『コナン』はその雑誌社の流儀を残してますな。これもいいことばかりではなかったわけですが……

>miyucchiさん
リボーンってそんな強いコンテンツだったのか!? なんかその面子の中で負けてませんか? とかいう些事はさておいて。そこであがったのって実はフルメタ以外全部、旧来型のコンテンツホルダーである集英社の産物じゃないですか。
そのリストだとむしろオタク業界の問題点を浮かび上がらせるだけのような気がします。

SPSP 2009/05/17 10:19 エントリとコメントを見てもいまひとつ何が言いたいのかわからないので的外れかもしれませんが。
私も葉鍵世代ですが今のスピードで満足ですね。
1クールアニメしか長くて見る気になれません。
それに放送が長くなればクオリティは逆に落ちる可能性が高いですし。
短いものが市場のメインだからこそ、弱い制作スタジオでも大手と並べる可能性がある。
葉鍵もエヴァもお金がかかっているから「帰る場所」になったのではないと思います。
今のオタクにも帰る場所はあるしそれが生まれる土壌は別に失われていないと思います。
確かに見た目の数は多いけれど、だいたいそのクールの中で鉄板なのが3本くらいあって
その3つ4つ抑えればアニオタ80〜90%とコミニケーション可能ですし。
作品1つ1つではなくそれらの集合であるアニメやオタクという文化と付き合っていると思えば
今の状況は別に悪いことではないと思いますが。

taketake 2009/05/17 10:32 消費が早すぎると言うのは、上でも別の方がコメントされていますが、放送→パッケージ販売という(他おもちゃ系への展開もあるでしょうけど)スタイルが確立されて、再放送をしないモデルが抱える問題点じゃないでしょうか。

そうなると本放送時に見逃してしまったり、その時に別の作品に夢中だったり興味が無かった人たちが、後から参入する敷居が高いのです。

最近ハルヒがTVで再放送されて、文庫がまた売れ出していると言う記事がありました。ネットがこれだけ普及していても、TV放送というメディアが、新規顧客を得るための1次情報発信源として強いインフラであるという構造はまだまだ変わっていないのだと思います。

FXMCFXMC 2009/05/17 11:14 >SPさん
 3ヶ月ごとに大量のアニメをチェックしニュースサイトだのを回って「その3つ4つ」の話題アニメを発見しチェックして、「アニメやオタクという文化」と付き合う。半年一年休めば残るのは型落ちになった情報だけ。血を吐きながら続けるマラソンじゃないですか。新作チェックにそんだけ労力を割いてれば、そりゃ過去作品への遡及や回顧、腰を据えての二次創作、他の趣味との相互参照なんかできませんわなあ。それが苦労とも問題とも思わない人にはいいんだろうけど。
 でもね、このコンテンツの過剰供給、いつまでも保つシステムではありませんよ。既にアニメというメディア自体が、過去の遺産と他メディアからの原作供給に依存する体制に成り果ててますし。ひとさまの原作を1クールが限界の経済基盤の会社に任せるとかマジでやめてください。(だからこそ、オリジナルで1クールアニメを作って大手を張り合う弱小ワークスは応援したいです)

>takeさん
その通り、アニメって、ネットをいちいちチェックしてないような層に対するエントリとして重要なんですよ。んで、そういう層に対するアピールを考えると、深夜って時間帯がまず問題外だし、口コミの伝搬速度に対して1クールは短すぎるし、再放送されにくくなった現状もよろしくない。

全部が全部加速するなら、まあ、いいんですけどね。ネット文化圏の外との接続というのも、このコンテンツの消費速度の加速の問題点として意識しておくべきかもしれません。
この問題、どういう方向性にでも発展するんですよ。萌えとヒロインなんていちばん小さな点で落としたのは、私がその線以外で語れないから。
コンテンツの生産側が実際にどうなってるのか、とかについてもっと突っ込んでくれる人がいたらいいなあ。
↓これから10年たって、アニメの製作現場がどうなったのかとか。
http://aomori.cool.ne.jp/ani666/lost_universe.htm

FXMCFXMC 2009/05/17 11:26 >SPさん追記
あー、でも「過去作品の参照はしない」んだから、半年や1年休んでも、今、話題の3〜4作だけ知ってれば会話に参加するのに問題ないってわけですか。そう考えるとたしかに現行のシステムは気楽ではありますね。過去も未来もない、“今”だけ盛り上がるニコ動的文化、それはそれでありかもしれません。それに振り回される業界関係者のご愁傷様っぷりを想像すると、黒い笑いがこみ上げてきますし。

