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2012-01-11 これはよいメディアミックス
時丸佳久『ハーレムキャッスル』コミカライズ版
美少女文庫・二次元文庫であるだとか、尺の制約のあるハーレムモノには、誠に悲しむべきパターンがあります。
個々のヒロインとのイベントをクリアして、ハーレム状態が構築される頃には、もう話が終わってしまうw
昨日紹介した『ぬこ巫女たん』もそうでした。全4話、1〜3話が各ヒロインの話で、4話で4Pしておしまい。
さりとて。キャラ紹介もフラグ構築もまともに出来てないヒロインの数だけ揃えても興ざめですからね。エロメディアにおけるハーレムエッチなシチュエーションというのは、個々のヒロインイベントをクリアした後の、ご褒美的なモノになってしまうわけです。
エロゲなら、全ヒロインを攻略した後で開放されるおまけシナリオとか。ファンディスクとか。
……ファンディスク!
そう、既に十分に確立された物語の外伝という位置づけなら、キャラ立ては済んでいるし、イベントに尺を喰われる必要もなく、好きなだけイチャイチャとかエロエロとかできます。『彼女×彼女×彼女 ドキドキフルスロットル!』とか、実にエロかったですね……
と、いうわけで(長い前フリ)。
今回紹介する、二次元ドリームコミックス『ハーレムキャッスル』は、二次元ドリーム文庫の人気シリーズ『ハーレムキャッスル』(とくめー雑記紹介記事)の、外伝的なメディアミックスです。
実は前の王様の隠し子だったんだよー、なんて理由で女王陛下の王太子に立太子された少年騎士のフィリックス君は、クーデターとかを乗り越えて、国王見習いとして、勉強や政務や外交やエッチに励んでいます。婚姻外交と子作りは王族の義務です。
というわけで、いきなりハーレム結成済。
登場ヒロインはなんと驚きの二桁、10人だ!
フィリックス君側近…に当たるのが――5人。憧れのお姉さんで今は親衛隊長のウルスラ姉さん、いわゆるビキニアーマーで戦う女騎士。(身体でお願いして)王太子付の軍師についてもらったシャクティ。メイドのサーシャ(エロメイド)、マガリ(幼馴染。…というほどのイベントはないけど)、キャロル(ロリ。故宰相の孫娘で王妃候補の一人)。
王妃様の実家、クリームヒルト家の関係者が――3人。父(故・前国王)の王妃(つまり血の繋がらないお母様)で女王陛下のグロリアーナ。王妃様腹心で、フィリックスの教育係で初めての相手だったルイーズ。グロリアーナ様の異母妹で、王妃さま候補のディアーネ。
近隣諸国の王族で、王妃さま候補のうち、今のとこ、中心になるエピソードがあるのは――2人。始終隣国と紛争起こしてる不穏なペルセポネ王国の王女コーネリア(ボクっ娘)と、ダリシン王国のインテグラ(不思議系無表情娘。連載中に出た『ハーレムキャッスル4』が事実上の初出で最終話に出ただけ)。
たくさんのお姉さん女の子に囲まれて、えーと、王宮でエッチして、海に行ってエッチして、ダンスの練習をしてエッチして、女装してエッチして、まー、だいたいエッチしてます。人数はたいてい複数です。表紙を見れば分かる通り、絵師様のポイントは胸ですね、胸。構図にしてもプレイにしても胸を強調したものが多く。元の絵師様も巨乳絵師で、キャロル以外は胸ありましたから、その辺、よく合った人選なのではないでしょうか。ノリも明るくコミカルで、実に気持ちよく読むことができます。上淫志向の強い竹内さんの性癖のせいか、小説の本編では扱いが端折られがちなメイド少女に出番がある(だいたいサブだけど)のもよかったと思います。報われたね!
ストーリー中心の本編を、キャラクターを軸にした明るい外伝漫画で補強していくようなメディア展開は、エロ分野に限らず、もっと増えてもらいたいものです。






最近ウチの辞典系でも「キャッスル」の閲覧数が急激に伸びているのはこの影響も強い感じですね。
「シスター」に「レジスタンス」の続編実現をはじめ、自分的には現在のハーレムシリーズの展開は、まさに期待以上というところですが、こういうメディアミックスの広がりは今後も楽しみですね。
メインをツィッターの方に移られた、という事なので早速フォローさせていただきました
しかし、確かに便利ですね〜RTで思わぬ人のつぶやきが聞けたりとかw
エロ作家さんのつぶやきは、技術的な事から日常までまあ楽しませてくれます
『彼女×彼女×彼女〜フルスロットル〜』はたしかに良かったですね、絵師の手柄でもあると思うのですが…
こちらが終わってしまったのはやっぱり誌面の所為でしょうか?
続けようと思えば続けられるお話展開だっただけに残念ですねぇ…
んー、やっぱ二次元界隈じゃあ、エロ小説よりエロ漫画が圧倒的に強いですよねー。
その「強さ」ゆえに、他の二次元文化とは違った「独自路線」が維持されてしまっていて、よってたかってやればエロいという発想になってしまうという事情もあるのですが。
ええ、エロ漫画界にジュブナイルポルノのノリを持ち込むとか、ジャンル間の影響関係という点からも、メディアミックスの発展は望ましく思っています。
>ご神体さん
どもです。Twitterフォローありがとうございます。Twitterのほうは生活関連や挨拶などが多い「私用の」アカウントはフォローしないという方針なんでフォロー返しはしませんが、代わりに雑記の左のほうにサイトへのリンクを貼らせていただこうと思います。
連載終了の理由はわかりませんが――
コミカライズとかについて一般論として言えるのは、漫画家をいつまでもコミカライズで拘束していいのか、といったところが。技量と知名度を上げるステップとして、2〜3年コミカライズのお仕事をしていくのは作家として良い経験ですけど、その作品に漫画家生命を捧げろという要求はさすがに。一部の覚悟完了した人を除けば、漫画家はオリジナルが描きたいものでしょうから。
長期に渡るシリーズの場合は、『ゼロの使い魔』がやったような「漫画版絵師の交代」というのを検討する必要があるでしょう。
では。できるだけ早めに次の更新をしたいところです。失礼致します。
選ばれた理由として考えられるのは、神保先生の積極ぶりと、シリーズのメインであるドモス系作品群のアピール、そして歴代主人公の中で最も多くが一堂に登場する舞台だということかもですが、こちらも今後が楽しみと。