@Book Off小牧
・Gold Top:The Collectors
◆Anytime / Journey ('78)
ボストンやスティックスのようなプログレ的手法を取り入れたバンドと、フォーリナーやREOスピードワゴンやジャーニーを同じように「産業ロック」として語るのは、どだい、無理があったのですが、発言者(渋谷氏です)の言わんとしてるニュアンスはわからんでもないのです。ロックがどんどん多様化して、こういうものをロックと呼んでよいのかという危機感もあったのかと。
と言う事とは全く関係なくジャーニーは「Infinity」以後急速に苦手になってゆきます。それは大げさになってゆく産業ロック化とも関係あるかも。”Anytime”は”Feeling That Way”とメドレーで歌われるコーラスとハードな演奏が印象的な曲。これ聞いて納屋橋にあったエスミーで輸入盤LPを買いました。
◆Apricot Brandy / Rhinoceros ('69)
ライノセロスはElektraに3枚残したバンドで、スワンプ系のsswのアラン・ガーバー、ジェフ&マリア等で叩くビリー・マンディ(ds)、アイアン・バタフライにもいたダニー・ワイス(g)等いろんな人が参加。唯一のヒットは小気味よいインストで、オルガンなしのブッカー・T的なイメージ。このバンドのカッコよさを伝えてるかどうかは別ですけど。