feitafeita 2009/05/17 12:42 原因の一つとして、アニメ漫画ゲームの作品に関わるための選択肢が増えたことがあると思います。
今はパソコンのスペックも上がって、便利なソフトもたくさん出てきたため、
MAD制作などに対する敷居が大分低くなってきていると、
なら俺もいっちょやってみようかと作っては見るのですが、
ニコニコなどに上げてもすぐ削除されてしまう。
それなら削除されない御三家(ボカロ、アイマス、東方)でやるかぁ。
という話になってしまうわけです。
現代は「自分も何かその作品に対してアクションが起こせない」と、すぐ離れていってしまうようになってしまったのではないでしょうか。
この先も二次創作に寛容な作品でないと、長く続けることは難しい気がします。

katchinkatchin 2009/05/17 14:26 消費のスピードと作品数が増えていることは確かだけれど、昔から歴史に残れる作品なんて10〜30年にひとつとかふたつぐらいしか出ていない。
さらに、歴史に残る作品が発表当時から評価が高かったかというと、そうでもないわけで。

なので、どっかで誰かが名作を生み出してるんだと思うよ。
でも、日本からじゃないかもしれないね。

toycantoycan 2009/05/17 14:35 「多様化の時代」と呼ばれるやつでしょうな、良いものが出すぎて一つにはまらない。
私だと学生自体のアニメって区切りで見るとエヴァ、ナデシコ、ベルセルク、カウボーイなんてのにはまってた。
いまだにエヴァ、ナデシコの二次はあれば読んじゃうし、出版されてそれなりに書評があれば買っちゃうんだろうね。
これは「過去作品の参照」の意欲があるに入るのかなぁ?

二次で言えば、Fateやリリカルは1作目から5年はたつけど網羅するのが不可能なほどでてますね。
どっちも共通して忘れられないように次作を出してるからじゃないでしょうか?
消費に負けないよう次作を出し続けるっていうのがオタク文化でコンテンツが生き残る道…普通のスタジオには無理でしょうね。

>リボーンってそんな強いコンテンツだったのか!?
二次あさってるとテニスに次いで女性系で強いのがよくわかりますよ

StrawmanStrawman 2009/05/17 14:42 WEB関連を中心としたシステム開発を生業とするものです。
>過去ログの検索性が悪いブログというツール
とのことですが、「何と比べて」「どのような点が」該当するのかが気になりました。

文脈としておそらくはblog以前の何かとの比較であると考えましたが、「未だコンピュータのインターフェースは論にすら値しない」という意味でしたらそれはそれで納得できます。「作った通りの物が見せられず」「パラパラめくれない」と言われればそれまでですから。
情報量が爆発し、人と人を繋げる先人・導師ではなくシステムであるGoogleに頼らざるを得ない危うさは承知しています。それでも、4年前のマイナーゲームのblogエントリに500km離れた場所から検索エンジン経由で誰かが来るのは捨てた物じゃないと思うのです。
少なくとも紙メディアよりは検索については数段「まし」になったと考えるのですが、いかがでしょうか?

蛇足を加えさせてください。
消費速度が鍵になるのは同感です。例えば、ニュースサイトでも1本当たりを紹介する労力が大きいであろう同人ゲームを中心に扱うものが随分と減ったのは体感にすら至っています。そこにblogを持つ人間が大抵感じる常に更新し続けなければいけない圧力感が、何らかの影響を及ぼしていることも。Twitterはある種のカウンターであるのかもしれません。
また、WEBはタイムラグがなく情報を介しての付き合いのみであるために、全てがネタ元としか見られていない傾向が気になります。速度だけでなく消費目的を「ネタについていけるようにする」消費方法を「消化するモチベーションのために(萌え)回路を脳内に作る」という形にしてしまった時、危機から本当に滅ぶでしょう。
案外と、「長く付き合えるか」ではなく「世間様の評価は別として楽しく付き合えるか」に報酬配分も絡めて考えた方が良いのかもと愚考しています。
長文失礼しました。

y_arimy_arim 2009/05/17 14:51 ふむ。これはですね、女性向けオタク文化をまるっと無視しているということはできます。女性向けはなんだって息長いですよー。『今日からマのつく〜』シリーズをアニメ化した『今日からマ王!』なんかもう3年目に突入しました。基本、少女小説やBL小説にはライトノベルに比べても長編多いですし。同人界隈でもジャンルの盛衰は男性向けより長期スパンです。
あとそうですね、「今のオタク」の意識では、ひとつの作品はそこまでして付き合うものではなくなってきていると考えてみるのはいかがでしょう? それはもう過去の遺風で、SP氏のコメントにあるように「作品1つ1つではなくそれらの集合であるアニメやオタクという文化と付き合っている」ほうが現在の主眼であると。ぼくならば「アニメやオタクという文化を通じて仲間たちと付き合っている」とさらに言い換えますけれど。SP氏も「アニオタ80〜90%とコミニケーション可能」と書いてますしね。
今のオタクの「帰るべき場所」は、何のことはない、日常の社会生活なのですよ。我々だって本来そうであるべきなんですけどね。

kito_yurianusukito_yurianusu 2009/05/17 15:14 問題・論点がバラバラなのですが、まとめると、
★ 現在のコンテンツの、加速度消費的な、在り方について   ですよね。
現在状況に対しての各個人の受け入れ姿勢  肯定派・否定派 意見と
状況を踏まえての   コンテンツを生き残らせる?改善策 を論じている  といった状況ですよね。

