きよさんの女性voセレクト

たまに昔のセレクトを聞いてみるのもおもしろい。すっかり忘れてるので。
棚から一掴みじゃないが、ふと取ったらきよさんの第7回だった。
カレン・ベス(この時初めて聞いた)から始まって、畠山美由紀withアン・サリーで終わる12曲。そのときも思ったけど、太田裕美の”僕は君の涙”(’02)、アリスン・クラウスの”星のベイビー”(’94〜ファウンデーションズのカヴァー)がお気に入り。シェールとエスラ・モホークは、今回もわからなかった(忘れてるから)。特にモホークは、紙ジャケながらCD化されてるので、早いうちに買わなアカンと思いつつ、ジャケットがあまり好みじゃないので後回しになっている。
Now That I've Found You: A Collection

Shake Your Money Maker / Paul Butterfield Blues Band

makerつながりで・・・
ポール・バターフィールドは大好きだけど、バターフィールド・ブルーズ・バンドが好きか?と聞かれると少しためらう。ホーンの入った白人ブルーズ・バンドという形態は、今まで類を見なかったものだったけど、この中期はジャズ色が強くて少し苦手。名作といわれる「イースト・ウエスト」も長尺のタイトル曲は昔から何がいいのか良くわからなかった。
ただホワイト・ブルーズというよりは、もうちょっとビート感がある65年のデビュー作は大好き。
聞くきっかけとなったのは、バターフィールドの死後、ピーター(・バラカン)のラジオ(NHK-FM)でやった追悼特集だった。白人のブルーズというと、クリームみたいなものしかあまりイメージできなかっただけに、”Born In Chicago”のカッコよさにはぶっ飛んだなあ。エルモア・ジェームズの代表曲Shake Your Money Makerでは、バターフィールドはハープを吹かず、voに専念。その代わりマイク・ブルームフィールドのスライドが鋭く切り込んでくる。聞きものは、エモーショナルなハープが堪能できる”Blues With A Feeling”。メンバーは、バターフィールド、ブルームフィールド、エルヴィン・ビショップ(g)、マーク・ナフタリン(kb)、サム・レイ(ds)、ジェローム・アーノルド(b)の5人。
Butterfield Blues Band