筆者は、ちなみに、今の状況はまずい=否定派にたち、改善策は、つまらないものでも向き合うようにする、自分の惚れ方の、方法の模索としていますよね。

論点ではない自説や、自分の気になった箇所への書きこみありますが
建設的な意見交換や、書き込みがみたいです^^

あうあう 2009/05/17 15:33 下手に引き伸ばされるよりはきりのいいところで風呂敷たたんで貰いたい、ってのもファン心理だと思うんだけどなぁ。自分は別に息の長さで作品の好き嫌いをあまり選びたくは無いんだけど、長く続いたせいで本来の目的が変わったりいろいろな理由で完結しなかったりしたときの悲しみに比べたら・・・。

torchtorch 2009/05/17 16:40 昔の作品はその時代の人気中の人気作品を上げてるのに、今の作品はごく一部の今後評価されるものと大量の評価されずに消えていくものを混ぜてるから違和感。エバと同時期に出た作品はどれも10年愛されてるかというと違うよね。

読売勧誘員読売勧誘員 2009/05/17 17:30 なによりもまず『オタク』という差別用語を使うの止めませんか?
今でもほとんどの一般人は蔑視の意味を含めて使う言葉ですよ。
オタクという言葉を多用することが自らの首を絞めてることに気付きましょう。

FXMCFXMC 2009/05/17 18:22 論旨がぶれてるのは百も承知だったり。きちんと整理するとさらに長くなるし、論点もたぶん増えるので、そこからいちいち始める気はあまりなかったり。そもそもが繰言だし。

テーマが多くなりすぎたので、まず枝葉から落としますか。
ブログというツールの過去ログの検索性の悪さというのは、ほとんどが「目次がないこと」に起因してます。雑記ってテーマで選別すると、雑記ってテーマの新しいのから出てくる。検索機能に関してもそう。「2006年頃のSFに関する記事で〜」なんてのを探すのにブログってツールは非常に不便。
ブログに投下された古い情報って、日付か主要な文字列を直接指定しないと見れない。
仕方がないから私はこういうものを別個に作ってるわけですな。
http://marie.saiin.net/~mcharem/tlist.htm

FXMCFXMC 2009/05/17 18:25 ↓こういうものがあるだけはてなダイアリーはましでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/FXMC/archive

FXMCFXMC 2009/05/17 19:03 >有村さん
 そうしてライトノベルは、評論家やサイト主が、有力―中堅―弱小ってヒエラルキーの中でキャッキャするためのツールになってしまったわけですね。はっはっはっ、おめでとうございます(とくめーに較べれば)有力評論家の有村さん。
 考えてみれば、これも我々オタク第三世代(同年代なんだよね)が、エヴァや葉鍵の祭りで「オリジナル」をぶっ殺してしまった時から約束された未来だったのかもしれません。「オリジナル」だけでなく「作品」自体もどうでもよくなって、空洞化した中心を囲んでオタク同士がわいわい騒ぐ構造だけが残る。それを肯定できる人にとってはいいんでしょう。
 コミュニケーションゲーム自体が好きでない私にしてみれば、非常に不誠実な姿勢に見えるのですが。

 Strawmanさんが言うように、コミュニケーションゲームのためではなく自分が楽しいように楽しむという方が大切だと思います。そうすれば自然と一つの作品を長く楽しめるようになると思いますし、そうでなくても、次々作品を乗り換えていく楽しみ方がほんとうにその人に合ってるなら、それはそれでいいことなんじゃないでしょうか。

FXMCFXMC 2009/05/17 19:20  今だってちゃんと残るコンテンツあるよ! 系の話については、「ああ、そうですねー、それは生き残るんじゃないでしょうかねー」か「いや、それ10年もたずに死ぬんじゃね?」か「ごめん、それ知らない」以外に返しようがないので、個別レスは控えさせていただきます。ただ、そういう話であがるのが「女性向け」や「集英社系」だとすれば、それはむしろいわゆる「狭義のオタク」の行き詰まりを示すものじゃないかな、と思います。

>feitaさん・toycanさん
 作り手側の姿勢が、作品を長期的に盛り上げる(作品から長期的に稼ぐ、ともいう)視点をもっているか、ユーザーサイドにどれだけ寛容か、というのもコンテンツの寿命には重要なんでしょうね。現状の使い捨て主義は、ファンの楽しみにも、製作側のお財布にもよろしくないと思うので、作品資源のエコロジカルな運用を心がけていただきたいものと思います。

ki2nekoki2neko 2009/05/17 19:56 超同意。

wen000wen000 2009/05/17 21:57 消費されるための作品というのはよろしくないというのは仰るとおりですしぼくも思ってるところではあるんですが、逆に見る側の姿勢として、ただ消費してしまっていいものかという疑問もあります。(ただエヴァクラスのアニメがそうそう出てくるかというとそれもまた疑問ですが)

FXMCFXMC 2009/05/17 23:21 >wen000さん
 むしろ、消費されるための作品であっても、ただ読み捨てて終わりにしないのが、オタクの心意気、数寄とか粋とかいわれるものだと思うのですよ。ロボットアニメなんて土台は玩具の宣伝番組、そこにそれ以上の価値を与えるのは子供や大きなお友達の思い入れなわけで。
 とくめーさんが典型的な読み捨てコンテンツである官能小説――ジュブナイルポルノなんぞに入れあげていることも、そんな風に正当化してみたりするのです。もちろん、何ヶ月かしてからまた読み返そうと思うのなんて、年に数冊しかないわけですが。

sodasoda 2009/05/18 01:02 言いたいことはわかるし、そういう一面もあるけれど一言だけ言いたいんです。
お前が言うなよ

FXMCFXMC 2009/05/18 10:46 90'sガンガン読者だった私は、グルグルの回想に浸ってたり、いまだに守護月天がああいうかたちになってしまったことの敗北を抱きしめて((c)ジョン・ダワー)いたりするんですが、ダメですか。
使い捨てのコンテンツ、チープなコンテンツをあえて使い捨てにしないのがオタクの生き様だと思ってるので、チープ志向とコンテンツを大切に、というのは矛盾してないつもりです。
柳宗悦も言うております。日用品の中にこそ美が宿ると。赤瀬川も行き詰った現代芸術よりありふれた町並みのヘンなモノの方が芸術的だ、「超芸術」だと。私は自分のチープ志向をそういう意味で「超エンタメ」だと考えているのです。

umikaoruumikaoru 2009/05/18 18:53 多様なニーズ、趣味嗜好の細分化に対応できる基盤が出来ている事は、喜ばしい事だと思いますけどね。

>打ち切りにおびえながら何年も見守り続ける
そのような状況は構造的に有り得ない。先細りさせてまで作品を供給し続けるなんて不可能。

多種多様な作品が無尽蔵に生み出されていくのが、今の日本の強みだと思う。
十何年も続くような作品がゴロゴロあったら正直気持ち悪い。長く続けるつもりなら大きいパイを狙うしか無く、結局エッジを落とした嫌われない作品になってしまう。それはオタクの求めるものじゃ無い。

ゴジラが好きな弟さんを羨ましがるという思考が正直意味が解りません。90'sのエニクスや葉鍵だと、何か問題があるのでしょうか。それは自らを否定することになりませんか。

FXMCFXMC 2009/05/18 19:06 「俺の嫁」に会うのに二十数年かかった本田さんの話からの続きで読んでください。弟にとってゴジラが嫁であるかはともかく、人生、最初っから最後まで付き合えるものがあるというのはうらやましいなあ、と。

打ち切りにおびえながら何年も、というのは、ラノベあたりじゃつい最近まで結構あったんですよ。ラノベなら書店の棚確保の都合、漫画誌ならノルマン効果などで、「辛うじて赤は出ない」くらいの作品をラインナップに置き続けるという選択を、出版社は結構やっていたのです。雑誌はよほどのことがなければ掲載本数減らせないし、月によってレーベルの新刊の冊数が上下するのを書店は嫌うのですよ。

さぼり2回目さぼり2回目 2009/05/20 02:01 過剰供給というのは確かにそうかもしれませんな。

過剰供給 → 飽食の時代 → 飢えがない → 食べ物に執着しない → 執着世代からは『もったない食べ散らかし』に見える
食べ物=アニメと置きかえてください

人格形成期に『飢えてた』世代ってのは、骨の髄まで食べちゃう世代で、大好物のフライドチキンなんて出てきた時には肉食って骨かじって最後の味が無くなるまでチューチューくわえてる

でも、幼少期に『うまい食べ物いっぱい、飢えてない』今の世代の大多数は、「いや、そんなに執着しなくても他に食べる物あるし…」と思うのかな

あるいは、「煮物みたいな地味な料理がほとんどで、月に一度のハンバーグが楽しみ」 → 「毎日肉食えます、ただし味つけ似たようなファーストフードですが」 へのシフトな気もしますが